JPS63103725A - 乗物の多チャンネル暖房系の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産−ト　１ 本発明は乗り物、とくに自動車、の多チャンネル暖房系
の制御装置に関する。

えに且遺 自動車の運転席側および助手席側への送風温度を各々調
整するための２チャンネル暖房系は、一般的に公知のも
のである。このような調整は、２つに分割された水対空
気熱交換器によって行なわれ、このときさまざまの流水
量、したがってさまざまな送風温度は、２つの互いに独
立して作動される絞り弁によって達成される。絞り弁は
、一定のサイクル周期の間で、温度要求にしたがって長
く開けられたり、短く開けられたりする。

両方の絞り弁が同時に開けられると、はぼ同体積の流量
が、両方の熱交換器パートを通って流れる。異なる温度
要求のもとで一方の絞り弁が先に閉じられると、まだ開
いている絞り弁に取り付けられた熱交換器パートを通っ
ていまや単位時間内に約２倍の流量が流れることになり
、より多くの熱量が供給され、したがって送風口温度の
上昇をもたらす、この上昇は一定の遅延時間の後、温度
センサを通じて再び調整されるが、不利な条件のもとで
は送風口温度が周期的に変動するようになってしまう。

が　　　　　　　−　　　る、　　へ したがってこの発明の課題は、上記の制御装置を一方の
側の送風口温度を変化させたとき、もう一方の側の送風
口温度を変化させないか、またはほとんど変化させない
よう、また、そのとき周期的温度変化が避けられるよう
に改良することである。

１．　　・　　　るための 、上記の課題は、この発明によって、特許請求の範囲第
１項の特徴部に記載の方法で解決することができる。２
チャンネル暖房系、つまり、２つに分割された熱交換器
を持つものについては、２つの絞り弁が開放された際開
口時間は１倍される。

１つの絞り弁が閉じられた後にまだ開放されているもう
１つの弁についての残りの開口時間には、はぼ０．５に
なり得る因子が掛けられ、このため時間は短縮されて、
流速が高くなるにもかかわらず（このサイクル周期のも
とで）、この熱交換器側に感ぜられるほどの送風温度の
上昇は起こらない。

約５秒のサイクル周期時間間隔は、妥協の時間である。

なぜなら、サイクル周期がより長い場合、特に低い温度
要求においては温度の波状変化が生じ、サイクル周期が
より短い場合は、絞り弁の寿命が短くなるからである。

したがって、弁の開口時間のいろいろな時間的評価をす
ることなく連続するサイクル周期内で絞り弁のサイクル
を交互作動することも、この問題の解決にはあまり適し
ていない、なぜなら、このとき、必然的に少なくとも１
サイクルの開口休止、一般にはもつと多くのサイクルの
開口休止が生じ、このことによって温度の波状変化が感
ぜられるようになるからである。運転席側、助手席側の
分割に加えて、前部と後部を分けることによって熱交換
器をさらに分割することも考えられる。

支−１−１ この発明の実施例を図解を用いて以下に示す。

第１図には、２つのパー）　（２，３）に分割された公
知の熱交換器（１）が概略的に図示されている。

矢印で流れる方向が示されているモーターで温められた
水は、モーターから導管（４）を通って分配室（５）に
流れこみ、ここから熱交換器（１）の２つのパート（２
，３）に流れる。熱交換器のこの２つのパートから、冷
された水が、電磁弁（Ａ　、　Ｂ）によって各々開閉さ
れる導管（６，，７）を通って共通の戻し管（８）に流
れ、ここから水はモーターに戻される。温水はここには
図示されていないポンプによって、暖房系のスイッチが
入れられ、２つの弁（Ａ、Ｂ）の少なくとも一方が開放
されたとき、熱交換器に送られる。

暖房系の制御装置（マイクロプロセッサで制御され、し
たがってデジタル作動する）は、暖房系の調整状態およ
び温度要求に対応して２つの弁（Ａ、Ｂ）を制御し、弁
をくりかえされるサイクル周期（Ｔ）内で開放し、温度
要求に対応して一定の時間（ｔＡ）または（ｔＢ）を経
た後に再び閉じるようにしている。

２つの弁（Ａ　、Ｂ）の制御信号の経過が第２図に示さ
れている。ここでは、例えば弁（Ａ）をもつ熱交換器パ
ート（３）は運転席側に、弁（Ｅ）をもつ熱交換器パー
ト（２）は暖房系の助手席側に配置されているものとす
る。２つの弁（Ａ、Ｂ）が同じ時間開放されると（熱交
換器（１）は対称的に構成されているので）２つの熱交
換器パート（２，３）のそれぞれに、はぼ等しい量の温
水が流れ、熱交換器で温められた空気の送風口温度は、
運転席側、および助手席側でほぼ等しくなる。ここで、
例えば運転席側で温度が低くなるように調整を変化させ
ると、第２図に示されるような時間経過をもつ弁（Ａ　
、　Ｂ）への制御信号が生じる。サイクル周期Ｔの中で
、２つの弁の制御信号は同一時点で始まり、弁（Ａ）は
、時間ｔＡ、弁（Ｂ）は、時間ｔＢの間、開く。

弁（Ａ）が閉じた時点から、それまでは２つの熱交換器
パートに分割されていた全温水流が、より高い流速で熱
交換器パート（２）に流れ、弁（Ｂ）が時間ｔＢが経過
する間開きつづけているので、熱交換器パート（２）の
温度は要求されている温度をこえて上昇する。

このような理由から、弁（Ｂ）のみが開いている持続時
間ｔＢ−ｔＡに、ｌより小さい因子が掛けられ、したが
って弁（Ｂ）は持続時間ｔＢが経過する前に時間ｔ　　
＋　（ｔＢ−ｔＡ）　−Ｋを経たところで早目に閉じら
れる。この様子は第２図に点線で示されている。助手席
側の送風口温度の上昇はこのようにして十分避けられる
ことができる。

第３図は、サイクル周期の可能な経過を表す流れ図であ
る。弁開口時間の決定および弁制御は、全暖房系を制御
するマイクロプロセッサが引き受けている。

温度要求の試問および１サイクル周期に対する弁開放時
間の決定は、その前のサイクル周期内で行なうのが最良
である。簡単にする。ため、温度要求は、取り付けられ
た弁の関係と同じになっている（Ａ・・・運転席側、Ｂ
・・・助手席側）。

Ａ＝０．Ｂ＝０は、温度要求のないことを示し、弁は閉
じられている。

Ａ＞Ｂは、運転席側の温度要求が助手席側の温度要求よ
り高いことを表す。

これらの試問の結果に対応して弁開放持続時間（図では
ｄ、、ｄＢ　　で示されている）は、流れ図に示される
ように決定され、これに対応した制御信号によって、次
のサイクル周期で実現される。

とりわけ、熱交換器および暖房系の他のエレメントは非
線型の動作をもっているので、因子には必要に応じて定
数でなく、温度または温度差の関数としても表されるよ
う構成されることができる。これに対応した関連諸調整
は、マイクロプロセッサまたはその記憶装置に蓄えられ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、２つに分割された熱交換器を表す。 第２図は、絞り弁のサイクル周期および開放時間のグラ
フである。 第３図は、１つのサイクル周期に対する制御経過の流れ
図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）いろいろなケビン領域を暖房するために分割され
   た熱交換器で、共通の熱媒体流入口を１つと、各熱交換
   器パートの流出口の各々に取り付けられた絞り弁をもつ
   ものを備え、この絞り弁は、この絞り弁に取り付けられ
   た目標値発信器の状態に依存するサイクル周期の持続時
   間の間、開放される、乗物のサイクル制御の多チャンネ
   ル暖房系の制御装置であつて、各絞り弁（Ａ、Ｂ）の各
   々の開口時間（ｄ＿Ａ、ｄ＿Ｂ）は、各々絞り弁によつ
   て調整される熱交換器（２、３）を通つて、絞り弁に取
   り付けられた目標値発信器の状態で決まる熱媒体の分配
   量が流れ、この分配量は他のすべての絞り弁が同じ開口
   時間をもつ場合の分配量または他のすべての目標値発信
   器が同じ状態にある場合の分配量に一致するように、調
   整されていることを特徴とする制御装置。
2. （２）開口時間はケビンの温度または暖房系の送風口温
   度に依存して変化することができることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の制御装置。
3. （３）開口時間は、ケビンまたは送風口温度の実際値と
   目標値との差に依存して変化することができることを特
   徴とする特許請求の範囲第２項記載の制御装置。