JPS63133886A - 交流電動機の制御装置 - Google Patents
交流電動機の制御装置Info
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- JPS63133886A JPS63133886A JP61280065A JP28006586A JPS63133886A JP S63133886 A JPS63133886 A JP S63133886A JP 61280065 A JP61280065 A JP 61280065A JP 28006586 A JP28006586 A JP 28006586A JP S63133886 A JPS63133886 A JP S63133886A
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Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はサイリスタ電力変換器により駆動される交流
電動機の制御装置に関する。
電動機の制御装置に関する。
第9図は特公昭59−1077号公報に記載された従来
の交流電動機の制御装置を示す構成図であり、第9図に
おいて、1は商用交流電源からの交流を直流に変換する
第1の変換器、2はその直流を可変周波の交流に変換す
る第2の変換器、3は同期電動機、Fはその同期電動機
の界磁巻線、4は同期電動機3の回転軸の回転角位置に
応じた位相の位置信号を出力する位置検出器、5は位置
検出器4の位置信号を電動機電機子電流の大きさに応じ
て移相し、第2の変換器2の転流進み角γを制御するγ
制御回路、6はγ制御回路5の出力信号により第2の変
換器2のゲート信号を出力するゲー1へ出力回路、7は
速度発電機、8は速度指令回路、9は速度指令回路8の
速度指令信号と速度発電機7の出力信号である速度帰還
信号を突き合わせ増幅する速度偏差増幅器、10は第1
の変換器1の交流入力電流を検出する電流検出器、11
は速度偏差増幅器9の出力信号と電流検出器1゜の電流
帰還信号を突き合わせ増幅する電流偏差増幅器、12は
電流偏差増幅器11の出方信号に基き第1の変換器1の
点弧位相を制御するゲートパルス位相器、13は界磁電
流Ifの大きさを指令する指令信号Ifpを出力する界
磁指令回路、14は界磁巻線Fに界磁電流Ifを供給す
るサイリスク回路17の交流入力電流の大きさを検出す
る電流検出器、15は界磁指令信号Ifpと電流検出器
14の出力信号を突き合わせ増幅する電流偏差増幅器、
16はサイリスタ回路17の点弧位相を制御するゲート
パルス位相器である。
の交流電動機の制御装置を示す構成図であり、第9図に
おいて、1は商用交流電源からの交流を直流に変換する
第1の変換器、2はその直流を可変周波の交流に変換す
る第2の変換器、3は同期電動機、Fはその同期電動機
の界磁巻線、4は同期電動機3の回転軸の回転角位置に
応じた位相の位置信号を出力する位置検出器、5は位置
検出器4の位置信号を電動機電機子電流の大きさに応じ
て移相し、第2の変換器2の転流進み角γを制御するγ
制御回路、6はγ制御回路5の出力信号により第2の変
換器2のゲート信号を出力するゲー1へ出力回路、7は
速度発電機、8は速度指令回路、9は速度指令回路8の
速度指令信号と速度発電機7の出力信号である速度帰還
信号を突き合わせ増幅する速度偏差増幅器、10は第1
の変換器1の交流入力電流を検出する電流検出器、11
は速度偏差増幅器9の出力信号と電流検出器1゜の電流
帰還信号を突き合わせ増幅する電流偏差増幅器、12は
電流偏差増幅器11の出方信号に基き第1の変換器1の
点弧位相を制御するゲートパルス位相器、13は界磁電
流Ifの大きさを指令する指令信号Ifpを出力する界
磁指令回路、14は界磁巻線Fに界磁電流Ifを供給す
るサイリスク回路17の交流入力電流の大きさを検出す
る電流検出器、15は界磁指令信号Ifpと電流検出器
14の出力信号を突き合わせ増幅する電流偏差増幅器、
16はサイリスタ回路17の点弧位相を制御するゲート
パルス位相器である。
上記信号7〜12を付した構成要素は、速度偏差に応じ
て第1の変換器1の入力電流、すなわちこれと比例関係
にある電動機3の電機子電流の大きさを制御する速度制
御回路を、信号4〜6を付した構成要素は電流検出器1
0の出力信号、すなわち電機子電流に応じて第2の変換
器2の転流進み角γを制御する転流進み角制御回路、信
号13〜17を付した構成要素は界磁電法王fが界磁指
令信号Ifpに比例して流れるようにする界磁制御回路
を、それぞれ構成する。
て第1の変換器1の入力電流、すなわちこれと比例関係
にある電動機3の電機子電流の大きさを制御する速度制
御回路を、信号4〜6を付した構成要素は電流検出器1
0の出力信号、すなわち電機子電流に応じて第2の変換
器2の転流進み角γを制御する転流進み角制御回路、信
号13〜17を付した構成要素は界磁電法王fが界磁指
令信号Ifpに比例して流れるようにする界磁制御回路
を、それぞれ構成する。
これら各回路の動作は既に周知のいわゆるサイリスタモ
ータ装置と同様であるから詳細説明を省略する。
ータ装置と同様であるから詳細説明を省略する。
第10図は第9図における電動機3の電圧と電流の関係
を示すベクトル図である。第10図において、(a)は
無負荷時、(b)は界磁電流Ifを一定に保ち、力率が
一定となるように転流進み角γを制御した場合の負荷時
、(c)は別途界磁電流Ifを電機子電流Iaに比例す
るように制御し、転流進み角γを一定にして運転した時
のベクトル図である。
を示すベクトル図である。第10図において、(a)は
無負荷時、(b)は界磁電流Ifを一定に保ち、力率が
一定となるように転流進み角γを制御した場合の負荷時
、(c)は別途界磁電流Ifを電機子電流Iaに比例す
るように制御し、転流進み角γを一定にして運転した時
のベクトル図である。
第10図(b) から明らかなように、たとえ力率を
所定の値に保てたとしても、端子電圧Vは電機子電流I
aの増加(IaiからIa2)に伴ない低下(V、から
VZ)する。この電圧低下により、第2の変換器2にお
ける転流可能な最大電流値が低下する。その結果、電動
機3から十分な出力を得ることができない。
所定の値に保てたとしても、端子電圧Vは電機子電流I
aの増加(IaiからIa2)に伴ない低下(V、から
VZ)する。この電圧低下により、第2の変換器2にお
ける転流可能な最大電流値が低下する。その結果、電動
機3から十分な出力を得ることができない。
第10図(c)の場合は、電機子電流Iaの増加(Ia
、からIa2)に伴なって端子電圧V力1上昇(voか
らV、)するので、同図(b)のような不都合はない。
、からIa2)に伴なって端子電圧V力1上昇(voか
らV、)するので、同図(b)のような不都合はない。
しかし、過負荷時においては端子電圧Vが定格時より高
くなるため、第2の変換器2のサイリスタに高耐圧のも
のが必要になる。また、電動機自体が磁気飽和を起すた
め、期待されるほど大きな出力が得られなくなることが
ある。さらに、軽負荷時では端子電圧Vが低下する結果
、それに伴ない第1の変換器1の力率(電源力率)が低
下してしまうという不都合を有する。
くなるため、第2の変換器2のサイリスタに高耐圧のも
のが必要になる。また、電動機自体が磁気飽和を起すた
め、期待されるほど大きな出力が得られなくなることが
ある。さらに、軽負荷時では端子電圧Vが低下する結果
、それに伴ない第1の変換器1の力率(電源力率)が低
下してしまうという不都合を有する。
なお、上記問題点の解決手段として、前記の公報には、
端子電圧と同期リアクタンス降下分をベクトル的に加算
して得られる無負荷誘起電圧E0の大きさと、この無負
荷誘起電圧E0と電機子電流Iaの位相差を制御するこ
とにより、端子電圧を電機子電流に対して無関係に一定
に制御する方式が詳細に述べられている。
端子電圧と同期リアクタンス降下分をベクトル的に加算
して得られる無負荷誘起電圧E0の大きさと、この無負
荷誘起電圧E0と電機子電流Iaの位相差を制御するこ
とにより、端子電圧を電機子電流に対して無関係に一定
に制御する方式が詳細に述べられている。
第11図はこの動作原理を示すベクトル図であるが、こ
こでは簡単にこの動作を説明する。端子電圧VMを一定
にするために電機子電流Iaの大きさに応じて、無負荷
誘起電圧E0の大きさ及び該E、と端子電圧の位相差θ
(相差角)を制御するとともに電機子電流Iaと端子電
圧■の位相差φが一定となるように、φ十〇 の関係を
保持しつつ第2の変換器の位相(φ十〇)を制御してい
る。
こでは簡単にこの動作を説明する。端子電圧VMを一定
にするために電機子電流Iaの大きさに応じて、無負荷
誘起電圧E0の大きさ及び該E、と端子電圧の位相差θ
(相差角)を制御するとともに電機子電流Iaと端子電
圧■の位相差φが一定となるように、φ十〇 の関係を
保持しつつ第2の変換器の位相(φ十〇)を制御してい
る。
しかしながら、この方式では端子電圧が一定に制御され
るために、電機子電流の大きさに応じて第2の変換器の
転流重なり角Uが変化し、第2の変換器のアーム素子で
あるサイリスタへの逆電圧の印加期間(γ−U)が変化
する。
るために、電機子電流の大きさに応じて第2の変換器の
転流重なり角Uが変化し、第2の変換器のアーム素子で
あるサイリスタへの逆電圧の印加期間(γ−U)が変化
する。
このとき、第2の変換器を多相化(例えば12相)して
トルク脈動を低減し、大容量サイリスタモータを駆動す
る場合には、30°毎に転流を行うために、他相の転流
の影響により第12図に示すようにアーム素子であるサ
イリスタの逆電圧期間はγ〉30°であっても30°−
uになり、第2の変換器の安定な転流を行なわせるため
にはこの転流重なり角を電機子電流の増加に対して非常
に大きくならないような端子電圧の設定が必要になる。
トルク脈動を低減し、大容量サイリスタモータを駆動す
る場合には、30°毎に転流を行うために、他相の転流
の影響により第12図に示すようにアーム素子であるサ
イリスタの逆電圧期間はγ〉30°であっても30°−
uになり、第2の変換器の安定な転流を行なわせるため
にはこの転流重なり角を電機子電流の増加に対して非常
に大きくならないような端子電圧の設定が必要になる。
また、この電圧を精度よく制御するためには。
交流電動機3の磁気飽和特性を考慮しなければならず、
前記公報に示す従来装置は精度の点で問題がある。
前記公報に示す従来装置は精度の点で問題がある。
また、発電制動時、交流電動機の過励磁による電動機端
子電圧の飽和を防ぐため、VM (電動機端子電圧)
/fM(電動機周波数)=一定に制御するのが望ましい
が、従来装置は発電制動時の界磁電流基準発生に特別な
装置を設ける必要がある。
子電圧の飽和を防ぐため、VM (電動機端子電圧)
/fM(電動機周波数)=一定に制御するのが望ましい
が、従来装置は発電制動時の界磁電流基準発生に特別な
装置を設ける必要がある。
従来の交流電流機の制御装置は以上のように構成されて
いるので、負荷変動により端子電圧や力率が大幅に変動
し、第2の変換器の転流が不安定になったり、十分な出
力が得られない。また、発電制動時、電動機端子電圧/
電動機周波数=一定にするための界磁電流制御ができな
いなどの問題点があった。
いるので、負荷変動により端子電圧や力率が大幅に変動
し、第2の変換器の転流が不安定になったり、十分な出
力が得られない。また、発電制動時、電動機端子電圧/
電動機周波数=一定にするための界磁電流制御ができな
いなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、負荷変動による端子電圧と力率の変動を防止
して、安定に転流を行なわせ十分な出力を得ることがで
き、また、発電制動時、i!動動機端子電圧/電動機周
波数一定にすることができる交流電動機の制御装置を得
ることを目的とする。
たもので、負荷変動による端子電圧と力率の変動を防止
して、安定に転流を行なわせ十分な出力を得ることがで
き、また、発電制動時、i!動動機端子電圧/電動機周
波数一定にすることができる交流電動機の制御装置を得
ることを目的とする。
この発明に係る交流電動機の制御装置は、無負荷端子電
圧指令回路の指令信号及び力率角指令回路の指令信号に
もとづき交流電動機の電機子電流に応じて端子電圧と無
負荷誘起電圧の位相差O(相差角)と界磁電流を制御す
るとともに、端子電圧の大きさを所定の転流余裕角を確
保できるように制御するベクトル演算器と、第2の変換
器の直流電圧制御回路と、電動機の端子電圧制御回路と
、交流電動機の発電制動時、必要な発電制動用抵抗を該
交流電動機端子を接続するスイッチを具備したものであ
る。
圧指令回路の指令信号及び力率角指令回路の指令信号に
もとづき交流電動機の電機子電流に応じて端子電圧と無
負荷誘起電圧の位相差O(相差角)と界磁電流を制御す
るとともに、端子電圧の大きさを所定の転流余裕角を確
保できるように制御するベクトル演算器と、第2の変換
器の直流電圧制御回路と、電動機の端子電圧制御回路と
、交流電動機の発電制動時、必要な発電制動用抵抗を該
交流電動機端子を接続するスイッチを具備したものであ
る。
この発明における交流電動機の制御装置は、端子電圧の
軌跡を界磁電流の軸(d軸)と並行するようにベクトル
演算器により制御し、上記界磁電流は端子電圧を生じる
ための磁化電流のd軸成分と界磁電流の軸と直交する軸
(q軸)に生じる電機子反作用起電力成分を補償するた
めの界磁電流成分との和により制御し、また、直流電圧
制御回路により第2の変換器の点弧位相を補正制御して
端子電圧制御回路で界磁電流の補正制御し、交流電動機
の発電制動時、交流電流機端子に発電制動用抵抗を接続
したことにより、電動機端子電圧/電動機周波数が一定
に制御する。
軌跡を界磁電流の軸(d軸)と並行するようにベクトル
演算器により制御し、上記界磁電流は端子電圧を生じる
ための磁化電流のd軸成分と界磁電流の軸と直交する軸
(q軸)に生じる電機子反作用起電力成分を補償するた
めの界磁電流成分との和により制御し、また、直流電圧
制御回路により第2の変換器の点弧位相を補正制御して
端子電圧制御回路で界磁電流の補正制御し、交流電動機
の発電制動時、交流電流機端子に発電制動用抵抗を接続
したことにより、電動機端子電圧/電動機周波数が一定
に制御する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、18は電動機3の端子電圧に対する電機子
電流の進み角(力率角)φを指令する力率角指令回路、
19は電動機3の無負荷時の端子電圧を指令する無負荷
端子電圧指令回路、20はベクトル演算器であって、上
記の力率角指令回路18及び無負¥tj端子電圧指令回
路19の指令と電機子電流Iaが入力され、界磁電流指
令IfP及び第2の変換器2の位相指令βを出力する。
図において、18は電動機3の端子電圧に対する電機子
電流の進み角(力率角)φを指令する力率角指令回路、
19は電動機3の無負荷時の端子電圧を指令する無負荷
端子電圧指令回路、20はベクトル演算器であって、上
記の力率角指令回路18及び無負¥tj端子電圧指令回
路19の指令と電機子電流Iaが入力され、界磁電流指
令IfP及び第2の変換器2の位相指令βを出力する。
34は位相制御回路であって、位置検出器4及びこのベ
クトル演算器20の指令にもとづき、第2の電力変換器
2の導通位相角を制御する。
クトル演算器20の指令にもとづき、第2の電力変換器
2の導通位相角を制御する。
21は直流電圧指令回路であって、電機子電流信号Ia
と、電動機3の端子電圧を検出をするPT32及び電圧
検出回路33の出力信号である端子電圧信号Vfbと、
ベクトル演算器20から転流進み角γが入力され直流電
圧指令E refを出力する。
と、電動機3の端子電圧を検出をするPT32及び電圧
検出回路33の出力信号である端子電圧信号Vfbと、
ベクトル演算器20から転流進み角γが入力され直流電
圧指令E refを出力する。
22は直流電圧偏差増幅器であって、第2の変換器2の
直流電圧検出器31の出力信号である直流電圧信号Ef
bと前記直流電圧指令E refとの偏差を増幅する。
直流電圧検出器31の出力信号である直流電圧信号Ef
bと前記直流電圧指令E refとの偏差を増幅する。
23は第1のスイッチであって、速度及び電機子電流の
レベルを判別する第1のレベル判別器24によって開閉
が制御され、前記直流電圧偏差増幅器22の出力信号を
入切する。
レベルを判別する第1のレベル判別器24によって開閉
が制御され、前記直流電圧偏差増幅器22の出力信号を
入切する。
25は第1の加算器であって、前記第1のスイッチ23
の出力信号とベクトル演算器2oの出力信号を加算し、
その出力を位相制御回路34に位相指令βとして与える
。
の出力信号とベクトル演算器2oの出力信号を加算し、
その出力を位相制御回路34に位相指令βとして与える
。
26は端子電圧指令回路であって、ベクトル演算器20
の端子電圧Vと電機子電流信号Iaが入力され、端子電
圧指令V refを出力する。
の端子電圧Vと電機子電流信号Iaが入力され、端子電
圧指令V refを出力する。
27は端子電圧偏差増幅器であって、端子電圧検出器3
3の出力信号である端子電圧信号Vfbと前記端子電圧
指令回路26の端子電圧指令Vrefとの偏差を増幅す
る。
3の出力信号である端子電圧信号Vfbと前記端子電圧
指令回路26の端子電圧指令Vrefとの偏差を増幅す
る。
28は第2のスイッチであって、速度のレベルを判別す
る第2のレベル判別器29によって開閉が制御され、前
記端子電圧偏差増幅器27の出力信号を入切する。
る第2のレベル判別器29によって開閉が制御され、前
記端子電圧偏差増幅器27の出力信号を入切する。
30は第2の加算器であって、前記第2のスイッチ28
の出力信号とベクトル演算器20の出力信号Ifpを加
算し、その出力を電流偏差増幅器15に界磁電流指令と
して与える。
の出力信号とベクトル演算器20の出力信号Ifpを加
算し、その出力を電流偏差増幅器15に界磁電流指令と
して与える。
31は第2の変換器2の直流電圧検出器。
32は電動機3の端子電圧を検出する変成器、33はそ
の変成器の出力信号を直流として検出するダイオード整
流器、36は発電制動時エネルギーを消費するための発
電制動用抵抗、35は発電制動時、前記交流電動機3と
前記発電制動抵抗36を接続するスイッチである。
の変成器の出力信号を直流として検出するダイオード整
流器、36は発電制動時エネルギーを消費するための発
電制動用抵抗、35は発電制動時、前記交流電動機3と
前記発電制動抵抗36を接続するスイッチである。
第2図はベクトル演算器20の詳細構成図を示す。第2
図において、201は無負荷端子電圧V。
図において、201は無負荷端子電圧V。
と電機子電流Iaと力率角φにより相差角θを出力する
O関数テーブル、202はこのθ関数テーブル201の
出力と無負荷端子電圧V。により端子電圧Vを演算する
端子電圧演算回路、203はこの端子電圧演算回路20
2の出力信号から磁化電流iμを演算する電動機3の無
負荷飽和曲線テーブル、204はこの無負荷飽和曲線テ
ーブル203の出力信号及びθより、磁化電流のd軸成
分1ALdを出力するjμd演算回路、2o5は電機子
電流Iaと力率角φより9@電機子反作用電圧成分Ea
qを演算するEaq演算回路、206はこのEaq演算
回路205の出力信号より電機子反作用の補償界磁電流
成分ifaを演算するifa演算回路。
O関数テーブル、202はこのθ関数テーブル201の
出力と無負荷端子電圧V。により端子電圧Vを演算する
端子電圧演算回路、203はこの端子電圧演算回路20
2の出力信号から磁化電流iμを演算する電動機3の無
負荷飽和曲線テーブル、204はこの無負荷飽和曲線テ
ーブル203の出力信号及びθより、磁化電流のd軸成
分1ALdを出力するjμd演算回路、2o5は電機子
電流Iaと力率角φより9@電機子反作用電圧成分Ea
qを演算するEaq演算回路、206はこのEaq演算
回路205の出力信号より電機子反作用の補償界磁電流
成分ifaを演算するifa演算回路。
207はこのifa演算回路206及び上記iμd演算
回路204の出力信号を加算する界磁電流指令発生回路
として加算器、208は端子電圧V及び力率角φにより
転流重なり角Uを演算するU演算回路、209はU演算
回路208の出力信号−とと力率角φを加算する加算器
、210はこの加算器209の出力信号である転流進み
角γと相差角θを加算する加算器であり、この加算器2
09゜210で位相指令発生回路をなす。
回路204の出力信号を加算する界磁電流指令発生回路
として加算器、208は端子電圧V及び力率角φにより
転流重なり角Uを演算するU演算回路、209はU演算
回路208の出力信号−とと力率角φを加算する加算器
、210はこの加算器209の出力信号である転流進み
角γと相差角θを加算する加算器であり、この加算器2
09゜210で位相指令発生回路をなす。
次に、」二足実施例の動作を第3図に示すベクトル図を
参照して説明する。基準軸として、界磁電流の方向をd
軸とし、これと直交する軸方向をq軸とすれば、q軸方
向に電動機3の無負荷誘起電圧が発生する。
参照して説明する。基準軸として、界磁電流の方向をd
軸とし、これと直交する軸方向をq軸とすれば、q軸方
向に電動機3の無負荷誘起電圧が発生する。
この発明における制御手段の基本をなすものは、q@上
の無負荷端子電圧V。に対して、電機子電流Iaに応じ
て端子電圧Vのベクトル軌跡が、d軸方向と抜打に推移
するように制御することである。
の無負荷端子電圧V。に対して、電機子電流Iaに応じ
て端子電圧Vのベクトル軌跡が、d軸方向と抜打に推移
するように制御することである。
端子電圧Vとq軸との位相差(相差角)をθ、電機子電
流Iaと端子電圧Vの位相差(力率角)をφとすれば、
端子電圧Vは無負荷端子電圧V。
流Iaと端子電圧Vの位相差(力率角)をφとすれば、
端子電圧Vは無負荷端子電圧V。
とd軸方向に生じる電機子反作用電圧成分Ead=Xa
qIaeos (φ+0)のベクトル和として求められ
、次式の関係が成立する。
qIaeos (φ+0)のベクトル和として求められ
、次式の関係が成立する。
Vatanθ= Xaq I acos (φ十〇>−
・−−−−−・(1)(1)式を変形して(2)式を得
る。
・−−−−−・(1)(1)式を変形して(2)式を得
る。
ここで(2)式の左辺は、無負荷端子電圧V。
に対するd相電機子反作用電圧成分のパーユニット(p
erunit)値を示している。0関数テーブルにより
、所定の力率角φに対する相差角θを求めることができ
る。
erunit)値を示している。0関数テーブルにより
、所定の力率角φに対する相差角θを求めることができ
る。
第4図はこの0関数テーブルの一例をグラフにして示し
たものである。
たものである。
端子電圧Vは相差角θの関数として次式より求められる
。
。
■演算回路202は(3)式に従い端子電圧Vを演算す
る。
る。
次に、この端子電圧Vに対して直交する方向に生じる磁
化電流iμを無負荷飽和曲線テーブル203により求め
る。この無負荷飽和曲線テーブルはその一例を曲線1と
して第5図にグラフにして示すように、電動機3の磁気
飽和を考慮した所定の速度における誘起電圧と界磁電流
の関係を示すものであり、またこの磁化電流iμは電動
機3の合成起磁力に相当する。
化電流iμを無負荷飽和曲線テーブル203により求め
る。この無負荷飽和曲線テーブルはその一例を曲線1と
して第5図にグラフにして示すように、電動機3の磁気
飽和を考慮した所定の速度における誘起電圧と界磁電流
の関係を示すものであり、またこの磁化電流iμは電動
機3の合成起磁力に相当する。
この磁化電流iμのd軸成分iμdは次式の関係式に従
い演算され、iμd演算回路204は(4)式の演算を
実行する。
い演算され、iμd演算回路204は(4)式の演算を
実行する。
iμd = iμcosθ ・旧・団・・・・
・・・ (4)一方、q軸方向の電機子反作用電圧成分
Eaqは次式の関係式で与えられ、Eaq演算回路20
5において演算される。
・・・ (4)一方、q軸方向の電機子反作用電圧成分
Eaqは次式の関係式で与えられ、Eaq演算回路20
5において演算される。
E aq = X ad I asin (φ+f)
) −−−−・−・−・・−(5)このq相電機子反
作用電圧成分Eaqはd軸方向の界磁電流成分ifaに
よって補償するように制御される。この場合の電機子反
作用電圧成分Eaqがら界磁電流成分ifaの変換はi
fa演算回路206によって実行され、次式に示すよう
に、第5図に示す無負荷飽和曲線の接線特性Kfaを係
数にして変換される。
) −−−−・−・−・・−(5)このq相電機子反
作用電圧成分Eaqはd軸方向の界磁電流成分ifaに
よって補償するように制御される。この場合の電機子反
作用電圧成分Eaqがら界磁電流成分ifaの変換はi
fa演算回路206によって実行され、次式に示すよう
に、第5図に示す無負荷飽和曲線の接線特性Kfaを係
数にして変換される。
1fa=Kfa−Eaq −−・・−−・(6
)上記(4)式及び(6)式に従って得られたd軸の界
磁電流成分iμd、 ifaを加算器207により加゛
算して、次式のように界磁電流指令Ifpを得ている。
)上記(4)式及び(6)式に従って得られたd軸の界
磁電流成分iμd、 ifaを加算器207により加゛
算して、次式のように界磁電流指令Ifpを得ている。
Ifp=iμd + ifa ・・・・・・
・・・・・・・・・ (7)第2の変換器2の位相指
令βは、q軸方向に対して次式の関係式によって相差角
θと力率角φ及び転流重なり角Uの和で与えられる。
・・・・・・・・・ (7)第2の変換器2の位相指
令βは、q軸方向に対して次式の関係式によって相差角
θと力率角φ及び転流重なり角Uの和で与えられる。
β:O+φ十−・・・・・・・・・・・・・・・ (8
)このとき、端子電圧Vに対する第2の変換器2の転流
進み角γは次のようになる。
)このとき、端子電圧Vに対する第2の変換器2の転流
進み角γは次のようになる。
U
γ=φ+−・・・・・・・・・・・・・・・ (9)こ
こで転流重なり角Uは次式に示される。
こで転流重なり角Uは次式に示される。
なお、(10)式は
■
及び(9)式よりγを消去することにより得られる。ま
た、(10)式は第2の変換器2の直流電流Idの関数
になっているため、このIdを電機子電流の基本波実効
値Iaに変換する必要がある。
た、(10)式は第2の変換器2の直流電流Idの関数
になっているため、このIdを電機子電流の基本波実効
値Iaに変換する必要がある。
電機子電流は転流重なり角Uを考慮すれば、第6図に示
すように台形波状になり、このときの電機子電流の基本
波実効値Iaは次のようにUの関数になる。
すように台形波状になり、このときの電機子電流の基本
波実効値Iaは次のようにUの関数になる。
しかしながら、12相以上の大容量サイリスタモータで
は、転流重なり角Uは一般にu < 20 ’〜25°
に制御しないとサイリスタのターンオフのための逆電圧
期間を確保できなくなる。この場π 従って、(10)式を変形すれば、 となり、この(12)式に従ってU演算回路208は演
算を実行する。
は、転流重なり角Uは一般にu < 20 ’〜25°
に制御しないとサイリスタのターンオフのための逆電圧
期間を確保できなくなる。この場π 従って、(10)式を変形すれば、 となり、この(12)式に従ってU演算回路208は演
算を実行する。
以上のように、この発明のものは(1)〜(3)式のベ
クトル関係式に従い制御されるため、サイリスタの転流
余裕角(逆電圧印加期間)30’ −Uを確保するため
には、上記力率角φ及び無負荷端子電圧v0を適当な値
に選択すればよい。
クトル関係式に従い制御されるため、サイリスタの転流
余裕角(逆電圧印加期間)30’ −Uを確保するため
には、上記力率角φ及び無負荷端子電圧v0を適当な値
に選択すればよい。
位相制御回路34はq軸方向と同一位相に設定された位
置検出器4の出力信号に対して位相指令β分だけ進める
ような位相動作を行えばよく、この位相制御方式は種々
のものが実用化されており。
置検出器4の出力信号に対して位相指令β分だけ進める
ような位相動作を行えばよく、この位相制御方式は種々
のものが実用化されており。
公知の技術であるためここでは説明を省略する。
しかしながら、ベクトル演算器20の演算精度及び演算
時間の影響により、実際の端子電圧Vの大きさと位相が
ベクトル演算器20の演算信号と異なる場合が生じる。
時間の影響により、実際の端子電圧Vの大きさと位相が
ベクトル演算器20の演算信号と異なる場合が生じる。
この演算誤差と応答の遅れを補正する手段として直流電
圧偏差増幅器22と端子電圧偏差増幅器27を設けてい
る。直流電圧指令E refは次の式により直流電圧指
令回路21で演算される。
圧偏差増幅器22と端子電圧偏差増幅器27を設けてい
る。直流電圧指令E refは次の式により直流電圧指
令回路21で演算される。
XcId
Eref = 1 、35Vfbcos y + −2
raId −−・・・(13)π ここで、Idは第2の変換器2の直流電流信号であり、
(11)式の近似値である換算式π り求める。(13)式の右辺の第2項は転流電圧降下成
分を示し、第3項は電機子抵抗raの降下分を示してい
る。
raId −−・・・(13)π ここで、Idは第2の変換器2の直流電流信号であり、
(11)式の近似値である換算式π り求める。(13)式の右辺の第2項は転流電圧降下成
分を示し、第3項は電機子抵抗raの降下分を示してい
る。
なお、右辺の第1項のVfbは端子電圧検出器33の出
力信号であり、電動機3の端子電圧の実際値に比例して
おり、第1項は転流電圧及び抵抗降下分を無視したとき
の第2の電力変換器2の直流電圧の平均値である。
力信号であり、電動機3の端子電圧の実際値に比例して
おり、第1項は転流電圧及び抵抗降下分を無視したとき
の第2の電力変換器2の直流電圧の平均値である。
直流電圧値差増幅器22は直流電圧指令E refに対
して直流電圧検出信号Efbが等しくなるようにその偏
差を増幅し、その出力は第1のスイッチ23を介して第
1の加算器25でベクトル演算器20の位相指令βと加
算されて位相制御回路34に与えられる。
して直流電圧検出信号Efbが等しくなるようにその偏
差を増幅し、その出力は第1のスイッチ23を介して第
1の加算器25でベクトル演算器20の位相指令βと加
算されて位相制御回路34に与えられる。
この直流電圧偏差増幅器22の出力信号は第2の変換器
2の位相制御角の補正信号として働き、第2の変換器2
の直流電圧が直流電圧指令E refに追従するように
なる。このようにして、(13)式で示されるように第
2の変換器2の転流進み角γが所定値に制御されるため
、転流失敗が防止できる。
2の位相制御角の補正信号として働き、第2の変換器2
の直流電圧が直流電圧指令E refに追従するように
なる。このようにして、(13)式で示されるように第
2の変換器2の転流進み角γが所定値に制御されるため
、転流失敗が防止できる。
なお、第1のスイッチ23は電動機3の速度が所定の速
度以上あるいは電機子電流が所定の値以上のときに閉路
される。極低速領域では端子電圧のレベルが非常に低く
なり、端子電圧検出器33としてPT32の出力をダイ
オードブリッジ回路で整流して検出する場合にはそのダ
イオードの降下分により端子電圧の検出精度が悪くなる
。
度以上あるいは電機子電流が所定の値以上のときに閉路
される。極低速領域では端子電圧のレベルが非常に低く
なり、端子電圧検出器33としてPT32の出力をダイ
オードブリッジ回路で整流して検出する場合にはそのダ
イオードの降下分により端子電圧の検出精度が悪くなる
。
また、電機子電流が極端に小さい場合にはその脈動成分
により電流の断続現象が生じて、第1及び第2の変換器
1,2のアームサイリスタがオフしてしまい、第2の変
換器2の直流電圧が電流断続のタイミング毎に零になっ
て、(13)式の関係式が成立しなくなる。これらの現
象を防止するために第1のレベル判別器24によって、
速度および電機子電流のレベルを判別して開閉される第
1のスイッチ23を設けており、低速あるいは電機子電
流が小さいときには直流電圧偏差増幅器22の出力信号
をオフするようにしている。
により電流の断続現象が生じて、第1及び第2の変換器
1,2のアームサイリスタがオフしてしまい、第2の変
換器2の直流電圧が電流断続のタイミング毎に零になっ
て、(13)式の関係式が成立しなくなる。これらの現
象を防止するために第1のレベル判別器24によって、
速度および電機子電流のレベルを判別して開閉される第
1のスイッチ23を設けており、低速あるいは電機子電
流が小さいときには直流電圧偏差増幅器22の出力信号
をオフするようにしている。
端子電圧指令Vrafは次の式により端子電圧指令回路
26で演算される。
26で演算される。
Vraf=V+raIa −−−(14)ここ
で、右辺の第1項はベクトル演算4120の端子電圧の
演算値であり、第2項は電動機3の電機子抵抗raの降
下分を示している。端子電圧偏差増幅器27はこの端子
電圧指令Vrefと端子電圧信号Vfbの偏差を増幅し
、その出力は第2のスイッチ28を介して第2の加算器
30でベクトル演算器20の界磁電流指令IfPと加算
されて界磁電流偏差増幅器15に与えられる。
で、右辺の第1項はベクトル演算4120の端子電圧の
演算値であり、第2項は電動機3の電機子抵抗raの降
下分を示している。端子電圧偏差増幅器27はこの端子
電圧指令Vrefと端子電圧信号Vfbの偏差を増幅し
、その出力は第2のスイッチ28を介して第2の加算器
30でベクトル演算器20の界磁電流指令IfPと加算
されて界磁電流偏差増幅器15に与えられる。
この端子電圧偏差増幅器27の出力信号は界磁電流指令
の補正信号として働き、電動機3の端子電圧が端子電圧
検出信号Vrefに追従するようになる。このようにし
て、界磁電流指令Ifρの誤差による電動機3の端子電
圧の変動が防止でき、電動機3の出力の変動を抑制でき
る。
の補正信号として働き、電動機3の端子電圧が端子電圧
検出信号Vrefに追従するようになる。このようにし
て、界磁電流指令Ifρの誤差による電動機3の端子電
圧の変動が防止でき、電動機3の出力の変動を抑制でき
る。
なお、第2のスイッチ28は電動機3の速度が所定の速
度以上のときにのみ、第2のレベル判別器29によって
閉路される。これは前述のように速度が低い場合には端
子電圧信号Vfbの検出精度が悪くなるためである。
度以上のときにのみ、第2のレベル判別器29によって
閉路される。これは前述のように速度が低い場合には端
子電圧信号Vfbの検出精度が悪くなるためである。
また、発電制動時は、第1の電力変換器1及び第2の電
力変換器2のゲートしゃ断を行った後、電動機端子過電
圧を防ぐため、界磁電流If=0制御を行って、交流電
動機3の端子をスイッチ35を閉じることにより発電制
動抵抗36に接続する。
力変換器2のゲートしゃ断を行った後、電動機端子過電
圧を防ぐため、界磁電流If=0制御を行って、交流電
動機3の端子をスイッチ35を閉じることにより発電制
動抵抗36に接続する。
次に界磁電流基準をランプ状(30PU/S程度の傾き
、PU=定格界磁電流)に入力して界磁電流を流すこと
により、磁束が発生し、発電が始まり、発電制動用抵抗
36によって、その発電エネルギーが消費され、交流電
動機3の持つ速度エネルギーが熱エネルギーと変換され
、交流電動機3の速度は低下、停止する。
、PU=定格界磁電流)に入力して界磁電流を流すこと
により、磁束が発生し、発電が始まり、発電制動用抵抗
36によって、その発電エネルギーが消費され、交流電
動機3の持つ速度エネルギーが熱エネルギーと変換され
、交流電動機3の速度は低下、停止する。
ここで、第8図は、前記発電制動時、界磁電流Ifを一
定に制御した場合の特性図であるが1発電制動用抵抗3
6に流れる電流(交流電動機3の電機子電流)が減少し
、電機子反作用が減少しているにもかかわらず、界磁電
流を一定に流しているため交流電動機3は過励磁状態と
なり、電動機端子電圧が電動機周波数に比例せず飽和し
ている。
定に制御した場合の特性図であるが1発電制動用抵抗3
6に流れる電流(交流電動機3の電機子電流)が減少し
、電機子反作用が減少しているにもかかわらず、界磁電
流を一定に流しているため交流電動機3は過励磁状態と
なり、電動機端子電圧が電動機周波数に比例せず飽和し
ている。
そこで、発電制動時、前記第2図に示すベクトル演算器
20により界磁電流指令IfP及び端子電圧Vを演算し
、演算結果による端子電圧制御(端子電圧制御器27)
、界磁電流制御(界磁電流制御器15)を行うことによ
り。
20により界磁電流指令IfP及び端子電圧Vを演算し
、演算結果による端子電圧制御(端子電圧制御器27)
、界磁電流制御(界磁電流制御器15)を行うことによ
り。
に制御し、第7図に示す発電制動特性とした。
ここで、ベクトル演算器20における演算結果、つまり
、界磁電流指令Ifp及び端子電圧Vは、第2図におい
て、速度フィードバック信号に比例した無負荷端子電圧
v0を入力し、電機子反作用。
、界磁電流指令Ifp及び端子電圧Vは、第2図におい
て、速度フィードバック信号に比例した無負荷端子電圧
v0を入力し、電機子反作用。
(発電制動抵抗に流れる電流IQ)を入力する。
発電制動時、電機子リーケッジリアクタンスω1aは発
電制動抵抗Rに対してωla<<R,故に力率角φは無
視でき、力率z1.0と考えφ=0とすることにより、
(20−1)式の関係を保つ値となる。
電制動抵抗Rに対してωla<<R,故に力率角φは無
視でき、力率z1.0と考えφ=0とすることにより、
(20−1)式の関係を保つ値となる。
なお、上記実施例で、定数Kad、 Kaq、 Kcは
各々cl!1ffi機子反作用リアクタンス、q軸電機
子反作用リアクタンス、転流リアクタンスを意味するも
のであり、これらの定数は電動機3の周波数に比例して
変化するため、説明の都合上、省略したが、速度発電機
7の出力信号に応じてテーブル等によって変化させるよ
うにしたものであってもよい。また、同様に、無負荷飽
和曲線テーブル203により、磁化電流iμを演算する
場合、その入力信号である端子電圧Vを電動機3の速度
に反比例した信号に変換して与えるようにしたものであ
ってもよい。
各々cl!1ffi機子反作用リアクタンス、q軸電機
子反作用リアクタンス、転流リアクタンスを意味するも
のであり、これらの定数は電動機3の周波数に比例して
変化するため、説明の都合上、省略したが、速度発電機
7の出力信号に応じてテーブル等によって変化させるよ
うにしたものであってもよい。また、同様に、無負荷飽
和曲線テーブル203により、磁化電流iμを演算する
場合、その入力信号である端子電圧Vを電動機3の速度
に反比例した信号に変換して与えるようにしたものであ
ってもよい。
また、上記実施例ではベクトル演算器20の入力信号と
して電機子電流Iaの検出信号を用いたものを示したが
、速度偏差増幅器9の出力信号を用いたものであっても
よく、この場合には電機子電流Iaの検出信号と速度偏
差増幅器9の出力信号である電機子電流の基準信号との
偏差が小さくなるように電流偏差増幅器の応答特性を高
めれば上記実施例と同様の効果を奏する。
して電機子電流Iaの検出信号を用いたものを示したが
、速度偏差増幅器9の出力信号を用いたものであっても
よく、この場合には電機子電流Iaの検出信号と速度偏
差増幅器9の出力信号である電機子電流の基準信号との
偏差が小さくなるように電流偏差増幅器の応答特性を高
めれば上記実施例と同様の効果を奏する。
また、上記実施例においてベクトル演算器20の演算は
マイクロコンピュータ等でディジタル処理されるもので
あってよく、この場合にはアナログのものに比べて演算
精度が向上する。また、上記実施例では第1図において
第2の変換器2として6相整流回路のものを示したが、
この第2の変換器を複数台並列あるいは直列構成にして
、12相以上の整流回路に構成したものであっても、上
記実施例と同様の効果を奏する。
マイクロコンピュータ等でディジタル処理されるもので
あってよく、この場合にはアナログのものに比べて演算
精度が向上する。また、上記実施例では第1図において
第2の変換器2として6相整流回路のものを示したが、
この第2の変換器を複数台並列あるいは直列構成にして
、12相以上の整流回路に構成したものであっても、上
記実施例と同様の効果を奏する。
また、上記実施例において、データ読込器36の動作及
びデータ補正器36bの処理は、マイクロプロセッサの
割込機能を利用したものであっても上記実施例と同様の
効果を奏する。
びデータ補正器36bの処理は、マイクロプロセッサの
割込機能を利用したものであっても上記実施例と同様の
効果を奏する。
また、上記実施例において、フィルタ35は、割込信号
にて動作するソンプルホールドであっても上記実施例と
同様の効果を奏する。
にて動作するソンプルホールドであっても上記実施例と
同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば、端子電圧のベクトル
軌跡が無負荷端子電圧に対してd軸方向を並行に変化す
るような相差角0のテーブルを用い電機子電流の基本成
分に応じてベクトル演算を行い、また、磁化電流の演算
に無負荷飽和曲線を用いるとともに、直流電圧制御によ
り第2の変換器の位相角を補正し、かつ端子電圧制御に
より界磁電流を補正するようにしたので、装置の精度を
向上でき、また安定な転流動作を行えるものが得られる
。また、発電制動時電動機端子電圧/電動機周波数=一
定とし過励磁による電動機端子電圧の飽和を防ぐなどの
効果がある。
軌跡が無負荷端子電圧に対してd軸方向を並行に変化す
るような相差角0のテーブルを用い電機子電流の基本成
分に応じてベクトル演算を行い、また、磁化電流の演算
に無負荷飽和曲線を用いるとともに、直流電圧制御によ
り第2の変換器の位相角を補正し、かつ端子電圧制御に
より界磁電流を補正するようにしたので、装置の精度を
向上でき、また安定な転流動作を行えるものが得られる
。また、発電制動時電動機端子電圧/電動機周波数=一
定とし過励磁による電動機端子電圧の飽和を防ぐなどの
効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による交流電動機の制御装
置を示す構成図、第2図は第1図におけるベクトル演算
器の詳細構成図、第3図はこの発明の動作原理を説明す
るためのベクトル図、第4図はθ演算回路の特性図、第
5図は無負荷飽和曲線を示す特性図、第6図は電機子電
流の波形図。 第7図は発電制動時、ベクトル演算器にて界磁電流制御
を行ったときの発電制動特性、第8図はベクトル演算を
行わず界磁電流一定状態に制御したときの発電制動特性
図、第9図は従来装置の構成図、第10図は電動機の電
圧と電流の関係を示すベクトル図、第11図は第1図に
示した装置の動作を説明するためのベクトル図、第12
図はサイリスタの電圧波形図である。 1は第1の電力変換器、2は第2の電力変換器、3は交
流電動機(同期電動機)、4は位置検出器、18は力率
角指令回路、19は無負荷端子電圧指令回路、20はベ
クトル演算器、21は直流電圧指令回路、22は直流電
圧制御回路(直流電圧偏差増幅器)、26は端子電圧指
令回路、27は端子電圧制御回路(端子電圧偏差増幅器
)、201は相差角演算テーブル、202は端子電圧演
算器、203は無負荷飽和曲線テーブル、204はd軸
成分磁化電流演算器、205はq軸電流反作用電圧演算
器、206は界磁電流演算器、207は界磁電流指令発
生回路(加算器)、208は転流重なり角波算器、20
9は位相指令発生回路(加算器)、35はスイッチ、3
6は発電用制動抵抗。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人 三菱電機株式会社 20:ぺ7)+1/λぎ11距竪 第6図 第9図 活〜8 第7図 覧!b貴園i数(1) 第10図 (a)
置を示す構成図、第2図は第1図におけるベクトル演算
器の詳細構成図、第3図はこの発明の動作原理を説明す
るためのベクトル図、第4図はθ演算回路の特性図、第
5図は無負荷飽和曲線を示す特性図、第6図は電機子電
流の波形図。 第7図は発電制動時、ベクトル演算器にて界磁電流制御
を行ったときの発電制動特性、第8図はベクトル演算を
行わず界磁電流一定状態に制御したときの発電制動特性
図、第9図は従来装置の構成図、第10図は電動機の電
圧と電流の関係を示すベクトル図、第11図は第1図に
示した装置の動作を説明するためのベクトル図、第12
図はサイリスタの電圧波形図である。 1は第1の電力変換器、2は第2の電力変換器、3は交
流電動機(同期電動機)、4は位置検出器、18は力率
角指令回路、19は無負荷端子電圧指令回路、20はベ
クトル演算器、21は直流電圧指令回路、22は直流電
圧制御回路(直流電圧偏差増幅器)、26は端子電圧指
令回路、27は端子電圧制御回路(端子電圧偏差増幅器
)、201は相差角演算テーブル、202は端子電圧演
算器、203は無負荷飽和曲線テーブル、204はd軸
成分磁化電流演算器、205はq軸電流反作用電圧演算
器、206は界磁電流演算器、207は界磁電流指令発
生回路(加算器)、208は転流重なり角波算器、20
9は位相指令発生回路(加算器)、35はスイッチ、3
6は発電用制動抵抗。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人 三菱電機株式会社 20:ぺ7)+1/λぎ11距竪 第6図 第9図 活〜8 第7図 覧!b貴園i数(1) 第10図 (a)
Claims (2)
- (1)交流の周波数変換を行う電力変換器と、前記電力
変換器の出力により駆動される交流電動機と、前記交流
電動機の回転位置に応じた位置信号を出力する位置検出
器と、前記電力変換器の直流電圧を検出する直流電圧検
出手段と、前記交流電動機の端子電圧を検出する端子電
圧検出手段と、前記交流電動機の界磁電流を制御する界
磁電流制御回路と、前記交流電動機の無負荷端子電圧の
大きさを設定する無負荷端子電圧指令回路と、前記交流
電動機の力率角を指令する力率角指令回路と、前記無負
荷端子電圧指令回路の指令信号及び前記力率角指令回路
の指令信号にもとづき前記交流電動機の電機子電流の大
きさに応じて該交流電動機の界磁電流指令と前記電力変
換器の位相指令を出力するベクトル演算器と、前記電機
子電流と前記端子電圧検出手段の出力信号と前記ベクト
ル演算器の転流重なり角及び力率角の和の信号とにより
直流電圧の演算を行う直流電圧指令回路と、前記直流電
圧指令回路の出力信号と前記直流電圧検出手段の出力信
号との偏差を増幅した信号を前記ベクトル演算器の位相
指令に加算して前記電力変換器の位相を制御する直流電
圧制御回路と、前記ベクトル演算器の端子電圧信号と電
機子電流により端子電圧の演算を行う端子電圧指令回路
と、前記端子電圧指令回路の出力信号と前記端子電圧検
出手段の出力信号との偏差を増幅した信号を前記ベクト
ル演算器の界磁電流信号に加算して前記界磁電流制御回
路に界磁電流指令として与える端子電圧制御回路と、前
記交流電動機の発電制動時に発電制動用抵抗を該交流電
動機端子に接続するスイッチと、を備えた交流電動機の
制御装置。 - (2)電機子電流の大きさに応じて前記交流電動機の端
子電圧のベクトル軌跡が前記無負荷端子電圧に対して垂
直方向に推移するようなベクトル演算を行うためにd軸
電機子反作用電圧のパーユニット値を入力して相差角を
求める相差角演算テーブルと、前記相差角と前記無負荷
端子電圧信号により端子電圧を求める端子電圧演算器と
、前記端子電圧信号から磁化電流を求める前記交流電動
機の無負荷飽和曲線テーブルと、前記相差角により前記
磁化電流のd軸成分を求めるd軸成分磁化電流演算器と
、前記相差角、力率角及び電機子電流によりq軸電機子
反作用電圧を求めるq軸電機子反作用電圧演算器と、前
記q軸電機子反作用電圧成分を補償して打消す界磁電流
成分を求める電機子反作用補償の界磁電流演算器と、電
機子反作用補償界磁電流信号とd軸成分磁化電流を加算
して前記界磁電流指令を発生する界磁電流指令発生回路
と、前記端子電圧信号と電機子電流信号と力率角により
転流重なり角を求める転流重なり角演算器と、転流重な
り角信号と力率角と相差角を加算して前記電力変換器の
位相指令を発生する位相指令発生回路とにより、ベクト
ル演算器を構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項記載の交流電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61280065A JPH0634614B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 交流電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61280065A JPH0634614B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 交流電動機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63133886A true JPS63133886A (ja) | 1988-06-06 |
JPH0634614B2 JPH0634614B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=17619815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61280065A Expired - Lifetime JPH0634614B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 交流電動機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634614B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007007387A1 (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-18 | Hitachi, Ltd. | 界磁巻線型同期モータの制御装置,電動駆動システム,電動4輪駆動車およびハイブリッド自動車 |
JP2007089318A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 半導体電力変換装置 |
JP2012120257A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Minebea Co Ltd | 3相モータの駆動制御装置 |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP61280065A patent/JPH0634614B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007007387A1 (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-18 | Hitachi, Ltd. | 界磁巻線型同期モータの制御装置,電動駆動システム,電動4輪駆動車およびハイブリッド自動車 |
US8073600B2 (en) | 2005-07-11 | 2011-12-06 | Hitachi, Ltd. | Controller of field winding type synchronous motor, electric drive system, electric four wheel driving vehicle, and hybrid automobile |
JP2007089318A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 半導体電力変換装置 |
JP2012120257A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Minebea Co Ltd | 3相モータの駆動制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0634614B2 (ja) | 1994-05-02 |
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