JPS6286096A

JPS6286096A - 塑性加工用潤滑剤

Info

Publication number: JPS6286096A
Application number: JP22693785A
Authority: JP
Inventors: Takatoshi Ishikawa; 隆利石川; Noboru Kojika; 小鹿　昇; Kazuo Toguchi; 戸口　一男
Original assignee: Yushiro do Brasil Industria Quimica Ltda
Current assignee: Yushiro do Brasil Industria Quimica Ltda
Priority date: 1985-10-14
Filing date: 1985-10-14
Publication date: 1987-04-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、鋼材の・■性膜［Ｊｌ　ＩＩ？ｌ滑剤に関す
る。

したがって本発明は、１？１滑剤を製造する産業および
鋼材を加重する産業において利用されるものである。

従来の技７１ドｉ鋼の塑性膜１１、たとえば鍛造、引抜、ヘングー加下等
を行うときは、被膜ｌ二材料をリン酸塩処理したのちに
、脂肪酸や鉱油、油脂笠の１ｌｊＪ　？ｆ′Ｉ剤を適用
して加重する方法が多用されている。

リン酸塩処理は、リン酸■１Ｆ鉛やリン酸マンカンの水
溶液に被膜重材料を浸漬して、被膜Ｅ材料表面にリン酸
１１！の被膜を形成するものであるが、これを天施する
には、被膜「材ネ１を浸漬するための処理槽を必要とす
るので、多大の設備費を黄する。そのし、処ＦＩＩ液は
ｃＩｔ性が強いので使用に際しての安全の問題や、廃液
処理に際しての公害の問題があり、めんどうな措１セ１
や配處が必要である。

したがって、リン酸用処理を施さなくても、これを施し
たのと回等の効果が得られるようなＩｌ！１′ｌ１１７
剤が望まれているが、現在までこの要求を満たすような
１テト滑剤は知られていない。

発明が解決しようとする問題点り記の現状であるから、リン酸塩処理を行わなくても、
これを１Ｙったのと量子のｌｌＩ？ｌｊ効果が得られる
ような１１￥１滑剤を提供することが本発明の目的であ
る。

問題点を解決するためのＬ段本発明は、（イ）ｌ［リン酸、（ロ）鉱物油、油脂または合成潤滑油から選ばれた１種
または２挿具１−のｎ！１滑性成分、（ハ）アルカリ金
Ｊ４の水酸化物、アルカリ金属のｉμ酸塩またはアミン
類から選ばれた１種または２挿具にの１１！基性物箕お
よび（ニ）水を必須成分とすることを特徴とする塑性加工用潤滑剤で
ある。

本発明の構成について以Ｆに詳説する。

（潤滑性成分）本発明で使用される潤滑性成分としては、鉱物油、油脂
および合成潤滑油から成る群から選択された１種または
２挿具ｌ二のものがある。

鉱物油としては任５αのものが使用されるが１通常は石
油原油を蒸留して得られる潤滑油留分を精製処理して得
られるものであって、キャノンフェンスケ粘度計を用い
て測定された動粘度が４０°Ｃでｌ　、Ｏ−１、ＯＯＯ
ｍｒｎ’／ｓのものが好ましい。

油脂としては、牛脂、豚脂、ナタネ油、ヤシＶ＋ｂ、バ
ーム油、ヌカ油およびこれらの水素添加物を用いること
ができる。

合成潤滑油としては、（１）リシノール酸縮合物、（２）前記の油脂から得られる脂肪酸の混合物、（３）
前記の脂肪酸混合物を構成する個々の脂肪酸と、１価ま
たは多価のアルコール類とのエステル、（４）ポリオレフィン。

（５）アルキレングリコールおよびポリアルキレングリ
コールおよび、（６）リン酸エステルを例示することができる。

群（３）のエステルを構成する脂肪酸としては、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸　ア
ラキン酸、ベヘニン酸、オレイン酸　リノール酸、リル
ン酸などを例示することができる。

詳（３）のエステルを構成する１価のアルコールは、炭
、に原子数が１〜２２個のものであって、その例はメタ
ノール、エタノール、ブタノール、オクタ／−ル、ドデ
カノール、ヘキサデカノール、オクタデカノールなどで
ある。

群（３）のエステルを構成する多価アルコールの例は、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペン
チルグリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
トリントなと゛である。

Ｒ￥（４）のポリオレフィンの例としては、ポリブテン
および）父素原ｒ・数が５〜ｌＯのα−オレフィンオリ
ゴマーを示すことができる。

群（５）のアルキレングリコールとしては１エチレ／グ
１ノコールおよびプロピレングリコールを例示すること
ができ、ポリアルキレングリコールとしては、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコールおよびトリエチ
レングリコールを例示することができる。

群（６）のリン酸エステルとしては、ド記のものを使用
することができる。

（ＲＯ）　３　ＰＯｌ　（ＲＯ）２　Ｆ　（０）ＯＨ１
ＲＯ−ＰＯ（ＯＨ）　２、ＲＯ（Ｃ２Ｈ４０）　ｎ　ＰＯ（ＯＨ）　２（ただし上
式の中のＲは炭素原子数が７〜１８個のアルキル基また
はアルキルアリール基を意味する。）（ｉｔｉ基性物性物質発明においてリン酸を中和するために使用される塩基
性物質としては、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金
属の炭酸塩またはアミン類から選ばれた１種または２挿
具ｊ−の物質を使用することができる。

アルカリ金属としてはカリウムおよびナトリウム等を用
いることがでる。

アミン類としてはアルキルアミンノールアミンを用いることができる。

アルキルアミンの例としては、モノエチルアミンおよび
ジエチルアミンを示すことができる。

アルカノールアミンの例を示せば、モノエタノールアミ
ン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、モノ
イソプロパツールアミン、ジイソプロパツールアミン、
トリイソプロパツールアミン、モノセカンタリーブタノ
ールアミン、ジセカンタリーブタノールアミンおよびト
リセカンダリ−ブタノールアミンがある。

Ｉｉ！基性物性物質ｆｉ　１．にはリン酸を中和するの
に必要な；Ｉ（の１０〜９０改量％の範囲であることが
望ましい、塩）、（性物質のＷｊｒ　：Ｍがｈ記の呈よ
り少ないと、ｆｉｌｌ滑剤による被加工材料や機械の腐
食が起こり１　」、記の吊を越えると潤滑効果がネト分
となる。

（任意成分）所望によっては１本発明の潤滑剤に非イオン界面活性剤
またはカチオン界面活性剤を乳化剤として添加すること
ができる。

（製造方法と使用方法）本発明の、′ｒ？ｊ性加Ｉ性膜潤滑用は、必イ（成分を
混合し、すへての成分を均一に溶解または分散させるこ
とによって容易に製造することができる。また、任、−
１成分をも使用するときは、必須成分と任意成分とを混
合し１すへての成分を均・に溶解または分散させること
によって容易に製造することができる。

本発明の・ｑＪ性性膜川用滑剤を使用するときは、被加
工材料を潤滑剤に浸漬するか、被加工材料に本発明のＩ
’ｌｌ滑剤をへヶ塗り、スプレー塗り等の方法によって
塗Ｊする。

実　　施　　例つぎに実施例および比較例によって本発明を置体的に説
１］する。ただし本発明はこれらの実施例および比較例
によってなんら制限されるものではない。

以ドの記述において％は改１□；−％を、部は毛；ａ一
部を表わすものである。

まず、第１表に本発明の塑性却下用１１７１滑剤の配合
例を示す。

第１表注Ｉ　　ＪＩＳ　　Ｋ２２３８に規定されているＩＳＯ
ＶＧ４６２　加熱脱水縮合物（＋−均均分分子縮合３　’　Ｃ，
、、）Ｉ、、５０（Ｃ，、Ｈ４０）４ＰＯ（０）１）２
４　トリメチロールプロパントリオレエート５　ポリ（
オキシエチレンｅオキシプロピレン）グリコール・モノ
エーテル（ｆｉ　１’均分１’：＋：カｌ　５　、　Ｏ
ＯＯノモ（７））６　ノニルフェニルエーテルのエチレ
ンオキシト（２モル）付加物７　ノニルフェニルエーテルのエチレンオキノド（６モ
ル）付加物８　ノニルフェニルエーテルのエチレンオキシド（１４
モル）付加物９　　ｉ１Ｅリン酸を完全に中和するのに心安な塩基性
物質のＦ４に対する実際に用いられた塩基性物質の４Ｘ
の比率比較例としてｆ記の潤滑剤を用いた。

比較例１ステアリン酸ナトリウム　　１５部水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　８５
　部比較例２マシン油（注１）　　　　　　　２５部牛脂　　　　　
　　　　　　　５部ステアリン酸ナトリウム　　　６部界面活性剤−２（注１０）　　　１．．５部水　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　８５　部比較例
３ナタネ油　　　　　　　　　　３０部Ｉｔ！　、）、化パラフィン（汀１１）２０部マシン油
（注１）　　　　　４０部オレイン酎　　　　　　　　　　１０部（注１　）　　
　ＪＡＳ　Ｋ２２３８１ＳＯＶＧ４８（注１０）　第１
表に記載のもの（注目）Ｉｉ！素分５０重；、；、％のもの１−記の実
施例および比較例の潤滑剤を用い、ｆ記の条件で引抜試
験を行ない、引抜力の測定をした。また引抜いたあとの
材料の表面状態をｒＪ視観察するとともに、表面粗さを
測定した。

試験条件試験装置　　■島ＩＰ製作所製　オートグラフ引抜速度
　　３００ｍｍ／ｍｉｎ。

グイス　　　超硬　半角＝７度、孔径：４ｍｍ材料　　
　　軟鋼線　（ＳＷＲＭ−８）線径：５ｍｍ断面減少率　３６％潤滑処理方法　温度５０℃の潤滑剤に材料を１０分間浸
漬した。

試験結果を第２表に示す。

第２表の表面状態の列において、記号Ｏは焼付きなし、
Ｘは焼付きありを意味する。

また、第２表中の参考例はＦ記の方法でリン酸塩処理し
、４テ１滑剤を塗７１】シて試験に供したものである。

処理液：１１本パー力ライジング株製のボンデライト１
８１の９屯：、１１％水溶液に同社製の促進剤５００ｐ
ｐｍを添加したもの。

浸漬温度と時間ニア５°Ｃ〜８０℃で５分。

潤・滑剤の塗ＩＨｊ　ニステアリン酸ナトリウムを８０
″Ｃに加熱溶融し、材料を１０分間浸漬した。

発明の効果本発明の塑性前玉用潤滑剤を用いることにより、リン酸
塩処理を施した場合と同等のＩ’ｌτ４滑効果を得るこ
とができる。したがって未発ｉ１によれば、リン酸塩処
理に伴う安゛令の問題や公害の問題が解消され、処理槽
の設備費や管理費が節減できる。

Claims

【特許請求の範囲】（イ）正リン酸、（ロ）鉱物油、油脂または合成潤滑油から選ばれた１種
または２種以上の潤滑性成分、（ハ）アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩
またはアミン類から選ばれた１種または２種以上の塩基性物質および（ニ）水を必須成分とすることを特徴とする塑性加工用潤滑剤。