JPS6272347A - Nmr信号受信方法 - Google Patents
Nmr信号受信方法Info
- Publication number
- JPS6272347A JPS6272347A JP61168985A JP16898586A JPS6272347A JP S6272347 A JPS6272347 A JP S6272347A JP 61168985 A JP61168985 A JP 61168985A JP 16898586 A JP16898586 A JP 16898586A JP S6272347 A JPS6272347 A JP S6272347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- pulse
- nmr signal
- frequency
- nmr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/4818—MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space
- G01R33/482—MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space using a Cartesian trajectory
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R23/00—Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
- G01R23/16—Spectrum analysis; Fourier analysis
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/54—Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
- G01R33/56—Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/54—Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
- G01R33/56—Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
- G01R33/565—Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities
- G01R33/5659—Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities caused by a distortion of the RF magnetic field, e.g. spatial inhomogeneities of the RF magnetic field
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/32—Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
- G01R33/36—Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
- G01R33/3621—NMR receivers or demodulators, e.g. preamplifiers, means for frequency modulation of the MR signal using a digital down converter, means for analog to digital conversion [ADC] or for filtering or processing of the MR signal such as bandpass filtering, resampling, decimation or interpolation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業−にの利用分野〕
この発明は、核mi共鳴(NMR,nuclear m
agne−tic resonance)(i号から、
物体に関する情報を収集する技術に関する。この発明は
、特に、1つの−し NMR信号から収集できる情報の址を増やす技術に関す
る。
agne−tic resonance)(i号から、
物体に関する情報を収集する技術に関する。この発明は
、特に、1つの−し NMR信号から収集できる情報の址を増やす技術に関す
る。
情報システムには、すべて、システムが受けて、処理し
、転送できる最高信号振幅と最低信号振幅との間の有限
ダイナミックレンジ(デシベル)がある。例えば米国特
許第4,034,191号トムリンソン(tomlin
son)明細書に開示されているスペクトロメータでは
、一連のパルス信号を、分析すべき物体の中に送り込む
。同スペクトロメータにおいては、疑似ランダムシーケ
ンスに従って、パルス信号のパルス高さ、またはパルス
幅を変調することによって、送信器のピーク出力を下げ
て、特定のダイナミックレンジ内にフィツトさせ、また
パルスを変調させる所望の広帯域励起波形の各フーリエ
周波数成分に疑似ランダム位相シフト成分を加える。こ
れにより、周波数成分のピーク振幅が、変調波形におい
て互いに位相がずれるために、ピークパルス出力が低く
なる。また同時励起共振スペクトルラインの位相がスク
ラップリングされる。
、転送できる最高信号振幅と最低信号振幅との間の有限
ダイナミックレンジ(デシベル)がある。例えば米国特
許第4,034,191号トムリンソン(tomlin
son)明細書に開示されているスペクトロメータでは
、一連のパルス信号を、分析すべき物体の中に送り込む
。同スペクトロメータにおいては、疑似ランダムシーケ
ンスに従って、パルス信号のパルス高さ、またはパルス
幅を変調することによって、送信器のピーク出力を下げ
て、特定のダイナミックレンジ内にフィツトさせ、また
パルスを変調させる所望の広帯域励起波形の各フーリエ
周波数成分に疑似ランダム位相シフト成分を加える。こ
れにより、周波数成分のピーク振幅が、変調波形におい
て互いに位相がずれるために、ピークパルス出力が低く
なる。また同時励起共振スペクトルラインの位相がスク
ラップリングされる。
NMRシステムにおいては、ト記米国特許の場合のよう
に、一連のパルスを印加して各パルス中に同時NOR信
号を受信するのではなく、パルス/磁場勾配シーケンス
を印加して、後続時間インタバル中に、1または複数の
NMR信号を得ることが多い。このNMR信号のピーク
振幅は比較的高いが、検知時間全体の各信号のill均
振幅は極めて低い。
に、一連のパルスを印加して各パルス中に同時NOR信
号を受信するのではなく、パルス/磁場勾配シーケンス
を印加して、後続時間インタバル中に、1または複数の
NMR信号を得ることが多い。このNMR信号のピーク
振幅は比較的高いが、検知時間全体の各信号のill均
振幅は極めて低い。
例えばフーリエ変換(トゴ、Fourier tran
sform)NMRイメージングにおいては、多数のス
ピンシステムからの過渡レスポンスを時間の関数として
受け、この過渡レスポンスの最高振幅を励起したスピン
システムの総数として求める。ただし、NMRスペクト
ルに関する細分情報は、スピンレスポンスの低振幅成分
に含まれており、NMRイメージングシステムのダイナ
ミックレンジが大きくて、過渡レスポンスのピーク振幅
と、これに比へてはるかに低いスピンレスポンスの振幅
成分の両方を含んでいると、検知した経時変化信号・の
フーリエ変換によって求めることができる。
sform)NMRイメージングにおいては、多数のス
ピンシステムからの過渡レスポンスを時間の関数として
受け、この過渡レスポンスの最高振幅を励起したスピン
システムの総数として求める。ただし、NMRスペクト
ルに関する細分情報は、スピンレスポンスの低振幅成分
に含まれており、NMRイメージングシステムのダイナ
ミックレンジが大きくて、過渡レスポンスのピーク振幅
と、これに比へてはるかに低いスピンレスポンスの振幅
成分の両方を含んでいると、検知した経時変化信号・の
フーリエ変換によって求めることができる。
スピンレスポンスは、その持続時間の大部分において、
振幅が極めて低く、詳細周波数情報を求めるために、信
号を長時間にわたってサンプリングしなければならない
場合には特にそうである。
振幅が極めて低く、詳細周波数情報を求めるために、信
号を長時間にわたってサンプリングしなければならない
場合には特にそうである。
時定数T2に従ってスピンシステ12の横方向リラクゼ
ーション(transverse relaxatjo
n)を行うと、サンプリング時間全体にわたって信号振
幅の著しいロスを生じる。
ーション(transverse relaxatjo
n)を行うと、サンプリング時間全体にわたって信号振
幅の著しいロスを生じる。
したがって、NMRイメージングにおいて受信するNM
R信月ピーク撮幅を低くする技術を開発することが望ま
しい。ピーク振幅を低くすれば、特定NMR信号の情報
のダイナミックレンジが小さくなる。このNMR情報に
は、NMRイメージングシステムのダイナミックレンジ
を埋める情報を入れることができるから、このシステム
を用いれば、収集する情報量を多くすることができる。
R信月ピーク撮幅を低くする技術を開発することが望ま
しい。ピーク振幅を低くすれば、特定NMR信号の情報
のダイナミックレンジが小さくなる。このNMR情報に
は、NMRイメージングシステムのダイナミックレンジ
を埋める情報を入れることができるから、このシステム
を用いれば、収集する情報量を多くすることができる。
本発明は、受信NMR信号のピーク振幅を低くする技術
を提供するものである。本発明はさらに、位相エンコー
デッドNMR情報を含んでいるNMR信号のピーク振幅
を小さくする技術を提供する。これらの技術は、空間情
報を、受信NMR信号において位相エンコーディングす
るNMRイメージンクに適用すれば特に効果がある。
を提供するものである。本発明はさらに、位相エンコー
デッドNMR情報を含んでいるNMR信号のピーク振幅
を小さくする技術を提供する。これらの技術は、空間情
報を、受信NMR信号において位相エンコーディングす
るNMRイメージンクに適用すれば特に効果がある。
本発明はさらに、周波数レンジ全体にわたって振幅が一
定であるが5位相が周波数に応じて変化するパルスを印
加することによって、原子核の位相をスクラップリング
する技術を提供する。本発明によれば、また、イメージ
ングプロセス中に、ディジチージョン(dittati
on)とデータ処理によって導入されるノイズを低くす
ることができる。
定であるが5位相が周波数に応じて変化するパルスを印
加することによって、原子核の位相をスクラップリング
する技術を提供する。本発明によれば、また、イメージ
ングプロセス中に、ディジチージョン(dittati
on)とデータ処理によって導入されるノイズを低くす
ることができる。
本発明のいくつかの特徴は、NMR情軸の位相エンコー
ディングを、原子核の位相を変化させる技術と絹合わせ
れば、受信NMR信号のピーク振幅を小さくすることが
できるという発3−ILに基づいている。本発明のいく
つかの特徴はまた、原子核の位相を変化させて、N)I
Rイメージングシステムのダイナミックレンジを改善す
ることのできる特殊技術の発見に基づいている。
ディングを、原子核の位相を変化させる技術と絹合わせ
れば、受信NMR信号のピーク振幅を小さくすることが
できるという発3−ILに基づいている。本発明のいく
つかの特徴はまた、原子核の位相を変化させて、N)I
Rイメージングシステムのダイナミックレンジを改善す
ることのできる特殊技術の発見に基づいている。
本発明のNMR信号方法においては、第1時間インタバ
ル ンタバル中に物体の原子核を励起し、第1時間インタバ
ルに続く第2インタバル中にNMR信号を発生する。物
体の原子の中の少なくともいくつかの原子の核の位相を
変化させて、NMR信号のピーク振幅とその平均出力と
の比を小さくする。第2時間インタバル中にNMR信号
を受信する。
ル ンタバル中に物体の原子核を励起し、第1時間インタバ
ルに続く第2インタバル中にNMR信号を発生する。物
体の原子の中の少なくともいくつかの原子の核の位相を
変化させて、NMR信号のピーク振幅とその平均出力と
の比を小さくする。第2時間インタバル中にNMR信号
を受信する。
核の位相を変化させる1つの方法としては、空間的に不
均一な無線周波数(rf)パルスを物体に印加する。こ
のパルスに続いて均一rfパルスを印加し、両方のパル
スの合同効果によって核を励起状態にし、核を崩壊させ
てNMR信号を発生することができる。さらに、パルス
励起勾配磁場中に、rfパルスを空間的選択性パルスと
して印加して物体のスライスを選択することができる。
均一な無線周波数(rf)パルスを物体に印加する。こ
のパルスに続いて均一rfパルスを印加し、両方のパル
スの合同効果によって核を励起状態にし、核を崩壊させ
てNMR信号を発生することができる。さらに、パルス
励起勾配磁場中に、rfパルスを空間的選択性パルスと
して印加して物体のスライスを選択することができる。
核の位相を変化させる別の方法としては、位相または振
幅のいずれかが、周波数に応じて変化する位相スクラッ
プリングティラードrfパルスを印加する。同位相スク
ラップリングrfパルスは、まずその位相スペクトルと
振幅スペクトルとを設定し、続いて位相スペクトルと振
幅スペクトルとをフーリエ変換などによって変換して、
物体に印加すべき実成分と仮想成分とを持っている経時
変化rfパルス波形を生成することによって発生させる
ことができる。位相スクラップリングrfパルスの振幅
は、周波数に応じて変化し、パスル励起勾配磁場中に、
後続の均一rf励起パルス中に印加されるスライス選択
パルス励起勾配磁場中場と同じ方向または同磁場に対し
て直角方向に印加する。別の実施態様としては、位相ス
クラップリングrfパルスの位相が周波数に応じて変化
し、非選択性励起パルスまたは再集束パルスとして印加
される。位相スクラップリングrfパルスの位相は、補
間によって得られる緩徐変化ランダム位相関数に従って
周波数に応じて変化するか、または、周波数変調位相関
数に従って変化する。いずれの場合も、関数は、ピーク
振幅とNMR信号平均出力との比を小さくする関数でな
ければならない。関数の一例は次のとおりである。
幅のいずれかが、周波数に応じて変化する位相スクラッ
プリングティラードrfパルスを印加する。同位相スク
ラップリングrfパルスは、まずその位相スペクトルと
振幅スペクトルとを設定し、続いて位相スペクトルと振
幅スペクトルとをフーリエ変換などによって変換して、
物体に印加すべき実成分と仮想成分とを持っている経時
変化rfパルス波形を生成することによって発生させる
ことができる。位相スクラップリングrfパルスの振幅
は、周波数に応じて変化し、パスル励起勾配磁場中に、
後続の均一rf励起パルス中に印加されるスライス選択
パルス励起勾配磁場中場と同じ方向または同磁場に対し
て直角方向に印加する。別の実施態様としては、位相ス
クラップリングrfパルスの位相が周波数に応じて変化
し、非選択性励起パルスまたは再集束パルスとして印加
される。位相スクラップリングrfパルスの位相は、補
間によって得られる緩徐変化ランダム位相関数に従って
周波数に応じて変化するか、または、周波数変調位相関
数に従って変化する。いずれの場合も、関数は、ピーク
振幅とNMR信号平均出力との比を小さくする関数でな
ければならない。関数の一例は次のとおりである。
こごで、a、bは係数であjl、mは、レンジの各セグ
メントの位相数であり、nは、−(m/ 2) + 1
からm/2までの整数である。
メントの位相数であり、nは、−(m/ 2) + 1
からm/2までの整数である。
位相を変化させるまた別の方法としては、パルス励起勾
配磁場の印加のタイミングを行って位相を変化させる。
配磁場の印加のタイミングを行って位相を変化させる。
結果としての位相変化とNMR情報の位相エンコーディ
ングとを区別するために、パルス励起勾配磁場に高位勾
配成分を発生させる。
ングとを区別するために、パルス励起勾配磁場に高位勾
配成分を発生させる。
核の位相変化によって生じる受信NMR信号の位相変化
を補正するために、受信NMR信号のレベルを求める。
を補正するために、受信NMR信号のレベルを求める。
位相変化を補正する別の方法としては、受信N M 1
14p、号から複数の点を含んでいる像を生成し、像の
各点において位相変化を補正する。
14p、号から複数の点を含んでいる像を生成し、像の
各点において位相変化を補正する。
本発明の方法においては、受信NMR信号のピーク振幅
を小さくすることによって、NMR信号に含まれている
より広い範囲の振幅を検出することができろ。特に、ピ
ーク振幅を小さくすれば受信器の利得が大きくなる。そ
のため、例えば、水や脂肪のプロトンから発生する大信
号の存在下において、乳酸塩のプロトンから発生する信
号などの小信号を検出することができる。そのため、N
MR分光分析NMRによれば、ダイナミックレンジの狭
い在来のNMRイメージングに比べて、物体の物質に関
する情報をはるかに多く収集することができる。
を小さくすることによって、NMR信号に含まれている
より広い範囲の振幅を検出することができろ。特に、ピ
ーク振幅を小さくすれば受信器の利得が大きくなる。そ
のため、例えば、水や脂肪のプロトンから発生する大信
号の存在下において、乳酸塩のプロトンから発生する信
号などの小信号を検出することができる。そのため、N
MR分光分析NMRによれば、ダイナミックレンジの狭
い在来のNMRイメージングに比べて、物体の物質に関
する情報をはるかに多く収集することができる。
本発明の前記以外の[1的、特徴、利点は、添付図面を
参照しながら以下に述べるいくつかの好ましい実施態様
の説明と、特許請求の範囲のクレームによって明らかに
なると思う。
参照しながら以下に述べるいくつかの好ましい実施態様
の説明と、特許請求の範囲のクレームによって明らかに
なると思う。
■ 、枳憔イ1=−2−ン−りのターイーナメー乳り一
し−ンーンNMRイメージングの基本的方法としては、
NMR信号を受信することによって、イメージングすべ
き物体から情報を収集し、これを処理して像を生成する
。第1図は、このプロセスの諸段階を示す図であり、各
段階において、ダイナミックレンジに制限が加えられる
。
し−ンーンNMRイメージングの基本的方法としては、
NMR信号を受信することによって、イメージングすべ
き物体から情報を収集し、これを処理して像を生成する
。第1図は、このプロセスの諸段階を示す図であり、各
段階において、ダイナミックレンジに制限が加えられる
。
ボックス(12)においてNMR信号を発生し、受信器
へ伝播させる。実際には、NMR信号のダイナミックレ
ンジ(ま極めて広い。FRNMRイメージングにおいて
は、物体の像捕捉部分(jmaged portion
)のすべでのスピンシステムから過渡レスポンスを生成
し、最高振幅は、励起されるスピンシステムの総数によ
って決まる。過渡レスポンスがその最高振幅から減衰す
るのに伴って、核スピンシステムのNMRスペクトルに
関する詳細情報を含んでいる低振幅変動が起き、この情
報を捕捉してサンプリングすれば、フーリエ変換などに
よって取出すことができる。
へ伝播させる。実際には、NMR信号のダイナミックレ
ンジ(ま極めて広い。FRNMRイメージングにおいて
は、物体の像捕捉部分(jmaged portion
)のすべでのスピンシステムから過渡レスポンスを生成
し、最高振幅は、励起されるスピンシステムの総数によ
って決まる。過渡レスポンスがその最高振幅から減衰す
るのに伴って、核スピンシステムのNMRスペクトルに
関する詳細情報を含んでいる低振幅変動が起き、この情
報を捕捉してサンプリングすれば、フーリエ変換などに
よって取出すことができる。
第2.3図は、所望詳細情報の振幅がNMR信号のピー
ク振幅に比べて極めて低いことを示すグラフである。時
間の経過と共にピーク振幅から減衰していく経時変化N
MR信号の一例を第2図に示す。
ク振幅に比べて極めて低いことを示すグラフである。時
間の経過と共にピーク振幅から減衰していく経時変化N
MR信号の一例を第2図に示す。
減衰(decay)は、一連の時定数によって特徴づけ
られており、その中で最も重要なのは、横方向リラクゼ
ーション時間T2と、一般的に12よりも長い縦方向リ
ラクゼーション時間TIである。さらに、使用する磁場
の不均一性によって、実際のりラクゼーション時間T2
が大幅に短くなり、第2図に示すごとく、ピーク振幅か
ら急速に減衰する。第2図のNMR信号のスペクトルの
一部を第3図に示し、第2図のNMR信号の2つの周波
数成分子a、 fbの振幅(d8)を示す。第3図に示
すごとく、周波数成分子aの振幅は、周波数成分の振幅
よりも大きく、そのため、周波数faで共鳴する核が略
同相信号を発生するならば、結果するNMR信号のピー
ク振幅は極めて大きく、周波数fb倍信号ダイナミック
レンジが極めて大きくなければ検出することができない
。同様に、第2図に示すごとく、経時変化信号は比較的
急速に極めて高い振幅からゼロ以下の振幅になり、した
がって、スペクトル分解度(spec−tral re
solution)を高くするために、長時間にわたっ
てサンプリングしなければならない場合は、極めて広い
ダイナミックレンジで信号を捕捉しなければならない。
られており、その中で最も重要なのは、横方向リラクゼ
ーション時間T2と、一般的に12よりも長い縦方向リ
ラクゼーション時間TIである。さらに、使用する磁場
の不均一性によって、実際のりラクゼーション時間T2
が大幅に短くなり、第2図に示すごとく、ピーク振幅か
ら急速に減衰する。第2図のNMR信号のスペクトルの
一部を第3図に示し、第2図のNMR信号の2つの周波
数成分子a、 fbの振幅(d8)を示す。第3図に示
すごとく、周波数成分子aの振幅は、周波数成分の振幅
よりも大きく、そのため、周波数faで共鳴する核が略
同相信号を発生するならば、結果するNMR信号のピー
ク振幅は極めて大きく、周波数fb倍信号ダイナミック
レンジが極めて大きくなければ検出することができない
。同様に、第2図に示すごとく、経時変化信号は比較的
急速に極めて高い振幅からゼロ以下の振幅になり、した
がって、スペクトル分解度(spec−tral re
solution)を高くするために、長時間にわたっ
てサンプリングしなければならない場合は、極めて広い
ダイナミックレンジで信号を捕捉しなければならない。
したがって、第1図のボックス(12)におけるNMR
信号の発生によって生じるダイナミックレンジは、一般
的にNMRイメージングにおいては極めて広い。後述の
ごとく、人体などの大きな物体のイメージング用に用い
る磁場強度が高いために最高信号振幅が晶くなり、相対
ノイズが低くなる。
信号の発生によって生じるダイナミックレンジは、一般
的にNMRイメージングにおいては極めて広い。後述の
ごとく、人体などの大きな物体のイメージング用に用い
る磁場強度が高いために最高信号振幅が晶くなり、相対
ノイズが低くなる。
同じく第2図に示すごとく、ステップ(12)において
NMR信号が発生すると、受信器へ送られる。
NMR信号が発生すると、受信器へ送られる。
受信器は一般に、RFコイルと、「fコイルから受けた
信号を増幅する電子回路とで構成されている。
信号を増幅する電子回路とで構成されている。
ただし、NMR信号がrfコイルへ送られても、信号振
幅が制限されることはなく、極めて広い信号ダイナミッ
クレンジが雑持される。
幅が制限されることはなく、極めて広い信号ダイナミッ
クレンジが雑持される。
ボックス(14)において、rfコイルへ送られたNM
R信号が前記の受信器電子回路を通過する。現在発売さ
れている受信器のダイナミックレンジが制限されている
ために、これによってダイナミックレンジが制限される
。
R信号が前記の受信器電子回路を通過する。現在発売さ
れている受信器のダイナミックレンジが制限されている
ために、これによってダイナミックレンジが制限される
。
信皓が受信されるとサンプリングされ、ボックス(16
)において格納される。この機能の一部は、アナログ=
デジタル変換器(ADC,anlog−to−digi
−tal conνerter)によって実行される。
)において格納される。この機能の一部は、アナログ=
デジタル変換器(ADC,anlog−to−digi
−tal conνerter)によって実行される。
現在発売されているADCの分解能は(16)ビットw
axであり、90dBのダイナミックレンジに相当し、
ダイナミックレンジがこのように高いADCは高価であ
る。このレンジは、現在発売されている受信器電子回路
よりも少し人きく、サンプリングされ格納される信号の
ダイナミックレンジが実際に制限されることはない。し
かしこのダイナミックレンジは、NMR信号において生
じろ最高ダイナミックレンジよりも小さく、したがって
、もし受信器型f回路のダイナミックレンジが改良され
れば制限になり得る。
axであり、90dBのダイナミックレンジに相当し、
ダイナミックレンジがこのように高いADCは高価であ
る。このレンジは、現在発売されている受信器電子回路
よりも少し人きく、サンプリングされ格納される信号の
ダイナミックレンジが実際に制限されることはない。し
かしこのダイナミックレンジは、NMR信号において生
じろ最高ダイナミックレンジよりも小さく、したがって
、もし受信器型f回路のダイナミックレンジが改良され
れば制限になり得る。
最後に、ボックス(18)において信号サンプルが処理
され、物体のNMR像が得られる。このプ「1セスは、
一般的には高速フーリエ変換(FF7.fastFou
rier Transform)であり、これによって
情報に幾分ノイズが導入され、そのダイナミックレンジ
が小さくなる。FFTによって導入されるノイズはディ
ジチージョン精度、丸め誤差(round−off e
r−ror)、FFT中のデータスケーリング方法なら
びにデータ自体の性質によって決まろ。
され、物体のNMR像が得られる。このプ「1セスは、
一般的には高速フーリエ変換(FF7.fastFou
rier Transform)であり、これによって
情報に幾分ノイズが導入され、そのダイナミックレンジ
が小さくなる。FFTによって導入されるノイズはディ
ジチージョン精度、丸め誤差(round−off e
r−ror)、FFT中のデータスケーリング方法なら
びにデータ自体の性質によって決まろ。
FFTによって導入されるノイズは、データ自体の性質
によって左右されるから、ダイナミックレンジのこの局
面は、欣に詳しく述べるごとく適切な技術によって改善
することができる。
によって左右されるから、ダイナミックレンジのこの局
面は、欣に詳しく述べるごとく適切な技術によって改善
することができる。
ダイナミックレンジは、いくつかの理由から、NMR特
有の問題である。]Te5laを越え、人体などの大き
な物体のイメージング用に現在用いられている高磁場強
度では、NMRレスポンスが強<、NMR信号中のS/
N比が優れており、自由誘導減衰(FID。
有の問題である。]Te5laを越え、人体などの大き
な物体のイメージング用に現在用いられている高磁場強
度では、NMRレスポンスが強<、NMR信号中のS/
N比が優れており、自由誘導減衰(FID。
free 1nduction decay)として知
られている。さらに、イメージングすべき物体全体にわ
たって、大磁場勾配と磁場不均一性が存在しており、極
めて減衰速度の速いFIDになり、したがって、ピーク
信号出力と平均信号出力との比が非常に大きくなる。最
後に、NMRイメージングを医療に適用する場合は、イ
メージング時間を短くし、ノイズ存在下における信号の
平均化を行うことが望ましい。
られている。さらに、イメージングすべき物体全体にわ
たって、大磁場勾配と磁場不均一性が存在しており、極
めて減衰速度の速いFIDになり、したがって、ピーク
信号出力と平均信号出力との比が非常に大きくなる。最
後に、NMRイメージングを医療に適用する場合は、イ
メージング時間を短くし、ノイズ存在下における信号の
平均化を行うことが望ましい。
在来NMR分光分析法のダイナミックレンジを大きくす
る 技術は、追加データ捕捉時間を必要とし、したがって望
ましくない。
る 技術は、追加データ捕捉時間を必要とし、したがって望
ましくない。
本発明は、NMRデータ捕捉のダイナミックレンジの問
題は、NMR信号のピーク振幅を小さくすることによっ
て緩和できるという認識に基づいている。
題は、NMR信号のピーク振幅を小さくすることによっ
て緩和できるという認識に基づいている。
本発明はさらに、調べるべき物体内の核スピンシステム
の位相を変えることによってこれを行うことができ、核
スピンシステムの位相を変化させるいくつかの方法によ
っても、Fトゴなどの後続の信号処理中に導入されるノ
イズを抑制することができるという発見に基づいている
。
の位相を変えることによってこれを行うことができ、核
スピンシステムの位相を変化させるいくつかの方法によ
っても、Fトゴなどの後続の信号処理中に導入されるノ
イズを抑制することができるという発見に基づいている
。
本発明は、NMRイメージングに適用すれば特に効果が
あり、さらにまた、イメージング用に必要な空間情報の
中のいくつかの情報が、核スピンシステムに同相エンコ
ーディングされ、手も位相を変化させることができろと
いう発見に基づいている。
あり、さらにまた、イメージング用に必要な空間情報の
中のいくつかの情報が、核スピンシステムに同相エンコ
ーディングされ、手も位相を変化させることができろと
いう発見に基づいている。
第4A〜40図は、どのように位相を変化させて、NM
R信号のピーク振幅を小さくするかを示すグラフである
。
R信号のピーク振幅を小さくするかを示すグラフである
。
各側において、NMR信号の周波数スペクトルは左に示
し、実/仮想経時変化波形は右に示す。
し、実/仮想経時変化波形は右に示す。
例えば第4A図において、NMRスペクトルの振幅は、
周波数レンジ全体にわたって一定であり、位相はすべて
の周波数でゼロである。これに対する経時ir変波形(
エコー信号として示す)は、任意にt=0として設定し
た時間が中心になっている。
周波数レンジ全体にわたって一定であり、位相はすべて
の周波数でゼロである。これに対する経時ir変波形(
エコー信号として示す)は、任意にt=0として設定し
た時間が中心になっている。
第4B図において、スペクトルの振幅成分は、第4A図
と同じであるが、位相成分は周波数レンジ全体にオ)た
って直線的に変化し、振幅は非ゼロである。この位相変
化によって、経時可変信号の中心がΔtだけシフトする
が、実/仮想波形の形状は第4A図と同じである。
と同じであるが、位相成分は周波数レンジ全体にオ)た
って直線的に変化し、振幅は非ゼロである。この位相変
化によって、経時可変信号の中心がΔtだけシフトする
が、実/仮想波形の形状は第4A図と同じである。
これに対し第4C図においては、経時可変波形の実/仮
想成分の形状は大きく変わっており、実成分のピーク振
幅が小さくなっている。この波形を持っているパルスの
1つのスペクトルを、第4C図の左に示す。このスペク
トルは、振幅成分は第4A、第4B図と同じであるが、
位相成分の周波数レンジ全体にオ〕たって位相がランダ
ム変化する。第4図の直線的位相変化と違って、このラ
ンダム位相変化、ならびに使用可能な他の適切な位相変
化では、実波形成分のピーク振幅が小さくなる。
想成分の形状は大きく変わっており、実成分のピーク振
幅が小さくなっている。この波形を持っているパルスの
1つのスペクトルを、第4C図の左に示す。このスペク
トルは、振幅成分は第4A、第4B図と同じであるが、
位相成分の周波数レンジ全体にオ〕たって位相がランダ
ム変化する。第4図の直線的位相変化と違って、このラ
ンダム位相変化、ならびに使用可能な他の適切な位相変
化では、実波形成分のピーク振幅が小さくなる。
第4C図から、受イパしたNMR信号のピーク振幅とそ
の平均出力との比は、核スピンシステIsが第4C図に
示すごとく、周波数スペクトルの位相成分全体にわたっ
て変化するならば小さくなることが分かる。しかし、在
来NMRイメージングにおいては、核スピンシステムの
位相エンコーディングによって、一般に第4A図か第4
])図のそれに似た位相成分が結果し、受信NMR4:
1↓;のピーク振幅は高い。したがって、位相エンコー
ディングに加えて、NMR信号のピーク振幅を小さくす
るように核スピンシステムの位相を変化させなければな
らない。
の平均出力との比は、核スピンシステIsが第4C図に
示すごとく、周波数スペクトルの位相成分全体にわたっ
て変化するならば小さくなることが分かる。しかし、在
来NMRイメージングにおいては、核スピンシステムの
位相エンコーディングによって、一般に第4A図か第4
])図のそれに似た位相成分が結果し、受信NMR4:
1↓;のピーク振幅は高い。したがって、位相エンコー
ディングに加えて、NMR信号のピーク振幅を小さくす
るように核スピンシステムの位相を変化させなければな
らない。
第5A〜第5C図は、本発明の1つの応用例としてのN
MRイメージングにおけるいくつかの機能シーケンスに
示す。
MRイメージングにおけるいくつかの機能シーケンスに
示す。
いずれのシーケンスにおいても、核スピンシステムの位
相を変化させて受信NMI(信号のピーク振幅を小さく
する。第4A〜50図の比較から、位相の変化は、イメ
ージングプロセス中のい<−)かの時点の任意の時点に
おいて起きることが分かり、第5A〜5C図は色々な可
能上の中の・例にすぎない。
相を変化させて受信NMI(信号のピーク振幅を小さく
する。第4A〜50図の比較から、位相の変化は、イメ
ージングプロセス中のい<−)かの時点の任意の時点に
おいて起きることが分かり、第5A〜5C図は色々な可
能上の中の・例にすぎない。
さらに、位相は、イメージングプロセスにおける複数の
時点で変化し、複数の次元において効果を発揮する(第
5A〜5C図の方法を組合わせる)。
時点で変化し、複数の次元において効果を発揮する(第
5A〜5C図の方法を組合わせる)。
第5図において、核スピンシステムは、ボックス(22
)に示すとよりす、核スピンシステムの必要な励起の一
部として、シーケンスの開始時に変化する。イメージン
グの場合は、続いて励起した核を、一般的にはボックス
(24)に示すごとく位相エンコーディング空間情報で
エンコーディングする。
)に示すとよりす、核スピンシステムの必要な励起の一
部として、シーケンスの開始時に変化する。イメージン
グの場合は、続いて励起した核を、一般的にはボックス
(24)に示すごとく位相エンコーディング空間情報で
エンコーディングする。
そしてこれによって生成した低ピーク振幅のNMR信号
をボックス(26)で受ける。
をボックス(26)で受ける。
第5図において、核をボックス(32)において励起し
、ボックス(:14)においてエンコーディングする。
、ボックス(:14)においてエンコーディングする。
続いて核をボックス(36)において180度再集束パ
ルスで再集束し、これと同時に位相を変化させる。その
結果、ボックス(38)で受けるNMR信号のピーク振
幅が低下している。
ルスで再集束し、これと同時に位相を変化させる。その
結果、ボックス(38)で受けるNMR信号のピーク振
幅が低下している。
第5図において、核をボックス(42)において再び励
起する。ボックス(44)における核のエンコーディン
グの一部として位相を変化させる。続いて核をボックス
(46)に示すごとく再集束し、続いてピーク振幅が低
下したNMR信号−をボックス(48)で受ける。
起する。ボックス(44)における核のエンコーディン
グの一部として位相を変化させる。続いて核をボックス
(46)に示すごとく再集束し、続いてピーク振幅が低
下したNMR信号−をボックス(48)で受ける。
第5A〜5C図に示す具体的なシーケンス例を、核スピ
ンシステムの位相を変化させる具体的な方法に関連して
次に説明する。位相を変化させる方法としてはいくつか
あるが、受信したNMR信号−のピーク振幅を小さくす
るように位相を変化させる方法を紹介する。
ンシステムの位相を変化させる具体的な方法に関連して
次に説明する。位相を変化させる方法としてはいくつか
あるが、受信したNMR信号−のピーク振幅を小さくす
るように位相を変化させる方法を紹介する。
■、不均二RVパーツ1不
核スピンシステムの位相を変化させる1つの方法として
、まず不均一rfパルスを印加してスピンを起す。
、まず不均一rfパルスを印加してスピンを起す。
言い換えれば、イメージングすべき物体全体にわたって
振幅が空間的に変化するrfパルスを印加する。
振幅が空間的に変化するrfパルスを印加する。
第6図は、この方法において使用するrfコイルコンフ
ィギユレーションを示す。
ィギユレーションを示す。
第7図は、第6図のコイルコンフィギユレーションによ
って印加するパルスシーケンスが、イメージングすべき
物体の体積要素(Vo 1 uma e Ie−僧en
t)にどのような作用を及ぼすかを示す。これと同様な
コイル構造は、本出願人による米国特許願第−−−−−
−−−−−−−号(代理人番号M10448) r位相
変化RFパルスを用いるNMR位相エンコーディング」
(NMRPhase Encoding IJsing
Phase Varyjng RFPulses)に
紹介されている。
って印加するパルスシーケンスが、イメージングすべき
物体の体積要素(Vo 1 uma e Ie−僧en
t)にどのような作用を及ぼすかを示す。これと同様な
コイル構造は、本出願人による米国特許願第−−−−−
−−−−−−−号(代理人番号M10448) r位相
変化RFパルスを用いるNMR位相エンコーディング」
(NMRPhase Encoding IJsing
Phase Varyjng RFPulses)に
紹介されている。
第6図に示すコイルアレンジメントには2つのコイルA
、Bがあり、その中にイメージングすべき物体(50)
がある。
、Bがあり、その中にイメージングすべき物体(50)
がある。
コイルAはサドル型コイルであり、2つの半割(52)
(54)で構成されている。第6図に示すごとく、Y方
向に均一rf磁場を発生する。これに対してコイルBは
、2つの半割(56) (58)で構成されており、例
えばX方向においてコイル半割(56) (58)の間
の中点においてゼロ磁場を発生する可変磁場である不均
一rf磁場を発生する。コイルBは、周知のタイプのr
f勾配コイル(rf gradjent coil)と
することができる。
(54)で構成されている。第6図に示すごとく、Y方
向に均一rf磁場を発生する。これに対してコイルBは
、2つの半割(56) (58)で構成されており、例
えばX方向においてコイル半割(56) (58)の間
の中点においてゼロ磁場を発生する可変磁場である不均
一rf磁場を発生する。コイルBは、周知のタイプのr
f勾配コイル(rf gradjent coil)と
することができる。
第6図においてはコイルA、Bは、直交しているが、同
方向とすることもできる。また、相異な一27= る方向に追加コイルを設けて、δ々の方向に才9いて不
均一rf磁揚を発生させることもできろ。イメージング
すべき物体(50)は、第6図において両コイルの間に
あり、スピン磁化核(spin mag旧じtized
nuc]ei)の3つの小要素A、l(、Cを含んで
いる。
方向とすることもできる。また、相異な一27= る方向に追加コイルを設けて、δ々の方向に才9いて不
均一rf磁揚を発生させることもできろ。イメージング
すべき物体(50)は、第6図において両コイルの間に
あり、スピン磁化核(spin mag旧じtized
nuc]ei)の3つの小要素A、l(、Cを含んで
いる。
第7図は、第6図のコイルシステムで印加するrfハル
スが、各小要素A、]3、Cのスピン磁化にどのような
作用を及ぼすかを示す。
スが、各小要素A、]3、Cのスピン磁化にどのような
作用を及ぼすかを示す。
第7図の第1列において、各小要素のスピン磁化の方向
はZ′軸方向であり、静磁場(staj、ic mag
、−netic field)の効果として3つの体積
要素が占める位置はZ′軸l−である。続いて、第7図
の第2列に示すごとく、コイルBで印加されるrfパル
スが、いくつかの小要素のスピンの/J−向を変化させ
る。
はZ′軸方向であり、静磁場(staj、ic mag
、−netic field)の効果として3つの体積
要素が占める位置はZ′軸l−である。続いて、第7図
の第2列に示すごとく、コイルBで印加されるrfパル
スが、いくつかの小要素のスピンの/J−向を変化させ
る。
スピン挙動を、rf基準周波数faの1!準回転フレー
ム(rotating frame of refer
ence)で扱えば、このパルスは、任意にゼロ位相を
与えることのできるX′軸方向に印加される。
ム(rotating frame of refer
ence)で扱えば、このパルスは、任意にゼロ位相を
与えることのできるX′軸方向に印加される。
その結果、体積要素Aのスピンは正Y′軸に向−28=
かって回転し、体積要素Cのスピンは、逆の負Y′軸方
向に向かって回転する。ただし、前記のごとく、コイル
(56) (58)の間の中点においてゼロ磁場が発生
するから、体積要素Bのスピンは何等の作用を受けない
。第7図の第2列から分かるとおり、これによって、Y
’−2’面内の体積要素のスピンシステムの方向が変化
する。
向に向かって回転する。ただし、前記のごとく、コイル
(56) (58)の間の中点においてゼロ磁場が発生
するから、体積要素Bのスピンは何等の作用を受けない
。第7図の第2列から分かるとおり、これによって、Y
’−2’面内の体積要素のスピンシステムの方向が変化
する。
コイルBで印加される平均一rfパルスの終端に続いて
、直ちに在来90度パルスが、第7図に示すごとくコイ
ルAで印加される。このパルスは、Y’軸方向に印加さ
れるから、すべてのスピンをy’−z’面から出して、
回転スピン磁場を検出する面であるX’ −’/’面内
に傾ける。スピンは、異なる位相、ただしy’−z’面
内での方向の違いに相当する位相を伴ってx’−v’面
内に傾けられる。さらに、励起された核が、第2図と同
じように崩壊してFID信号を発生する。
、直ちに在来90度パルスが、第7図に示すごとくコイ
ルAで印加される。このパルスは、Y’軸方向に印加さ
れるから、すべてのスピンをy’−z’面から出して、
回転スピン磁場を検出する面であるX’ −’/’面内
に傾ける。スピンは、異なる位相、ただしy’−z’面
内での方向の違いに相当する位相を伴ってx’−v’面
内に傾けられる。さらに、励起された核が、第2図と同
じように崩壊してFID信号を発生する。
かくのごとく第7図は、核スピンシステムに位相変化も
起させる2段階励起プロセスを示している。第1段階に
おいて、スピンを縦軸に平行な面内において相異なる方
向に傾けるパルスを印加し、第2段階において、すべて
のスピンを、各々平行面内の方向に対応する位相を持た
せて横方向面内に傾ける。
起させる2段階励起プロセスを示している。第1段階に
おいて、スピンを縦軸に平行な面内において相異なる方
向に傾けるパルスを印加し、第2段階において、すべて
のスピンを、各々平行面内の方向に対応する位相を持た
せて横方向面内に傾ける。
第8A、88図は、本発明に従って第5A図のシーケン
スに適用できる2つの位相変化/励起シーケンスを示す
タイミンググラフであり、各々第7図の2段階励起/位
相変化プロセスに従っている。各シーケンスにおいて、
パルスシーケンスを、Z軸方向面の選択励起を用いて、
二次元イメージング用に適用できる。第8A図において
、核スピンシステムの位相は、パルス励起勾配磁場Gz
の存在下において、コイルBを通して印加する選択性プ
リペアレーションパルス(selectiνe pre
para目0口ρulse)で変化させる。続いてコイ
ルAを通して印加される後続励起パルスを同じ選択面に
印加しなければならない。
スに適用できる2つの位相変化/励起シーケンスを示す
タイミンググラフであり、各々第7図の2段階励起/位
相変化プロセスに従っている。各シーケンスにおいて、
パルスシーケンスを、Z軸方向面の選択励起を用いて、
二次元イメージング用に適用できる。第8A図において
、核スピンシステムの位相は、パルス励起勾配磁場Gz
の存在下において、コイルBを通して印加する選択性プ
リペアレーションパルス(selectiνe pre
para目0口ρulse)で変化させる。続いてコイ
ルAを通して印加される後続励起パルスを同じ選択面に
印加しなければならない。
これに対して第8B図においては、プリペアレーション
パルスは非選択性であり、パルス励起勾配磁場なしで印
加され、したがってコイルAを通して印加される後続励
起パルスだけが選択性である。
パルスは非選択性であり、パルス励起勾配磁場なしで印
加され、したがってコイルAを通して印加される後続励
起パルスだけが選択性である。
第8A図においても第8B図に才、′いても、勾配逆転
法(gradienL reversal techn
ique)その他の適切な方法を在来の41方で適用し
て、選択性パルスで励起した全スピン磁化をリカバリし
なければならない。
法(gradienL reversal techn
ique)その他の適切な方法を在来の41方で適用し
て、選択性パルスで励起した全スピン磁化をリカバリし
なければならない。
第9A〜90図は、第6図に示すコイル・コンフィギユ
レーションの詳細を示す。
レーションの詳細を示す。
第9A図は、2つのコイル半割(52)(54)で構成
されている均一rfコイルAを示し、各コイル半割(5
2)(54)を通して同じ方向に電流が誘導され、均r
f磁場が発生する。
されている均一rfコイルAを示し、各コイル半割(5
2)(54)を通して同じ方向に電流が誘導され、均r
f磁場が発生する。
これに対して第913図においては、コイル半割(56
) (58)が逆の方向に電流を誘導し、均一rf磁場
を発生し、中点において磁場がゼロになる。コイルBを
通して不均一rfパルスが印加されることによって生じ
る位相分布は、コイル自体の構造によって決まる。不均
一rfパルスの印加による位相回転の聴け、コイルを通
して印加される電力によって決まり、回転角は一般的に
、所望位相分布に従って、1または複数の位置で全18
0711!l: 1141転が存在するように設定しな
ければならない。位相分布自体は、任意の分布とするこ
とができるが、適用するイメージングlj法と、最終像
データにおいて補正ずみ位相情報をリカバリする方法に
応して決めなければならない。
) (58)が逆の方向に電流を誘導し、均一rf磁場
を発生し、中点において磁場がゼロになる。コイルBを
通して不均一rfパルスが印加されることによって生じ
る位相分布は、コイル自体の構造によって決まる。不均
一rfパルスの印加による位相回転の聴け、コイルを通
して印加される電力によって決まり、回転角は一般的に
、所望位相分布に従って、1または複数の位置で全18
0711!l: 1141転が存在するように設定しな
ければならない。位相分布自体は、任意の分布とするこ
とができるが、適用するイメージングlj法と、最終像
データにおいて補正ずみ位相情報をリカバリする方法に
応して決めなければならない。
第9C図のアレンジメントにおいては、コイルA、Bが
直交しており、各コイルはマツチング/チューニング回
路を介して適切なr f 1に4 #+ /検知回路に
接続されている。コイルAは、マツチングコンデンサ(
62)を介して電源に接続されており、チューニングコ
ンデンサ(64)でチューニングされ、コイルBは、マ
ツチングコンデンサ(66)を介して電源に接続されて
おり、チューニングコンデンサ(68)でチューニング
され、コイルのコンフィギユレーションならびに接続は
様々な実施態様が1+(能であり、第9C図に示すもの
はあくまでも一例にすぎない。
直交しており、各コイルはマツチング/チューニング回
路を介して適切なr f 1に4 #+ /検知回路に
接続されている。コイルAは、マツチングコンデンサ(
62)を介して電源に接続されており、チューニングコ
ンデンサ(64)でチューニングされ、コイルBは、マ
ツチングコンデンサ(66)を介して電源に接続されて
おり、チューニングコンデンサ(68)でチューニング
され、コイルのコンフィギユレーションならびに接続は
様々な実施態様が1+(能であり、第9C図に示すもの
はあくまでも一例にすぎない。
不均一rfパルスを印加する方法は、不均一rfコイル
の物理的構造によって左右されるから、フレキシビリテ
ィに限界がある。本明細書に紹介するのは、極めて大き
なフレキシビリティを備えている、核スピンシステムの
位相を変化させる方法である。
の物理的構造によって左右されるから、フレキシビリテ
ィに限界がある。本明細書に紹介するのは、極めて大き
なフレキシビリティを備えている、核スピンシステムの
位相を変化させる方法である。
In、−云−イーラーートイ敞−相ノクラン!4−リ≦
ンブグ!メツに各既述のごとく、本発明のいくつかの特
徴は、ある種のrfパルスを用いて、イメージングすべ
き物体の核スピンシステムの位相を確実に変化させるこ
とができるという発見に基づいている。ただし、位相を
変化させる所望rfパルスの任意選択を可能にするため
には、所望rfパルスを得るフレキシブルな方法が必要
である。そのような方法の1つとして、まず所望パルス
の振幅スペクトルと位相スペクトルとを設定し、続いて
、この2つのスペクトルを経時可変波形の所望実/仮想
成分に変換することによって、ティラードrfパルスを
発生させる。
ンブグ!メツに各既述のごとく、本発明のいくつかの特
徴は、ある種のrfパルスを用いて、イメージングすべ
き物体の核スピンシステムの位相を確実に変化させるこ
とができるという発見に基づいている。ただし、位相を
変化させる所望rfパルスの任意選択を可能にするため
には、所望rfパルスを得るフレキシブルな方法が必要
である。そのような方法の1つとして、まず所望パルス
の振幅スペクトルと位相スペクトルとを設定し、続いて
、この2つのスペクトルを経時可変波形の所望実/仮想
成分に変換することによって、ティラードrfパルスを
発生させる。
このような仕方で発生させるティラードrfパルスは、
11前記米国特許願に紹介されている。
11前記米国特許願に紹介されている。
第1OA、108図は、核の位相を変化させるパルスス
ペクトルを示す。いずれの図においても、パルスは特定
レンジ内の周波数を含んでいるだけでよく、同レンジ外
では周波数の振幅(レベル)はゼロである。ただし同レ
ンジ内では、振幅あるいは位相は第1OA、 108図
に示すごとくランダム変化するか、または、任意の仕方
で変化してNMR信号のピーク振幅を下げる。
ペクトルを示す。いずれの図においても、パルスは特定
レンジ内の周波数を含んでいるだけでよく、同レンジ外
では周波数の振幅(レベル)はゼロである。ただし同レ
ンジ内では、振幅あるいは位相は第1OA、 108図
に示すごとくランダム変化するか、または、任意の仕方
で変化してNMR信号のピーク振幅を下げる。
第10A図のスペクトルでは、振幅(レベル)スペクト
ルはレンジ内でランダム変化し、位相スペクトルは一定
であり、したがってレンジ全体にわたってゼロとして扱
うことができる。第10A図の振幅/位相スペクトルを
変換して、rfパルスを変調する波形の実/仮想成分を
生成すると、この波形がrfパルスを発生し、このrf
パルスがスピンシステムに印加されると、周波数に応じ
て振幅が変化する励起を生じる。したがって、パルス励
起磁場勾配などの磁場勾配の存在下で印加するこのパル
スによって、各周波数におけるrfパルスの振幅が磁場
勾配の方向の特定領域内の核の位相に作用を及ぼすため
に、第7図の第2列に示すようなスピン回転角の変化を
牛しろ。この振幅可変rfパルスを、先に第8A、8B
図を参照して説明したごとく、不均一rfコイルで印加
したプリペアレーションパルスと同じように2段階励起
/位相変化プロセスにおいて第1パルスとして用いるこ
とができる。
ルはレンジ内でランダム変化し、位相スペクトルは一定
であり、したがってレンジ全体にわたってゼロとして扱
うことができる。第10A図の振幅/位相スペクトルを
変換して、rfパルスを変調する波形の実/仮想成分を
生成すると、この波形がrfパルスを発生し、このrf
パルスがスピンシステムに印加されると、周波数に応じ
て振幅が変化する励起を生じる。したがって、パルス励
起磁場勾配などの磁場勾配の存在下で印加するこのパル
スによって、各周波数におけるrfパルスの振幅が磁場
勾配の方向の特定領域内の核の位相に作用を及ぼすため
に、第7図の第2列に示すようなスピン回転角の変化を
牛しろ。この振幅可変rfパルスを、先に第8A、8B
図を参照して説明したごとく、不均一rfコイルで印加
したプリペアレーションパルスと同じように2段階励起
/位相変化プロセスにおいて第1パルスとして用いるこ
とができる。
ただし、振幅可変rfパルスは均一rfコイルを通して
印加しなければならない。
印加しなければならない。
第7図に示すシーケンスから結果する位相変化タイプを
求めるために、第10A図に示すような振幅可変rfパ
ルスを磁場勾配存在下で印加する。
求めるために、第10A図に示すような振幅可変rfパ
ルスを磁場勾配存在下で印加する。
例えば、振幅IIr変rfパルスを第11図のシーケン
スにおいて用いて二次元イメージングを行い、X軸方向
において位相スクラップリングを行うことができる。
スにおいて用いて二次元イメージングを行い、X軸方向
において位相スクラップリングを行うことができる。
第11図において、振幅可変rfパルス(スライス選択
性5lice 5electiveではない)をX軸方
向勾配磁場の存在下で印加する。振幅可変rfパルスに
続いて、直ちに、二次元イメージングにおいて用いるス
ライス選択性90度励起パルスをX軸方向磁場勾配Gz
の存在下で印加し、位相を回転フレーム内において振幅
可変r「パルスにll’itiさせる。結果は、第8A
図に示すようなパルスシーケンスであるが、シングルス
ライスイメージング(sinI;Ie sliceim
aging)川に適用できろ。
性5lice 5electiveではない)をX軸方
向勾配磁場の存在下で印加する。振幅可変rfパルスに
続いて、直ちに、二次元イメージングにおいて用いるス
ライス選択性90度励起パルスをX軸方向磁場勾配Gz
の存在下で印加し、位相を回転フレーム内において振幅
可変r「パルスにll’itiさせる。結果は、第8A
図に示すようなパルスシーケンスであるが、シングルス
ライスイメージング(sinI;Ie sliceim
aging)川に適用できろ。
第11図のシーケンスにおいても、第8A、811図の
シーケンスと同様に、第7図に示すような2段階励起/
位和変化プロセスになる。
シーケンスと同様に、第7図に示すような2段階励起/
位和変化プロセスになる。
第108図は、第10A図と違って、周波数レンジ全体
にオ)たって一定である振幅スペクトルを示す。
にオ)たって一定である振幅スペクトルを示す。
ただし位相スペクトルは、周波数に応じてランダム変化
する。このタイプの位相i+f変r「パルスは、1つの
軸方向では位相変化せず、この軸に直行する軸方向にお
いては空間選択性であり、【7たがってマルチスライス
イメージングには適していない。
する。このタイプの位相i+f変r「パルスは、1つの
軸方向では位相変化せず、この軸に直行する軸方向にお
いては空間選択性であり、【7たがってマルチスライス
イメージングには適していない。
ただし、1iilrfパルスは、次に説明するごとく、
スライス選択を行オ)ない場合は体積イメージング(v
olume imagjng)用に、また後述のごとく
、111−面分光分析イメージング(single p
lane 5pectro−scopjc imagi
ng)川に適用できる。
スライス選択を行オ)ない場合は体積イメージング(v
olume imagjng)用に、また後述のごとく
、111−面分光分析イメージング(single p
lane 5pectro−scopjc imagi
ng)川に適用できる。
第6.11図を参照して!二に紹介した実施例において
は、NMR信号の振幅を低下させる位相変化は、第6図
のrfコイルの不均一性が空間不均一性(spatia
l jnhomogeneity)であり、また第11
図において印加する振幅可変rfパルスは空間的に変化
する磁場勾配の存在下で印加するということから空間に
依存する。ただし、化学シフトや磁場不均一性による共
振周波数の局部的変化が十分に大きい場合は、所望位相
変化を起させることも可能である。したがって、第10
1(図に示すような位相可変rfパルスは、磁場勾配な
しで印加して位相スクランプリンクを行うことができる
。
は、NMR信号の振幅を低下させる位相変化は、第6図
のrfコイルの不均一性が空間不均一性(spatia
l jnhomogeneity)であり、また第11
図において印加する振幅可変rfパルスは空間的に変化
する磁場勾配の存在下で印加するということから空間に
依存する。ただし、化学シフトや磁場不均一性による共
振周波数の局部的変化が十分に大きい場合は、所望位相
変化を起させることも可能である。したがって、第10
1(図に示すような位相可変rfパルスは、磁場勾配な
しで印加して位相スクランプリンクを行うことができる
。
第12図は、磁場不均一性などの線拡幅効果(line
broadening effect)によって、周
波数レンジの広い物体全体からNMRレスポンスが発生
する場合は、星−面分光分析イメージング用に適用する
ことができる。面内の核は、Z軸方向磁場勾配Gzの存
在下で印加するスライス選択性励起パルスで励起する。
broadening effect)によって、周
波数レンジの広い物体全体からNMRレスポンスが発生
する場合は、星−面分光分析イメージング用に適用する
ことができる。面内の核は、Z軸方向磁場勾配Gzの存
在下で印加するスライス選択性励起パルスで励起する。
続いてx、Y方向の適切な磁場勾配GX、Gyで空間情
報の位相エンコーディングを行う。
報の位相エンコーディングを行う。
続いて180度再集束パルスである位相可変rfバルー
;ib − スを印加して、励起パルス後佳時間杆過した時点でエコ
ーを得る。
;ib − スを印加して、励起パルス後佳時間杆過した時点でエコ
ーを得る。
再集束パルスに、第10B図にしめすような位相差(p
hase variance)がある場合は、励起され
たスピンはすべて、各々位相が異なっている名等色周波
数群(isochromatjc guoup of
frequencies)で再集束され、その結果とし
ての位相スクラップリングによってスピンエコーの振幅
が小さくなる。
hase variance)がある場合は、励起され
たスピンはすべて、各々位相が異なっている名等色周波
数群(isochromatjc guoup of
frequencies)で再集束され、その結果とし
ての位相スクラップリングによってスピンエコーの振幅
が小さくなる。
大抵のイメージング磁石(imagjng magne
t)は、帯域幅の広いスピン共振周波数を発生する略磁
場不均一性を発生し、したがって、第12図のパルスシ
ーケンスによってピーク振幅をドげることのできる十分
な位相変化を起させることができる。また、第12図の
方法を、既述のごとく空間依存性にによって位相スクラ
ップリングを行う他の方法と組合わせて、ピーク振幅を
下げることができる。
t)は、帯域幅の広いスピン共振周波数を発生する略磁
場不均一性を発生し、したがって、第12図のパルスシ
ーケンスによってピーク振幅をドげることのできる十分
な位相変化を起させることができる。また、第12図の
方法を、既述のごとく空間依存性にによって位相スクラ
ップリングを行う他の方法と組合わせて、ピーク振幅を
下げることができる。
さらにまた、パルスを再集束するためのピークrf電力
を、位相可変rfパルスを用いることによって下げるこ
とができる。
を、位相可変rfパルスを用いることによって下げるこ
とができる。
位相スクラップリング用ティラードr「パルスを印加す
る方θζは、フレキシピリティが大きいということから
特に有益である。
る方θζは、フレキシピリティが大きいということから
特に有益である。
場合によっては有益である別の方法も発見したので、次
にこれを紹介する。
にこれを紹介する。
+v、、4−スタイ11ト勾配イ()1不(misti
med gradient、 pulsed核の位相を
変化させる3番[1の方法を第13図に示す。第13図
に示すごとく、フーリエイメージンクシーケンスである
パルスシーケンスは、90度励起パルスとすることので
きる励起パルスで始まる。
med gradient、 pulsed核の位相を
変化させる3番[1の方法を第13図に示す。第13図
に示すごとく、フーリエイメージンクシーケンスである
パルスシーケンスは、90度励起パルスとすることので
きる励起パルスで始まる。
続いて励起された核が位相エンコーディグ勾配(pha
se encodinggradient)によって位
相エンコーディングされる。これと同時に、リードアウ
ト勾配(readout gradjent)が印加さ
れ、同じ方向の観察勾配(observation g
radient)によって後続位相エンコーディングが
行われる。
se encodinggradient)によって位
相エンコーディングされる。これと同時に、リードアウ
ト勾配(readout gradjent)が印加さ
れ、同じ方向の観察勾配(observation g
radient)によって後続位相エンコーディングが
行われる。
また、後続スピンエコー中に励起された核の完全+1g
集束を1111止するようにタイミングを調節した追加
勾配を印加する。この追加勾配は、図示のごとく、高位
勾配項(hjgher order gradient
term)を供給する特殊]1的勾配コイルで発生す
る不均一勾配とすることができる。この高位勾配項が非
直線的位相変化を起すが、これは、空間エンコーディン
グ用に用いる基本位相変化は、NMR信号のピーク振幅
の所望の低下を起さない直線的変化であるということか
ら望ましい。大きさが等しく逆勾配を位相スクラップリ
ング用に用いろ場合は、勾配が相殺し合い、位相スクラ
ップリングが無効になる。
集束を1111止するようにタイミングを調節した追加
勾配を印加する。この追加勾配は、図示のごとく、高位
勾配項(hjgher order gradient
term)を供給する特殊]1的勾配コイルで発生す
る不均一勾配とすることができる。この高位勾配項が非
直線的位相変化を起すが、これは、空間エンコーディン
グ用に用いる基本位相変化は、NMR信号のピーク振幅
の所望の低下を起さない直線的変化であるということか
ら望ましい。大きさが等しく逆勾配を位相スクラップリ
ング用に用いろ場合は、勾配が相殺し合い、位相スクラ
ップリングが無効になる。
第13図はまた、続いて180度+li集束パルスを印
加し、続いて観察勾配を印加し、その間にNMl+信号
(スピンエコー)を受けてサンプリングする方法を示す
。
加し、続いて観察勾配を印加し、その間にNMl+信号
(スピンエコー)を受けてサンプリングする方法を示す
。
71位相補正
本発明のいずれかの位相変化法を適用した後、位相変化
を補正する。位相変化は、受4r+ LだNMR信号の
レベルで補11:することができる。これは本発明のい
ずれの方法においても++1能である。
を補正する。位相変化は、受4r+ LだNMR信号の
レベルで補11:することができる。これは本発明のい
ずれの方法においても++1能である。
受信したNMR4T’yのレベルで位相変化を補+Fす
る場合は、分解度が幾分低ドすることがあり、その場合
は、位相変化の知識を用いて像の各点において位相変化
を補正する。位相変化の知識は、位相変化の最初の定義
から直接得ることもできるしまた、イメージング体積(
imaging volume)全体にオ)たってNM
R信号を得るファントム物体(phantomobje
ct)から得ることもでき、得られた像のすべての点で
位相を測定して位相補正情報を得る。
る場合は、分解度が幾分低ドすることがあり、その場合
は、位相変化の知識を用いて像の各点において位相変化
を補正する。位相変化の知識は、位相変化の最初の定義
から直接得ることもできるしまた、イメージング体積(
imaging volume)全体にオ)たってNM
R信号を得るファントム物体(phantomobje
ct)から得ることもでき、得られた像のすべての点で
位相を測定して位相補正情報を得る。
■、−ば一ニクー撮@低減
本発明の1つの目的は、NMR信号のピーク信号エネル
ギー(振幅)を小さくするように位相を変化させ、かつ
信シ)の平均出力を位相変化を行わない時の出力とほぼ
同じ値に雑持することである。
ギー(振幅)を小さくするように位相を変化させ、かつ
信シ)の平均出力を位相変化を行わない時の出力とほぼ
同じ値に雑持することである。
第14A、+4R図は、本発明の位相変化によるNMR
信号のピーク振幅の低下を調へるために行ったコンピュ
ータシミュレーションスタディの結果を示す。
信号のピーク振幅の低下を調へるために行ったコンピュ
ータシミュレーションスタディの結果を示す。
第14A図は、R(ピーク振幅の低減量)とm(サンプ
リングしたデータセットの点数との関係を示す対数プロ
ットである(Nyquist周波数)。
リングしたデータセットの点数との関係を示す対数プロ
ットである(Nyquist周波数)。
(ランダム位相の最^信号振幅)
一次元の場合は、物体は幅M = m (315)の矩
形周波数プ[1フアイルであ番1、−次元の場合は、物
体は半径rn / 3の円である。
形周波数プ[1フアイルであ番1、−次元の場合は、物
体は半径rn / 3の円である。
第14A図において、実線は、位相スクラップリングが
ランダムである二次元の場合である。このケースの勾配
は、log、、(It)/logよo(rn)=0.4
3であり、交点は、]oLo(m)=0.!15である
。
ランダムである二次元の場合である。このケースの勾配
は、log、、(It)/logよo(rn)=0.4
3であり、交点は、]oLo(m)=0.!15である
。
理論上は、ランダム変調によって信号出力がm点にわた
って分散し、したがって、信1)のrIIls電圧は、
mの平方根に比例する定数だけ低トし、勾配は約0.5
になる。シミュレーション結果とこの計算結果との差は
、シミュレーションにおいては、非理想的乱数発生(n
on−jdeal random mumbergen
eratio口)を行うことによるものと考えられる。
って分散し、したがって、信1)のrIIls電圧は、
mの平方根に比例する定数だけ低トし、勾配は約0.5
になる。シミュレーション結果とこの計算結果との差は
、シミュレーションにおいては、非理想的乱数発生(n
on−jdeal random mumbergen
eratio口)を行うことによるものと考えられる。
交点は、ピーク振幅値とrms(、”9号値との違いに
よって結果し、第14R図を参照しながら後述するごと
く、周波数分布のタイプにも依存する。
よって結果し、第14R図を参照しながら後述するごと
く、周波数分布のタイプにも依存する。
以上の考察から、Rの概算値は次のように計算される。
R=o、++2(開
第14A図はまた、第+5A、1511図を参照して後
述する特定の緩徐変化ラング11位相関数(sloii
lyvarying random phase fu
nction)を用いて行う周波数変調の−・次元のケ
ースと二次元のケースとを示す。第14A図に示すごと
く、この関数の場合は勾配は理想値に近付< (0,4
9)。
述する特定の緩徐変化ラング11位相関数(sloii
lyvarying random phase fu
nction)を用いて行う周波数変調の−・次元のケ
ースと二次元のケースとを示す。第14A図に示すごと
く、この関数の場合は勾配は理想値に近付< (0,4
9)。
第14n図も、ピーク振幅の低減量(R)が、点の相対
数M/nの増加に伴って大きくなる様子を示すグラフで
ある。M/nは、シミュレーション(この場合は一次元
)用に用いる矩形周波数プロファイルを設定している。
数M/nの増加に伴って大きくなる様子を示すグラフで
ある。M/nは、シミュレーション(この場合は一次元
)用に用いる矩形周波数プロファイルを設定している。
図示のごとく、Rは実際にはETに比例し、第14A1
☆口こ基づくRの上の式と共に、周波数スペクトルを記
述する独立位相エンコーディングの数の平方根にRの値
が比例することを示している。したがって、Rは、位相
変化(スクラップリング)関数のタイプと信号の周波数
スペクトルの両方に依存することが分かる。
☆口こ基づくRの上の式と共に、周波数スペクトルを記
述する独立位相エンコーディングの数の平方根にRの値
が比例することを示している。したがって、Rは、位相
変化(スクラップリング)関数のタイプと信号の周波数
スペクトルの両方に依存することが分かる。
位相変化関数の選択は重要である。ランダム位相変化は
理論的には理想的であるか、実践上は、いくつかの分解
されたvoxe]、(イメージング体積)における位相
変化が非す;りに大きいために、このvoxel内にお
いて磁化相殺(cancrl Ic1Lion of
IIIag−netizatjon)が起き、それに伴
って信号損失を牛じるということかIも望ましくない。
理論的には理想的であるか、実践上は、いくつかの分解
されたvoxe]、(イメージング体積)における位相
変化が非す;りに大きいために、このvoxel内にお
いて磁化相殺(cancrl Ic1Lion of
IIIag−netizatjon)が起き、それに伴
って信号損失を牛じるということかIも望ましくない。
これに対して、先述のごとく、フーリエイメージングを
はじめとする標r(Q N M 11イメージングは、
パルス励起勾配磁場を利用して位相エンコーディングを
行う。したがって、位相エンコーティングと大きさが同
じで方向が対立し合っているイη相変化を印加すると、
2つの位相変化は相殺し合って最高可能信号−振幅にな
る。したがって、位相スクラップリングの直線空間変化
ならびに純うンダ15関数を避ける必要がある。
はじめとする標r(Q N M 11イメージングは、
パルス励起勾配磁場を利用して位相エンコーディングを
行う。したがって、位相エンコーティングと大きさが同
じで方向が対立し合っているイη相変化を印加すると、
2つの位相変化は相殺し合って最高可能信号−振幅にな
る。したがって、位相スクラップリングの直線空間変化
ならびに純うンダ15関数を避ける必要がある。
しかし、隣合っている点と点の間でゆっくりと変化する
ランダム位相変化は、例えば、特定の一連の点にわたっ
てランダム位相変化を補間することによって得られる。
ランダム位相変化は、例えば、特定の一連の点にわたっ
てランダム位相変化を補間することによって得られる。
下に示す特定の関数に従う位相変化は、ティラードrf
ハルスの位相変調用に適用できることも発見した: ここで、a、bは係数であり、mは、レンジの位相セグ
メント数であり、nは、−(m/2)+1からm/2ま
での整数である。
ハルスの位相変調用に適用できることも発見した: ここで、a、bは係数であり、mは、レンジの位相セグ
メント数であり、nは、−(m/2)+1からm/2ま
での整数である。
にの関数は周波数変調位相変化であり、bが2であるス
プレッドスペクトル(spread spectrum
)(CIITRP レーダ)に適用する関数に似ている
。
プレッドスペクトル(spread spectrum
)(CIITRP レーダ)に適用する関数に似ている
。
同様に、周波数変調振幅変化は、第11図のパルスシー
ケンスにおいて用いる振幅(レベル)可変パルス用のス
ペクトルとして用いて所望位相分布を得ることができる
。変調関数は次のとおりである:振幅変調パルスに続い
て90度励起パルスを印加すると、所望位相分布が得ら
れる。
ケンスにおいて用いる振幅(レベル)可変パルス用のス
ペクトルとして用いて所望位相分布を得ることができる
。変調関数は次のとおりである:振幅変調パルスに続い
て90度励起パルスを印加すると、所望位相分布が得ら
れる。
この周波数変調位相変化関数を評価するために、コンピ
ュータシミュレーションを行った。
ュータシミュレーションを行った。
第15A図に、a=0.5、b=2としてこの関数で位
相変調したパルスのプロファイルを示す(ただし、複素
データセットの実部のみをプロットしである)。この関
数から結果する経時可変NMR信号を対称とするこの関
数のフーリエ変換を第150図に示す。
相変調したパルスのプロファイルを示す(ただし、複素
データセットの実部のみをプロットしである)。この関
数から結果する経時可変NMR信号を対称とするこの関
数のフーリエ変換を第150図に示す。
第15I3図に示すごとく、信号エネルギーがいくつか
の点にわたって広げられており、ピーク振幅が低くなっ
ている。この周波数変調位相変化関数を本発明の方法と
して適用できることは明らかである。
の点にわたって広げられており、ピーク振幅が低くなっ
ている。この周波数変調位相変化関数を本発明の方法と
して適用できることは明らかである。
■、 FFj/−イーヌ低減
本発明の位相変化によってFFTによる切捨てノイズ(
truncation noise)を低減できること
も発見した。
truncation noise)を低減できること
も発見した。
第16.17図は、本発明の位相可変励起によってFF
Tにおけろデータ打切りならびに誤差累積によるノイズ
が低減する様を示す。
Tにおけろデータ打切りならびに誤差累積によるノイズ
が低減する様を示す。
一般的に言って、データ処理中に+;’FTによって導
入されるノイズは、ディジチージョン精度、丸め誤差、
FFT中のデータのスケーリングならびにデータ自体の
性質に依存する。だい16.17図は、後続計算は、例
えば固定小数点データと浮動小数点データとの間の選択
の影響に関係なく十分な精度で行うことを^11提とし
て、入力NMR信号のディジチージョンによって導入さ
れる誤差に関するものである。
入されるノイズは、ディジチージョン精度、丸め誤差、
FFT中のデータのスケーリングならびにデータ自体の
性質に依存する。だい16.17図は、後続計算は、例
えば固定小数点データと浮動小数点データとの間の選択
の影響に関係なく十分な精度で行うことを^11提とし
て、入力NMR信号のディジチージョンによって導入さ
れる誤差に関するものである。
ダイナミックレンジを制限する時のディジチージョンの
影響は、変換したデータにおいて達成される最高S/N
比を求めることによって定臓化することができる。特に
関心のある問題として、FFT誤差が、水の存在下にお
いて、乳酸塩から発生する信号などのプロトン代−1物
質信号の同時観察が制限されるかどうか、計算ノイズ効
果(com−putational r+oise e
ffect)を励起波形の適切な選択によ−)で制御で
きるかどうかということがある。
影響は、変換したデータにおいて達成される最高S/N
比を求めることによって定臓化することができる。特に
関心のある問題として、FFT誤差が、水の存在下にお
いて、乳酸塩から発生する信号などのプロトン代−1物
質信号の同時観察が制限されるかどうか、計算ノイズ効
果(com−putational r+oise e
ffect)を励起波形の適切な選択によ−)で制御で
きるかどうかということがある。
第16.17図は、一定範囲の入力データ精度、ならび
に色々なFFIデータシミュレーションで行ったもので
ある。
に色々なFFIデータシミュレーションで行ったもので
ある。
原則として、前記の位相可変rfパルスを採用し、計算
はすべてFORT)tANで書かれたプログラムを用い
、32ビット浮動小数点データフォーマットを用いて行
った。ノイズは、NMRイメージングにおいて用いるも
のに似た人力データを用い、最高(it号強度の端数と
しての相対ノイズ偏差(rela口venoise v
ariance)を求めて定敏化した。13は八[)C
分解度から求め、A D Cサイズは13+1であり、
エキストラビットは符号を示し、入力は双極とする。
はすべてFORT)tANで書かれたプログラムを用い
、32ビット浮動小数点データフォーマットを用いて行
った。ノイズは、NMRイメージングにおいて用いるも
のに似た人力データを用い、最高(it号強度の端数と
しての相対ノイズ偏差(rela口venoise v
ariance)を求めて定敏化した。13は八[)C
分解度から求め、A D Cサイズは13+1であり、
エキストラビットは符号を示し、入力は双極とする。
第16.17図は、二次元FFTであり、まず、直径m
(2/3)の円としての物体の周波数プロファイルの
フーリエ変換によって経時可変信号を発生させる。この
データを1[:、規化し、8バイナリビットの精度で打
切り、このデータのフーリエ変換により、FFTを用い
て元のスペクトルをリカバーする。次に、データの大き
さのベースラインにおけるノイズ偏差σを求め、最高信
号振幅Sで正規化し、図に示すデータを得た。
(2/3)の円としての物体の周波数プロファイルの
フーリエ変換によって経時可変信号を発生させる。この
データを1[:、規化し、8バイナリビットの精度で打
切り、このデータのフーリエ変換により、FFTを用い
て元のスペクトルをリカバーする。次に、データの大き
さのベースラインにおけるノイズ偏差σを求め、最高信
号振幅Sで正規化し、図に示すデータを得た。
ノーマルシミュレーションはゼロの位相定数で行い、ス
クランブルトシミュレーション(scrumb]−ed
simulation)は、+180度−−180度
のランダム位相で行った。
クランブルトシミュレーション(scrumb]−ed
simulation)は、+180度−−180度
のランダム位相で行った。
−AR−
第16図は、計算ノイズ偏差が、mの平方根の関数とし
て、位相一定ケースの場合はmに比例して大きくなるこ
とを示す。これに対してランダム位相の場合は、ノイズ
偏差はmに比例してごくわずかだけ大きくなる。
て、位相一定ケースの場合はmに比例して大きくなるこ
とを示す。これに対してランダム位相の場合は、ノイズ
偏差はmに比例してごくわずかだけ大きくなる。
第17図は、計算ノイズがBに比例して低下する。
言い換えれば人力信号が得られる精度が高くなるにした
がって低ドすることを示している。しかしノイズは、使
用する浮動小数点データフォーマットの24ビット少数
部の精度によって設定されるところの下限に達する。
がって低ドすることを示している。しかしノイズは、使
用する浮動小数点データフォーマットの24ビット少数
部の精度によって設定されるところの下限に達する。
第16.17図は、本発明の位相変化法を適用すればノ
イズが低トし、その低下度はmに比例して大きくなり、
Bの値の広い範囲にわたって、mの任意の特定の値に対
して比較的一定であることを示す。
イズが低トし、その低下度はmに比例して大きくなり、
Bの値の広い範囲にわたって、mの任意の特定の値に対
して比較的一定であることを示す。
第18A〜+8C図は、第16.17図を参照して上に
紹介したコンピュータシミュレーションで求めたデータ
を示す。第18A図は、本発明に従って位相スクラップ
リングパルスを印加した場合の、物体の中心を中心とす
る複素周波数スペクトルの実部を示す。
紹介したコンピュータシミュレーションで求めたデータ
を示す。第18A図は、本発明に従って位相スクラップ
リングパルスを印加した場合の、物体の中心を中心とす
る複素周波数スペクトルの実部を示す。
第18B、180図は、128X128像(m = 1
28)、R=lOとして二次元ト下Tで得られるデータ
を比較する。
28)、R=lOとして二次元ト下Tで得られるデータ
を比較する。
データのスムージング(smoot;hing補整)は
行っておらす、第18B、+8C図は、jPLなる大き
さのデータ(magnjtude data)である。
行っておらす、第18B、+8C図は、jPLなる大き
さのデータ(magnjtude data)である。
左側ベースラインのデータは10倍のスケールでプロッ
トしである。
トしである。
これに対して、第18C図においては、位相はランダム
スクラップリングして才9す、ノイズは著しく低下して
いる。プロファイルのトップにはノイズは見えず、左下
ベースラインにおいては、100倍のスケールで、第1
88図に示すノイズに比べて低いノイズがまだ見えてい
る。
スクラップリングして才9す、ノイズは著しく低下して
いる。プロファイルのトップにはノイズは見えず、左下
ベースラインにおいては、100倍のスケールで、第1
88図に示すノイズに比べて低いノイズがまだ見えてい
る。
したがって、位相変化(スクラップリング)により、N
MR信号のピーク振幅を小さくすると同時に、不適切な
ディジチージョンの結果としてFl”T計算によって生
じるノイズを低くすることもできる。
MR信号のピーク振幅を小さくすると同時に、不適切な
ディジチージョンの結果としてFl”T計算によって生
じるノイズを低くすることもできる。
■、J−の一他
NMR情報の処理に才9いては一般に、時間データにフ
ィルタ関数、またはapodization func
tionを掛けて周波数データのフィルタリングを行う
。この方法は、本発明の位相変化には適用してはならな
いが、それは、たたきこみ関数(conνolutio
nfunction)は、周波数領域において複素でな
ければならず、周波数が違えば異なるからである。
ィルタ関数、またはapodization func
tionを掛けて周波数データのフィルタリングを行う
。この方法は、本発明の位相変化には適用してはならな
いが、それは、たたきこみ関数(conνolutio
nfunction)は、周波数領域において複素でな
ければならず、周波数が違えば異なるからである。
このたたきこみ関数は、時間の忠実な関数として表現す
ることはできず、したがって、必要であるスlい−リン
グはすムて最終周波数データにおけるたたきこみによっ
て行わなければならない。
ることはできず、したがって、必要であるスlい−リン
グはすムて最終周波数データにおけるたたきこみによっ
て行わなければならない。
周波数領域におけるたたきこみは、時間領域における掛
W(multiplication)よりも時間が長く
かかるために、これによって処理時間が少し長くなる。
W(multiplication)よりも時間が長く
かかるために、これによって処理時間が少し長くなる。
本発明の方法によれば、NMR信号のピーク振幅が小さ
くなるために有限時間中に得られる情報量が多くなる。
くなるために有限時間中に得られる情報量が多くなる。
そのため、受信器の利得を大きくすることができ、受信
器のダイナミックレンジを大きくすることなく効率を向
I―させることができる。
器のダイナミックレンジを大きくすることなく効率を向
I―させることができる。
本発明の方法は、いくつかの態様として適用することが
できるが、いずれの場合も、NMR信号のピーク振幅を
低減することができる。
できるが、いずれの場合も、NMR信号のピーク振幅を
低減することができる。
本発明のパルス/スイッチングシーゲンスは、大抵の市
販NMRイメージンリンステ11て実行することができ
る。NMRイメーシンクシステノ、の−・例として、本
出願人による米国特許願第旧Fi、283号明細書に紹
介されているシステ11を挙げることができる。
販NMRイメージンリンステ11て実行することができ
る。NMRイメーシンクシステノ、の−・例として、本
出願人による米国特許願第旧Fi、283号明細書に紹
介されているシステ11を挙げることができる。
NMRイメージンリンステ15の詳細については、A。
A、Maudsley、S、に、1Iital、Il、
F、Simon共著”Hlectro−nics a
nd Tnstrumenl、aLion for
NMR Imaging NMRイメージング
の電子装置”TIIjlj Transactions
onNuclear 5cience、Vols、N
5−31.Na3 (August、]f+84)pp
、990−993を参照。
F、Simon共著”Hlectro−nics a
nd Tnstrumenl、aLion for
NMR Imaging NMRイメージング
の電子装置”TIIjlj Transactions
onNuclear 5cience、Vols、N
5−31.Na3 (August、]f+84)pp
、990−993を参照。
本発明は、前述の実施態様だけに限られることはなく、
その特許請求の範囲内において、これ以外にも様々な実
施態様がrif能であることは、fうまでもない。
その特許請求の範囲内において、これ以外にも様々な実
施態様がrif能であることは、fうまでもない。
第1図は、ダイナミックレンジを制限するNMRイメー
ジンリンステ11の各段を示すブロック図である。 第2図は、大振幅成分と小振幅成分とで構成されている
経時可変NMR信号を示す。 第3図は、第2図に示すものに似た信号の周波数スペク
トルを示す。 第4A図は、定位相rfパルスのスペクトルと経時可変
成分に示す。 第4B図は、直線変化位相rfパルスのスペクトルと経
時可変成分を示す。 第4C図は、ランダム位相rfパルスのスペクトルと経
時可変成分を示す。 第5A図は、本発明の方法において実行される諸機能を
示すブロック図である。 第5B図は、本発明の別の方法において実行される諸機
能を示すブロック図である。 第5C図は、本発明のまた別の方法において実行される
諸機能を示すブロック図である。 第6図は、本発明に使用するrfコイルアレンジメント
を示す。 −〇t − 第7図は、物体の3つのスピンシステノ、に対する本発
明の1つの方法の効果を示す。 第8A図は、第6図のコイルアレンジメントを用いた場
合のパルスシーケンスのタイミング図である。 第8B図は、第6図のコイルアレンジメントを用いた場
合の別のパルスシーケンスを示す。 第9A図は、第6図のコイルアレンジメントで使用でき
る均一磁場を発生するrfコイルを示す。 第9])図は、第6図のコイルアレンジメントで使用で
きる不均一磁場を発生するrrコイルを示す。 第9C図は、第9A、911図のコイルの構造と回路を
示す省略図である。 第10A図は、本発明の位相スクラップリング用に用い
る振幅可変パルスの振II、I/位相スペクトルである
。 第108図は、本発明の位相スクラップリング用に用い
る振幅可変パルスの振幅/位相スペクトルである。 第11図は、本発明の位相スクラップリング用に用いる
振幅可変パルスのパルス/勾配シーケンスのタイミング
図である。 第12図は、本発明の位相スクラップリング用に用いる
振幅iiJ変パルスのパルス/勾配シーケンスを示す。 第13図は、本発明の勾配パルスタイミングのパルス/
勾配シーケンスを示す。 第14A図は、本発明の位相可変パルスによる位相スク
ラップリングによって<1られる時間データのピーク強
度製比較したグラフである。 第1411図は、本発明の位相可変パルスによるラング
11荀相スクラップリングの信号低減定数を示すグラフ
である。 第15A図は、本発明の1つの実施例としての位相可変
パルスを用いた場合の位相変調プロファイルの実部を示
す。 第15I)図は、第15A図の関数のフーリエ変換の大
きさくmagnitude)を示すグラフである。 第16図は、係数すの一連の値に対する二次元l・下T
に才9ける相対ノイズを示すグラフである。 第17図は、固定位相とラングl、位相の場合の次元F
FTにおける相対ノイズを示すグラフである。 第18A図は、゛1次元シミュレーションで得られたプ
ロファイルを示すグラフであり、物体追従ランダム位相
スクラップリング(ob、1ect followin
grandom phase scrambling)
の実部シボす。 第18R図は、在来法による位相スクラップリングなし
で得られろプロファイルを示す第18A図と同種のグラ
フである。 第18C図は、レベル(magrl i tude)を
採用した位相スクラップリングの結果を示す第18A図
と同種のグラフである。 (A)コイル (13)コイル(50
)物体 (52)コイルA半割(54
) 1 イ/L/ A半割 (56) −J
−r ルl(’l’割(58)コイルB半割 A、■3、Cスピン磁化核の小要素 (62)マツチングコンデンサ (64)チューニングコンデサ (66)マツチングコンデンサ (68)チューニングコンデンサ −β 糸売 ネ市 Iト −ド(力式)昭和61年T
O)1/7 l’1 特n庁」(官 黒 111 明 雄 殿1、中性の表
示 昭和61年特許願第1 fi H9H5号2、発明の名
称 N M R信号受イ、1ツノ“θζ:1. ?
+li +Eをする者 =lL (’Iとの関係 特約出願人名相−アドバ
ンスト エヌエ11アールシステムズ インコーホレー
テッド 4、代理人 (1所 東京都港区新橋1−15−5第1コーワビ
ル5、補11−命令の11付 昭和61年 9
Jl 3 F+ ”″(発送11 昭和61
年 9月1011)’ 、hli +Fの対象 (
1)願書の出願人の欄(2)委任状及びその訳t に()明細11) (4)図 而 ’7 、h1i+I;ノ内容 (1)(2) 別紙
ノiM ’Jに$)讃1書に最初に添付[、た明細Iト
の浄書(内容に会り1なし)
ジンリンステ11の各段を示すブロック図である。 第2図は、大振幅成分と小振幅成分とで構成されている
経時可変NMR信号を示す。 第3図は、第2図に示すものに似た信号の周波数スペク
トルを示す。 第4A図は、定位相rfパルスのスペクトルと経時可変
成分に示す。 第4B図は、直線変化位相rfパルスのスペクトルと経
時可変成分を示す。 第4C図は、ランダム位相rfパルスのスペクトルと経
時可変成分を示す。 第5A図は、本発明の方法において実行される諸機能を
示すブロック図である。 第5B図は、本発明の別の方法において実行される諸機
能を示すブロック図である。 第5C図は、本発明のまた別の方法において実行される
諸機能を示すブロック図である。 第6図は、本発明に使用するrfコイルアレンジメント
を示す。 −〇t − 第7図は、物体の3つのスピンシステノ、に対する本発
明の1つの方法の効果を示す。 第8A図は、第6図のコイルアレンジメントを用いた場
合のパルスシーケンスのタイミング図である。 第8B図は、第6図のコイルアレンジメントを用いた場
合の別のパルスシーケンスを示す。 第9A図は、第6図のコイルアレンジメントで使用でき
る均一磁場を発生するrfコイルを示す。 第9])図は、第6図のコイルアレンジメントで使用で
きる不均一磁場を発生するrrコイルを示す。 第9C図は、第9A、911図のコイルの構造と回路を
示す省略図である。 第10A図は、本発明の位相スクラップリング用に用い
る振幅可変パルスの振II、I/位相スペクトルである
。 第108図は、本発明の位相スクラップリング用に用い
る振幅可変パルスの振幅/位相スペクトルである。 第11図は、本発明の位相スクラップリング用に用いる
振幅可変パルスのパルス/勾配シーケンスのタイミング
図である。 第12図は、本発明の位相スクラップリング用に用いる
振幅iiJ変パルスのパルス/勾配シーケンスを示す。 第13図は、本発明の勾配パルスタイミングのパルス/
勾配シーケンスを示す。 第14A図は、本発明の位相可変パルスによる位相スク
ラップリングによって<1られる時間データのピーク強
度製比較したグラフである。 第1411図は、本発明の位相可変パルスによるラング
11荀相スクラップリングの信号低減定数を示すグラフ
である。 第15A図は、本発明の1つの実施例としての位相可変
パルスを用いた場合の位相変調プロファイルの実部を示
す。 第15I)図は、第15A図の関数のフーリエ変換の大
きさくmagnitude)を示すグラフである。 第16図は、係数すの一連の値に対する二次元l・下T
に才9ける相対ノイズを示すグラフである。 第17図は、固定位相とラングl、位相の場合の次元F
FTにおける相対ノイズを示すグラフである。 第18A図は、゛1次元シミュレーションで得られたプ
ロファイルを示すグラフであり、物体追従ランダム位相
スクラップリング(ob、1ect followin
grandom phase scrambling)
の実部シボす。 第18R図は、在来法による位相スクラップリングなし
で得られろプロファイルを示す第18A図と同種のグラ
フである。 第18C図は、レベル(magrl i tude)を
採用した位相スクラップリングの結果を示す第18A図
と同種のグラフである。 (A)コイル (13)コイル(50
)物体 (52)コイルA半割(54
) 1 イ/L/ A半割 (56) −J
−r ルl(’l’割(58)コイルB半割 A、■3、Cスピン磁化核の小要素 (62)マツチングコンデンサ (64)チューニングコンデサ (66)マツチングコンデンサ (68)チューニングコンデンサ −β 糸売 ネ市 Iト −ド(力式)昭和61年T
O)1/7 l’1 特n庁」(官 黒 111 明 雄 殿1、中性の表
示 昭和61年特許願第1 fi H9H5号2、発明の名
称 N M R信号受イ、1ツノ“θζ:1. ?
+li +Eをする者 =lL (’Iとの関係 特約出願人名相−アドバ
ンスト エヌエ11アールシステムズ インコーホレー
テッド 4、代理人 (1所 東京都港区新橋1−15−5第1コーワビ
ル5、補11−命令の11付 昭和61年 9
Jl 3 F+ ”″(発送11 昭和61
年 9月1011)’ 、hli +Fの対象 (
1)願書の出願人の欄(2)委任状及びその訳t に()明細11) (4)図 而 ’7 、h1i+I;ノ内容 (1)(2) 別紙
ノiM ’Jに$)讃1書に最初に添付[、た明細Iト
の浄書(内容に会り1なし)
Claims (29)
- (1)下記の諸段階から成るNMR信号受信方法。 第1時間インタバル中に、物体の原子の中の少なくとも
いくつかの原子の核を励起し、かつ第1時間インタバル
に続く第2インタバル中に、NMR信号を発生する段階
と、 物体の原子の中の少なくともいくつかの原子の核の位相
を変化させて、NMR信号のピーク振幅とその平均出力
との比を小さくする段階と、 第2時間インタバル中に、NMR信号の少なくとも一部
を受信する段階。 - (2)信号を受信する段階において、利得の大きい受信
器を使用する特許請求の範囲第(1)項に記載のNMR
信号受信方法。 - (3)核の位相を変化させる段階において、空間的に不
均一なrfパルスを物体に印加する特許請求の範囲第(
1)項に記載のNMR信号受信方法。 - (4)不均一rfパルス中にパルス励起勾配磁場(pu
ls−ed gradient field)を印加し
、少なくともいくつかの核の位相が変化する物体スライ
スを選択する段階を含む特許請求の範囲第(3)項に記
載のNMR信号受信方法。 - (5)核を励起する段階において、不均一rfパルスに
続いて、均一rfパルスを印加する特許請求の範囲第(
3)項に記載のNMR信号受信方法。 - (6)核の位相を変化させる段階において、位相スクラ
ップリングrfパルス(phase scrambli
ng rf pulse)を物体に印加し、同位相スク
ラップリングrfパルスが複数の周波数を含んでおり、
各周波数に各々1つの振幅があり、各位相と各振幅とが
、周波数に応じて変化して核の位相を変化させる特許請
求の範囲第(1)項に記載のNMR信号受信方法。 - (7)周波数の各位相が集まって1つの位相スペクトル
となり、かつ周波数の各振幅が集まって1つの振幅スペ
クトルとなり、位相スペクトルと周波数スペクトルとを
設定し、位相スペクトルと振幅スペクトルとを変換して
、実成分と仮想成分とを持っている経時変化rfパルス
波形を得る段階を含み、位相スクラップリングrfパル
スを印加する段階において、rfパルス波形の実成分と
仮想成分とを物体に印加する特許請求の範囲第(6)項
に記載のNMR信号受信方法。 - (8)位相スクラップリングrfパルスの周波数が、各
周波数が各々同じ位相を持っている周波数レンジをカバ
ーしており、同レンジ内の周波数の各振幅が、周波数と
共に変化する特許請求の範囲第(6)項に記載のNMR
信号受信方法。 - (9)位相スクラップリングrfパルス内にパルス励起
勾配磁場を印加して、少なくともいくつかの原子の核の
位相を変化させる段階を含む特許請求の範囲第(8)項
に記載のNMR信号受信方法。 - (10)核を励起する段階において、位相スクラップリ
ングrfパルスに続いて、均一rfパルスを印加する特
許請求の範囲第(9)項に記載のNMR信号受信方法。 - (11)位相スクラップリングrfパルス中に、第1次
元方向にパルス励起勾配磁場を印加して第1次元方向に
おける核の位相を変化させる段階と、位相スクラップリ
ングrfパルスに続いて、パルス励起勾配地場と一緒に
スライス選択rfパルスを第1次元に直交する第2次元
方向に印加する段階とを含む特許請求の範囲第(8)項
に記載のNMR信号受信方法。 - (12)位相スクラップリングrfパルスの周波数が、
各周波数が益々同じ振幅を持っている周波数レンジをカ
バーしており、同レンジ内の周波数の各振幅が周波数と
共に変化する特許請求の範囲第(6)項に記載のNMR
信号受信方法。 - (13)位相スクラップリングrfパルスが、空間的非
選択性励起パルスである特許請求の範囲第(12)項に
記載のNMR信号受信方法。 - (14)位相スクラップリングrfパルスが再集束パル
ス(refocusing pulse)である特許請
求の範囲第(12)項に記載のNMR信号受信方法。 - (15)レンジ内の周波数の各位相が、一連の点を純ラ
ンダム関数から補間(interpolation)し
て得られる緩徐変化ランダム位相関数に従って変化する
特許請求の範囲第(12)項に記載のNMR信号受信方
法。 - (16)レンジ内の周波数の各位相が、NMR信号のピ
ーク振幅とその平均出力との比を小さくする関数に従っ
て、周波数と共に変化する特許請求の範囲第(12)項
に記載のNMR信号受信方法。 - (17)少なくとも1つのパルス励起勾配磁場を印加す
ることによって、NMR情報を励起核の位相にエンコー
ディングする段階を含み、核の位相を変化させる段階に
おいて、パルス励起勾配磁場のタイミングを行って位相
を変化させる特許請求の範囲第(1)項に記載のNMR
信号受信方法。 - (18)パルス励起勾配磁場を印加する段階において、
高位勾配成分を生成する特許請求の範囲第(17)項に
記載のNMR信号受信方法。 - (19)空間情報を少なくともいくつかの励起核の位相
にエンコーディングする段階を含む特許請求の範囲第(
1)項に記載のNMR信号受信方法。 - (20)核の位相を変化させることによって得られた受
信NMR信号の位相変化を補正する段階を含む特許請求
の範囲第(1)項に記載のNMR信号受信方法。 - (21)位相変化を補正する段階において、受信NMR
信号のレベル(magnitude)を得る特許請求の
範囲第(20)項に記載のNMR信号受信方法。 - (22)位相変化を補正する段階において、受信NMR
信号から複数の点を含んでいる像を生成し、像の核点に
おける位相変化を補正する特許請求の範囲第(20)項
に記載のNMR信号受信方法。 - (23)位相を励起する段階と変化させる段階とを同時
に実行し、位相を励起する段階と変化させる段階におい
て、共に第1パルスを印加して各核のスピン軸の方向を
設定し、第2パルスを印加して、核のスピン軸を単一面
内に置き、各位相を各方向に対応させる特許請求の範囲
第(1)項に記載のNMR信号受信方法。 - (24)第1パルスを印加する段階において、空間的非
均一rfパルスを物体に印加する特許請求の範囲第(2
3)項に記載のNMR信号受信方法。 - (25)第1パルスを印加する段階において、複数の周
波数を持っており、各周波数に対して周波数と共に変化
する各々1つの振幅がある振幅可変rfパルスを印加し
、同振幅可変rfパルスを、パルス励起勾配磁場の存在
下において印加する特許請求の範囲第(23)項に記載
のNMR信号受信方法。 - (26)下記の諸段階から成るNMRイメージング方法
。 物体の原子の中の少なくともいくつかの原子の核を励起
する段階と、 空間情報を励起した核の中の少なくともいくつかの核の
位相にエンコーディングする段階と、物体の原子の中の
少なくともいくつかの原子の核の位相を変化させて、N
MR信号のピーク振幅を小さくする段階と、 エンコーディングされた空間情報を含んでいるNMR信
号の少なくとも一部を受信する段階と、エンコーディン
グされた空間情報に基づいて像を生成する段階。 - (27)下記の諸段階から成る複数の磁気共振スピンシ
ステムの位相スクラップリング方法。 各周波数に各々1つの振幅と位相がある1つの周波数レ
ンジを含んでおり、各振幅と各位相が、次式に従って周
波数と共に変化する位相スクラップリング電磁パルスを
スピンシステムに印加する。 (2πa|n|^b)/m ここで、a、bは係数であり、mは、レンジの各セグメ
ントの位相数であり、nは、−(m/2)+1からm/
2までの整数である。 - (28)各スピンシステムが原子の核であり、少なくと
もいくつかの原子の核を励起してNMR信号を発生する
段階を含み、位相スクラップリング電磁パルスを印加し
て、NMR信号のピーク振幅を小さくする特許請求の範
囲第(27)項に記載の方法。 - (29)情報を少なくともいくつかの核の位相にエンコ
ーディングして、NMR信号情報を生成する特許請求の
範囲第(27)項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US756066 | 1985-07-17 | ||
US06/756,066 US4703267A (en) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | High dynamic range in NMR data acquisition |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272347A true JPS6272347A (ja) | 1987-04-02 |
JPH074350B2 JPH074350B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=25041889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61168985A Expired - Lifetime JPH074350B2 (ja) | 1985-07-17 | 1986-07-17 | Nmr信号受信方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4703267A (ja) |
EP (1) | EP0209375B1 (ja) |
JP (1) | JPH074350B2 (ja) |
AT (1) | ATE65133T1 (ja) |
DE (1) | DE3680160D1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02142536A (ja) * | 1988-08-15 | 1990-05-31 | General Electric Co <Ge> | 多重スライス像作成法 |
JP2015509584A (ja) * | 2012-02-10 | 2015-03-30 | ザ・チルドレンズ・メデイカル・センター・コーポレーシヨン | Nmrベースの代謝産物スクリーニングプラットフォーム |
JP2015226601A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 磁気共鳴装置 |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8602019A (nl) * | 1986-08-07 | 1988-03-01 | Philips Nv | Magnetische resonantiewerkwijze en -inrichting voor het elimineren van fasefouten in beeldelementen van een complexe afbeelding van een kernmagnetisatieverdeling. |
JPS63150061A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-22 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメ−ジング装置における高周波磁場強度設定方法 |
JPS63216551A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-08 | 株式会社日立製作所 | 核磁気共鳴イメ−ジング装置 |
US4857849A (en) * | 1987-03-25 | 1989-08-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | High frequency magnetic field generator for nuclear magnetic resonance |
IL82030A (en) * | 1987-03-27 | 1990-11-05 | Elscint Ltd | Separation of spectral components |
US4800889A (en) * | 1987-04-06 | 1989-01-31 | General Electric Company | Rapid-scan NMR angiography |
GB8715302D0 (en) * | 1987-06-30 | 1987-08-05 | Ordidge R J | Nmr spectroscopy |
NL8702701A (nl) * | 1987-11-12 | 1989-06-01 | Philips Nv | Werkwijze en inrichting voor automatische fasecorrectie van complexe nmr spectra. |
NL8802732A (nl) * | 1988-11-08 | 1990-06-01 | Philips Nv | Magnetische resonantiewerkwijze en -inrichting. |
US4885549A (en) * | 1988-11-30 | 1989-12-05 | General Electric Company | Method of phase and amplitude correction of NMR signals using a reference marker |
NL8900205A (nl) * | 1989-01-27 | 1990-08-16 | Koninkl Philips Electronics Nv | Magnetisch resonantie-apparaat met selekteerbare voorversterker-instelling. |
US5023552A (en) * | 1989-01-27 | 1991-06-11 | U.S. Philips Corp. | Magnetic resonance device with a selectable gain signal amplifier |
DE3926889A1 (de) * | 1989-08-16 | 1991-02-21 | Spectrospin Ag | Verfahren zur simultanen messung von nmr-signalen, insbesondere zur bestimmung von flussgeschwindigkeiten in der kernspintomographie mit hilfe der multiple slice fourier flow (=muff) methode |
NL8902991A (nl) * | 1989-12-05 | 1991-07-01 | Philips Nv | Mri inrichting met optimale instelling van de detektieketen en vergroot dynamisch bereik. |
DE4205780C2 (de) * | 1992-02-26 | 1995-02-16 | Spectrospin Ag | Verfahren zur Erzeugung von NMR-Signalen mit kohärentem Phasenprofil durch Kombination von Hochfrequenzimpulsen mit inkohärentem Phasenprofil |
US5592086A (en) * | 1992-09-16 | 1997-01-07 | Weinstock; Ronald J. | Automated computerized magnetic resonance detector and analyzer |
GB9319875D0 (en) * | 1993-09-27 | 1994-03-09 | British Tech Group | Apparatus for and methods of nuclear resonance testing |
CA2201160A1 (en) * | 1994-09-29 | 1996-04-04 | John Alec Sydney Smith | Method of nuclear quadrupole resonance testing and method of configuring apparatus for nuclear quadrupole resonance testing |
WO1998020368A1 (en) * | 1996-11-07 | 1998-05-14 | The Discovery Bay Company | Aligning seismic traces |
US6252403B1 (en) * | 1998-04-21 | 2001-06-26 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Spiral volume coil for improved radio frequency field homogeneity at high static magnetic field strength |
US6570383B1 (en) * | 2000-12-27 | 2003-05-27 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Method and apparatus for a pulse sequence for magnetic resonance imaging in an inhomogeneous magnetic field |
US6621433B1 (en) | 2001-06-22 | 2003-09-16 | Fonar Corporation | Adaptive dynamic range receiver for MRI |
US6943548B1 (en) | 2001-06-22 | 2005-09-13 | Fonar Corporation | Adaptive dynamic range receiver for MRI |
US6686737B2 (en) * | 2001-10-12 | 2004-02-03 | Baker Hughes Incorporated | Amplitude and/or phase modulated NMR pulse sequences |
US6728569B2 (en) | 2001-10-25 | 2004-04-27 | Evanston Northwestern Healthcare Corp. | Scoutless whole-body imaging with fast positioning |
US6977502B1 (en) | 2002-11-04 | 2005-12-20 | Fonar Corporation | Configurable matrix receiver for MRI |
US20070055138A1 (en) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Edelman Robert R | Accelerated whole body imaging with spatially non-selective radio frequency pulses |
CN101729159A (zh) * | 2008-10-27 | 2010-06-09 | 华为技术有限公司 | 信号生成方法和装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3786341A (en) * | 1972-10-26 | 1974-01-15 | Varian Associates | Magnetic resonance spectrometer employing stochastic resonance by a pseudorandom binary sequence and time-share modulation |
US3968424A (en) * | 1974-08-01 | 1976-07-06 | Varian Associates | Fourier transform NMR spectroscopy employing a phase modulated rf carrier |
US4034191A (en) * | 1974-08-05 | 1977-07-05 | Varian Associates, Inc. | Spectrometer means employing linear synthesized RF excitation |
US4291272A (en) * | 1979-12-28 | 1981-09-22 | International Business Machines Corporation | Method for reducing homonuclear broadening in magnetic resonance spectra of solids |
DE3233050C2 (de) * | 1981-09-09 | 1997-04-24 | British Tech Group | Verfahren der hochauflösenden Impuls-Kernresonanzspektroskopie |
US4486709A (en) * | 1982-11-22 | 1984-12-04 | Bendall Max R | Depth and refocusing pulses for use with inhomogeneous radiofrequency coils in nuclear magnetic resonance spectroscopy |
GB8331501D0 (en) * | 1983-11-25 | 1984-01-04 | Picker Int Ltd | Nuclear magnetic resonance |
JPS60165951A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-08-29 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置 |
DE3582275D1 (de) * | 1984-05-02 | 1991-05-02 | Philips Nv | Verfahren und anordnung zur ermittlung einer kernmagnetisierungsverteilung in einem teil eines koerpers. |
-
1985
- 1985-07-17 US US06/756,066 patent/US4703267A/en not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-07-16 DE DE8686305475T patent/DE3680160D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-07-16 EP EP86305475A patent/EP0209375B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-07-16 AT AT86305475T patent/ATE65133T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-07-17 JP JP61168985A patent/JPH074350B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02142536A (ja) * | 1988-08-15 | 1990-05-31 | General Electric Co <Ge> | 多重スライス像作成法 |
JPH0420618B2 (ja) * | 1988-08-15 | 1992-04-03 | Gen Electric | |
JP2015509584A (ja) * | 2012-02-10 | 2015-03-30 | ザ・チルドレンズ・メデイカル・センター・コーポレーシヨン | Nmrベースの代謝産物スクリーニングプラットフォーム |
US9606106B2 (en) | 2012-02-10 | 2017-03-28 | Children's Medical Center Corporation | NMR-based metabolite screening platform |
JP2015226601A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 磁気共鳴装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0209375B1 (en) | 1991-07-10 |
JPH074350B2 (ja) | 1995-01-25 |
DE3680160D1 (de) | 1991-08-14 |
EP0209375A3 (en) | 1988-01-07 |
ATE65133T1 (de) | 1991-07-15 |
US4703267A (en) | 1987-10-27 |
EP0209375A2 (en) | 1987-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6272347A (ja) | Nmr信号受信方法 | |
Noll et al. | Deblurring for non‐2D Fourier transform magnetic resonance imaging | |
Bauer et al. | Gaussian pulses | |
Zur et al. | Spoiling of transverse magnetization in steady‐state sequences | |
US5825185A (en) | Method for magnetic resonance spin echo scan calibration and reconstruction | |
US5289127A (en) | Correction of signal distortion in an NMR apparatus | |
US5446384A (en) | Simultaneous imaging of multiple spectroscopic components with magnetic resonance | |
Maudsley | Dynamic range improvement in NMR imaging using phase scrambling | |
Ma et al. | Joint design of spoke trajectories and RF pulses for parallel excitation | |
US20060208731A1 (en) | Magnetic resonance parallel imaging method with K-space sensitivity encoding | |
US5343151A (en) | Method for automatically shimming a high resolution NMR magnet | |
US4628262A (en) | Multiple echo chemical shift imaging | |
EP0152879A2 (en) | Composite pulses for time reversal in NMR imaging | |
JPH044892B2 (ja) | ||
EP0145276B1 (en) | Complex quotient nuclear magnetic resonance imaging | |
US4528509A (en) | Spatially selective NMR | |
JPH04288142A (ja) | 化学種によるnmr画像の分解方式 | |
CN1190572A (zh) | 减少快速自旋回波磁共振图象中麦克斯韦项假象的方法 | |
JPH0228713A (ja) | 信号取得装置及び方法 | |
US20040056659A1 (en) | Decoupling sideband resolved nmr spectroscopy (desire) | |
US5619138A (en) | Method of providing an RF pulse for use in NMR | |
US5162737A (en) | Multi-echo NMR imaging method | |
EP0170508B1 (en) | Method and apparatus for obtaining nuclear magnetic resonance spectra | |
US4706027A (en) | Method for correcting phase errors in magnetic resonance imaging data | |
US7956611B2 (en) | Magnetic resonance imaging apparatus and method |