JPS6253716B2 - - Google Patents
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- JPS6253716B2 JPS6253716B2 JP271581A JP271581A JPS6253716B2 JP S6253716 B2 JPS6253716 B2 JP S6253716B2 JP 271581 A JP271581 A JP 271581A JP 271581 A JP271581 A JP 271581A JP S6253716 B2 JPS6253716 B2 JP S6253716B2
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- glow plug
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P19/00—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
- F02P19/02—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
- F02P19/021—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs characterised by power delivery controls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、グロープラグのアフターグローを高
効率で確実に行なうことができるデイーゼル機関
用始動補助装置に関するものである。
効率で確実に行なうことができるデイーゼル機関
用始動補助装置に関するものである。
一般に、デイーゼル機関用始動補助装置におい
ては、デイーゼル機関の始動直後の運転特性の向
上を図るため、機関のスタート直後においても一
定期間だけグロープラグに通電を行なう所謂アフ
ターグローを行なうようになつている。このた
め、従来の装置では、グロープラグに直列に挿入
される抵抗器、又はグロープラグに電圧を断続的
に印加するためのリレーを備えており、アフター
グロー動作を行なう際には、この抵抗器によりよ
り低い加熱電流をグロープラグに与えるか、又は
このリレーにより電圧を断続的にグロープラグに
印加するようになつている。しかしながら、前者
の構成をとる場合には、電流制限用の抵抗器の発
熱のために広い取付けスペースを確保しなければ
ならず装置の小型化を図ることができない上に、
該抵抗器で電力が浪費されるという欠点を有して
いる。一方、後者のリレーを用いる構成では、比
較的大きな電流をオン、オフさせるためリレーの
耐久性に問題があり長期間安定に動作させること
が困難である上に、リレーのオン、オフ動作によ
りバツテリの負荷が大巾に変動するので電源電圧
の変動を生ぜしめ、他の電子機器の誤動作を誘発
し、或はライトの明るさがリレーのオン、オフに
従つて変化し不快感を与える等の欠点を有してい
る。
ては、デイーゼル機関の始動直後の運転特性の向
上を図るため、機関のスタート直後においても一
定期間だけグロープラグに通電を行なう所謂アフ
ターグローを行なうようになつている。このた
め、従来の装置では、グロープラグに直列に挿入
される抵抗器、又はグロープラグに電圧を断続的
に印加するためのリレーを備えており、アフター
グロー動作を行なう際には、この抵抗器によりよ
り低い加熱電流をグロープラグに与えるか、又は
このリレーにより電圧を断続的にグロープラグに
印加するようになつている。しかしながら、前者
の構成をとる場合には、電流制限用の抵抗器の発
熱のために広い取付けスペースを確保しなければ
ならず装置の小型化を図ることができない上に、
該抵抗器で電力が浪費されるという欠点を有して
いる。一方、後者のリレーを用いる構成では、比
較的大きな電流をオン、オフさせるためリレーの
耐久性に問題があり長期間安定に動作させること
が困難である上に、リレーのオン、オフ動作によ
りバツテリの負荷が大巾に変動するので電源電圧
の変動を生ぜしめ、他の電子機器の誤動作を誘発
し、或はライトの明るさがリレーのオン、オフに
従つて変化し不快感を与える等の欠点を有してい
る。
本発明の目的は、従つて、上述の従来技術の欠
点を除去した、電力を浪費させることなく、簡単
な構成で最適アフターグロー動作を確実に行なう
ことができるデイーゼル機関用始動補助装置を提
供することにある。
点を除去した、電力を浪費させることなく、簡単
な構成で最適アフターグロー動作を確実に行なう
ことができるデイーゼル機関用始動補助装置を提
供することにある。
本発明の特徴は、アフターグロー動作時に、発
電機をバツテリから切離し、電圧調整回路により
該発電機からの出力電圧をアフターグロー用低電
圧に切替えてグロープラグに印加すると共に、バ
ツテリにより他の電気回路への電力供給を行なう
ことにある。
電機をバツテリから切離し、電圧調整回路により
該発電機からの出力電圧をアフターグロー用低電
圧に切替えてグロープラグに印加すると共に、バ
ツテリにより他の電気回路への電力供給を行なう
ことにある。
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図には、本発明による始動補助装置の一実
施例が示されている。符号1で概略的に示される
始動補助装置は、デイーゼル機関のシリンダヘツ
ド(図示せず)に設けられるグロープラグ2に供
給する加熱電流を制御する目的でデイーゼル機関
装置の電源部に接続されている。デイーゼル機関
装置の電源部は、機関により駆動される交流発電
機3と、発電機3のステータコイルL1,L2,L3
からの交流出力を直流に変換する整流回路4と、
整流回路4からの出力により充電されるバツテリ
5と、整流回路4からの出力電圧Vputが所要の
値となるように発電機3のロータコイルL4の励
磁電流Ieを調節する電圧調整回路6とを備えて
成つている。
施例が示されている。符号1で概略的に示される
始動補助装置は、デイーゼル機関のシリンダヘツ
ド(図示せず)に設けられるグロープラグ2に供
給する加熱電流を制御する目的でデイーゼル機関
装置の電源部に接続されている。デイーゼル機関
装置の電源部は、機関により駆動される交流発電
機3と、発電機3のステータコイルL1,L2,L3
からの交流出力を直流に変換する整流回路4と、
整流回路4からの出力により充電されるバツテリ
5と、整流回路4からの出力電圧Vputが所要の
値となるように発電機3のロータコイルL4の励
磁電流Ieを調節する電圧調整回路6とを備えて
成つている。
電圧調整回路6は、入力線7に印加される整流
回路4からの出力電圧の大きさを検出する検出回
路8と所定の基準電圧Vrを発生する基準電圧発
生回路9とを有し、検出回路8からの検出電圧V
dと基準電圧Vrとが比較回路10において比較さ
れ、これらの両電圧Vd,Vrの差分に応じた誤差
電圧Veが制御回路11に印加される。制御回路
11は、整流回路4の出力とロータコイルL4と
の間に設けられており、誤差電圧Veに従つて励
磁電流Ieの値を変化せしめ、これにより、整流
回路4から出力電圧Vputの値が所要の値となる
ように電圧調整が行なわれる。この電圧調整回路
6は、更に、検出電圧変換回路12を備えてお
り、スイツチS1が閉じられた場合に、スイツチS1
が開状態の場合に比べて検出回路8からの検出電
圧Vdの値を所定の比率だけ大きくし、出力電圧
Vputの調整電圧値を小さくすることができるよ
うに構成されている。
回路4からの出力電圧の大きさを検出する検出回
路8と所定の基準電圧Vrを発生する基準電圧発
生回路9とを有し、検出回路8からの検出電圧V
dと基準電圧Vrとが比較回路10において比較さ
れ、これらの両電圧Vd,Vrの差分に応じた誤差
電圧Veが制御回路11に印加される。制御回路
11は、整流回路4の出力とロータコイルL4と
の間に設けられており、誤差電圧Veに従つて励
磁電流Ieの値を変化せしめ、これにより、整流
回路4から出力電圧Vputの値が所要の値となる
ように電圧調整が行なわれる。この電圧調整回路
6は、更に、検出電圧変換回路12を備えてお
り、スイツチS1が閉じられた場合に、スイツチS1
が開状態の場合に比べて検出回路8からの検出電
圧Vdの値を所定の比率だけ大きくし、出力電圧
Vputの調整電圧値を小さくすることができるよ
うに構成されている。
グロープラグ2の一端はアースされ、他端はセ
ンシングレジスタ13及びスイツチ14を介して
バツテリ5の正極端子に接続されると共に、セン
シングレジスタ13とスイツチ14との接続点
は、スイツチS2を介して切換スイツチS3,S4の間
に接続された低電圧ライン15に接続されてお
り、スイツチ14又はS2のいずれか一方を介して
グロープラグ2に加熱電流が供給される。センシ
ングレジスタ13は、グロープラグ2に流れる電
流と同一の電流を流すことにより、その両端にグ
ロープラグ2の温度に応じたレベルの温度電圧V
hを発生する抵抗器であり、温度電圧Vhは、キー
スイツチ16がオンになつたことを示す運転信号
K1と、始動信号K2とが入力されている急速予熱
制御回路17に入力されている。
ンシングレジスタ13及びスイツチ14を介して
バツテリ5の正極端子に接続されると共に、セン
シングレジスタ13とスイツチ14との接続点
は、スイツチS2を介して切換スイツチS3,S4の間
に接続された低電圧ライン15に接続されてお
り、スイツチ14又はS2のいずれか一方を介して
グロープラグ2に加熱電流が供給される。センシ
ングレジスタ13は、グロープラグ2に流れる電
流と同一の電流を流すことにより、その両端にグ
ロープラグ2の温度に応じたレベルの温度電圧V
hを発生する抵抗器であり、温度電圧Vhは、キー
スイツチ16がオンになつたことを示す運転信号
K1と、始動信号K2とが入力されている急速予熱
制御回路17に入力されている。
急速予熱制御回路17は、キースイツチ16が
閉じられて運転信号K1のレベルが「1」になつ
たことに応答して、制御信号C1を出力してスイ
ツチ14をオンとし、これによりグロープラグ2
が一旦所定の急速予熱温度範囲T1〜T2の上限値
T2にまで加熱される。このとき、始動信号K2が
「1」でない限りスイツチ14はオフとなる。一
方、若し始動信号K2が「1」であれば制御信号
C1によりスイツチ14をオン、オフ制御してグ
ロープラグ2の温度を上述の急速予熱温度範囲に
保つ。尚、スイツチ14は、制御信号C1が
「0」の場合にスイツチ14を開き、「1」の場合
にスイツチ14を閉じるように構成されており、
上述の温度制御動作はグロープラグ温度Tを示す
温度電圧Vhに基づいて行なわれる。従つて、第
2図に示されるように、時間t=t1において運転
信号K1が「1」レベルになると、制御信号C1の
レベルも一旦「1」となり、スイツチ14が閉じ
られてバツテリー5からグロープラグ2へ急速加
熱電流が供給され、グロープラグ2の温度Tが上
昇をはじめる(第2図a,c,e)。グロープラ
グ2の温度Tが一旦急速予熱温度範囲の上限値
T2に達した後は、始動動作が開始されるまでス
イツチ14は開状態となり、グロープラグ2の予
熱は停止された状態となる。そして、時間t2にお
いて始動動作が開始され始動信号K2のレベルが
「1」となると、温度電圧Vhにより制御信号C1の
レベルが制御され、スイツチ14はオン、オフを
繰返してグロープラグ2の温度を所定温度範囲内
に維持し、始動信号K2のレベルが「0」から
「1」になつた後、再び「0」となるタイミング
により制御信号C1のレベルは「0」に保持さ
れ、スイツチ14は開かれたままとなる。尚、後
で詳しく述べるように、上述の急速予熱動作が行
なわれる場合にはスイツチS1乃至S4は第1図中実
線で示す状態となつている。
閉じられて運転信号K1のレベルが「1」になつ
たことに応答して、制御信号C1を出力してスイ
ツチ14をオンとし、これによりグロープラグ2
が一旦所定の急速予熱温度範囲T1〜T2の上限値
T2にまで加熱される。このとき、始動信号K2が
「1」でない限りスイツチ14はオフとなる。一
方、若し始動信号K2が「1」であれば制御信号
C1によりスイツチ14をオン、オフ制御してグ
ロープラグ2の温度を上述の急速予熱温度範囲に
保つ。尚、スイツチ14は、制御信号C1が
「0」の場合にスイツチ14を開き、「1」の場合
にスイツチ14を閉じるように構成されており、
上述の温度制御動作はグロープラグ温度Tを示す
温度電圧Vhに基づいて行なわれる。従つて、第
2図に示されるように、時間t=t1において運転
信号K1が「1」レベルになると、制御信号C1の
レベルも一旦「1」となり、スイツチ14が閉じ
られてバツテリー5からグロープラグ2へ急速加
熱電流が供給され、グロープラグ2の温度Tが上
昇をはじめる(第2図a,c,e)。グロープラ
グ2の温度Tが一旦急速予熱温度範囲の上限値
T2に達した後は、始動動作が開始されるまでス
イツチ14は開状態となり、グロープラグ2の予
熱は停止された状態となる。そして、時間t2にお
いて始動動作が開始され始動信号K2のレベルが
「1」となると、温度電圧Vhにより制御信号C1の
レベルが制御され、スイツチ14はオン、オフを
繰返してグロープラグ2の温度を所定温度範囲内
に維持し、始動信号K2のレベルが「0」から
「1」になつた後、再び「0」となるタイミング
により制御信号C1のレベルは「0」に保持さ
れ、スイツチ14は開かれたままとなる。尚、後
で詳しく述べるように、上述の急速予熱動作が行
なわれる場合にはスイツチS1乃至S4は第1図中実
線で示す状態となつている。
アフターグロー制御回路18には、発電機3の
ステータコイルの中性点の電位がラインLNを介
して印加されており、機関がスタートに成功した
場合にこの中性点に出力される所定の電圧がアフ
ターグロー制御回路18に入力されることにより
アフターグロー制御回路18が作動可能な状態と
なる。そして、上述の条件の下に、アフターグロ
ー回路18は、始動信号K2が「1」から「0」
に変化することに応答して「1」レベルとなり、
機関の冷却水温の温度を示す水温信号K3に従つ
て定められる所定期間taだけ「1」レベル状態に
保持されるアフターグロー制御信号C2(第2図
d参照)を出力する。アフターグロー制御信号
C2は、スイツチS1乃至S4を操作するリレー19
に印加され、アフターグロー制御信号C2のレベ
ルが「0」のときリレー19は消勢されてスイツ
チS1,S2を開状態にすると共にスイツチS3,S4を
実線で示される切換状態とする。一方、アフター
グロー制御信号C2のレベルが「1」となると、
リレー19は付勢され、スイツチS1,S2を閉状態
とし、スイツチS3,S4を点線で示される切換状態
とする。スイツチS3,S4は、出力電圧Vputをバ
ツテリ5及びグロープラグ2以外の負荷20に印
加した状態と、印加しない状態との2状態のいず
れか一方の接続状態を選択するための切換手段で
あり、リレー19が消勢状態にあつては、出力電
圧Vputはバツテリ5及び負荷20に印加され、
一方、リレー19が付勢状態にあつては、出力電
圧Vputはバツテリ5及び負荷20に印加される
ことなく、低電圧線15を介して入力線7に印加
される。
ステータコイルの中性点の電位がラインLNを介
して印加されており、機関がスタートに成功した
場合にこの中性点に出力される所定の電圧がアフ
ターグロー制御回路18に入力されることにより
アフターグロー制御回路18が作動可能な状態と
なる。そして、上述の条件の下に、アフターグロ
ー回路18は、始動信号K2が「1」から「0」
に変化することに応答して「1」レベルとなり、
機関の冷却水温の温度を示す水温信号K3に従つ
て定められる所定期間taだけ「1」レベル状態に
保持されるアフターグロー制御信号C2(第2図
d参照)を出力する。アフターグロー制御信号
C2は、スイツチS1乃至S4を操作するリレー19
に印加され、アフターグロー制御信号C2のレベ
ルが「0」のときリレー19は消勢されてスイツ
チS1,S2を開状態にすると共にスイツチS3,S4を
実線で示される切換状態とする。一方、アフター
グロー制御信号C2のレベルが「1」となると、
リレー19は付勢され、スイツチS1,S2を閉状態
とし、スイツチS3,S4を点線で示される切換状態
とする。スイツチS3,S4は、出力電圧Vputをバ
ツテリ5及びグロープラグ2以外の負荷20に印
加した状態と、印加しない状態との2状態のいず
れか一方の接続状態を選択するための切換手段で
あり、リレー19が消勢状態にあつては、出力電
圧Vputはバツテリ5及び負荷20に印加され、
一方、リレー19が付勢状態にあつては、出力電
圧Vputはバツテリ5及び負荷20に印加される
ことなく、低電圧線15を介して入力線7に印加
される。
このような構成によると、キースイツチ16を
オンする以前にあつては、リレー19は消勢状態
にあるので、スイツチS1乃至S4はいずれも第1図
中実線で示される状態にある。従つて、t=t1に
おいてキースイツチ16が閉成されると、スイツ
チ14が閉じられてグロープラグ2にはバツテリ
5の電圧がスイツチ14を介して印加される急速
予熱状態となり、急速予熱制御回路17によりグ
ロープラグ2が所要の予熱温度にまで急速に加熱
される。この場合、スイツチS1は開状態にあるか
ら、電圧調整回路6はバツテリ5とほぼ同じ値の
出力電圧Vputが得られるように発電機3の出力
電圧の制御を行なつている。t=t2において始動
信号K2が「1」となると、始動期間中が所望の
温度範囲内に制御され、t=t3において始動操作
を修了させた時、機関がスタートに成功していれ
ば、t=t3において始動信号K2のレベルが「1」
から「0」に変化したことに応答してアフターグ
ロー制御信号C2のレベルが「1」となり、スイ
ツチS1,S2が閉成されると同時にスイツチS3,S4
が図中点線で示す如く切換えられてアフターグロ
ー動作が開始される。この時(t=t3)、制御信
号C1のレベルが強御的に「0」となることによ
り、スイツチ14は開状態となる。この結果、バ
ツテリ5と負荷20とは発電機回路から切離さ
れ、グロープラグ2には、スイツチS2を介して発
電機回路から電力が供給される。この時、電圧調
整回路6内のスイツチS1が閉成される結果、出力
電圧Vputの値は、アフターグロー動作開始と同
時に、アフターグロー動作に必要な加熱エネルギ
ーをグロープラグに与える程度の、バツテリ5の
電圧より低い所定の値に調整される。従つて、ア
フターグロー制御信号C2のレベルが「1」であ
る期間taの間、抵抗器、或いはリレー等を用いる
ことなく、グロープラグ2に対してアフターグロ
ー動作を行なうことができる。このため、アフタ
ーグロー動作時に、広いスペースを必要とする大
型抵抗器を必要とする上に電力の浪費を伴なうと
いう欠点が解消されるほか、リレーの接点を断続
的に開閉して大電流のチヨツパ動作を行なう必要
もないので、極めて信頼性が高く、効率の良好な
アフターグロー動作を行なうことができる。
オンする以前にあつては、リレー19は消勢状態
にあるので、スイツチS1乃至S4はいずれも第1図
中実線で示される状態にある。従つて、t=t1に
おいてキースイツチ16が閉成されると、スイツ
チ14が閉じられてグロープラグ2にはバツテリ
5の電圧がスイツチ14を介して印加される急速
予熱状態となり、急速予熱制御回路17によりグ
ロープラグ2が所要の予熱温度にまで急速に加熱
される。この場合、スイツチS1は開状態にあるか
ら、電圧調整回路6はバツテリ5とほぼ同じ値の
出力電圧Vputが得られるように発電機3の出力
電圧の制御を行なつている。t=t2において始動
信号K2が「1」となると、始動期間中が所望の
温度範囲内に制御され、t=t3において始動操作
を修了させた時、機関がスタートに成功していれ
ば、t=t3において始動信号K2のレベルが「1」
から「0」に変化したことに応答してアフターグ
ロー制御信号C2のレベルが「1」となり、スイ
ツチS1,S2が閉成されると同時にスイツチS3,S4
が図中点線で示す如く切換えられてアフターグロ
ー動作が開始される。この時(t=t3)、制御信
号C1のレベルが強御的に「0」となることによ
り、スイツチ14は開状態となる。この結果、バ
ツテリ5と負荷20とは発電機回路から切離さ
れ、グロープラグ2には、スイツチS2を介して発
電機回路から電力が供給される。この時、電圧調
整回路6内のスイツチS1が閉成される結果、出力
電圧Vputの値は、アフターグロー動作開始と同
時に、アフターグロー動作に必要な加熱エネルギ
ーをグロープラグに与える程度の、バツテリ5の
電圧より低い所定の値に調整される。従つて、ア
フターグロー制御信号C2のレベルが「1」であ
る期間taの間、抵抗器、或いはリレー等を用いる
ことなく、グロープラグ2に対してアフターグロ
ー動作を行なうことができる。このため、アフタ
ーグロー動作時に、広いスペースを必要とする大
型抵抗器を必要とする上に電力の浪費を伴なうと
いう欠点が解消されるほか、リレーの接点を断続
的に開閉して大電流のチヨツパ動作を行なう必要
もないので、極めて信頼性が高く、効率の良好な
アフターグロー動作を行なうことができる。
上述のアフターグロー動作が行なわれている間
は、グロープラグ以外の負荷はバツテリ5により
作動することとなるが、短時間であるため全く問
題はない。アフターグロー制御回路18により設
定される期間taが経過した後は、リレー19が消
勢されるのでバツテリ5及び負荷20は発電機回
路に接続され発電機回路からの出力電圧の値も元
の値に戻される。
は、グロープラグ以外の負荷はバツテリ5により
作動することとなるが、短時間であるため全く問
題はない。アフターグロー制御回路18により設
定される期間taが経過した後は、リレー19が消
勢されるのでバツテリ5及び負荷20は発電機回
路に接続され発電機回路からの出力電圧の値も元
の値に戻される。
尚、本発明の始動補助装置を適用する場合に
は、従来の充電回路と異なつた構成の充電回路が
必要となるが、電流制限抵抗器又はリレーが不要
となるので、総合的、長期的見地からは結局コス
トを低下させることになる。
は、従来の充電回路と異なつた構成の充電回路が
必要となるが、電流制限抵抗器又はリレーが不要
となるので、総合的、長期的見地からは結局コス
トを低下させることになる。
上記実施例で使用した電圧調整回路の代りに、
機械式のレギユレーターを使用してもよいし、
又、実施例の如く電子式のレギユレーターを使用
する場合、基準電圧発生回路9からの基準電圧V
rがスイツチS1のオン、オフに応答して変化する
ようにし、検出電圧変換回路12を除去するよう
に構成してもよい。
機械式のレギユレーターを使用してもよいし、
又、実施例の如く電子式のレギユレーターを使用
する場合、基準電圧発生回路9からの基準電圧V
rがスイツチS1のオン、オフに応答して変化する
ようにし、検出電圧変換回路12を除去するよう
に構成してもよい。
更に、実施例では、アフターグロー動作時にグ
ロープラグを所定の一定低電圧で加熱するように
構成したが、アフターグロー時におけるグロープ
ラグの温度を検出し、この検出温度が所定の一定
値となるように基準電圧Vrをグロープラグ温度
に従つて変化させ、発電回路からグロープラグへ
印加される電圧を調節してグロープラグ温度を一
定に保つように構成してもよい。
ロープラグを所定の一定低電圧で加熱するように
構成したが、アフターグロー時におけるグロープ
ラグの温度を検出し、この検出温度が所定の一定
値となるように基準電圧Vrをグロープラグ温度
に従つて変化させ、発電回路からグロープラグへ
印加される電圧を調節してグロープラグ温度を一
定に保つように構成してもよい。
本発明によれば、上述の如く、大型の抵抗器又
はチヨツピング用のリレー等が不要となり、始動
補助部分を充電系統とシステム的に結合できるの
で低コスト化を図ることができ、簡単な構成で電
力の浪費なしにアフターグロー動作を確実に行な
うことができる等の優れた効果を奏する。
はチヨツピング用のリレー等が不要となり、始動
補助部分を充電系統とシステム的に結合できるの
で低コスト化を図ることができ、簡単な構成で電
力の浪費なしにアフターグロー動作を確実に行な
うことができる等の優れた効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図a
乃至第2図eは第1図に示す装置の動作を説明す
るための各部の波形図である。 1……始動補助装置、2……グロープラグ、3
……発電機、5……バツテリ、6……電圧調整回
路、12……検出電圧変換回路、14……スイツ
チ、18……アフターグロー制御回路、19……
リレー、S1〜S4……スイツチ。
乃至第2図eは第1図に示す装置の動作を説明す
るための各部の波形図である。 1……始動補助装置、2……グロープラグ、3
……発電機、5……バツテリ、6……電圧調整回
路、12……検出電圧変換回路、14……スイツ
チ、18……アフターグロー制御回路、19……
リレー、S1〜S4……スイツチ。
Claims (1)
- 1 電圧調整器によつて出力電圧が調整される発
電部と該発電部からの出力電圧により充電される
と共に負荷に電力の供給を行なうバツテリとを備
えた電源部から電力の供給を受け、グロープラグ
の急速予熱動作後にアフターグロー動作を行うデ
イーゼル機関用始動補助装置において、前記アフ
ターグロー動作のタイミングを設定する制御回路
と、前記制御回路において設定されたアフターグ
ロー動作期間中前記グロープラグ以外の負荷を前
記バツテリと共に前記発電部から電気的に切離す
スイツチ手段と、前記アフターグロー動作期間中
前記出力電圧の値が前記アフターグロー用の低電
圧レベルに変更されるよう前記電圧調整器の調節
を行なう手段とを備えたことを特徴とするデイー
ゼル機関用始動補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP271581A JPS57116166A (en) | 1981-01-13 | 1981-01-13 | Start aiding device for diesel engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP271581A JPS57116166A (en) | 1981-01-13 | 1981-01-13 | Start aiding device for diesel engine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57116166A JPS57116166A (en) | 1982-07-20 |
JPS6253716B2 true JPS6253716B2 (ja) | 1987-11-11 |
Family
ID=11536994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP271581A Granted JPS57116166A (en) | 1981-01-13 | 1981-01-13 | Start aiding device for diesel engine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57116166A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04101128U (ja) * | 1991-01-28 | 1992-09-01 | カシオ計算機株式会社 | 小型電子機器 |
JPH054235U (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-22 | 日本電気株式会社 | 携帯型コンピユータ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841267A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-10 | Nippon Soken Inc | グロ−プラグ制御装置 |
JPS59141770A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-14 | Toyota Motor Corp | デイ−ゼルエンジンのグロ−プラグ通電制御装置 |
JPH068300Y2 (ja) * | 1983-11-30 | 1994-03-02 | 日本特殊陶業株式会社 | グロープラグ制御装置 |
JPS63223360A (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-16 | Sawafuji Electric Co Ltd | 車両用グロ−・プラグへの給電回路 |
-
1981
- 1981-01-13 JP JP271581A patent/JPS57116166A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04101128U (ja) * | 1991-01-28 | 1992-09-01 | カシオ計算機株式会社 | 小型電子機器 |
JPH054235U (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-22 | 日本電気株式会社 | 携帯型コンピユータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57116166A (en) | 1982-07-20 |
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