JPS6248321B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6248321B2 JPS6248321B2 JP55126116A JP12611680A JPS6248321B2 JP S6248321 B2 JPS6248321 B2 JP S6248321B2 JP 55126116 A JP55126116 A JP 55126116A JP 12611680 A JP12611680 A JP 12611680A JP S6248321 B2 JPS6248321 B2 JP S6248321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prism
- light
- lens
- refractive
- inner lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車輌用灯具のインナーレンズに関し、
特に直射系フルネルプリズムを設けた新規のイン
ナーレンズに関するものである。
特に直射系フルネルプリズムを設けた新規のイン
ナーレンズに関するものである。
この種の車輌用灯具のインナーレンズは、その
灯具を収納する車体の内部、特にトランクルーム
のスペースの拡大化に伴い、スペースをとる回転
放物面状のリフレクタを用いず光源からの直射光
を利用し、直接レンズにより制御して出射光とす
る構成をとり、灯具の小型化、薄型化および軽量
化を図つた車輌用灯具が提案されている。
灯具を収納する車体の内部、特にトランクルーム
のスペースの拡大化に伴い、スペースをとる回転
放物面状のリフレクタを用いず光源からの直射光
を利用し、直接レンズにより制御して出射光とす
る構成をとり、灯具の小型化、薄型化および軽量
化を図つた車輌用灯具が提案されている。
即ち、第1図に示すのが従来例の灯具であつ
て、ハウジングaとその前面にアウターレンズb
とインナーレンズcとを配設された灯室g内に光
源バルブPが配置されている。前記アウターレン
ズbの内面に魚眼プリズムdを設け、インナーレ
ンズcの内面の中央部に同心円状に屈折系プリズ
ム部eを設け、その周辺部に反射系プリズムfを
設けてフルネルカツトが施されている。しかしな
がら、かかる従来の車輌用灯具は第2図イ乃至ハ
に示す如く、たとえば図イはインナーレンズcの
光軸中央部付近に設けた同心円状の屈折系プリズ
ムeの、その光軸付近の中心部は、配光を満足さ
せるようにプリズムが設定できるため、外観から
明るく見える。しかし、この屈折系プリズムeは
光源Pからの光束がレンズ前面の等面積、例え
ば、プリズムの一素子分の面積に入射する角度範
囲は、中心付近では角度θ1であるが中心部から
遠くなるに従いしだいに小さくなり、反射系プリ
ズムfとの境界部付近では角度θ2となる。当然
θ1>θ2であるから中心から遠い部分への入射
光束量は小さくなり周囲はダークとなる。また、
図ロに示す如く、屈折系プリズムeの垂下部(立
上り部)Hに入射する光は損失光(光軸のはるか
周辺に外れて出射する光)となる。即ち、屈折系
プリズムeの垂下面(立上り部)Hに光源Pから
の直射光が入射するが損失光として拡散する。
又、屈折系プリズムeの傾斜面Aに向う光の角度
と垂下面Hに向う光の角度は光軸Zから離れたプ
リズムeになる程両者の角度差は大きくなり、従
つてその損失光域の立体角δは立体角δ1<δo
となり損失光が増加し、周辺部がダーク部Fとな
り、かかるダーク部Fは、特に左右に細長い灯具
においては顕著に現われる。又、図ハに示す如
く、屈折系プリズムeに入射した光線L1はプリ
ズム素子の傾斜面Aに受光し、屈折してそのまま
素子を透過してレンズ外面であるB面から出射す
るので減衰による損失は少ないのに対し、反射系
プリズムfへの入射光線L2はプリズム素子の垂
下面のC面で受光し、屈折して、更に傾斜面Dで
反射してンズ外面から出射するものである。
て、ハウジングaとその前面にアウターレンズb
とインナーレンズcとを配設された灯室g内に光
源バルブPが配置されている。前記アウターレン
ズbの内面に魚眼プリズムdを設け、インナーレ
ンズcの内面の中央部に同心円状に屈折系プリズ
ム部eを設け、その周辺部に反射系プリズムfを
設けてフルネルカツトが施されている。しかしな
がら、かかる従来の車輌用灯具は第2図イ乃至ハ
に示す如く、たとえば図イはインナーレンズcの
光軸中央部付近に設けた同心円状の屈折系プリズ
ムeの、その光軸付近の中心部は、配光を満足さ
せるようにプリズムが設定できるため、外観から
明るく見える。しかし、この屈折系プリズムeは
光源Pからの光束がレンズ前面の等面積、例え
ば、プリズムの一素子分の面積に入射する角度範
囲は、中心付近では角度θ1であるが中心部から
遠くなるに従いしだいに小さくなり、反射系プリ
ズムfとの境界部付近では角度θ2となる。当然
θ1>θ2であるから中心から遠い部分への入射
光束量は小さくなり周囲はダークとなる。また、
図ロに示す如く、屈折系プリズムeの垂下部(立
上り部)Hに入射する光は損失光(光軸のはるか
周辺に外れて出射する光)となる。即ち、屈折系
プリズムeの垂下面(立上り部)Hに光源Pから
の直射光が入射するが損失光として拡散する。
又、屈折系プリズムeの傾斜面Aに向う光の角度
と垂下面Hに向う光の角度は光軸Zから離れたプ
リズムeになる程両者の角度差は大きくなり、従
つてその損失光域の立体角δは立体角δ1<δo
となり損失光が増加し、周辺部がダーク部Fとな
り、かかるダーク部Fは、特に左右に細長い灯具
においては顕著に現われる。又、図ハに示す如
く、屈折系プリズムeに入射した光線L1はプリ
ズム素子の傾斜面Aに受光し、屈折してそのまま
素子を透過してレンズ外面であるB面から出射す
るので減衰による損失は少ないのに対し、反射系
プリズムfへの入射光線L2はプリズム素子の垂
下面のC面で受光し、屈折して、更に傾斜面Dで
反射してンズ外面から出射するものである。
よつてかかる反射系プリズムfを通つて出射す
る光線は屈折系プリズムeを通るものよりも減衰
が大きく損失は大となる。従つて屈折系プリズム
eと反射系プリズムfの境界部分Eにおいて急に
出射光度が低下し結局、外面から見るとこの境界
部付近が中心部との急激な輝度差が生じ、前面か
ら見ると輪状のダーク部Fが生じるのである。こ
のようなダーク部Fの存在はレンズ面を見た場
合、点灯フイリングが悪く見苦しいというばかり
でなく、レンズの均一発光が不可能となり配光機
能が損うおそれがあり、かつ信号灯などの表示機
能が十分達成できず視認性が確保できないなどの
原因が生じる。
る光線は屈折系プリズムeを通るものよりも減衰
が大きく損失は大となる。従つて屈折系プリズム
eと反射系プリズムfの境界部分Eにおいて急に
出射光度が低下し結局、外面から見るとこの境界
部付近が中心部との急激な輝度差が生じ、前面か
ら見ると輪状のダーク部Fが生じるのである。こ
のようなダーク部Fの存在はレンズ面を見た場
合、点灯フイリングが悪く見苦しいというばかり
でなく、レンズの均一発光が不可能となり配光機
能が損うおそれがあり、かつ信号灯などの表示機
能が十分達成できず視認性が確保できないなどの
原因が生じる。
上述の事情に鑑み、本発明は屈折系プリズム部
の範囲の光束を最大限に有効利用し、特に屈折系
プリズム部の立上り部における損失光をなくし、
更に屈折系プリズム部と反射系プリズム部との境
界部に生じるダーク部を解消し、光量の裕度を高
め均一発光面を可能ならしめ視認性の向上を図る
車輌用灯具のインナーレンズを提供することを目
的とする。
の範囲の光束を最大限に有効利用し、特に屈折系
プリズム部の立上り部における損失光をなくし、
更に屈折系プリズム部と反射系プリズム部との境
界部に生じるダーク部を解消し、光量の裕度を高
め均一発光面を可能ならしめ視認性の向上を図る
車輌用灯具のインナーレンズを提供することを目
的とする。
以下、本発明の車輌用灯具のインナーレンズを
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
第3図及び第4図の図示例は本発明の第1の実
施例であつて、1はハウジングで、そのハウジン
グ1の前面に配設されるアウターレンズ2とイン
ナーレンズ3とにより画成された灯室内に光源バ
ルブ4がソケツト41を介してホルダー42に保
持され配置されているものである。
施例であつて、1はハウジングで、そのハウジン
グ1の前面に配設されるアウターレンズ2とイン
ナーレンズ3とにより画成された灯室内に光源バ
ルブ4がソケツト41を介してホルダー42に保
持され配置されているものである。
前記アウターレンズ2と前記インナーレンズ3
とはアクリル樹脂等の透光性の合成樹脂によつて
成形されているものである。そして前記アウター
レンズ2は本実施例ではカバーレンズとして構成
されているものであり、前記インナーレンズ3は
前記アウターレンズ2と光源4との間にアウター
レンズ2等に適宜固定手段により固定され配設さ
れているものである。前記インナーレンズ3は、
光軸Z近傍の中央部の外面30aに同心円状の屈
折系プリズム部31を設け、該屈折系プリズム部
31のレンズ内面30bに格子状に配列形成した
魚眼プリズム部32が設けられている。更に、こ
の魚眼プリズム部32の周辺部に反射系プリズム
部33が設けられているものである。
とはアクリル樹脂等の透光性の合成樹脂によつて
成形されているものである。そして前記アウター
レンズ2は本実施例ではカバーレンズとして構成
されているものであり、前記インナーレンズ3は
前記アウターレンズ2と光源4との間にアウター
レンズ2等に適宜固定手段により固定され配設さ
れているものである。前記インナーレンズ3は、
光軸Z近傍の中央部の外面30aに同心円状の屈
折系プリズム部31を設け、該屈折系プリズム部
31のレンズ内面30bに格子状に配列形成した
魚眼プリズム部32が設けられている。更に、こ
の魚眼プリズム部32の周辺部に反射系プリズム
部33が設けられているものである。
更に詳しくは、インナーレンズ3は光軸Zの近
傍の中央部の外面30aに設けた同心円状の屈折
系プリズム部31は、その中心付近(光源に近い
部分)に立上り部Hが光軸と略々平行となした屈
折系プリズム部、謂ゆる単純屈折系プリズム部3
1aを設け、これにつづく周辺に前記立上り部H
を光軸に対し角度θ傾斜した屈折系プリズム部、
謂ゆる全屈折系プリズム部31bが設けられてい
る。前記単純屈折系プリズム部31aは光源4と
レンズ面との間の距離Lとほぼ等しく光軸中心か
ら距離1L間に設けられ、そしてその周辺の全屈
折系プリズム部31bは光軸中心から距離1L〜
2L間程度に形成されているものである。
傍の中央部の外面30aに設けた同心円状の屈折
系プリズム部31は、その中心付近(光源に近い
部分)に立上り部Hが光軸と略々平行となした屈
折系プリズム部、謂ゆる単純屈折系プリズム部3
1aを設け、これにつづく周辺に前記立上り部H
を光軸に対し角度θ傾斜した屈折系プリズム部、
謂ゆる全屈折系プリズム部31bが設けられてい
る。前記単純屈折系プリズム部31aは光源4と
レンズ面との間の距離Lとほぼ等しく光軸中心か
ら距離1L間に設けられ、そしてその周辺の全屈
折系プリズム部31bは光軸中心から距離1L〜
2L間程度に形成されているものである。
尚、前記全屈折系プリズム部31bの形成範囲
は、例えば左右の横長のレンズ面において屈折系
プリズム部31の範囲を拡大して形成するものに
おいて、単純屈折系プリズム部31aの光源4か
らの光束が中心から遠くなるに従いしだいにその
光束密度が低下する範囲に形成されているもので
ある。また、前記屈折系プリズム部31のレンズ
内面30bに設けられた格子状の魚眼プリズム部
32は光軸4からの放射光(直射光)を外面の屈
折系プリズム部31に対し、拡散光として光制御
せしめるごとく構成され、そして魚眼プリズム部
32の端部の綾線と合致する如く外面の屈折系プ
リズム部31の境界線Xを矩形に形成されてい
る。
は、例えば左右の横長のレンズ面において屈折系
プリズム部31の範囲を拡大して形成するものに
おいて、単純屈折系プリズム部31aの光源4か
らの光束が中心から遠くなるに従いしだいにその
光束密度が低下する範囲に形成されているもので
ある。また、前記屈折系プリズム部31のレンズ
内面30bに設けられた格子状の魚眼プリズム部
32は光軸4からの放射光(直射光)を外面の屈
折系プリズム部31に対し、拡散光として光制御
せしめるごとく構成され、そして魚眼プリズム部
32の端部の綾線と合致する如く外面の屈折系プ
リズム部31の境界線Xを矩形に形成されてい
る。
更に、前記魚眼プリズム部32の周辺部に形成
した反射系プリズム部33は光源4からの直射光
を光軸に対して略々平行光線として前方のアウタ
ーレンズ2方向に出射するように構成されてい
る。
した反射系プリズム部33は光源4からの直射光
を光軸に対して略々平行光線として前方のアウタ
ーレンズ2方向に出射するように構成されてい
る。
前述のように構成されたインナーレンズ3は、
その点灯時の光作用を第4図を用いて説明する。
光源4からの放射光(直射光)のうち同心円状屈
折系プリズム部31の単純屈折系プリズム部31
aへの入射光線L1は魚眼プリズム部32に入射
し屈折して拡散光として透過して外面の単純屈折
系プリズム部31aのプリズム素子の傾斜で再度
屈折して全て出射され、アウターレンズ2方向に
多量の光量を出射される。そしてその周辺の全屈
折系プリズム部31bへの入射光線L2,L3も同
様に魚眼プリズム部32に入射し屈折して拡散光
として透過した一方の光線L2は全屈折系プリズ
ム部31bの素子の傾斜せしめた立上り部Hで再
度屈折し、かつ他方の光線L3はプリズム素子の
傾斜面で再度屈折して両光線L2,L3は全て出射
してアウターレンズ2方向に多量の光量を出射さ
れる。また、反射系プリズム部33への入射光線
L4はプリズム素子の垂下面で受光し、屈折し
て、更に傾斜面で反射されそのまま透過してレン
ズ外面30aから光軸と略々平行光線としてアウ
ターレンズ方向に出射される。そして、それぞれ
アウターレンズ方向に出射された光線L1,L2,
L3,L4はアウターレンズ(カバーレンズ)2を
透過してレンズ前方に出射されるものである。
その点灯時の光作用を第4図を用いて説明する。
光源4からの放射光(直射光)のうち同心円状屈
折系プリズム部31の単純屈折系プリズム部31
aへの入射光線L1は魚眼プリズム部32に入射
し屈折して拡散光として透過して外面の単純屈折
系プリズム部31aのプリズム素子の傾斜で再度
屈折して全て出射され、アウターレンズ2方向に
多量の光量を出射される。そしてその周辺の全屈
折系プリズム部31bへの入射光線L2,L3も同
様に魚眼プリズム部32に入射し屈折して拡散光
として透過した一方の光線L2は全屈折系プリズ
ム部31bの素子の傾斜せしめた立上り部Hで再
度屈折し、かつ他方の光線L3はプリズム素子の
傾斜面で再度屈折して両光線L2,L3は全て出射
してアウターレンズ2方向に多量の光量を出射さ
れる。また、反射系プリズム部33への入射光線
L4はプリズム素子の垂下面で受光し、屈折し
て、更に傾斜面で反射されそのまま透過してレン
ズ外面30aから光軸と略々平行光線としてアウ
ターレンズ方向に出射される。そして、それぞれ
アウターレンズ方向に出射された光線L1,L2,
L3,L4はアウターレンズ(カバーレンズ)2を
透過してレンズ前方に出射されるものである。
上述のインナーレンズ3は、特に光軸近傍の中
央部の外面30aに同心円状の屈折系プリズム部
31を設け、その屈折系プリズム部31の内面3
0bに魚眼プリズム部32を設けるとともにその
周辺部に反射系プリズム部31を設け、かつ前記
屈折系プリズム部31は、光軸中心付近に単純屈
折系プリズム部31aを設け、これにつづく周辺
の光束密度の低下する部分に全屈折系プリズム部
31bを設けたものであるから、光束密度の高い
領域の光束を損失なく有効利用でき、屈折系プリ
ズム部31の範囲を最大限に光束を有効利用する
ことができる。また、従来の如く、屈折系プリズ
ム部の立上り部Hによつて発生する損失光が生じ
ることがなく、よつてかかる屈折系プリズム部3
1は全て前方に出射されるので、レンズ前方に多
量の光量を出射することができ、光量の裕度を高
め配光値の増大を図ることができ、従来のように
屈折系プリズム部と反射系プリズム部との境界部
にダーク部が発生することがなく、レンズ前面が
均一に発光することができ、視認性の向上を図る
ことができる。
央部の外面30aに同心円状の屈折系プリズム部
31を設け、その屈折系プリズム部31の内面3
0bに魚眼プリズム部32を設けるとともにその
周辺部に反射系プリズム部31を設け、かつ前記
屈折系プリズム部31は、光軸中心付近に単純屈
折系プリズム部31aを設け、これにつづく周辺
の光束密度の低下する部分に全屈折系プリズム部
31bを設けたものであるから、光束密度の高い
領域の光束を損失なく有効利用でき、屈折系プリ
ズム部31の範囲を最大限に光束を有効利用する
ことができる。また、従来の如く、屈折系プリズ
ム部の立上り部Hによつて発生する損失光が生じ
ることがなく、よつてかかる屈折系プリズム部3
1は全て前方に出射されるので、レンズ前方に多
量の光量を出射することができ、光量の裕度を高
め配光値の増大を図ることができ、従来のように
屈折系プリズム部と反射系プリズム部との境界部
にダーク部が発生することがなく、レンズ前面が
均一に発光することができ、視認性の向上を図る
ことができる。
第5図イ乃至ハの図示例は、本発明の車輌用灯
具のインナーレンズ他の実施例であつて、本例の
インナーレンズ3′は、光軸近傍の中央部の外面
30aに設けた屈折系プリズム部31′を格子状
に形成したものである。
具のインナーレンズ他の実施例であつて、本例の
インナーレンズ3′は、光軸近傍の中央部の外面
30aに設けた屈折系プリズム部31′を格子状
に形成したものである。
この実施例では屈折系プリズム部31′を格子
状に形成したものでレンズ面が灯具軸に対して傾
斜した場合、特に屈折系プリズム部31′のプリ
ズム素子が1つ1つのプリズムゼグメントにより
構成されているので、十分に配光特性が得られ、
更に光量の欲度の高い光を出射でき配光値の高い
レンズ面が得られ光束の利用効率を向上できるも
のである。
状に形成したものでレンズ面が灯具軸に対して傾
斜した場合、特に屈折系プリズム部31′のプリ
ズム素子が1つ1つのプリズムゼグメントにより
構成されているので、十分に配光特性が得られ、
更に光量の欲度の高い光を出射でき配光値の高い
レンズ面が得られ光束の利用効率を向上できるも
のである。
上述の実施例から明らかなように、本発明の車
輌用灯具のインナーレンズは、灯具と光源との間
に配設されるインナーレンズであつて、前記イン
ナーレンズは光軸近傍の中央部の外面に屈折系プ
リズム部を設け、該屈折系プリズム部のレンズ内
面に魚眼プリズム部を設けるとともに該魚眼プリ
ズム部の周辺部に反射系プリズム部を設けたこと
を特徴とするものであるから、光束密度の高い領
域の光束を損失なく有効に利用し、屈折系プリズ
ム部の範囲を最大限に光束を有効利用を図ること
ができ、従来のように屈折系プリズム部と反射系
プリズム部との境界部にダーク部が発生し、点灯
フイリングを損うおそれがなく、しかも均一発光
面が得られ、かつ光量の欲度の高い光を出射で
き、視認性が向上できるなどの効果を奏するもの
である。
輌用灯具のインナーレンズは、灯具と光源との間
に配設されるインナーレンズであつて、前記イン
ナーレンズは光軸近傍の中央部の外面に屈折系プ
リズム部を設け、該屈折系プリズム部のレンズ内
面に魚眼プリズム部を設けるとともに該魚眼プリ
ズム部の周辺部に反射系プリズム部を設けたこと
を特徴とするものであるから、光束密度の高い領
域の光束を損失なく有効に利用し、屈折系プリズ
ム部の範囲を最大限に光束を有効利用を図ること
ができ、従来のように屈折系プリズム部と反射系
プリズム部との境界部にダーク部が発生し、点灯
フイリングを損うおそれがなく、しかも均一発光
面が得られ、かつ光量の欲度の高い光を出射で
き、視認性が向上できるなどの効果を奏するもの
である。
尚、当然のことではあるが本発明は実施例にの
み限定されるものではない。
み限定されるものではない。
第1図及び第2図は従来例の灯具を示し、第1
図イは正面図、同図ロは図イにおけるA―A線断
面図、第2図イ乃至ハは従来のインナーレンズの
光作用を示す説明図、第3図及び第4図は本発明
の車輌用灯具のインナーレンズの実施の一例を示
し、第3図イは正面図、同図ロは図イにおけるB
―B線断面図、第4図はインナーレンズの光作用
を示す説明する拡大断面図、第5図は本発明のイ
ンナーレンズの他の実施例を示し、同図イは正面
図、図ロは図イにおけるC―C線断面図、同図ハ
は図イにおけるD―D線断面図である。 1…ハウジング、2…アウターレンズ(カバー
レンズ)、3…インナーレンズ、31…屈折系プ
リズム部、31a…単純屈折系プリズム部、31
b…全屈折系プリズム部、32…魚眼プリズム
部、33…反射系プリズム部、4…光源バルブ。
図イは正面図、同図ロは図イにおけるA―A線断
面図、第2図イ乃至ハは従来のインナーレンズの
光作用を示す説明図、第3図及び第4図は本発明
の車輌用灯具のインナーレンズの実施の一例を示
し、第3図イは正面図、同図ロは図イにおけるB
―B線断面図、第4図はインナーレンズの光作用
を示す説明する拡大断面図、第5図は本発明のイ
ンナーレンズの他の実施例を示し、同図イは正面
図、図ロは図イにおけるC―C線断面図、同図ハ
は図イにおけるD―D線断面図である。 1…ハウジング、2…アウターレンズ(カバー
レンズ)、3…インナーレンズ、31…屈折系プ
リズム部、31a…単純屈折系プリズム部、31
b…全屈折系プリズム部、32…魚眼プリズム
部、33…反射系プリズム部、4…光源バルブ。
Claims (1)
- 1 灯具のアウターレンズと光源との間に配設さ
れるインナーレンズであつて、前記インナーレン
ズは光軸近傍の中央部の外面に屈折系プリズム部
を設け、該屈折系プリズム部の内面に魚眼プリズ
ム部を設けるとともに該魚眼プリズム部の周辺部
に反射系プリズム部を設けたことを特徴とする車
輌用灯具のインナーレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55126116A JPS5750703A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Inner lens for automotive lamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55126116A JPS5750703A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Inner lens for automotive lamp |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5750703A JPS5750703A (en) | 1982-03-25 |
JPS6248321B2 true JPS6248321B2 (ja) | 1987-10-13 |
Family
ID=14927027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55126116A Granted JPS5750703A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Inner lens for automotive lamp |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5750703A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59113903U (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-01 | 市光工業株式会社 | 車輛用灯具 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2853599A (en) * | 1956-05-17 | 1958-09-23 | Kliegl Bros Universal Electric | Oval beam lens |
JPS5643924Y2 (ja) * | 1975-12-30 | 1981-10-14 | ||
JPS5726482Y2 (ja) * | 1977-07-04 | 1982-06-09 | ||
JPS5436627U (ja) * | 1977-08-16 | 1979-03-10 |
-
1980
- 1980-09-12 JP JP55126116A patent/JPS5750703A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5750703A (en) | 1982-03-25 |
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