JPS6310726A - 白金錯体を有効成分として含有する制癌剤 - Google Patents
白金錯体を有効成分として含有する制癌剤Info
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- JPS6310726A JPS6310726A JP5414087A JP5414087A JPS6310726A JP S6310726 A JPS6310726 A JP S6310726A JP 5414087 A JP5414087 A JP 5414087A JP 5414087 A JP5414087 A JP 5414087A JP S6310726 A JPS6310726 A JP S6310726A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
庄JLLQ千団り1厨一
本発明の白金錯体は制癌剤としてを用である。
差東Δ皮直
ローゼンベルグらによるシスプラチン(CDDP)の抗
l!瘍活性の発見[ネイチャー(Nature)121
.385 (1969)コ以来、抗腫瘍活性を有する白
金錯体の研究が盛んに行われるようになってきた(特公
昭59−5599号、特開昭57−77694号等)。
l!瘍活性の発見[ネイチャー(Nature)121
.385 (1969)コ以来、抗腫瘍活性を有する白
金錯体の研究が盛んに行われるようになってきた(特公
昭59−5599号、特開昭57−77694号等)。
、■ (“ よ° 。占
シスプラチン(CDDPIを特徴とする特許の白金錯体
は、幅広い抗腫瘍スペクトラムを有しながら、その致命
的な腎毒性を有しており、そのため、投与総量、適応症
例が制限されている。また、一般に白金錯体は血漿蛋白
と結合し、不活性体になると言われている。
は、幅広い抗腫瘍スペクトラムを有しながら、その致命
的な腎毒性を有しており、そのため、投与総量、適応症
例が制限されている。また、一般に白金錯体は血漿蛋白
と結合し、不活性体になると言われている。
本発明者らはより優れた抗腫瘍活性を有し、しかも毒性
の少ない白金錯体を見い出すべ(種々検討を重ね、次の
ような手段により本発明化合物を合成し、問題点を解決
した。
の少ない白金錯体を見い出すべ(種々検討を重ね、次の
ような手段により本発明化合物を合成し、問題点を解決
した。
。 占 t た の
本発明者らはプラチナム(II)ポタシウムクロライド
と2−アミノメチルピロリジンとを反応させ、ジクロロ
(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(n)とし
、次いで、これを硝酸銀と反応させ、ノニトラト(2−
アミノメチルピロリジン)プラチナム(II)とした後
、1.1−シクロブタンジカルボン酸ジナトリウム塩と
反応させることにより、1.1−シクロブタンジカルボ
キシラト(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(
■)(化合物置1)を合成した。
と2−アミノメチルピロリジンとを反応させ、ジクロロ
(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(n)とし
、次いで、これを硝酸銀と反応させ、ノニトラト(2−
アミノメチルピロリジン)プラチナム(II)とした後
、1.1−シクロブタンジカルボン酸ジナトリウム塩と
反応させることにより、1.1−シクロブタンジカルボ
キシラト(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(
■)(化合物置1)を合成した。
さらに、(R)または(S)−プロリンに、水溶媒中苛
性アルカリの存在下、0〜10℃でベンジルクロロフォ
ーメートを加え1〜3時間反応させ、(R)または(S
)−1−カルボベンゾキシピロリジン−2−カルボン酸
を得、次いでこれをクロロホルム、塩化メチレン、ベン
ゼン、テトラヒドロフラン等の不活性溶媒中、トリエチ
ルアミン、ピリジン等の塩基の存在下0〜10°Cでイ
ンブチルクロロフォーメートを加え、15分〜1時間反
応させた後これに同温度でアンモニアガスを15分〜2
時間通じ(R)または(S)−1−カルボベンゾキシピ
ロリジン−2−カルボキサミドを得、これをRaney
Ni1Pd/C1PtO2等の触媒を用いて接触還
元して(R)または(S)−ピロリジン−2−カルボキ
サミドを得る。
性アルカリの存在下、0〜10℃でベンジルクロロフォ
ーメートを加え1〜3時間反応させ、(R)または(S
)−1−カルボベンゾキシピロリジン−2−カルボン酸
を得、次いでこれをクロロホルム、塩化メチレン、ベン
ゼン、テトラヒドロフラン等の不活性溶媒中、トリエチ
ルアミン、ピリジン等の塩基の存在下0〜10°Cでイ
ンブチルクロロフォーメートを加え、15分〜1時間反
応させた後これに同温度でアンモニアガスを15分〜2
時間通じ(R)または(S)−1−カルボベンゾキシピ
ロリジン−2−カルボキサミドを得、これをRaney
Ni1Pd/C1PtO2等の触媒を用いて接触還
元して(R)または(S)−ピロリジン−2−カルボキ
サミドを得る。
これをエーテル、テトラヒドロフラン等の不活性溶媒中
、水素化リチウムアルミニウム、ジボラン等の還元剤で
室温〜加熱還流下3時間〜5日間反応させ、(R)また
は(S)−2−アミノメチルピロリジンを得る。次いで
、これを塩化白金酸カリウムと水溶媒中0〜80℃で1
時間〜3日間反応させ、(R)または(S)−ジクロロ
(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(It)と
し、さらにこれを水溶媒中、硝酸銀と0〜50℃で1時
間〜1遇間反応させ、(R)または(S)−ジニトラト
(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(n)とし
た後、これと1.1−シクロブタンジカルボン酸ナトリ
ウム塩とを水溶媒中0〜60℃で1時間〜3日間反応さ
せることにより(R)−1,1−シクロブタンジカルボ
キシラト(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(
■)(化合物N12)または(S)−1,1−シクロブ
タンジ力ルポキシラト(2−アミノメチルピロリジン)
プラチナム(■)(化合物Nl13)を合成した。
、水素化リチウムアルミニウム、ジボラン等の還元剤で
室温〜加熱還流下3時間〜5日間反応させ、(R)また
は(S)−2−アミノメチルピロリジンを得る。次いで
、これを塩化白金酸カリウムと水溶媒中0〜80℃で1
時間〜3日間反応させ、(R)または(S)−ジクロロ
(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(It)と
し、さらにこれを水溶媒中、硝酸銀と0〜50℃で1時
間〜1遇間反応させ、(R)または(S)−ジニトラト
(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(n)とし
た後、これと1.1−シクロブタンジカルボン酸ナトリ
ウム塩とを水溶媒中0〜60℃で1時間〜3日間反応さ
せることにより(R)−1,1−シクロブタンジカルボ
キシラト(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム(
■)(化合物N12)または(S)−1,1−シクロブ
タンジ力ルポキシラト(2−アミノメチルピロリジン)
プラチナム(■)(化合物Nl13)を合成した。
そして、本発明の化合物階1〜3が非常にすぐれた制癌
効果を有することを見い出し、前記の問題点を解決した
。
効果を有することを見い出し、前記の問題点を解決した
。
本発明の制癌剤を製造するにあたっては、常法により、
必要ならば補助剤とともに、医薬として用いる担体と混
合して経口投与する場合には、錠剤、乳剤、顆粒剤、散
剤、カプセル剤等の固形製剤、または溶液、懸濁液、乳
剤等の液状製剤とすることができる。さらに非経口投与
する場合には、注射剤または、串刺とすることができる
。錠剤、乳剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤とする場合に
は、医薬用担体としては乳糖、でんぷん、デキストリン
、白糖、結晶セルロース、カオリン、炭酸カルシウム、
タルク、ステアリン酸マグネシウム等が好ましい。注射
剤とする場合には、蒸留水かあるいは塩化ナトリウム、
塩化カリウム等の塩溶液たとえば生理食塩水に溶解する
のが好ましい。串刺とする場合には、カカオ脂、ラウリ
ン脂、グリセロゼラチン、マクロゴールなどを基剤とす
るのが好ましい。
必要ならば補助剤とともに、医薬として用いる担体と混
合して経口投与する場合には、錠剤、乳剤、顆粒剤、散
剤、カプセル剤等の固形製剤、または溶液、懸濁液、乳
剤等の液状製剤とすることができる。さらに非経口投与
する場合には、注射剤または、串刺とすることができる
。錠剤、乳剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤とする場合に
は、医薬用担体としては乳糖、でんぷん、デキストリン
、白糖、結晶セルロース、カオリン、炭酸カルシウム、
タルク、ステアリン酸マグネシウム等が好ましい。注射
剤とする場合には、蒸留水かあるいは塩化ナトリウム、
塩化カリウム等の塩溶液たとえば生理食塩水に溶解する
のが好ましい。串刺とする場合には、カカオ脂、ラウリ
ン脂、グリセロゼラチン、マクロゴールなどを基剤とす
るのが好ましい。
製剤中の本発明化合物の量は、患者の年齢−症杖等によ
り使用に便利な単位量が望まれる。本発明化合物の医薬
用投与量は、成人の腫瘍治療に対して経口投与する場合
、通常1日当たり200〜400 m g / J s
また非経口投与する場合1日当たり100〜200mg
/♂が好ましい。
り使用に便利な単位量が望まれる。本発明化合物の医薬
用投与量は、成人の腫瘍治療に対して経口投与する場合
、通常1日当たり200〜400 m g / J s
また非経口投与する場合1日当たり100〜200mg
/♂が好ましい。
本発明化合物は極めて低毒性で、例えばddY系雄性マ
ウス(5週令、体重26〜30g)に検体の生理食塩水
溶液を腹腔内投与した時のLD50値は80mg/kg
以上である。
ウス(5週令、体重26〜30g)に検体の生理食塩水
溶液を腹腔内投与した時のLD50値は80mg/kg
以上である。
作−−−几一
このようにして得られた本発明化合物は、優れた抗腫瘍
活性を有し、しかも毒性が低く、水溶性が高いため医薬
として極めて有用である。
活性を有し、しかも毒性が低く、水溶性が高いため医薬
として極めて有用である。
以下にその実施例を示すが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
るものではない。
LLL1
2olon 26 carcinomaに対するi
n vivo抗腫瘍試験 6週令のCDPI /Cr j系雄性マウスの側腹部皮
下に、1〜21m3角のCo1on 26 car
cinoma腫瘍片を移植し、その4日後にほぼ同サイ
ズの腫瘍を担癌するマウス(1群、5〜6匹)に、所定
量の薬物を腹腔内に投与し、その10日後(腫瘍移植後
14日目)に腫瘍重量を一1定して、増殖阻止率(GI
R%)を求めた。
n vivo抗腫瘍試験 6週令のCDPI /Cr j系雄性マウスの側腹部皮
下に、1〜21m3角のCo1on 26 car
cinoma腫瘍片を移植し、その4日後にほぼ同サイ
ズの腫瘍を担癌するマウス(1群、5〜6匹)に、所定
量の薬物を腹腔内に投与し、その10日後(腫瘍移植後
14日目)に腫瘍重量を一1定して、増殖阻止率(GI
R%)を求めた。
GIR(%)ニーQ二”−X100(%)に
こで、CおよびTは、各々対照群および薬物投与群の平
均腫瘍重量を表す。
均腫瘍重量を表す。
結果を表1に示した。なお、公知化合物CDDP(シス
プラチン)を比較薬物として用いた。
プラチン)を比較薬物として用いた。
表I Co1on 26 carcinomaに
対する抗腫瘍活性 実m colon 26 carcinomaに対するi
n vivo抗腫瘍試験 6〜7週令迎合DFx/Crj系雄性マウスの側腹部皮
下に、1〜2II13角のcolon 26carc
inoma腫瘍片を移植し、はぼ同サイズのm1mを担
癌するマウス(1群、5匹)に、移植後4.6.8日後
に所定量の薬物を腹腔内に投与し、腫瘍移植後14日目
に腫瘍重量を測定して、増殖阻止率(GIR%)を求め
た。
対する抗腫瘍活性 実m colon 26 carcinomaに対するi
n vivo抗腫瘍試験 6〜7週令迎合DFx/Crj系雄性マウスの側腹部皮
下に、1〜2II13角のcolon 26carc
inoma腫瘍片を移植し、はぼ同サイズのm1mを担
癌するマウス(1群、5匹)に、移植後4.6.8日後
に所定量の薬物を腹腔内に投与し、腫瘍移植後14日目
に腫瘍重量を測定して、増殖阻止率(GIR%)を求め
た。
GIR(%) =+X 100 (%)ここで、Cおよ
びTは各々対照群および薬物投与群の平均腫瘍重量を表
す。
びTは各々対照群および薬物投与群の平均腫瘍重量を表
す。
結果を表2に示した。なお、公知化合物CBDCA(カ
ルポプラチン)を比較薬物として用いた。
ルポプラチン)を比較薬物として用いた。
表2 colon 26 carcinomaに対
する抗腫瘍活性 colon 38 carcinomaに対するi
n vivo抗腫瘍試験 7週令のBDFx/Crj系雄性マウスの側腹部皮下に
、1〜2m1m3角のcolon 38carcin
oma腫瘍片を移植し、はぼ同サイズの腫瘍を担癌する
マウス(1群、7匹)に、移植後11.13.15日後
に所定量の薬物を腹腔内に投与し、腫瘍移植後21日目
に腫瘍重量を測定して、増殖阻止率(GIR%)を求め
た。
する抗腫瘍活性 colon 38 carcinomaに対するi
n vivo抗腫瘍試験 7週令のBDFx/Crj系雄性マウスの側腹部皮下に
、1〜2m1m3角のcolon 38carcin
oma腫瘍片を移植し、はぼ同サイズの腫瘍を担癌する
マウス(1群、7匹)に、移植後11.13.15日後
に所定量の薬物を腹腔内に投与し、腫瘍移植後21日目
に腫瘍重量を測定して、増殖阻止率(GIR%)を求め
た。
GIR(%)=ユぞlX100(%)
ここで、CおよびTは各々対照群および薬物投与群の平
均腫瘍重量を表す。
均腫瘍重量を表す。
結果を表3に示した。なお、公知化合物CBDCA(カ
ルポプラチン)を比較薬物として用いた。
ルポプラチン)を比較薬物として用いた。
B16 Melanomaに対するin vivo
抗腫瘍試験 6週令のBDFx/Crj系雄性マウスの側腹部皮下に
、l 〜2111a角のB16 Melan。
抗腫瘍試験 6週令のBDFx/Crj系雄性マウスの側腹部皮下に
、l 〜2111a角のB16 Melan。
ma腫瘍片を移植し、はぼ同サイズの腫瘍を担癌するマ
ウス(1群、8匹)に、移植後4.6.8日後に所定量
の薬物を腹腔内に投与し、腫瘍移植後200日目腫瘍重
量を測定して、増殖阻止率(GIR%)を求めた。
ウス(1群、8匹)に、移植後4.6.8日後に所定量
の薬物を腹腔内に投与し、腫瘍移植後200日目腫瘍重
量を測定して、増殖阻止率(GIR%)を求めた。
ここで、CおよびTは各々対照群および薬物投5群の平
均腫瘍重量を表す。
均腫瘍重量を表す。
結果を表4に示した。なお、公知化合物CBDCA(カ
ルポプラチン)を比較薬物として用いた。
ルポプラチン)を比較薬物として用いた。
化合物陰 投与量(i+g/kg)増殖阻止率(GI
R%)試験管内での血漿蛋白との結合性比較 SDクラットり得た血漿に薬物溶液を容量比19:1の
割合(Pt量 511 g/m l )に加え、遮光下
37℃のもとてインキュベーションした。
R%)試験管内での血漿蛋白との結合性比較 SDクラットり得た血漿に薬物溶液を容量比19:1の
割合(Pt量 511 g/m l )に加え、遮光下
37℃のもとてインキュベーションした。
所定時間後に反応液をサンプリングし、分子篩膜(Am
icon CentriflowPMSアミコン社製
)で遠心ろ過した。ろ液中のPt(蛋白非結合Pt)を
原子吸光計にて定量した。
icon CentriflowPMSアミコン社製
)で遠心ろ過した。ろ液中のPt(蛋白非結合Pt)を
原子吸光計にて定量した。
結果を表5に示した。
表5 血漿蛋白との結合率(%)
(インキュベーション時間)
化合物Nα l 4 8 24副作
用の検討 6週令のBDFx/Crj系雄性マウスに各々の薬物を
腹腔内投与した後、1.3および5日目に3匹ずつのマ
ウスを層殺し、血中尿素窒素量(BUN)を測定した。
用の検討 6週令のBDFx/Crj系雄性マウスに各々の薬物を
腹腔内投与した後、1.3および5日目に3匹ずつのマ
ウスを層殺し、血中尿素窒素量(BUN)を測定した。
結果を表6に示した。
対照群には生理食塩水、また、比較薬物としてCDDP
(シスプラチン)を腹腔内投与した。なお、各薬物の
投与fflは、同程度の効果が得られる量とした。
(シスプラチン)を腹腔内投与した。なお、各薬物の
投与fflは、同程度の効果が得られる量とした。
7・′
表6 本発明化合物の腎毒性
本 P(0,05富富 P(0,01尖息握L (製
剤例) a)注射剤 本発明化合物点1を300mgを含有するようにバイア
ルに無菌的に分配し、凍結乾燥して水分を除き、使用時
に生理食塩水を100m1添加して注射剤とする。
剤例) a)注射剤 本発明化合物点1を300mgを含有するようにバイア
ルに無菌的に分配し、凍結乾燥して水分を除き、使用時
に生理食塩水を100m1添加して注射剤とする。
b)錠剤
本発明化合物置1 50g
乳 糖 98g結品セルロ
ース 27g トウモロコシデンプン 5g h記の混合物を直接打錠して直径8mmn重量180m
gの錠剤とする。
ース 27g トウモロコシデンプン 5g h記の混合物を直接打錠して直径8mmn重量180m
gの錠剤とする。
参11倒」−
プラチナム(II)ポタシウムクロライド4.15g(
0,01モル)を水100m1に溶解し、若干の不溶物
をろ過により除いた後、2−アミノメチルピロリジン1
.OOg (0,0gモル)を水10m1に溶解した溶
液を加え、室温で1日撹拌する。生成した固体をろ取し
、水洗後、60°Cで3時間域圧下乾燥し、淡黄色のジ
クロロ(2・−アミノメチルピロリジン)プラチナム(
n)3゜00g(収率82%)を得た。融点255〜2
70℃(分解)。
0,01モル)を水100m1に溶解し、若干の不溶物
をろ過により除いた後、2−アミノメチルピロリジン1
.OOg (0,0gモル)を水10m1に溶解した溶
液を加え、室温で1日撹拌する。生成した固体をろ取し
、水洗後、60°Cで3時間域圧下乾燥し、淡黄色のジ
クロロ(2・−アミノメチルピロリジン)プラチナム(
n)3゜00g(収率82%)を得た。融点255〜2
70℃(分解)。
この3.OOg (0,0082モル)を水300m1
に懸濁し、硝酸銀2.78g (0,0IE34モル)
を加え、遮光下、室温で3日間撹拌する。
に懸濁し、硝酸銀2.78g (0,0IE34モル)
を加え、遮光下、室温で3日間撹拌する。
析出した塩化銀の白色沈殿をミリポアフィルタ−(0,
22μm)を用いて除去し、ろ液に0.5%の塩化ナト
リウム水溶液を加えて未反応の硝酸銀を塩化銀として沈
殿させ除去する。得られたろ液を40℃以下で60m1
まで減圧上濃縮し、そこに1.1−シクロブタンジカル
ボン酸ジナトリウム塩1.54g (0,0082モル
)を加え、室温で4日間反応させる。析出した白色結品
杖固体をろ取し、水洗後、60℃3時間減圧下乾燥し、
11 l−シクロブタンジ力ルポキシラト(2−アミノ
メチルピロリジン)プラチナム(II) 1.86g(
収率52%)を得た。融点235〜255℃(分解)。
22μm)を用いて除去し、ろ液に0.5%の塩化ナト
リウム水溶液を加えて未反応の硝酸銀を塩化銀として沈
殿させ除去する。得られたろ液を40℃以下で60m1
まで減圧上濃縮し、そこに1.1−シクロブタンジカル
ボン酸ジナトリウム塩1.54g (0,0082モル
)を加え、室温で4日間反応させる。析出した白色結品
杖固体をろ取し、水洗後、60℃3時間減圧下乾燥し、
11 l−シクロブタンジ力ルポキシラト(2−アミノ
メチルピロリジン)プラチナム(II) 1.86g(
収率52%)を得た。融点235〜255℃(分解)。
元素分析値 分子式CIl HI9N204P tとし
て()C=0) なお、上記化合物を水から再結晶し、上記化合物と融点
およびIRスペクトルの異なる1、1−シクロブタンジ
カルポキシラト(2−7ミノメチルビリジン)プラチナ
ム(■)(化合物N11l)1゜61g(収率45%)
を得た。
て()C=0) なお、上記化合物を水から再結晶し、上記化合物と融点
およびIRスペクトルの異なる1、1−シクロブタンジ
カルポキシラト(2−7ミノメチルビリジン)プラチナ
ム(■)(化合物N11l)1゜61g(収率45%)
を得た。
融点215〜220°C(分解)
元素分析値 分子式C1l H19N204 P tと
して(−NH2) 1590、 1635 (ゝC=0) 参2」(4 (R)−プロリン50.0g (0,44モル)および
水酸化ナトリウム17.4g (0,44モル)を水3
00m1に溶解し、これに、ペンジルクロロフォーメー
)87.Og (0,52モル)および水酸化ナトリウ
ム23.2g (0,58モル)を水150m1に溶解
した溶液を水冷撹拌下30分間で徐々に加える。同温度
で15分間撹拌後、過剰のベンジルクロロフォーメート
をクロロホルム300m1で抽出して除(。水層を5N
塩酸を用いて酸性とし、油状の生成物をクロロホルムで
抽出し、クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥後、
クロロホルムを留去し、油状の(R)−1−カルボベン
ゾキシピロリジン−2−カルボン酸108.3g(定量
的)を得る。
して(−NH2) 1590、 1635 (ゝC=0) 参2」(4 (R)−プロリン50.0g (0,44モル)および
水酸化ナトリウム17.4g (0,44モル)を水3
00m1に溶解し、これに、ペンジルクロロフォーメー
)87.Og (0,52モル)および水酸化ナトリウ
ム23.2g (0,58モル)を水150m1に溶解
した溶液を水冷撹拌下30分間で徐々に加える。同温度
で15分間撹拌後、過剰のベンジルクロロフォーメート
をクロロホルム300m1で抽出して除(。水層を5N
塩酸を用いて酸性とし、油状の生成物をクロロホルムで
抽出し、クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥後、
クロロホルムを留去し、油状の(R)−1−カルボベン
ゾキシピロリジン−2−カルボン酸108.3g(定量
的)を得る。
(S)−1−カルボベンゾキシピロリジン−2−カルボ
ン酸108.3g (0,43モル)およびトリエチル
アミン44.Og (0,44モル)をクロロホルム1
1に溶解し、これに水冷撹拌下イソブ千ルクロロフォー
メー)59.5g (0゜44モル)を加え、15分後
に乾燥アンモニアガスを1時間通じる。反応混合物を室
温に戻し、−佼放置後析出した白色沈殿を除去し、ろ液
を減圧上濃縮し、残渣にクロロホルム400m1を加え
た後、クロロホルム層を希塩酸、次いで水で洗浄スル、
クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥後、クロロホ
ルムを留去し、油状の(R)−1−カルボベンゾキシピ
ロリジン−2−カルボキサミド88.1g(82%)を
得る。
ン酸108.3g (0,43モル)およびトリエチル
アミン44.Og (0,44モル)をクロロホルム1
1に溶解し、これに水冷撹拌下イソブ千ルクロロフォー
メー)59.5g (0゜44モル)を加え、15分後
に乾燥アンモニアガスを1時間通じる。反応混合物を室
温に戻し、−佼放置後析出した白色沈殿を除去し、ろ液
を減圧上濃縮し、残渣にクロロホルム400m1を加え
た後、クロロホルム層を希塩酸、次いで水で洗浄スル、
クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥後、クロロホ
ルムを留去し、油状の(R)−1−カルボベンゾキシピ
ロリジン−2−カルボキサミド88.1g(82%)を
得る。
(R)−1−カルボベンゾキシピロリジン−2−カルボ
キサミド88.1g (0,36モル)を無水エタノー
ル800m1に溶解し、これに10%パラジウム−炭素
18gを加え、水素気流下常法により接触還元する。反
応後、触媒を除去し、溶媒を減圧下留去後、残渣をn−
ヘキサンおよびベンゼンで結晶化し、n−ヘキサンで洗
浄して白色の(R)−ピロリジン−2−カルボキサミド
40.0g (99%)を得る。融点85〜90°C0
(R)−ピロリジン−2−カルボキサミド40゜0g
(0,35モル)を無水テトラヒドロフラン21に溶解
し、これに水素化リチウムアルミニウム72.0g (
1,90モル)を水冷撹拌下徐々に加える。74時間加
熱還流後、反応液に水冷撹拌下、水128m1を徐々に
加え、・さらにテトラヒドロフラン21加えて再び加熱
還流し、冷機う吸引ろ過により不溶物とろ液に分ける。
キサミド88.1g (0,36モル)を無水エタノー
ル800m1に溶解し、これに10%パラジウム−炭素
18gを加え、水素気流下常法により接触還元する。反
応後、触媒を除去し、溶媒を減圧下留去後、残渣をn−
ヘキサンおよびベンゼンで結晶化し、n−ヘキサンで洗
浄して白色の(R)−ピロリジン−2−カルボキサミド
40.0g (99%)を得る。融点85〜90°C0
(R)−ピロリジン−2−カルボキサミド40゜0g
(0,35モル)を無水テトラヒドロフラン21に溶解
し、これに水素化リチウムアルミニウム72.0g (
1,90モル)を水冷撹拌下徐々に加える。74時間加
熱還流後、反応液に水冷撹拌下、水128m1を徐々に
加え、・さらにテトラヒドロフラン21加えて再び加熱
還流し、冷機う吸引ろ過により不溶物とろ液に分ける。
その不溶物に新たにテトラヒドロフラン21を加え、加
熱還流し、冷機上記と同様にしてろ液を得る。両者のる
液を合わせ、炭酸カリウムで乾燥した後、溶媒を減圧上
留去し、残渣を減圧蒸留して無色透明液体の(R)−2
−アミノメチルピロリジン10゜3g(29%)を得る
。沸点79〜85°C(20■+sHg)。
熱還流し、冷機上記と同様にしてろ液を得る。両者のる
液を合わせ、炭酸カリウムで乾燥した後、溶媒を減圧上
留去し、残渣を減圧蒸留して無色透明液体の(R)−2
−アミノメチルピロリジン10゜3g(29%)を得る
。沸点79〜85°C(20■+sHg)。
[αコ −8.87’ (H20)プラチナム(
n)ポタシウムクロライド2.32g (0,0056
モル)を水60m1に溶解し、若干の不溶物をろ過によ
り除いた後、(R)−2−アミノメチルピロリジン0.
56g (0,0056モル)を水5mlに溶解した溶
液を加え、室温で−Ll撹拌する。生成した固体をろ取
し、水洗後、eo’cで3時間域圧下乾燥し、淡黄色の
(R)−ジクロロ(2−アミノメチルピロリジン)プラ
チナム(If) 1.55g (収率76%)を得る。
n)ポタシウムクロライド2.32g (0,0056
モル)を水60m1に溶解し、若干の不溶物をろ過によ
り除いた後、(R)−2−アミノメチルピロリジン0.
56g (0,0056モル)を水5mlに溶解した溶
液を加え、室温で−Ll撹拌する。生成した固体をろ取
し、水洗後、eo’cで3時間域圧下乾燥し、淡黄色の
(R)−ジクロロ(2−アミノメチルピロリジン)プラ
チナム(If) 1.55g (収率76%)を得る。
融点279〜286℃(分解)。
この0.73g (0,002モル)を水150m1に
懸濁し、硝酸銀0.68g (0,004モル)を加え
遮光下、室温で3日間撹拌する。析出した塩化銀の白色
沈殿をミリポアフィルタ−(0゜22μm)を用いて徐
去し、ろ液に0.5%の塩化ナトリウム水溶液を加えて
未反応の硝酸銀を塩化銀として沈殿させ徐去する。得ら
れたろ液を40°C以下で15m1まで減圧上濃縮し、
そこに1.1−ンクロブタンジカルボン酸ジナトリウム
塩0゜338g (0,0018モル)を加え、室温で
4日間反応させる。析出した白色結晶状固体をろ取し、
さらにこの固体を水より再結晶を行ない無色鱗片献品の
(R)−1、!−シクロブタンジカルボキシラト(2−
アミノメチルピロリジン)プラチナム(■)(化合物N
a2)0.67g (収率77%)を得る。融点248
〜257℃(分解)。
懸濁し、硝酸銀0.68g (0,004モル)を加え
遮光下、室温で3日間撹拌する。析出した塩化銀の白色
沈殿をミリポアフィルタ−(0゜22μm)を用いて徐
去し、ろ液に0.5%の塩化ナトリウム水溶液を加えて
未反応の硝酸銀を塩化銀として沈殿させ徐去する。得ら
れたろ液を40°C以下で15m1まで減圧上濃縮し、
そこに1.1−ンクロブタンジカルボン酸ジナトリウム
塩0゜338g (0,0018モル)を加え、室温で
4日間反応させる。析出した白色結晶状固体をろ取し、
さらにこの固体を水より再結晶を行ない無色鱗片献品の
(R)−1、!−シクロブタンジカルボキシラト(2−
アミノメチルピロリジン)プラチナム(■)(化合物N
a2)0.67g (収率77%)を得る。融点248
〜257℃(分解)。
元素分析値 分子式CnHt9N204 Ptとして1
590.1835 (ンC=0) [αコ −40. 10’ (H20)釡ヱ虜J
工 (S)−プロリン25g (0,22モル)および水酸
化ナトリウム8.7g (0,22モル)を水150m
1に溶解し、これに、ベンジルクロロフォーメート43
.5g (0,28モル)および水酸化ナトリウム11
.6g (0,29モル)を水75m1に溶解した溶液
を水冷撹拌下30分間で徐々に加える。同温度で15分
間撹拌後、過剰のベンジルクロロフォーメートをクロロ
ホルム150m1で抽出して除く。水層を5N塩酸を用
いて酸性とし、油状の生成物をクロロホルムで抽出し、
クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥後、クロロホ
ルムを留去し、油状の(S)−1−カンボベンゾキシピ
ロリジンー2−カルボン酸52゜2g(98%)を得る
。
590.1835 (ンC=0) [αコ −40. 10’ (H20)釡ヱ虜J
工 (S)−プロリン25g (0,22モル)および水酸
化ナトリウム8.7g (0,22モル)を水150m
1に溶解し、これに、ベンジルクロロフォーメート43
.5g (0,28モル)および水酸化ナトリウム11
.6g (0,29モル)を水75m1に溶解した溶液
を水冷撹拌下30分間で徐々に加える。同温度で15分
間撹拌後、過剰のベンジルクロロフォーメートをクロロ
ホルム150m1で抽出して除く。水層を5N塩酸を用
いて酸性とし、油状の生成物をクロロホルムで抽出し、
クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥後、クロロホ
ルムを留去し、油状の(S)−1−カンボベンゾキシピ
ロリジンー2−カルボン酸52゜2g(98%)を得る
。
(S)−1−カルボベンゾキシピロリジン−2−カルボ
ン酸52.2g (0,21モル)およびトリエチルア
ミン21.2g(0,21モル)をクロロホルム525
m1に溶解し、これに水冷撹拌下イソブチルクロロフォ
ーメー)28.7g(0,21モル)を加え、15分後
に乾燥アンモニアガスを1時間通じる。反応混合物を室
温に戻し、−夜放置後析出した白色沈殿を除去し、ろ液
を減圧上濃縮し、残渣にクロロホルム200m1を加え
た後、クロロホルム層を希塩酸、次いで水で洗浄する、
クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥後、クロロホ
ルムを留去し、油状の(S)−1−カルボベンゾキシピ
ロリジン−2−カルボキサミド45.8g (88%)
を得る。
ン酸52.2g (0,21モル)およびトリエチルア
ミン21.2g(0,21モル)をクロロホルム525
m1に溶解し、これに水冷撹拌下イソブチルクロロフォ
ーメー)28.7g(0,21モル)を加え、15分後
に乾燥アンモニアガスを1時間通じる。反応混合物を室
温に戻し、−夜放置後析出した白色沈殿を除去し、ろ液
を減圧上濃縮し、残渣にクロロホルム200m1を加え
た後、クロロホルム層を希塩酸、次いで水で洗浄する、
クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥後、クロロホ
ルムを留去し、油状の(S)−1−カルボベンゾキシピ
ロリジン−2−カルボキサミド45.8g (88%)
を得る。
(S)−1−カルボベンゾキンピロリジン−2−カルボ
キサミド45.8g (0,18モル)を無水エタノー
ル400m1に溶解し、これに10%パラジウム−炭素
10gを加え、水素気流F常法により接触還元する。反
応後、触媒を除去し、溶媒を減圧下留去後、残渣をn−
ヘキサンおよびベンゼンで結晶化し、rl−ヘキサンで
洗浄して白色の(S)−ピロリジン−2−カルボキサミ
ド18.8g(89%)を得る。融点85〜90’C。
キサミド45.8g (0,18モル)を無水エタノー
ル400m1に溶解し、これに10%パラジウム−炭素
10gを加え、水素気流F常法により接触還元する。反
応後、触媒を除去し、溶媒を減圧下留去後、残渣をn−
ヘキサンおよびベンゼンで結晶化し、rl−ヘキサンで
洗浄して白色の(S)−ピロリジン−2−カルボキサミ
ド18.8g(89%)を得る。融点85〜90’C。
(S)−ピロリジン−2−カルボキサミド18゜8g(
0,16モル)を無水テトラヒドロフラン11に溶解し
、これに水素化リチウムアルミニウム33.9g (0
,89モル)を水冷撹拌下栓々に加える。48時間加熱
還流後、反応液に水冷撹拌下、水60m1を徐々に加え
、さらにテトラヒドロフラン11を加えて再び加熱還流
し、冷機、吸引ろ過により不溶物とろ液に分ける。その
不溶物に新たにテトラヒドロフラン11を加え、加熱還
流し、冷機上記と同様にしてろ液を得る。両者のる液を
合わせ、炭酸カリウムで乾燥した後、溶媒を減圧上留去
し、残渣を減圧蒸留して無色透明液体の(S)−2−ア
ミノメチルピロリジン6゜07g(37%)を得る。沸
点80〜85℃(2ommHg) [α] +10.02’ (H2O)プラチナム
(II)ポタシウムクロライド10゜04g (0,0
24モル)を水280m1に溶解し、若干の不溶物をろ
過により除いた後、(S)−2−アミノメチルピロリジ
ン2.42g (0゜024モル)を水25m1に溶解
した溶液を加え室温で一日撹拌する。生成した固体をろ
取し、水洗後、60℃で3時間域圧下乾燥し、淡黄色の
(S)−ジクロロ(2−アミノメチルピロリジン)プラ
チナム(II) 5.52g (収率75%)を得る。
0,16モル)を無水テトラヒドロフラン11に溶解し
、これに水素化リチウムアルミニウム33.9g (0
,89モル)を水冷撹拌下栓々に加える。48時間加熱
還流後、反応液に水冷撹拌下、水60m1を徐々に加え
、さらにテトラヒドロフラン11を加えて再び加熱還流
し、冷機、吸引ろ過により不溶物とろ液に分ける。その
不溶物に新たにテトラヒドロフラン11を加え、加熱還
流し、冷機上記と同様にしてろ液を得る。両者のる液を
合わせ、炭酸カリウムで乾燥した後、溶媒を減圧上留去
し、残渣を減圧蒸留して無色透明液体の(S)−2−ア
ミノメチルピロリジン6゜07g(37%)を得る。沸
点80〜85℃(2ommHg) [α] +10.02’ (H2O)プラチナム
(II)ポタシウムクロライド10゜04g (0,0
24モル)を水280m1に溶解し、若干の不溶物をろ
過により除いた後、(S)−2−アミノメチルピロリジ
ン2.42g (0゜024モル)を水25m1に溶解
した溶液を加え室温で一日撹拌する。生成した固体をろ
取し、水洗後、60℃で3時間域圧下乾燥し、淡黄色の
(S)−ジクロロ(2−アミノメチルピロリジン)プラ
チナム(II) 5.52g (収率75%)を得る。
融点256〜272℃(分解)。
この3.OOg (0,0082モル)を水300m1
に懸濁し、硝酸銀2.78g (0,0184モル)を
加え遮光下、室温で3日間撹拌する。
に懸濁し、硝酸銀2.78g (0,0184モル)を
加え遮光下、室温で3日間撹拌する。
析出した塩化銀の白色沈殿をミリポアフィルタ−(0,
22μm)を用いて除去し、ろ液に0.5%の塩化ナト
リウム水溶液を加えて未反応の硝酸銀を塩化銀として沈
殿させ除去する。得られたろ液を40℃以下で80m1
まで減圧上濃縮し、そこに1.1−シクロブタンジカル
ボン酸ジナトリウム塩1.54g (0,0082モル
)を加え、室温で4日間反応させる。析出した白色結晶
状固体をろ取し、さらにこの固体を水より再結晶を行な
い無色鱗片状品の(S)−1,1−シクロブタンジ力ル
ポキシラト(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム
(II)(化合物Na5)2.87g(収率80%)を
得る。融点240〜255℃(分解)。
22μm)を用いて除去し、ろ液に0.5%の塩化ナト
リウム水溶液を加えて未反応の硝酸銀を塩化銀として沈
殿させ除去する。得られたろ液を40℃以下で80m1
まで減圧上濃縮し、そこに1.1−シクロブタンジカル
ボン酸ジナトリウム塩1.54g (0,0082モル
)を加え、室温で4日間反応させる。析出した白色結晶
状固体をろ取し、さらにこの固体を水より再結晶を行な
い無色鱗片状品の(S)−1,1−シクロブタンジ力ル
ポキシラト(2−アミノメチルピロリジン)プラチナム
(II)(化合物Na5)2.87g(収率80%)を
得る。融点240〜255℃(分解)。
元素分析値 分子式C口H19N204 PtとしてK
Br −1゜ IRν c+= −3100,3190a
x (−NH2) 1590、 1635 (ンC=0) [αコ +39. 17° (H20)光朋1鎗[
稈
Br −1゜ IRν c+= −3100,3190a
x (−NH2) 1590、 1635 (ンC=0) [αコ +39. 17° (H20)光朋1鎗[
稈
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (2−アミノメチルピロリジンの立体配置はR、S、ラ
セミを表わす。)で表わされる白金錯体を有効成分とし
て含有する制癌剤。 2)有効成分が 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる白金錯体である特許請求の範囲第1項記載
の制癌剤。 3)有効成分が 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される白金錯体である特許請求の範囲第1項記載の
制癌剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5334986 | 1986-03-11 | ||
JP61-53349 | 1986-03-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6310726A true JPS6310726A (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=12940297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5414087A Pending JPS6310726A (ja) | 1986-03-11 | 1987-03-11 | 白金錯体を有効成分として含有する制癌剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6310726A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60184015A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-19 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 抗腫瘍剤 |
JPS60214795A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-28 | Chugai Pharmaceut Co Ltd | 新規白金錯体 |
JPS61194093A (ja) * | 1985-02-23 | 1986-08-28 | アスタ・フアルマ・アクチエンゲゼルシヤフト | (1‐ベンジル‐エチレンジアミン)‐白金(2)錯塩およびその製法ならびにこの錯塩を含む抗腫瘍効果を有する薬剤 |
JPS61229893A (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-14 | Sanwa Kagaku Kenkyusho:Kk | 新規な有機白金錯体、その製法並びに該錯体を有効成分とする抗腫瘍剤 |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP5414087A patent/JPS6310726A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60184015A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-19 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 抗腫瘍剤 |
JPS60214795A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-28 | Chugai Pharmaceut Co Ltd | 新規白金錯体 |
JPS61194093A (ja) * | 1985-02-23 | 1986-08-28 | アスタ・フアルマ・アクチエンゲゼルシヤフト | (1‐ベンジル‐エチレンジアミン)‐白金(2)錯塩およびその製法ならびにこの錯塩を含む抗腫瘍効果を有する薬剤 |
JPS61229893A (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-14 | Sanwa Kagaku Kenkyusho:Kk | 新規な有機白金錯体、その製法並びに該錯体を有効成分とする抗腫瘍剤 |
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