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JPS6264345A - 核磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

核磁気共鳴撮像装置

Info

Publication number
JPS6264345A
JPS6264345A JP60191528A JP19152885A JPS6264345A JP S6264345 A JPS6264345 A JP S6264345A JP 60191528 A JP60191528 A JP 60191528A JP 19152885 A JP19152885 A JP 19152885A JP S6264345 A JPS6264345 A JP S6264345A
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JP
Japan
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seconds
images
pulse
magnetic resonance
nuclear magnetic
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Granted
Application number
JP60191528A
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English (en)
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JPH0316853B2 (ja
Inventor
隆昭 平田
裕之 松浦
秀人 岩岡
直 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP60191528A priority Critical patent/JPS6264345A/ja
Priority to US06/833,224 priority patent/US4694250A/en
Priority to GB08604693A priority patent/GB2173598B/en
Priority to DE19863606220 priority patent/DE3606220A1/de
Publication of JPS6264345A publication Critical patent/JPS6264345A/ja
Publication of JPH0316853B2 publication Critical patent/JPH0316853B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、核磁気共鳴撮像装置(以下核磁気共鳴をNM
Rと略す)に関し、特に緩和時間T++T2およびプロ
トン密度ρの計算画像を求める手段の改善に関するもの
である。
(従来の技術) 従来より、NMRfi像装置において、測定した画像か
ら医学上有用とされている!緩和時間Tt値に関する画
@(T+鍮)や横緩和時間T2値に関する画像(T2像
)を求める技法があった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このT1像とT2像は次のように別々の
方法により求められていた。
■T+(iについては、例えば、次のようにして計算さ
れる。第5図に示すような反転回復法(l nvers
ion  Recovcry法:以下IR法と略す)と
スピンエコー法(Spin  Echo法二以下SE法
と略す)とを併せて適用したIR8E法と、第6図に示
すような飽和回復法(S aturation  Re
covcry :以下SR法と略す)とSE法とを併せ
て適用した5R8E法により、各1枚ずつの原画像を得
、この2枚の画像と、信号強度の近似式を用いて計算す
る。
5R8E法は第6図に示すように90’パルス印加の後
に180°パルスを印加してエコー信号を得るようにし
たパルスシーケンスで、 90’パルスからエコー信号
の中心までの時間をTs、90”パルス印加から次のビ
ューでの90′パルス印加までの時間をTrとしている
また、IR8E法は第5図に示すように第6図の5R8
E法の各90°パルスの前にインバージョン・リカバリ
用の1808パルスを印加するようにしたパルスシーケ
ンスで、インバージョン・リカバリ用の180°パルス
の印加から90°パルスの印加までの時間をTa、90
’パルスからエコー信号の中心までの時間をTsNイン
パージ3ン・リカバリ用の180′パルスの印加から次
のビューでの1806パルスの印加までの時間をTrと
している。
寸−eXp(−Tヒ/丁、)) である。
このI!Il!論式に対し、ここで、Tr>T+として
exp  (−Tr/T+ )−0とすれば、工銘十工
。・4)tP(−τs/Tλ)IH:]−0・−etP
(−Ts/ TL)l l−2・e−Xi’(−T、7
./T+)1ゆえに、 エエFL/I吠=1−1−θP(−74/TOT、 =
 Tシム12工鯨/(丁5に一エエR)1この式からT
1値を求める。
■T2像を求める場合は、例えば、刊行物「映像情報(
M)41984年6月号(VOl、16  No。
11)の第570頁ないし第576頁に記載されたCP
MG法により複数個のエコーデータからTI+ρを消去
して最小2乗法によりT2値を求めるようにしている。
なお、1回のデータ収集で複数個のエコーデータを連続
的に取り出しT2(aを求め得るようにしたCP法では
、印加するパルスの長さが不完全であればその誤差がエ
コーを得るに従い累積され、結果としてT2IItIに
誤差を生ずると言う欠点がありたが、CPMG法と呼ば
れるパルスシーケンスはこれを解決したもので、第7図
に示すように900パルスの侵に180”パルスをn回
繰返し印加してn個のエコーを発生させるようにしたパ
ルスシーケンスである。
このような手法による従来の方法においては次のような
欠点があった。
(1)T+象とT2像がそれぞれ別個に求められており
、T+ N T2 Nρの計算画像が同時に得られない
(2)近似式を用いているため正確な値が求まらない。
(3)Tr>T、の条件のためTrを艮くしなければな
らず、全スキャンタイムが長い。
(4)原画−のスキャンパラメータが最適化されておら
ず、与えられた条件下で最良の計算画像が求まらない。
(5)スライス形状の影響のため系統誤差がある。
本発明の目的は、この様な点に鑑み、NMR県像装置に
おいて、複数枚の原画像から短時間に高精度なT 、*
 T 2 eρ計算画像を同時に求め得るようなNMR
撮像装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この様な目的を達成するために本R明では、核磁気共鳴
l1i)e装置において、計算画像用の新しいパルスシ
ーケンスを考案し、IRnSE法とFR撮像E法(FR
はF ast Recovery法(7)18)k:J
:り撮像し、この撮像から(n十m)枚の画像を求め、
この画像からT I * T 2 gρ像を計算するも
のとし、かつこの場合のIRnSE法とFRmSE法に
おける各スキャンパラメータは、注目する範囲のT 1
+ T 21ρ計算画像の評価関数が最良となるように
選定されていることを特徴とする。
〈実施例) 以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。第1図は本
発明に係るNMR1i像装置の一実施例を示す要部構成
図である。図において、1はマグネットアセンブリで、
内部には対象物を挿入するための空間部分(孔)が設け
られ、この空間部分を取巻くようにして、対客物に一様
静磁場Hoを印加する主磁場コイル2と、勾配磁場を発
生するための勾配磁場コイル3(個別に勾配磁場を発生
することができるように構成されたX勾配磁場コイル、
y勾配!1sコイル、2勾配磁場コイルより構成される
)と、対家物内の原子核のスピンを励起するための高周
波パルスを与えるRF送信コイル4と、対象物からのN
MR信号を検出する受信用コイル5W−が配置されてい
る。
主磁場コイルは静磁場11.Ij ′wJ回路15に、
Gx。
Gy、Gz各勾配磁場コイルは勾配磁場ちり御回路14
に、RF送信コイルは電力増幅器18に、モしてNMR
信号の受信用コイルはプリアンプ19に、それぞれ接続
されている。
13はコントローラで、勾配磁場や高周波磁場の発生シ
ーケンスを制御すると共に得られたNMR信号を波形メ
モリ21に取込むために必要な制御を行う。
17はゲート変調回路、16は高周波信号を発生する高
周波発振器である。ゲート変調回路17は、コントロー
ラ13からの制御信号により高周波発振器16が出力し
た高周波信号を適宜に変調し、所定の位相の高周波パル
スを生成する。この高周波パルスはRFit力増幅@1
8を通してRF送信コイル4に加えられる。
1つは検出コイル5から得られるNMR信号を増幅する
プリアンプ、20は高周波発振器の出力信号を参照して
NMR信号を位相検波する位相検波回路、21は位相検
波されたプリアンプからの波形信号を記憶する波形メモ
リで、ここにはA/D変換器を含んでいる。
11は波形メモリ21からの信号を受け、所定の信号処
理を施してl1liI像を得るコンピュータ、12は得
られた断層像を表示するテレビジョンモニタのような表
示器である。
30は操作卓で、コンピュータ11と連結され、本装置
に必要な各種の情報を入力するための入力手段である。
この様な構成における計算画像作成の手順について次に
説明する。
ここでは、本発明による新規なIRnSE法とFRmS
E法のパルスシーケンスを用い、IR3SE法で求めた
3画像と、FR4SE法により求めた4画像の計7画像
から、TINT2、ρ像を計算する場合を例にとって説
明する。
なお、lRa5E法は、第2図に示すように、IR8E
法に準するパルスシーケンスであるが、一つのビューに
おいて、  180’″(2)パルスを繰返し3回印加
して、3つのエコー信号を得るようにした方式である。
また、FR4SE法とは、第3図に示すようなパルスシ
ーケンスを採用した方式である。すなわち、5R8E法
において最後(この場合は、第4番目)のエコー信号を
得た後、1800パルスの印加と、更にそれに続り90
°パルスと180°パルスの印加により磁化を強制的に
主磁場方向へ向け、磁化の平衡状態への回復時間を短縮
するようにしたことを特徴とするパルスシーケンスによ
りエコー信号を得るマルチエコー法である。
(1)パルスシーケンス 第2図及び第3図のパルスシーケンスについて更に詳し
く説明すれば次の通りである。
90°パルスと第1エコー信号の中心までの間隔T B
 I 、第1エコー信号以後の各エコー信号の中心間隔
下s2、第4エコー信号の中心とその後に与えられる9
0°パルスまでの間隔T B 3 、第1の180°パ
ルス(インバージョン・リカバリ用の180°パルス)
から901パルスの印加までの間隔Td、繰返し時IT
丁はそれぞれ任意に選ぶことができる。これらの時間管
理はコントローラ13で行われ、その時間設定は操作車
30を使用して行うことができる。
180°〔1ンパルスはスピン反転用の180°パルス
、1′80°(コ)はスピンエコー用180@パルスで
、パルス誤差を小さくするためにどちらも90 ”−4
5・ 270°愕 ・90″−付のコンポジット・パル
スを使用している。
lRa5E法では各ビューごとの180°パルス数は偶
数である。
なお、各パルスの度数に付したサフィックス値は励起用
90°パルスとの位相差を表わし、これらのパルスは非
選択パルスである。
励起用90′パルスは、選択パルスであり、ガウシアン
変調されたものである。
このような90°パルスないし1800パルスの印加は
次のようにして行われる。すなわら、コントローラ13
の制御のもとにゲート変調回路17を通して得た所定の
90°パルス又は180°パルス信号を電力増幅器18
を介してRF送信コイル4に与え、対象物に印加するR
F磁場を発生させる。
他方、勾配磁場については次の通りである。X方向の勾
配磁場Gxは、プロジェクション勾配で、aは180°
パルスによるスライス面外のノイズを消去するためのス
ポイラである。
2方向勾配磁場Gzはスライス勾配、y方向勾配磁場G
yはワーブ勾配で、bは180°パルス誤差によるアー
ティファクトを消去するためのスポイラである。また、
Cはビュー間の相関を取除くためのスポイラである。
各勾配m場の印加はコントローラ13により制御される
上記のようなパルスシーケンスにより発生する各エコー
信号は受信コイル5で検出される。受信コイルで検出さ
れたスピンエコー信号は、プリアンプ191位相検波回
路20を経て波形メモリ21に蓄えられる。
(2)信号強度式について 十丁’−+/T+ 十3 Tz/2T+ ) −2−e
x P (−Ti−7丁を十T5+/丁+ +Tsz 
/ Z T +) +26p’ (−71,/7 (と
して、第1エコーは、 1o  ・eXl]  (Ts + /T2 )第2エ
コーは、 1o ・eXr) (−Ts + /T2−TI2 /
T2 )第3エコーは、 1o −eXI) (Ts + /T2−27!B 2
 /T2 )である。
ここでCTFZ3  はスライス形状の影響を表わす関
数で、次のように求められる。
スライス形状の影響を含まない信号強度式を二)C−は
T + / T rのみの関数なので、必要なT + 
/ T rの範囲で数値積分によりCod誌を求め、こ
の値からC0U をT + / T rの多項式として
求めることができる。
以上から、スライス形状の影響を含んだ信号強度式F 
s (TrzTs、T+ 2TZ/ P )は、Fnと
、スライス形状の影響を表わす係数00走と との積と
して求まる。
Fs(T?z丁’hl ’Ti / Tz / P )
−Fn  (”’5−Ts、TuTg−)CotLd 
  (T+  / Tr  )、ここで、Coad  
は、例えば0.2<’T + / T r <10.0
の場合には C,ム − 8.1537 E −6(T+ /Tr 
) ’−2,95088E −4(T+ /Tr ) 
’+ 4.27675E −3(T+ /Tr ) ’
−3,17902E −2(T + / Tr ) ’
+ 1.29262E −j (T+ /Tr ) 2
−2.85542−1 (T I/ T、? )+ 1
.0557 パルスシーケンスが1つの90”パルスと偶数個F n
 (Tr、Ts>T1、TL)#)とする。
イ〉 磁化の倒れる角度がC1のときの信号強度はパル
スシーケンスが1個の90°パルスと奇数個の180°
パルスから構成されたものである場合には、 となる。
口)ガウシアン90°パルスを用いていれば、スライス
中央から距離2の点でのαは 医=(π/z )−ex P (−Zリ       
   ・口(乙)となる。
ハ) (1)式を(2)式により2で積分すればスライ
ス形状の影響を含んだ信号強度が求まり、次式となる。
・・・(3) (3)式の積分は(T+/Tr)のみの関数であるので
、この値をC0u(T+/Tr)と書く。
の180°パルスから構成されたものである場合には、
スライス形状の彰菅を含まない信号強度式をFnとすれ
ば、磁化が倒れる角度がC0のときの信号強度は となり、以下上述の場合と同様に計算可能である。
例えば、ガウシアン90’″パルスを用いていれば、0
.2< T I/ T 2 < 10.0で、スライス
形状の影響を表わす係数C4V4Nは C4vea−−2,4203E −5(T+ /Tr 
) ’+ 5.6861 E −4(T+ /Tr )
 ’−3,6523E −3(T+ /Tτ)81−1
.0071 E −2<T+ /Tr ) ’+ 3.
2162 E −1(T+ / Tr )+ 0.91
78 である。
以上がガウシアン90°パルスを用いた場合の計棹であ
るが、他の90”パルスを用いた場合でもスライス中央
から距離2の点での90°パルスにより磁化が倒れる角
度αが求まれば同様に計算できる。
■ FR4SE法の信号強度式は 工o = [1−ety (−(Tr −Tsr 迅z
−Tsi)/T+ロリ/[1−σi’(−(Th−Tぎ
1−3丁≦2−Tst)/T+−(Tsけ?Tsz+”
Th3’)/T4として、第1エコーは、 No −eXp  (−Ts + /T2 )第2エコ
ーは、 Io −eXll  (−Tg + /T2  Tg 
2 /T2 )第3エコーは、 io −f3XI)  (Ts + /T2−2T!!
 2 /T2 )第4エコーは、 Io−eXp(−Ts + /T2 2T!$ 2 /
T2 )である。
(3)  スキャンパラメータの最適化人体のTIIT
21ρ計算画像の評価関数が最良となるスキャンパラメ
ータをW4差伝播の法則により計算する。信号強汝式に
は前記(2)の信号強度式を用いる。
ここで、信号強度の理論式と、求めるT1、Tg、ρ値
とから計算iii像の評価関数を最良にするスキャンパ
ラメータを求める手法について説明する。ここでは評価
関数として正規化した標準偏差の和、すなわち、 〕 ση/ T ++σ7z / T 2+σ4/ρた
だし、六1.σT2 、σ、はT I * Tg * 
I)の標準偏差 を用いる。
7つの画像のスキャンパラメータをfl / Pzz・
・°/PTs信号強度式をF I * F 2 * −
−、r F Tとすれば、画像から最小2乗法によりf
ff算したT+。
T2eρの値の共分散行列’T+ Tz Pは■工+X
 P −(A” ■I□3 A>−’ただし、v123
  は原画像の共分散行列で、原画像の分散σ2は、平
均値をn、サンプリング時間をTaとして、σ2ocn
−’ Ta−’ t’表わされ、まとなる。
したがってN T I + 72 *ρの値の分散はV
TITZpの対角要素として求まる。
以上から、計算画像の評価関数がPI /Pz t・・
・f’7 /T(Ll/TlLX度−/丁’cbqr%
+i’rしl t + L  L / りLYの関数と
して求まる。
このような原理に基づき、次のような手順により適切な
スキャンパラメータが求められる。
■信号強度の理論式を定める。
■理論式と、測定したいT+ 、Tg−ρの範囲と、原
画像の分散から、計算画像の評価関数をスキャンパラメ
ータの関数として求める。
■上記■において計算画像の評価関数がスキャンパラメ
ータの多変数関数として求まったので、多変数関数の極
値を求める方法(シンプレックス法等〉によりi!lF
価関数が最良となるスキャンパラメータを求める。
このようにして求めたスキャンパラメータの一例を示せ
ば次の通りである。
■トータルスキャンタイムを600秒でスキャンする場
合には lRa5E法においては TT−2,1秒 Td=0.457秒 T、 、 =0.02秒 Ts 2 = 0.02秒 平均回数(AVE)−1 FR4SE法においては Tr=1.3秒 Ts I=0.02秒 T、 、 =0.073秒 Ts 3−0.02秒 平均回数(AVE)−2 ■トータルスキャンタイムは300秒の場合IR3SE
法では Trx 1,28秒 7d =0.366秒 Ts + =0.02秒 Ts 2−0.02秒 平均回数(AVE)= 1 FR4SE法では Tr=1.1秒 Ts + = 0.02秒 T、 2− 0.073秒 Ts 3 ”” 0.02秒 平均回数(AVE)−2 (4)  前記(3)のスキャンパラメータで撮像する
すなわち、IR3SE法において、ワープ勾配(勾配計
11iGy)の互いに異なる所定のビュー(ビュー数は
例えば127)にわたって上記のパラメータでスキャン
し、エコー信号を測定する。測定採取したエコー信号を
第1、第2及び第3エコー信号群ごとに分け、コンピュ
ータ11を使ってそれぞれ2次元画像に再構成して3枚
の原画像を1qる。
次にFR4SE法において、ワープ勾配(勾配磁JiG
y)の互いに異なる所定のビュー(ビュー数は例えば1
21)にわたって上記のパラメータでスキャンし、同様
にエコー信号を測定し波形メモリ21に格納する。得ら
れたデータを第1、第2、第3及び第4エコー信号群ご
とに分け、同様にコンピュータ11を使ってそれぞれ2
次元画像に再構成して4枚の原画像を得る。
(5)  前記(4)で得られた7枚の原画像を用い、
非線形最小2乗法によりT I T T 21ρ鍮(計
算画像)を求める(コンピュータ11にて演算により求
める。)。
以上の手法において、勾配1111Gx 、 Gy 、
 G2と、スライス、プロジェクション、ワープの関係
は任意である。
以上の手順により、TI * 72 *ρの計算画像を
正確かつ同時に得ることができる。
(他の実施例) なお、本発明は上記実施例に限らず次のようにすること
ができる。
(1)パルスシーケンスとして、実施例では、90゜パ
ルスから第1エコー信号までの間隔をT!i1、第1エ
コー信号以後の各エコー信号間隔をTs2としたが、こ
れを、 90°パルスから第1エコー信号までの間隔と、第1エ
コー信号から第2エコー信号までの間隔をそれぞれTs
 I s第2エコー信号から第3エコー信号までの間隔
及び第3エコー信号から第4エコー信号までの間隔をT
s2、それ以後の第(2n−2)エコー信号から第(2
n−1>エコー信号までの間隔及び第(2n−1)エコ
ー信号から第2nエコー信号までの間隔(ただしn≧3
)をTsnとする。この場合180°パルス誤差を偶数
エコーで除くことができる。
更に、各エコー信号間隔を全く任意にしてもよい。
(2)ガウシアン変調の90°パルス、コンポジット1
80°パルスも実施例に限定されるものではなく、他の
90°パルス、180”パルスを用いてもよく、同様に
計算画像を得ることができる。
(3)  実施例では、lR380法とFR4SE法に
よる!fi像から7つの画像を得、これをもとにT1゜
T2+ρの各計算画像を求める場合を示したが、これに
限定することなく、一般にIRnSE法とFRmSE法
によるm像から(n+m)枚の画像を得、これをもとに
T I + 72 *ρの各計算画像を求めるようにし
てもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、次のような効果
がある。
■近似式を用いていないため正確な値を求めることがで
きる。
■計算画像の分散を最小とするスキャンパラメータを用
いることにより、所定の撮像時間で最良の計算画像が求
まる。
■IRnSE法の180°パルス数を偶数とすることに
より計算画像の標準偏差を小さくすることができる。第
4図は、種々のパルスシーケンスの組合せについて、人
体のTI、T2値の代表点での正規化した標準12差の
総和を示したものである。
このグラフから明らかなように、IRnSE法(nは整
数)の180°パルス数が偶数の場合、標準偏差が小さ
いことが分る。すなわち、lR45E法よりもIR3S
E法を使用する方が良いことが分る。
■FR法を用いることにより、他の方法より更に標準偏
差を小さくすることができる。第4図において、lRa
5E法、FR4SE法が最良である。
■また、FR法を用いることにより、T1.T2の広い
範囲で分散を小さくすることができる。
■180°(2)パルスにコンポジット・パルス90’
−45270°確 ・9G”−45を使用し、各エコー
信号間の開隔を、隣接する2つずつが等しくなるように
設定することにより、180°パルス誤差を偶数エコー
信号で除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るNMRIl像装置の一実施例を示
す要部構成図、第2図はIR3SE法のパルスシーケン
スを示す図、第3図はFR4SE法のパルスシーケンス
を示す図、第4図は種々のパルスシーケンスの組合せに
ついて、人体のTI+72Mの代表点での正規化した標
準偏差の総和を示す図、第5図ないし第7図は従来のパ
ルスシーケンスの一例を示す図である。 1・・・マグネットアセンブリ、2・・・主磁場コイル
、3・・・勾配磁場コイル、4・・・RF送信コイル、
5・・・受信用コイル、11・・・5ンビユータ、12
・・・表示器、13・・・コントローラ、14・・・勾
配磁場$り御回路、15・・・静磁場制御回路、16・
・・高周波発振器、17・・・ゲート変調回路、18・
・・電力増幅器、19・・・プリアンプ、20・・・位
相検波回路、21・・・波形メモリ、30・・・操作卓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)対象物に高周波パルスおよび磁場を印加して核磁気
    共鳴信号を発生させ、この信号を用いて対象物の組織に
    関する画像を得るようにした核磁気共鳴撮像装置におい
    て、 緩和時間(T_1、T_2)又はプロトン密度(ρ)の
    少なくともいずれか一つに関する計算画像を得るための
    下記(イ)ないし(ハ)の機能を有する制御・演算手段
    を具備したことを特徴とする核磁気共鳴撮像装置。 記 (イ)注目する範囲のT_1、T_2、ρ計算画像の評
    価関数が最良となるIRnSE法(nは整数)とFRm
    SE法(mは整数)のスキャンパラメータを求める。 (ロ)IRnSE法とFRmSE法とによるパルスシー
    ケンスにより前記(イ)で求めたスキャンパラメータで
    撮像する。 (ハ)IRnSE法とFRmSE法による撮像から求め
    た(n+m)枚の画像からT_1、T_2、ρ像を計算
    する。 2)前記制御演算手段は、IRnSE法においてそのパ
    ルスシーケンス中で180°パルスが偶数回印加される
    ように構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の核磁気共鳴撮像装置。 3)前記制御・演算手段は、IR3SE法とFR4SE
    法により撮像を行い7つの画像を得、この7つの画像か
    らT_1、T_2、ρ像を計算するように構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の核磁気共鳴撮
    像装置。 4)前記制御・演算手段は、IR3SE法とFR4SE
    法により撮像を行い7つの画像を得、この7つの画像か
    らT_1、T_2、ρ像を計算し、スキャンパラメータ
    としては下記の値を用いるように構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の核磁気共鳴撮像装置。 記 (1)IR3SE法では T_r=2.1秒 T_d=0.46秒 T_s_1=0.02秒 T_s_2=0.02秒 として所定のビュー数スキャンする。 (2)FR4SE法では T_r=1.3秒 T_s_1=0.02秒 T_s_2=0.073秒 T_s_3=0.02秒 として所定のビュー数スキャンする。 (3)求める7つの画像は、IR3SE法とFR4SE
    法を1対2の割合で平均して求める。 5)前記制御・演算手段は、IR3SE法とFR4SE
    法により撮像を行い7つの画像を得、この7つの画像か
    らT_1、T_2、ρ像を計算し、スキャンパラメータ
    としては下記の値を用いるように構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の核磁気共鳴撮像装置。 記 (1)IR3SE法では T_r=1.28秒 T_d=0.37秒 T_s_1=0.02秒 T_s_2=0.02秒 として所定のビュー数スキャンする。 (2)FR4SE法では T_r=1.1秒 T_s_1=0.02秒 T_s_2=0.073秒 T_s_3=0.02秒 として所定のビュー数スキャンする。 (3)求める7つの画像は、IR3SE法とFR4SE
    法を1対1の割合で平均して求める。
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