JPS6271638A - 炭素材同士を導電性フツ素樹脂で接合した複合製品及びその製造方法 - Google Patents
炭素材同士を導電性フツ素樹脂で接合した複合製品及びその製造方法Info
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- JPS6271638A JPS6271638A JP60213408A JP21340885A JPS6271638A JP S6271638 A JPS6271638 A JP S6271638A JP 60213408 A JP60213408 A JP 60213408A JP 21340885 A JP21340885 A JP 21340885A JP S6271638 A JPS6271638 A JP S6271638A
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- carbon material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、一般に炭素質材料(以下炭素材と略記する)
及びそれから得られる複合製品に係り、特に、炭素材同
士をPi導電性カーボンブラックが配合されたフッ素樹
脂で接合して製造された複合製品及びその¥J造方法に
係る。
及びそれから得られる複合製品に係り、特に、炭素材同
士をPi導電性カーボンブラックが配合されたフッ素樹
脂で接合して製造された複合製品及びその¥J造方法に
係る。
[従来の技′@]
近年、炭素繊維、カーボン粒子等の炭素質材料を骨材と
する炭素質製品が、様々な産業分野で使用されており、
技術の進歩や需要の増大などにともなって、生産性、物
理的特性の向上など、より高度の要求がますます増大し
ている。
する炭素質製品が、様々な産業分野で使用されており、
技術の進歩や需要の増大などにともなって、生産性、物
理的特性の向上など、より高度の要求がますます増大し
ている。
炭素材は、素材としての物性、例えば耐熱性。
耐薬品性、1ffi性0強度等に優れているが、これら
の優れた物性を更に有効に生かすべく、同質又は異質の
炭素材同士を組み合わせて接合した炭素質複合材の開発
が進められている。このような炭素質複合材は、従来単
に接着剤を用いて貼り合わせただけの炭素製品として使
われていたが、耐薬品性、導電性、寸法安定性等に問題
があった。近年、炭素材同士を接着剤を用いて接合し、
焼成することによって全体が一体に炭素化された炭素複
合製品として上述の諸問題を解決する方法が考案されて
いる。ところが、このような製造法による場合には、焼
成工程中に炭素材同士の膨張収縮率の差により炭素材同
士がその接着面で剥離したり、製品にクラックが生じた
りし、その結果生産収率の低下を招来することが多い。
の優れた物性を更に有効に生かすべく、同質又は異質の
炭素材同士を組み合わせて接合した炭素質複合材の開発
が進められている。このような炭素質複合材は、従来単
に接着剤を用いて貼り合わせただけの炭素製品として使
われていたが、耐薬品性、導電性、寸法安定性等に問題
があった。近年、炭素材同士を接着剤を用いて接合し、
焼成することによって全体が一体に炭素化された炭素複
合製品として上述の諸問題を解決する方法が考案されて
いる。ところが、このような製造法による場合には、焼
成工程中に炭素材同士の膨張収縮率の差により炭素材同
士がその接着面で剥離したり、製品にクラックが生じた
りし、その結果生産収率の低下を招来することが多い。
このように、炭素複合材においては、製造時および後の
使用時に炭素材同士の剥離が生じない、製品にクラック
が生じない、等と同時に、最終製品は炭素材自身が本来
布する優れた特性、例えば耐熱性、耐薬品性2機械的強
度、電気的fi竹等を保持しなければならないという厳
しい要求が3uられており、そのyJ″Iiには非常な
困難が伴っている。
使用時に炭素材同士の剥離が生じない、製品にクラック
が生じない、等と同時に、最終製品は炭素材自身が本来
布する優れた特性、例えば耐熱性、耐薬品性2機械的強
度、電気的fi竹等を保持しなければならないという厳
しい要求が3uられており、そのyJ″Iiには非常な
困難が伴っている。
本出願人は、以上のような状況に篤み、炭素質複合材を
製造するべく炭素材同士の接合方法について研究を重ね
た結果、可撓性黒鉛シートを炭素材の間に介在させると
、前記黒鉛シートが焼成時において各々の炭素材の膨張
収縮差の緩衝層として作用し、望ましい特性を有する炭
素質複合材を生産性よく製造できることを見い出し既に
特許出願している(特願昭59−280898)。
製造するべく炭素材同士の接合方法について研究を重ね
た結果、可撓性黒鉛シートを炭素材の間に介在させると
、前記黒鉛シートが焼成時において各々の炭素材の膨張
収縮差の緩衝層として作用し、望ましい特性を有する炭
素質複合材を生産性よく製造できることを見い出し既に
特許出願している(特願昭59−280898)。
[発明の課題]
本発明者等は、炭素材同士の接合方法について鋭意検討
した結果、フッ素樹脂を介在させて炭素材同士を融着す
ると耐熱性及び耐薬品性に優れると共に熱膨張に対する
緩衝作用、接着強度が改善された主に炭素材からなる複
合製品が得られること、更にこのフッ素樹脂に高14電
性カーボンブラツクを配合すると耐薬品性に優れると共
に導電性を有する複合製品が11られることを見い出し
、本発明に5i11達した。
した結果、フッ素樹脂を介在させて炭素材同士を融着す
ると耐熱性及び耐薬品性に優れると共に熱膨張に対する
緩衝作用、接着強度が改善された主に炭素材からなる複
合製品が得られること、更にこのフッ素樹脂に高14電
性カーボンブラツクを配合すると耐薬品性に優れると共
に導電性を有する複合製品が11られることを見い出し
、本発明に5i11達した。
すなわち、本発明の目的は、優れた特性を有し、特に耐
熱性、耐薬品性、接着強度が改善された導電性複合材を
提供することである。
熱性、耐薬品性、接着強度が改善された導電性複合材を
提供することである。
更に本発明は、上記した従来技術の欠点を呈さない、優
れた特性を有する導電性複合材の¥J造右方法提供する
ことを目的とする。
れた特性を有する導電性複合材の¥J造右方法提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の上記の目的は、炭素材同士の間に高導電性カー
ボンブラックを含有するフッ素樹脂ディスパージョンを
介在させて接合することによって達成される。
ボンブラックを含有するフッ素樹脂ディスパージョンを
介在させて接合することによって達成される。
本発明で使用するフッ素樹脂は一般に融点が200℃以
上のフッ素樹脂ひあり、特に限定されないが、たとえば
四フッ化エチレン樹脂(略称PTFE、融点327℃、
4.6にQf/ci熱変形温度121℃)、四フッ化エ
ヂレンー六フッ化ブUピレン共重合樹脂(略称FEP、
融点250〜280℃。
上のフッ素樹脂ひあり、特に限定されないが、たとえば
四フッ化エチレン樹脂(略称PTFE、融点327℃、
4.6にQf/ci熱変形温度121℃)、四フッ化エ
ヂレンー六フッ化ブUピレン共重合樹脂(略称FEP、
融点250〜280℃。
4.6K(If/ai熱変形温度12℃)などがある。
これらのフッ素樹脂は市販されている。
本発明においては上記フッ素樹脂は、たとえば約60重
量%のディスパージョンとして使用する。
量%のディスパージョンとして使用する。
このディスパージョンには少量の界面活性剤を添加する
ことができる。
ことができる。
本発明においては上記のフッ素樹脂ディスパージョンに
高導電性カーボンブラックを配合して使用する。高導電
性カーボンブラックとしてはたとえばパルカンXC−7
2R,ケッチェンブラック等があり、市販のものから選
択できる。この際フッ素樹脂とカーボンブラックの配合
割合はフッ素樹脂/カーボンブラック=119〜9/1
である。ここで、高導電性カーボンブラックをフッ素樹
脂ディスパージョンに配合するには単に撹拌混合すれば
充分であるが、超音波による撹拌が好ましい。
高導電性カーボンブラックを配合して使用する。高導電
性カーボンブラックとしてはたとえばパルカンXC−7
2R,ケッチェンブラック等があり、市販のものから選
択できる。この際フッ素樹脂とカーボンブラックの配合
割合はフッ素樹脂/カーボンブラック=119〜9/1
である。ここで、高導電性カーボンブラックをフッ素樹
脂ディスパージョンに配合するには単に撹拌混合すれば
充分であるが、超音波による撹拌が好ましい。
本発明によって接合される炭素材は、物性の点で同質の
材料同士でも異質の材料同士でもよい。
材料同士でも異質の材料同士でもよい。
本発明において使用する原料炭素材の例としては以下の
ものがあるが、勿論これに限定されるものではない。
− ■ 炭素繊維、炭素粒子、酸化ピッチ粒子から選択され
た炭素骨材とバインダーとからなる成形された1ii2
素材。バインダーとしては種々のもの、例えばフェノー
ル樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂。
ものがあるが、勿論これに限定されるものではない。
− ■ 炭素繊維、炭素粒子、酸化ピッチ粒子から選択され
た炭素骨材とバインダーとからなる成形された1ii2
素材。バインダーとしては種々のもの、例えばフェノー
ル樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂。
石油系ビッヂ又は石炭系ピッチから選ばれる1種類又は
2種類以上を組み合せたものが使用される。
2種類以上を組み合せたものが使用される。
■ 炭素繊維、炭素粒子、酸化ピッチ粒子から選択され
た炭素骨材とバインダーとから成形し、更に800℃以
上で焼成した炭素材。バインダーとしては種々のもの、
例えばフェノール樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂1右
油系ピッチ又は石炭系ピッチから選ばれる1種類又は2
種類以上を組み合せたbのが使用される。
た炭素骨材とバインダーとから成形し、更に800℃以
上で焼成した炭素材。バインダーとしては種々のもの、
例えばフェノール樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂1右
油系ピッチ又は石炭系ピッチから選ばれる1種類又は2
種類以上を組み合せたbのが使用される。
フェノール樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、石油系ピ
ッチとから成る成形された炭素材。
ッチとから成る成形された炭素材。
■ ■の炭素材を800℃以上で焼成した炭素材。
本発明においては原料炭素材として、これらの炭素材を
任意の組み合ゎUで使用する。
任意の組み合ゎUで使用する。
本発明において上記炭素材同士を接合するには、上記カ
ーボンブラックを配合したフッ素樹脂のディスパージョ
ンを炭素材の接合面に塗布し、乾燥後、加熱、加圧する
。
ーボンブラックを配合したフッ素樹脂のディスパージョ
ンを炭素材の接合面に塗布し、乾燥後、加熱、加圧する
。
この際の温度は使用するフッ素樹脂の助占上V150℃
低い温度以上であり、圧力は2Kgr/li以上である
。接合圧が低い場合は融点以上の温度にすることが好ま
しく、接合圧が高い場合には融点以下の温度でも接合が
できる。フッ素樹脂が接合温度に達してから10秒以上
同じ圧力を維持すればよい。
低い温度以上であり、圧力は2Kgr/li以上である
。接合圧が低い場合は融点以上の温度にすることが好ま
しく、接合圧が高い場合には融点以下の温度でも接合が
できる。フッ素樹脂が接合温度に達してから10秒以上
同じ圧力を維持すればよい。
その後常圧に戻すかまたはそのままの加圧下で冷部する
。
。
[発明の作用及び効果]
本発明によって得られる複合製品は炭素材本来の優れた
特性を示すと共に、フッ素樹脂がたとえば150〜35
0℃の温度節回での熱膨張収縮の緩衝材として作用し、
その製造時に原料炭素材同士の接着面における剥離発生
がなく、また製品にクラックが発生することもなく、良
好な生産収率で製造し得るという効果がある。このよう
な本発明の効果は特に接着剤のみによる接合の場合と比
較すると明らかである。
特性を示すと共に、フッ素樹脂がたとえば150〜35
0℃の温度節回での熱膨張収縮の緩衝材として作用し、
その製造時に原料炭素材同士の接着面における剥離発生
がなく、また製品にクラックが発生することもなく、良
好な生産収率で製造し得るという効果がある。このよう
な本発明の効果は特に接着剤のみによる接合の場合と比
較すると明らかである。
また本発明においてはフッ素樹脂を用いるため耐薬品性
に優れている。通常の炭素材同士の接合に用いられる接
着剤は耐薬品性に劣るために薬品にさらされる環境下で
使用すると接合面で剥離してしまう匣れがある。
に優れている。通常の炭素材同士の接合に用いられる接
着剤は耐薬品性に劣るために薬品にさらされる環境下で
使用すると接合面で剥離してしまう匣れがある。
さらに、高導電性カーボンブラックがフッ素樹脂接着層
中に配合されているので接合面ならびに接着層において
も導電性が保たれる。また、この高導電性カーボンブラ
ック自身は耐薬品性があるので接合部分の耐薬品性も保
たれる。
中に配合されているので接合面ならびに接着層において
も導電性が保たれる。また、この高導電性カーボンブラ
ック自身は耐薬品性があるので接合部分の耐薬品性も保
たれる。
通常用いられる接合剤は160℃位までしか使用できな
いが、本発明の複合製品は使用したフッ素樹脂の融点近
くまでの高温で使用することもできる。因みに、本発明
の複合製品をフッ素樹脂の融点以上に温度を上げてから
冷却するという操作を数回繰り返したところ剥離は発生
しなかった。
いが、本発明の複合製品は使用したフッ素樹脂の融点近
くまでの高温で使用することもできる。因みに、本発明
の複合製品をフッ素樹脂の融点以上に温度を上げてから
冷却するという操作を数回繰り返したところ剥離は発生
しなかった。
さらに、本発明の複合製品はフッ素樹脂が介在している
ことによってたとえば90にOf/csf以上という高
い接着強度をもっている。従来、たとえば本出願人によ
る可撓性黒鉛シートを介在させた炭素質複合材品ではこ
の接着強度は2〜3にg f / cdであった。
ことによってたとえば90にOf/csf以上という高
い接着強度をもっている。従来、たとえば本出願人によ
る可撓性黒鉛シートを介在させた炭素質複合材品ではこ
の接着強度は2〜3にg f / cdであった。
従来、高温の薬品中で炭素質複合材を使用する場合には
、たとえば耐薬品性及び導電性を付与するために、高温
でl焼成して全体をカーボンとする必要性があった。こ
の際、高温焼成による炭素材同士の接着面にお()る剥
離や製品のクラックが生じないように、たとえば本出願
人は、可撓性黒鉛シートを応力緩和材として使用して接
合した。
、たとえば耐薬品性及び導電性を付与するために、高温
でl焼成して全体をカーボンとする必要性があった。こ
の際、高温焼成による炭素材同士の接着面にお()る剥
離や製品のクラックが生じないように、たとえば本出願
人は、可撓性黒鉛シートを応力緩和材として使用して接
合した。
しかし、炭素材と高導電性カーボンブラック配合フッ素
樹脂を使用して接合する本発明では従来と異なり接合温
度が低くできるため接合部材それぞれの熱膨張の絶対値
が小さくなり、熱膨張率の差の大きい異質部材間でも接
合が可能となる。また、焼成の必要がなくなるためエネ
ルギーコストや設備費も大幅に節約できる。
樹脂を使用して接合する本発明では従来と異なり接合温
度が低くできるため接合部材それぞれの熱膨張の絶対値
が小さくなり、熱膨張率の差の大きい異質部材間でも接
合が可能となる。また、焼成の必要がなくなるためエネ
ルギーコストや設備費も大幅に節約できる。
なお、本発明の複合製品における接合部はガス不透過性
にも優れている。
にも優れている。
上述のように本発明の炭素材を主とする複合製品は特に
耐薬品性、耐熱性に優れているため、高温の薬品にさら
される環境で使用する炭素質複合製品たとえば電気化学
電池用電極として特に適している。
耐薬品性、耐熱性に優れているため、高温の薬品にさら
される環境で使用する炭素質複合製品たとえば電気化学
電池用電極として特に適している。
[実施例]
以下、非限定的な実施例により本発明をより詳細に説明
する。
する。
11■」
フッ素樹脂(三井フロロケミカル〈株)製画フッ化エチ
レン樹脂ディスパージョン)とカーボンブラック(CA
BOT社製)の配合割合を種々変化させで接合層の電気
固有抵抗を測定した。フッ素樹脂のr1合は四フッ化エ
ヂレン樹脂固形分重吊で示す。
レン樹脂ディスパージョン)とカーボンブラック(CA
BOT社製)の配合割合を種々変化させで接合層の電気
固有抵抗を測定した。フッ素樹脂のr1合は四フッ化エ
ヂレン樹脂固形分重吊で示す。
多1樹脂/カーボン 電気固有抵抗ブラック(歪h
1比) (Ωcm)1/82.4 1/4 2.61/1
3.53/1
4.7実施例2、 東海カーボン(株)製炭素材(高密IJI 1.85g
/CC,厚さ2+n+n xタテ300111ffl
X ヨコ25mm)と昭和電工(株)製炭素材(高密U
1.50u/cc、厚さ0.8mm×タテ300mm
xヨコ300mm >の接合面に¥施例1のフッ素樹
脂/カーボンブラック(3/1)のディスパージョンを
塗布し、乾燥した。
1比) (Ωcm)1/82.4 1/4 2.61/1
3.53/1
4.7実施例2、 東海カーボン(株)製炭素材(高密IJI 1.85g
/CC,厚さ2+n+n xタテ300111ffl
X ヨコ25mm)と昭和電工(株)製炭素材(高密U
1.50u/cc、厚さ0.8mm×タテ300mm
xヨコ300mm >の接合面に¥施例1のフッ素樹
脂/カーボンブラック(3/1)のディスパージョンを
塗布し、乾燥した。
350℃まで加熱した後、この温度で50Kgf/cJ
に5分間加圧した。その後この圧力で室温まで冷却した
。
に5分間加圧した。その後この圧力で室温まで冷却した
。
接着強度を測定するためこの炭素材の両面にエポキシ樹
脂を用いて冶具を取りイ]け炭素材表面に垂直な方向に
引っ張ったところ、90Kgr/ciの力を加えたとぎ
フッ素樹脂シートは剥離せず一エボギシ樹脂のところで
破断した。このことからフッ素樹脂による接着強度は9
0 K gf / a7以上と推定された。
脂を用いて冶具を取りイ]け炭素材表面に垂直な方向に
引っ張ったところ、90Kgr/ciの力を加えたとぎ
フッ素樹脂シートは剥離せず一エボギシ樹脂のところで
破断した。このことからフッ素樹脂による接着強度は9
0 K gf / a7以上と推定された。
手わ鵞ネ111正書 ”
軒1和60年11月72日
1、事ヂtの表示 昭和60年特許願第21340
8号2、発明の名称 炭素材同士を導電性フッ素樹
脂で接合した複合製品及びその製造方法 3、補正をする名 11Sftとの関係 特許出願人 名 称 (110)呉羽化学工業株式会社4、代
理 人 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 山
田ビル5、補正命令の[]付 自 発 8、補正の内容 (1) 明細山中第9真下から第2行目〜第10頁第
5行目までを削除し、代わりに「■ ■の炭素材を更に
800℃以上で焼成した炭素材。」を挿入する。
8号2、発明の名称 炭素材同士を導電性フッ素樹
脂で接合した複合製品及びその製造方法 3、補正をする名 11Sftとの関係 特許出願人 名 称 (110)呉羽化学工業株式会社4、代
理 人 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 山
田ビル5、補正命令の[]付 自 発 8、補正の内容 (1) 明細山中第9真下から第2行目〜第10頁第
5行目までを削除し、代わりに「■ ■の炭素材を更に
800℃以上で焼成した炭素材。」を挿入する。
Claims (9)
- (1)炭素材と炭素材の間に高導電性カーボンブラック
配合フッ素樹脂を介して接合された複合製品。 - (2)前記炭素材が、 [1]炭素骨材とバインダーとから成り、成形された炭
素材、 [2]炭素骨材とバインダーとから成り、成形されて、
更に焼成された炭素材、 [3]黒鉛骨材とバインダーとから成り、成形された炭
素材、および [4]黒鉛骨材とバインダーとから成り、成形されて、
更に焼成された炭素材、 より選択されたものであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の複合製品。 - (3)前記フッ素樹脂が200℃以上の融点を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記
載の複合製品。 - (4)フッ素樹脂とカーボンブラックの配合割合が1/
9〜9/1であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項〜第3項のいずれかに記載の複合製品。 - (5)フッ素樹脂ディスパージョン中に高導電性カーボ
ンブラックを撹拌混合し、炭素材と炭素材の接合面に前
記カーボンブラック配合フッ素樹脂ディスパージョンを
塗布し、乾燥後、加熱、加圧して圧着することからなる
、炭素材と炭素材の間に高導電性カーボンブラック配合
フッ素樹脂を介して接合された複合製品の製造方法。 - (6)前記炭素材を、 [1]炭素骨材とバインダーとから成り、成形された炭
素材、 [2]炭素骨材とバインダーとから成り、成形されて、
更に焼成された炭素材、 [3]黒鉛骨材とバインダーとから成り、成形された炭
素材、および [4]黒鉛骨材とバインダーとから成り、成形されて、
更に焼成された炭素材、 より選択することを特徴とする特許請求の範囲第5項に
記載の方法。 - (7)前記フッ素樹脂が200℃以上の融点を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第5項または第6項に記
載の方法。 - (8)前記高導電性カーボンブラックの撹拌混合を超音
波によって行なうことを特徴とする特許請求の範囲第5
項〜第7項のいずれかに記載の方法。 - (9)2kgf/cm^2以上の圧力で前記フッ素樹脂
の融点より50℃低い温度以上の接合温度に10秒以上
保つことを特徴とする特許請求の範囲第5項〜第8項の
いずれかに記載の方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213408A JPS6271638A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 炭素材同士を導電性フツ素樹脂で接合した複合製品及びその製造方法 |
US06/907,977 US4818640A (en) | 1985-09-25 | 1986-09-16 | Carbonaceous composite product produced by joining carbonaceous materials together by tetrafluoroethylene resin, and process for producing the same |
DE19863632651 DE3632651A1 (de) | 1985-09-25 | 1986-09-23 | Zusammengesetztes kohlenstoffprodukt, das durch verbinden kohlenstoffhaltiger materialien mittels tetrafluorethylenharz hergestellt ist, sowie verfahren zu dessen herstellung |
CA000519027A CA1291407C (en) | 1985-09-25 | 1986-09-24 | Composite product comprising carbon materials mutually joined by tetrafluoroethylene resin or electroconductive tetrafluoroethylene resin and process for producing the same |
FR8613424A FR2587696B1 (fr) | 1985-09-25 | 1986-09-25 | Produit composite carbone produit par la jonction de matieres carbonees avec une resine tetrafluoroethylene, et procede pour produire celui-ci |
GB8623043A GB2181422B (en) | 1985-09-25 | 1986-09-25 | Carbonaceous composite product and process for producing it |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213408A JPS6271638A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 炭素材同士を導電性フツ素樹脂で接合した複合製品及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271638A true JPS6271638A (ja) | 1987-04-02 |
JPH0473380B2 JPH0473380B2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=16638731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60213408A Granted JPS6271638A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-26 | 炭素材同士を導電性フツ素樹脂で接合した複合製品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6271638A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05140468A (ja) * | 1988-12-07 | 1993-06-08 | Ucar Carbon Technol Corp | 高強度炭素質セメント |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP60213408A patent/JPS6271638A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05140468A (ja) * | 1988-12-07 | 1993-06-08 | Ucar Carbon Technol Corp | 高強度炭素質セメント |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0473380B2 (ja) | 1992-11-20 |
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