JPS63140848A - 内燃機関のトルク変動検出装置 - Google Patents
内燃機関のトルク変動検出装置Info
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- JPS63140848A JPS63140848A JP28683386A JP28683386A JPS63140848A JP S63140848 A JPS63140848 A JP S63140848A JP 28683386 A JP28683386 A JP 28683386A JP 28683386 A JP28683386 A JP 28683386A JP S63140848 A JPS63140848 A JP S63140848A
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、内燃機関の燃焼状態を最適化するため、そ
の出力トルクの変動を検出するための装置に、関する。
の出力トルクの変動を検出するための装置に、関する。
内燃機関のトルク変動を抑制するため、トルク因子とし
ての一燃焼サイクルにわたる平均有効圧力を算出し、一
連の所定の回数の平均有効圧の分散値を求め、この分散
値によってトルク変動を把握し、この把握したトルク変
動に応じて、燃料噴射量や、点火時期や、排気ガス再循
環等のエンジンの燃焼に影響を与える因子を制御し、ト
ルク変動を抑制するようにしたシステムが提案されてい
る。特開昭60−150446号参照。
ての一燃焼サイクルにわたる平均有効圧力を算出し、一
連の所定の回数の平均有効圧の分散値を求め、この分散
値によってトルク変動を把握し、この把握したトルク変
動に応じて、燃料噴射量や、点火時期や、排気ガス再循
環等のエンジンの燃焼に影響を与える因子を制御し、ト
ルク変動を抑制するようにしたシステムが提案されてい
る。特開昭60−150446号参照。
従来技術ではトルク変動を知るため一連の所定の回数の
平均有効圧値の分散を求めている。分散をとることによ
り製造上のバラツキや、個体開蓋があってもこれらに影
響されることなく、空燃比をリーン限界近くに、しかも
運転性を害することなく、制御することが可能である。
平均有効圧値の分散を求めている。分散をとることによ
り製造上のバラツキや、個体開蓋があってもこれらに影
響されることなく、空燃比をリーン限界近くに、しかも
運転性を害することなく、制御することが可能である。
そして、分散検出のための一連の燃焼の回数の所定値は
、例えば50回程度に設定される。即ち、50回の燃焼
毎にトルク変動が検出され、トルク変動があれば、燃料
噴射量が制御される。即ち、燃料噴射量等のエンジン制
御量は、一連の所定の回数の燃焼の完了毎に制御される
ことを意味する。従って、5゜サイクルの途中で、大き
なトルク変動があっても1、瞬時には応答することがで
きない。その結果、エンジン制御に反映するのが遅れ、
運転性が悪化することがある。
、例えば50回程度に設定される。即ち、50回の燃焼
毎にトルク変動が検出され、トルク変動があれば、燃料
噴射量が制御される。即ち、燃料噴射量等のエンジン制
御量は、一連の所定の回数の燃焼の完了毎に制御される
ことを意味する。従って、5゜サイクルの途中で、大き
なトルク変動があっても1、瞬時には応答することがで
きない。その結果、エンジン制御に反映するのが遅れ、
運転性が悪化することがある。
この発明は、大きなトルク変動が発生した場合、この大
きなトルク変動に即座に反応して、エンジン制御を行な
うことができるトルク変動検出装置を提供することを目
的とする。
きなトルク変動に即座に反応して、エンジン制御を行な
うことができるトルク変動検出装置を提供することを目
的とする。
この発明によれば、第1図において、内燃機関の出力ト
ルクに応じた値を検出するトルク検出手段1と、トルク
検出手段1により検出されるトルクの時間的な平均値を
算出する平均値算出手段2と、平均値からのトルクの低
下量を算出する手段3と、その低下量の大きさに応じた
経過時間のトルク変動表示信号を形成する手段4とから
構成される内燃機関のトルク変動検出装置が提供される
。
ルクに応じた値を検出するトルク検出手段1と、トルク
検出手段1により検出されるトルクの時間的な平均値を
算出する平均値算出手段2と、平均値からのトルクの低
下量を算出する手段3と、その低下量の大きさに応じた
経過時間のトルク変動表示信号を形成する手段4とから
構成される内燃機関のトルク変動検出装置が提供される
。
この発明の実施例として、前記トルク変動表示信号形成
手段4は、トルク低下が大きい程初期値が高くそれから
時間の経過と共に徐々に低下するレベルのトルク変動演
算量を形成する手段4aと、トルク変動演算量を目標ト
ルク変動値と比較することによりトルク変動の有無を表
示する信号を形成する手段4bとから構成される。
手段4は、トルク低下が大きい程初期値が高くそれから
時間の経過と共に徐々に低下するレベルのトルク変動演
算量を形成する手段4aと、トルク変動演算量を目標ト
ルク変動値と比較することによりトルク変動の有無を表
示する信号を形成する手段4bとから構成される。
第2図において、10はシリンダブロック、12はピス
トン、14はシリンダヘッド、16は燃焼室、18は吸
気弁、20は吸気ボート、22は排気弁、24は排気ポ
ートである。燃料インジェクタ25が吸気ボート20の
近傍における吸気管28に設置される。シリンダヘッド
14に筒内圧力センサ26が設置される。圧力センサ2
6としては半導体形のものが採用できる。吸気ボート2
0は吸気管28、サージタンク30、スロットル弁32
、吸入空気量センサ34を介してエアクリーナ36に接
続される。排気ポート24は排気マニホルド38に接続
される。40はディストリビュータである。
トン、14はシリンダヘッド、16は燃焼室、18は吸
気弁、20は吸気ボート、22は排気弁、24は排気ポ
ートである。燃料インジェクタ25が吸気ボート20の
近傍における吸気管28に設置される。シリンダヘッド
14に筒内圧力センサ26が設置される。圧力センサ2
6としては半導体形のものが採用できる。吸気ボート2
0は吸気管28、サージタンク30、スロットル弁32
、吸入空気量センサ34を介してエアクリーナ36に接
続される。排気ポート24は排気マニホルド38に接続
される。40はディストリビュータである。
制御回路42は、この発明に従ってトルク変動を検出し
、燃料噴射量等のエンジン制御量の制御を行なうもので
ある。制御回路42はマイクロコンピュータシステムと
して構成される。制御回路42は、マイクロプロセシン
グユニット(MPLI)44と、メモリ46と、入力ポ
ート48と、出カポ−)50と、バス52とを基本的な
構成要素とする。入力ポート48は各センサに接続され
、エンジン運転条件信号が入力される。エアフローメー
タ34は、例えば、熱線型として構成され、吸入空気量
Qに応じた信号が得られる。前述のように筒内圧力セン
サ26からは筒内圧力に応じた信号が印加される。ディ
ストリビュータ42にクランク角センサ46,48が設
置され、内燃機関のクランク角度位置に応じたパルス信
号が得られる。
、燃料噴射量等のエンジン制御量の制御を行なうもので
ある。制御回路42はマイクロコンピュータシステムと
して構成される。制御回路42は、マイクロプロセシン
グユニット(MPLI)44と、メモリ46と、入力ポ
ート48と、出カポ−)50と、バス52とを基本的な
構成要素とする。入力ポート48は各センサに接続され
、エンジン運転条件信号が入力される。エアフローメー
タ34は、例えば、熱線型として構成され、吸入空気量
Qに応じた信号が得られる。前述のように筒内圧力セン
サ26からは筒内圧力に応じた信号が印加される。ディ
ストリビュータ42にクランク角センサ46,48が設
置され、内燃機関のクランク角度位置に応じたパルス信
号が得られる。
第1のクランク角センサ46は、例えば、クランク角度
の5°毎のパルス信号を発生し、第2のクランク角セン
サ48はエンジンの1サイクルに相当する720’CA
毎のパルス信号を発生する。
の5°毎のパルス信号を発生し、第2のクランク角セン
サ48はエンジンの1サイクルに相当する720’CA
毎のパルス信号を発生する。
メモリにはこの発明にしたがってトルク変動を検出し、
燃料噴射量を制御するためのプログラムが格納される。
燃料噴射量を制御するためのプログラムが格納される。
出力ボート50がインジェクタ25に結線され、燃料噴
射量制御信号がインジェクタ25に印加される。
射量制御信号がインジェクタ25に印加される。
第3図は、トルク変動平均値及び燃料消費率とエンジン
制fil!、例えば空燃比との関係を(イ)に示し、(
ロ)には(イ)におけるA、B、C。
制fil!、例えば空燃比との関係を(イ)に示し、(
ロ)には(イ)におけるA、B、C。
Dの各点でのエンジントルクの時間変動を示す。
エンジントルク変動の許容限界はC点で表される。
即ち、トルク変動がCの限界を超えないように空燃比を
制御することにより、運転性を確保しつつ最大の燃料消
費率を得ることができる。ここで、Cのときのトルク変
動の挙動をみると、A、Bの場合と比較して頻度として
は少ないがトルク低下量の大きな燃焼サイクルが存在す
るのが分かる。
制御することにより、運転性を確保しつつ最大の燃料消
費率を得ることができる。ここで、Cのときのトルク変
動の挙動をみると、A、Bの場合と比較して頻度として
は少ないがトルク低下量の大きな燃焼サイクルが存在す
るのが分かる。
トルク変動の大きな燃焼サイクルの頻度はトルク変動が
Dのように更に増加すると増加する。トルク変動の大き
い燃焼サイクルの存在はたとえ頻度は少なくても、運転
性に大きな影響を与える。従来の分散検出方式(特開昭
60−150446号)では、分散検知サイクルである
50サイクル間は、この大きなトルク変動があってもこ
れに即座に連軸させることはできなかったため、運転性
の悪化の虞れがあった。この発明では、頻度は少ないが
トルク低下量の大きな燃焼サイクルを検出し、これに重
みをつけてトルク変動信号を形成するようにしたもので
ある。!pち、大きなトルク低下を一回でも検出すると
、相対的に長い時間リッチとなる。その結果、燃料消費
率を高く維持しつつ、運転性を悪化させないように制御
することが実現する。
Dのように更に増加すると増加する。トルク変動の大き
い燃焼サイクルの存在はたとえ頻度は少なくても、運転
性に大きな影響を与える。従来の分散検出方式(特開昭
60−150446号)では、分散検知サイクルである
50サイクル間は、この大きなトルク変動があってもこ
れに即座に連軸させることはできなかったため、運転性
の悪化の虞れがあった。この発明では、頻度は少ないが
トルク低下量の大きな燃焼サイクルを検出し、これに重
みをつけてトルク変動信号を形成するようにしたもので
ある。!pち、大きなトルク低下を一回でも検出すると
、相対的に長い時間リッチとなる。その結果、燃料消費
率を高く維持しつつ、運転性を悪化させないように制御
することが実現する。
上記原理に基づくこの発明の制御回路42の作動を第4
図、第5図のフローチャートによって説明する。第4図
は第1クランク角度センサ46からの5°CA毎のパル
ス信号の到来によって起動されるクランク角割り込みル
ーチンを示す、ステップ60では、現在のクランク角度
が、トルクに相当する平均有効圧力を検出する圧縮下死
点(第6図−(イ)の■)から膨張下死点(同■)の間
のクランク角度にあるか否か判別される。この判別は、
第2クランク角センサ48の720°CA毎のパルス信
号によってクリヤされ、第1クランク角センサ46の5
°CA毎のパルス信号によってインクリメントされるカ
ウンタの値によって判別することができる。圧縮下死点
(第6図−(イ)の■)から膨張下死点(同■)の間の
クランク角度にあると判断されるときはステップ62に
進み、有効圧力の算出が行われる。第6図−(イ)にお
いて、実線は圧縮行程から膨張行程での筒内圧力の変化
を示し、破線はモーターリング時の筒内圧力の変化を示
す。ハツチングの部分が燃焼による仕事の分であり、こ
れが平均有効筒内圧力であり、トルクに相当する。第4
図のステップ62ではこの有効筒内圧力が算出される。
図、第5図のフローチャートによって説明する。第4図
は第1クランク角度センサ46からの5°CA毎のパル
ス信号の到来によって起動されるクランク角割り込みル
ーチンを示す、ステップ60では、現在のクランク角度
が、トルクに相当する平均有効圧力を検出する圧縮下死
点(第6図−(イ)の■)から膨張下死点(同■)の間
のクランク角度にあるか否か判別される。この判別は、
第2クランク角センサ48の720°CA毎のパルス信
号によってクリヤされ、第1クランク角センサ46の5
°CA毎のパルス信号によってインクリメントされるカ
ウンタの値によって判別することができる。圧縮下死点
(第6図−(イ)の■)から膨張下死点(同■)の間の
クランク角度にあると判断されるときはステップ62に
進み、有効圧力の算出が行われる。第6図−(イ)にお
いて、実線は圧縮行程から膨張行程での筒内圧力の変化
を示し、破線はモーターリング時の筒内圧力の変化を示
す。ハツチングの部分が燃焼による仕事の分であり、こ
れが平均有効筒内圧力であり、トルクに相当する。第4
図のステップ62ではこの有効筒内圧力が算出される。
この算出の仕方自体はこの発明の特徴ではなく、特開昭
60−150446に示したものと同一であるので説明
は省略する。平均有効圧力によりトルクを把握する代わ
りに、燃焼圧力自体からトルクを検出する方法や、クラ
ンク軸の捩り量を検出するトルクセンサにより発生トル
クを検出することも可能である。
60−150446に示したものと同一であるので説明
は省略する。平均有効圧力によりトルクを把握する代わ
りに、燃焼圧力自体からトルクを検出する方法や、クラ
ンク軸の捩り量を検出するトルクセンサにより発生トル
クを検出することも可能である。
ステップ64では、膨張行程の下死点(第6図の■の位
置)にきているか否か、即ち有効平均圧力の検出が完了
時点か否かの判別が実行される。
置)にきているか否か、即ち有効平均圧力の検出が完了
時点か否かの判別が実行される。
Yesのときはステップ66に進み、この発明のトルク
変動演算処理が実行される。ステップ66の詳細が第5
図に示される。ステップ70では、ステップ62で算出
された有効平均圧力Pのデータがトルク値を入れるアド
レスTに入れられる。
変動演算処理が実行される。ステップ66の詳細が第5
図に示される。ステップ70では、ステップ62で算出
された有効平均圧力Pのデータがトルク値を入れるアド
レスTに入れられる。
ステップ72では、前回までの平均トルクT AV[!
から今回のトルクTを引いたものがトルク低下量ΔTと
される。ステップでは、ΔT≧Oか否か判別される。Δ
T<0のときはステップ75に進みΔT−0とされる。
から今回のトルクTを引いたものがトルク低下量ΔTと
される。ステップでは、ΔT≧Oか否か判別される。Δ
T<0のときはステップ75に進みΔT−0とされる。
ステップ76では、トルク低下量ΔTが現在のトルク変
動の演算11THより大きいか否か判別される。トルク
低下ΔTが現在ののトルク変動の演算量THより大きい
ときはステップ78に進み、そのΔTの値がTHに初期
値として入れられる。Noのときはス与ツブ80に進み
、THの値がktだけデクリメントされる。ステップ8
2では、トルクの平均値が、 TAVE −(T XTAVIE +T) /8によっ
て算出される。即ち、この式は、新規な平均値T AV
Eが、前回のトルク平均値に7の重みを、今回実測のト
ルクTに1の重みを付けた平均値として算出されること
を意味する。この重みは、安定な制御が行われるように
適当に決められる適合因子である。ステップ84ではT
Hが目標値X(第7図参照)より大きいか否か判別され
るにの目標値Xは第3図における許容変動トルク点を示
す0点のトルク変動値に相当する。TH>目標値Xのと
きはトルク低下があると判断し、ステップ86に進み、
燃料噴射量の補正係数FAFがkrだけインクリメント
される。即ち、燃料噴射量が増加される。TH≦目標値
のときはトルク低下がないとみてステップ88に進み、
燃料噴射量の補正係数FAFがkrだけデクリメントさ
れる。
動の演算11THより大きいか否か判別される。トルク
低下ΔTが現在ののトルク変動の演算量THより大きい
ときはステップ78に進み、そのΔTの値がTHに初期
値として入れられる。Noのときはス与ツブ80に進み
、THの値がktだけデクリメントされる。ステップ8
2では、トルクの平均値が、 TAVE −(T XTAVIE +T) /8によっ
て算出される。即ち、この式は、新規な平均値T AV
Eが、前回のトルク平均値に7の重みを、今回実測のト
ルクTに1の重みを付けた平均値として算出されること
を意味する。この重みは、安定な制御が行われるように
適当に決められる適合因子である。ステップ84ではT
Hが目標値X(第7図参照)より大きいか否か判別され
るにの目標値Xは第3図における許容変動トルク点を示
す0点のトルク変動値に相当する。TH>目標値Xのと
きはトルク低下があると判断し、ステップ86に進み、
燃料噴射量の補正係数FAFがkrだけインクリメント
される。即ち、燃料噴射量が増加される。TH≦目標値
のときはトルク低下がないとみてステップ88に進み、
燃料噴射量の補正係数FAFがkrだけデクリメントさ
れる。
即ち、燃料噴射量が減少される。以上のようにして、ト
ルク低下があるかないかに応じて燃料噴射量の補正係数
が増減される。
ルク低下があるかないかに応じて燃料噴射量の補正係数
が増減される。
第4図に戻り、ステップ90では現在のクランク角度が
燃料噴射処理を行なうためのクランク角度か否か判別さ
れる。Yesのときはステップ92に進み、基本噴射量
τBASt!が算出される。基本噴射量τBASEは、
周知のように、エンジン回転数と吸入空気量とより、 τBASI!=k x (Q/N) によって知ることができる。ステップ94では基本噴射
量に補正係数FAFを乗算することにより噴射量τが補
正される。ステップ96は、燃料噴射が実行され、イン
ジェクタ25はτの燃料噴射量が得られるように駆動さ
れる。
燃料噴射処理を行なうためのクランク角度か否か判別さ
れる。Yesのときはステップ92に進み、基本噴射量
τBASt!が算出される。基本噴射量τBASEは、
周知のように、エンジン回転数と吸入空気量とより、 τBASI!=k x (Q/N) によって知ることができる。ステップ94では基本噴射
量に補正係数FAFを乗算することにより噴射量τが補
正される。ステップ96は、燃料噴射が実行され、イン
ジェクタ25はτの燃料噴射量が得られるように駆動さ
れる。
第7図はこの発明の詳細な説明するタイミング図である
。トルクは、1燃焼サイクル毎に平均有効圧力として算
出される(イ)、目標値Xより大きいトルク低下ΔTが
あると、そのときのΔTが初期値としてTHに入れられ
(ロ)、それから−燃焼サイクル毎にTHはktづつデ
クリメントされる。TH>制御目標値(X)の限りは燃
料噴射量補正係数FAFはインクリメントされ、燃料噴
射量は増加される。TH≦制御目標値(X)となると燃
料噴射量補正係数FAFはデクリメントされ燃料噴射量
は減少される。このような制御により、燃料噴射量はト
ルク変動T)(を制御目標値付近に維持するようにフィ
ードバック制御されることになる。そして、トルク低下
量Tの大きな燃焼サイクルがあると、それが大きければ
大きい程長い時間燃料噴射量が増加される。このように
して、頻度が少なくてもトルク低下が大きな燃焼サイク
ルが検出されると、これに重みをつけて燃料噴射量を増
加することができる。その結果、運転性上京に安定側に
制御されることになる。
。トルクは、1燃焼サイクル毎に平均有効圧力として算
出される(イ)、目標値Xより大きいトルク低下ΔTが
あると、そのときのΔTが初期値としてTHに入れられ
(ロ)、それから−燃焼サイクル毎にTHはktづつデ
クリメントされる。TH>制御目標値(X)の限りは燃
料噴射量補正係数FAFはインクリメントされ、燃料噴
射量は増加される。TH≦制御目標値(X)となると燃
料噴射量補正係数FAFはデクリメントされ燃料噴射量
は減少される。このような制御により、燃料噴射量はト
ルク変動T)(を制御目標値付近に維持するようにフィ
ードバック制御されることになる。そして、トルク低下
量Tの大きな燃焼サイクルがあると、それが大きければ
大きい程長い時間燃料噴射量が増加される。このように
して、頻度が少なくてもトルク低下が大きな燃焼サイク
ルが検出されると、これに重みをつけて燃料噴射量を増
加することができる。その結果、運転性上京に安定側に
制御されることになる。
実施例はトルク変動に応じて燃料噴射量を制御している
が、点火時期や排気ガス再循環量を制御するようにして
もよい。
が、点火時期や排気ガス再循環量を制御するようにして
もよい。
この発明によれば、平均値からのトルク低下量を算出し
、その低下量に応じた時間、エンジン制御量を制御する
ためのトルク変動の有無を表す信号を得るようにしてい
る。これにより、トルクの低下の大きい燃焼サイクルを
的確に検出し、エンジン制御に即座に反映させることで
、運転性を常に安定側に確保しつつ燃料消費率を高くす
ることが可能である。
、その低下量に応じた時間、エンジン制御量を制御する
ためのトルク変動の有無を表す信号を得るようにしてい
る。これにより、トルクの低下の大きい燃焼サイクルを
的確に検出し、エンジン制御に即座に反映させることで
、運転性を常に安定側に確保しつつ燃料消費率を高くす
ることが可能である。
第1図はこの発明の構成図。
第2図は実施例の構成図。
第3図は空燃比とトルク変動、燃料消費率との関係を示
すグラフ(イ)、及び(イ)の各点での発生トルクの変
動を示す図(ロ)。 第4図、第5図は制御回路の作動を説明するフローチャ
ート。 第6図は有効平均圧力の計測方法を説明する図。 第7図はこの発明の制御作動を説明するタイミング図。 2′5・・・燃料インジェクタ、 26・・・筒内圧力センサ、 34・・・吸入空気量センサ、 42・・・制御回路、 46.48・・・クランク角センサ。 発生トルクのサイクル間変動 第4図 第5図
すグラフ(イ)、及び(イ)の各点での発生トルクの変
動を示す図(ロ)。 第4図、第5図は制御回路の作動を説明するフローチャ
ート。 第6図は有効平均圧力の計測方法を説明する図。 第7図はこの発明の制御作動を説明するタイミング図。 2′5・・・燃料インジェクタ、 26・・・筒内圧力センサ、 34・・・吸入空気量センサ、 42・・・制御回路、 46.48・・・クランク角センサ。 発生トルクのサイクル間変動 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、内燃機関の出力トルクに応じた値を検出するトルク
検出手段と、トルク検出手段により検出されるトルクの
時間的な平均値を算出する平均値算出手段と、平均値か
らのトルクの低下量を算出する手段と、その低下量の大
きさに応じた経過時間のトルク変動表示信号を形成する
手段とから構成される内燃機関のトルク変動検出装置。 2、前記トルク変動表示信号形成手段は、トルク低下が
大きい程初期値が高くそれから時間の経過と共に徐々に
低下するレベルのトルク変動演算量を形成する手段と、
トルク変動演算量を目標トルク変動値と比較することに
よりトルク変動の有無を表示する信号を形成する手段と
から構成される特許請求の範囲1、に記載の内燃機関の
トルク変動検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28683386A JPS63140848A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 内燃機関のトルク変動検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28683386A JPS63140848A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 内燃機関のトルク変動検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63140848A true JPS63140848A (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=17709626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28683386A Pending JPS63140848A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 内燃機関のトルク変動検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63140848A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06221217A (ja) * | 1993-01-28 | 1994-08-09 | Unisia Jecs Corp | 内燃機関のサージ・トルク検出装置 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP28683386A patent/JPS63140848A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06221217A (ja) * | 1993-01-28 | 1994-08-09 | Unisia Jecs Corp | 内燃機関のサージ・トルク検出装置 |
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