JPS63148992A - 含フツ素ケイ皮酸から含フツ素フエニルアラニン誘導体の製造方法 - Google Patents
含フツ素ケイ皮酸から含フツ素フエニルアラニン誘導体の製造方法Info
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- JPS63148992A JPS63148992A JP29669786A JP29669786A JPS63148992A JP S63148992 A JPS63148992 A JP S63148992A JP 29669786 A JP29669786 A JP 29669786A JP 29669786 A JP29669786 A JP 29669786A JP S63148992 A JPS63148992 A JP S63148992A
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- pal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明含フッ素ケイ皮酸から含フッ素フェニルアラニン
誘導体を酵素を用い!!通ずる方法に関するものである
。
誘導体を酵素を用い!!通ずる方法に関するものである
。
フルオロフェニルアラニンは公知であり、化学的合成法
で製造しうる化合物である。フルオロフェニルアラニン
は医薬、農薬、抗菌剤、試薬、それらの中間体として有
用であり、たとえばフェニルアラニンのアミノ酸アナロ
グ(類似体)として生化学分野の試薬として有用である
ことや微生物変異株選択用の薬剤として使用しうろこと
の他、上皮子宮ガン細胞である1lela細胞において
細胞分裂の有名、形成を抑制しガン細胞の増殖を抑える
作用(D、W、whecLley、 M。
で製造しうる化合物である。フルオロフェニルアラニン
は医薬、農薬、抗菌剤、試薬、それらの中間体として有
用であり、たとえばフェニルアラニンのアミノ酸アナロ
グ(類似体)として生化学分野の試薬として有用である
ことや微生物変異株選択用の薬剤として使用しうろこと
の他、上皮子宮ガン細胞である1lela細胞において
細胞分裂の有名、形成を抑制しガン細胞の増殖を抑える
作用(D、W、whecLley、 M。
S、Inglls : Exp、 Ce1l Re5a
rcl+ 107.191−199(+977)などが
報告されている。またフルオロメチルアラニンも抗生物
質、ベチブド、農薬等の中間体として有用である。
rcl+ 107.191−199(+977)などが
報告されている。またフルオロメチルアラニンも抗生物
質、ベチブド、農薬等の中間体として有用である。
化学合成法によるフルオロフェニルアラニンの合成法と
して例^ば、下記のようにフルオロベンズアルデヒドか
らベンゾイルアミノフルオロケイ皮酸を経て合成する方
法が知られている(Bellsteins、 14.1
268 (1973)参照)。
して例^ば、下記のようにフルオロベンズアルデヒドか
らベンゾイルアミノフルオロケイ皮酸を経て合成する方
法が知られている(Bellsteins、 14.1
268 (1973)参照)。
しかし、化学合成で得られるフルオロフェニルアラニン
はラセミ体であって、より有用なL体のみを得るにはラ
セミ分割を必要とし、しかもこのラセミ分別は通常容易
ではない。
はラセミ体であって、より有用なL体のみを得るにはラ
セミ分割を必要とし、しかもこのラセミ分別は通常容易
ではない。
酵素合成法によるフルオロフェニルアラニンの合成法と
して、特許公開昭59・154996 (旭硝子)があ
る、これは、含フッ素フェニルピルビン酸を基質として
酵素(トランスアミナーゼ)を用いて、光学活性なL体
の含フッ素フェニルアラニンを製造するものである。
して、特許公開昭59・154996 (旭硝子)があ
る、これは、含フッ素フェニルピルビン酸を基質として
酵素(トランスアミナーゼ)を用いて、光学活性なL体
の含フッ素フェニルアラニンを製造するものである。
フェニルアラニンの製造方法に関しては、醗酵法をはじ
めとして酵素法としてトランスアミナーゼを用いてフェ
ニルピルビン酸からl’Fる方法とケイ皮酸からフェニ
ルアラニンアンモニアリアーゼ(以下PALと略記)を
用いて作る方法が周知のことであり、本発明に関連する
ケイ皮酸からフェニルアラニンを酵素的に作る特許とし
ては英国特許1.4689,468 (+977)があ
る。
めとして酵素法としてトランスアミナーゼを用いてフェ
ニルピルビン酸からl’Fる方法とケイ皮酸からフェニ
ルアラニンアンモニアリアーゼ(以下PALと略記)を
用いて作る方法が周知のことであり、本発明に関連する
ケイ皮酸からフェニルアラニンを酵素的に作る特許とし
ては英国特許1.4689,468 (+977)があ
る。
これはアンモニウムイオンの存在下P A L El?
素反応による トランスケイ皮酸からし一フェニルアラ
ニンを得る方法である。PALはPALを持つ微生物を
栄養培地で培養することにより得られるもので、PAL
活性を有する微生物菌株は周知のことであり、これらに
関する文献として、にoichl Ogata、にaz
uko Uchiyama、 l1ideaki Ya
mada ; Air、 Diol、 CI+e+w
、 Vol 31 (2)200−206 (+967
)がある。
素反応による トランスケイ皮酸からし一フェニルアラ
ニンを得る方法である。PALはPALを持つ微生物を
栄養培地で培養することにより得られるもので、PAL
活性を有する微生物菌株は周知のことであり、これらに
関する文献として、にoichl Ogata、にaz
uko Uchiyama、 l1ideaki Ya
mada ; Air、 Diol、 CI+e+w
、 Vol 31 (2)200−206 (+967
)がある。
この中では、ケイ皮酸からフェニルアラニンを生成する
PAL活性を有する酵母とじてRbotloLorul
a rubura、 R1+oclotorula g
lul 1nis。
PAL活性を有する酵母とじてRbotloLorul
a rubura、 R1+oclotorula g
lul 1nis。
R1+otlotolula flava、 Rbod
oLorula Lexe旧s。
oLorula Lexe旧s。
RI+ocloLornla warina、R1+
oclotorula pallida。
oclotorula pallida。
RbocloLorula 1acLosaが記載され
ている。
ている。
また、に、に、にalghaLgi、 P、 V 、
5abba Ra。
5abba Ra。
: 1liocl+em、J、I49.65−72 (
1975)で、はカビである Rb1zocLonia
5olani からPALを精製して分子量7万と9
万の分子の2つのペアーで出きている分子量33万の酵
素であることを記載している。
1975)で、はカビである Rb1zocLonia
5olani からPALを精製して分子量7万と9
万の分子の2つのペアーで出きている分子量33万の酵
素であることを記載している。
S、Yamada、に、Nade、 N、 1zuo、
K、Nakamichi 、 l 。
K、Nakamichi 、 l 。
C旧bata : A1+plied a++d En
viromcnta1旧crol+1o13y、 42
(5) ?73−778 (19[I1)ではし−イ
ソロイシンを1a地中に添加するとPAL活性が安定に
促たれることが記載されている。特許に関しては、特開
昭53−96388 、特開昭58−26179(田辺
製薬)が、スポロポロマイセス属に属する微生物で出願
している。
viromcnta1旧crol+1o13y、 42
(5) ?73−778 (19[I1)ではし−イ
ソロイシンを1a地中に添加するとPAL活性が安定に
促たれることが記載されている。特許に関しては、特開
昭53−96388 、特開昭58−26179(田辺
製薬)が、スポロポロマイセス属に属する微生物で出願
している。
特開昭60−133893、特開昭60−133892
(ジエネックス コーポレーション)では嫌気条件
下で反応をかけてPAL活性の失活を防ぐ方法や生成物
であるフェニルアラニンの回収方法の改良法が示されて
いる。
(ジエネックス コーポレーション)では嫌気条件
下で反応をかけてPAL活性の失活を防ぐ方法や生成物
であるフェニルアラニンの回収方法の改良法が示されて
いる。
しかし、上記の特許はL−フェニルアラニンの製造に関
するものであり含フッ素はフェニルアラニンの合成に関
するものではない。
するものであり含フッ素はフェニルアラニンの合成に関
するものではない。
本発明は従来知られていなっかた種々の含フッ素トラン
スケイ皮酸から光学活性な含フッ素フェニルアラニンを
PAL活性を有する微生物を用いて、!!造する方法を
新規に提供するものである。
スケイ皮酸から光学活性な含フッ素フェニルアラニンを
PAL活性を有する微生物を用いて、!!造する方法を
新規に提供するものである。
本発明は下!!a [I ]式で表わされる種々の含フ
ッ素トランス−ケイ皮1IJt導体とアンモニウムイオ
ンど含フッ素フェニルアラニン生成条件下で、フェニル
アラニンアンモニアリアーゼ(PAL)を含む微生物と
共に反応させ、次いで生成された反応tαから含フッ素
フェニルアラニン誘導体下記[81式を回収することを
特徴とする光学活性な含フッ素フェニルアラニン誘導体
の製造方法を提供するものである。
ッ素トランス−ケイ皮1IJt導体とアンモニウムイオ
ンど含フッ素フェニルアラニン生成条件下で、フェニル
アラニンアンモニアリアーゼ(PAL)を含む微生物と
共に反応させ、次いで生成された反応tαから含フッ素
フェニルアラニン誘導体下記[81式を回収することを
特徴とする光学活性な含フッ素フェニルアラニン誘導体
の製造方法を提供するものである。
Rf:F、C11zF、CIIFz、CFsf
フルオロトランスケイ皮酸などの上記式[I]で表わさ
れる含フッ素化合物が、対応するフッ素原子を含まない
化合物と同等の生化学的作用を受けるか否かは従来検討
されたことはなかった。
れる含フッ素化合物が、対応するフッ素原子を含まない
化合物と同等の生化学的作用を受けるか否かは従来検討
されたことはなかった。
本発明者はフッ素原子の共有結合半径の大き着目し、含
フッ素化合物を基質とするPALによる、酵素反応を鋭
意検討の結果、上記式[I]で表わされる含フッ素化合
物が対応するフッ素原子を含まない化合物とほぼ同等の
生化学的作用を受けることを見出し、これを利用して上
記式[II]で表わされる光学活性を有する含フッ素フ
ェニルアラニン誘導体を製造しうろことを確認した。
フッ素化合物を基質とするPALによる、酵素反応を鋭
意検討の結果、上記式[I]で表わされる含フッ素化合
物が対応するフッ素原子を含まない化合物とほぼ同等の
生化学的作用を受けることを見出し、これを利用して上
記式[II]で表わされる光学活性を有する含フッ素フ
ェニルアラニン誘導体を製造しうろことを確認した。
式[I1]で表わされる化合物は式[I]の対応化合物
であり、従述する実施+ffl 1に示すように、フッ
素原子がバラ位に入った化合物やCF3基がベンゼン核
に入った化合物は反応収率が低く、特にオル゛トおよび
メタ位にフッ素原子の入ったフルオロフェニルアラニン
の製造に好ましい。
であり、従述する実施+ffl 1に示すように、フッ
素原子がバラ位に入った化合物やCF3基がベンゼン核
に入った化合物は反応収率が低く、特にオル゛トおよび
メタ位にフッ素原子の入ったフルオロフェニルアラニン
の製造に好ましい。
この式[■]で表わされる化合物は通常り体である。
式[I]で表わされる含フッ素化合物は化学合成法で製
造しうる。
造しうる。
本発明において沈用しうる微生物としてはフェニルアラ
ニンアンモニアリアーゼ(P A L )活性を有する
ものであればよく、中でもPAL活性の高いものとして
、Rhodotolula flava、 RI+od
otorula rubra、 RhodoLorul
a gluLinis、 RbotloLorula
Lexenis、 Rhodotoruia mari
nc、 RI+。
ニンアンモニアリアーゼ(P A L )活性を有する
ものであればよく、中でもPAL活性の高いものとして
、Rhodotolula flava、 RI+od
otorula rubra、 RhodoLorul
a gluLinis、 RbotloLorula
Lexenis、 Rhodotoruia mari
nc、 RI+。
doLorula pallida、 Rhodo
Lorula Iactosa、 Rb1zocL
onic 5olani等があり、特に実Ai!16d
rに使用したRI+odotolすla属の酵母が好ま
しい。
Lorula Iactosa、 Rb1zocL
onic 5olani等があり、特に実Ai!16d
rに使用したRI+odotolすla属の酵母が好ま
しい。
これらの微生物に含まれるPALは誘導酵素であり、そ
の誘導条件はPALの基質であるフェニルアラニンを酵
母エキス、ペプチド、塩類からなる培地に添加すること
が必要である。培養温度は20−37℃、培地のpHは
5−9が適当であり特に5.5−6.5が望ましく、培
養時開は実Ai!例1で示す様に対数増殖中期から後間
にかけての 15−24時間が望ましい。
の誘導条件はPALの基質であるフェニルアラニンを酵
母エキス、ペプチド、塩類からなる培地に添加すること
が必要である。培養温度は20−37℃、培地のpHは
5−9が適当であり特に5.5−6.5が望ましく、培
養時開は実Ai!例1で示す様に対数増殖中期から後間
にかけての 15−24時間が望ましい。
本発明の実施において、式[■]で表わされる含フ・ン
素フェニルアラニン誘導体の製造に用いる酵素PALは
通常の生体条件では、反応がフェニルアラニンの分解側
にMいている。しかし、基質とともに7ミノ基供与体で
あるアンモニア濃度を基質に対して多量に好ましくは6
M−911用い弱アルカリ性(pH=8−10)にする
とフェニルアラニンの生成条件と同様に式[I1]て表
わされる含フッ緊フェニルアラニン誘導体の製造が可能
となる。
素フェニルアラニン誘導体の製造に用いる酵素PALは
通常の生体条件では、反応がフェニルアラニンの分解側
にMいている。しかし、基質とともに7ミノ基供与体で
あるアンモニア濃度を基質に対して多量に好ましくは6
M−911用い弱アルカリ性(pH=8−10)にする
とフェニルアラニンの生成条件と同様に式[I1]て表
わされる含フッ緊フェニルアラニン誘導体の製造が可能
となる。
なお、出発物質である式[!コで表わされる化合物は種
々の化学的合成法で製造しうるものである0例えば置換
トランスケイ皮酸は置換ベンズアルデヒドより合成しう
る。具14:的には、トリプルオロメチルトランスケイ
皮酸は下記反応式のようにアルゴン零1IiI気下で、
ベンゼンを溶媒としてトリエチルホスホノアセテート(
1)に55%水素ナトリウム(Nall)を加え、(2
)の型に活性化し、次いで置換ベンズアルデヒドを添加
し、冷却条件下反応させることにより製造することがで
きる。
々の化学的合成法で製造しうるものである0例えば置換
トランスケイ皮酸は置換ベンズアルデヒドより合成しう
る。具14:的には、トリプルオロメチルトランスケイ
皮酸は下記反応式のようにアルゴン零1IiI気下で、
ベンゼンを溶媒としてトリエチルホスホノアセテート(
1)に55%水素ナトリウム(Nall)を加え、(2
)の型に活性化し、次いで置換ベンズアルデヒドを添加
し、冷却条件下反応させることにより製造することがで
きる。
Rf=F、CF3Et=Czlls
参考例
PAL活性を有する酵rU (R1+odospori
diumtoruloitles IFO0559)を
用いてPALの誘導に関し実験を1テった。
diumtoruloitles IFO0559)を
用いてPALの誘導に関し実験を1テった。
使用菌株の培養はPAL活性誘導培地(酵母エキス 1
.0%、ペプトン1.0%、NaCl 0.5%。
.0%、ペプトン1.0%、NaCl 0.5%。
し−フェニルアラニン0,05%、 pH=6.0)を
用いた。
用いた。
まず、5001のエルレンマイヤーフラスコに 100
g1ずつ上記培地を分注し、12+”c、1kg/c+
*2.15分間蒸気殺菌したのち、Rbodospor
idium Loluroides IFO0559を
一白金耳植菌し、30℃50時mi盪培羨を行倍速後P
AL活性を測定した。
g1ずつ上記培地を分注し、12+”c、1kg/c+
*2.15分間蒸気殺菌したのち、Rbodospor
idium Loluroides IFO0559を
一白金耳植菌し、30℃50時mi盪培羨を行倍速後P
AL活性を測定した。
PAL活性の測定法はS、Yaoradaらの方法(A
ppl、 Enviro、 HicroL+Iolog
y、 12.773−778゜1981)に従フた。菌
体培養iα10−1を取り、生理食塩水で遠心洗浄後2
1の脱塩水に懸濁し、下記に示ずPAL活性測定用反応
液(L−フェニルアラニン 25mN、 )リスバッ
ファー 25 m M(pH8,8)塩化セチルピリジ
ニウム0.005%。
ppl、 Enviro、 HicroL+Iolog
y、 12.773−778゜1981)に従フた。菌
体培養iα10−1を取り、生理食塩水で遠心洗浄後2
1の脱塩水に懸濁し、下記に示ずPAL活性測定用反応
液(L−フェニルアラニン 25mN、 )リスバッ
ファー 25 m M(pH8,8)塩化セチルピリジ
ニウム0.005%。
薗iα0.25m1.全量5m1) 4.75m1に菌
液0.25m1を添加し、30℃10分開インキュベー
ションを行い、生成したトランス−ケイ皮酸の爪を吸光
度278 n mで測定することによりPAL活性を求
めた。1旧+11のPAL活性は1分間にIμmole
のフェニルアラニンをトランス−ケイ皮酸に変換する活
性と定義した。
液0.25m1を添加し、30℃10分開インキュベー
ションを行い、生成したトランス−ケイ皮酸の爪を吸光
度278 n mで測定することによりPAL活性を求
めた。1旧+11のPAL活性は1分間にIμmole
のフェニルアラニンをトランス−ケイ皮酸に変換する活
性と定義した。
その場合の菌体の増殖とPAL活性の経時的変化を図1
に示す、PAL活性は対数増殖期間中から後期にかけて
活性が高く、増殖静止期になるにつれて低下する。従っ
て以下の実験において用いた菌体は培825−30時間
目の増殖中間の細胞を用いた。
に示す、PAL活性は対数増殖期間中から後期にかけて
活性が高く、増殖静止期になるにつれて低下する。従っ
て以下の実験において用いた菌体は培825−30時間
目の増殖中間の細胞を用いた。
実施1りIll
参考(クリに記載した培地と使用菌株を用い、10しの
ジャーファーメンタ−に培It!!71.を張込み15
時間、30℃で培携を行いPAL活性を有する菌体45
g(乾燥工員換算)を得た。
ジャーファーメンタ−に培It!!71.を張込み15
時間、30℃で培携を行いPAL活性を有する菌体45
g(乾燥工員換算)を得た。
各(1含フッ素トランスーケイ皮酸にス・jするPAL
の反応性を調べるために、基質濃度を504ト1とし、
アンモニア水8M、 pH=8.8 (IIcI)菌体
10g/+ (乾燥IufftlJk11F、) 、反
応容量 300m1730℃、20時間反応を行い、反
応終了後、対応する含フッ素フェニルアラニンの生成量
を高速iα体クロマトグラフィー(HP L C)で定
量した。
の反応性を調べるために、基質濃度を504ト1とし、
アンモニア水8M、 pH=8.8 (IIcI)菌体
10g/+ (乾燥IufftlJk11F、) 、反
応容量 300m1730℃、20時間反応を行い、反
応終了後、対応する含フッ素フェニルアラニンの生成量
を高速iα体クロマトグラフィー(HP L C)で定
量した。
HP CLの測定条件その以下に示す。
カラム: YMC−Pack A−312005f多劫
N:メタノール: [0,1%リン酸 +2mMペン
タンスルホン酸ナトリウ ム] =I:3 カラム温度:60℃ 流速: 2 ml/+in 含フッ素フェニルアラニン類の検出はUV254nm。
N:メタノール: [0,1%リン酸 +2mMペン
タンスルホン酸ナトリウ ム] =I:3 カラム温度:60℃ 流速: 2 ml/+in 含フッ素フェニルアラニン類の検出はUV254nm。
およびオルトフタールアルデヒドと反応後、ケイ光[ε
m=455nm Ex=365nm]で検出した0反応
終了後の結果は図2に示す様に、オルトフルオロフェニ
ルアラニン(o−F−PI+e)メタフルオロフェニル
アラニン(閘−F−Phe)は収率80−90%で生成
した。 パラフルオロフェニルアラニン(p−F−PI
+e)およびトリフルオロメチルフェニルアラニン(o
−CF3−Phe、 p−CF3−Phe)の収率はそ
れぞれ 15%、7%であった。
m=455nm Ex=365nm]で検出した0反応
終了後の結果は図2に示す様に、オルトフルオロフェニ
ルアラニン(o−F−PI+e)メタフルオロフェニル
アラニン(閘−F−Phe)は収率80−90%で生成
した。 パラフルオロフェニルアラニン(p−F−PI
+e)およびトリフルオロメチルフェニルアラニン(o
−CF3−Phe、 p−CF3−Phe)の収率はそ
れぞれ 15%、7%であった。
実施例2
゛参考例に記載した培地と菌株を用い、101.のジャ
ーファーメンタ−2基に各々培地7Lを張込み 15時
間30℃で培養を行いPAL活性を有する菌体を ll
0g ’(乾燥m員換算)を得た。オルトフルオロケイ
皮r!120gにアンモニア水 5゜ヘト1を加えpl
+ 9.8に5III製し、菌体 110g (乾燥f
fIjlljHI)ヲ添加し全1!t 2.6Lとし3
0℃、16時間反応を行フた。 16時間目の反応)
α中には23゜6gのo−F−Pheが含まれており、
反応収率は85%であった0反応経過を図3に示す。
ーファーメンタ−2基に各々培地7Lを張込み 15時
間30℃で培養を行いPAL活性を有する菌体を ll
0g ’(乾燥m員換算)を得た。オルトフルオロケイ
皮r!120gにアンモニア水 5゜ヘト1を加えpl
+ 9.8に5III製し、菌体 110g (乾燥f
fIjlljHI)ヲ添加し全1!t 2.6Lとし3
0℃、16時間反応を行フた。 16時間目の反応)
α中には23゜6gのo−F−Pheが含まれており、
反応収率は85%であった0反応経過を図3に示す。
上記反応終了後の反応iαから遠心分離によりW Kを
除去し、その上澄み)αからロータリーエバポレーター
でアンモニアを除去し、次いで強酸性カチオン交換樹脂
(アンモニア水平衡)に通じ、水洗を行い、さらに5%
アンモニア水てo−F−Pl+eを18出させた。溶出
iαからエバポレーターでアンモニアを除去しta11
8することにより 21.33のo−F−Pheの結晶
を得た。
除去し、その上澄み)αからロータリーエバポレーター
でアンモニアを除去し、次いで強酸性カチオン交換樹脂
(アンモニア水平衡)に通じ、水洗を行い、さらに5%
アンモニア水てo−F−Pl+eを18出させた。溶出
iαからエバポレーターでアンモニアを除去しta11
8することにより 21.33のo−F−Pheの結晶
を得た。
o−F−Pl+e比施光度は[(! ] 25= −1
(i、6’ (c=0.5゜I+ 20 )であった。
(i、6’ (c=0.5゜I+ 20 )であった。
また、光学純度を調べるため光学分割カー) ム: C
IIIRALPAK WM−L (ダイセル)移動N
: 0.25+s?I CuSO4,カラム4度:50
’C流速: 1ml/winで測定したところL体10
0%であった・ 実施例3 実施例2と同様に筒体をIA製し、メタフルオロトラン
スケイ皮* 40g+アンモニア儂度7ト1゜菌体10
0g (乾燥II!n換算)ヲ全m 4000m1 ト
し30℃20時間反応を行った。 その結果m−「−P
l+eが40g生成した。その反応1夜を実施6す2と
同様に強酸性カチオン交換樹脂による分AIと再結晶を
行い、33.28のm−F−1”heを得た。
IIIRALPAK WM−L (ダイセル)移動N
: 0.25+s?I CuSO4,カラム4度:50
’C流速: 1ml/winで測定したところL体10
0%であった・ 実施例3 実施例2と同様に筒体をIA製し、メタフルオロトラン
スケイ皮* 40g+アンモニア儂度7ト1゜菌体10
0g (乾燥II!n換算)ヲ全m 4000m1 ト
し30℃20時間反応を行った。 その結果m−「−P
l+eが40g生成した。その反応1夜を実施6す2と
同様に強酸性カチオン交換樹脂による分AIと再結晶を
行い、33.28のm−F−1”heを得た。
その比施光度は[α] 25= −25,7’ (C=
0.63,1I20)光学純度はL体100%であった
。
0.63,1I20)光学純度はL体100%であった
。
実Ai!i倒4
実施例2ど同様の反応条件で基質としてパラフルオロト
ランスケイ皮酸40gを用いて反応容ff14.5L、
30℃で20時開反応を行った。その結果 11.4g
のp−F−Pl+eが生成した。(収$25゜9%) 上記反応iαから実施例2と同様に分離・精製を行い
p−F−Pbeを9.1 g得た。その、比施光度は[
α] 25= −22,7°(C=0.8.1120)
光学純度はし1本100%であフた。
ランスケイ皮酸40gを用いて反応容ff14.5L、
30℃で20時開反応を行った。その結果 11.4g
のp−F−Pl+eが生成した。(収$25゜9%) 上記反応iαから実施例2と同様に分離・精製を行い
p−F−Pbeを9.1 g得た。その、比施光度は[
α] 25= −22,7°(C=0.8.1120)
光学純度はし1本100%であフた。
第1図は参考例における Rhodosporicli
um t。 白+1oides IFO0559の増殖曲線とフェニ
ルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性の変化を
示すグラフである。 ・ 第2図は実施例1における(I々の含フッ素ケイ皮酸を
用いて、対応する含フッ素アミノ酸の生成収率を示ずグ
ラフである。 第3図は実II′i!i例2におけるオルト−フルオロ
ケイ皮酸からオルトーフロオロフェニルアラニン(0−
「−μ1ee)を合成した時の経時的変化を示すグラフ
である。 第1図 第2図
um t。 白+1oides IFO0559の増殖曲線とフェニ
ルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性の変化を
示すグラフである。 ・ 第2図は実施例1における(I々の含フッ素ケイ皮酸を
用いて、対応する含フッ素アミノ酸の生成収率を示ずグ
ラフである。 第3図は実II′i!i例2におけるオルト−フルオロ
ケイ皮酸からオルトーフロオロフェニルアラニン(0−
「−μ1ee)を合成した時の経時的変化を示すグラフ
である。 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記[ I ]で表わされる含フッ素トラ ンスケイ皮酸誘導体とアンモニウムイオン とを含フッ素フェニルアラニン生成条件下、フェニルア
ラニンアンモニアリアーゼを含 む微生物の存在下反応させ、次いで反応液 から下記[II]で表わされる含フッ素フェ ニルアラニンを回収することを特徴とする 光学活性を含フッ素フェニルアラニン誘導 体の製造法法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・[ I
] Rf:F_1CH_2F、CHF_2、CF_3▲数式
、化学式、表等があります▼・・・・・・[II] 〔式[II]におけるRfは上記式[ I ]に 同じ〕 2、微生物が含フッ素ケイ皮酸とアンモニアからL−含
フッ素フェニルアンモニア誘導 体を生成せしめる能力を有するロドスボリ ディウム属、ロドトルラ属である特許請求 の範囲第1項記載の製造方法。 3、変換を、微生物、アンモニウムイオン、および式[
I ]で表わされる含フッ素化合 物を含む系で行うことを特徴とする特許請 求の範囲第1項の方法。 4、式[ I ]で表わされる含フッ素化合物がフルオロ
ケイ皮酸であり、式[II]で表わ される含フッ素フェニルアラニン誘導体が フルオロフェニルアラニンであることを特 徴とする特許請求範囲第1項の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29669786A JPS63148992A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 含フツ素ケイ皮酸から含フツ素フエニルアラニン誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29669786A JPS63148992A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 含フツ素ケイ皮酸から含フツ素フエニルアラニン誘導体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63148992A true JPS63148992A (ja) | 1988-06-21 |
Family
ID=17836915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29669786A Pending JPS63148992A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 含フツ素ケイ皮酸から含フツ素フエニルアラニン誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63148992A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5981239A (en) * | 1997-09-24 | 1999-11-09 | Great Lakes Chemical Corp. | Synthesis of optically active phenylalanine analogs using Rhodotorula graminis |
WO2002016630A1 (en) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Showa Denko K.K. | Production process of l-phenylalanine derivatives by microorganisms |
WO2003000915A1 (en) * | 2001-06-25 | 2003-01-03 | Showa Denko K.K. | Method for producing l-amino acids |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP29669786A patent/JPS63148992A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5981239A (en) * | 1997-09-24 | 1999-11-09 | Great Lakes Chemical Corp. | Synthesis of optically active phenylalanine analogs using Rhodotorula graminis |
EP1085095A1 (en) * | 1997-09-24 | 2001-03-21 | NSC Technologies Company, L.L.C. | Synthesis of optically active phenylalanine analogs through microbial transformations |
WO2002016630A1 (en) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Showa Denko K.K. | Production process of l-phenylalanine derivatives by microorganisms |
WO2003000915A1 (en) * | 2001-06-25 | 2003-01-03 | Showa Denko K.K. | Method for producing l-amino acids |
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