JPS63109934A - バキユ−ムチヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はバキュームチャックに係り、特にチャックの面
仮に設けられた吸入孔を閉塞するための構造に関する。

（従来の技術） バキュームチャックは、面板に多数の吸入孔が明けられ
これら吸入孔はチャック本体内部の空胴に連通していて
空胴をチャックの外部に設けられたバキュームポンプに
よって真空油きすることにより面板上のワークを吸着す
るものである。

ここで、ワークは必ずしも面板全体を覆うものではない
から、ワークで塞がれる吸入孔と塞がれない吸入孔とが
生じる。この塞がれない吸入孔は何らかの手段で閉塞す
る必要があり、一般にねじ栓とかゴム板を用いている。

（発明が解決しようとする問題点） ねじ栓を用いるとその開閉が非常に煩雑で作業性が悪い
。ゴム板も同様といえる。

本発明は上述の点を考慮してなされたもので、吸入孔開
閉のための操作が簡単な構造を有するバキュームチャッ
クを提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 上記目的達成のため、本発明では、面板の吸入孔を断面
円形とし、この吸入孔閉塞部材を磁性球として構成した
バキュームチャックを提供するものである。

（作　用） 吸入孔上の磁性球を置けば閉塞操作は完了する。

閉塞状態を止め開放するには磁石を用いて磁性球を取除
けばよい。

〔発明の効果〕

磁性球は簡単に入手することができ、球で塞ぐことがで
きる吸入孔の加工も簡単に行える。したがって本発明の
吸入孔閉塞構造は著しく構造簡単であり、その結果製作
も容易である。

そして閉塞操作は単に磁性球を吸入孔上に置くだけ、開
放は磁石で磁性球を取除くだけであり、またチャック本
体および磁性球等の清掃が簡単に行える。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示したもので、１０は内部
に空胴を有するチャック本体であり、その上面の面板部
分には皿ざぐり孔が多数設けられている。この皿ざぐり
孔は何れの横断面をとっても円形であり、その最深部は
細い孔を介して上記空胴と連通している。空胴は図示し
ないバキュームポンプにより真空油きされているから面
板上にワークＸを置けばこのワークはチャックに吸着固
定される。

そしてワークの乗っていない面板部分における吸入孔に
は磁性球２０が挿入される。磁性球２０はたとえば鋼球
の表面にできればゴムコーティングを施したものが適当
である。また他の材料であっても磁性を持った球であれ
ばよく、望ましくは表面に緩衝層を設けたものであれば
なおよい。そして、磁性球の大きさは吸入孔から一部で
も突出しない方がワークＸの取扱い上部台がよいが、特
に制限はない。

第２図は本発明の他の実施例を示したもので、この実施
例は吸入孔の他の例を示すと共に、磁性球にＯリングを
組合わせて用いることを示している。

すなわち吸入孔はざぐり穴として構成されている。また
磁性球２０は吸入孔を取囲むように置かれたＯリングを
介して吸入孔上に置かれる。この場合磁性球はコーティ
ングなしの鋼球等でよい。

上記再実施例とも、吸入孔を閉塞するには磁性球を吸入
孔上に置くだけでよく、後に吸入孔を開放するには磁石
を用いて磁性球を取除けばよい。

そして研削作業の結果としての汚れを除去するには磁性
球等を取除いておいて行えるから作業性がよく、しかも
より清浄にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はともに本発明の実施例を示す側断
面図である。 １０・・・チャック本体、１１．１２・・・吸入孔、２
０．２１・・・磁性球、２２・・・０リング、ｖＰ・・
・バキュームポンプ。 第　１　図 Ｕ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、本体内部に空胴を有し、この空胴は一方でバキュー
   ムポンプに連通しており、他方で前記本体の上面にある
   面板に設けられた多数の吸入孔に連通したバキュームチ
   ャックにおいて、 前記吸入孔は横断面が円形であり、この吸入孔上に磁性
   球を載置することにより閉塞し、除去することにより開
   放するようにしたことを特徴とするバキュームチャック
   。 ２、特許請求の範囲第１項記載のチャックにおいて、前
   記吸入孔と前記球との間にＯリングを介挿するようにし
   たバキュームチャック。