JPS63151305A - 浸透気化膜モジユ−ル - Google Patents
浸透気化膜モジユ−ルInfo
- Publication number
- JPS63151305A JPS63151305A JP29660286A JP29660286A JPS63151305A JP S63151305 A JPS63151305 A JP S63151305A JP 29660286 A JP29660286 A JP 29660286A JP 29660286 A JP29660286 A JP 29660286A JP S63151305 A JPS63151305 A JP S63151305A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- treated
- plate
- membrane module
- temp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は浸透気化膜モジュール、より詳しくはアルコー
ル濃縮の如く溶剤中から特定成分を浸透気化膜を利用し
て分離する場合に使用される浸透気化膜モジュールに関
するものである。
ル濃縮の如く溶剤中から特定成分を浸透気化膜を利用し
て分離する場合に使用される浸透気化膜モジュールに関
するものである。
一般に浸透気化膜を利用した分離装置は、第4図に示す
ように真空容器1内に複数個の浸透気化膜モジュール2
を配置し、この浸透気化膜モジユール2内にオイルバス
3により所定温度に加熱された被処理液がライン4によ
り送られ、ここで特定成分が分離され、濃縮された溶液
は製品としてライン5から取出されるようになっている
。なお、6はオイルバス3を加熱するためのスチームラ
インである。
ように真空容器1内に複数個の浸透気化膜モジュール2
を配置し、この浸透気化膜モジユール2内にオイルバス
3により所定温度に加熱された被処理液がライン4によ
り送られ、ここで特定成分が分離され、濃縮された溶液
は製品としてライン5から取出されるようになっている
。なお、6はオイルバス3を加熱するためのスチームラ
インである。
そして、この浸透気化膜モジュール2は第5図に示され
るようにプレート7の周囲を壁体8で囲繞して区画9か
形成され、この区画9を覆いかつ前記壁体8にシール材
10を介して浸透気化膜11を取付け、更に前記壁体8
にはライン4に連なる被処理液流入口12及びライン5
に連なる被処理液流出口13がそれぞれ設けられている
。
るようにプレート7の周囲を壁体8で囲繞して区画9か
形成され、この区画9を覆いかつ前記壁体8にシール材
10を介して浸透気化膜11を取付け、更に前記壁体8
にはライン4に連なる被処理液流入口12及びライン5
に連なる被処理液流出口13がそれぞれ設けられている
。
前記浸透気化膜11の強度は余り大きくないので、これ
を補強するために多孔板と金網等のスペーサ15が浸透
気化膜11上に積層されて補強の役目をなしている。
を補強するために多孔板と金網等のスペーサ15が浸透
気化膜11上に積層されて補強の役目をなしている。
ところで、前記構成において、被処理液はオイルバス3
に於いて所定の温度に加熱されて浸透気化膜モジユール
2内に導かれるが、区画9を通過する間に気化潜熱をう
ばわれ、温度が低下する。即ち、第6図に示すように流
入口12で所定温度aであったものが流出口13におい
ては温度がbと下りその結果浸透気化膜11を通過する
特定成分の量はCからdへと減少する。
に於いて所定の温度に加熱されて浸透気化膜モジユール
2内に導かれるが、区画9を通過する間に気化潜熱をう
ばわれ、温度が低下する。即ち、第6図に示すように流
入口12で所定温度aであったものが流出口13におい
ては温度がbと下りその結果浸透気化膜11を通過する
特定成分の量はCからdへと減少する。
したがって、所定の被処理液を処理するためには多きな
膜面積を必要とし、その結実装置が大型化し、据付面積
が大となりかつ製作費がかさむという問題があった。
膜面積を必要とし、その結実装置が大型化し、据付面積
が大となりかつ製作費がかさむという問題があった。
C発明の目的〕
本発明は前記したような従来の問題点を解決するために
なされたものであって、その目的とするところは、浸透
気化膜モジユール内における気化潜熱による被処理液の
温度低下を防ぎ、もって膜面積を小さくし、装置の小型
化を計るものである。
なされたものであって、その目的とするところは、浸透
気化膜モジユール内における気化潜熱による被処理液の
温度低下を防ぎ、もって膜面積を小さくし、装置の小型
化を計るものである。
本発明は前記した目的を達成するため、プレートの周辺
を壁体で囲繞して区画を形成し、該区画上部を覆いかつ
前記壁体に取付けられる浸透気化膜を設けるとともに、
前記区画内を被処理液を通過させるように構成し、かつ
前記プレートを面状に加熱するようにした浸透気化膜モ
ジュールを提供せんとするものである。
を壁体で囲繞して区画を形成し、該区画上部を覆いかつ
前記壁体に取付けられる浸透気化膜を設けるとともに、
前記区画内を被処理液を通過させるように構成し、かつ
前記プレートを面状に加熱するようにした浸透気化膜モ
ジュールを提供せんとするものである。
従来の装置は、被処理液がプレートに供給される前に加
熱装置で加熱しているのに対し、本発明においては膜分
離装置モジュール内においても被処理液を面状に加熱す
るように構成した点に特徴がある。
熱装置で加熱しているのに対し、本発明においては膜分
離装置モジュール内においても被処理液を面状に加熱す
るように構成した点に特徴がある。
膜分離装置モジュール内において被処理液を加熱するこ
とは分離効果を低下させずに、目的物を正確に分離させ
ることができる意味において有利である。そして被処理
液を加熱する手段としては、面状発熱体を使用して被処
理液の流通を阻害しないように配慮している。
とは分離効果を低下させずに、目的物を正確に分離させ
ることができる意味において有利である。そして被処理
液を加熱する手段としては、面状発熱体を使用して被処
理液の流通を阻害しないように配慮している。
前記面状発熱体としては、ツートン株式会社製の「ヒー
トフロン」、坂口電熱株式会社製の「サミコンヒーター
」、日本パイオニックス株式会社製の「グラフトカーボ
ン」その他の面状に発熱する発熱体を使用することがで
きる。
トフロン」、坂口電熱株式会社製の「サミコンヒーター
」、日本パイオニックス株式会社製の「グラフトカーボ
ン」その他の面状に発熱する発熱体を使用することがで
きる。
何れにしても、被処理液の流通を阻害することなく、被
処理液を所定の温度まで被処理液が移動中に均一に加熱
する手段で加熱することが必要である。
処理液を所定の温度まで被処理液が移動中に均一に加熱
する手段で加熱することが必要である。
面状発熱体はプレートの広い面の外部に設ける場合、プ
レートの広い面と一体化する場合、あるいはプレートの
内面より若干離して被処理液が通過し易い状態にして両
面が被処理液に接触するようにしたもの等がある。
レートの広い面と一体化する場合、あるいはプレートの
内面より若干離して被処理液が通過し易い状態にして両
面が被処理液に接触するようにしたもの等がある。
以下第1図ないし第3図に基づき本発明による浸透気化
膜モジュールの実施例を説明する。
膜モジュールの実施例を説明する。
これらの図において第4図及び第5図と同一符号は同一
名称を示す。
名称を示す。
第1図は浸透気化膜モジュール2の拡大断面図であり、
プレート7の周囲に壁体8がこれを囲繞するように配置
されて区画9が形成されている。そして、この区画9を
覆うように浸透気化膜11が配置され、この浸透気化膜
11の周辺はシール部材10を介して壁体8に取付けら
れている。
プレート7の周囲に壁体8がこれを囲繞するように配置
されて区画9が形成されている。そして、この区画9を
覆うように浸透気化膜11が配置され、この浸透気化膜
11の周辺はシール部材10を介して壁体8に取付けら
れている。
浸透気化膜11の二次側、即ち真空側には多孔板14及
び金網15が配置されている。そして上段のプレート7
と下段のプレート7間には面状発熱体16が配置されて
いる。
び金網15が配置されている。そして上段のプレート7
と下段のプレート7間には面状発熱体16が配置されて
いる。
この面状発熱体16は一体として構成してもよいが、分
割型として被処理液の後流側、即ち流出口13側に向っ
て順次大なる発熱量を有するように構成することが好ま
しい。
割型として被処理液の後流側、即ち流出口13側に向っ
て順次大なる発熱量を有するように構成することが好ま
しい。
第2図は他の実施例を示すものであって、プレート7自
体を面状発熱体として構成したものである。即ち、この
プレート7はグラフトカーボンの如き面状発熱体17を
耐熱性を有するポリエステル系プラスチック等で形成さ
れた被覆材18で被覆して形成されている。
体を面状発熱体として構成したものである。即ち、この
プレート7はグラフトカーボンの如き面状発熱体17を
耐熱性を有するポリエステル系プラスチック等で形成さ
れた被覆材18で被覆して形成されている。
なお、かかる場合においても前記第1実施例の如く面状
発熱体17を分割型としてその発熱量を変えることが好
ましい。
発熱体17を分割型としてその発熱量を変えることが好
ましい。
このような浸透気化膜モジュール2においては第3図に
示すように流出口13から流出する被処理液の温度を検
出器19により検知し、面状発熱体17への電流を調整
し、その温度を変え、被処理液を所定の温度に保持する
ようになっている。
示すように流出口13から流出する被処理液の温度を検
出器19により検知し、面状発熱体17への電流を調整
し、その温度を変え、被処理液を所定の温度に保持する
ようになっている。
勿論、本発明は前記実施例に限定されるものではな(そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは明らか
である。
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは明らか
である。
以上の説明から明らかなように本発明による浸透気化膜
モジュールによれば、この浸透気化膜モジユール内を通
過する被処理液の温度が気化潜熱により低下することが
なく、したがって特定成分の透過量の減少を押えること
が出来るので膜面積を小さくし、その結果として装置の
小型化が可能となり、据付面積の減少、製作費の削減を
計ることができるという効果がある。
モジュールによれば、この浸透気化膜モジユール内を通
過する被処理液の温度が気化潜熱により低下することが
なく、したがって特定成分の透過量の減少を押えること
が出来るので膜面積を小さくし、その結果として装置の
小型化が可能となり、据付面積の減少、製作費の削減を
計ることができるという効果がある。
第1図ないし第3図は本発明による浸透気化膜モジュー
ルの実施例を示すものであって、第1図は要部拡大断面
図、第2図は他の実施例の要部拡大断面図、第3図は温
度制御系統図であり、第4図は浸透気化膜利用の分離装
置の説明図である。 第5図は従来の浸透気化膜モジュールの要部拡大断面図
、第6図は作用説明図である。 1・・・真空容器、2・・・浸透気化膜モジュール、3
・・・オイルバス、4,5・・・ライン、6・・・スチ
ームライン、7・・・プレート、8・・・壁体、9・・
・区画、10・・・ガスケット、11・・・浸透気化膜
、12・・・流入口、13・・・流出口、14・・・多
孔板、15・・・金網、16.17・・・面状発熱体、
18・・・被覆材、19・・・検出器。
ルの実施例を示すものであって、第1図は要部拡大断面
図、第2図は他の実施例の要部拡大断面図、第3図は温
度制御系統図であり、第4図は浸透気化膜利用の分離装
置の説明図である。 第5図は従来の浸透気化膜モジュールの要部拡大断面図
、第6図は作用説明図である。 1・・・真空容器、2・・・浸透気化膜モジュール、3
・・・オイルバス、4,5・・・ライン、6・・・スチ
ームライン、7・・・プレート、8・・・壁体、9・・
・区画、10・・・ガスケット、11・・・浸透気化膜
、12・・・流入口、13・・・流出口、14・・・多
孔板、15・・・金網、16.17・・・面状発熱体、
18・・・被覆材、19・・・検出器。
Claims (1)
- プレートの周辺を壁体で囲繞して区画を形成し、該区画
上部を覆いかつ前記壁体に取付けられる浸透気化膜を設
けるとともに、前記区画内を被処理液を通過させるよう
に構成し、かつ前記プレートを面加熱するようにしたこ
とを特徴とする浸透気化膜モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29660286A JPS63151305A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 浸透気化膜モジユ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29660286A JPS63151305A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 浸透気化膜モジユ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151305A true JPS63151305A (ja) | 1988-06-23 |
Family
ID=17835673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29660286A Pending JPS63151305A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 浸透気化膜モジユ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63151305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5389255A (en) * | 1992-05-27 | 1995-02-14 | Krebs & Co. Ag | Module for performing pervaporation of fluids |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP29660286A patent/JPS63151305A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5389255A (en) * | 1992-05-27 | 1995-02-14 | Krebs & Co. Ag | Module for performing pervaporation of fluids |
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