[go: up one dir, main page]

JPS6274292A - 蛋白分解欠損イ−・コリ - Google Patents

蛋白分解欠損イ−・コリ

Info

Publication number
JPS6274292A
JPS6274292A JP61229477A JP22947786A JPS6274292A JP S6274292 A JPS6274292 A JP S6274292A JP 61229477 A JP61229477 A JP 61229477A JP 22947786 A JP22947786 A JP 22947786A JP S6274292 A JPS6274292 A JP S6274292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
htpr
mutant
gene
host
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61229477A
Other languages
English (en)
Inventor
クリスチン・マリイ・デボウク
イェン・セン・ホー
マーチン・ローゼンバーグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SmithKline Beecham Corp
Original Assignee
SmithKline Beecham Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SmithKline Beecham Corp filed Critical SmithKline Beecham Corp
Publication of JPS6274292A publication Critical patent/JPS6274292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/82Translation products from oncogenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/195Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
    • C07K14/24Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria from Enterobacteriaceae (F), e.g. Citrobacter, Serratia, Proteus, Providencia, Morganella, Yersinia
    • C07K14/245Escherichia (G)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/70Vectors or expression systems specially adapted for E. coli

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本発明はhtpR+遺伝子産生物の制御下でプロテアー
ゼによる分解のためhtpR+宿王によって安定に表現
されない外来ポリペプチドコーディング配列を安定に表
現する方法に関する。 発明の背景 (rpo)(またはhinとしても公知である)htp
R遺伝子は熱シヨツクプロモーターからの転写を促進す
る32キロダルトンのシグマ因子(σ32)をコード付
けする3IHpR+イー・コリ(E、colり細胞を高
温に移すと少数の蛋白質の合成速度は増大する。温度シ
フトに対するこの生理学的応答は熱シヨツク応答として
仰られている。紫外光、アミノ酸飢餓、ナリジクス酸、
クメルマイシンおよびエタノールを包含する他の多くの
刺激はイー・コリにおいて熱シヨツク蛋白質(hsp’
s )の合成を誘発するので、該応答はストレスに対す
る適応についての一般的な細胞メカニズムの一部であり
得る。少くとも1つのプロテアーゼ、  Ionはhs
p。 であることが証明されている〔ボッら(Goff et
 al、入セル(Cell)、41.587〜595(
1985);ボッら(Golf et alJ、プoシ
ーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・
サイエンシズ(Proc、 Natl、 Acad、 
Sci、 )、U、S、A、、81.6647〜665
1(1984,! ;およびフィリップスら(Ph1l
lips  et al、)、ジャーナル−オブ /<
タテリオロジ−(J 、 Bacteriology)
、159(1)、283〜287(1984)3照〕。 イー・コリにおける熱シヨツク応答は高温へのシフト後
、個々の蛋白質の合成速度における変化を分析すること
によってまず明らかにされた。今日までにイー・コリに
よって産生される17種の蛋白質が熱シヨツク蛋白質と
して特徴つけられてきた。高温へのシフトの直後、蛋白
質に応じて個々ノhsp″Sのイー・コリによる合成速
度は約5〜20倍に増大する。増大する合成速度は5〜
10分でピークに達し、次いで高温へのアップシフトの
30分間後までに減少して低温での合成速度よりも幾分
大きな新しい定常状態の合成速度となる。 研究により、熱シヨツク蛋白質の増大した合成にはそれ
らのmRNAの合成速度の増大が伴うことが示されでい
る。すなわち、熱シヨツク応答の開始は少くとも一部で
は転写レベルにおいて調節されている。 不イドハルドら(Ne1dhardt  et al、
)、ジャーナル―オブ・ハクテリオロジ−(J、Bac
teriol、入]68.597〜603 (] 98
3 )(Neidhardtl入ヤマモ1jら(Yam
amori et al、J、7’ ry ’y −f
 イングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サ
イエンシズ(Proc、 Natl、 ACad、Sc
i、 )USA。 79.860〜864(1982)、ネイドハルドら(
Ne1dhardt  et al、)、パイy!−ケ
ミカル−7ンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュ
ニケイションズ(Biochem 、 Biophys
、 Res、 Commun、)、300  、 8 
94 〜9 0 0  (1981)  (Neidh
ardt(IJ、おヨヒバックマン(Bachmann
 )、マイクロバイオロジカル・レビューズ(Micr
cbiol、 RevJ、47.180〜230(19
83)、はイー・コリ染色体上、約76分におけるマツ
ピングのhtpR遺伝子か熱シヨツク応答の調節に関与
していることを開示している。ヤマモリら(Yamam
ori et al、)、Ne1dhardt [、お
よびクーパーら(Cooper et al、入モレキ
ュラー・アンド・ジェネラル・ジエネティツクx (M
o1. Gen、 Genet、)、139、】67〜
176(1975)はこの遺伝子が温度感受性((リサ
プレッサーtRNAを含有する株中に担持されているア
ンバー突然変異htpRl 65 (”n165)によ
って規定されることを開示している。 この突然変異を含有する細胞は増殖について
【Sであり
、温度のアップシフトに際しり、sp’sの合成全誘発
しない。その全てが同一のアミノ酸を挿入する種々の効
果を持つ一連のサプレッサーを用いてヤマモリら(Ya
mamori  et al、 )はhtpR165突
然変異のサプレッションの効果は応答のピーク時におけ
るhsp″Sの合成速度および許容増殖温度の双方に関
連することを示した。ヤマモリらおよびクーパーら(Y
amamori et al 、 and Coope
r et al 、)は全温度で機能する効果的なサプ
レッサーは熱シヨツク応答も・よび高感増殖を共に回復
することを示した。かくして、htpR165突然変異
の効果的でないサプレッションは熱シヨツク応答を阻害
する。高温で5工細胞の死をもたらす。 イー、コリRNAポ11メラーゼポロ酵素の7oキσ7
0 ロダルト〉のシグマサブユニット()は転写開始および
細胞増殖の維持を調節することにおいで重要な役割を果
たす。rPOD8 (J O(rpoD285)を包陰
するrpoD、すなわちσ70  をコード付けするイ
ー・コリ遺伝子におけるいくつかの突然変異は温度感受
性増殖表現型(【S)に導く。グロスマンら(Gros
sman et al、) (セル(Celす、32.
151〜159r−1983)]はイー・コリrpoD
遺伝子のrpoD800対立遺伝子によりコードfすけ
されたRNAポリメラーゼの突然変異体シグマサブユニ
ットは高温で急速に分解されることを開示している。ベ
イカーら(Baker et al、 )[プロシーデ
イングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイ
エンシズ(Proc、 Natl、 Acad、 Sc
i、)USA%lユ、6779〜6783(1984)
)+ (工、突然変異体シグマ蛋白質は42℃でhtpR狭に
おいて急速に分解されるが(42℃でT]/2=6分)
、それは42℃で同遺伝子型htpR 突然変異体株に
おいてかなり安定である(42℃でT1/2=60分り
ことを開示している。ベイカーら(Baker et 
al、);工、また、htpR突然変異体株における突
然変異体シグマの分解速度はhtpR−株における野性
型シグマの分解速度と区別がつかないことを報告してい
る。さらに、ベイカーら(Baker et al、)
は、また、30℃における突然変異体シグマ蛋白質の分
解速度は同遺伝子型htpf”株における(’I’l/
2−20分)よりもhtp R−突然変異体株における
方が著しくlj\さい(T1/2=60分)ことを報告
している。 ウェルプライら(′welpIyCta1.)〔バイオ
ケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミ
ュニケイションズ(Biochem 、Biophys
、 Res。 Commun、) 、 g 3.223〜227(−1
980)]は、eacZX9Q突然変異はイー・コリ 
eac Z遺云子の3端部近くに位置するオーカー・ナ
ンセンス突然変異であることE!+示している。ペイカ
ーら(Bakeret  ae、)(fN掲)は、la
cZXg□によってコード付けされたほとんどの全長β
−ガラクトシダーゼポリペプチドは30℃および42℃
の両温度で11tpR+株において不安定であるが(4
2℃でT 1/2 = 7分)%30℃および42℃の
両温度でhtpR−突然変異体株においてかなり安定で
ある(42℃でT 1/2 = 60分〕ことを開示し
ている。 ペイカーら(Baker eL al、 )j工、Jた
。htpR−突然変異体株におけるIacZX90遺伝
子産生物の分解速度はhtpR−突然変異体およびht
pR@における野生型1ac Z遺伝子産生物の分解速
度と同一であることを開示している。 グD スフ ンら(Grossman  et al、
 ) (ジャーナル・オブ+ハクテリオロジ−(J、B
acteriol 、) 。 161 (3)、939〜943(1985)]は、r
poD800(rpoD825)遺伝子産生物の蛋白分
解における同じ欠損かhtpR107突然変異、hLp
R11]突然変異、11すR】12突然変異またはht
pRl l 3突然変異と、rpor)soo遺伝子を
共に有するhtpR(rpoH−)InIKl:っT示
gれることを開示している。、htpR112突然変異
はhip R(rpoH)遺伝子産生物のカルボキシル
末端からの7個のアミノ酸についてロイシンからトリプ
トファンへの変化をひき起こすミスセンス突然変異によ
って規定される。htpRl 12突然変異およびrp
oD800遺伝子を持ツ細胞も1acZX9Q遺伝子産
生物の蛋白分解に欠損かあることか伸開している(グロ
スマンら(Grossman et alす、前掲〕。 イー・コリにおけるIon遺伝子の産生物、La、hs
pは異常蛋白質の分解において重要な役割を果している
。異常蛋白質の存在かこの遺伝子の表現を刺激するか否
かを決定するのに、ボッら(Goffet al、 )
 Cセル(Cell)、41,587〜595(198
5)]は、Jan−1ac Zオペロン融合を用いてそ
の転写を調べ、(例えば、アルギニ゛・同族体、カナバ
ニンの一体化、プロマイシンでの不完全な蛋白質の産生
、またはストレプトマイシンでの転写エラーの誘発によ
り〕細胞が多lの異常ポリペプチドを合成した後、これ
らの細胞はJan−1acZ表現において2または3倍
の増加を示したことを開示している。ボッら(Goff
 et al、)は、また、単一のクローンした蛋白質
、例えばヒト組織ブラスミノーゲンアクチベーターの合
成はIon E写において同様の増加をひき起したこと
、および異常蛋白質によるこのIonの誘発は熱シヨツ
ク調節遺伝子htpRを必要とし、htpR−細胞では
見られなかったことを開示している。ボッら(Goff
etal、)は、また、これらの種々の条件下で他の熱
シヨツク蛋白質も誘発されたことを開示しており、異常
細胞蛋白質の出現は細胞プロテアーゼ(またはプロテア
ーゼ類〕および他の熱シヨツク蛋白質についての多くの
不利な条件下で共通の信号であり得ると結論している。 予期せぬことに、グロスマンら(Grossman e
tal、) (前掲少オよびペイカーら(Baker 
et al、)(前掲〕の(htpR変異体は、htp
 R+に制御されたプロテアーゼによる分解のためht
pR+宿主において安定に表現されないポリペプチド配
列由来のイー・コリの表現を安定化できるという)矧見
は外来ポリペプチド配列に適用可能であり、すなわちh
tp R−突然変異体は、htpR+に制御されたプ+ ロチアーゼによる分解のだめhtpR宿主において安定
に表現されない非イー・コリ由来の(外来)ポリペプチ
ド配列の表現を安定化できるということを見出した。か
かる外来コーディング配列はイー・コリ以外の原核生物
、真核生物もしくは真核細胞、またはウィルス由来であ
り得る。 発明の要約 本発明は、(a)表現制御配列に作動的に連結したポリ
ペプチドコーディング配列を含有するDNA分子で宿主
htpR−突然変異体−細胞を形質転換し、次いで(b
)該コーディング配列が表現されるような条件下で該形
質転換した宿主を適当な培地中で培+ 養することを特徴とするhcpRa伝子の制御下でプロ
テアーゼによる分解のためhtp−イー・コリ株におい
て安定に表現されない外来ポリペプチドコーディング配
列を安定に表現する方法に関する。 本発明は、また、(a)表現制御配列に作動的に連結し
たポリペプチドコーディング配列を含有するDNA分子
で宿主htpR+細胞を形質転換し、(b)htpR+
細胞の表現型をhtpR突然変異体細胞暖化させ、次い
で(C)該コーディング配列が表現されるような条件下
で該htpR−突然変異体細胞を適当な培地中で培餐す
ることを特徴とするhtpR+遺伝子の制御下でプロテ
アーゼによる分解のだめhtpR+株において安定に表
現されない外来ポリペプチドコーディング配列を安定に
表現する方法に関する。 本発明は、また、かかる方法のいずれかにより形質転換
したhtp R−突然変異体宿主に関する。 発明の詳細 な説明は、一般に、htpR+遺伝子の制御下で+ プロテアーゼによる分解のため1ltpR株において安
定に表現されない外来ポリペプチドコーディング配列を
安定に表現する方法に関する。 「htpR−突然変異体」なる語はhtp R遺伝子に
おいて突然変異を有するイー・コリ細胞を意味する。か
かるhtpR−突然変異体はニラら(Yura et 
al、)〔プロシーディングズ・オブ・ナショナル・ア
カデミ−・オブーサイエンシズ(Proc 、Natl
、 Acaa。 Sci、)USA、81,6803〜6807(198
4)]により記載されたhtpR−突然変異株の々口き
h t p R””突然変異のサプレッサーを担持して
いないものであってもよい。かかるhtpR−突然変異
体は好ましくは条件突然変異体である。例えば、もしh
tpR165突然変異体として公知のイー・コリ細胞が
supCtsとして公知の温度感受性サプレッサーも担
持しているならば、それはhtpR条件突然変異体であ
る。sup Cでコード付けしたサプレッサーはhtp
R,l 65突然変異の効果的でないサプレッサーであ
り、  htpRl 65細胞を高温で活性に保つよう
に作動する。ベイカーら(Baker et alJ、
プロシーディングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・
オブ・サイエンシズ(Proc、 Natl、 Aca
d。 5ciJUSA、81,6779〜6783(1984
)2照。かかるhtpR−突然変異体もまた好ましくは
htpR−突然変異の偽相補が可能な遺伝子を担持する
ものである。例えば、htpR]12突然変異体として
公知のhtpR−イー・コリ細胞もまたrp。 D800遺伝子を担持する。該rpoD8QQ遺舒産生
物はhtpR112細胞を低温または高温で活性に保つ
ように作動する。同様に、htpR107、htpRl
llまたはhtpRl 13として公知のイー・コリh
tpR−突然変異体もまた該rposoo遺伝子を担持
する。グロスマンら(Grossman et al、
)、シャーナル−オブ−/< クチ11オラジー(J 
、 Bacteriol 、)、161(3)、939
〜943t1985)膠照。 「外来ポリペプチドコーディング配列」なる語は池の原
核生物、真核生物またはウィルスを包含するイー・コリ
以外のいずれの源由来のポリペプチドコーディング配列
も意味する。好ましいポリペプチドコーディング配列は
真核生物源、特に捕乳動物由来のもの、および補乳動物
細胞において表現するウィルスコーディング配列である
。好ましいポリペプチドコーディング配列はhtpR十
株による分解を受は易い医薬的に重要なポリペプチドに
ついてコードするものである。「表現制御配列」なる語
はプロモーターまたは他の調節領域の如き外来ポリペプ
チドコーディング配列の表現に必要な配列を意味する。 「プロモーター」なる語はRNAポリメラーゼの結合お
よび転写が起こるのt可能とする外来ポリペプチドコー
ディング配列より上流のいずれの領域も意味する。「調
節領域」なる語は外来ポリペプチドコーディング配列の
転写または翻訳を調節するいずれの領域も意味する。「
適当な培地」なる語は形質転換した宿主htpR″″細
胞による外来ポリペプチドコーディング配列の表現を可
能とする培養培地を意味する。 「安定に表現された」なる語は注目する蛋白質が全細胞
蛋白質の0.1%を超えて、あるいはポリペ+ プチドがhtpRイー・コリ宿主中で蓄積する量の少く
とも10倍より大きなはで蓄積することを意味する。か
かる蛋白質の蓄積はローゼンベルグら(Rosenbe
rg  et al、 ) (メンラス−エイf(モラ
ジー(Methods  Enzymol、 )、10
1.123〜J 38 (1983,))の355−L
−メチオニンパルス−チェイス法、ひき続いてのSDS
−Page (ポリアクリルアミドゲル電気泳動〕およ
びオートラジオグラフィー、あるいはS OS −Pa
geおよびコーマシーブルー染色の如き常法によって測
定できる。蓄積のレベルはゲルの密度計による追跡によ
って測定される。 欠失突然変異以外の遺伝子における突然変異は漏出性、
すなわち遺伝子産生物の低レベルの表現に導くかも知れ
ないことはよく知られている。かくして、当業者ならば
htpR7欠失突然変異体以外のhtpR−突然変異体
はhtp R遺伝子産生物によって制御されるIonお
よび/または他の熱シヨツク遺伝子の低レベル活性化に
導く低レベルのhtpR遺伝子産生物をなお産生ずるこ
とを予測するであろう。さらに、当業者ならば、htp
R遺伝子産生物が全(存在しない場合においてさえもh
tp R遺伝子産生物によって制御されるIonおよび
/または他の熱シヨツク遺伝子のプロモーターは該プロ
モーターによって決定される基礎レベルの転写のため熱
シヨツク遺伝子産生物のある低レベル産生になお導くこ
とを予期するであろう。しかしながら、htpR突然変
異体によって産生きれるかかる低レベルのJanおよび
/または他の熱シヨツク遺伝子蛋白質はhtpRで制御
されるプロテアーゼによる分解のだめhtpR+宿主に
おいて安定に表現されない外来ポリペプチドコーディン
グ配列の宿主htpR−細胞における表現の安定化を阻
害しない。 かくして、本発明の方法はかかる遺伝子で形質転換した
htpR+イー・コリによって表現される外来遺伝子産
生物の急速な分解をひき起こすプロテアーゼの影響を排
することまたは実質的に排すること、およびhtpR+
で制御されるプロテアーゼによる分解のためhtpR+
宿主によって安定に表現されない組換え体遺伝子産生物
を過剰産生ずることにおいて有用である。 (a)hlpR−突然変異を効果的に抑制するかまたは
補足するコーディング配列を含有せず、(b)表現制御
配列に作動的に連結した外来ポリペプチドコーディング
配列を含有し、および(C)形質転換したhtpR−突
然変異体宿主によって染色体外で安定に維持され得るい
ずれのDNA分子も本発明の方法で使用できる。「ht
pR−突然変異を効果的に抑制するかまたは補足する」
なる語はhtpR表堀。 すなわちhtpR−細胞中で安定化された蛋白質の正常
な熱シヨツク応答および蛋白分解を回復することを意味
する。例えば、宿主htpR−細胞がhtpR165突
然変異体である場合、DNAフラグメントは5upF(
Su[ノサプレッサーまたは無傷のhtp、R遺伝子を
含有してはならないしペイカーら(Baker et 
al、)、プa シー f (:/グズーオブ・ナショ
ナル・アカデミ−やオフ゛−サイエンシズ(Proc、
 Natl 、 Acad、 Sci、) U S A
、旦ユ、6779〜6783(1984)参照〕;また
は宿主り已pR細胞がhtpR107、htpRl 1
1. )l’P艮332またはhtpRl ] 3突然
変異体である場合、該ブ広ミドは無傷のhtpRifi
@子を含有してはならない〔グロスマンら(Cyros
sman  el al、)、ジャーナル・オブψバク
オリオラジ−(J、Bacterio飄、)、I s 
J (3)、939〜943(1985)参照〕。好ま
しいDNA分子は、都合よくはpAs lまたはpKC
30の如きイー・コリ発現ベクターとして有用であると
知られているPtベクターから由来するものである。p
KC30はシマタケら(Shimatake et a
lJ〔ネイチャー(Nature)、292(5819
)、128〜132(1981)〕によって記載されて
いる。 pASIはローゼンベルグら(Rosenberg e
t al、、) 。 メンツズ・エンザイモロジー(Methods Enz
ymo+ 、入10]、123〜138(1983)に
よって記載されている。所望する外来ポリペプチドコー
ディング配列は常法によりその源から入手できおよび単
離できる。外来ポリペプチドコーディング配列は常法に
よりDNAフラグメントに結紮でき、および表現制御配
列に作動的に連結できる。htpR条件突然変異体宿主
は常法によりDNA分子で形質転換できる。別法として
、 htpR”宿主は常法によりDNA分子で形質転換
し、次いでクーパーら(Cooper et al、 
) (モL/キュラー−77ド・ジェネラル・シエネf
 イ”/ 9 ス(Mol 、 Gen、 Genec
 、λ]39%167〜176(1975)17)方法
により直接にhtpR−突然変異を分離することによる
か、あるいはトベら(Tobe et al、) [モ
レキュラー・アンド・ジェネラル・ジエネテイツクス(
Mo I 。 Gen、 GenetJ、195.10〜]6(198
4,)]によって記載されている方法のような局所的突
然変異誘発による7口き常法によってhptR−条件突
然変異体表現型に変化させることができる。別法として
、htpR165の如き十分に明らかにされているht
pR−突然変異はトランスポゾンの助けを借りてまたは
それ無しで接合または導入の9口き常法によって注目す
る細胞系に移動できる〔ミラー(Miller入[イク
スペリメンツ・イン・モレキュラーφジエ不ティックス
(Experiments  in Molecula
rGenetics月、コウルド・スプリングやハーバ
−(Coid  Spring IIarber )研
究所(1972)iシ)L/ ハビイら(5ilhav
y et al、)、「イクスヘリメンツ・ウィズ・ジ
ーン・フユージョンズ(Experiments  w
ith  Gene  Fusions ) J、コラ
/L/ l’ −スプリング、 バーバー (Co1d
 Springl(arbor )研究所(1984)
#照〕。最後に、形質転換したhtpR7突然変異体宿
主は常法により外来ポリペプチドコーディング配列の表
現を可能とする適当な培地、すなわち栄養ブロス中で培
養する。 培養の条件はコーディング配列が表現される、すなわち
栄養物、温度、pHおよび通気がコーディング配列の転
写および翻訳に都合よい条件に調整されるようにする。 かかる条件下で培養した後、通常の蛋白質分離および回
収法によりポリペプチドは回収できる。 (rpoHまたはhinとしても公知の) htpR遺
伝子は熱ショックを受けたプロモーターからの転写を促
進し、正常な熱シヨツク応答に必要である32キロダル
トンのシグマ因子(σ ンをコード付けする〔グ0 ス
フ ンら(Grossman et al 、) 、セ
ル(Ce 1す、38,383〜390(1984,l
ツ照]。htpRコーディング配列における少くとも1
回の突然変異によりhtpR−遺伝子は野生型σ32に
ついてコードしない。かくして、  htpR株は正常
な熱シヨツク応答を行うことが不可能である。 かかる株はまたhtpR+宿主において安定に表現され
ない外来ポリペプチドコーディング配列の表現を安定化
できる。表現型的にはhtpR−突然変異体でありかつ
htpR突然変異を効果的に抑制するかまたは補足する
コーディング配列を含有しないいずれの株も本発明の方
法で使用できる。かかるhtpR−突然変異体宿主は公
知である。好ましいhtpR宿主はhtpR165突然
変異トsupCtsサ7’レッサーを共に含むもの〔例
えば、ペイカーら(Baker  et al 、) 
、前掲参照コおよびhtpR107、htpRI ] 
]、htpR]12またはhtpR113突然変異とr
poD800遺伝子を共に含むもの〔グロスマンら(G
rossman et al、 )、ジャーナル・オブ
0バクテリオラジー(J、BacteriolJ、16
](3)、939〜943(1985)8照〕を包含す
る。 イー・コリRNAポリメラーゼホロ酵素の70キロダル
トンのシグマサブユニット(σ 〕は転写開始および細
胞増殖の維持を調節することにおいて重要な役割を果た
す。rpo D、8すなわちr p oDgQQ(rp
oD285)を包含するσ70をコード付けするイー・
コリ4伝子における数回の突然変異は温度感受性増殖表
現型((S)に導く。 グロスマンら(Grossman et al、) (
セル(Ce I I )、32,151〜) 59(]
 983) 〕によって報告されているクロく、イー・
コII rpoD J伝子のrpoDgQQ対立遺伝子
によってコード付けされたRNAポリメラーゼの突然変
異体シグマサブユニットは高温で急速に分解される。ペ
イカーら(Baker  et al、)[プロシーデ
ィングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイ
エンシズ(Proc、 Na1l、 Acad、 Sc
i、)USA、 8]、6779〜6783(1984
〕〕 は、突然変異体シグマ量子 白質は42℃でhtpR突然変異株において急速に分解
されるが(42℃でT]/2=6分)、42℃でhip
R突然変異株においてはかなり安定である(42℃でT
 1/2 = 60分〕ことを開示している。 ペイカーら(Baker  et al、ハエまたht
pR突然変異株における突然変異体シグマの分解速度は
1lht pR株における野生型シグマの分解速度と区
別できないことを報告している。さらに、ペイカーら(
Baker  et alJはまた30℃での突然変異
体シグマ蛋白質の分解速度はbtpR株における(T 
l/2= 20分)よりもhtpR突然変異株における
(Tl/2=60分)方が著しく小さいことを報告して
いる。 ウェルプライら(Welply et al、) (ハ
イオケミカルーアンドーバイオフイジカルーリサーチー
コミュニケイションズ(Biochem、 Bioph
ys、 Res。 CoInrnxn、) 、 93,223〜227(1
980))によって報告されている妬く、1acZX9
Q突然変異はイー、コ1Jlacz遺伝子の3〜部近く
に位置するオーカー・ナンセンス突然変異である。ペイ
カーら(Baker  et alJ(前掲〕は、1a
cZX90遺伝子によってコード付けされたほとんどの
全長β−ガラクトシダーゼポリペプチドは30℃および
42℃の同温度でhtpR+株において不安定であるが
(42℃でTl/2=7分)、htpR−突然変異株に
おいては30℃および42℃の同温度でかなり安定であ
る(42℃でTl/2=60分)ごとを開示している。 ペイカーら(Baker et al、ハエまたhtp
R−突然変異体株における1acZX90遺伝子産生物
の分解速度はhtpR−突然変異体およびhtpR+株
における野生型Mac Z遺伝子産生物の分解速度と同
一であることを開示している。 htpR−突然変異体細胞によって表わされる蛋白分解
欠損はhtpR165突然変異と5usCサプレッサー
を有する株に限定されないことに注目するのは重要であ
る。グロスマンら(Grossman  etalJ[
ジャーナル・オブ・バクテリオシン−(J。 Bacteriol、 ) 、 ] 61(3)、93
9〜943(1985)〕によって開示されている9口
く、rpoD800 (rpOD285)遺伝子産生物
の蛋白分解における同一の欠1がhtpR107突然変
異、htpR111突然変異、htpR112突然変異
またはIt t pλ113突然変異と、rpoD80
0遺伝子を共に有するhtpR(rpoH)細胞によっ
て示される。htpR112突然変異はhtpR(rp
o H)遺伝子産生物のカルボキシル末端からの7個の
アミノ酸についてロイシンからトリプトファンへの変化
をひき起こすミスセンス突然変異によって明らかにされ
る。htpR112突然変異とrpo800遺伝子を有
する細胞はまた1acZX90遺伝子産生物の蛋白分解
に欠陥があることが判明している(グロスマンら(Gr
ossman et al、ハ前掲膠照)。 予期せぬことに、グロスマンら(Grossman e
tal、)(前掲〕およびペイカーら(Baker e
t al、)(@褐)の知見(すなわち、htpR−突
然変異体は+ btpRで制御されるプロテアーゼによる分解のためh
tpR+宿主において安定に表現されないイー・コリ由
来のポリペプチド配列の表現を安定化できること〕は外
来ポリペプチド配列に適用でき、すなわちhtpR−突
然変異体はhcpR+で制御される十 プロテアーゼによる分解のだめhtpR宿王に宿主て安
定に表現されない非イー・コリ由来の(外来〕ポリペプ
チド配列の表現を安定化できることを見出した。 バタテリオファージλのcll蛋白質は転写の陽性調節
蛋白質である。その表現を強力で調節可能なλファージ
プロモーターPLの制御下に置く方法でcna伝子をク
ローンしてプラスミドベクター、pKC30に入れた〔
シマタケら(Shimatakeet alJ、ネイチ
ャー(Nature)、292(5819)、128〜
132(1981)参照〕。かかるベクターを形質転換
してλ溶源菌に入れて加熱誘発によって遺伝子表現を評
価した。c[l蛋白質の全構造遺伝子の異なる領域を網
羅する(■蛋白質の30以上の点突然変異もまたクロー
ンしてpKC30に入れ、形質転換して溶源菌に入れて
加熱誘発によつ十 で遺伝子表現を評価した。用いた溶源菌はhtpRまた
はhcpR−’突然変異体のいずれかであった。驚くべ
きことに、これらの単一アミノ酸の変化のは+ とんどはIIEPR細菌において高度に不安定なポリペ
プチドに導いた。すなわち、c[突然変異体ボ十 リペプチドは野生型c[蛋白質よりもhtpR−細胞に
おいてかなり不安定であった。 35、L−メチオニンパルス−チェイスアッセイ〔ロー
ゼンヘルグら(Rosenberg  et al、 
)、メソツズ・イン會エンザイモラジ−(Meth、 
inEnzymolOgy)、 101.123〜33
8 (1983)十 参照〕によって測定すると、btpR株において野生型
cfJ蛋白質の半減期は20分だったのに対し、c■突
然変異体蛋白質のほとんどの半減期は3〜5′Jfであ
った。cfJ突然変異体蛋白質の半減期の十 うち数個はhtpR株においてさえ1分以下であった。 AR67、CAG455細胞系から細胞室てた溶原菌は
htpR165突然変異とsupCtsサプレッサーを
相持するものだが、hcpR−突然変異体である用いた
たた゛】つの株であった。AR67はこれらの非常に不
安定な突然変異体cll蛋白質を安定化する顕著な効果
を示した。例えば、最も不安定な突然変異体0口蛋白質
、CII 3085の半減期はhtpR+細胞系に分け
る0、5分からA R67(htpR−突然変閏体ンに
おける少くとも20分に延長された。事実、AR67に
おいてアッセイを行った全ての突然変異体c[蛋白質の
半減期は少くとも野生、Q(口上白質と同一のレベルま
で増加した。同時に、AR55、AR67に対して同遺
伝子型であるかhLpR−突然変異を含有しない(すな
わち、+ htpRである)溶原菌はいずれの突然変異体0口蛋白
質も安定化できなかった。これらの結果は、(A技67
の如き)htpR突然変異体細胞系十 が、その表現かhtpR株において安定でない同族の突
然変霞体c[蛋白前を安定化することを示ず。 htpR十株におけるその表現と比較してAR67は野
生型cll蛋白質の表現の安定性に対する影響を持たな
いので、  htpR−突然変異株の蛋白分解欠損はあ
る種の選択性を示す。しかし、野生型CI′I蛋+ 白質はhtpR株において容易には安定して表現されな
いが、htpR+株においては突然変異体c4J蛋白質
よりも安定に表現される。かくして、選択性は、野生型
cll蛋白質の正常な分解はhtpR遺伝子の制御下に
あるのではなくて代りに熱シヨツク応答に関与しない他
の蛋白分解欠損によって分解される(すなわち、 ht
pR遺伝子による調節下にはない)という事実によるも
のであり得る。 酵母G A L 4 コーディング配列の全長翻訳およ
び数個の切W′r翻訳をクローンしてベクター(pAS
 1 )に入れ、その結果、GAL4 蛋白質の全長翻
訳ふ゛よび切断翻訳を共にコード付けする数個のクロー
ンを得た。全ての翻訳はhtpR”i、 AR66,お
よび同遺伝子型h L pR突然変異株、八に68にお
いて表現された。AR55宿主は全細胞蛋白質の0.1
%をGえて蓄積しなかったので蛋白質はAR55宿主に
よって安定(で表現されなかった。AR68形質転換体
のみが加熱誘発に際して蛋白質産生物の蓄積を示した。 かくして、AR58に存在するhtpR−突然変異はイ
ー・コリにおけるGAL4 illll圧子産生物積、
従って安定化に対して不可欠のものであった。 ヒトc−myc  コーディング領域を全長cDNAク
ローンから採取してイー・コリ1において外来遺伝子産
生物を十分に表現するように設計されたベクター、pO
T S  に挿入した。3つの異なるhtpR+株、へ
5]51、AR55およびAR58をヒトc−mycコ
ーディング領域を含有するpOTsベクターで形質転換
した。htpR突然変異株、AR68もまたpOTs 
−c−mycベクターで形質転換した。A艮66はAR
68のhtpR+同型j伝子である。pOTs+ −c−mycベクターで形質転換したhtpR株はc−
myc産生物を表現したか、パルス標識したイー・コリ
抽出物の5DS−ゲル電気泳動によって示された如く、
蛋白質の分解か急速であって蓄積できず、かつゲルのコ
ーマシー染色によっては検出できなかった。かくして、
C−mYc  産生物はhtpR”宿主によって安定に
表現されなかった。他方、htpR条件突然変異体形質
転換体は高レベルでc−myc蛋白質を蓄積し、120
分までの間42℃の温度に暴露すると、ゲルのコーマシ
ーブルー染色は誘発産生物が2時間で全hcpR−条件
突然変異体蛋白質含有量の10%を超えて蓄積したこと
を示した。 かくして、本発明の方法はhtpR−1胞によって安定
に表現されないプロト腫瘍遺伝子産生物を表現するのに
用いることができる。かかるプロト腫瘍遺伝子産生物は
(1)細胞中のプロト腫瘍il云チ産生物の検出に有用
な単クローン抗体の調製に、また(11)入渠拮抗物質
および/または作用物質に対する標的として有用である
。 シャツ7 ンら(Shatz+mn  ct al、)
 [「イクスペリメンタル伊マニプユレイションーオブ
豪ジーンψイクスブレショ:/ (Expe r im
ent a IManipulation of Gc
nc  Expression ) JD第2章、アカ
デミツク(Academic )出版社、(1983)
〕、およびローゼンヘルグら(Rosenberget
 al、) [メソツズ・イン・エンザイモロジー(M
ethods in Enz、)、I 01.123〜
138(1983)]の方法によってサルのメタロチオ
ネイン遺伝子とマウスのメタロチオネイン遺伝子をpA
slに挿入した。得られたベクターをローゼンベルグら
(Rosenberg  et at、 ) (前掲)
の方法により形質+ 転換してhtpR株[AR68、N5151、AK13
、C600(λC1867)〕およびhtpR突然変異
株(AR67およびAR68)に入れた。(メチオニン
の代りにシスティンを用いた以外は前掲のローゼンベル
グら(Rosenberg eE alJの方法により
行った)遺伝子産生物のパルス標識はマウスおよびサル
のメタロチオネイン蛋白質がhtpR+tpR+おいて
良好に表現されたことを示したが、パルス・チェイス法
のデータはかかる蛋白質がhtpR+宿上中で宿営中不
安定であって2分またはそれ以下の半減期を有したこと
を明らかとした。これらの遺伝子産生物の蓄積はAR6
7またはAR68(htpR−条件突然変異株)におい
てそれらの合成を行うことによっては促進されなかった
。事実、htpR株において表現されたマウスおよびサ
ルのメタロチオネイン遺伝子産生物の半減期はhtpR
”株におけると同程度に短かいものであった。これらの
結果はマウスおよびサルのメタロチオネイン遺伝子産生
物の分解の原因であるプロテアーゼ(類〕がhtpR遺
伝子の制御下にないことを示す。 実施例 以下の実施例において、本発明の好ましい具体例をさら
に詳しく開示する。これらの実施例は本発明の例示であ
って本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきでは
ない。 実施ガニないし3の方法のさらに詳細な例はベイカーら
(Baker et al、 )、loシーティンクズ
・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ
(Proc、 Nacl、Acad、 5ciJ U 
S A。 旦ユ、6779〜6783(1984,lにおいて見い
出すことができる。 実施例4の方法のさらに詳細な例はワットら(1Aha
tt et al 、) 、モレキュラー・アンドΦセ
リュラー・ハイオラジ−(Mo1ecular  & 
Ce1l、 Biol、)、5(3)、448〜456
(1985)において見い出すことができる。 実施例で言及されている全ての細菌株の遺伝子型と源を
以下の表Aに示す。 表A rpsL、mat(am) K16!J″L)SC122htpR165CAG45
Jb)  5C122htpa155CAG51Cfc
)SC122rpoD800−Tn10CAG481(
c)CAG456  rpOD800−TnlOCAG
482 CAG481φ80 CAG483 CAG48]φ805ulll(Sup
F、)CAG603(d)SC122proA/B::
Tn1g/F’proAB”、 1acZX9QCAG
(604(d)CAG456 proA/B: :Tn
lO/F’proAB”、 1acZX9QCAG51
07 CAG604 pFN92AR6!5(e)SC
122(λcI867 ki巳」I)galE: :T
nlOAR5メe)   CAG456(λc ■36
7 k i 1−Jil ) ga l E: :Tn
l 0AR66(g)S C122(λCI8678a
m58−71Δ[lすgalE: :Tnl 0AR6
7g)CaC256(λCI867Bam5Cl367
Ba )galE: :TrB、□A)K68   N
99(+)(λCl867 kil−」I)galE:
:TnlQARI 3   C60(Jj)(λc■3
67kil−、9(1)galE::TnlQN515
1  5A50(fk)h is 、 i l v△8
(λcI867△Bam 58−71△H1) gal
 k アンド・ジェネラル・ジエネテイツクス(Mol。 Gen、 Genet、入339%167〜176(3
975)中に記載されている。 (b) tna IT”K連結したhtpR165突然
変異を形質導入してmal’r−である5C122誘導
体中に入れることによってCAG456を調製した。 (c)TnlOは90多までr poDに連結している
〔グロスマンら(Grossman et al、)、
セル(CeH入32% 151〜159C1983)9
照コ。 (d)Fl!株C3H21由来のものである〔ミラーら
(Miller  et al、)%「イクスペIノメ
ンツーインーモレキュラー・ジエ不テイツクス(Exp
erimentsin Mo1e、cular  Ge
netics) J、:) +’7 /レド嶋スプリン
グ、 バー バー (Co1d  Sprimg Ha
rbor )研究所8照〕1゜ (e)全て「イクスペリメンツ・ウィズ・ジーン・フユ
ージョンズ(Experiments  with G
eneFusions) J、’/ルハビイら(5il
havy  et  al、)編、コウルド、スプリン
グ、ハーバ−(GoldSpring  Harbor
 )  研究所(] 984 )ノ方法VCよってテト
ラサイクリン耐性について選択し、次いでλ溶原性につ
いてテストするARJ4(f)からの欠陥および温度感
受性プロファージ(λC1f367kil−△H1)の
l)l galE::TnlO共形性導入による由来の
ものである。 (f)Af14はC600由来のものであって、gal
E;:  TnlOKよって両側を占められるλCl8
67kN−ΔF11欠陥プロファージを含有する。 (g)全て「イクスペリメンツ・ウィズ−ジーン・ヒュ
ージョンズ(Experiments  with  
GeneFusions ) J、’/ルハビイら(S
ilhavy et aJ、)編、コウルド・スプリン
グ・ハーバ−(CeIdSpr ing  Harbo
r )研究所(1984)の方法eζよってテトラサイ
クlン耐性について選択し、次いでλ溶原性についでテ
ストするAR18(h)からの欠陥および温度感受性プ
ロファージ(λc(867△BAtn△HI )ノP 
egalE: :Tnl 0共形質導入による由来のも
のである。特にcfl遺伝子を除去するさらなるプロフ
ァージ欠失(ΔBam58−71)の点でAR55およ
びAR68はAR55およびAR67と異なる。 (h) A艮18はN5151由来のものであってλC
E867△Bam△■IIプo77−ジに隣接するga
lE=:Tnloを担持する。 (i)Nc+9はレーデ/l/ ヘ/L/グ(Lede
rberg )、「マイクロバイオロジカル・ジエ不テ
イツクスーIOス・う/ムポジウム・オブ・ザ・ソサイ
エテイ・フォー・ジェネラルΦマイクロバイオラジ−(
Microbiological   Genetic
s  −10th  Symposiumof ’Th
e 5ociety  For General  M
isrobiology)上ハイニスおよびクロウニス
(Hayes  and  C1oveり編、ケンブリ
ッジ大学出版部、]15〜131(1960)に記載さ
れている。 (j)Csooはアブレヤードら(Appleyard
  et al、入ビ(10ジー(Vi rology
 )、2.565(1956)にl己mされている、 (k) S A 5 U Oはナカニシら(Nakan
ishi  et al、)、−tpル(Ce1l八3
.39〜46 (1974)K4df&されている。 実施例1 htpR−条件突然変異株は突然変異体イー・フリ蛋白
質の蛋白分解に欠陥かある。 A、(rpoD800シグマ対立遺伝子によってコード
付けされた〕突然変異体シグマの分解イー・コリRNA
ポリメラーゼホロ酵素の70キロダルトンのシグマサブ
ユニット(σ70)は転写開始と細胞増殖の維持におい
て重要な役割と果している。rpoD8υ0(rpoD
285)を包含するrpo D、すなわちσ70  を
コード付はするイー・コリ遺伝子における数回の突然変
異は温度感受性増殖表現型(Ts)に導く。 30℃に訃ける指数増殖の間に株cAGs 10 (+ htpR、/rpoD 800/ supCts)とC
AG481(htpR165/rpoD800/%uP
C”)を38−。 イシンと30− リジンで10分間ラベルした。過!T
i1l(>20011g/肩l)の非放射性ロイシンお
よびリジンの添加後、培養物を42℃にシフトし、定期
的にサンプリングを行った。グロスマンら(Gross
man  eL at、 ) Cセル(Ce口)、32
.151〜159(1983)] によって記載されて
いる如く、2Dゲル上のrpoD800でコード付けし
tシグマの含有量について試料を分析し7た。初期時間
(tlo)をチェイスの添加の2分後にとったがシグマ
において2000〜4000 dpmの範囲内であった
。42℃にて突、然変異体シグマ42htpR+株にお
いて急速に分解されたが(Tl/2=6分)、htpR
165条件突然変異株においてはかなり安定であった(
Tl/2>60分〕。かくして、突然変異体シグマはh
LpR−突然変異株において少くとも】0倍は安定化さ
れた。突然変異体シグマの分解速度はhtpR突然変異
株における野生型シグマの分解速度と区別がつがなかっ
た。 rpoD8QQ でコード付けしたシグマは野生型m胞
においては低温でも分解されるので(グロスマンら(G
rossman  et al、 )、前掲参照)、3
0℃において同遺伝子型htpR+およびhtpR−突
然変異体細胞におけるシグマ分解速度を比較した。突然
2異体シグマポリペプチドは30℃でhtpR”株にお
ける( T ]/2 = 20分)よりもhtpR−突
然変異株における(Tl/2=60分〕方がゆっくりと
分解された。 B、突然変異体β−ガラクトシダーゼの分解(×90) M9グリセロール培地中で30℃において指数的に増殖
する株CAG603(htpR”/ F’1acZX9
Q/supCts)およびCAG604 (htpR]
 65/ F lac ZX9Q/sup C)をイソ
プロピル−β−D−チオガラクトピラノシド(ll’T
G、)で誘発し、誘発の10分後に42℃にシフトした
。 42℃へのシフトの20分後、  S−メチオニンで細
胞f!−1,5分間ラベルし、過剰(<200μg/m
l)の非放射性メチオニンで旧跡し、定期的にサンプリ
ングを行った。試料を免疫沈降し、β−ガラクトシダー
ゼの含有量について分析した。初期時間((=O)をチ
ェイスの添加後2分にとり、β−ガラクトシダーゼにつ
いて5000 dpmを表わす。 42℃ではIacZX90ポリペブチドハhtpR+株
における(Tl/2=7分〕よりもCAG604、ht
pR突然変異株における方がかなりゆっくり(T ]/
’2 >60分〕分解された。かくしてIacZX90
 ポリペプチドはhcpR突然変異株においては少くと
も8.5倍安定化された。野生型1acZ遺伝子産生物
の分解速度はh L J)艮−突然変異株におけるIa
cZX9Qポリペプチドの分解速度と区別できなかった
。 C,htpR165突然変異でのもの以外のhtpR−
突然変異体株によるrpoD800遺伝子産生物および
1acZX9(J遺伝子産生物の分解htl爪−爪体突
然変異体細胞って示される蛋白分解欠1はhtpR16
5突然変異とsupCts遺伝子をイ1する株に限定さ
れないことに注目するのは重要テアル。グロスマンら(
Grossman et ai 、 ) l:ジャーナ
ル・Aブ・バクテリオシン−(j 、Bacterio
l 、)、161(3)、939〜943(1985J
]によって開示されている如く、rpo D800 (
rpOD285 )遺伝子産生物の蛋白分解における同
一の欠1はhtpR107%htpR]11、hcpR
112またはhtpR113突然変異およびrpoD8
00遺伝子を共に有するhtpR”−(rpoH−)細
胞によって示される。グロスマンら(Grossman
 et al、)は1 r、: rpa D 800遺
云子を担持するhtpR] l 2  突然変異体によ
って示されるIacZX9Q遺伝子産生物の蛋白分解に
おいて同一の欠Jlを観察した。htpR112突然変
異は11t pR(rpoH)遺伝子産生物のカルボキ
シル末端からの7個のアミノ酸についてロイシンからト
リプトファンへの変化をひき起こすミスセンス突然変異
によって明らかにされる。 実施例2 htpR座に対するhtp R条件突然変異株マツプの
分解欠1 マーカー救済実験によりhtpR−突然変異株による蛋
白分解における欠1をマツピングした。不イド7、ルド
ら(Ne1dhardt et al、 )[’)ヤ−
−J−/l/ −オブ・バクテリオシン−(J、Bac
teriolJ 、168.597〜603(1983
)(Ne1dhardt ■) ]  Kヨってt己4
戊されているpFN 92プラスミドはhtpR構造遺
伝子のへ木端の約120 bq 上流から出定してその
3゛端部に近接するhすR遺伝子内で終る細菌DNAの
セグメントを担持する〔ネイドハルトら(Ne1dha
rdt et at 、 ) 、 7 ン伊すビューー
ジエfi、ティックス(Ann、Review、 Ge
neticす、J8.295〜329(1984);お
よびランデイックら(Landick et alJ、
セ/I/ (Ce1l )、38゜175〜182(1
984)#照〕。I)FN92プラスミドはhcpRの
欠陥を補足しない。しかしなから、i’Mrfi耐性で
あって正常な熱シヨツク応答を行うhtpR+ 組換え
体はPFN92プラスミドによって形質転換された細胞
から回収できる[NeidhardtIg照]。Ne1
dhardt Iの方法によりhtpR165条件突然
変異株をpFN92で形質転換し、その温+ 度耐性表現型に基づいてhtpRM!換体を選択した。 熱シヨツク応答を行いかつIacZX90ポリペプチド
を分解するこれらの株(htpRl 65条件突然変異
体、pFN92、非組換体;htpR+、pFN92、
組換体)の能力を比較した。非組換体株は熱シヨツク応
答およびIacZX9Q ポリペプチドの分解に欠陥が
あるので、もとのhLpR−突然変異株の特徴を保持し
ていた。対照的に、組換体法は共に十 htpR株の特徴である熱シヨツク応答を行う能力およ
び1acZX90ポリペブ千ドを分解する能力を十 同時に保持していた。htpR組換体株はまたrp。 D800 でコード付けした突然変異体シグマを分解す
る能力を回復することも確定された。これらの実験によ
り、htpR遺伝子における傷害に対する突然変異体原
核生物の遺伝子産生物の蛋白分解におけるht pR−
条件突然変異株の欠1を明確にマツピングできる。正常
な熱シヨツク応答および1acZX9QとrpoD8o
o テ:l −)’付ケシタ突然変異体シグマポリペプ
チドの分解は共にhtpR+対立遺伝子を必要とする。 実施例3 + htpR対立遺伝子についての株組換体(htpR)お
よび非組換体(htpR−)における熱シヨツク蛋白質
合成および蛋白質分解 実施例3に記載する実験は株CAG5107(htpR
突然変異体/ F’lac ZX90 pFN 92 
) オヨび株CAG51 ] 0 (hptR+//F
’1ac)1,90 pFN92 )IIC+ ついて行った。hptR株(CAG51]0)は42+
            + ℃で
【S増殖を示すhptR組換体を産生ずる染色体中
のpFN92およびhtpR一対立遺伝子間の組換えの
結果によるhtpR突然変異株(CAG5107)由来
のものであった。pFN92でのCAG5110の形質
転換はNe1dhardt Iの方法によるその選択に
先立って行った。 A、熱シヨツク応答の回復 株CAG51C+7およびCAG5]10を30℃にて
、あるいは42’Cへのシフトの5分後に355メチオ
ニンで2分間パルス標識し、次いで非放射性メチオニン
で1分間追跡した。5DS−ポリアクリルアミドゲル上
のNK分解によって試料を熱シヨツク応答について分析
した。非組換体株(CAG5107)におまるわずかな
熱シヨツク応答はhtpR突然変異株、CAG456に
おける熱シヨツク応答および他の研究者によってhtp
R−株から観察された熱シヨツク応答〔ヤマモリら(Y
amamori eL al、 )、ピーエヌエイエス
(PNA S )、79,860〜864(1982)
、およびティリーら(Tilly et al、)、セ
ル(Cell)、34,641〜646(1983)参
照〕と区別がつかなかった。組換体法(CAG5110
)十 における熱シヨツク応答はhtpR株SCI 22  
における熱シヨツク応答と区別がつかなかった。 B、突然変異体β−ガラクトシダーゼ(I acZ X
90ポリペプチド)の分解 30℃にてM9グリセロール培地中で指数的に増殖する
株CAG5107およびCAG5110をIPTGで誘
発し、誘発の10分後42℃までシフトした。42℃へ
のシフトの20分後、  Sメチオニンで細胞を1.5
分間ラベルし、過剰の非放射性メチオニンで追跡し、定
期的にサンプリングを行った。β+β°サブユニットの
フラクションとしてのβ−ガラクトシダーゼの含有はに
ついて一次元ゲル上で試料を分析した。初期時間(L=
0)をチェイスの添加2分後にとったが、β−ガラクト
シダーゼにおいて5000 dpmを示す。htpR+ 突然変異株はhtpR株(T ]/2 = 7分)より
もかなりゆっくりと(Tl/2>6(3分)IacZX
90逍伝子産生物を分解した。 C,5upFサプレツサー(Su[II)を有するおよ
び有さないhtpR株における(rPOD800  シ
グマ対立遺伝子によってコード付けされた)突然変異体
シグマの分解 supCtsサプレッサーはhtpR]65突然変異の
効果的でないサプレッサーである。かくして、42℃に
おいてかかるhtpR突然変異体細胞において観察され
る蛋白分解における欠榎は42℃における熱シヨツク応
答またはhtpR合成のいずれかの欠損よりもむしろ3
0℃において合成されるhtpR産生物のより低量によ
るものであり得る。前者の場合、h、tpR−突然変異
体細胞によって示される蛋白分解における欠1は30℃
並びに42℃で起こ+ るはずである。同遺伝子型htpRおよびhtpR突然
変異体細胞におけるrpoD800  でコード付けし
たシグマサブユニットの分解速度−p30℃で比較した
。と言うのは、rpoD800  でコード付けしたシ
グマサブユニットは低温においてさえ野生型細胞におい
て分解されるからである。42℃で蛋白分解を行うhL
pR155条件突然変異体細胞の能力を回復する有効な
5upF(Su[)サプレッサーの能力も調べた。 突然変異体シグマの分解を3種の株:株CAG5 ] 
0 (htpRx、rpoD800 )、株CAG48
3(htpR]65突然変異体、g Q psu[l、
rpoD800人および株CAG482 (htpRx
 65突然変異体、80、rpoD800)において測
定した。CAG482は、80における遺伝子がhtp
R突然変異体tffI胞の蛋白分解表現型に影響しない
ことを証明するための対照である。30℃で指数的に増
殖する細胞Bs−メチオニンで10分間ラベルした。過
剰(IMl/ ml )の非放射性メチオニンの添加後
、培養物を42℃−\シフトするかまたは30℃のまま
にしておき、定期的にサンプリングを行った。 rpoD800でコード付けしたシグマの含有場につい
て試料を分析した。初期時間(t=0)をチェイスの添
加2分後にとったが、シグマにおいて5000〜100
00 dpmの範囲内である。 30℃において、rpoD8Qoでコード付はしこ+ 突然変異体シグマ蛋白質はhtpR株におけるよりもh
tpR−突然変異株における方がゆっくりと分解された
。より効果的な5upF(Su 1II)サプレッサー
が存在すると30″Cにおける急速な分解は回復した。 sup F (Su IU サプレッサーは熱シヨツク
蛋白質の合成を行う能力を回復すると共に42℃におい
て蛋白分解を行うhtpR165条件突然変異体細胞の
能力を回復することも明確にされた。かくして、サプレ
ッションのレベルを上げることは正常な熱シヨツク応答
と蛋白分解を同時に回復した。 これらの実談は、htpRγンバー突然変異(すなわち
htpR165)が静士期増殖条件下の低温において並
びに高温へのシフト後の双方において蛋白分解欠1をひ
き起こすのに十分であることを示す。 実施例4 htpR−株におけるヒトc−mycの2つの異なる形
態の表現の安定化 A、細1株およびプラスミド 発現ベクターの組立てで用いた宿主はイー・コ+J M
M294 (λcl”)であった。蛋白質表現の研究に
はイー・コリIAR68を利用した。プラスミドベクタ
ー、poTsは発現ベクターp AS 1の誘導体テア
リ、テハレら(Devare  et al、) [セ
ル(Cell)、1亙、43〜49(1984)]によ
って記載されている。 全ての標準的な分子クローニング法(例えば、制限消化
、結紮、形質転換など)は特に断らない限りマニアテイ
スら(Nianiatis et at、) [「モレ
キュラー・タロウニング、ア・ラボラトリ−・マニュT
ル(kill)Iecular  Cloning、 
A LaboraLoryklanual、) J、 
 コウルド・スプリング・バーバー(Cold  Sp
ring  Harbor )研究所(1892)] 
、7)方法によって行った。 B、  pOTs−myc、  c−myc表現プラス
ミドの組立て c−myc腫瘍遺伝子の蛋白質コーディング配列はヒト
防白血病細胞系に562 から4製されたcDNA  
ライブラリーから単iされ、ワットら(Watt et
 al、 ) [ピーエヌエイエス(PNAS)、80
.6307〜6311 (1983)]の方法により調
製すれf、−cDNAりo −ン(pMY CIaC)
から得た。c−mycコーディング配列の5°端部はア
ガロースゲル電気泳動により47〇−塩基対ThaI制
限フ制限フラグメン車上し、次いで結紮して、DNAポ
リメラーゼ■のクレノー断片を用いBam111で消化
し平滑末端としたpOTsベクター中に入れた。このプ
ラスミド組立体をPvu口で部分的に消化し、ひき続い
てXbaIで消化し、クレノーI’ol[で末端を満た
した。Tha[フラグメント内のPvu[部位のみの消
化によって直線化されたプラスミド組立体をアガロース
ゲル電気泳動によって単環した。c−mycコーディン
グ配列の3端部を1100−塩基対Pvu[/Bc I
 [75グメント上で単離し、結紮して前記の部分的に
消化した組立体中に入れた。かく産生されたpOTS 
−myc表現プラスミドはpOTsベクター上に配され
た翻訳開始コードンとインフレーム融合した全c −m
y cコーディング領域を含有する。得られた組立体は
c−mycコーディング配列の5端部上にさらに4個の
コードンを含有する。 C1誘発粗菌蛋白質の分析 マニアナイスら(〜1ar+1atis  et al
、 ) (前掲)の方法によりpOT S −mycま
たはpOTs で形質転換したイー・コリ株AR68、
htpR突然変異体における蛋白質の合成速度をローゼ
ンベルグら(Rosenberg  ec al、) 
〔yr ”/ ツズーエンザイモラジ−(Method
s  Enzymol、 )、上回1.123〜138
(1983):)の方法によるパルス標識法によって4
2℃における誘発の前後で調べた。細胞の200リット
ル分を10Ci  の〔35S〕メチオニン(1221
Ci/rrmol ; =ニー・イングランド・ヌクL
/7 (New  England  Nuclear
 )で熱誘発の後何回もパルス標識を3分間行った。パ
ルス標識の後、10%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS
)−35%2−メルカプトエタノール30μm を加え
、試料を95℃で1分間加熱°し、ひき続いてドライア
イス−エタノール浴中で急速に冷凍し、トリクロロ酢酸
(最終濃度、10%)で沈殿させた。 沈殿物を冷エタノールで2回洗浄し、試料緩衝液中に懸
濁し、95℃で5分間加熱し、10%ポリアクリルアミ
ドゲル上の電気泳動に付した。最後に該ゲルを乾燥し、
螢光写真をとった。試料は細胞数およびゲル上に負荷さ
れたカウント数のいずれについても正規化しなかった。 該ゲルの分析結果は、新しい64000ダルトンの蛋白
質(すなわちc−myc)の合成がpOTS−myc 
 で形質転換した細胞中で誘発されたが親ベクターpO
TSで形質転換した細胞中では検出されなかったことを
示した。3分のパルス期内に蛋白質中に一体化された[
 35s ]メチオニンのがなりの割合かc−myc遺
伝子産生物中に出現するのでこの(34000ダルトン
の蛋白質は高速で表現された。この蛋白質が細菌中で高
レベルで蓄積され得るか否かP調べるために細胞を12
0分まで誘余し、異なる時間(lこ採取した分を5DS
−ゲル電気泳動によってc−myc産生について調査し
た。ゲルのコーマシーブルー染色は、誘発産生物が2時
間で全イー・コリ蛋白質の10%を超えて蓄積したこと
を示した。 AR68形質転換体によって産生きれた64000ダル
トンの蛋白ftlニスバックマンら(Spackman
 e tal、)〔アナリテイカル・ケミストリー(A
nal。 Chem、 )、30.1390〜12(16(195
8,1)およびヘライックら(Hewick  et 
alJ [ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミス
ト+1(J。 Biol、Chem、)、256.7990〜7997
(j981)〕の方法によるアミノ酸分析および配列決
定によってc−myc蛋白質であると確認された。 + D、  htpR株(CよるC−n15’Cの表現+ 前記の如く3種のhtpR株 (すなわちN5151、
AR66およびAR58)をpOTs−mycベクター
で形質転換した。パルス標識したイー・コリ抽出物の5
DS−ゲル電気泳動によって示されたQ口く、全ての株
はpOT S −m y cベクターで順調に形質+ 転換されたが、htpR形質転換体はc−myc産生物
を安定に表現できなかった。と言うのは、該産生物はゲ
ルのコーマシーブルー染色によって検出できなかったか
らである。c−mycはAR68(hLpR−突然変異
体〕において安定に表現されたかその同型遺伝子、 A
R66(hcpR)においては安定に表現されなかった
ので、AR58中に存在するbtpR−突然変異はイー
・コリにおけるc−myc遺伝子産生物の蓄積、従って
安定化にとって不可欠のものであった。 従って、htpR突然変異は形質転換したイー・:+l
l宿iにおけるc−mycコーディング配列の安定した
表現を可能とするのに必要であった。 実施例5 htpR−条件突然変異株における酵母GAL4遺伝子
産生物(標品蛋白または切断変種)の表現の安定化 A、標品酵母GAL4 蛋白質についてのコーディング
配列を含有する細菌ベクターの組立てその5端部で最初
の32bpを欠(酵母GAL4コーディング領域をプラ
スミドpSJ4から5Phl−Hindll(制限エン
ドヌクレアーゼフラグメントとして得た〔ジョンストン
ら(Jonston  et alJ、プロシーディン
グズ・オブ・ナショナル・γカデミーーオブーサイf−
ンシズ(Proc、 Nacl、 SCr、)へ USA、79.6971〜6975(1982)8照3
゜5phI切断に先立ち、B11nd 11 部位をま
ずD N AポリメラーゼI(クレノー)での処理によ
って平滑木端とした。次いでこのフラグメントをボ1j
アクリルアミドゲル電気泳動によって単離し、RASI
発現ベクターの5phlおよびNru I部位間に挿入
してpcD1(16を得た。、pASIはローゼンベル
グら(Roienberg  et at、)、メソツ
ズ◆エンザイモラジ−(Fi4ethods  Enz
ymol、)、101,123〜138(1983)に
記載されている。プラスミドpcD1(16をRam 
I(Iで消化し、ひき続いてマング・ビーン(Mung
  Bean)エキソヌクレアーゼで処理してpAsl
ベクター上に配された開始コードンに直ぐ隣接する平1
’A末端のクローニング部位を得た〔ローゼンベルグら
(Rosenberg  et al 、)、前掲参照
〕。次いでプラスミドを5phIで再切断し、5phI
部位に対する第2コードンから伸びるGAL4 の全ア
ミノ末端コーディング配列を再び組立てた合成りNAI
ンカーを挿入した。 該リンカ−のヌクレオチド配列はGAL4遺伝子のD 
N A配列と幾分具なるようにされていたが、蛋白質の
アミノ酸配列は変化しなかった。イー・コりにおIjる
コードンの使用を改良するために〔グoスジーンら(G
rosjean et al、)、ジーン(GCne)
、11旦、199〜209(1982)参照〕、および
遺伝子(S+scl 、 Pvuj)のアミノ末端端部
においてさらに制限部位を産生ずるために7回のヌクレ
オチドの変化を行った。最後の組立体、pcD107は
11As1  上に配された翻訳開始コードンと共にフ
レーム中に位置した再組立全長GAL4コーディング配
列より成る。 B、酵母GAL4 欠失突然変異体についてのコーディ
ング配列を含有する細菌ベクターの組立てpAsl  
ff3現ベクターはいずれの遺伝子の切断誘導体の組立
ておよび表現も容易に可能ならしめる。該ベクターは:
Iボソーム結合部位並びにATG開始コードンを供給す
るので、このATGと共にフレーム中に位置するいずれ
の配列も表現される可能性を有する。この能力を利用し
、て酵母GAL4コーディング配列の数個の切断誘導体
を産生じた。 プラスミドpCD93はGAL4の最初の74個のアミ
ノ酸を除去するアミノ末端欠失を担持している。それは
BamHIおよびX h o Iでの消化、ひき続いて
のマングービーン(Mung  Bean)エキソヌク
レアーゼでの処理および再結紮により前記の9口く調製
してpcD1(16から得た。この方法はGAL4 (
D (XhoI 部位Vcオケル) 75 番目ノコ−
トンをpASl上に配された( Bam 01部位にお
ける)ATG開始コードンに正確に融合した。 プラスミドpcD111およびpcD144を所H己の
9口<PCD107から組立てたが、それらは谷々GA
L4の414番目のコードン(pcD]目Jまたは33
4番目のコードン(pcD144)から蛋白質の端部に
伸びるカルボキシル木端欠失を担持している。PCDI
 11はSat Iでの初期消化によってpcD107
から得た。次いで得られた4塩塙凹部3端部をDNAボ
11メラーゼ■(クレノー断片)で満たし、該プラスミ
ドを結紮によって再環化した。この方法は満たした5a
11部位におけるGAL4 翻訳解読フレームをGAL
4  の414番目のコードン後の数個のトリブレット
のみを未熟に翻訳停止する土1解読フレームまでシフト
した。 WruIおよび5a11 での初期消化、ひき続いての
5ajl凹部3゛端部を満たすためのDNA ポリメラ
ーゼIでの処理および再結紮によって、同様にしてpc
D107からプラスミドpcD144を産生じた。この
方法はGAL4の(NruI部位における)333番目
のコードンを(満たしたSal 1 部位における)未
熟に停止する+1解読フレームに融合し、その結果アミ
ノ酸334ないし881を欠<cAt、4切断誘導体を
得た。 プラスミドpCD98は前記のグロく調製し、pCD9
3由来のものであったが、GAL4  コーディング配
列のアミノ−並びにカルボキシル−末端欠失を担持する
。このプラスミドから表現された蛋白質はG A L、
 4のアミノ酸75ないし413より成る。 pcD98はpcDlllの組立てについて前記したの
と同一の操作によってpCD93から得た。 最後に、プラスミドpcD151およびpCD150は
各々GAL4コーディング配列中に内部pcD151 
)もしくはHpa [(pcDI 50 )での制限、
ひき続いてのXhofi凹部3゛端部を満たすためのD
NAポリメラーゼ■での処理および再結紮によって前記
の4口く調製し、pcDI07から得た。 この操作によりGAL4コーディング配列から256個
のコードン(75ないし334、pcDI 51 )ま
たは147個のコードン(75ないし259゜pcDI
50)のフレーム内欠失か生じる。 C0硯品または明所酵素GAL4蛋白質についてのコー
ディング配列を含有する細菌ベクターでのhtpR 突
然変異体およびhtpR+珠、の形質転換前記パー)A
およびI′Sに記載した如く調製したpAsl−GAL
4組立体をマニアティスら(Maniatiset a
l、)(「モvキュ5− 、りcl +7 = ング(
Mol ecul arCloning ) J 、コ
ウルド・スプリング−ハーバ−(Co1d Sprin
g flarbor )研究所〕D方法によってAl1
5、A艮66、Al17 (htpR−突然変異体、+ htpR株AR55に対して同遺伝子型)、およびAl
18(htpR−突然変異体、htpR+AR66に対
して同遺伝子型〕に導入した。形質転換体をアンピシリ
ン耐性のそれらの表現に基づいて選択した。 D、誘発GAL4産生の分析 前記の如く調製した形質転換体によって含有される発現
ベクターのPLプロモーターを温度シフトによって誘発
した。産生された蛋白質をローゼンヘルグら(Rose
nberg  et  al、 ) [メンッズ・エン
ザイモラジ−(Meth、 Enzymol、)、10
1゜123〜138(1983))の方法により35S
−メチオニンでラベルした。加熱誘発の30分後、10
0マイクロキユーリーの355−メチオニンで2分間形
質転換体をラベルし5次いで2mM冷メチオニンおよび
500μg/mlクロラムフエニフールの等容量を加え
た。種々の時間に一部を取り出してローゼンベルグら(
Rosenbe>°g  et al、)(前掲)の方
法により5DS−ボ゛」アクリルアミドゲル電気泳動(
パルス・チェイス実験うの後蛋白質の安定性を評価した
。 ゲルの分析は、全ての形質転換体(htpR7突然士 変異体およびhtpR共に〕が4品もしくは切断GAL
4産生物のいずれかを産生じたが、htpR−条件突然
変異株のみが加熱誘発に際し遺伝子産生物の蓄積を示し
たので、標品もしくは切断の両度生物の表現はhtpR
7突然変異株において有意に安定化されたことb<明ら
かになった。 実施例6 htpR条件突然変異株における突然変異体c[lコー
ディング配列の表現の安定化 バタテリオファージλのC[蛋白・貫は転写の陽性調節
蛋白質である。 c[l遺伝子、および全cll構造遺伝子の異なる領域
を網羅するcll蛋白質の30以上の点突然変異ヲクロ
ーンしてpKC30に入れ、加熱誘発によって形質転換
して遺伝子表現についての溶原菌に入れた。 A、  CI突然変異体コーディング配列の産生ウルツ
ら(Wulff et alす〔プロシーディングズ・
オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・すイエンシズ(
Proc、Nacl、 Acad、 Sci、 ) U
 S A。 81.555〜559(1984)]の方法により用い
た全てのCI突然変異体コーディング配列を産生しかつ
配列した。調べた全てのc[l突然変異体はc[蛋白質
の構造遺伝子における塩基対置換によってひき起こされ
た1つの点突然変異(すなわち、単一のアミノ酸配列の
変化〕を有していた。 野生型cll蛋白質および突然変異体C口上白質をホら
(no et al、) (ジャーナル・オブφバイオ
ロジカル・ケミストリー(J、 Biol、 Chem
、 ) 。 267(15)、9128〜(J]34(1982)]
の方法により精製した。 B、c[コーディング配列または突然変異体コーディン
グ配列を含有する発現ベクターの組立てシマタケら(S
himatake et al、) (ネイチャー(N
ature )、292(5819)、128〜132
(1981)〕の方法によりCIココ−ィング配列をク
ローンして発現ベクター、pKc30に入れた。0蛋白
質コーディング配列1DNAクローニングフテグメント
から排して精製手順を容易にした以外は基本的にはシマ
タケら(Shimacake  et al、 )(前
掲)の方法によりバートAに記載した如く調製した30
突然変異したc[コーディング配列をクローンしてpK
c30に入れた。 C,htpR+およびhtpR絽胞秩の形質転換? =
 了テイスら(Maniatis  et al、 )
 [rモレキュラー・クロウニング、ア・ラボラトリイ
、 7 : ニア/I/ (Mol ecul ar 
 C1on ing 、 A LaboratoryM
anual ) J、コウルド・スプリング・ハーバ−
(Cold  Spring Harbor )研究所
(1982)〕の方法により、パー)Bに記載した如く
調製した発現ベクターを形質転換してAl67(h’P
R−突然変異体)およびuc6822 (htpR+)
に入れた。マニアティスら(Maniatis et 
al、)(i@掲)CD7dE4Cヨに入れた。 D、誘発蛋白質の分析 バートCに記載した如く調製したc[l蛋白質または形
質転換体によって表現された突然変異したC[[蛋白質
を、42℃でつ誘発後、ローゼンベルグら(Rosen
berg  et al、 ) [) 77ズーエンザ
イモラジー(Methoas  Enzymo! 、)
、101.123〜138(1983,)] 7)35
S−L−メチオニンパルス−チェイス法によって調べた
。野生型clJ蛋白質はAl17 (htpR突然変異
体)、A艮65(htpR7’)およびUC5822(
htpR+)において同一レベ2.の安定性で表現され
た。突然変異したcll蛋白質(讃生型cll蛋白質の
場合のようには[J C5822(htpR”)におい
て安定に表現されなかった。U’C’5822における
ほとんどのc[突然変異体蛋白質の半減期は、野生型c
ll蛋白・質の場合20分であるのに対し、3〜5分で
あった。突然変異体cll蛋白質のうちにC工UC58
22におし・てく]分の半減期を有+ するものがあった。用いた池のhtpR細胞系、すなわ
ちAl55、A R58、AR】3およびN515】は
いずれも半減期または突然変異体c[蛋白質の純蛋白質
蓄積にお−いて有異に異なる結果を与えなかった。全て
の突然変異体c[蛋白質の安定性は: Al17 (”
h!PR−突然変異体、htpR”株AR65に対して
同遺伝子型)において有意に促進された。 すなわち野生5cn蛋白質と同一レベルの安定性まで上
昇された。例えば、非常に不安定な突然変異体C口上白
質、CHl 3085の半減期はへ&65十 を包含するhtpR細胞系における0、5分からその同
型遺伝子AR67(htpR−突然変異体)における〜
20分まで延長された。 特肝出願人 スミスクラ4ン・ベックマン・コーポレイ
ション

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)表現制御配列に作動的に連結したポリペプ
    チドコーディング配列を含有するDNA分子で宿主イー
    ・コリ(E.coli)htpR^−突然変異体細胞を
    形質転換し、次いで(b)該コーディング配列が表現さ
    れるような条件下で該形質転換した宿主を適当な培地中
    で培養することを特徴とするhtpR^+遺伝子の制御
    下でプロテアーゼによる分解のためイー・コリhtpR
    ^+株において安定に表現されない外来ポリペプチドコ
    ーディング配列を安定に表現する方法。
  2. (2)該宿主htpR^−細胞がsupC^t^s遺伝
    子も有するhtpR165株;またはrpoD800遺
    伝子も有するhtpR107株、htpR111株、h
    tpR112株またはhtpR113株である前記第(
    1)項の方法。
  3. (3)該宿主htpR^−突然変異体細胞がKl65、
    CAG456、CAG481、CAG482、CAG4
    83、CAG604、AR67またはAR68である前
    記第(2)項の方法。
  4. (4)該表現制御配列がP_Lプロモーターである前記
    第(1)項の方法。
  5. (5)該DNA分子がpAS1またはpKC30の如き
    P_Lベクターから由来する前記第(1)項の方法。
  6. (6)表現制御配列に作動的に連結した外来ポリペプチ
    ドコーディング配列を含有するDNA分子で形質転換し
    た宿主イー・コリhtpR^−突然変異体細胞。
  7. (7)supC^t^s遺伝子も有するhtpR165
    株である前記第(6)項の宿主。
  8. (8)該htpR165株がKl65、CAG456、
    CAG481、CAG482、CAG483、CAG6
    04、AR67またはAR68である前記第(7)項の
    宿主。
  9. (9)rpoD800遺伝子も有するhtpR107株
    、htpR111株、htpR112株またはhtpR
    113株である前記第(6)項の宿主。
  10. (10)該DNA分子がpAS1またはpKC30の如
    きP_Lベクターから由来する前記第(6)項の宿主。
  11. (11)該表現制御配列がP_Lプロモーターである前
    記第(6)項の宿主。
  12. (12)(a)表現制御配列に作動的に連結したポリペ
    プチドコーディング配列を含有するDNA分子で宿主イ
    ー・コリhtpR^+細胞を形質転換し、(b)該形質
    転換したhtpR^+細胞の表現型をhtpR^−突然
    変異体に変化させ、次いで(c)該コーディング配列が
    表現されるような条件下で該形質転換したhtpR^−
    突然変異体を適当な培地中で培養することを特徴とする
    htpR^+遺伝子の制御下でプロテアーゼによる分解
    のためイー・コリhtpR^+株において安定に表現さ
    れない外来ポリペプチドコーディング配列を安定に表現
    する方法。
  13. (13)該htpR^+細胞の表現型をrpoD800
    遺伝子も有するhtpR165株、htpR111株、
    htpR112株またはhtpR113株に変化させる
    前記第(12)項の方法。
  14. (14)該htpR165株がKl65、CAG456
    、CAG481、CAG482、CAG483、CAG
    604、AR67またはAR68である前記第(13)
    項の方法。
  15. (15)該表現制御配列がP_Lプロモーターである前
    記第(12)項の方法。
  16. (16)該DNA分子がpAS1またはpKC30の如
    きP_Lベクターから由来する前記第(12)項の方法
  17. (17)宿主イー・コリhtpR^−突然変異体細胞を
    DNA分子で形質転換することを特徴とする表現制御配
    列に作動的に連結した外来ポリペプチドコーディング配
    列を有するDNA分子で形質転換した宿主イー・コリh
    tpR突然変異体細胞を産生する方法。
  18. (18)該宿主がsupC^t^s遺伝子も有するht
    pR165株である前記第(17)項の方法。
  19. (19)該宿主がhtpR165株Kl65、CAG4
    56、CAG481、CAG482、CAG483、C
    AG604、AR67またはAR68である前記第(1
    8)項の方法。
  20. (20)該宿主がrpoD800遺伝子も有するhtp
    R107株、htpR111株、htpR112株また
    はhtpR113株である前記第(17)項の方法。
  21. (21)該表現制御配列がP_Lプロモーターである前
    記第(17)項の方法。
  22. (22)該DNA分子がpAS1またはpKC30の如
    きP_Lベクターから由来する前記第(17)項の方法
JP61229477A 1985-09-27 1986-09-26 蛋白分解欠損イ−・コリ Pending JPS6274292A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US78129085A 1985-09-27 1985-09-27
US781290 1985-09-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6274292A true JPS6274292A (ja) 1987-04-06

Family

ID=25122270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61229477A Pending JPS6274292A (ja) 1985-09-27 1986-09-26 蛋白分解欠損イ−・コリ

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0216747A3 (ja)
JP (1) JPS6274292A (ja)
KR (1) KR870003202A (ja)
AU (1) AU6316186A (ja)
DK (1) DK454286A (ja)
ES (1) ES2001704A6 (ja)
GR (1) GR862427B (ja)
PT (1) PT83425B (ja)
ZA (1) ZA867308B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE120492T1 (de) * 1987-09-09 1995-04-15 Celltech Ltd Fv antikörperfragment-herstellung.
US5200341A (en) * 1991-10-07 1993-04-06 Monsanto Company Altered gene and E. coli strains and methods useful in enhanced accumulation of proteins
DE69403654T2 (de) * 1993-03-29 1997-12-11 Du Pont Ein verfahren zur erhöhung der produktion von biologisch aktiven rekombinanten proteinen

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4758512A (en) * 1984-03-06 1988-07-19 President And Fellows Of Harvard College Hosts and methods for producing recombinant products in high yields

Also Published As

Publication number Publication date
KR870003202A (ko) 1987-04-15
PT83425B (en) 1988-10-13
AU6316186A (en) 1987-04-02
GR862427B (en) 1987-01-26
EP0216747A2 (en) 1987-04-01
EP0216747A3 (en) 1988-09-07
PT83425A (en) 1986-10-01
ZA867308B (en) 1987-11-25
DK454286D0 (da) 1986-09-23
ES2001704A6 (es) 1988-06-01
DK454286A (da) 1987-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4914027A (en) Process for the microbiological preparation of human serum albumin
EP0041767B1 (en) Improved vectors and methods for making such vectors and for expressing cloned genes
EP0174367B1 (en) Hosts and methods for producing recombinant products in high yields
US4582800A (en) Novel vectors and method for controlling interferon expression
Inada et al. Conditionally lethal amber mutations in the leader peptidase gene of Escherichia coli
JP3878207B2 (ja) osmB プロモータで制御される発現プラスミド
JPH119274A (ja) シャペロン発現プラスミド
JPH0767684A (ja) araBプロモーター、および微生物学的方法によるセクロピン類を含むポリペプチド類の製造法
JP5808671B2 (ja) 機能グループii莢膜遺伝子クラスターを有しないe.colibl21株
Burnett et al. A carboxy-terminal deletion impairs the assembly of GroEL and confers a pleiotropic phenotype in Escherichia coli K-12
JP2014530625A (ja) 遺伝的安定性が向上したゲノム縮小化細菌
PT1051502E (pt) Expressão de genes exógenos com e. coli de uma forma controlada e altamente eficiente
JPS6274292A (ja) 蛋白分解欠損イ−・コリ
Chen et al. A minor arginine tRNA mutant limits translation preferentially of a protein dependent on the cognate codon
US5002874A (en) Genetically engineered eucaryotic host cells capable of expressing modified forms of eIF-2α
Prescott et al. A single base change at 726 in 16S rRNA radically alters the pattern of proteins synthesized in vivo.
US5932439A (en) Escherichia coli K-12 strains for production of recombinant proteins
JPS63233790A (ja) 細菌中に含まれるプラスミドの安定化方法及びこれにより得られる菌株
US5200341A (en) Altered gene and E. coli strains and methods useful in enhanced accumulation of proteins
Kanoh et al. Signal peptide of the colicin E2 lysis protein causes host cell death
EP0105554A1 (en) DNA and plasmids
US20080299617A1 (en) Methods and host cells for recombinant protein expression
Lebedeva et al. A new T7 RNA polymerase-driven expression system induced via thermoamplification of a recombinant plasmid carrying a T7 promoter-Escherichia coli lac operator
JPWO2004053126A1 (ja) 低温誘導発現ベクター
AU774226B2 (en) Mutant e.coli strains, and their use for producing recombinant polypeptides