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JPS63130585A - 4−アルコキシキノリン化合物及びその製造法 - Google Patents

4−アルコキシキノリン化合物及びその製造法

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Publication number
JPS63130585A
JPS63130585A JP61276683A JP27668386A JPS63130585A JP S63130585 A JPS63130585 A JP S63130585A JP 61276683 A JP61276683 A JP 61276683A JP 27668386 A JP27668386 A JP 27668386A JP S63130585 A JPS63130585 A JP S63130585A
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JP
Japan
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formula
compound
general formula
atom
lower alkyl
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Application number
JP61276683A
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JPH0413341B2 (ja
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Jun Takagi
純 高木
Takahiro Nagamatsu
永松 恭浩
Nobuyuki Yasuda
信之 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tanabe Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tanabe Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63130585A publication Critical patent/JPS63130585A/ja
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  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、下記一般式[■]: (式中、Rは低級アルキル基を表わし、X及びYは同−
又は異なってフッ素原子又は塩素原子を夫々表わす。) で示される4−アルコキシキノリン化合物(以下単に「
本発明化合物[■]」という)及びその製造法に関する
従来の技術 本発明化合物[I3は本発明者らにより初めて合成され
たものでおり、公知文献未記載の化合物でおる。
発明が解決しようとする問題点 本発明化合物[I]は、本発明者らの一部はかにより開
発された新規な9−ハロゲン−5−アルキル−8−無置
換乃至三置換ピペラジニルーベンシ[ij]キノリジン
−2−カルボン酸系抗菌剤の製造中囲体として有用であ
る。
肌m亘翌算因工盃人叉のl韮 不発明化合物[I]は、下記一般式[■]:(式中、X
及びYは前記と同意義で市る。)で示される1、4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン化合物を、下記一般式[■
]: R−Xl         [111コ(式中、Xlは
臭素原子又はヨウ素原子を表わし、Rは前記と同意義で
ある。) で示される低級アルキルハライドを用い、塩基の存在下
にアルキル化し、下記一般式[IV]:(式中、R,X
及びYは前記と同意義でaる。)で示される化合物に変
換しく以下C工程という)、ついでこの化合物r■1を
選択還元により脱ブロム化する(以下す工程という)こ
とにより製造することができる。
C工程のアルキル化反応は、1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン化合物[n]と塩基とを、反応溶媒中で混
和し、これに低級アルキルハライド[III]を添加し
て行う。反応温度は、10〜100’C,好ましくは2
0〜80’Cとし、反応時間は15分〜30時間、好ま
しくは30分〜20時間とする。塩基としては、トリエ
チルアミン、N、N−ジメチルアニリンもしくはピリジ
ンなどの有機塩基又は炭酸ナトリウムもしくは炭酸カリ
ウムなどの炭酸塩が、反応溶媒としては、メタノール、
エタノール、プロピルアルコール、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、N、N−ジメチルホルムアミドもしくは
ジメチルスルホキシド又はこれらの二種以上からなる混
合液が夫々挙げられる。
低級アルキルハライド[I[I]の代表的なものとして
は、低級アルキルプロミド又は低級アルキルヨーシトが
挙げられ、また、低級アルキルとしては、メチル、エチ
ル又はプロピルが挙げられる。1゜4−ジヒドロ−4−
オキソキノリン化合物En]に対する使用量は、塩基に
ついては1〜10倍モル、好ましくは1〜5倍モル、低
級アルキルハライドEIII]については1〜10倍モ
ル、好ましくは1〜5倍モルとする。同じく反応溶媒は
1〜50(8重量、好ましくは5〜304g重ωとする
b工程の選択還元による脱ブロム化反応は、C工程で得
られる化合物NV」を反応溶媒に溶解又は懸濁し、これ
に水素化触媒を添加し、1〜10気圧、好ましくは1〜
3気圧下、O〜100’C1好ましくは10〜40’C
で、10分〜24時間、好ましくは30分〜10時間、
水素ガスを通すことにより行う。反応溶媒としては、メ
タノール、エタノール、酢酸エチル又はジオキサンが、
水素化触媒としてはパラジウム活性炭又はラネーニッケ
ルなどが夫々挙げられる。水素化触媒は、化合物’IV
]ニ対して00OO1〜0.1倍重量を、反応溶媒は、
同じく3〜100倍重量、好ましくは5〜3018重量
を夫々使用する。なお、本工程の脱ブロム化反応におい
て、反応を促進させるため、反応系に水酸化ナトリウム
もしくは水酸化カリウムの水溶液又はトリエチルアミン
などの酸受容体を、化合物[IV]に対して等モル共存
させてもよい。
また、本発明化合物[I]は、前記一般式[II]で示
される1、4−ジヒドロ−4−オキソキノリン化合物を
、オキシ塩化リン又はオキシ臭化リンを用いてハロゲン
化し、下記一般式[Vl:(式中、Zは塩素原子又は臭
素原子を表わし、X及びYは前記と同意義でめる。) で示される化合物を生成しく以下C工程という)、つい
でこの化合物[Vlを、下記一般式IVI]:R−OM
       [Vl ] (式中、Mはナトリウム金属又はカリウム金属を表わし
、Rは前記と同意義で必る。) で示されるアルコキシドでもって選択アルコキシ化し、
下記一般式[VIIコニ (式中、[く、×及びYは前記と同意義でおる。)で示
される化合物に変換しく以下C工程という)、最後にこ
の化合物c v■]を選択還元により脱ブロム化する(
以下C工程という)ことによっても製造することができ
る。
C工程のハロゲン化反応は、無溶媒又は反応溶媒中、0
〜108°C1好ましくは無溶媒の場合、60〜108
℃、反応溶媒を用いる場合、40〜90’Cで、30分
〜5時間、好ましくは1〜2時間行う。反応溶媒として
は、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素又は1
,2−ジクロロエタンなどが挙げられ、その使用量は、
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン化合物[n]に
対して2〜60倍重量、好ましくは10〜40(8重量
とする。また、同じく、オキシ塩化リン又はオキシ臭化
リンの使用量は、1〜6倍モル、好ましくは1〜3倍モ
ルとする。
d工程のアルコキシド[VII・による選択アルコキシ
化反応は、メタノール、エタノール又はプロピルアルコ
ールなどのアルコール類中、10〜100’C1好まし
くは使用アルコール類の還流温度で、1〜10時間、好
ましくは2〜4時間行う。
アルコキシドゴVl]の代表的なものとしては、ナトリ
ウム低級アルコキシド又はカリウム低級アルコキシドが
挙げられ、また、低級アルコキシドとしては、メトキシ
ド、エトキシド又はプロピルオキシドが挙げられる。ア
ルコキシド[v1]は、化合物[V]に対して1〜2倍
モル、好ましくは1〜1.2倍モル使用し、同じく反応
溶媒のアルコール類は、2〜30倍重■、好ましくは5
〜10倍重ω使用する。
e工程の脱ブロム化反応は、上述のb工程とほぼ同一の
条件で実施する。
作用及び発明の効果 本発明化合物[11は、例えば下記反応工程式Aに従い
、抗菌剤として有用な下記一般式[XIII]の9−ハ
ロゲン−5−アルキル−8−無置換乃至三置換ピペラジ
ニル−ベンゾ[ij]キノリジン−2−カルボン酸化合
物に誘導され1qる。
(以下余白) 本発明を実施例をもって更に説明する。
実施例1 (a工程>N、N−ジメチルホルムアミド530mf!
中で、8−ブロモ−5−クロロ−6−フルオロ−4−オ
キソ−1,4−ジヒドロキノリン138.0!7(50
0ミリモル)及び炭酸カリウム104.09 <750
ミリモル)を混合し、これに20〜25°Cでヨウ化エ
チル117.CEJ(750ミリモル)を添加して12
時間撹拌し、更に80’Cに昇温し3時間撹拌した。こ
の反応液から過剰のヨウ化エチルを減圧留去し、残沼物
に水2700r/II!を加え撹拌し、析出した固形物
を濾取、水洗、乾燥したのちエタノールで再結晶し、8
−ブロモ−5−クロロ−4−エトキシ−6−フルオロキ
ノリンの無色結晶131.0g (収率86%)を得た
。融点は143〜144°Cであった。
(b工程) 上述の結晶60.’1(200ミリモル)
をメタノール600m1に懸濁し、これに10%水酸化
す1〜リウム水溶液80d及び10%パラジウム活性炭
2.29を加えたのち、常圧下、15〜20’Cで1時
間、水素ガスを通した。この反応液からパラジウム活性
炭を濾別し、濾液を減圧濃縮し、析出物をクロロホルム
で抽出した。このクロロホルム層を水洗、脱水したのち
減圧吃固し、残漬をエーテルで再結晶し、5−クロロ−
4−エトキシ−6−フルオロキノリンの無色結晶44.
7’J (収率99%)を得た。融点は87〜88°C
でおった。
1日−核磁気共鳴スペクトル(CDCI3.δ):1.
57(3N、t)、 4.17(2H,Q)、 6.6
7(IH,d)。
7.37(IH,dd)、  7.83(1H,dd)
、  8.57(1M、d)実施例2 上述の実施例1において、a工程のヨウ化エチルをヨウ
化メチル106.09 (750ミリモル)に変更した
以外はほぼ同様に操作し、5−クロロ−6−フルオロ−
4−メトキシギノリンの無色結晶179.0gをjqた
融点=93〜95°C(エーテル) 1日−核磁気共鳴スベクトル(CDCI3.δ):4.
05(3H,S)、6.6B(ill、d)、  7.
35(IH,dd)。
7.80(1H,dd)、  8.56(1H,ci)
実施例3 上述の実施例1において、a工程のヨウ化エチルを臭化
プロピル92.39 (750ミリモル)に変更した以
外はほぼ同様に操作し、5−クロロ−6−フルオロ−4
−プロピルオキシキノリンの無色油状物186.0gを
19だ。
1日−核磁気共鳴スペクトル(CDCI  、δ):1
.32(3tl、t)、 2.21(21−1,i)、
  4.0B(2H,t)。
6.68(IH,d)、 7.33(1N、dd)、 
7.79(IH,dd)。
8.55(III、d) 実施例4 (a工程) 8−ブロモ−5,6−ジフルオロ−4−オ
キソ−1,4−ジヒドロキノリン130.09 (50
0ミリモル)及び炭酸カリウム207.Oa (150
0ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド500r
nIl中で混合し、これにヨウ化エチル234.0q 
(1500ミリモル)を加え、25〜30’Cで3時間
撹拌した。この反応液から過剰のヨウ化エチルを減圧留
去し、これに水2500dを注ぎ、析出した固形物を濾
取、水洗、乾燥した。この固形物をエタノールで再結晶
し、融点が145〜147°Cである8−ブロモ−5,
6−ジフルオロ−4−工1〜キシキノリンの無色結晶1
14.0g(収率79%)を1qた。
(b工程) 上述の結晶57.6!? (200ミリモ
ル)を懸濁したメタノール600dに、10%パラジウ
ム活性炭2.03を加えたのち、常圧下、25〜30’
Cで5時間、水素ガスを通した。
この反応液を濾過してパラジウム活性炭を除去し、濾液
を減圧濃縮し、これを炭酸水素ナトリウム水溶液でDH
8に調整した。この調整液をクロロホルムで抽出し、ク
ロロホルム層を水洗、脱水したのち減圧屹固し、残漬を
ノルマルヘキサンで再結晶し、5,6−ジフルオロ−4
−エトキシキノリンの無色結晶41.49 (収率99
%)を冑た。
融点は76〜77°Cであった。
11−1−核磁気共鳴スペクトル(CDCI 3.δ)
:1.57(3H,t)、  4.17(2H,q)、
  6.57(IN、d)。
7.17〜7.83(21−1,nl、  8.53(
IH,d)実施例5 上述の実施例4において、a工程のヨウ化エチルをヨウ
化メチル142.0!l? (1000ミリモル)に変
更した以外はほぼ同様に操作し、5.6−ジフルオロ−
4−メトキシキノリンの無色結晶74.1L3を得た。
融点:90〜92°C(エーテル) 1日−核磁気共鳴スベクトル(CDCI  、δ):4
.07(311,s)、6.56(IH,d)、7.1
7〜7.83(2H,m)。
8、54(ill、 d) 夫思■l 上述の実施例4において、a工程の8−ブロモ−5,6
−ジフルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン
を、8−ブロモ−5,6−ジクロロ−4−オキソ−1,
4−ジヒドロキノリン146.09 (500ミリモル
)に変更した以外はほぼ同様に操作し、5,6−ジクロ
ロ−4−エトキシキノリンの無色油状物79.93を得
た。
1F−1−核磁気共鳴スペクトル(CDCI  、δ)
1.57(3H,tL 4.17(2H,Q)、 6.
70(IH,d)。
7.39(IN、d)、  7.87(1N、d)、 
 8.55(E、d)実施例7 (C工程) 8−ブロモ−5−クロロ−6−フルオロ−
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン277、0g(
1000ミリモル)をクロロホルム1000dに懸濁し
、これにAキシ塩化リン230.0q (1500ミリ
モル)を加え、2時間加熱還流した。この反応液を至温
まで冷却し、これにクロロホルム1500m及び飽和炭
酸す1〜シリウム溶液1500mlを注いで振盪した。
ついで、クロロホルム層を水洗、脱水したのち減圧乾固
し、8−ブロモ−4,5−ジクロロ−6−フルオロキノ
リンの無色粉末192.0g (収率65%)を得た。
(C工程) 上述の粉末177.09(600ミリモル
)を無水メタノール900mに溶解し、これに金属す1
〜リウム16.6y (720ミリモル)を溶解した無
水メタノール350mを注ぎ、3.5時間加熱還流した
。この反応液を減圧濃縮し、残留物をクロロホルムに溶
解し、これを水洗、脱水したのらシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒はクロロホルム)に付して精
製した。
目的物を含む分画液を減圧乾固し、8−ブロモ−5−ク
ロロ−6−フルオロ−4−メトキシキノリンの無色粉末
61.0q (収率3596)を得た。
(C工程) 8−ブロモ−5−クロロ−6−フルオロ−
4−メトキシキノリンの粉末58.1g(200ミリモ
ル)をメタノール1200dに懸濁し、これに10%水
酸化ナトリウム水溶液80d及び10%パラジウム活性
炭2.0gを加えたのち、2気圧下、10〜15℃で4
0分間、水素ガスを通した。この反応液からパラジウム
活性炭を濾別し、濾液を減圧濃縮し、析出物をクロロホ
ルムで抽出した。このクロロホルム層を水洗、脱水した
のち減圧乾固し、残漬をエーテルで再結晶し、5−クロ
ロ−6−フルオロ−4−メトキシキノリンの無色結晶4
1.59 (収率98%)を得た。この結晶の融点は9
3〜95℃であり、′H−核磁気共鳴スペク1〜ルは実
施例2に記載した数値と全く一致した。
!血亘l 上述の実施例7において、C工程の金属ナトリウム16
−6gを溶解した無水メタノール350dを、金属カリ
ウム35.2y (900ミリモル)を溶解した無水プ
ロピルアルコール400rnlに、及び反応溶媒の無水
メタノールを無水プロピルアルコールに夫々変更した以
外はほぼ同様に操作し、5−クロロ−6−フルオロ−4
−プロピルオキシキノリンの無色油状物40.3gを冑
だ。この油状物の1日−核磁気共鳴スペクトルは実施例
3に記載した数値と全く一致した。
夫適■旦 上述の実施例7において、C工程の8−ブロモ−5−ク
ロロ−6−フルオロ−4−オキソ−1゜4−ジヒドロキ
ノリンを8−ブロモ−5,6−ジクロロ−4−オキソ−
1,4−ジヒドロキノリン293.09 (1000ミ
リモル)に変更した以外はほぼ同様に操作し、5,6−
ジクロロ−4−メトキシキノリンの無色油状物68.l
を得た。
1日−核磁気共鳴スペクトル(CDCI3.δ):4.
06(3H,S)、  6.71(IH,d)、  7
.36(IH,d)。
7.85(III、dL  8.54(IN、d)実施
例10 (C工程) 8−ブロモ−5,6−ジフルオロ−4−オ
キソ−1,4−ジヒドロキノリン130.0cJ(50
0ミリモル)をクロロホルム400mに懸濁し、これに
オキシ塩化リン123.0g (800ミリモル)を加
え、1.5時間加熱還流した。至温まで冷却後、・この
反応液にクロロホルム600d及び飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液700dを加えてJf、fBし、クロロホル
ム層を分取した。このクロロホルム層を水洗、脱水し、
ついで減圧乾固し、8−ブロモ−4−クロロ−5,6−
ジフルオロキノリンの無色粉末138.0g(収率99
%)を1qだ。
(C工程) この粉末125.09(450ミリモル)
を、金属ナトリウム11.5g(500ミリモル)を溶
解した無水メタノール300dに添加し、2時間加熱還
流した。この反応液を減圧濃縮し、残留物をクロロホル
ムに溶解し、これを水洗、脱水したのち減圧乾固した。
1qられた残渣をエタノールより再結晶し、8−ブロモ
−5,6−ジフルオロ−4−メトキシキノリンの無色結
晶37.0g (収率30%)を得た。
(C工程〉 上)ホの結晶54.89 (200ミリモ
ル)をメタノール1100mlにFJ濁し、これに10
%水酸化す1〜ツリウム溶液80m1及びラネーニッケ
ル10gを加え、常圧下、25〜30’Cで5時間、水
素ガスを通した。この反応液からラネーニッケルを濾別
し、濾液を減圧濃縮し、析出物をクロロホルムで抽出し
た。得られたクロロホルム層を水洗、脱水したのち減圧
乾固し、残渣をノルマルヘキサンで再結晶し、5.6−
ジフルオロ−4−メトキシキノリンの無色結晶37.8
g(収率97%)を得た。融点は90〜92°Cであっ
た。この結晶の1日−核磁気共鳴スペクトルは実施例5
に記載した数値と全く一致した。
実施例11 上述の実施例10において、C工程のオキシ塩化リンを
オキシ臭化リン229.09 (800ミリモル)に、
C工程の金属ナトリウム11.5!7を溶解した無水メ
タノール300mを金属ナトリウム11.59 (50
0ミリモル)を溶解した無水エタノール500dに夫々
変更した以外はほぼ同様に操作し、5.6−ジフルオロ
−4−エトキシキノリンの無色結晶84.7L3を得た
。この結晶の融点は76〜77°Cであり、′H−核磁
気共鳴スベクトルは実施例4に記載した数値と全く一致
した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式[ I ]: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、Rは低級アルキル基を表わし、X及びYは同一
    又は異なってフッ素原子又は塩素原子を夫々表わす。) で示される4−アルコキシキノリン化合物。
  2. (2)一般式[II]: ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、X及びYは同一又は異なつてフッ素原子又は塩
    素原子を夫々表わす。) で示される1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン化合
    物を、一般式[III]: R−X^1[III] (式中、Rは低級アルキル基を表わし、X^1は臭素原
    子又はヨウ素原子を表わす。) で示される低級アルキルハライドを用い、塩基の存在下
    にアルキル化し、一般式[IV]: ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] (式中、R、X及びYは前記と同意義である。)で示さ
    れる化合物に変換し、ついでこの化合物を選択還元によ
    り脱ブロム化することを特徴とする一般式[ I ]: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R、X及びYは前記と同意義である。)で示さ
    れる4−アルコキシキノリン化合物の製造法。
  3. (3)一般式[II]: ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、X及びYは同一又は異なつてフッ素原子又は塩
    素原子を夫々表わす。) で示される1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン化合
    物を、オキシ塩化リン又はオキシ臭化リンを用いてハロ
    ゲン化し、一般式[V]: ▲数式、化学式、表等があります▼[V] (式中、Zは塩素原子又は臭素原子を表わし、X及びY
    は前記と同意義である。) で示される化合物を生成し、ついでこの化合物を一般式
    [VI]: R−OM[VI] (式中、Rは低級アルキル基を表わし、Mはナトリウム
    金属又はカリウム金属を表わす。) で示されるアルコキシドでもって選択アルコキシ化し、
    一般式[VII]: ▲数式、化学式、表等があります▼[VII] (式中、R、X及びYは前記と同意義である。)で示さ
    れる化合物に変換し、最後にこの化合物を選択還元によ
    り脱ブロム化することを特徴とする一般式[ I ]: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R、X及びYは前記と同意義である。)で示さ
    れる4−アルコキシキノリン化合物の製造法。
JP61276683A 1986-11-21 1986-11-21 4−アルコキシキノリン化合物及びその製造法 Granted JPS63130585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992021658A1 (en) * 1991-05-30 1992-12-10 Tokyo Tanabe Company Limited Quinoline derivative and production thereof

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