JPS6252546B2 - - Google Patents
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- JPS6252546B2 JPS6252546B2 JP55063493A JP6349380A JPS6252546B2 JP S6252546 B2 JPS6252546 B2 JP S6252546B2 JP 55063493 A JP55063493 A JP 55063493A JP 6349380 A JP6349380 A JP 6349380A JP S6252546 B2 JPS6252546 B2 JP S6252546B2
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- Japan
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- rotor
- magnet rotor
- reel
- rotating shaft
- magnetic
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Links
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 12
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/10—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
- H02K7/11—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with dynamo-electric clutches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電動機に関し、特に、磁気記録再生
装置のリール巻取機構内に設けられるような同機
電動機に関する。
装置のリール巻取機構内に設けられるような同機
電動機に関する。
第1図および第2図は、この発明の背景となり
かつこの発明の一実施例が適用される磁気記録再
生装置の一例としてのビデオテープレコーダの平
面図であり、第1図は磁気テープを引出す前の状
態を示し、第2図は磁気テープを引出した後の状
態を示す。
かつこの発明の一実施例が適用される磁気記録再
生装置の一例としてのビデオテープレコーダの平
面図であり、第1図は磁気テープを引出す前の状
態を示し、第2図は磁気テープを引出した後の状
態を示す。
第1図および第2図を参照して、基板1上に
は、回転磁気ヘツドを内装した回転ドラム2、入
口側ガイドアーム3、および出口側ガイドアーム
4がそれぞれ配設され、記録再生を行なう際に
は、ビデオカセツト5が所定の位置に配置され
る。入口側ガイドアーム3には入口側テープガイ
ド6が、出口側ガイドアーム4には出口側テープ
ガイド7がそれぞれ取り付けられている。この両
テープガイド6,7は、第1図の状態において
は、ビデオカセツト5に内蔵された磁気テープ8
に係合するように切欠部9,10に位置し、第2
図の状態で示すように両ガイドアーム3,4が回
動するに従つて磁気テープ8を引き出し、この引
き出しが終了したとき入口側ブロツク11、出口
側ブロツク12に位置決めされる。この状態で磁
気テープ8は、回転ドラム2のまわりに巻回さ
れ、固定定ヘツド13によつて音声信号およびコ
ントロール信号の記録再生が行なわれ、キヤツプ
スタン14、ピンチローラ15に挾まれて押圧さ
れることによつて記録および再生のための走行が
可能となる。
は、回転磁気ヘツドを内装した回転ドラム2、入
口側ガイドアーム3、および出口側ガイドアーム
4がそれぞれ配設され、記録再生を行なう際に
は、ビデオカセツト5が所定の位置に配置され
る。入口側ガイドアーム3には入口側テープガイ
ド6が、出口側ガイドアーム4には出口側テープ
ガイド7がそれぞれ取り付けられている。この両
テープガイド6,7は、第1図の状態において
は、ビデオカセツト5に内蔵された磁気テープ8
に係合するように切欠部9,10に位置し、第2
図の状態で示すように両ガイドアーム3,4が回
動するに従つて磁気テープ8を引き出し、この引
き出しが終了したとき入口側ブロツク11、出口
側ブロツク12に位置決めされる。この状態で磁
気テープ8は、回転ドラム2のまわりに巻回さ
れ、固定定ヘツド13によつて音声信号およびコ
ントロール信号の記録再生が行なわれ、キヤツプ
スタン14、ピンチローラ15に挾まれて押圧さ
れることによつて記録および再生のための走行が
可能となる。
このような状態において、ビデオカセツト7内
の供給側リール16、巻取側リール17がリール
巻取機構に係合されて回転するわけであるが、従
来のこの種の装置においては、モータよりベルト
またはアイドラを介してリール巻取機構に回転を
伝達していた。したがつて一般的に装置が大型と
なり構造も複雑となつていた。
の供給側リール16、巻取側リール17がリール
巻取機構に係合されて回転するわけであるが、従
来のこの種の装置においては、モータよりベルト
またはアイドラを介してリール巻取機構に回転を
伝達していた。したがつて一般的に装置が大型と
なり構造も複雑となつていた。
このような欠点を除去するために、モータをリ
ール巻取機構の内部に設けて小型化した装置も提
案されている。
ール巻取機構の内部に設けて小型化した装置も提
案されている。
第3図はこの発明の背景となる磁気記録再生装
置におけるリール巻取機構の中央縦断面図であ
る。この種の装置のリール巻取機構は、リール1
6,17に係合してこれを回転駆動する回転可能
に保持されたリールデイスク18を含む。リール
デイスク18の下面には、電磁軟鉄等で構成され
磁束の通路を兼ねるロータ円板19を挾んで円板
状のマグネツトロータ20がロータ円板19と同
心円状に固着されており、このマグネツトロータ
20は機械角45度おきにNS極に着磁されてい
る。マギネツトロータ20の下方には、回転磁界
を発生するための平板状コイル21と、電磁軟鉄
等で構成されこのコイル21の磁気回路を構成す
るためのステータ22とが一体的に固着され、こ
のステータ22自身が、この第3図には現われて
いないが、コイル21を基板1に取付ける部材と
して用いられている。
置におけるリール巻取機構の中央縦断面図であ
る。この種の装置のリール巻取機構は、リール1
6,17に係合してこれを回転駆動する回転可能
に保持されたリールデイスク18を含む。リール
デイスク18の下面には、電磁軟鉄等で構成され
磁束の通路を兼ねるロータ円板19を挾んで円板
状のマグネツトロータ20がロータ円板19と同
心円状に固着されており、このマグネツトロータ
20は機械角45度おきにNS極に着磁されてい
る。マギネツトロータ20の下方には、回転磁界
を発生するための平板状コイル21と、電磁軟鉄
等で構成されこのコイル21の磁気回路を構成す
るためのステータ22とが一体的に固着され、こ
のステータ22自身が、この第3図には現われて
いないが、コイル21を基板1に取付ける部材と
して用いられている。
このような構成において、平板状コイル21か
ら発生した回転磁界に同期してマグネツトロータ
20が回転して、それによつて、リールデイスク
18が駆動される。ところが、この種の装置にお
いては、着磁されたマグネツトロータ20が回転
することによつて、ステータ22上にうず電流が
発生し、したがつてトルクのロスが生じ消費電力
が大きくなるという欠点があつた。
ら発生した回転磁界に同期してマグネツトロータ
20が回転して、それによつて、リールデイスク
18が駆動される。ところが、この種の装置にお
いては、着磁されたマグネツトロータ20が回転
することによつて、ステータ22上にうず電流が
発生し、したがつてトルクのロスが生じ消費電力
が大きくなるという欠点があつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、うず電
流を有効的に用いて回転トルクを得ることによつ
てトルクのロスを少なくし、それによつて消費電
力を少なくすることのできる電動機を提供するこ
とである。
流を有効的に用いて回転トルクを得ることによつ
てトルクのロスを少なくし、それによつて消費電
力を少なくすることのできる電動機を提供するこ
とである。
この発明は、要約すれば、絶縁板に回転磁界を
発生するコイルを設け、このコイルを挾んで基板
に可転可能に保持された回転軸を有するマグネツ
トロータと、このマグネツトロータの回転軸によ
つて回転可能に保持されかつマグネツトロータと
は個別的に回転するステータ円板とを配置する。
そして、マグネツトロータはコイルから発生され
た回転磁界によつて回転し、ステータ円板はマグ
ネツトロータの磁界によつて生じるうず電流によ
つて回転するようにしたものである。
発生するコイルを設け、このコイルを挾んで基板
に可転可能に保持された回転軸を有するマグネツ
トロータと、このマグネツトロータの回転軸によ
つて回転可能に保持されかつマグネツトロータと
は個別的に回転するステータ円板とを配置する。
そして、マグネツトロータはコイルから発生され
た回転磁界によつて回転し、ステータ円板はマグ
ネツトロータの磁界によつて生じるうず電流によ
つて回転するようにしたものである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第4図ないし第7図はこの発明の一実施例の同
期電動機が設けられたリール巻取機構を説明する
ための図であり、第4図はカセツトの装着した状
態を第1図および第2図の右方向から示す側面図
であり、第5図はリール巻取機構の中央縦断面図
であり、第6図は同じく平面図であり、第7図は
第5図の線−に沿う断面図である。
期電動機が設けられたリール巻取機構を説明する
ための図であり、第4図はカセツトの装着した状
態を第1図および第2図の右方向から示す側面図
であり、第5図はリール巻取機構の中央縦断面図
であり、第6図は同じく平面図であり、第7図は
第5図の線−に沿う断面図である。
保持板23はたとえばガラス繊維を充浸したエ
ポキシ樹脂板のような絶縁体で構成され、この保
持板の一方面には、第7図に示すように6個の平
板状コイル21が等角間隔で配置される。この保
持板23は取付金具24によつて基板1に取付け
られる。なお、この保持板23には、平板状コイ
ル21や磁束センサ25を取付けて配線するため
の銅箔による回路パターンが形成されている。磁
束センサ25は、第7図に示すように、3個等角
間隔に取付けられて後述の第1のロータ30の磁
束を検知するようになされている。
ポキシ樹脂板のような絶縁体で構成され、この保
持板の一方面には、第7図に示すように6個の平
板状コイル21が等角間隔で配置される。この保
持板23は取付金具24によつて基板1に取付け
られる。なお、この保持板23には、平板状コイ
ル21や磁束センサ25を取付けて配線するため
の銅箔による回路パターンが形成されている。磁
束センサ25は、第7図に示すように、3個等角
間隔に取付けられて後述の第1のロータ30の磁
束を検知するようになされている。
基板1には軸受26が設けられる。そして、基
板1と保持板23との間にロータ円板28が設け
られる。このロータ円板28はその中心部に前記
軸受26によつて回転可能に保持される回転軸2
7を含み、機械角45度おきにNS極に着磁され
たリング状の界磁磁石29が同心円状に取付けら
れ、磁束の通路を兼ねるために電磁軟鉄等で構成
されている。このロータ円板28とリング状の磁
石29とによつて、第1のロータ30が構成され
る。第1のロータ30の回転軸27の上部には、
第1のロータ30とは個別的に回転する円板状の
第2のロータ31が設けられる。この第2のロー
タ31はリールデイスク18に一体となるように
固着されている。この第2のロータ31とリール
デイスク18とのほぼ中心部には、回転軸27を
回転可能に保持するメタル32が設けられる。こ
のメタル32の上部には、回転軸27の上端に接
触するようにスラスト軸受33が配置される。こ
のスラスト軸受33は第2のロータ31とリール
デイスク18とメタル32とから成る第2のロー
タ回転体の軸方向の位置決めを行なうとともに、
回転軸27に対して低摩擦力の軸受を構成してい
る。また、リールデイスク18の上部には、リー
ル17と係合するスプライン34およびばね35
が組込まれている。
板1と保持板23との間にロータ円板28が設け
られる。このロータ円板28はその中心部に前記
軸受26によつて回転可能に保持される回転軸2
7を含み、機械角45度おきにNS極に着磁され
たリング状の界磁磁石29が同心円状に取付けら
れ、磁束の通路を兼ねるために電磁軟鉄等で構成
されている。このロータ円板28とリング状の磁
石29とによつて、第1のロータ30が構成され
る。第1のロータ30の回転軸27の上部には、
第1のロータ30とは個別的に回転する円板状の
第2のロータ31が設けられる。この第2のロー
タ31はリールデイスク18に一体となるように
固着されている。この第2のロータ31とリール
デイスク18とのほぼ中心部には、回転軸27を
回転可能に保持するメタル32が設けられる。こ
のメタル32の上部には、回転軸27の上端に接
触するようにスラスト軸受33が配置される。こ
のスラスト軸受33は第2のロータ31とリール
デイスク18とメタル32とから成る第2のロー
タ回転体の軸方向の位置決めを行なうとともに、
回転軸27に対して低摩擦力の軸受を構成してい
る。また、リールデイスク18の上部には、リー
ル17と係合するスプライン34およびばね35
が組込まれている。
前記第1のロータ30とともに一体的に回転す
る回転軸27の下方にはプーリ36が固着され、
ゴムベルト37を介して第1のロータ30の回転
力をキヤプスタン14に伝達する。このプーリ3
6は、磁気テープの記録時または再生時の通常の
走行時における回転数が約1500rpm程度となるよ
うにそのプーリ比が設定されている。
る回転軸27の下方にはプーリ36が固着され、
ゴムベルト37を介して第1のロータ30の回転
力をキヤプスタン14に伝達する。このプーリ3
6は、磁気テープの記録時または再生時の通常の
走行時における回転数が約1500rpm程度となるよ
うにそのプーリ比が設定されている。
上述のような構成によつて、磁束センサ25に
より第1のロータ30の磁束を検知して、制御回
路(図示せず)により平板状コイル21を駆動す
れば、3相8極同期電動機が構成される。そし
て、画像の記録時に画像信号より分離した同期信
号によつて、また画像の再生時には固定ヘツド1
3により再生したコントロール信号に同期して平
板状コイル21に電流を流せば、第1のロータ3
0が平板状コイル21から発生する回転磁界によ
つてたとえば1500rpmの回転速度で回転する。ま
た、第1のロータ30の磁石29の磁束が電磁軟
鉄板で構成された第2のロータ31内を通過する
ことにより磁気回路が構成され、第1のロータ3
0が回転することにより第2のロータ31にうず電
流が発生する。このうず電流によつて、第2のロ
ータ31には、第1のロータ30の回転と同一方
向にエデイカーレントトルクが発生する。このエ
デイカーレントトルクによつて、第2のロータ3
1は第1のロータ30とは個別的に回転する。し
たがつて、プーリ36およびゴムベルト37を介
して第1のロータ30の回転力をキヤプスタン1
4に伝達することができる。また、第2のロータ
の回転力はリールデイスク18に伝達されるの
で、この第2のロータ31の回転力を磁気テープの
巻取に用いることができる。
より第1のロータ30の磁束を検知して、制御回
路(図示せず)により平板状コイル21を駆動す
れば、3相8極同期電動機が構成される。そし
て、画像の記録時に画像信号より分離した同期信
号によつて、また画像の再生時には固定ヘツド1
3により再生したコントロール信号に同期して平
板状コイル21に電流を流せば、第1のロータ3
0が平板状コイル21から発生する回転磁界によ
つてたとえば1500rpmの回転速度で回転する。ま
た、第1のロータ30の磁石29の磁束が電磁軟
鉄板で構成された第2のロータ31内を通過する
ことにより磁気回路が構成され、第1のロータ3
0が回転することにより第2のロータ31にうず電
流が発生する。このうず電流によつて、第2のロ
ータ31には、第1のロータ30の回転と同一方
向にエデイカーレントトルクが発生する。このエ
デイカーレントトルクによつて、第2のロータ3
1は第1のロータ30とは個別的に回転する。し
たがつて、プーリ36およびゴムベルト37を介
して第1のロータ30の回転力をキヤプスタン1
4に伝達することができる。また、第2のロータ
の回転力はリールデイスク18に伝達されるの
で、この第2のロータ31の回転力を磁気テープの
巻取に用いることができる。
このように、第1のロータ30と第2のロータ
31とは個別的に回転し、第2のロータ31はリ
ールデイスク18と直結しているので1つの電動
機の構造で、キヤプスタン14を回転させるため
の同期モータと、リールデイスク18を回転させ
るためのトルクモータとを兼ねることができる。
31とは個別的に回転し、第2のロータ31はリ
ールデイスク18と直結しているので1つの電動
機の構造で、キヤプスタン14を回転させるため
の同期モータと、リールデイスク18を回転させ
るためのトルクモータとを兼ねることができる。
なお、上述の構成から理解されるように、第1
のロータ30と第2のロータ31との間には、磁
力による吸引力が発生(一般的に、この吸引力は
1Kgf以上であり、ここに示された装置では約
1.5Kgf発生する。)するので、リールデイスク1
8と回転軸27との間に抜止めを施さなくても、
リールデイスク18が回転する際に回転軸27か
らはずれることはない。
のロータ30と第2のロータ31との間には、磁
力による吸引力が発生(一般的に、この吸引力は
1Kgf以上であり、ここに示された装置では約
1.5Kgf発生する。)するので、リールデイスク1
8と回転軸27との間に抜止めを施さなくても、
リールデイスク18が回転する際に回転軸27か
らはずれることはない。
かつ、上述の吸引力により(主として第5図に
おいて)、ロータ円板28の端面とメタル32の
端面が接触するとともに、押圧力(前述したごと
く1.5Kgfの力)が付与される。このとき、ロー
タ円板28は一定の速度で回転しているのに対し
て、メタル32はリールデイスク18と一体的に
低速で回転しているので、両者の間で相対的に回
転することになる。そして、ロータ円板28の端
面とメタル32の端面の間に摩擦トルクが発生
し、前述したエデイカレントトルクすなわち、ス
テータ円板31の回転力に加算されて、全体とし
てリールデイスク18に回転力を与える。
おいて)、ロータ円板28の端面とメタル32の
端面が接触するとともに、押圧力(前述したごと
く1.5Kgfの力)が付与される。このとき、ロー
タ円板28は一定の速度で回転しているのに対し
て、メタル32はリールデイスク18と一体的に
低速で回転しているので、両者の間で相対的に回
転することになる。そして、ロータ円板28の端
面とメタル32の端面の間に摩擦トルクが発生
し、前述したエデイカレントトルクすなわち、ス
テータ円板31の回転力に加算されて、全体とし
てリールデイスク18に回転力を与える。
また、上述の実施例では、この発明をビデオテ
ープレコーダの同期電動機に適用した場合につい
て説明したが、これに限らず、他の磁気回路再生
装置たとえばオープンリール方式のビデオテープ
レコーダや、カセツト方式のオーデイオテープレ
コーダや、オープンリール方式のオーデイオテー
プレコーダなどにも適用できることはいうまでも
ない。また、その他の同期回転力と同時に定トル
クが必要な各種電子機器にも応用することができ
る。
ープレコーダの同期電動機に適用した場合につい
て説明したが、これに限らず、他の磁気回路再生
装置たとえばオープンリール方式のビデオテープ
レコーダや、カセツト方式のオーデイオテープレ
コーダや、オープンリール方式のオーデイオテー
プレコーダなどにも適用できることはいうまでも
ない。また、その他の同期回転力と同時に定トル
クが必要な各種電子機器にも応用することができ
る。
以上のように、この発明によれば、第1のロー
タと第2のロータとの間にコイルを配置し、この
コイルによる回転磁界によつて第1のロータが回
転し、第1のロータと第2のロータとの間に発生
する吸引力を保持するようにした摩擦面により生
じる摩擦トルクおよび第1のロータからの磁束に
よつて生ずる渦電流によつて第2のロータに生じ
る電磁トルクを、他の定トルクを要する用途に使
用することにより、全体として効率の良い消費電
力の少ない電動機を得ることができる。
タと第2のロータとの間にコイルを配置し、この
コイルによる回転磁界によつて第1のロータが回
転し、第1のロータと第2のロータとの間に発生
する吸引力を保持するようにした摩擦面により生
じる摩擦トルクおよび第1のロータからの磁束に
よつて生ずる渦電流によつて第2のロータに生じ
る電磁トルクを、他の定トルクを要する用途に使
用することにより、全体として効率の良い消費電
力の少ない電動機を得ることができる。
第1図および第2図は従来の一般的な磁気記録
再生装置の平面図であり、第1図はテープを引出
す前の状態を示す図を示し、第2図は磁気テープ
を引出した後の状態を示す図である。第3図はこ
の発明の背景となる磁気記録再生装置に含まれる
リール巻取機構の中央縦断面図である。第4図な
いし第6図はこの発明の一実施例の電動機が設け
られたリール巻取機構を説明するための図であ
り、特に第4図はカセツトを装着した状態を第1
図および第2図の右方向から示す側面図であり、
第5図はリール巻取機構の中央縦断面であり、第
6図は同じく平面図である。第7図は第5図の線
−に沿う断面図である。 図において、1は基板、14はキヤプスタン、
18はリールデイスク、21は平板状コイル、2
3は保持板、24は取付金具、25は磁束セン
サ、26は軸受、27は回転軸、28はロータ円
板、29はリング状磁石、30は第1のロータ、
31は第2のロータ。
再生装置の平面図であり、第1図はテープを引出
す前の状態を示す図を示し、第2図は磁気テープ
を引出した後の状態を示す図である。第3図はこ
の発明の背景となる磁気記録再生装置に含まれる
リール巻取機構の中央縦断面図である。第4図な
いし第6図はこの発明の一実施例の電動機が設け
られたリール巻取機構を説明するための図であ
り、特に第4図はカセツトを装着した状態を第1
図および第2図の右方向から示す側面図であり、
第5図はリール巻取機構の中央縦断面であり、第
6図は同じく平面図である。第7図は第5図の線
−に沿う断面図である。 図において、1は基板、14はキヤプスタン、
18はリールデイスク、21は平板状コイル、2
3は保持板、24は取付金具、25は磁束セン
サ、26は軸受、27は回転軸、28はロータ円
板、29はリング状磁石、30は第1のロータ、
31は第2のロータ。
Claims (1)
- 1 基板、この基板に植立されて回転可能に保持
された回転軸、この回転軸に取付けられた第1の
マグネツトロータ、この第1のマグネツトロータ
の上側に位置し、上記第1のマグネツトロータに
対向して上記基板に取付けられたコイル、上記第
1のマグネツトロータの上面に接触する摩擦面を
有し、上記回転軸に回転可能に保持された軸受
部、上記コイルの上側に位置し、上記第1のマグ
ネツトロータに対向して上記軸受部に取付けら
れ、上記第1のマグネツトロータからの吸収力を
受ける第2のマグネツトロータを設け、上記コイ
ルによる回転磁界により上記第1のマグネツトロ
ータを回転させ、上記第1のマグネツトロータの
回転に応じて上記摩擦面に生じる摩擦トルク及び
上記第1のマグネツトロータからの磁束による電
磁トルクにより上記第2のマグネツトロータを回
転させる電動機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6349380A JPS5759A (en) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | Synchronous motor |
US06/259,611 US4423359A (en) | 1980-05-13 | 1981-05-01 | Electric motor |
DE3118357A DE3118357C2 (de) | 1980-05-13 | 1981-05-08 | Antriebseinrichtung zum gleichzeitigen Antrieb von zumindest einer Bandtransportrolle und der Nabe einer Bandaufwickelspule bei Magnetbandgeräten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6349380A JPS5759A (en) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | Synchronous motor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5759A JPS5759A (en) | 1982-01-05 |
JPS6252546B2 true JPS6252546B2 (ja) | 1987-11-05 |
Family
ID=13230821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6349380A Granted JPS5759A (en) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | Synchronous motor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5759A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60103282U (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-13 | 三菱電機株式会社 | うず電流ブレ−キ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5096915U (ja) * | 1974-01-10 | 1975-08-13 |
-
1980
- 1980-05-13 JP JP6349380A patent/JPS5759A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5759A (en) | 1982-01-05 |
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