JPS63137706A - 中空糸膜ろ過装置 - Google Patents
中空糸膜ろ過装置Info
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- JPS63137706A JPS63137706A JP61286281A JP28628186A JPS63137706A JP S63137706 A JPS63137706 A JP S63137706A JP 61286281 A JP61286281 A JP 61286281A JP 28628186 A JP28628186 A JP 28628186A JP S63137706 A JPS63137706 A JP S63137706A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はろ過装置に係り、特に中空糸膜をフィルタエレ
メントとして用いた中空糸膜ろ過装置に関する。
メントとして用いた中空糸膜ろ過装置に関する。
(従来の技術〕
沸騰水型原子力発電フラントにおいては、−次系冷却水
を原子炉により沸騰させて蒸気を作り、この蒸気により
発電機に直結されたタービンを駆動した後、復水器にて
凝縮した後原子炉に戻すサイクルが構成されている。
を原子炉により沸騰させて蒸気を作り、この蒸気により
発電機に直結されたタービンを駆動した後、復水器にて
凝縮した後原子炉に戻すサイクルが構成されている。
この−次系冷却水中に不純物が含まれていた場合、この
不純物が原子炉の核分裂反応に伴って生じる中性子線の
照射により放射化する懸念があるため、上記プラントに
おいては復水浄化系を設置して復水中の不純物を除去し
、不純物の原子炉への持ち込みを抑えている。
不純物が原子炉の核分裂反応に伴って生じる中性子線の
照射により放射化する懸念があるため、上記プラントに
おいては復水浄化系を設置して復水中の不純物を除去し
、不純物の原子炉への持ち込みを抑えている。
この復水浄化系において復水中の不溶性不純物を除去す
るための復水ろ過装置として、従来では粉末状イオン交
換樹脂をフィルタエレメントにプレコートしたものが用
いられていた。しかしながら、このプレコート式のろ過
装置においては、定期的な逆流および再プレコートの実
施に伴い、逆洗により除去されたプレコート材である粉
末状イオン交換樹脂が放射性廃棄物となっていた。
るための復水ろ過装置として、従来では粉末状イオン交
換樹脂をフィルタエレメントにプレコートしたものが用
いられていた。しかしながら、このプレコート式のろ過
装置においては、定期的な逆流および再プレコートの実
施に伴い、逆洗により除去されたプレコート材である粉
末状イオン交換樹脂が放射性廃棄物となっていた。
このような欠点を解決する復水ろ過装置として。
中空糸状高分子膜をフィルタエレメントとして使用した
ろ過装置がある(特開昭60−61089号公報参照)
、これは、10分の数閣ないし2!11程度の外径を有
する中空糸膜を用い、復水をその膜の外側から内側へ流
動させることにより復水をろ過し、ろ過された復水は中
空糸膜開放端より取り出される。このような復水ろ過装
置では、複数本の中空糸膜の束をU字型に曲げて開放端
を同一方向にそろえたもの、あるいは複数本の直線状中
空糸膜の束の一方の端部を閉塞して片端のみを開放端と
したものを1モジユールとし、複数のモジュールの各開
放端をろ過装置容器の入口側と出口側を分離する仕切板
にあけた穴に接続していた。このため。
ろ過装置がある(特開昭60−61089号公報参照)
、これは、10分の数閣ないし2!11程度の外径を有
する中空糸膜を用い、復水をその膜の外側から内側へ流
動させることにより復水をろ過し、ろ過された復水は中
空糸膜開放端より取り出される。このような復水ろ過装
置では、複数本の中空糸膜の束をU字型に曲げて開放端
を同一方向にそろえたもの、あるいは複数本の直線状中
空糸膜の束の一方の端部を閉塞して片端のみを開放端と
したものを1モジユールとし、複数のモジュールの各開
放端をろ過装置容器の入口側と出口側を分離する仕切板
にあけた穴に接続していた。このため。
中空部を流れる水の圧力損失により開放端より遠ざかる
部位はど膜断面を通過する水の線流速(LV)が減少し
、ろ過流量が減少していた(第8図参照)。
部位はど膜断面を通過する水の線流速(LV)が減少し
、ろ過流量が減少していた(第8図参照)。
このろ適時性を改善するものとして、複数の直線状中空
糸膜の束の両端を開放端とし、この束の中央に両開放端
を連絡する導水管を設けたものをノモジュールとし1片
方の開放端より流出する水はこの導水管に導くようにし
た上で、もう一方の開放端をろ過装置容器内を入口側と
出口側を仕切る仕切板に接続するようにしたものが知ら
れている(特開昭60−206405号)。
糸膜の束の両端を開放端とし、この束の中央に両開放端
を連絡する導水管を設けたものをノモジュールとし1片
方の開放端より流出する水はこの導水管に導くようにし
た上で、もう一方の開放端をろ過装置容器内を入口側と
出口側を仕切る仕切板に接続するようにしたものが知ら
れている(特開昭60−206405号)。
上記特開昭60−206405号に記載された従来装置
は、導水管を中空糸膜集合体の中央部に設けたものをフ
ィルタモジュールとしており、モジュールの構造の小型
化および簡略化の点について配慮がなされておらず、ろ
過装置の大型化、消耗品であるフィルタモジュール交換
時に発生する放射性廃棄物量の増大およびフィルタモジ
ュールコストの増大等の問題があった。
は、導水管を中空糸膜集合体の中央部に設けたものをフ
ィルタモジュールとしており、モジュールの構造の小型
化および簡略化の点について配慮がなされておらず、ろ
過装置の大型化、消耗品であるフィルタモジュール交換
時に発生する放射性廃棄物量の増大およびフィルタモジ
ュールコストの増大等の問題があった。
まず、上記フィルタモジュールでは、導水管をモジュー
ル中央部に設けているため、1モジユールの太さがその
ぶん太くなった0例えば、電気出力1100MW級の沸
騰水型原子力発電所では毎時およそ6000トンの復水
を処理する必要があり、このためには多数フィルタモジ
ュールを用いる必要がある。しかし、ろ過装置の容器内
のフィルタモジュールを設置する場合、各フィルタモジ
ュールは一定の距離以上の間隔で設置する必要があり、
フィルタエレメントの太さが大きいためにろ過装置の規
模の増大を余儀なくされる欠点がある。また、原子カプ
ラントの設計寿命は40年程度であるが、フィルタエレ
メントモジュールは消耗品として2〜3年に一度交換す
る必要のあることが見込まれている。この交換に際して
取出されたフィルタモジュールは放射性廃棄物となる。
ル中央部に設けているため、1モジユールの太さがその
ぶん太くなった0例えば、電気出力1100MW級の沸
騰水型原子力発電所では毎時およそ6000トンの復水
を処理する必要があり、このためには多数フィルタモジ
ュールを用いる必要がある。しかし、ろ過装置の容器内
のフィルタモジュールを設置する場合、各フィルタモジ
ュールは一定の距離以上の間隔で設置する必要があり、
フィルタエレメントの太さが大きいためにろ過装置の規
模の増大を余儀なくされる欠点がある。また、原子カプ
ラントの設計寿命は40年程度であるが、フィルタエレ
メントモジュールは消耗品として2〜3年に一度交換す
る必要のあることが見込まれている。この交換に際して
取出されたフィルタモジュールは放射性廃棄物となる。
したがって、フィルタモジュールが太いぶんだけ廃棄物
のかさが増大し、また導水管のぶん廃棄物の量が増大し
た。さらに、モジュールの中央部に導水管を配したこと
によりモジュール製作時のコストが大であった。
のかさが増大し、また導水管のぶん廃棄物の量が増大し
た。さらに、モジュールの中央部に導水管を配したこと
によりモジュール製作時のコストが大であった。
本発明の目的は、フィルタモジュールの増大化。
構造の複雑化を伴うことなく、ろ適時の圧力損失を低減
するとともにろ過処理容量を増大しつるろ過装置を提供
することにある。
するとともにろ過処理容量を増大しつるろ過装置を提供
することにある。
上記目的を達成するために、本願第1の発明は容器内が
2枚の仕切板によって一方向に積層する三つの分室で形
成され、前記容器の第2分室内に。
2枚の仕切板によって一方向に積層する三つの分室で形
成され、前記容器の第2分室内に。
複数本の中空糸膜が互いに間隔を置いて平行にその両端
を開口させた状態で結束されてなるフィルタエレメント
の前記中空糸膜両端間が前記第1と第2の分室間に連通
して配設され、がっ、前記第1と第2の分室間に連通し
て導水管が配設され。
を開口させた状態で結束されてなるフィルタエレメント
の前記中空糸膜両端間が前記第1と第2の分室間に連通
して配設され、がっ、前記第1と第2の分室間に連通し
て導水管が配設され。
前記第2の分室に被ろ過水が供給され、第1又は第2の
分室からろ過水が排出されるように構成されたことを特
徴とするものである。
分室からろ過水が排出されるように構成されたことを特
徴とするものである。
また1本願第2の発明は、容器内が1枚の仕切板によっ
て二つの分室で形成され、複数本の中空糸膜が互いに間
隔を置いて平行にその両端を開口させた状態で結束され
てなるフィルタエレメントの一端が導水管の一端ととも
に前記容器の一方の分室に連通させて前記仕切板に固定
され、かつ、前記フィルタエレメントの他端が前記導水
管の他端に連通させて一体化され、前記フィルタエレメ
ントが位置する他方の分室に被ろ過水が供給され、一方
の分室よりろ過水を排出するように構成されたことを特
徴とするものである。
て二つの分室で形成され、複数本の中空糸膜が互いに間
隔を置いて平行にその両端を開口させた状態で結束され
てなるフィルタエレメントの一端が導水管の一端ととも
に前記容器の一方の分室に連通させて前記仕切板に固定
され、かつ、前記フィルタエレメントの他端が前記導水
管の他端に連通させて一体化され、前記フィルタエレメ
ントが位置する他方の分室に被ろ過水が供給され、一方
の分室よりろ過水を排出するように構成されたことを特
徴とするものである。
上記第1.第2の発明の構成によれば、ろ過装置に流入
した流体は、フィルタモジュールの中央部を境にして、
各両端部へ流れる。仕切板へ接続した端部へ流出した流
体は出口側の室より装置外に流出し、もう一方の端部へ
流れた流体は導水管から出口側の室へ流動した後、装置
外へ流出する。
した流体は、フィルタモジュールの中央部を境にして、
各両端部へ流れる。仕切板へ接続した端部へ流出した流
体は出口側の室より装置外に流出し、もう一方の端部へ
流れた流体は導水管から出口側の室へ流動した後、装置
外へ流出する。
そのため、中空部開放端より最も距離のある中空糸膜の
ろ過部位はモジュール中央部となり1片端閉塞型のフィ
ルタモジュールに比べその距離は半分となり、ろ適時性
が改善される。さらに、フィルタモジュールは、中空糸
膜のみを束ねたものであり、モジュールの小型簡略化が
達成される。
ろ過部位はモジュール中央部となり1片端閉塞型のフィ
ルタモジュールに比べその距離は半分となり、ろ適時性
が改善される。さらに、フィルタモジュールは、中空糸
膜のみを束ねたものであり、モジュールの小型簡略化が
達成される。
次に、本発明の実施例を第1図により説明する。
ろ過装置の容器は1本体1、ふた2、ろ過する水の流入
する入口ノズル3およびろ過水の流出する出口ノズル4
で構成されている。これらの材質としては、耐食性に優
れるステンレス鋼あるいは炭素鋼にゴムあるいはプラス
チックライニングを行ったものが適当である。容器本体
1内には、下部仕切板6および上部仕切板7が設けられ
ており、これらの間は容pa1の中心に対し同心円上に
並んだ複数本の導水管8により結ば九でいる。また容器
本体1の中央部には、整流板9が設けられている。これ
ら容器本体1の内部構造物の材料とじてはステンレス鋼
が最適である。下部仕切板6と上部仕切板7の間には、
さらに複数本のフィルタモジュール5が設置されている
。このフィルタモジュール5の詳細を第2図に示す。
する入口ノズル3およびろ過水の流出する出口ノズル4
で構成されている。これらの材質としては、耐食性に優
れるステンレス鋼あるいは炭素鋼にゴムあるいはプラス
チックライニングを行ったものが適当である。容器本体
1内には、下部仕切板6および上部仕切板7が設けられ
ており、これらの間は容pa1の中心に対し同心円上に
並んだ複数本の導水管8により結ば九でいる。また容器
本体1の中央部には、整流板9が設けられている。これ
ら容器本体1の内部構造物の材料とじてはステンレス鋼
が最適である。下部仕切板6と上部仕切板7の間には、
さらに複数本のフィルタモジュール5が設置されている
。このフィルタモジュール5の詳細を第2図に示す。
第2図において、中空状高分子膜よりなる中空糸膜10
が複数本束ねられ、その下端および上端は、エポキシ系
の樹脂等よりなる下端処理材11および上端処理材12
により端面処理が施されている。これらは、ステンレス
鋼あるいはプラスチックよりなるカバー13に収納され
、カバー13の下端に0リング13、上端にOリング1
4が設けである。
が複数本束ねられ、その下端および上端は、エポキシ系
の樹脂等よりなる下端処理材11および上端処理材12
により端面処理が施されている。これらは、ステンレス
鋼あるいはプラスチックよりなるカバー13に収納され
、カバー13の下端に0リング13、上端にOリング1
4が設けである。
第3図は、中空糸膜10の下端処理の状況を示している
。中空糸膜10は下端処理材11により端部が固定され
、その中空部は開放されている。
。中空糸膜10は下端処理材11により端部が固定され
、その中空部は開放されている。
中空糸膜10の上部端面処理状況も第3図と同様であり
、やはり中空部が開放されている。
、やはり中空部が開放されている。
第4図にフィルタモジュール5の設置状況を示す。フィ
ルタモジュール5は上部仕切板7の上方から下部仕切板
6に向けてそれぞれの仕切板6にあけられた穴に挿入さ
れる。各仕切板6の穴とカバー13の隙間は0リング1
4および0リング13でふさがれる。このフィルタモジ
ュール5の設置あるいは取出し、ふた2を開放して、本
体1の上方で行う。
ルタモジュール5は上部仕切板7の上方から下部仕切板
6に向けてそれぞれの仕切板6にあけられた穴に挿入さ
れる。各仕切板6の穴とカバー13の隙間は0リング1
4および0リング13でふさがれる。このフィルタモジ
ュール5の設置あるいは取出し、ふた2を開放して、本
体1の上方で行う。
ろ過処理時の水の流れは、第1図の矢印に示す如くであ
る。入口ノズル3より流入した水は、整流板9で整流さ
れた後、フィルタモジュール5の中空糸[10の外側か
ら内部に、流入し、高さ方向中央部を境として、上方側
に流入した水は上部仕切板7方向に流動した後フィルタ
モジュール5より出て出口ノズル4より流出する。一方
、下方側に流入した水は、下部仕切板6側に流動した後
、フィルタモジュール5より出て、導水管8を経由して
出口ノズル4より流出する。
る。入口ノズル3より流入した水は、整流板9で整流さ
れた後、フィルタモジュール5の中空糸[10の外側か
ら内部に、流入し、高さ方向中央部を境として、上方側
に流入した水は上部仕切板7方向に流動した後フィルタ
モジュール5より出て出口ノズル4より流出する。一方
、下方側に流入した水は、下部仕切板6側に流動した後
、フィルタモジュール5より出て、導水管8を経由して
出口ノズル4より流出する。
次に、第2実施例を第5図により説明する。本実施例で
は、第1図の実施例における下部仕切板6の代りにステ
ンレス鋳物等で作られた下部ヘッ挿入されて、下部へラ
ダ17に接続される。この詳細を第6図に示す。
は、第1図の実施例における下部仕切板6の代りにステ
ンレス鋳物等で作られた下部ヘッ挿入されて、下部へラ
ダ17に接続される。この詳細を第6図に示す。
第6図において、フィルタモジュール5の下端は下部へ
ラダ17に接続され、下部へラダ17はフィルタモジュ
ール5の下端と導水管8を結ぶ流路を形成される。この
下部ヘッダ17の上から見た平面図を第7図に示す0本
実施例では1本の導水管8に対し3本のフィルタモジュ
ールを接続する構成となっている1本実施例のろ過装置
作動時の水の流れを第5図に矢印で示す。
ラダ17に接続され、下部へラダ17はフィルタモジュ
ール5の下端と導水管8を結ぶ流路を形成される。この
下部ヘッダ17の上から見た平面図を第7図に示す0本
実施例では1本の導水管8に対し3本のフィルタモジュ
ールを接続する構成となっている1本実施例のろ過装置
作動時の水の流れを第5図に矢印で示す。
第5図において、水は下部ノズル3より供給され、整流
板16にて流動された後、フィルタモジュール5の中空
糸膜10の外側から中空部へと流動してろ過される。こ
こで、フィルタモジュール5の高さ方向で中央部より上
の中空糸膜10の部分を通過した水は、フィルタモジュ
ール5の上部開放端から出て出口ノズル4から流出し、
また中央部より下の中空糸膜の部分を通過した水は下部
へラダ17および導水管8を経由して出口ノズル4より
流出する。
板16にて流動された後、フィルタモジュール5の中空
糸膜10の外側から中空部へと流動してろ過される。こ
こで、フィルタモジュール5の高さ方向で中央部より上
の中空糸膜10の部分を通過した水は、フィルタモジュ
ール5の上部開放端から出て出口ノズル4から流出し、
また中央部より下の中空糸膜の部分を通過した水は下部
へラダ17および導水管8を経由して出口ノズル4より
流出する。
上記実施例のろ過装置を用いた場合の効果を第8図およ
び第9図にて説明する。第8図は、フィルタモジュール
5中の中空糸膜を通過する水の線流速LVとフィルタモ
ジュール下端よりの高さの関係を示したものである。記
号Aで示した曲線は従来の下端を閉塞した形のフィルタ
モジュールを使用したろ過装置の場合、記号Bで示した
曲線は本発明はろ過装置の場合を示している1本発明の
場合は、従来のものに比べ各高さでの水の線流束LVが
大きく、これは高さの低い部分はど顕著である。このこ
とは、本発明の方がより大きなろ過量が得られることを
示している。第9図は、ろ過装置のろ過による圧損ろ過
差圧とろ過装置全体で平均した水の線流束LVとの関係
を示すものである。記号Cで示す如く曲線は従来の下端
を閉塞した形のフィルタモジュールを使用したろ過装置
。
び第9図にて説明する。第8図は、フィルタモジュール
5中の中空糸膜を通過する水の線流速LVとフィルタモ
ジュール下端よりの高さの関係を示したものである。記
号Aで示した曲線は従来の下端を閉塞した形のフィルタ
モジュールを使用したろ過装置の場合、記号Bで示した
曲線は本発明はろ過装置の場合を示している1本発明の
場合は、従来のものに比べ各高さでの水の線流束LVが
大きく、これは高さの低い部分はど顕著である。このこ
とは、本発明の方がより大きなろ過量が得られることを
示している。第9図は、ろ過装置のろ過による圧損ろ過
差圧とろ過装置全体で平均した水の線流束LVとの関係
を示すものである。記号Cで示す如く曲線は従来の下端
を閉塞した形のフィルタモジュールを使用したろ過装置
。
曲線りで示したものは本発明のろ過装置の特性を示す、
同じろ過差圧に対して1本発明は従来のものに比べおよ
そ2倍の平均線流速LV(すなわち、約2倍の流量)が
得られる。したがって、本発明によれば、ろ過処理容量
がおよそ2倍に向上する。
同じろ過差圧に対して1本発明は従来のものに比べおよ
そ2倍の平均線流速LV(すなわち、約2倍の流量)が
得られる。したがって、本発明によれば、ろ過処理容量
がおよそ2倍に向上する。
以上に述べた如く、本発明によれば、フィルタモジュー
ル交換時等の廃棄物発生量増大を伴わずにろ過処理容量
をおよそ2倍程度まで向上せしめることができ、装置の
小型化がはかれ、経済性が格段に向上する。
ル交換時等の廃棄物発生量増大を伴わずにろ過処理容量
をおよそ2倍程度まで向上せしめることができ、装置の
小型化がはかれ、経済性が格段に向上する。
第1図は本発明の第1の実施例の部分断面図、第2図は
フィルタモジュールの部分断面図、第3図はフィルタモ
ジュール端部拡大断面図、第4図は第1図におけるフィ
ルタ接続部を拡大した部分断面図、第5図は本発明の第
2実施例の部分断面図、第6図は第5図におけるフィル
タモジュール接続部を拡大した部分断面図、第7図は第
6図における下部ヘッダの平面図、第8図は従来技術お
よび本発明におけるろ過装置の線流速LVとフィルタモ
ジュール下端よりの高さの関係を示す図、第9図は従来
技術および本発明におけるろ過装置のろ過差圧と平均L
Vの関係を示す図である。 1・・・本体、2・・・ふた、3・・・入口ノズル、4
・・・出口ノズル、5・・・フィルタモジュール、6・
・・下部仕切板、7・・・上部仕切板、8・・・導水管
、16・・・整流板、17・・・下部ヘッダ・
フィルタモジュールの部分断面図、第3図はフィルタモ
ジュール端部拡大断面図、第4図は第1図におけるフィ
ルタ接続部を拡大した部分断面図、第5図は本発明の第
2実施例の部分断面図、第6図は第5図におけるフィル
タモジュール接続部を拡大した部分断面図、第7図は第
6図における下部ヘッダの平面図、第8図は従来技術お
よび本発明におけるろ過装置の線流速LVとフィルタモ
ジュール下端よりの高さの関係を示す図、第9図は従来
技術および本発明におけるろ過装置のろ過差圧と平均L
Vの関係を示す図である。 1・・・本体、2・・・ふた、3・・・入口ノズル、4
・・・出口ノズル、5・・・フィルタモジュール、6・
・・下部仕切板、7・・・上部仕切板、8・・・導水管
、16・・・整流板、17・・・下部ヘッダ・
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、容器内が2枚の仕切板によって一方向に積層する三
つの分室で形成され、前記容器の第2分室内に、複数本
の中空系膜が互いに間隔を置いて平行にその両端を開口
させた状態で結束されてなるフィルタエレメントの前記
中空糸膜両端間が前記第1と第2の分室間に連通して配
設され、かつ、前記第1と第2の分室間に連通して導水
管が配設され、前記第2の分室に被ろ過水が供給され、
第1又は第2の分室からろ過水が排出されるように構成
されたことを特徴とする中空糸膜ろ過装置。 2、容器内が1枚の仕切板によって二つの分室で形成さ
れ、複数本の中空糸膜が互いに間隔を置いて平行にその
両端を開口させた状態で結束されてなるフィルタエレメ
ントの一端が導水管の一端とともに前記容器の一方の分
室に連通させて前記仕切板に固定され、かつ前記フィル
タエレメントの他端が前記導水管の他端に連通させて一
体化され、前記フィルタエレメントが位置する他方の分
室に被ろ過水が供給され、一方の分室よりろ過水を排出
するように構成されたことを特徴とする中空糸膜ろ過装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61286281A JPH0771622B2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 中空糸膜ろ過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61286281A JPH0771622B2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 中空糸膜ろ過装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137706A true JPS63137706A (ja) | 1988-06-09 |
JPH0771622B2 JPH0771622B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17702333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61286281A Expired - Lifetime JPH0771622B2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 中空糸膜ろ過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771622B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0551432U (ja) * | 1991-12-11 | 1993-07-09 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 中空糸型モジュール |
WO2003000389A3 (en) * | 2001-06-22 | 2003-05-30 | Petro Sep Internat Ltd | Membrane-assisted fluid separation apparatus and method |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5546247U (ja) * | 1978-09-19 | 1980-03-26 | ||
JPS5620046A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-25 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Block copolymer |
JPS621705U (ja) * | 1985-06-18 | 1987-01-08 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP61286281A patent/JPH0771622B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5546247U (ja) * | 1978-09-19 | 1980-03-26 | ||
JPS5620046A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-25 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Block copolymer |
JPS621705U (ja) * | 1985-06-18 | 1987-01-08 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0551432U (ja) * | 1991-12-11 | 1993-07-09 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 中空糸型モジュール |
WO2003000389A3 (en) * | 2001-06-22 | 2003-05-30 | Petro Sep Internat Ltd | Membrane-assisted fluid separation apparatus and method |
US7459084B2 (en) | 2001-06-22 | 2008-12-02 | Petro Sep International Ltd. | Membrane-assisted fluid separation apparatus and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0771622B2 (ja) | 1995-08-02 |
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