JPS6312284Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312284Y2 JPS6312284Y2 JP10815982U JP10815982U JPS6312284Y2 JP S6312284 Y2 JPS6312284 Y2 JP S6312284Y2 JP 10815982 U JP10815982 U JP 10815982U JP 10815982 U JP10815982 U JP 10815982U JP S6312284 Y2 JPS6312284 Y2 JP S6312284Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- tank
- pipe
- atmosphere
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 12
- 239000012188 paraffin wax Substances 0.000 claims description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 3
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(本考案の性質、目的)
この考案は、顕微鏡標本を作るための一つの処
理段階として生物組織片にパラフインを浸透させ
る一槽式包埋装置において、生物組織片を入れた
処理槽内の圧力を減圧、加圧、大気圧等に変化さ
せて、薬液を処理槽内に吸入し、排出し、また生
物組織片への薬液浸透を促進するために圧力を変
化させる等の処理を行なわせるのに、1個の回転
切換弁を使用して従来の一槽式包埋装置に使用さ
れた3個の三方電磁弁と同じ作用をさせて、しか
も装置を簡単化することを目的とした考案であ
る。
理段階として生物組織片にパラフインを浸透させ
る一槽式包埋装置において、生物組織片を入れた
処理槽内の圧力を減圧、加圧、大気圧等に変化さ
せて、薬液を処理槽内に吸入し、排出し、また生
物組織片への薬液浸透を促進するために圧力を変
化させる等の処理を行なわせるのに、1個の回転
切換弁を使用して従来の一槽式包埋装置に使用さ
れた3個の三方電磁弁と同じ作用をさせて、しか
も装置を簡単化することを目的とした考案であ
る。
(従来技術)
一槽式包埋装置は、第1図に略示するように、
顕微鏡標本に作ろうとする生物組織片を入れた通
液性のよい篭1を処理槽2に入れて気密蓋3を施
し、管4を真空ポンプに接続して槽内を減圧し
て、薬液槽5,6や加熱器7内に入れたパラフイ
ン槽8から、薬液、溶融パラフインを順次ロータ
リ弁37を通し処理槽2に吸入して生物組織片を
浸漬し、所定時間後、管4から大気を処理槽2に
進入させて槽内の薬液をロータリ弁37を経て元
の薬液槽へ戻し、この操作を薬液毎に繰返して最
後に溶融パラフインで処理する装置である。この
処理を終りパラフインが浸透した生物組織片は、
次の標本製作行程に移して顕微鏡標本を作るもの
である。
顕微鏡標本に作ろうとする生物組織片を入れた通
液性のよい篭1を処理槽2に入れて気密蓋3を施
し、管4を真空ポンプに接続して槽内を減圧し
て、薬液槽5,6や加熱器7内に入れたパラフイ
ン槽8から、薬液、溶融パラフインを順次ロータ
リ弁37を通し処理槽2に吸入して生物組織片を
浸漬し、所定時間後、管4から大気を処理槽2に
進入させて槽内の薬液をロータリ弁37を経て元
の薬液槽へ戻し、この操作を薬液毎に繰返して最
後に溶融パラフインで処理する装置である。この
処理を終りパラフインが浸透した生物組織片は、
次の標本製作行程に移して顕微鏡標本を作るもの
である。
上記の処理中、処理槽2内の圧力を変化させる
には、第2〜4図のように行なつている。各図に
おいて9は真空ポンプ、10〜12は三方電磁
弁、13は処理槽2内の圧力が−180mmHg以下の
低圧になると開いて大気を進入させるリリーフ
弁、14は槽内圧力が0.3Kg/cm2になると開いて
それ以上に槽内が増圧されないようにするリリー
フ弁である。
には、第2〜4図のように行なつている。各図に
おいて9は真空ポンプ、10〜12は三方電磁
弁、13は処理槽2内の圧力が−180mmHg以下の
低圧になると開いて大気を進入させるリリーフ
弁、14は槽内圧力が0.3Kg/cm2になると開いて
それ以上に槽内が増圧されないようにするリリー
フ弁である。
(1) 真空ポンプ9を運転し、三方電磁弁10〜1
2を操作して第2図の太線のように導通させる
と、処理槽2内の空気は管4、15を通つて真
空ポンプ9に吸引され、管18から排出され
る。−180mmHg以下の低圧で開くリリーフ弁1
3のある管16には、この圧になるまでは空気
は流れないが、処理槽への薬液吸入が急激に過
ぎて処理槽の蓋にまで薬液が吹上がるようにな
る−180mmHg以下になると空気が管36から管
16に進入して処理槽2に入り、槽内の圧力が
過度に低下しないようになる。
2を操作して第2図の太線のように導通させる
と、処理槽2内の空気は管4、15を通つて真
空ポンプ9に吸引され、管18から排出され
る。−180mmHg以下の低圧で開くリリーフ弁1
3のある管16には、この圧になるまでは空気
は流れないが、処理槽への薬液吸入が急激に過
ぎて処理槽の蓋にまで薬液が吹上がるようにな
る−180mmHg以下になると空気が管36から管
16に進入して処理槽2に入り、槽内の圧力が
過度に低下しないようになる。
(2) 三方電磁弁10〜12を操作して第3図の太
線のように通じさせると、真空ポンプ9が管3
6、17、15を通して大気を吸入し、管1
6、4を通して圧縮空気を処理槽2に押込み槽
内を加圧する。加圧力が0.3Kg/cm2以上になる
と、圧縮空気はリリーフ弁14を押開いて管1
8から排出され、処理槽2内の圧力を0.3Kg/
cm2以下の包埋処理に適当な圧力に保つ。
線のように通じさせると、真空ポンプ9が管3
6、17、15を通して大気を吸入し、管1
6、4を通して圧縮空気を処理槽2に押込み槽
内を加圧する。加圧力が0.3Kg/cm2以上になる
と、圧縮空気はリリーフ弁14を押開いて管1
8から排出され、処理槽2内の圧力を0.3Kg/
cm2以下の包埋処理に適当な圧力に保つ。
(3) 三方電磁弁10〜12を操作して第4図の太
線のように導通させると、処理槽2内の空気
は、管4、15および19、18を通つて排出
される。このときはリリーフ弁14は作用しな
いから、処理槽2内の圧力は真空ポンプ9の能
力一杯まで下げられる。この状態は、ロータリ
ー弁37を閉じて処理槽内の圧力を短い時間間
隔で高低に変化させてゆさぶりを掛け、組織片
への薬液浸透を促進させようとする場合に使用
される。
線のように導通させると、処理槽2内の空気
は、管4、15および19、18を通つて排出
される。このときはリリーフ弁14は作用しな
いから、処理槽2内の圧力は真空ポンプ9の能
力一杯まで下げられる。この状態は、ロータリ
ー弁37を閉じて処理槽内の圧力を短い時間間
隔で高低に変化させてゆさぶりを掛け、組織片
への薬液浸透を促進させようとする場合に使用
される。
(本考案の構成)
本考案は、従来の包埋装置に上記のように使用
されていた3個の三方電磁弁の作用を1個で行な
うことのできる回転切換弁を使用して構造を簡単
にし、部品数を少なくした一槽式包埋装置を得た
ものである。
されていた3個の三方電磁弁の作用を1個で行な
うことのできる回転切換弁を使用して構造を簡単
にし、部品数を少なくした一槽式包埋装置を得た
ものである。
この弁は、第5図に略示するように、ハウジン
グ20に固定板21を固定し、これの中心部およ
び周縁部に設けた9個のポート22〜30(第6
図以下に示す)をハウジング20を介して管4、
15、16、18等に接続し、モータ31に駆動
されて回転する弁板32を固定板21に弾接させ
て設けたものである。固定板21と弁板32と
は、セラミツク製で当接する摺動面は平坦度をよ
くし半鏡面仕上げとする。即ち、両板21、32
の間から空気を漏洩させず、かつ両板が密着して
回転困難とならない程度に表面が粗になる半鏡面
仕上げとする。
グ20に固定板21を固定し、これの中心部およ
び周縁部に設けた9個のポート22〜30(第6
図以下に示す)をハウジング20を介して管4、
15、16、18等に接続し、モータ31に駆動
されて回転する弁板32を固定板21に弾接させ
て設けたものである。固定板21と弁板32と
は、セラミツク製で当接する摺動面は平坦度をよ
くし半鏡面仕上げとする。即ち、両板21、32
の間から空気を漏洩させず、かつ両板が密着して
回転困難とならない程度に表面が粗になる半鏡面
仕上げとする。
弁板32の上記摺動面には第6図のように3個
の第一ないし第三の溝33、34、35を形成す
る。各ポート22〜30は第6図以下のように真
空ポンプ9、リリーフ弁13、14、管4、1
5、16、18、36等と接続される。なお、固
定板21の周縁部に設けた第一ないし第八のポー
ト23〜30は、ポート位置を等間隔にして説明
し易くするために設けたものであるが、このうち
第四、第七、第八のポート26、29、30は使
用しないから、設ける必要のないものである。
の第一ないし第三の溝33、34、35を形成す
る。各ポート22〜30は第6図以下のように真
空ポンプ9、リリーフ弁13、14、管4、1
5、16、18、36等と接続される。なお、固
定板21の周縁部に設けた第一ないし第八のポー
ト23〜30は、ポート位置を等間隔にして説明
し易くするために設けたものであるが、このうち
第四、第七、第八のポート26、29、30は使
用しないから、設ける必要のないものである。
(本考案の作用)
次に本考案の包埋装置の作用を、回転切換弁の
作用を主として説明する。各ポート、溝の名称に
付した番号等は省略し、図示の符号のみによつて
説明することにする。
作用を主として説明する。各ポート、溝の名称に
付した番号等は省略し、図示の符号のみによつて
説明することにする。
(1) 処理槽内を−180mmHgまでの低圧にするとき
は、モータ31により弁板32を回転させて、
各ポートと溝との重なりを第6図の状態にす
る。ポート22、23、25が溝33により接
続され、溝34によりポート26、27、28
が接続され、溝35によりポート29、30が
接続される。従つて処理槽2内は、管4を経て
溝33を通りポート23、管15を経て真空ポ
ンプ9に吸引され、真空ポンプから吐出される
空気は、管16、ポート27、溝34、ポート
28を通つて管18から排出される。
は、モータ31により弁板32を回転させて、
各ポートと溝との重なりを第6図の状態にす
る。ポート22、23、25が溝33により接
続され、溝34によりポート26、27、28
が接続され、溝35によりポート29、30が
接続される。従つて処理槽2内は、管4を経て
溝33を通りポート23、管15を経て真空ポ
ンプ9に吸引され、真空ポンプから吐出される
空気は、管16、ポート27、溝34、ポート
28を通つて管18から排出される。
処理槽内圧力が−180mmHg以下になると、管
36、リリーフ弁13を通つた大気が管16、
ポート25、溝33、ポート22を通つて管4
に入り、処理槽内の過度の減圧を緩和する。
36、リリーフ弁13を通つた大気が管16、
ポート25、溝33、ポート22を通つて管4
に入り、処理槽内の過度の減圧を緩和する。
(2) 処理槽内を大気圧にするときは、弁板32を
第7図の状態にする。処理槽内は、管4、ポー
ト22、溝33、ポート24を経て管36に通
じ、大気圧となる。
第7図の状態にする。処理槽内は、管4、ポー
ト22、溝33、ポート24を経て管36に通
じ、大気圧となる。
(3) 処理槽内を0.3Kg/cm2以下に加圧するときは、
弁板32を第8図の状態にする。
弁板32を第8図の状態にする。
真空ポンプ9は、管36、ポート24、溝3
5、ポート23、管15を経て外気を吸入して
圧縮し、これを管16、ポート27、溝33、
ポート22、管4から処理槽に押込む。槽内圧
力が0.3Kg/cm2以上になると、この圧力が溝3
3、ポート25、管16を通つてリリーフ弁1
4に入り、これを開いて過剰圧力を管38から
管18に排出する。
5、ポート23、管15を経て外気を吸入して
圧縮し、これを管16、ポート27、溝33、
ポート22、管4から処理槽に押込む。槽内圧
力が0.3Kg/cm2以上になると、この圧力が溝3
3、ポート25、管16を通つてリリーフ弁1
4に入り、これを開いて過剰圧力を管38から
管18に排出する。
(4) 弁板32を第9図の状態にすると、ポート2
2は溝33を通つてポート28、管18に通
じ、処理槽内は大気圧になる。
2は溝33を通つてポート28、管18に通
じ、処理槽内は大気圧になる。
(5) 第10図のようにすると、真空ポンプ9は管
36、ポート24、溝34、ポート23、管1
5を通して外気を吸入し、加圧した空気を管1
6、ポート27、溝33、ポート22から管4
を通して処理槽へ圧入する。この状態において
はリリーフ弁14が作用しないが、短時間の高
低圧を繰返すゆさぶりには使用できる。
36、ポート24、溝34、ポート23、管1
5を通して外気を吸入し、加圧した空気を管1
6、ポート27、溝33、ポート22から管4
を通して処理槽へ圧入する。この状態において
はリリーフ弁14が作用しないが、短時間の高
低圧を繰返すゆさぶりには使用できる。
(6) 第11図の状態では、ポート22が溝33を
通つてポート28に通じるので外気が管18か
ら管4を通つて処理槽に入り、槽内が大気圧と
なる。
通つてポート28に通じるので外気が管18か
ら管4を通つて処理槽に入り、槽内が大気圧と
なる。
(7) 第12図の状態になると、処理槽は管4、ポ
ート22、溝33、ポート23、管15を通つ
て真空ポンプ9の吸入側に通じ、真空ポンプの
吐出側は管16、ポート27、溝35、ポート
28を通つて管18に通じるので処理槽内は低
圧になる。
ート22、溝33、ポート23、管15を通つ
て真空ポンプ9の吸入側に通じ、真空ポンプの
吐出側は管16、ポート27、溝35、ポート
28を通つて管18に通じるので処理槽内は低
圧になる。
このときはリリーフ弁13が作用しないか
ら、処理槽内は真空ポンプの能力一杯まで低圧
となる。この状態は、処理槽内を短時間ずつ高
低圧にするゆさぶりに使用できる。
ら、処理槽内は真空ポンプの能力一杯まで低圧
となる。この状態は、処理槽内を短時間ずつ高
低圧にするゆさぶりに使用できる。
(8) 第13図の状態では、ポート22が溝33、
ポート24を経て管36に通じるので、処理槽
内は大気圧になる。
ポート24を経て管36に通じるので、処理槽
内は大気圧になる。
この切換弁は以上のように動作するので、包埋
作業の行程に合せたプログラムでモータ31を作
動させて弁板32を駆動し、上記の各動作を行な
わせることにより、従来装置における3個の三方
電磁弁10、11、12を関連させて駆動するの
と同じに作用させることができるのである。
作業の行程に合せたプログラムでモータ31を作
動させて弁板32を駆動し、上記の各動作を行な
わせることにより、従来装置における3個の三方
電磁弁10、11、12を関連させて駆動するの
と同じに作用させることができるのである。
(本考案の効果)
以上のように構成され作用するので、この考案
の切換弁は次のような効果を奏することができ
る。
の切換弁は次のような効果を奏することができ
る。
(1) 従来使用された3個の三方電磁弁に代つて1
個の回転切換弁で一槽式包埋装置を動作させる
ことができるので、部品費が極めて低廉とな
る。
個の回転切換弁で一槽式包埋装置を動作させる
ことができるので、部品費が極めて低廉とな
る。
(2) 従来の3個の三方電磁弁を使用する場合は、
配管が複雑となり、管接手の数も多くなるの
で、製造コストが高くなり、配管の接続部にお
ける漏洩発生の危険度も高くなつたが、この考
案によれば、管接手の数を従来の1/3程度にす
ることができ、上記の点は著しく軽減できる。
配管が複雑となり、管接手の数も多くなるの
で、製造コストが高くなり、配管の接続部にお
ける漏洩発生の危険度も高くなつたが、この考
案によれば、管接手の数を従来の1/3程度にす
ることができ、上記の点は著しく軽減できる。
(3) 回転切換弁の固定板21、弁板32は、セラ
ミツクの半鏡面仕上げにより漏洩が少なく、摺
動できるように容易に仕上げることができる。
ミツクの半鏡面仕上げにより漏洩が少なく、摺
動できるように容易に仕上げることができる。
第1図は一槽式包埋装置の既要を説明する側面
図、第2〜4図は従来の3個の三方電磁弁を使用
した装置の動作を説明する配管図で、第2図は薬
液吸入状態、第3図は薬液排出状態、第4図は加
圧状態を示す。第5図は本考案で使用する切換弁
の概要を示す側面図、第6〜13図は本考案の切
換弁の動作を説明する略図で、各ポート、溝、管
の接続を示し、第6図は薬液吸入状態、第7図、
第9図、第11図、第13図は処理槽内を大気圧
にする状態、第8図は薬液排出状態、第10図は
リリーフ弁を使用しない加圧状態、第12図はリ
リーフ弁を使用しない減圧状態を示している。 1……篭、2……処理槽、3……気密蓋、4…
…管、5,6……薬液槽、7……加熱器、8……
パラフイン槽、9……真空ポンプ、10,11,
12……三方電磁弁、13,14……リリーフ
弁、15,16,17,18,19……管、20
……ハウジング、21……固定板、22,23,
24,25,26,27,28,29,30……
中心部および第一ないし第八のポート、31……
モータ、32……弁板、33,34,35……第
一ないし第三の溝、36……管、37……ロータ
リ弁、38……管。
図、第2〜4図は従来の3個の三方電磁弁を使用
した装置の動作を説明する配管図で、第2図は薬
液吸入状態、第3図は薬液排出状態、第4図は加
圧状態を示す。第5図は本考案で使用する切換弁
の概要を示す側面図、第6〜13図は本考案の切
換弁の動作を説明する略図で、各ポート、溝、管
の接続を示し、第6図は薬液吸入状態、第7図、
第9図、第11図、第13図は処理槽内を大気圧
にする状態、第8図は薬液排出状態、第10図は
リリーフ弁を使用しない加圧状態、第12図はリ
リーフ弁を使用しない減圧状態を示している。 1……篭、2……処理槽、3……気密蓋、4…
…管、5,6……薬液槽、7……加熱器、8……
パラフイン槽、9……真空ポンプ、10,11,
12……三方電磁弁、13,14……リリーフ
弁、15,16,17,18,19……管、20
……ハウジング、21……固定板、22,23,
24,25,26,27,28,29,30……
中心部および第一ないし第八のポート、31……
モータ、32……弁板、33,34,35……第
一ないし第三の溝、36……管、37……ロータ
リ弁、38……管。
Claims (1)
- 生物組織片を入れる籠1を気密に収容すると共
に、ロータリ弁37を介して順次薬液槽5,6、
パラフイン槽8に通じる処理槽2内に、回転切換
弁を介して真空ポンプの吸入側、吐出側を交互に
通じさせる一槽式包埋装置であつて、回転切換弁
は、ハウジング20内に円形の固定板21と、モ
ータ31に駆動されて固定板21と同心に摺接回
転する円形の弁板32とを設けたものであり、固
定板21には、中心部に1個のポート22を設け
ると共に、これを中心とする円周を8等分した8
個のポート位置に、順次、第一ないし第三のポー
ト23,24,25、使用しないため省略できる
第四のポート26、第五のポート27、第六のポ
ート28、使用しないため省略できる第七のポー
ト29、使用しないため省略できる第八のポート
30を設け、弁板32には、摺動回転に伴なつ
て、中心のポート22、円周上の第一のポート2
3、第三のポート25を連通させるL形の第一の
溝33および第四のポート26、第五のポート2
7、第六のポート28を連通させる円弧形の第二
の溝34ならびに第七のポート29、第八のポー
ト30を連通させる円弧形の第三の溝35を設
け、固定板21に設けた各ポートにはハウジング
20を介して管を接続自在とし、中心部のポート
22は管4により処理槽2に通じさせ、第二のポ
ート24は直接大気に通じさせ、第三のポート2
5は真空の下限を制限するリリーフ弁13を介し
て大気に通じさせ、第三のポート25は更に加圧
の上限を制限するリリーフ弁14を介して大気に
通じさせ、真空ポンプ9の吸入側は第一のポート
23に、また吐出側は第五のポート27に通じさ
せ、第六のポート28を大気に通じさせて成る一
槽式包埋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10815982U JPS5913754U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 一槽式包埋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10815982U JPS5913754U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 一槽式包埋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913754U JPS5913754U (ja) | 1984-01-27 |
JPS6312284Y2 true JPS6312284Y2 (ja) | 1988-04-08 |
Family
ID=30252450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10815982U Granted JPS5913754U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 一槽式包埋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913754U (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2603611Y2 (ja) * | 1992-06-15 | 2000-03-15 | 東芝テック株式会社 | ロータリバルブ及びロータリーバルブを用いたエアマッサージ機 |
US8881582B2 (en) | 2005-01-31 | 2014-11-11 | Waters Technologies Corporation | Method and apparatus for sample injection in liquid chromatography |
JP5070062B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2012-11-07 | ウオーターズ・テクノロジーズ・コーポレイシヨン | 液体クロマトグラフィにおけるサンプル注入のための方法および装置 |
JP2006308056A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Horiba Ltd | 多方切換弁およびこれを用いた分析装置 |
JP2010112462A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Okura Kogyo Kk | バルブ |
KR101120943B1 (ko) * | 2010-06-25 | 2012-03-05 | 고려대학교 산학협력단 | 다기능 선택밸브, 이를 포함하는 다기능 전자동 액체크로마토그래피 장치 및 이를 이용한 시료분석방법 |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP10815982U patent/JPS5913754U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5913754U (ja) | 1984-01-27 |
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