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JPS63149637A - 感光性組成物および感光性平版印刷版 - Google Patents

感光性組成物および感光性平版印刷版

Info

Publication number
JPS63149637A
JPS63149637A JP61297304A JP29730486A JPS63149637A JP S63149637 A JPS63149637 A JP S63149637A JP 61297304 A JP61297304 A JP 61297304A JP 29730486 A JP29730486 A JP 29730486A JP S63149637 A JPS63149637 A JP S63149637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
photosensitive
compd
present
printing plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61297304A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nakai
英之 中井
Shinichi Matsubara
真一 松原
Toshiyoshi Urano
年由 浦野
Sachiko Murakami
邑上 幸子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp, Konica Minolta Inc filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP61297304A priority Critical patent/JPS63149637A/ja
Publication of JPS63149637A publication Critical patent/JPS63149637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は感光性平版印刷版および該印刷版に用いられる
感光性組成物に関する。
[発明の背景] ポジ型感光性組成物としては、活性光線の照射により酸
を生成する第1の反応と、生成した酸による第2反応、
すなわち酸分解反応とにより、露光部が現像液に可溶化
するという原理を利用したものが種々知られている。第
2の反応に用いられる酸分解化合物としては、特開昭4
8−89003号、同51−120714号、同 53
−133,129号、同55−12995号、同55−
126236号、同56−17345号等の明細書中に
記載されているC−0−C結合を有する化合物、特開昭
60−37549号、同60−121446号等の明細
R中に記載されている5i−0−C結合を有する化合物
、その他特開昭60−3625号、同60−10247
号等の明細出生に記載されている化合物などが挙げられ
る。
これらの感光性組成物はいずれも、露光後直ちに現像し
た場合と、露光後しばらくしてから現像した場合とで感
度が異なる、すなわち露光後の感度の安定性が低かった
。露光後の感度の安定性を向上させるため、光照射によ
りラジカル禁止種を発生する化合物を添加する技術が特
開昭61−167945号公報に開示されているが、感
度の安定性は未だ充分とはいえず、更に改良が望まれて
いた。
[発明の目的] 従って、本発明の目的は、露光後の感度の安定性が高く
、小点く小さい網点)の再現性が優れた感光性平版印刷
版、およびそれに用いられる感光性組成物を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、感光性平版印刷版を長期生保存し
た後にも、感度を安定化する効果が減少しない感光性平
版印刷版、およびそれに用いられる感光性組成物を提供
することにある。
[発明の構成] 本発明の目的は、活性光線の照射により酸を発生し得る
化合物、該酸により分解し得るC−○−C結合を少なく
とも1つ有する化合物およびラジカル種を捕捉し得る化
合物を含有する感光性組成物、さらに、支持体上に上記
感光性組成物から形成される感光性層を有する感光性平
版印刷版により達成された。
[発明の具体的構成] 活性光線の照射により酸を発生する化合物(以下、本発
明の酸発生化合物という。)について説明する。
本発明の酸発生化合物としては、各種の公知化合物及び
混合物が挙げられる。例えばジアゾニワム塩、ホスホニ
ウム塩、スルホニウム塩、及びヨードニウムのBF4−
1PFs−1Sb Fs−1SiFらm−、C/1O4
−などの塩、有芸ハロゲン化合物、オルトキノン−ジア
ジドスルホニルクロリド、及び有機金属/有機ハロゲン
化合物も活性光線の照射の際に酸を形成又は分解する活
性光線感受性成分であり、本発明の酸発生化合物として
使用することができる。原理的には′tim基形成外形
成性始剤として知られるすべての有数ハロゲン化合物は
、ハロゲン化水素酸を形成する化合物で、本発明の酸発
生化合物として使用することができる。
前記のハロゲン化水素酸を形成する化合物の例は米国特
許明細書第3,515,552号、同第3.536.4
89号及び同第3.779.778号及び西ドイツ国特
許公開公報第2,243,621号に記載されているも
のが挙げられ、又、例えば西ドイツ国特許公開公報第2
.610,842号に記載の光分解により酸を発生させ
る化合物も使用することができる。
また更に特開昭54−74728号公報、特開昭55−
24113号公報、特開昭55−77742号公報、特
開昭6O−362G号公報、特開昭60−138539
号公報に記載の2−ハロメチル−1,3,4−オキサジ
アゾール系化合物など具体的には、2−トリクロロメチ
ル−5−[β(2−ベンゾフリル)ビニル11,3.4
−オキサジアゾールを使用することができる。
本発明の酸発生化合物の具体例としては、特開昭56−
173115号公報に記載のものを挙げることができる
また、特開昭50−36209号公報に記載されている
0−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸ハロゲニド
も用いることができる。
本発明の酸発生化合物は、その化学的性質及び本発明の
感光性組成物の組成あるいは物性によって広範囲に変え
ることができるが、本発明の感光性組成物の固形分の全
歪(6)に対して約0.1〜約20重量%の範囲が適当
であり、好ましくは0.2〜10重量%の範囲である。
本発明の酸発生化合物が発生する酸により分解し得るC
−0−C結合を、少なくとも1つ有する化合物(以下、
本発明の酸分解化合物という。)について説明する。
本発明の酸分解化合物としては、具体的には、特開昭4
8−89003号、同51−120714号、同53−
133429号、同55−12995号、同 55−1
26236号、同56−17345号の明細書中に記載
されている化合物、持厘昭60−251744号の明1
[1&中に記載されているオルト炭酸エステル、特願昭
61155481号の明’!II書中に記載されている
アセタールおよびケタールなどを挙げることができる。
これらの酸分解化合物のうち、本発明においては、特開
昭53−133429号、同56−17345号、特!
iA昭60−251744号および同61−15548
1号の各明細書中に記載されているものが好ましい。
また本発明の酸分解化合物の具体的例示化合物および合
成方法については、前記各明細層中に記載されている。
本発明の酸分解化合物の含有量は、本発明の感光性組成
物の全固形分に対し、5〜70重量%が好ましく、特に
好ましくは10〜50重量%である。
又、本発明の酸分解化合物は単独で用いても良いし、2
種以上を混合して用いても良い。
以下に、本発明の酸分解化合物の合成例を示す。
く合成例1〉 1.1−ジメトキシシクロヘキサン(東京化成工業(体
製> 72.1(1(0,5モル)、トリエチレングリ
コール(関東化学al製) 75.1(+  (0,5
モル)及びp−トルエンスルホン酸80moを撹拌しな
がら100℃で1時間反応させ、その後150℃まで徐
々に温度を上げ、更に150℃で4時間反応させた。
反応により生成するメタノールはこの間に留去した。冷
却後テトラヒドロフランs o o 11及び無水炭酸
カリウム2.59を加えて撹拌し濾過した。、、a液か
ら溶媒を減圧留去し、更に 750℃、高真空下で低沸
点成分を留去し、粘調な油状生成物D−1を得た。
D−1; Mw = 980.  h4u+ /Mn = 2.3
く合成例2〉 ベンズアルデヒド(fiQ束化学■製)53.1(1(
0,5モル)、トリエチレングリコール75.1!+(
0,5モル)のベンゼン50(hQ溶液にra酸2.5
gを加え、還流下に200時間反応せた。反応により生
成する反応水を共湘混合物として分離した。
反応終了後無水炭酸カリウム259を加えて室温で2時
間撹拌し、その後濾過した。濾液からベンゼンを減圧留
去し、更に約150℃、高真空下で低沸点成分を留去し
、粘調な油状生成物D−2を得た。
D−2; Mw =  810.  Mw /h4n =  1.
6く合成例3〉 オルトギ酸メヂル53.IQ及び1.2.6−ヘキサン
ドリオール558qを合成例1と同様に反応さヒ下記構
造単位を有するポリマーオルトカルボン酸エステルD−
3を得た。
’  D−3: Mar  =  1 7 0 0. 714111 7
Mn  =  2. 1〈合成例4〉 オルト炭酸メチル68.1g、1,2.6−ヘキサンド
リオール89(l及びp−t−ルエンスルホン酸0、1
gを撹拌しなから90.℃まで徐々に加熱する。
90℃で3時間撹拌した後、更に徐々に加熱し、3時間
かけて150℃まで昇温する。この間に反応により生成
するメタノールを留去する。冷ul後反応生成物に、テ
トラヒドロ7ラン5 Q Oy(lを加え、更に無水炭
酸カリウム3gを加えて撹拌し、その後濾過した。濾液
から溶媒を減圧留去し、下記構造単位を有するポリマー
オルト炭酸エステルD−4を得た。
D−4: M+11= 48.0011. Mw /Mn = 3
3〈合成例5〉 1.1−ジメトキシシクロベンクン130り(0,5モ
ル)、トリエチレングリコールモノメチルエーテル16
4.21:l  (1,0モル)及びp−トルエンスル
ホン酸80mc+を撹拌しながら100℃で1時間反応
させ、そのv&150℃まで徐々に温度を上げ、更に1
50℃で4時間反応させた。
反応により生成するメタノールはこの間に留去した。冷
却後デ1〜ラヒドロフラン50〇−及び無水炭酸カリウ
ム2.5gを加えてIff l’l’ L 濾過した。
濾液から溶媒を減圧留去し、更に150℃、高真空下で
低沸点成分を留去し、粘調なfl!l状生成物D酸物5
を得た。
1)−5: 〈合成例6〉 1.1−ジメトキシシクロへキリン及びフェニルセロソ
ルブを合成例5と同様に反応させ粘調な油状生成物D−
6を1r¥た。
D−6: ラジカル種を捕捉し得る化合物(以下、本発明のラジカ
ル捕捉剤という。)について説明する。
本発明のラジカル捕捉剤とは、本発明の酸発生化合物か
ら発生した酸前駆体のラジカル種を捕捉し得る化合物で
あり、光照射によりラジカル種を捕捉し得る化合物を発
生するような化合物も含む。
例えばヒドロキシ芳香族化合物、キノン類、芳香族ニト
ロ化合物、チウラムジスルフィド化合物、ジスルフィド
化合物、スルフィド化合物、メルカプト化合物等を挙げ
ることができる。具体的には、No、  I     
           No、2No、  3    
            No、  4No、  5 
         No、  6        No
、  7No、  11              
  No、  12No、13No、14 No、 15 しl No、  16 No、  17 No、  18 No、 19 No、2O No、  21 No、  22 No、  24 No、 25 No、 26                  N
o、 27No、 28 No、 29            No、 3ON
o、 31 本発明のラジカル捕捉剤の添加量は本発明の酸発生化合
物に対して当量のi/100〜10倍、好ましくは当量
の1/20〜当凶であり、本発明の感光性組成物の固形
分′の全歪母に対してO,li fi%〜10重伍%が
適当である。
本発明においては、前記本発明の酸発生化合物、本発明
の酸分解化合物、本発明のラジカル捕捉剤の他に、さら
に高分子量結合剤を用いることができる。高分子量結合
剤としては、例えばノボラック樹脂やヒドロキシスチレ
ン単位を有する重合体′や一般式[I]で表わされる構
造単位を有する重合体などを挙げることができる。
該ノボラック樹脂としては、例えばフェノール・ホルム
アルデヒド樹脂、クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂、
特開昭55−57841号公報に記載されているような
フェノール・クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮合体
樹脂、特開昭55−127553号公報に記載されてい
るような、p−置換フェノールとフェノールもしくは、
クレゾールとホルムアルデヒドとの共重縮合体樹脂等が
挙げられる。
ヒドロキシスチレン単位を有する重合体としては、例え
ば特公昭52−41050号公報に記載されているポリ
ヒドロキシスチレンやヒドロキシスチレン共重合体など
を挙げることができる。
一般式[I]で表わされる構造単位を有する重合体とは
、該構造単位のみの繰り返し構造を有する単独重合体、
あるいは該構造単位と他のビニル系単量体の不飽和二重
結合を開裂せしめた構造で示される構造単位1種以上と
を組み合わけた共重合体である。
一般式[I] →CR+ R2CR3÷ C0NR4→X 七Y −OH 一般式[I]において、R1およびR2はそれぞれ、水
素原子、メチル基やエチル基等のアルキル基またはカル
ボンMWを表わし、好ましくは水素原子である。R:3
は、水素原子、MA素原子や臭素原子等のハロゲン原子
またはメチル基、エチル基等のアルキル基を表わし、好
ましくは水素原子またはメチル基である。R1は水素原
子、メチル基やエチル基等のアルキル基、フェニル基ま
たはナフチル基を表わす。
Yは置換基を有するものも含むフェニレン基またはナフ
チレン基を表わし、置換基としてはメチル基やエチル基
等のアルキル基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子
、カルボン酸基、メトキシ基やエトキシ基等のアルコキ
シ基、水酸基、スルホン酸基、シアン基、ニトロ基、ア
シル基等が挙げられるが、好ましくは置換基を有しない
か、あるいはメチル基で置換されているものである。
Xは窒素原子と芳香族炭素原子とを連結する2価の有機
基で、nはO〜5の整数を表わし、好ましくはnが0の
ときである。
一般式[I]で表わされる構造単位を有する重合体かは
、さらに具体的に、例えばa)〜h)で表わすことがで
きる。
a) COOR。
a)〜h)において、R1〜R5はそれぞれ水素原子、
アルキル基またはハロゲン原子を表わし、Xはアルキル
基またはハロゲン原子を表わす。またm1n、l、kお
よびSはそれぞれの構造単位のモル%を表わす。
また、ノボラック樹脂、ヒドロキシスチレン単位を有す
る重合体、一般式[I]で表わされる構造単位を有する
重合体は併用することもできる。
本発明の感光性組成物には、必要に応じて更に染料、顔
料等の色素、可塑剤などを添加することができ、またさ
らに、使用目的に応じて必要であれば、増感剤(前記本
発明の酸発生化合物の酸発生効率を増大させる化合物)
などを添加することもできる。
更に、本発明の感光性組成物には、該感光性組成物の感
脂性を向上するために親油性の樹脂を添加することがで
きる。
前記親油性の樹脂(以下、感脂化剤という。)としては
、例えば、特開昭50−125806号公報に記載され
ているような、炭素数3〜15のアルキル基で置換され
たフェノール類とアルデヒドとの縮合物、具体的には[
−ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂などを添加す
ることができる。又、親油性の置換フェノールホルムア
ルデヒド樹脂と0−キノンジアジドのスルホン酸クロラ
イドを縮合さゼて得られる感光性樹脂を添加することも
できる。これらの感脂化剤は本発明の感光性組成物の0
.1〜5M量%含まれることが好ましい。
本発明の感光性組成物においては、前記各成分を溶解す
る下記の溶媒に溶解させて、これらを適当な支持体の表
面に塗布乾燥させることにより、感光性層を設けて、本
発明の感光性組成物による感光性平版印刷版(以下、本
発明の感光性平版印刷版という。)を形成することがで
きる。
本発明の感光性組成物の各成分を溶解する際に使用し得
る溶媒としては、メチルセロソルブ、メチルセロソルブ
アセテート、エチルセロソルブ、エチルセロソルブアセ
テート等のセロソルブ類、1.2−プロパンジオールモ
ノメチルエーテル又はそのアセテート、1,2−ブロバ
ンジオールモノエチルエーテル又はそのアセテート、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサ
ン、アセトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン
、メチルエチルケトン等が挙げられる。
又、特開昭60−208750号公報に記載の方法、す
なわち感光性組成物を有機溶剤に溶解し、該有機溶剤溶
液を水中で乳化分散後、有機溶剤を実質的に除去し、感
光性塗布液を製造する方法も使用できる。
塗布方法は、従来公知の方法を用いることができる。
本発明の感光性組成物を用いた感光性層を設ける支持体
は、アルミニウム、亜鉛、鋼、銅等の金属板、並びにク
ロム、亜鉛、銅、ニッケル、アルミニウム、鉄等がメッ
キ又は蒸着された金属板、紙、プラスチックフィルム及
びガラス板、樹脂が塗布された紙、アルミニウム等の金
属箔が張られた紙、親水化処理したプラスチックフィル
ム等が挙げられる。このうち好ましいのは親水化処理し
たアルミニウム板である。本発明の感光性平版印刷版の
支持体として砂目室て処理、陽極酸化処理および必要に
応じて封孔処理等の表面処理が施されているアルミニウ
ム板を用いることがより好ましい。
本発明において、活性光線とは、本発明の感光性組成物
の酸発生化合物が酸形成するに充分な光線であればいず
れの光線でもよく、上記の活性光線を得ることのできる
露光手段としては、従来慣用の露光焼付装置を用いるこ
とができ、例えば、超高圧水銀灯、メタルハライドラン
プ、キセノンランプ、タングステンランプ等の光源によ
り露光する装置、あるいはレーザービームにより走査露
光する装置等が適宜用いられてよい。露光mは0.1 
mJ〜2000 mJの範囲で適宜選ぶことができる。
本発明の感光性平版印刷版は、前記した露光焼付は装置
を用いて露光焼付し、次いで現像液にて現像され、未露
光部分のみが支持体表面に残り、ポジーポジ型レリーフ
像ができる。
本発明の感光性平版印刷版の現像には水系アルカリ現像
液を好適に用いることができ、例えば、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、第ニリン
酸ナトリウム、第三リン酸ナトリウム等のアルカリ金属
塩の水溶液が挙げられる。
[発明の効果] 本発明により、露光後の感度の安定性が高く、小点の再
現性に優れ、かつ感光性平版印刷版を長期生保存した後
にも感度を安定化する効果が減少しない感光性平版印刷
版、およびそれに用いられる感光性組成物が得られた。
[実施例] 以下、本発明の具体的実施例を示すが、本発明の態様は
これらに限定されない。
[感光性平版印刷版試料の作成] 厚さ0.24mmのアルミニウム板(材質1050、調
質H16)を5%苛性ソーダ水溶液中で60℃で1分間
脱脂処理を行った後、05モル1りの塩酸水溶液中で湿
度:25℃、電流密度:60A、/df、処理時間;3
0秒間の条件で電解エツチング処理を行った。次いで、
5%苛性ソーダ水溶液中で60℃、10秒間のデスマッ
ト処理を施した後、20%硫酸溶液中で温度;20℃、
電流密度;3A/di’、処理時間:1分間の条件で陽
極酸化処理を行った。更に又、30℃の熱水で2o秒間
、熱水封孔処理を行い、平版印刷版材料用支持体のアル
ミニウム板を作製した。
次にこのアルミニウム板に下記組成の感光性組成物塗布
液を回転塗布機を用いて塗布し、90℃で4分間乾燥し
、ポジ型感光性平版印刷版試料を得た。
実施例1 感光液(I) ・酸分解化合物            2.14g・
ノボラック樹脂 m−クレゾールとp−クレゾールとホルムアルデヒドと
の共重樹脂(m−クレゾール及びp−クレゾールの各々
のモル比が7:3、Mw = 9,000、lylw 
/Mn = 6.0)  5.74 g・2−トリクロ
ロメチル−5−[β− (2−ベンゾフリル)ビニル]1゜ 3.4−オキサジアゾール (特開昭60−138539号公報に記載の例示化合物
(1))          0.27Q・ビクトリア
ピュアブルーBOHo、osg(保止ケ谷化学側製) ・本発明のラジカル捕捉剤    表1記載、トメチル
セロソルブ          1001ρかくして得
られた感光性平版印刷版材料上に感度測定用ステップタ
ブレット(イーストマン・コダック社製NO12、濃度
差0.15ずつで21段階のグレースケール)を密着し
て、4KWメタルハライドランプ(岩崎電気社製アイド
ルフィン2000)を光源として70cmの距離から3
0秒間露光した。
次に、露光後1分および90分経過した試料について、
それぞれ5DP−1(小西六写真工業■製)を水で8倍
に希釈した現像液で25℃にて40秒間現像した後、り
iノア感度を評価した。結果を表1に示す。
更に生保存性を調べるために、温度40℃、湿度80%
、2日間の強制劣化条件で劣化させた感光性平版印刷版
についても同様にクリア感度を評価した。結果を表1に
示す。
表  1 比較酸分解化合物 Mw =16,000.  Mw / Mn  = 1
.7表1から明らかな様に、比較の酸分解化合物を用い
た比較例1〜3では、経時によるクリア段数差が大きく
感度が安定せず、強制劣化後には更に安定性が低下して
いる。また本発明の酸分解化合物を用いてもラジカル捕
捉剤を添加していない比較例4〜8でも同様に感度が安
定せず、強制劣化後には更に安定性が低下している。こ
れに対し、本発明の実施例1〜14では、感度の安定性
が高く、かつ強制劣化後も良好に安定性が維持されてい
る。
実施例15 実施例1〜14、比較例1〜8で得られた平版印刷版を
用いて印刷テストを行った。但し、露光から現像までの
経時時間を1分、15時間の弛に、3.5時間、6時間
、10時間としたものについても行った。
比較例1〜8の組成の感光性組成物を用いた平版印刷版
では、露光後6時間および10時間後に現像した場合に
印刷物にいわゆる゛小点のとび″が生じた。これに対し
、実施例1〜14の組′成では、露光から現像までの経
時時間にかかわらず、また強制劣化後でも、小点再現性
の良好な印刷物が得られた。
実施例16 実施例1〜14、比較例1〜8および実施例15におい
て、感光液(I)のノボラック樹脂5.74!Jを[同
じノボラック樹脂2.871J、下記の一般式[1]で
表わされる構造単位を有する重合体2.87g1に代え
た以外は同様にして、クリア段数差、強制劣化後のクリ
ア段数差および小点再現性の試験を行った。
結果は、実施例1〜14、比較例1〜8、実施例15の
結果と同様、本発明は露光後の安定性が高く、かつ小点
再現性も優れていた。
MW:重量平均3)重量 〜1n′攻平均分子儂 特許出願人 小西六写真工業株式会社(他1名)εJ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活性光線の照射により酸を発生し得る化合物、該
    酸により分解し得るC−O−C結合を少なくとも1つ有
    する化合物およびラジカル種を捕捉し得る化合物を含有
    することを特徴とする感光性組成物。
  2. (2)支持体上に、感光性組成物から形成される感光性
    層を有する感光性平版印刷版において、前記感光性組成
    物は活性光線の照射により酸を発生し得る化合物、該酸
    により分解し得るC−O−C結合を少なくとも1つ有す
    る化合物およびラジカル種を捕捉し得る化合物を含有す
    ることを特徴とする感光性平版印刷版。
JP61297304A 1986-12-12 1986-12-12 感光性組成物および感光性平版印刷版 Pending JPS63149637A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05249662A (ja) * 1991-10-17 1993-09-28 Shipley Co Inc 放射感受性の組成物及び方法
US9188862B2 (en) * 2011-12-28 2015-11-17 Fujifilm Corporation Actinic ray-sensitive or radiation-sensitive resin composition, and, actinic ray-sensitive or radiation-sensitive film and pattern forming method, each using the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05249662A (ja) * 1991-10-17 1993-09-28 Shipley Co Inc 放射感受性の組成物及び方法
US9188862B2 (en) * 2011-12-28 2015-11-17 Fujifilm Corporation Actinic ray-sensitive or radiation-sensitive resin composition, and, actinic ray-sensitive or radiation-sensitive film and pattern forming method, each using the same

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