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JPS6255145A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

Info

Publication number
JPS6255145A
JPS6255145A JP19386385A JP19386385A JPS6255145A JP S6255145 A JPS6255145 A JP S6255145A JP 19386385 A JP19386385 A JP 19386385A JP 19386385 A JP19386385 A JP 19386385A JP S6255145 A JPS6255145 A JP S6255145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
tank
flow path
drain tank
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19386385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH089229B2 (ja
Inventor
Hiroo Hitotsubashi
一橋 浩夫
Masakazu Ozawa
小沢 雅一
Ryuichi Ebinuma
隆一 海老沼
Atsushi Saito
篤 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP60193863A priority Critical patent/JPH089229B2/ja
Publication of JPS6255145A publication Critical patent/JPS6255145A/ja
Publication of JPH089229B2 publication Critical patent/JPH089229B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクジェット記録装置、更に詳しくは多色の
記録が行なえるインクジェット記録装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 多色の色インクを用いたカラーのインクジェット記録装
置は、例えばブラック、シアン、マゼンク、イエロー等
の色インクを用い、夫々の色に対応するインクジェット
ヘッドを備えている。
そして、記録指令に基づいて夫々の色のインクをドツト
として記録紙上に単色又は複数色の混合により、7色前
後のカラー記録を行なう構成とされている。
このような多色のインクジェット記録装置を用いた場合
、そのヘッド構成するノズルの数は例えば1色で200
0個前後となるのが通常で、ノズルの先端のオリフィス
の直径は数10gmと極めて微細であり、液滴の噴射制
御は困難を伴なう。
このようなカラーのインクジェットプリンタにおける液
滴の発射機構としては各種のものが考えられるが、ノズ
ルの部分にバブル(気泡)を強制的に発生させ、ノズル
内の圧力上昇により液滴を発射する、いわゆるバブルジ
ェット方式が広く知られている。
又、この種のインクジェットプリンタはユニット化が進
み、保守点検や搬送あるいは保存時において、装置を構
成する各部をユニット化して着脱可能にしたものが多い
このように各部分をユニット化して着脱可能にした構造
はインクジェットプリンタが液体を扱っているため、イ
ンク流路内における溶存気体に起因する気泡の発生やユ
ニットの着脱時における作業者の指先がオリフィスに接
して脂肪分や塵埃がオリフィスを閉塞することによりイ
ンクの不吐出現象が生じる時等において保守点検を行な
いやすいようにするためである。
[発明が解決しようとする問題点] 上述したように各部をユニット化した場合にはその着脱
時において電気的な接続や機械的な結合あるいはインク
流路の連結等の各種の連結手段をユニットの着脱時に断
続しなければならない。
ところが、従来においては各ユニットの着脱時に電気系
や流路系の断続を夫々別個の動作として行なっていたた
め、電気系等を接続解除せずにユニットを取り出し、電
気系を破損してしまう事故等も生じた。
又、インク不吐出現象を回復する動作は各ノズルから強
制的にインクを吐出させる動作を行なう。
このような場合には前述した場合に極めて多数のノズル
からインクの吐出が行なわれるためその量はかなり多く
なる。
このような場合廃インクタンク(ドレンタンク)に極め
て短時間で廃インクが溜ってしまい、ドレンタンクが常
に見やすい位置にないとオーバーフローを生じてしまい
装置や記録紙を汚してしまうことになる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述したような問題点を解決するため必要部分
をユニット化して着脱可能とするとともに、ノズル部分
の保護手段と電気的な接続の断続手段とを相互に補完的
な関係を持つ構造とし、ドレンタンクは装置の外側の見
やすい位置で、着脱が容易な構造とした。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
[流路系の説明図] 第1図以下は本発明の一実施例を説明するもので第1図
には本発明が適用されるインクジェットプリンタの流路
系が示されている・ 同図において符号1で示すものはバブルジェット型のヘ
ッドエレメントで、多数のノズルを有するヘッドエレメ
ントが記録紙の幅方向に複数個配置されている。
各ヘッドエレメント1はそれぞれ2木の流路2.3を有
し、一方の流路2はディストリビュータ流路4に接続さ
れ、他方の流路3はもう1つのディストリビュータ流路
5に接続されている。
そして、一方のディストリビュータ流路4は流路6を介
して第1のインクタンク7に接続されており、流路6の
途中には電磁弁Aが介装されている。
又、他方のディストリビュータ流路5は流路8を介して
第1のインクンタンク7に接続されている。流路8の途
中には電磁弁CとポンプPとが介装されている。ポンプ
Pは正、逆転可能なモータMに駆動され、インクの供給
方向を切り換えることができる。
第1のインクタンク7には液位センサ9が取り付けられ
ており、インクの液位を常時監視している。
又、第1のインクタンク7は配管10及びその途中に介
装された電磁弁Bを介して大気に開放し得るようになっ
ており、タンク内の圧力を一定に保つようにしている。
一方、流路8の途中で、かつ電磁弁CとポンプPとの間
には逆止弁11を介して着脱可能な第2のインクタンク
12が接続されている。
なお、第1図に示す例は1色のインクに対応した状態で
示したが、多色のプリンタの場合には上述した流路系が
多層に設けられる。
又、ヘッドエレメントと、ポンプ側を結ぶ流路8に逆止
弁64が設けられている。
この逆止弁64はヘッドエレメント1側へのインクの通
過を許す構造となっている。
又、第1のインクタンク7の電磁弁Bを介した大気開放
側のチューブ10の端部にはブリーザを兼ねたオーバー
フローセンサ65が取り付けられている。
[全体構造] 一方、上述した流路系を備えたカラーのインクジェット
プリンタの全体を第2図及び第3図に示す。
図示の例はバブルジェット方式を採用し、オンデマンド
型のプリンタとして例示しである。
図において符号20で示すものは上部ユニットで、後述
するようにヘッドユニットが収容されている。
この上部ユニット20の下側は下部ユニット21となっ
ており、電源部分が収容されている。
下部ユニッ)21の外側には着脱自在、なドレンタンク
22が外部から見えるようにして取り付けられている。
上部ユニッ)20の手前側にはヒンジ23を介して開閉
自在に給紙ユニット24が取り付けられている。
この給紙ユニット24の表側の上部にはフラップ25が
着脱自在に取り付けられている。
このフラップ25は排紙口を覆う蓋で実際のプリント時
にはオペレータによって取りはずされる。
このフラップ25に隣接して操作パネル26が設けられ
ている。
また、符号27で示すものはポケットで、このポケット
27にはマニュアル等が収容される。−また、給紙ユニ
ット24の表側の下部には記録紙の残量を見るための開
口部28が形成されている。
給紙ユニット24の下部には鋼線等を屈曲して形成され
たスタッカ29が設けられている。
また、下部ユニット21の下端にはベースユニット30
が取り付けられている。
給紙ユニット24の内側には給紙機構31が設けられて
おり、その下側には記録紙の収容空間32が設けられて
いる。
また、上部ユニット20がヘッドユニットの収容体とな
っており、その上部にはバブルジェットアセンブリ(以
下BJAと略称する)33が着脱可能に取り付けられて
いる。
また、このBJA33の手前側にはキャップ34′が昇
降自在に取り付けられている。
[B J Aの構造コ BJA33は第4図に示すような構造を有する。
即ち、BJA33は強固なフレーム34を基準として組
立られており上部二二ッ)20の上部空間に着脱自在に
取り付けられている。
フレーム34にはその前面側に向って4個のバブルジェ
ットユニット(以下BJUと略称する)35〜38が着
脱可能に取り付けられている。
これらBJU35〜38は本例の場合上から順にブラッ
ク、シアン、マゼンタ、イエローの配置となっている。
各BJU35〜38は夫々複数個のヘッドエレメント1
を有し、各ヘッドエレメント1は例えば128個という
多数のノズル(図示省略)を有する。
ヘッドエレメントlは夫々のBJU35〜38において
上下2段に千鳥状に配置されているが、ノズルは上下で
重複しないように配置されている。
BJU35〜38の下段には各色に対応したインクが充
填された第2のインクタンク12が着脱自在に取り付け
られている。
この第2のインクタンク12は後述するような構造を有
する第1のインクタンク7側に接続されている。
この接続は第2のインクタンク12を装着するだけで自
動的に行なわれる。
BJA33のフレーム34の左右の両端側には冷却用の
空気を送るファン39が取り付けられている。
このような構造を有するBJA33はフレーム34の左
右の把手34aをつかんで上部フレーム20内に着脱自
在に装着され、装着時においては71/−ム34の後端
に設けられたコネクタ40を介して上部フレーム20側
の電源側の端子に自動的に接続される。
なお、符号41で示すものはコネクタ40のロック及び
ロック解除を行なうつまみである。
又、符号42で示すものは、カバーで、BJU35〜3
8を覆って取り付けられる。
このカバー42とレバー41との連動関係を含めた安全
機構については後述する。
このカバー42が取り付けられるのはBJA33を着脱
する場合である。
即ち、ヘッドニレメン)lに形成されたノズルの直径は
極めて小さく、指先等が接触するだけでノズルの閉塞が
生じてしまう恐れがあるため、BJA33を取り扱う場
合には必ず装着される。
[キャップの構造] ところで、昇降自在なキャップ34′は第5図及び第6
図に示すように構成されている。
即ち、キャップ34′は強固なフレーム43を基準に組
、立られており、図示を省略した駆動装置によって昇降
自在に設けられ、BJA33を覆う位置と第3図に示す
ようにBJA33から下方へ完全に離れた位置とに昇降
自在に設けられている。
このキャップ34′内には前記BJU35〜38の夫々
のヘッドエレメント1を覆うインク吸収体44〜47が
収容されている。
各インク吸収体44〜47はフレーム43に軸48を介
して回動自在に軸承された腕49に固定された支持枠5
0内に収容されており、インク吸収体44〜47の下側
には絞り板51が配置されており、この絞り板51はも
う1つの腕52の先端に固定されている。
符号53で示すものは腕52の後端が接触するストッパ
である。
また、フレーム43の外側縁には垂直に昇降自在にレバ
ー54が配置されている。
このレバー54にはピン55を介して4個の腕56の一
端が回動自在に軸承されており、腕56の他端は前記軸
48に連結されている。
またレバー54の下端はモータ57によって回転される
回動アーム58の先端にピン59を介して回転自在に軸
承されている。
従って、モータ57が回転され、回動アーム58が回動
されると、レバー54が下降し、腕56を介して、軸4
8が回転される。
この結果、第6図に示すように支持枠50が腕49を介
して下降し、腕52はストッパ53に当って移動できな
くなるため、絞り板51が上昇し、インクの吸収体44
を絞ることになる。
そして、やがてレバー54が上昇すると元の状態に戻る
第6図においては上から順に時間の経過に従って吸収体
44の動作を説明した変則的な断面図として各部が示さ
れている。
なお、腕49の回動により、インクの吸収体44は円弧
運動を行なうため、その動作の途中で第6図の上から2
段目に示す、ようにインクの吸収体はヘッドエレメント
lのノズル部分に接し、インクを吸収し、吸収されたイ
ンクは絞られることになる。
一方、各インクの吸収体44〜47は第6図に示すよう
に傾斜した仕切板60によって区画された細長い部屋に
収容されており、仕切板60の低い方の側面においてフ
レーム43の外側面にはカバー61が固定されている。
このカバー61によって形成される偏平な空間が絞られ
たインクが下降する通路となり、第5図に符号62で示
す最下部のインク溜りに集まり、チューブ63を介して
ドレンタンク22側に導かれる。
[フレームの構造] 一方、BJA33のフレーム34からBJU35〜38
を取り除いた状態を第9図に示す。
このフレーム34の左右の把手34aの部分−を利用し
てコネクタ40とこれを操作するレバー41とが左右1
対設けられている。
レバー41はコネクタ40を操作するロッド40aを介
してコネクタ側に連結されており、このレバー41を操
作することにより装置本体側に設けられた相手側のコネ
クタ(図示省略)との間の電気的な接続1分離を行なう
又、フレーム34の下部には第2のインクタンク19を
収容する枠体75が固定される。
これら第2のインクタンク12はカートリッジ式で着脱
自在である。
しかし、第1のインクタンク7はフレーム34の背面側
に固定される。
フレーム34の上面には仕切板76を介して回路基板7
7が固定され、更にその上側からカバー78が固定され
る。
そしてこのカバー78の左右の腕78aに前記コネクタ
40が支持される。
[カバーの構造] 一方、BJU35〜38を覆って取り付けられるカバー
42の構造の詳細を第10図及び第11図に示す。
カバー42はその上端の左右にフレーム34の把手34
aの手前側の端部に形成された段部34b上にひっかけ
られる折曲部42aを有し。
その下端にはフレーム34の手前側の下部の左右の両側
に取り付けられたロックピン79と嵌合。
分離できるつまみ80が取り付けられている。
又、カバー42の左右の両端部にはフレーム34に対し
そ着脱自在に螺合されるつまみ81゜82が上下に2個
並んで取り付けられている。
なお、ロックピン79はつまみ80のみによって操作で
き、かつロックピン79は装置本体側に結合1分離する
ことができる。
更にレバー41とカバー42との折曲部42aとの関係
は第12図のようになっている。
即ち、レバー41はコネクタがOFFの状態では水平配
置であり、この時にしか折曲部42aは段部34b上に
ひっかけることができず、カバー42は取り付けられな
い。
又、カバー42が取り付けられている場合には、レバー
41を回してコネクタをONにしようとしてもレバー4
1は回転できずカバーが装着されている状態ではOFF
にすることができない。
′又、カバーが取り付けられている状態でつまみ80を
操作しないとロックピン79によるBJAと本体側の結
合状態は解除できない。
カバー42は上述した機能を有するため、安全装置とし
て働き、BJA33の着脱時には必ずカバーが付いてお
り、ヘッドエレメント1を守ることができ、かつ電気的
な接続、解除及び機械的な結合及び解除を安全な状態で
しか行なえないようになっており、不注意な取り扱いに
よる各部の破損を防止することができる。
[第1のインクタンクの構造] 一方、上述した第1のインクタンク7の構造を第13図
及び第14図に示す。
この第1のインクタンク7は偏平なタンク85とその一
方の側面から左右に延びる腕86.87とを有し、この
タンク85の側面と腕86.87の側面とを利用して第
13図に示すようにインクの流路88.89及び空気通
路90とが形成されている。
一方のインクの流路88は第14図に示した流路2に相
当し、他方の流路89は流路3に相当する。
流路88.89の一端はタンク89の底面の中央部に導
かれタンクの側面に貫通して形成された88a、89a
に連通している。
各流路88,89の他端は腕86.89側の供給口88
b、89bに連通している。
又、空気通路90の一端はタンク85の中央部の上方に
おいてタンクの側壁を貫通して形成された大気開放孔9
0aに連通しており、他端は前記ブリーザを兼ねたオー
バーフローセンサ65側へ連通している。
又、レベルセンサ9は供給口88a、89aとほぼ対応
した位置に配置されている。
上述したようなインクタンクは次のような機能を有する
即ち、供給口88 a 、89aはタンクの中央部の底
部に設けられ、かつレベルセンサもこれに対応した位置
に設けられているため、インクタンクが傾斜して設けら
れた場合にも傾斜した液面は供給口及びレベルセンサに
同一の影響を及ぼす。
即ち、供給口88a、89a側の液位が高くなった場合
にはインクが所定レベル以上残存していると検出してイ
ンクの補充は液位が下るまで行なわれない。
一方、供給口88 a 、89a側の液位が低い場合に
はタンク内のインクのレベルが所定値以下であると判定
し第2のインクタンク12から供給を行なう。
従ってインクタンクがどのように傾斜していてもヘッド
側へのインクの供給は確実に行なえる。
一方、大気開放孔90aはタンクの上部の中央に形成さ
れているため、ポンプによるインクの給送時にインクの
流路内を循環して気泡を含んだインクがタンク内に入っ
ても気泡は液面から大気開放口90aへと向うため、イ
ンク内に気泡が残存在しない。
又、供給口88 a 、89aは所定距離離れて別個に
形成されているため、互いに他の供給口に対して悪影響
を及ぼさない。
[オーバーフローセンサの構造] このオーバーフローセンサ65は第8図に示すように所
定の形状の容器66を有し、この容器66内には所定の
容量を有するインクの吸収体67が充填されている。
そして、この吸収体67の上側の空間に第1のインクタ
ンク7から延びるチューブlOの他端が連結されている
インクの吸収体67の上面には落し蓋68が載置されて
いるが、これは省略しても良い。
又、容器66の上端部から内部に向って1対の電極69
.70が所定距離突設されている。
又、容器66の上端部には空気孔71が形成されており
、ここには所定の圧力になると空気が吸引されたり、排
出されたりするブリーザ膜72が張架されている。
これはチューブ10を介して連通している第1のインク
タンク7内に空気室の圧力を調節するためのものである
このような構造を採用するオーバーフローセンサは次の
ような機能を持つ。
即ち、チューブ10からは装置が故障ではない時には流
路内の圧力の変動によりインクが微少量ずつ出てくる時
がある。
このような微少量ずつのオーバーフローインクは落し蓋
68の上側に落下し、落し蓋68と容器66との間の隙
間から吸収体67に吸収される。
従って電極69.70間を短絡することはない。
しかし、何らかの故障が生じ、チューブ10から大量の
オーバーフローインクが排出されると、落し蓋68の隙
間から吸収体67にインクが吸収されるよりも早く落し
蓋68の上側にインクが溜ってしまい、電極69.70
が短絡するため、直ちにオーバーフロー状態を検出でき
、ポンプや電磁弁を止めたり、閉じたりすることにより
オーバーフロー事故を初期において中断させることがで
きる。
[ドレンタンクの構造] 一方、ドレンタンク22は第15図及び第16図に示す
ような構造を有する。
即ち、ドレンタンク22は下部ユニット21の側面に比
較的偏平で大容量のものとして収容されている。
そして、ドレンチューブ63を介して前記キャップ34
側へ連結されている。
又、下部ユニッ)21側にはドレンタンク22の上方に
おいてロックアーム91がその一端をピン92を中心と
して回動自在に設けられており、その先端に形成された
折曲部91aがドレンタンク22の上側に接している。
又、ロックアーム91の途中には蝶ねじ13が取り付け
られており、この蝶ねじ93を締つけることによりロッ
クアーム91は折曲部91aを介してドレンタンク22
を固定することができる。
蝶ねじ93をゆるめて折曲部91aを上方に移動させれ
ばロック解除を行なうことができる。
一方、ドレンチューブ63とドレンタンク22との間は
第16図に示すようにキャップ94を介して接続されて
いる。
キャップ94はドレンタンク22側に突設された円筒状
の開口部95に螺合されている。
又、ドレンチューブ63の下端にはパイプ96が連結さ
れており、その下端の鋭角状に切断された端縁はドレン
タンク22内の最高液面近傍にまで達している。
パイプ96の周囲には筒状の支持部材97を介してパツ
キン98が配置されており、インク漏れを防止すること
ができる。
しかし、パイプ96とキャップ94との間にはわずかな
隙間99が設けられており、ここから空気抜きをするこ
とができる。
ドレンタンク部分は上述したような構造を採用している
ため、廃インクがどの程度に溜ったかは外から見ても一
目でわかる。
そして、図示を省略したが、ドレンタンクに表示されて
いる規定量を示す線等の表示に近づいた時、キャップ9
4をはずして新しいドレンタンクと交換すれば良い。
又、規定量をオーバしたとしてもパイプ96の下端は最
高液面レベルの近傍にあるため、廃インクの逆流が生じ
たりすることはない。
[動作の説明] 続いて、以上のように構成された本実施例の動作につい
て説明する。長期間保存しておいたり、ユーザ側に運ば
れてセットされる以前においてはBJA33は装置の上
部二二ッ)20から取りはずされた状態にある。
取りはずされた状態にあっては全ての電磁フf゛A−C
は機械的に閉じられた状態にあり、コネクタ40も分離
されているためモータへの電流を遮断されポンプは停止
している。
一方、BJA33が上部ユニット2o内に収容されると
、電磁弁A−Cは自動的にかつ機械的に開かれ、夫々゛
の流路系を構成する状態となる。
ただし、ポンプは停止状態のままである。
この状態で装置はスタンバイの状態となる。
上述した夫々の状態における電磁弁やポンプの状態を第
1表の上欄に示す。
第1表 (C→閉、0→開) また、以下に述べる各種の動作時における電磁弁やポン
プの状態を第1表の下欄に示す。
以下、第1表を参照しつつ、各モードにおける動作につ
いて説明する。
l)循環モード このモードは前述したように装置がスタンバイの状態に
おかれた時、各ヘッドエレメントlにインクを供給する
場合や、ヘッドエレメントまたはインク流路内の気泡を
除去し、同時にそれらの内部のインクをリフレッシュす
る時に用いられるモードである。
この状態では第1表に示すように全ての電磁弁は開とな
っており、キャップ34′は上昇し、BJA33の前面
を覆い、インクの吸収体44〜47が夫々のヘッドエレ
メント1に押し付けられた状態となっている。
この状態でポンプPは逆転し、第1のインクタンク7か
ら吸引されたインクが電磁弁C1逆止弁64を介して流
路8を通り、ディストリビュータ流路5.流路3を介し
てヘッドエレメントl側に供給され、ノズルからインク
を押し出すとともに流路2.ディストリビュータ流路4
を介して電磁弁Aが介装された流路6を通って第1のイ
ンクタンク7に環流する。
このインクの環流により、ヘッドエレメント側にインク
が供給されるとともに、ヘッド及びインク流路中の気泡
は第1のインクタンク7内に捕集され、上部の空気室か
らチューブto、’を磁弁Bを介してプリーザを兼ねた
オーバーフローセンサ65側に導かれ、空気孔71から
外側に放出される。
2)プリントモード このモードは記録に必要なインクを第1のインクタンク
7からヘッドエレメント1側に供給するモードで、この
場合には第1表に示すように全ての電磁弁は開となりポ
ンプは停止している。
本実施例におけるインクジェットプリンタはオンデマン
ド方式であるため、記録時にはインクに圧力を加えず、
従ってポンプは駆動されない。
このモードにおいてはへラドニレメン)lからインクの
吐出に応じてヘッドエレメント側は負圧となるため、イ
ンクは流路6を通って電磁弁Aを通過し、ディストリビ
ュータ流路4.流路2を介シテヘッドエレメント1に供
給され、記録指令に基づいた記録が行なわれる。
3)供給モード このモードは第2のインクタンク12から第1のインク
タンク7にインクを供給するモードであり、装置の使用
開始時及び第1のインクタンク7内のインク量が減じた
時に適用される。
このモードでは第1表に示すように全ての電磁弁A−C
は開で、ポンプは正転される。
このため、第2のインクタンク12からのインクは逆止
弁11.ポンプPを介して第1のインクタンク7内に供
給され、液面が上昇する。
この時、電磁弁Cと直列に逆止弁64が介装されている
ため、ポンプ9によってインクに圧力が加わっても、イ
ンクの環流は生じない。
なお、この時にもキャップ34′は上昇し、吸収体44
〜47はヘッドエレメントlに押し付けられた状態とな
っている。
4)加圧モード このモードはノズルのインクが乾燥した場合、あるいは
ノズルに目詰まりが生じた場合にインクに圧力をかけ、
ノズルからインクを押し出しインクの不吐出状態を除去
する。いわゆる不吐出回復モードである。
この場合には第1表に示すように電磁弁のうちAのみが
閉で、他は開、そしてポンプは逆転される。
この時には第1のインクタンク7内のインクはポンプP
、電磁弁C9逆止弁64を介して流路8を通り、ディス
トリビュータ流路5.流路3を通ってヘッドエレメント
l側へ供給される。
この時、電磁弁Aは閉であるためインクの環流は生じず
インクはヘッドエレメントのノズル側に導かれ、ノズル
からインクの噴出が行なわれ、目詰まりが除去される。
もちろんこの時にもキャップ34′は上昇し、吸収体4
4〜47はへラドニレメン)lに押し付けられた状態に
ある。
ところで、上述した第1表に示すような装置の各種の状
態あるいはモードによってプリンタを機能させることが
できる他に本実施例において示したプリンタは次のよう
な機能も有する。
即ち、その1つは前述した供給モードにおいて液面のレ
ベルが上昇しない場合には第2のインクタンク12側の
インクが無くなったことになるため、第2のインタンク
12のインクエンドの検出もできる。
また、°第2のインクタンク12のインク切れが生じて
も、第1のインクタンク7にはある程度のインクがリザ
ーブされているため、第2のインクタンク12を交換す
る間のプリント出力の中断は生じない。
また、前述したオーバーフローセンサ65の存在により
、大量のオーバーフローが生じた場合にもただちに装置
の必要部分を停止させて大事故になるのを未然に防ぐこ
とができる。
[効 果] 以上の説明から明らかなように本発明によれば、相互に
着脱自在なりJA、BJU及びインクタンクを備え、着
脱と同時に電気系の断続を行なうBJAにはカバーと補
完的な関係にある安全手段を設けると共に着脱自在でか
つ装置の外部から見ることができるドレンタンクを設け
た構造を採用しているため、使い勝手が良く、保守点検
が容易で誤操作による電気系の破損が生じず、ドレンタ
ンクの適正時おける交換を確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図以下は本発明の一実施例を説明するもので、第1
図はインク流路系の説明図、第2図及び第3図はプリン
タの外観斜視図及び給紙ユニットを開いた状態の斜視図
、第4図はBJAの斜視図、第5図はキャップの斜視図
、第6図及び第7図はキャップの縦断側面図及び側面図
、第8図はオーバーフローセンサの縦断側面図、第9図
はフレームの分解斜視図、第1θ図はカバーの一部拡大
背面図、第11図はカバーの一部縦断側面図、第12図
はレバーとカバーの位置関係を示す説明図、第13図及
び第14図はインクタンクの正面図及び平面図、第15
図はドレンタンクの着脱機構の説明図、第16図はドレ
ンタンクの要部拡大断面図である。 1・・・ヘッドエレメント 2.3,5,6,8.・・・流路 7・・・第1のインクタンク 12・・・第2のインクタンク 20・・・上部ユニット 21・・・下部ユニット22
・・・ドレンタンク 24・・・給紙ユニット33・・
・BJA     34′・・・キャップ35〜38・
・・BJU 44〜47.67・・・インクの吸収体64・・・逆止
弁 65・・・オーバーフローセンサ 69.70・・・電極  91・・・ロックアーム94
・・・キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数のノズルを有するヘッドエレメントを複数個有する
    ヘッドユニットと、このヘッドユニットが複数個着脱自
    在に取り付けられると共に装置本体側に着脱可能なヘッ
    ドアセンブリと、このヘッドアセンブリの前面を覆って
    着脱自在に取り付けられるカバーと、装置本体の側面に
    外から見れる状態で着脱自在、かつ交換自在なドレンタ
    ンクとを備えたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
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