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JPS631305B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS631305B2
JPS631305B2 JP53153804A JP15380478A JPS631305B2 JP S631305 B2 JPS631305 B2 JP S631305B2 JP 53153804 A JP53153804 A JP 53153804A JP 15380478 A JP15380478 A JP 15380478A JP S631305 B2 JPS631305 B2 JP S631305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
carbon atoms
trifluoromethyl
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53153804A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5488277A (en
Inventor
Are Andore
Meie Jan
Dorae Roje
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanofi Aventis France
Original Assignee
Roussel Uclaf SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FR7737836A external-priority patent/FR2411833A1/fr
Priority claimed from FR7737835A external-priority patent/FR2411832A1/fr
Application filed by Roussel Uclaf SA filed Critical Roussel Uclaf SA
Publication of JPS5488277A publication Critical patent/JPS5488277A/ja
Publication of JPS631305B2 publication Critical patent/JPS631305B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D215/38Nitrogen atoms
    • C07D215/42Nitrogen atoms attached in position 4
    • C07D215/44Nitrogen atoms attached in position 4 with aryl radicals attached to said nitrogen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • A61P29/02Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID] without antiinflammatory effect

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、2−〔(4−キノリニル)アミノ〕−
5−フルオル安息香酸の新規な誘導体、その製造
法、その薬剤としての使用並びにそれを含有する
製薬組成物に関する。 本発明の主題は、次式 (ここで、Xは7又は8位置にあり、塩素原子又
はトリフルオルメチル基を表わし、Rは水素原子
又はエステル化基を表わす) の化合物、その酸との塩並びにRが水素原子を表
わすときにはそれの塩基との塩にある。 エステル化基とは、特に、脂肪族、シクロ脂肪
族、芳香族又は芳香族脂肪族系に属する1〜18個
の炭素原子を含有するアルコールから誘導され、
そして1個又はそれ以上のヘテロ原子を含有で
き、またアルキルアミノ若しくはジアルキルアミ
ノ基、1個若しくはそれ以上の直鎖状若しくは分
枝鎖状の飽和炭化水素基、1個若しくはそれ以上
のヒドロキシ、アルコキシ、アミノ若しくはトリ
フルオルメチル基又は1個若しくはそれ以上のハ
ロゲン原子によつて置換されていてもよく、或い
は1個若しくはそれ以上の複素環(それ自体前記
のような置換基の一つ若しくはそれ以上のもので
置換されていてもよい)、別の複素環又はフエニ
ル基(それ自体置換されていてもよい)によつて
置換されていてもよいエステル化基と解される。 酸との塩の中でも、塩酸、臭化水素酸、硫酸若
しくはりん酸のような無機酸により形成されるも
の、又はぎ酸、メタンスルホン酸のようなアルカ
ンスルホン酸若しくはp−トルエンスルホン酸の
ようなアリールスルホン酸の如き有機酸により形
成されるものがあげられる。 塩基との塩の中でも、ナトリウム、カリウム若
しくはカルシウム塩のようなアルカリ金属若しく
はアルカリ土金属の塩、又はアンモニウム塩、ア
ミノアルコールの置換若しくは非置換塩、リジ
ン、アルギニン若しくはコリンの塩のようなアミ
ンの塩があげられる。 フランス国特許第2181807号及びその追加特許
第2298330号は、中間体化合物として、次式A (ここでXはハロゲン原子、特に塩素原子又はト
リフルオルメチル基であつてよく、Zはハロゲン
原子、特に塩素又は臭素原子であつてよい) の化合物を使用しているが、これらの特許はZが
ふつ素原子を表わすいかなる化合物も記載してい
ず、また考慮もしていない。 特に、本発明の主題は、下記の化合物にある。 ● Rが水素原子を表わす式の化合物並びにそ
の酸及び塩基との塩; ● Rが1〜8個の炭素原子を含有するアルキル
基、次の基
【式】(ここでAは基− (CH2o−(nは2から5まで変り得る整数を表
わす)の直鎖状アルキレン基か又は3〜5個の炭
素原子を含有する分枝鎖状アルキレン基を表わ
し、R1及びR2は同一又は異なつていてよく、1
〜8個の炭素原子を含有するアルキル基を表わす
か、又はR1とR2は窒素原子と一緒になつてピペ
リジニル、ピロリジニル及びモルホリニル基及び
場合によつては第二窒素原子上に1〜4個の炭素
原子を含有するアルキル基が置換していてもよい
N−ピペラジニル基よりなる群から選ばれる複素
環基を形成する)を表わし、或いはRが次の基 (ここでR3は2、3又は4位置にあり、水素
原子、ハロゲン原子、トリフルオルメチル基、ト
リフルオルメチルチオ基、トリフルオルメトキシ
基、1〜8個の炭素原子を含有するアルキル基又
は1〜8個の炭素原子を含有するアルコキシ基を
表わし、n′は2から5まで変り得る整数を表わ
す)を表わし、或いはRが次の基 −CH2−CHOR4−CH2OR5 (ここでR4及びR5はそれぞれ水素原子又は一緒
になつて式
【式】(P及びQは1〜8個の炭 素原子を含有するアルキル基、7〜13個の炭素原
子を含有するアラールキル基又は6〜12個の炭素
原子を含有するアリール基を表わす)のケトニド
基を表わす)を表わす式の化合物並びにその酸
との付加塩。 Rがアルキル基を表わすときは、これは好まし
くはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、n−ペンチル又はn−ヘキ
シル基である。 Aが直鎖状アルキレン基を表わすときは、これ
は好ましくは基−(CH22−である。 Aが分枝鎖状アルキレン基を表わすときは、こ
れは好ましくはイソプロピレン基である。 R1又はR2がアルキル基を表わすときは、これ
は好ましくはメチル、エチル、n−プロピル又は
n−ブチル基である。 n′は好ましくは2、3又は4の数を表わす。 R3がハロゲン原子を表わすときは、これは好
ましくは塩素、ふつ素又は臭素原子である。 R3がアルキル基を表わすときは、これは好ま
しくはメチル、エチル、n−プロピル又はn−ブ
チル基である。 R3がアルコキシ基を表わすときは、これは好
ましくはメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ又
はn−ブトキシ基である。 P及びQがアルキル基を表わすときは、これは
好ましくはメチル又はエチル基である。 P及びQがアラールキル基を表わすときは、こ
れは好ましくはベンジル基である。 P及びQがアリール基を表わすときは、これは
好ましくはフエニル基である。 本発明の化合物の中でも、特にRがメチル基、
次の基
【式】次の基
【式】次の基
【式】又は次の基
【式】を表わす式の化合物 並びにその酸との付加塩があげられる。 さらに詳しくは、本発明の主題は、Xが7位置
の塩素原子を表わす前記の化合物、Xが8位置に
ある前記の化合物、そして後者の中でもXがトリ
フルオルメチル基を表わすもの、並びにこれらの
化合物の酸との塩にある。 また、本発明の化合物の中でも、以下の実施例
に記載するものがあげられる。 式の化合物並びにその塩は、有益な薬理学的
性質を示し、特にそれを薬剤として治療上使用す
るのを正当化させる鎮痛活性を示す。 本発明に従う薬剤の中でも、特に、 2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
−フルオル安息香酸メチル、 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸(2・2−ジ
メチル−4−ジオキサリル)メチル、 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−ジメチル
アミノエチル及びその塩酸塩、 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−(4−(3
−トリフルオルメチル)フエニルピペラジン−1
−イル)エチル及びその塩酸塩、並びに 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2・3−ジヒ
ドロキシプロピル があげられる。 本発明に従う薬剤は、筋肉、関節又は神経痛、
歯痛及び片頭痛の治療に用いることができる。 したがつて、本発明は、前記の薬剤は活性成分
として含有する製薬組成物に及ぶ。 これらの組成物は、経口的に、直腸経路で、非
経口的に又は皮膚及び粘膜への局部適用では局所
的に投与することができる。 それらは固体又は液体であつてよく、人の医薬
に普通に使用される製薬形態、例えば錠剤又は糖
衣錠、ゼラチンカプセル、顆粒、坐薬、注射用調
合物、軟膏、クリーム、ゲル及びエーロゾル調合
剤の形で提供できる。それらは通常の方法により
製造される。活性成分は、これらの製薬組成物に
一般に使用される補助剤、例えばタルク、アラビ
アゴム、ラクトース、でん粉、ステアリン酸マグ
ネシウム、ココアバター、水性又は非水性ビヒク
ル、動物又は植物起源の脂肪物質、パラフイン誘
導体、グリコール、各種の湿潤、分散若しくは乳
化剤及び(又は)保存剤中に配合することができ
る。 薬用量は、特に、投与経路、治療すべき病気及
び患者によつて変わる。 例えば、成人の場合、それは例1又は14の化合
物について経口投与で1日当り20mg〜2gの間の
活性成分である。 また、本発明の主題は、前記の式の化合物を
製造するにあたり、次式 (ここでXは7又は8位置にあり、塩素原子又は
トリフルオルメチル基を表わす) の化合物に次式 (ここでアルキルは1〜18個の炭素原子を含有す
るアルキル基を表わす) の化合物を作用させて次式 の化合物を得、所望ならばこの化合物にけん化剤
を作用させて対応する次式 の酸を得、所望ならばこの化合物に酸又は塩基を
作用させてその塩を形成し、或いはエステル交換
剤を作用させて対応するエステルを得、所望なら
ばこの化合物に酸を作用させてその塩を形成させ
るか又は、該エステルが次式 のアルコールエステルであるときには、所望によ
り加水分解剤を作用させて対応する2・3−ジヒ
ドロキシプロピルエステルを得、所望ならばこの
化合物に酸を作用させてその塩を形成させること
を特徴とする式の化合物の製造法にある。 本発明の製造法を実施する好ましい方法におい
ては、 アルキルはメチル、エチル、n−プロピル又は
n−ブチル基を表わす。 式との化合物は、例えば塩酸のような無機
酸の存在下で実施して縮合せしめられる。 けん化剤は、水酸化ナトリウム又は水酸化カリ
ウムである。 エステル交換反応は、アルカリ水素化物、アミ
ド又はアルコラートのようなアルカリ剤の存在下
にアルコールによつて行なわれる。 エステル交換反応は、好ましくは50〜200℃の
間の温度で有機溶媒中で起る。 用いられる加水分解剤は塩酸である。 さらに詳しくは、本発明の主題は、エステル交
換剤が次式 TOH 〔ここでTは、1〜8個の炭素原子を含有するア
ルキル基、次の基 (ここでAは式−(CH2o−(nは2から5まで変
り得る整数を表わす)の直鎖状アルキレン基か又
は3〜5個の炭素原子を含有する分枝鎖状アルキ
レン基を表わし、R1及びR2は同一又は異なつて
いてよく、1〜8個の炭素原子を含有するアルキ
ル基を表わすか、又はR1とR2は窒素原子と一緒
になつてピペリジニル、ピロリジニル及びモルホ
リニル基及び場合によつては第二窒素原子上に1
〜4個の炭素原子を含有するアルキル基が置換し
ていてもよいN−ピペラジニル基よりなる群から
選ばれる複素環基を形成する)を表わし、或いは
Tは次の基 (ここでR3は2、3又は4位置にあり、水素原
子、ハロゲン原子、トリフルオルメチル基、トリ
フルオルメチルチオ基、トリフルオルメトキシ
基、1〜8個の炭素原子を含有するアルキル基又
は1〜8個の炭素原子を含有するアルコキシ基を
表わし、n′は2から5まで変り得る整数を表わ
す)を表わし、或いはTは次の基 −CH2−CHOR4−CH2OR5 (ここでR4及びR5は一緒になつて式
【式】 (P及びQは前記と同じ意味を有する)を表わ
す〕のアルコールであることを特徴とする前述の
製造法にある。 式の化合物は知られた化合物である。これら
は、例えばフランス国特許第1514280号又は同第
1584746号に記載の方法によつて製造することが
できる。 2−アミノ−5−フルオル安息香酸アルキル
は、一般に、知られた化合物である。それらは、
例えば、レイモンド・エヌ・カステル氏によりJ.
Hetrocyclishen 1965、459に記載の方法に
よつて製造することができる。 下記の例は、本発明を例示するもので、これを
何ら制限しない。 例 1 2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
−フルオル安息香酸メチル 11.7gの4・7−ジクロルキノリン、10gの2
−アミノ−5−フルオル安息香酸メチル及び60c.c.
の2N塩酸溶液を含む溶液を還流させる。冷却し、
過し、得られた沈殿を真空過し、これを250
c.c.のメタノールに溶解し、アルカリ性PHになるま
でトリエチルアミンを加える。冷却し、結晶を
過し、メタノールで洗い、乾燥する。かくて、
180℃で融解する12.2gの所期化合物を回収する。 例 2 2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
−フルオル安息香酸 1.8gの例1で製造した化合物を、25c.c.の1N水
酸化ナトリウム、25c.c.の水及び110c.c.のメタノー
ルを含有する溶液に導入する。1時間30分70〜75
℃とする。メタノールを追出す。100c.c.の水と10
c.c.のジメチルホルムアミドを加え、還流させる。
4c.c.の酢酸を加える。反応混合物を氷浴中で1時
間保ち、得られた結晶を真空過し、水洗し、乾
燥する。341〜342℃で融解する1.715gの所期化
合物を得る。 例 3 2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
−フルオル安息香酸2−(ジメチルアミノ)エ
チル及びその塩酸塩 工程A:2−(7−クロル−4−キノリニルアミ
ノ)−5−フルオル安息香酸2−(ジメチルアミ
ノ)エチル 4gの例1で製造した2−(7−クロル−4−
キノリニルアミノ)−5−フルオル安息香酸メチ
ル、2.45c.c.のジメチルアミノエタノール及び50c.c.
の無水トルエンを還流させる。約50℃に冷却し、
95mgの50%水素化ナトリウム油中懸濁液を加え、
その混合物を再び還流させる。約40℃に冷却し、
0.2c.c.の酢酸を加え、溶媒を追出す。得られた残
留物を塩化メチレンに溶解し、過し、液を水
洗する。乾燥し、過し、溶媒を追出す。4.01g
の所期化合物を回収する。 工程B:塩酸塩 工程Aで得られた化合物を12c.c.のエタノールに
溶解し、1.52c.c.の6.8N塩酸エタノール溶液、次い
で75c.c.の無水エーテルを加える。得られた結晶を
真空過し、無水エーテルで洗い、乾燥する。か
くて、176℃で融解する3.73gの所期化合物を回
収する。 例 4 2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
−フルオル安息香酸2−〔4−(3−トリフルオ
ルメチル)フエニルピペラジン−1−イル〕エ
チル及びその塩酸塩 工程A:2−(7−クロル−4−キノリニルアミ
ノ)−5−フルオル安息香酸2−〔4−(3−ト
リフルオルメチル)フエニルピペラジン−1−
イル〕エチル 例3におけるように実施し、4gの例1で製造
された2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)
−5−フルオル安息香酸メチルと3.316gの2−
〔4−(3−トリフルオルメチル)フエニルピペラ
ジン−1−イル〕エタノールより出発して、6.88
gの油状の粗生成物を得る。この生成物の500mg
をイソプロピルエーテルから結晶化して精製す
る。かくして、113℃で融解する425mgの粗製の所
期化合物を回収する。 工程B:ジ塩酸塩 6.375gの工程Aで得られた粗製化合物を15c.c.
の無水エタノールに溶解し、3.1c.c.の6.8N塩酸エ
タノール溶液、次いで75c.c.の無水エーテルを加え
る。デカンテーシヨンし、生じた油状物を無水エ
ーテルとともにすり砕く。周囲温度で放置し、得
られた結晶を真空過し、無水エーテルで洗い、
乾燥する。6.92gの粗生成物を回収し、再結晶し
て精製する。かくて、190℃で融解する6.395gの
所期化合物を得る。 例 5 2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
−フルオル安息香酸(2・2−ジメチル−4−
ジオキサリル)メチル 例3におけるように実施し、6gの例1で製造
された2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)
−5−フルオル安息香酸メチルと4.8gのグリセ
リンアセトニドより出発して、7.55gの粗生成物
を回収し、これを生成して92℃で融解する6.22g
の所期化合物を得る。 例 6 2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
−フルオル安息香酸2・3−ジヒドロキシプロ
ピル 5gの例5で製造された化合物を10c.c.の2N塩
酸水溶液に含有させた溶液を還流させる。冷却
し、得られた結晶を真空過し、水でペースト状
となし、真空過する。得られた生成物を80℃で
11c.c.のジメチルホルムアミドに溶解し、11c.c.の水
と2.8c.c.のトリエチルアミンを加える。冷却し、
得られた結晶を真空過し、水/ジメチルホルム
アミド混合物(1:1)で洗い、乾燥し、4.3g
の生成物を回収し、テトラヒドロフランに還流溶
解する。不溶物を別し、溶媒を減圧下に追出
す。得られた残留物をメタノールに還流溶解し、
冷却し、結晶を真空過し、冷メタノールで洗い
乾燥する。かくて、168℃で融解する3.7gの所期
化合物を回収する。 例 7 2−(7−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸(2・2−
ジメチル−4−ジオキサリル)メチル 工程A:2−(7−トリフルオルメチル−4−キ
ノリニルアミノ)−5−フルオル安息香酸メチ
ル 34.725gの4−クロル−7−トリフルオルメチ
ルキノリンと25.35gの2−アミノ−5−フルオ
ル安息香酸メチルを150c.c.の2N塩酸中で2時間加
熱還流する。水性相をデカンテーシヨンし、ゴム
状残留物を20%の水を含む150c.c.のメタノールに
溶解する。トリエチルアミンをPHがアルカリ性と
なるまで加える。塩基が晶出する。冷却し、真空
過し、水洗し、乾燥し、34.85gの生成物を得、
これをメタノールから結晶化する。そして31.93
gの純粋な所期化合物を得る。MP=174℃。 工程B:2−(7−トリフルオルメチル−4−キ
ノリニルアミノ)−5−フルオル安息香酸
(2・2−ジメチル−4−ジオキサリル)メチ
ル 9.1gの上で得られた2−(7−トリフルオルメ
チル−4−キノリニルアミノ)−5−フルオル安
息香酸メチルと6.6gの2・2−ジメチル−1・
3−ジオキソラン−4−メタノールを90mlの無水
トルエン中で1時間30分、溶媒を脱水しつつ、加
熱還流する。60℃に冷却した後、70mgの50%水素
化ナトリウム油中懸濁液を加え、さらに2時間30
分加熱還流する。60℃に冷却せしめ、次いで0.15
c.c.の酢酸を加え、トルエンを減圧下に蒸留する。
その残留物を20%の塩化メチレンを含む250c.c.の
エーテルに溶解する、水洗し、乾燥し、溶媒を留
去する。11.9gの生成物を回収し、これをイソプ
ロピルエーテルから再結晶し、10.475gの所期化
合物を得る。 MP=118℃。 例 8 2−(7−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2・3−ジ
ヒドロキシプロピル 9.28gの例7で得られた化合物を20c.c.の2N塩
酸中で加熱還流する。その溶液を氷浴中で冷却
し、この条件下で2時間放置する。デカンテーシ
ヨンし、生じたゴム状沈殿を氷冷水で洗う。水性
相にトリエチルアミンをPHがアルカリ性となるま
で加え、過し、水洗し、乾燥し、880mgの168℃
で融解する生成物を得る。ゴム状生成物を10c.c.の
ジメチルホルムアミドに溶解する。12c.c.の水、次
いで5.5c.c.のトリエチルアミンを加える。0℃に
冷却し、真空過し、水洗し、乾燥し、167℃で
融解する7.36gの生物を得る。この生成物をメタ
ノールから再結晶し、7.29gの所期化合物を回収
する。MP=167〜168℃。 例 9 2−(7−トリフルオル−4−キノリニルアミ
ノ)−5−フルオル安息香酸2−〔4−(3−ト
リフルオルメチルフエニル)−1−ピペラジニ
ル〕エチルジ塩酸塩 工程A:2−(7−トリフルオルメチル−4−キ
ノリニルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−
〔4−(3−トリフルオルメチルフエニル)−1
−ピペラジニル〕エチル 例7の工程Bにおけるように実施するが、ただ
し、2・2−ジメチル−1・3−ジオキソラン−
4−メタノールに代えて6.57gの4−〔3−(トリ
フルオルメチル)フエニルピペラジン−1−イル
エタノールより出発する。12.72gの粗製塩基を
得、これをシリカでクロマトグラフイーし、塩化
メチレンとメタノールとの混合物(95:5)で溶
離する。11.16gの生成物を得、これはそのまま
次の工程で用いる。 工程B:ジ塩酸塩の製造 工程Aで得られた塩基を25c.c.の無水エタノール
に加熱溶解する。50℃で5.6c.c.の6.6Nエタノール
塩酸を加え、かきまぜ、次いで60c.c.の無水エーテ
ルを徐々に加える。その溶液を周囲温度で一夜か
きまぜる。0.5c.c.のエタノール塩酸を加え、さら
に1時間かきまぜる。結晶を真空過し、エタノ
ールとエーテルとの無水混合物(1:3)で洗
い、次いでエーテルで洗う。11.7gの所期のジ塩
酸塩を得る。MP=200℃。 例 10 2−(7−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−ジメチ
ルアミノエチル塩酸塩 工程A:2−(7−トリフルオルメチル−4−キ
ノリニルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−
ジメチルアミノエチル 例7の工程Bに示すように実施するが、ただし
2・2−ジメチル−1・3−ジオキソラン−4−
メタノールに代えて3.56gのジメチルアミノエタ
ノールより出発する。得られた残留物をイソプロ
ピルエーテルで溶解し、7.35gの粗製塩基を得
る。 工程B:塩酸塩の製造 上で得られた塩基を無水エタノールに溶解し、
2.65c.c.の6.6Nエタノール塩酸を加える。冷却し、
15c.c.の乾燥エーテルで希釈する。真空過し、ア
ルコールとエーテルとの混合物(1:3)で洗
う。6.94gの生成物を得、これを無水エタノール
から再結晶する。4.12gの純化合物を得る。MP
220℃。 例 11 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸メチル 16gの4−クロル−8−トリフルオルメチルキ
ノリン、11.62gの2−アミノ−5−フルオル安
息香酸メチル及び70c.c.の2N塩酸溶液を含む溶液
を還流させる。周囲温度で一夜放置し、冷却し、
過し、少量の水でペースト状となし、真空過
する。得られた結晶をメタノールに溶解し、トリ
エチルアミンをアルカリ性PHとなるまで加える。
冷却し、過し、乾燥する。かくて、11.2gの所
期化合物を回収する。MP=166℃。 例 12 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸 1.45gの例11で製造された2−(8−トリフル
オルメチル−4−キノリニルアミノ)−5−フル
オル安息香酸メチル、4c.c.の2N水酸化ナトリウ
ム溶液及び21c.c.のメチルアルコールの混合物を還
流させる。アルコールを追出し、25c.c.の水を加
え、溶液をアスベストで過する。溶液を約60℃
に加熱し、濃塩酸で酸性化する。懸濁液を冷却
し、過し、水洗し、乾燥する。かくて、265℃
±3℃で融解する1.26gの所期の酸を回収する。 例 13 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸(2・2−
ジメチル−4−ジオキサリル)メチル 7gの例11で製造した2−(8−トリフルオル
メチル−4−キノリニルアミノ)−5−フルオル
安息香酸メチル、5.6c.c.の無水グリセリンアセト
ニド及び70c.c.のトルエンを含む溶液を1時間還流
させる。50mgの水素化ナトリウム油中懸濁液を加
え、さらに3時間加熱沸騰させる。減圧下に濃縮
乾固し、250c.c.の沸騰イソプロピルエーテルで溶
解する。アスベストで過し、容積が75c.c.になる
までエーテルを追出す。氷箱で一夜放置し、真空
過し、冷イソプロピルエーテルでペースト状と
なし、70℃のオーブンで乾燥する。129〜130℃で
融解する6.9gの所期化合物を回収する。 例 14 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−ジメチ
ルアミノエチル及びその塩酸塩 工程A:2−(8−トリフルオルメチル−4−キ
ノリニルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−
ジメチルアミノエチル 例13におけるように実施し、例11で製造された
2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニル
アミノ)−5−フルオル安息香酸メチルとジメチ
ルアミノエタノールとから出発して、所期化合物
を得る。 工程B:塩酸塩 工程Aで得られた化合物をエタノールに溶解
し、乾燥塩酸のエタノール溶液を加え、次いで無
水エーテルで沈殿させる。得られた結晶を真空
過し、洗い、乾燥する。かくして、220℃で融解
する所期化合物を得る。 例 15 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2・3−ジ
ヒドロキシプロピル 5gの例13で製造された化合物、100c.c.のエタ
ノール、10c.c.の水及び2c.c.の濃塩酸を含む溶液を
加熱沸騰させる。濃縮乾固し、その残留物を水に
溶解し、過する。2N水酸化ナトリウム溶液を
PHがアルカリ性となるまで加える。水でペースト
状となし、オープンで乾燥する。4.5gの結晶を
得、これをブタノールから再結晶して精製する。
かくて、197〜198℃で融解する3.9gの結晶を得
る。 例 16 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−(4−
(3−トリフルオルメチル)フエニルピペラジ
ン−1−イル)エチル及びその塩酸塩 工程A:2−(8−トリフルオルメチル−4−キ
ノリニルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−
(4−(3−トリフルオルメチル)フエニルピペ
ラジン−1−イル)エチル 例13におけるように実施し、例11で製造された
2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニル
アミノ)−5−フルオル安息香酸メチルと2−(4
−(3−トリフルオルメチル)フエニルピペラジ
ン−1−イル)エタノールとから出発して、所期
化合物を得る。 工程B:塩酸塩 工程Aで得られた粗製化合物を無水エタノール
に溶解する。塩酸エタノール溶液、次いで無水エ
ーテルを加える。結晶化させ、真空過し、無水
エーテルで洗い、乾燥し、約23゜〜24℃で融解
(分解をともなう)する所期化合物を得る。 例 17 2−(8−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
−フルオル安息香酸2−ジメチルアミノエチル
塩酸塩 工程A:2−(8−クロル−4−キノリニルアミ
ノ)−5−フルオル安息香酸メチル 11.88gの4・8−ジクロルキノリンと10.14g
の2−アミノ−5−フルオル安息香酸メチルを60
c.c.の2N塩酸中で2時間30分加熱還流する。0
℃に冷却し、真空過し、次いで湿つた残留物を
125c.c.の微温メタノールに溶解し、トリエチルア
ミンをPHがアルカリ性となるまで加える。周囲温
度で一夜放置する。真空過し、水洗し、乾燥
し、8.3gの粗製エステルを得る。メタノールか
ら再結晶し、196℃で融解する7.39gの化合物を
得る。 工程B:2−(8−クロル−4−キノリニルアミ
ノ)−5−フルオル安息香酸2−ジメチルアミ
ノエチル 例7の工程Bにおけるように実施するが、ただ
し6.61gの工程Aで得られた化合物と4c.c.の2−
(ジメチルアミノ)エタノールから出発する。6.8
gの所期の塩基を得る。MP=121〜122℃。 工程C:塩酸塩の製造 5.245gの上で得られた化合物を10c.c.の無水エ
タノールに溶解する。2.05c.c.の6.6N塩酸エタノー
ル溶液を加える。氷で冷却し、真空過し、エタ
ノールとエーテルとの混合物(1:4)、次いで
エーテルで洗う。198℃で融解する5.34gの所期
塩酸塩を得る。 例 18 製薬組成物の例 下記の処方に相当する圧縮錠剤を調整した。 例1の化合物 ……50mg 補助剤 1錠350mgとするに十分な量 (補助剤の詳細:ラクトース、タルク、でんぷ
ん、ステアリン酸マグネシウム) 例 19 製薬組成物の例 下記の処方に相当する圧縮錠剤を調製した。 例14の化合物 50mg 補助剤 1錠350mgまでとするに十分な量 (補助剤の詳細:ラクトース、タルク、でんぷ
ん、ステアリン酸マグネシウム) 薬理学的研究 例1、3及び12〜16の化合物の鎮痛活性の研究 この試験は、R.Koster氏他の試験〔Fed.
Proc.、Vol.18(1959)、P.412〕によつた。この試
験では、マウスへの酢酸の腹腔内の注射は、6時
間以上も持続する反復性の緊張及び捻転運動を起
させる。鎮痛薬は、散発性腹痛の発現と考えられ
るこれらの症状を防止し又は軽減する。 1%酢酸水溶液を用い、そして前記症状を開始
させる薬用量はこれらの条件では0.01c.c./g、即
ち100mg/Kgの酢酸である。 試験開始の1日前からマウスを断食させ、そし
て被検化合物を経口投与してから30分後に酢酸を
注射した。酢酸の注射の直後から15分の観察期間
における各マウスの緊張運動を観察し、計数し
た。結果はDA50、即ち対照例動物と比較して緊
張運動の回数を50%減少させる薬用量として表わ
される。次の結果が得られた。 AD50 1の化合物 10mg/Kg 3 〃 10mg/Kg 12 〃 4mg/Kg 13 〃 10mg/Kg 14 〃 3mg/Kg 15 〃 3mg/Kg 16 〃 8mg/Kg 本発明の化合物と従来技術の化合物の鎮痛活性の
比較研究 前記の鎮痛活性の研究で用いた方法に従つて、
下記の化合物についてDA50を求めた。 化合物A:2−(7−クロル−4−キノリニルア
ミノ)−5−フルオル安息香酸メチル(例1の
化合物) 化合物B:2−(7−クロル−4−キノリニルア
ミノ)安息香酸メチル 化合物C:4−(2′−カルボキシフエニルアミノ)
−7−クロルキノリンのα−モノグリセリド
(フランス国特許第1421229号に記載の化合物) 次の結果が得られた。 AD50 化合物A 10mg/Kg 化合物B 22mg/Kg 化合物C 26mg/Kg 急性毒性の研究 各種の被検化合物をマウスに経口投与した後に
致死量LD0を評価した。8日間で死亡率を生じな
い最高薬量をLD0と称する。 例2、4、9、13、15及び17の化合物を試験し
た。 全ての化合物についてLD0は400mg/Kg以上で
あつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式 (ここで、Xは7又は8位置にあり、塩素原子又
    はトリフルオルメチル基を表わし、Rは水素原子
    又はエステル化基を表わす) の化合物、その酸との塩並びにRが水素原子を表
    わすときはその塩基との塩。 2 Rが水素原子を表わす特許請求の範囲第1項
    記載の式の化合物並びにその酸及び塩基との
    塩。 3 Rが1〜8個の炭素原子を含有するアルキル
    基、次の基【式】〔ここでAは基− (CH2o−(nは2から5まで変り得る整数を表
    わす)の直鎖状アルキレン基か又は3〜5個の炭
    素原子を含有する分枝鎖状アルキレン基を表わ
    し、R1及びR2は同一又は異なつていてよく、1
    〜8個の炭素原子を含有するアルキル基を表わす
    か、又はR1とR2は窒素原子と一緒になつてピペ
    リジニル、ピロリジニル及びモルホリニル基及び
    場合によつては第二窒素原子上に1〜4個の炭素
    原子を含有するアルキル基が置換していてもよい
    N−ピペラジニル基よりなる群から選ばれる複素
    環基を形成する〕を表わし、或るいはRが次の基 (ここでR3は2、3又は4位置にあり、水素原
    子、ハロゲン原子、トリフルオルメチル基、トリ
    フルオルメチルチオ基、トリフルオルメトキシ
    基、1〜8個の炭素原子を含有するアルキル基又
    は1〜8個の炭素原子を含有するアルコキシ基を
    表わし、n′は2から5まで変り得る整数を表わ
    す)を表わし、或るいはRが次の基 −CH2−CHOR4−CH2OR5 〔ここでR4及びR5はそれぞれ水素原子又は一緒
    になつて式【式】(P及びQは1〜8個の炭 素原子を含有するアルキル基、7〜13個の炭素原
    子を含有するアラールキル基又は6〜12個の炭素
    原子を含有するアリール基を表わす)のケトニド
    基を表わす〕を表わす特許請求の範囲第1項記載
    の式の化合物並びにその酸との付加塩。 4 Rがメチル基、次の基
    【式】次の基 【式】次の基 【式】又は次の基 【式】を表わす特許請求の範 囲第1〜3項のいずれかに記載の式の化合物並
    びにその酸との塩。 5 Xが7位置の塩素原子を表わす特許請求の範
    囲第1〜4項のいずれかに記載の式の化合物並
    びにその酸との塩。 6 Xが8位置にある特許請求の範囲第1〜4項
    のいずれかに記載の式の化合物並びにその酸と
    の塩。 7 Xがトリフルオルメチル基を表わす特許請求
    の範囲第6項記載の式の化合物並びにその酸と
    の塩。 8 化合物名が次の通りである特許請求の範囲第
    1項記載の式の化合物、 2−(7−クロル−4−キノリニルアミノ)−5
    −フルオル安息香酸メチル、 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
    ルアミノ)−5−フルオル安息香酸(2・2−ジ
    メチル−4−ジオキサリル)メチル、 2−(8−トリフルメチル−4−キノリニルア
    ミノ)−5−フルオル安息香酸2−ジメチルアミ
    ノエチル及びその塩酸塩、 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
    ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2−(4−(3
    −トリフルオルメチル)フエニルピペラジン−1
    −イル)エチル及びその塩酸塩、並びに 2−(8−トリフルオルメチル−4−キノリニ
    ルアミノ)−5−フルオル安息香酸2・3−ジヒ
    ドロキシプロピル。 9 次式 (ここで、Xは7又は8位置にあり、塩素原子又
    はトリフルオルメチル基を表わし、Rは水素原子
    又はエステル化基を表わす) の化合物、その酸との塩並びにRが水素原子を表
    わすときはその塩基との塩を製造する方法であつ
    て、次式 (ここでXは7又は8位置にあり、塩素原子又は
    トリフルオルメチル基を表わす) の化合物に次式 (ここでアルキルは1〜18個の炭素原子を含有す
    るアルキル基を表わす) の化合物を作用させて次式 の化合物を得、所望ならばこの化合物にけん化剤
    を作用させて対応する次式 の酸を得、所望ならばこの化合物に酸又は塩基を
    作用させてその塩を形成し、或るいはエステル交
    換剤を作用させて対応するエステルを得、所望な
    らばこの化合物に酸を作用させてその塩を形成さ
    せるか又は、該エステルが次式 (P及びQは1〜8個の炭素原子を含有するアル
    キル基、7〜13個の炭素原子を含有するアラール
    キル基又は6〜12個の炭素原子を含有するアリー
    ル基を表わす) のアルコールエステルであるときには、所望によ
    り加水分解剤を作用させて対応する2・3−ジヒ
    ドロキシプロピルエステルを得、所望ならばこの
    化合物に酸を作用させてその塩を形成させること
    を特徴とする式の化合物並びにその塩の製造
    法。 10 エステル交換剤として、次式 TOH 〔ここでTは1〜8個の炭素原子を含有するアル
    キル基、次の基【式】(ここでAは基− (CH2o−(nは2から5まで変り得る整数を表
    わす)の直鎖状アルキレン基か又は3〜5個の炭
    素原子を含有する分枝鎖状アルキレン基を表わ
    し、R1及びR2は同一又は異なつていてよく、1
    〜8個の炭素原子を含有するアルキル基を表わす
    か、又はR1とR2は窒素原子と一緒になつてピペ
    リジニル、ピロリジニル及びモルホリニル基及び
    場合によつては第二窒素原子上に1〜4個の炭素
    原子を含有するアルキル基が置換していてもよい
    N−ピペラジニル基よりなる群から選ばれる複素
    環基を形成する)を表わし、或るいはTは次の基 (ここでR3は2、3又は4位置にあり、水素原
    子、ハロゲン原子、トリフルオルメチル基、トリ
    フルオルメチルチオ基、トリフルオルメトキシ
    基、1〜8個の炭素原子を含有するアルキル基又
    は1〜8個の炭素原子を含有するアルコキシ基を
    表わし、n′は2から5まで変り得る整数を表わ
    す) を表わし、或るいはTは次の基 −CH2−CHOR4−CH2OR5 (ここでR4及びR5は一緒になつて式【式】 (P及びQは特許請求の範囲第9項記載のものと
    同じ意味を有する)を表わす)を表わす〕 のアルコールが用いられることを特徴とする特許
    請求の範囲第9項記載の製造法。 11 次式 (ここで、Xは7又は8位置にあり、塩素原子又
    はトリフルオルメチル基を表わし、Rは水素原子
    又はエステル化基を表わす) の化合物の少なくとも1種又はその製薬上許容で
    きる塩の少なくとも1種を活性成分として含有す
    ることを特徴とする鎮痛剤組成物。
JP15380478A 1977-12-15 1978-12-14 Novel derivative of 22**44quinolinyl* amino** 55fluorobenzoic acid*its manufacture and pharmaceutical composition containing it Granted JPS5488277A (en)

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