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JPS6314228B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6314228B2
JPS6314228B2 JP17188579A JP17188579A JPS6314228B2 JP S6314228 B2 JPS6314228 B2 JP S6314228B2 JP 17188579 A JP17188579 A JP 17188579A JP 17188579 A JP17188579 A JP 17188579A JP S6314228 B2 JPS6314228 B2 JP S6314228B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
range
torque converter
input
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17188579A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5697661A (en
Inventor
Susumu Ookawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP17188579A priority Critical patent/JPS5697661A/ja
Publication of JPS5697661A publication Critical patent/JPS5697661A/ja
Publication of JPS6314228B2 publication Critical patent/JPS6314228B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動変速機に係り、特に、自動車等
車両用の変速機として採用するに適した自動変速
機に関する。
本発明の目的は、広範囲の連続した変速比を得
ることのできるコンパクトな自動変速機を提供す
ることにある。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は本発明の第1実施例を示してい
て、本発明による自動変速機TM1をフロントエ
ンジン・フロントドライブ型式の自動車用変速機
として使用した例を概略的に示している。自動変
速機TM1は、互いに平行な入力軸10と出力軸
11を備えていて、入力軸10の右端にはトルク
コンバータ20が組付けられ、このトルクコンバ
ータ20のポンプ軸にはエンジンのクランク軸1
2が連結されている。
トルクコンバータ20は、ロツクアツプクラツ
チ21を備えた公知の3要素1段2相型のもので
あり、ロツクアツプクラツチ21の非作動時にお
いて、第2図にて示した特性を有している。すな
わち、このトルクコンバータ20においては、ロ
ツクアツプクラツチ21の非作動時において、速
度比e(入力軸10の回転数/クランク軸12の回転数
)とトルク比t (入力軸10のトルク/クランク軸12のトルク)の関
係が特性線の ごとく変化し、また速度比eと効率η
(入力軸10に出力される馬力/クランク軸12から入
力される馬力×100)の 関係が特性線のごとく変化し、両特性線,
の変換点Pに至る間のコンバータレンジAにおい
てはトルク比tが2から1へと順次変化し、また
変換点P後のカツプリングレンジBにおいてはト
ルク比tが1で略一定である。なお、ロツクアツ
プクラツチ21は変速比eが略1である場合にの
み作動状態とされるように構成されている。
しかして、本実施例においては、自動変速機
TM1において入力軸10と出力軸11が減速歯
車列30を主体とする第1動力伝達系又は無段変
速装置40を主体とする第2動力伝達系により動
力伝達可能に連結される構成となつている。
減速歯車列30は、入力軸10上に回転自在に
組付けられ第1油圧クラツチ51により入力軸1
0に動力伝達可能に接続される小径の入力歯車3
1と、出力軸11に出力軸11への動力伝達を可
能とするワンウエイクラツチ34を介して組付け
た大径の出力歯車32と、中間軸13に一体的に
設けられ両歯車31,32と常時噛合する中間歯
車33からなる。この減速歯車列30において
は、減速比TD30(TD30=r32/r31、但し、r31:入
力歯車31の半径、r32:出力歯車32の半径)
が無段変速装置40の最大減速比(後述する回転
速度比e*がe*=e*min=1/2である場合に相当
する)に一致させて2に設定されている。
無段変速装置40は、減速歯車列30に対して
並列的に設けられていて、入力軸10と同軸的に
配設され第2油圧クラツチ52により入力軸10
に動力伝達可能に接続される副軸14上にトルク
伝達可能に設けた可変ピツチ型駆動プーリ41
と、出力軸11上にトルク伝達可能に設けた可変
ピツチ型従動プーリ42と、これら両プーリ4
1,42間に張設した無端Vベルト(チエーンが
採用されることもある)43と、両プーリ41,
42の両可動シーブ41a,42a(副軸14、
出力軸11にスプライン結合されている)を軸方
向へ移動して両プーリ41,42の有効径を当該
車両の運転状態に応じて変化させる制御機構(図
示せず)からなる。この無段変速装置40におい
ては、両プーリ41,42の有効径を変化させる
ことによつて、副軸14の回転速度ω14と出力軸
11の回転速度ω11との比e*(e*=ω11/ω14)を
所定範囲内にて連続的に変化させ得る。上記した
回転速度比e*の範囲は、両プーリ41,42の有
効径変化量によつて決まるものであり、適宜に設
定し得るものであるが、本実施例においては、e*
=1/2〜2(減速比にすれば、2〜0.5)と設定し
て無段変速装置40を小型なものとし、当該自動
変速機TM1の小型化を計つている。
また、本実施例においては、自動変速機TM1
の出力軸11に前進・後退切換用遊星歯車装置6
0が連結されていて、この遊星歯車装置60のサ
ンギヤ軸61が終減速機(図示せず)を介してフ
ロントアクスル(図示せず)に接続されている。
遊星歯車装置60は、サンギヤ軸61上に一体的
に設けたサンギヤ62と、サンギヤ軸61上に回
転自在に組付けられてプラネタリギヤ63を回転
自在に支承するキヤリヤ64と、出力軸11の左
端にトルク伝達可能に連結したリングギヤ65と
を備えており、キヤリヤ64は第3油圧クラツチ
66の作動によりサンギヤ軸61に連結され、ま
た油圧ブレーキ67の作動により固定部材68に
連結される。この遊星歯車装置60においては、
サンギヤ62の歯数z62とリングギヤ65の歯数
z65との比ρ60(ρ60=z62/z65)が3/4に設定されて
いる。したがつて、この遊星歯車装置60におい
て、油圧クラツチ66が作動すると、サンギヤ軸
61が出力軸11と同一方向に同一速度にて回転
し、また油圧ブレーキ67が作動すると、サンギ
ヤ軸61が出力軸11に対して反対方向に4/3倍
の速度にて回転する。
ところで、本実施例においては、運転者がシフ
トレバー(図示せず)をN位置、位置、D位
置、R位置へ操作することによつて、油圧クラツ
チ51,52,66、油圧ブレーキ67の作動、
及び無段変速装置30における制御機構の作動が
制御される構成となつている。すなわち、シフト
レバーがN位置に操作されている場合には、油圧
クラツチ51,52,66及び油圧ブレーキ67
が全て非作動状態とされ、また無段変速装置40
における制御機構の作動が無効とされてe*=e*
min=1/2とされている。またシフトレバーが
位置に操作されている場合には、トルクコンバ
ータ20の全てのレンジにおいて、油圧クラツチ
51,66が作動状態とされる一方、第2油圧ク
ラツチ52及び油圧ブレーキ67が非作動状態と
され、また無段変速装置40がN位置におけるの
と同様にe*=e*min=1/2とされている。更
に、シフトレバーがD位置に操作されている場合
には、トルクコンバータ20のコンバータレンジ
Aにおいて、位置におけるのと同様に、油圧ク
ラツチ51,66が作動状態とされる一方、第2
油圧クラツチ52及び油圧ブレーキ67が非作動
状態とされ、また無段変速装置40がe*=e*min
=1/2とされ、トルクコンバータ20のカツプ
リングレンジBにおいて、油圧クラツチ52,6
6が作動状態とされる一方、第1油圧クラツチ5
1及び油圧ブレーキ67が非作動状態とされ、ま
た無段変速装置40における制御機構の作動が有
効とされてe*が1/2〜2の範囲内にて当該車両の
運転状態に応じて変化される。更にまた、シフト
レバーがR位置に操作されている場合には、トル
クコンバータ20の全てのレンジにおいて、第1
油圧クラツチ51及び油圧ブレーキ67が作動状
態とされる一方、油圧クラツチ52,66が非作
動状態とされ、また無段変速装置40がe*=e*
min=1/2とされている。
このように構成した本実施例においては、運転
者がシフトレバーをN位置、位置、D位置、R
位置に操作すると、次のように作動する。
シフトレバーをN位置に操作しておれば、油圧
クラツチ51,52,66及び油圧ブレーキ67
は全て非作動状態とされ、また無段変速装置40
はe*=e*min=1/2とされている。このため、
このときには、クランク軸12の回転はトルクコ
ンバータ20を介して入力軸10に伝わるのみ
で、出力軸11には伝わらない。
また、当該車両を低速・登坂走行すべく上記N
位置にあるシフトレバーを位置に操作すると、
油圧クラツチ51,66が作動状態とされ、クラ
ンク軸12のトルクTがトルクコンバータ20に
より2倍のトルク2Tとされて入力軸10に伝わ
り、これが減速歯車列30により更に2倍のトル
ク4Tとされて出力軸11に伝わり、更にこれが
遊星歯車装置60及び終減速機を介してフロント
アクスルに伝わつて、当該車両は発進する。しか
して、この場合には、トルクコンバータ20の全
てのレンジにおいて油圧クラツチ51,66が作
動状態とされていて、トルクコンバータ20にお
いて変速比eがゼロから1の間にて変化し、トル
ク比tが2から1の間にて変化すると、出力軸1
1にクランク軸12の4倍から2倍の間の高トル
クが伝わつて、当該車両は低速・登坂走行する。
なお、この場合には、第2油圧クラツチ52が非
作動状態とされているため、無段変速装置40に
おいて両プーリ41,42は回転速度比e*=e*
min1/2にて空転している。
また、当該車両を通常走行すべく上記N位置に
あるシフトレバーをD位置に操作すると、トルク
コンバータ20のコンバータレンジAにおいて
は、上記したシフトレバーの位置における作動
と同様に、当該車両は発進し、低速走行する。し
かして、この場合には、トルクコンバータ20の
変換点Pにおいて両油圧クラツチ51,52の切
換がなされ、トルクコンバータ20のカツプリン
グレンジBにおいて、油圧クラツチ52,66が
作動状態とされる一方、第1油圧クラツチ51及
び油圧ブレーキ67が非作動状態とされ、また無
段変速装置40における制御機構の作動が有効と
されてe*が1/2〜2の範囲内にて当該車両の運転
状態に応じて変化し、出力軸11にクランク軸1
2の2倍〜1/2倍のトルクが伝わつて、当該車両
は中・高速走行する。この中・高速走行時におい
て、減速歯車列30はワンウエイクラツチ34の
作用によりフリーとなつている。ところで、上記
した両油圧クラツチ51,52の切換時において
は、無段変速装置40の回転速度比e*が減速歯車
列30の減速比TD30の逆数1/2と同じ値1/2=e*
minとされていて、副軸15の回転速度ω15(ω15
=ω13×2)と入力軸10の回転速度ω10(ω10
ω13×2)が同一回転速度であるため、切換(変
速)シヨツクは生じない。
また、当該車両を後退させるべく上記N位置に
あるシフトレバーをR位置に操作すると、油圧ク
ラツチ51,67が作動状態とされ、クランク軸
12のトルクTが、上記位置における場合と同
様に、トルクコンバータ20及び減速歯車列30
にて4Tから2T間の高トルクとされて出力軸11
に伝わり、これが遊星歯車装置60にて逆転さ
れ、終減速機を介してフロントアクセルに伝わつ
て、当該車両は後退する。
以上のごとく、本実施例においては、シフトレ
バーが位置及びR位置に操作されている場合、
クランク軸12のトルクTがトルクコンバータ2
0及び減速歯車列30いて4T〜2T間の高トルク
とされて出力軸11に伝わり、これが遊星歯車装
置60及び終減速機を介してフロントアクスルに
伝わるため、良好な発進・登坂性能及び後退性能
が得られる。また、シフトレバーがD位置に操作
されている場合、クランク軸12のトルクTが、
トルクコンバータ20及び減速歯車列30にて
4T〜2Tのトルクとされ、またトルクコンバータ
20及び無段変速装置40にて2T〜1/2Tのト
ルクとされて変速シヨツクなく出力軸11に伝わ
り、この広範囲の連続したトルク4T〜1/2T
(変速比)が遊星歯車装置60及び終減速機を介
してフロントアクスルに伝わるため、良好な加速
及び高速性能並びに良好な走行フイーリングが得
られることは勿論のこと、燃料消費量の少ない最
適な経済的走行を得ることができる。この経済的
走行は、ロツクアツプクラツチ21が作動状態と
されることにより、効果的になされる。また本実
施例においては、トルクコンバータ20のカツプ
リングレンジBにおいてのみ、無段変速装置40
が動力を伝達し、発進・登坂・後退時のごとく入
力軸10に高トルクが伝わるときには動力を伝達
しないため、無段変速装置40の各構成部材の強
度を不必要に高める必要はなく、無段変速装置4
0の小型・軽量化が可能である。
なお、上記実施例においては、出力軸11の図
示左端をケースから突出させ、この突出端に遊星
歯車装置60を連結して、本発明による自動変速
機をフロントエンジン・フロントドライブ型式の
自動車用変速機として使用するに適した構成の自
動変速機TM1とした例について説明したが、出
力軸11の図示右端をケースから突出させ、この
突出端に遊星歯車装置60を連結して本発明によ
る自動変速機をフロントエンジン・リヤドライブ
型式の自動車用変速機として使用するに適した構
成の自動変速機とすることも可能である。
第3図は、第1実施例の変形例を示していて、
この変形例においては、第1油圧クラツチ51が
中間軸13と中間歯車33間に設けられ、第2油
圧クラツチ52が出力軸11と従動プーリ42が
組付けられている副軸14A間に設けられ、また
遊星歯車装置60Aが自動変速機内に組込まれて
いる。その他の構成は第1実施例と同じであり、
また作動・効果は第1実施例と同じであるため、
その説明は省略する。
第4図は本発明の第2実施例を示していて、本
発明による変速機TM2をフロントエンジン・リ
ヤドライブ型式の自動車用変速機として使用した
例を概略的に示している。この変速機TM2にお
いては、第1油圧クラツチ51及び二軸形減速歯
車列130からなる第1動力伝達系、又は第2油
圧クラツチ52及び反転同速歯車列170及び無
段変速装置40からなる第2動力伝達系により入
力軸110と出力軸111が動力伝達可能に連結
される構成となつている。
減速歯車列130は、入力軸110上に回転自
在に組付けられ第1油圧クラツチ51により入力
軸110に動力伝達可能に接続される小径の入力
歯車131と、出力軸111に出力軸111への
動力伝達を可能とするワンウエイクラツチ134
を介して組付けられ入力歯車131に常時噛合す
る大径の出力歯車132からなる。この減速歯車
列130においては、減速比TD130(TD130
r132/=r131、但し、r131:入力歯車131の半
径、r132:出力歯車132の半径)が2に設定さ
れていて、出力軸111が入力軸110に対して
反対方向に1/2倍の速度にて回転される。
反転同速歯車列170は、入力軸110上に回
転自在に組付けられ第2油圧クラツチ52により
入力軸110に動力伝達可能に接続される入力歯
車171と、副軸114に一体的に設けられて入
力歯車171に常時噛合する入力歯車171と同
径の出力歯車172からなり、入力軸110の回
転は反転され同速にて副軸114に伝わる。
その他の構成は、上記第1実施例と同じである
ため、同一部材に同一符号を付してその説明は省
略する。なお、遊星歯車装置60のサンギヤ軸6
1は終減速機を介してリヤアクスルに連結されて
いる。また、この第2実施例においては、出力軸
111の回転が入力軸110の回転とは反対方向
の回転として取り出されること以外は第1実施例
の作動・効果と実質的に同じ作動・効果が得られ
る。
以上詳述したように、本発明においては、自動
変速機を、 入出力トルク比を入出力速度比に応じて1を越
える設定値から1の間で順次変化させるコンバー
タレンジと、入出力トルク比を1で略一定に保持
するカツプリングレンジを、変換点を境として連
結的に有するトルクコンバータ、 このトルクコンバータが組付けられる入力軸に
動力伝達可能に接続される入力歯車と出力軸に動
力伝達可能に接続される出力歯車を備えて、前記
入力軸と出力軸を動力伝達可能に接続する減速歯
車列、 この減速歯車列を含み前記入力軸から出力軸に
至る第1動力伝達系中に設けられて、前記トルク
コンバータのコンバータレンジにおいて動力伝達
可能状態とされ、前記トルクコンバータのカツプ
リングレンジにおいて動力伝達不能状態とされる
第1動力断続手段、 前記減速歯車列と並列的に設けられ、前記入力
軸に動力伝達可能に接続される可変ピツチ型駆動
プーリと、この駆動プーリに無端ベルト又はチエ
ーンを介して連結されかつ前記出力軸に動力伝達
可能に接続される可変ピツチ型従動プーリを備え
て、前記入力軸と出力軸を前記減速歯車列によつ
て得られる減速比より小さい値で設定範囲内の減
速比にて動力伝達可能に接続する無段変速装置、 この無段変速装置を含み前記入力軸から出力軸
に至る第2動力伝達系中に設けられて、前記トル
クコンバータのコンバータレンジにおいて動力伝
達不能状態とされ、前記トルクコンバータのカツ
プリングレンジにおいて動力伝達可能状態とされ
る第2動力断続手段、 を具備してなる構成とし、かつ前記無段変速装
置の最大減速比と前記減速歯車列の減速比を一致
させたので、 トルクコンバータのコンバータレンジにおい
て得られる最大トルク比(1を越える設定値)
と減速歯車列の減速比によつて決定される変速
比(当該変速機の最大減速比)からトルクコン
バータのカツプリングレンジにおいて得られる
トルク比(1で略一定)と無段変速装置の最小
減速比によつて決定される変速比(当該変速機
の最小減速比)までの広範囲の連続した変速比
を変速シヨツクなく得ることができ、良好な発
進・加速及び高速性能並びに良好な走行フイー
リングを得ることができる。
の作用効果を得るための動力伝達構成要素
が、トルクコンバータ、減速歯車列、第1動力
断続手段、無段変速装置、第2動力断続手段の
5要素であるため、当該自動変速機をコンパク
トに構成することができる。
トルクコンバータのカツプリングレンジにお
いてのみ、無段変速装置が動力を伝達し、トル
クコンバータがコンバータレンジにあつて入力
軸に高トルクが伝わるときには動力を伝達しな
いため、無段変速装置の各構成部材の強度を不
必要に高める必要はなく、無段変速装置の小
型・軽量化を図ることができる。
車両の全走行中の大部分を占める中・高速走
行時に、無段変速装置によつて得られる設定範
囲内の減速比にて、燃料消費量の少ない最適な
走行が可能であり、経済的走行が可能である。
といつた作用効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すスケルトン
図、第2図は第1図に示したトルクコンバータの
特性線図、第3図は第1実施例の変形例を示すス
ケルトン図、第4図は本発明の第2実施例を示す
スケルトン図である。 符号の説明、10……入力軸、11……出力
軸、20……トルクコンバータ、30……減速歯
車列、31……入力歯車、32……出力歯車、4
0……無段変速装置、41……可変ピツチ型駆動
プーリ、42……可変ピツチ型従動プーリ、43
……無端Vベルト、51……第1油圧クラツチ
(第1動力断続手段)、52……第2油圧クラツチ
(第2動力断続手段)、A……コンバータレンジ、
B……カツプリングレンジ、TM1……自動変速
機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入出力トルク比を入出力速度比に応じて1を
    越える設定値から1の間で順次変化させるコンバ
    ータレンジと、入出力トルク比を1で略一定に保
    持するカツプリングレンジを、変換点を境として
    連続的に有するトルクコンバータ、 このトルクコンバータが組付けられる入力軸に
    動力伝達可能に接続される入力歯車と、出力軸に
    動力伝達可能に接続される出力歯車を備えて、前
    記入力軸と出力軸を動力伝達可能に接続する減速
    歯車列、 この減速歯車列を含み前記入力軸から出力軸に
    至る第1動力伝達系中に設けられて、前記トルク
    コンバータのコンバータレンジにおいて動力伝達
    可能状態とされ、前記トルクコンバータのカツプ
    リングレンジにおいて動力伝達不能状態とされる
    第1動力断続手段、 前記減速歯車列と並列的に設けられ、前記入力
    軸に動力伝達可能に接続される可変ピツチ型駆動
    プーリと、この駆動プーリに無端ベルト又はチエ
    ーンを介して連結されかつ前記出力軸に動力伝達
    可能に接続される可変ピツチ型従動プーリを備え
    て、前記入力軸と出力軸を前記減速歯車列によつ
    て得られる減速比より小さい値で設定範囲内の減
    速比にて動力伝達可能に接続する無段変速装置、 この無段変速装置を含み前記入力軸から出力軸
    に至る第2動力伝達系中に設けられて、前記トル
    クコンバータのコンバータレンジにおいて動力伝
    達不能状態とされ、前記トルクコンバータのカツ
    プリングレンジにおいて動力伝達可能状態とされ
    る第2動力断続手段、 を具備し、前記無段変速装置の最大減速比と前記
    減速歯車列の減速比を一致させてなる自動変速
    機。
JP17188579A 1979-12-28 1979-12-28 Automatic transmission Granted JPS5697661A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17188579A JPS5697661A (en) 1979-12-28 1979-12-28 Automatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17188579A JPS5697661A (en) 1979-12-28 1979-12-28 Automatic transmission

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5697661A JPS5697661A (en) 1981-08-06
JPS6314228B2 true JPS6314228B2 (ja) 1988-03-30

Family

ID=15931593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17188579A Granted JPS5697661A (en) 1979-12-28 1979-12-28 Automatic transmission

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5697661A (ja)

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