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JPS6243837Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6243837Y2
JPS6243837Y2 JP4304384U JP4304384U JPS6243837Y2 JP S6243837 Y2 JPS6243837 Y2 JP S6243837Y2 JP 4304384 U JP4304384 U JP 4304384U JP 4304384 U JP4304384 U JP 4304384U JP S6243837 Y2 JPS6243837 Y2 JP S6243837Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
lining
calligraphy
backing
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4304384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60154200U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4304384U priority Critical patent/JPS60154200U/ja
Publication of JPS60154200U publication Critical patent/JPS60154200U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6243837Y2 publication Critical patent/JPS6243837Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、裏打用具、特に書画等の表装に際し
て裏打紙を糊付けする場合に使用される裏打用具
に関するものである。
一般に、書画等を表装する場合、又は補修する
場合には、書画等の裏側から裏打紙を糊付けして
行なわれる。第1図は従来行なわれていた方式を
説明する図である。第1図aに示されるように糊
付台1の上に裏打紙2を載置し、この裏打紙2の
全面にわたつてハケによつて糊付け3をする。
一方、図示されない作業台の上面には書画等が
裏側にして置かれている。この状態において、第
1図bに示されるように掛竹4を右端上面に位置
させ、図示矢印の如く、糊付けされた裏打紙2の
端部2′を掛竹4の縁部4′に軽く押当てて仮止を
する。第2図aはこの状態を示した図であり、第
1図bのX−X′線よりみた図である。この状態
で掛竹4を図示矢印方向に持ち上げると同時に、
裏打紙2の端部2′は自由端であるため、指で保
持して第2図bの如く反転させる。そして前記し
た作業台上に置かれた書画等の上方から、書画等
の輪郭に合わせて載置し、その上面を撫でて密着
させるものである。
上記従来方式は、糊付台上にて糊を全面に塗布
された裏打紙を掛竹と指とによつて作業台まで移
動し、更に作業台にて書画等の輪郭に合わせて貼
着するものであるため、その位置決めについては
極めて高度な熟練度を必要とするばかりか、裏打
紙として極めて薄い和紙、及び洋紙等を用いた場
合、この紙面に糊をつけた状態で作業台まで移動
させることには、かなりの困難性があつた。更
に、紙幅の大きなもの、又は長尺なものになると
困難性は倍加した。そして極めて薄い裏打紙の場
合、位置決めして後、ハケで撫でると紙の表面が
粗れたり、破れたりする欠点がある。
本考案は上記欠点を解決することを目的として
なされたものであり、熟練度を要することなく、
極めて簡単な手段で裏打作業の可能な裏打用具を
提供することを目的としている。
そして、本考案では長方形を有する透明、又は
半透明なビニール樹脂の左右端に、夫々支持棒を
取付けて旗状を有する裏打用具を提供し、この用
具の表面上にて裏打紙に糊を塗布した状態で反転
させ、透明なビニール樹指を介して書画等を透視
しつつ、両手によつて位置決めをしようとするも
のである。
以下図面を参照して実施例を説明する。第3図
は本考案による裏打用具の一実施例構成図であ
り、第3図aは全体斜視図、第3図bは平面図、
第3図cは第3図bのY−Y′線からみた側面図
である。第3図において、は裏打用具本体であ
り、ビニール等の透明な長方形部6の両縁に支持
棒7、及び8を付着させている。なお、支持棒7
は角状断面にすると座りが良く、又、扱い易い
し、支持棒8は円形断面にすると、巻いて保存す
る場合に長方形部6に癖がつきにくい。9,10
は長方形部6の長手方向に沿つて描いた線であ
り、11,12は同じく線9,10と直角状にも
うけた線であり、これらは「曲」を決める際の目
安として設ける。
次に使用方法について説明する。第4図aに示
されるように作業台と糊付台とを共通にした台
1′上に裏打用具本体を置き、更に裏打用具本
体の長方形部6の上面に裏打紙2を置き、これを
ハケによつて糊3を塗布する。この場合、糊3は
裏打紙2からやゝはみ出して長方形部6上にもつ
き、これによつて裏打紙2は長方形部6に一旦固
定される。この状態で第4図bに示されるよう
に、支持棒7,8を持つて反転動作をし、最終的
には第4図cのように全く反転した状態とする。
第4図cは台1′の上面に書画13が置かれ、
その上方に裏打用具本体が反転された状態で配
置されている。従つて透明な長方形部6を通して
台1′上が見えている。そこでこのまま台1′上の
書画13を見ながら図示矢印方向に下げれば、両
手で保持しつつ、ほとんど完全状態で位置決めが
可能である。そして、位置決めができた状態で長
方形部6の上から満遍なくハケで撫でれば皺のな
い状態で、しかも裏打紙2の表面を粗らすことな
く貼着することができる。
上記実施例では長方形部6の材質としてビニー
ルの場合を説明したが、これに限定されるもので
なく、布、マイラー紙等透明、又は半透明のもの
であれば何を用いてもよい。又、支持棒の形を角
形断面その他でもよいことは勿論である。
なお、上記以外の使用方法として、例えばニカ
ワの強い墨で書いたものは縮んでしまつて取扱い
が厄介であるが、これに水分を与えて裏打用具に
巻込んでおけばしつとりと平坦になり作業が楽に
なる。
以上説明した如く、本考案によれば透明な長方
形部の左右側縁に支持棒を取付けるよう構成した
ので、裏打ちに際して極めて迅速な作業ができ、
しかも熟練度を要せず、且つ仕上りも美しい裏打
用具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の裏打方式を説明する図、第2図
は従来の裏打ちの順序を説明する図、第3図は本
考案による裏打用具の一実施例構成図であり、同
図aは斜視図、同図bは平面図、同図cはY−
Y′からみた側面図、第4図は使用方法を説明し
た図であり、同図aは台の上に裏打用具を置いて
糊付けした状態図、同図bは反転経過を示した
図、同図cは位置決め状態を示した図である。 1……糊付台、1′……台、2……裏打紙、
2′……端部、3……糊、4……掛竹、4′……縁
部、……裏打用具本体、6……長方形部、7,
8……支持棒、9,10,11,12……線、1
3……書画。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 書画等に裏打紙を貼着する際使用される裏打用
    具において、光を透過し得るフイルム状の長方形
    部と、前記長方形部の左右側縁にもうけた支持棒
    とからなることを特徴とする裏打用具。
JP4304384U 1984-03-26 1984-03-26 裏打用具 Granted JPS60154200U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4304384U JPS60154200U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 裏打用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4304384U JPS60154200U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 裏打用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60154200U JPS60154200U (ja) 1985-10-14
JPS6243837Y2 true JPS6243837Y2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=30554346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4304384U Granted JPS60154200U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 裏打用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60154200U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60154200U (ja) 1985-10-14

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