JPS6242463B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242463B2 JPS6242463B2 JP56116372A JP11637281A JPS6242463B2 JP S6242463 B2 JPS6242463 B2 JP S6242463B2 JP 56116372 A JP56116372 A JP 56116372A JP 11637281 A JP11637281 A JP 11637281A JP S6242463 B2 JPS6242463 B2 JP S6242463B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding frame
- armature
- piece
- coil winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/12—Impregnating, moulding insulation, heating or drying of windings, stators, rotors or machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコアレスフラツトモータの製造方法に
関する。
関する。
コアレスフラツトモータの電機子を製造する場
合、従来は、第1図のaに示す如く自己融着性の
電線1を図示せぬ巻線機を使つてコイル巻枠に巻
回し、溶剤等により電線相互間を融着させ、熱風
で乾燥させる等して一体的に固着させたのち、コ
イル巻枠より取り外し、コイル片2を形成してい
た。更に、bに示す如く、そのコイル片2を図示
せぬ金型内に配列して樹脂を注入し、固化するこ
とにより、電機子3を製造していた。
合、従来は、第1図のaに示す如く自己融着性の
電線1を図示せぬ巻線機を使つてコイル巻枠に巻
回し、溶剤等により電線相互間を融着させ、熱風
で乾燥させる等して一体的に固着させたのち、コ
イル巻枠より取り外し、コイル片2を形成してい
た。更に、bに示す如く、そのコイル片2を図示
せぬ金型内に配列して樹脂を注入し、固化するこ
とにより、電機子3を製造していた。
しかしながら、上記従来方法では、コイル片2
を形成させる際、多量の溶剤を使用するため、作
業者に有害である上、熱風で乾燥させなければな
らない等の手間を要し、また、コイル片2をコイ
ル巻枠より取り外したり金型に配列する際、形崩
れが生じないように慎重に取り扱わなければなら
ないことから作業性を著しく低下させる欠点があ
つた。更に、このようにして折角形崩れしないよ
うに金型内に配列したにも拘わらず、樹脂成形時
には、樹脂圧力によつてコイル形状が崩れ、回転
ムラや効率低下を生じせしめる等、モータ特性を
低下させる欠点があつた。
を形成させる際、多量の溶剤を使用するため、作
業者に有害である上、熱風で乾燥させなければな
らない等の手間を要し、また、コイル片2をコイ
ル巻枠より取り外したり金型に配列する際、形崩
れが生じないように慎重に取り扱わなければなら
ないことから作業性を著しく低下させる欠点があ
つた。更に、このようにして折角形崩れしないよ
うに金型内に配列したにも拘わらず、樹脂成形時
には、樹脂圧力によつてコイル形状が崩れ、回転
ムラや効率低下を生じせしめる等、モータ特性を
低下させる欠点があつた。
本発明は、上記従来技術の欠点を除き、作業性
が良くしかも優れたモータ特性の得られるコアレ
スフラツトモータの電機子製造方法を提供するこ
とを目的とする。
が良くしかも優れたモータ特性の得られるコアレ
スフラツトモータの電機子製造方法を提供するこ
とを目的とする。
以下、本発明を図の実施例を参照して説明す
る。
る。
第2図は本発明の一実施例に適用されるコイル
巻枠の構成図を示したもので、コイル巻枠11
は、例えば厚さ0.5mm以下の絶縁板で、コイル片
形状に合わせてその周辺部に凹凸を設けて図示形
状に予め形成しておく。勿論、このコイル巻枠1
1は、図示形状に限らず、更に凹凸を増す等して
第3図に示す形状にしても良く、その形状は適宜
に設計し得る。
巻枠の構成図を示したもので、コイル巻枠11
は、例えば厚さ0.5mm以下の絶縁板で、コイル片
形状に合わせてその周辺部に凹凸を設けて図示形
状に予め形成しておく。勿論、このコイル巻枠1
1は、図示形状に限らず、更に凹凸を増す等して
第3図に示す形状にしても良く、その形状は適宜
に設計し得る。
次に、このコイル巻枠11の凹凸を利用して、
第4図に示す如く、巻枠周辺にエナメル銅線12
を規定数巻回してコイル片13を形成する。即
ち、エナメル銅線12をコイル巻枠11の凸部1
1aの表面から凸部11bの裏面へ、更にそこか
ら凸部11cの表面へと言うように、コイル巻枠
11の各凸部を縫うようにしてコイル巻枠11の
周辺に巻回し、コイル片13を形成する。この状
態で、コイルの巻始め部12aと巻終り部12b
は、解けないように瞬間接着剤等により固定す
る。
第4図に示す如く、巻枠周辺にエナメル銅線12
を規定数巻回してコイル片13を形成する。即
ち、エナメル銅線12をコイル巻枠11の凸部1
1aの表面から凸部11bの裏面へ、更にそこか
ら凸部11cの表面へと言うように、コイル巻枠
11の各凸部を縫うようにしてコイル巻枠11の
周辺に巻回し、コイル片13を形成する。この状
態で、コイルの巻始め部12aと巻終り部12b
は、解けないように瞬間接着剤等により固定す
る。
更に、このようにして形成したコイル片13を
コイル巻枠11に取り付けたまま、第5図に示す
如く金型内に順次配列し、樹脂を注入して固化す
ることにより、電機子14を製造する。
コイル巻枠11に取り付けたまま、第5図に示す
如く金型内に順次配列し、樹脂を注入して固化す
ることにより、電機子14を製造する。
このようにして、コアレスフラツトモータの電
機子を製造すれば、コイル片13形成時、溶剤、
熱風を必要としない上、形成されたコイル片13
は、コイル巻枠11にしつかりと固定されるた
め、取り扱いが楽になり、作業性が改善される。
また、金型内に配列する際にも形崩れを起こすこ
となく簡単に整列させることが可能となる。この
場合、図示せぬ金型内部にコイル巻枠11の凹部
に合わせて突出部を設けておき、この突出部にコ
イル巻枠11の凹部を嵌合させるようにすれば、
更に作業性が改善され、コイル片13を正確な位
置に整列させることができるようになる。また、
樹脂成形時、樹脂圧が加わつてもコイル片13は
コイル巻枠11に固定保持されているため、従来
のようにコイル形状が崩れることなく、正確な位
置に整然とした配列状態を保つて樹脂成形され
る。この結果、回転ムラのない効率の優れたコア
レスフラツトモータが得られるようになる。
機子を製造すれば、コイル片13形成時、溶剤、
熱風を必要としない上、形成されたコイル片13
は、コイル巻枠11にしつかりと固定されるた
め、取り扱いが楽になり、作業性が改善される。
また、金型内に配列する際にも形崩れを起こすこ
となく簡単に整列させることが可能となる。この
場合、図示せぬ金型内部にコイル巻枠11の凹部
に合わせて突出部を設けておき、この突出部にコ
イル巻枠11の凹部を嵌合させるようにすれば、
更に作業性が改善され、コイル片13を正確な位
置に整列させることができるようになる。また、
樹脂成形時、樹脂圧が加わつてもコイル片13は
コイル巻枠11に固定保持されているため、従来
のようにコイル形状が崩れることなく、正確な位
置に整然とした配列状態を保つて樹脂成形され
る。この結果、回転ムラのない効率の優れたコア
レスフラツトモータが得られるようになる。
以上のように本発明によれば、作業性が良く、
しかも、コイル形状を崩すことなく成形して電機
子を製造することができ、この結果、モータ特性
の優れたコアレスフラツトモータが得られるよう
になる。
しかも、コイル形状を崩すことなく成形して電機
子を製造することができ、この結果、モータ特性
の優れたコアレスフラツトモータが得られるよう
になる。
第1図は従来のコアレスフラツトモータの電機
子製造方法を説明するための図で、aはそのコイ
ル片形成方法説明図、bはその電機子コイル成形
方法説明図、第2図および第3図は本発明に適用
される各コイル巻枠の説明図、第4図は本発明に
よるコイル片形成方法説明図、第5図は本発明に
よる電機子コイル成形方法説明図である。 1……電線、2,13……コイル片、3,14
……電機子、11……コイル巻枠、11a〜11
c……凸部、12a……コイルの巻始め部、12
b……コイルの巻終り部。
子製造方法を説明するための図で、aはそのコイ
ル片形成方法説明図、bはその電機子コイル成形
方法説明図、第2図および第3図は本発明に適用
される各コイル巻枠の説明図、第4図は本発明に
よるコイル片形成方法説明図、第5図は本発明に
よる電機子コイル成形方法説明図である。 1……電線、2,13……コイル片、3,14
……電機子、11……コイル巻枠、11a〜11
c……凸部、12a……コイルの巻始め部、12
b……コイルの巻終り部。
Claims (1)
- 1 絶縁性薄板の周辺部に一部を切欠いて凹凸部
を設けた偏平コイル用の巻枠を形成し、この偏平
コイル用の巻枠の周辺部にその凹凸部を利用して
コイル導線を各凸部を縫うように巻回してコイル
片を形成させ、このコイル片を上記偏平コイル用
の巻枠に取り付けたまま複数枚順次重ね合わせて
金型内に配列し、樹脂を注入して一体成形により
電機子を製造することを特徴とするコアレスフラ
ツトモータの電機子製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11637281A JPS5819147A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コアレスフラツトモ−タの電機子製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11637281A JPS5819147A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コアレスフラツトモ−タの電機子製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5819147A JPS5819147A (ja) | 1983-02-04 |
JPS6242463B2 true JPS6242463B2 (ja) | 1987-09-08 |
Family
ID=14685345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11637281A Granted JPS5819147A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コアレスフラツトモ−タの電機子製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5819147A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59153446A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-01 | Shinko Electric Co Ltd | 円板状電機子の製造方法 |
KR100524592B1 (ko) * | 2002-01-19 | 2005-11-03 | 주식회사서영테크 | 브러시리스 직류전동기 등의 수지성 주형고정자 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50108502A (ja) * | 1974-02-01 | 1975-08-27 | ||
JPS5520128U (ja) * | 1978-07-27 | 1980-02-08 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50117301U (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-25 |
-
1981
- 1981-07-27 JP JP11637281A patent/JPS5819147A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50108502A (ja) * | 1974-02-01 | 1975-08-27 | ||
JPS5520128U (ja) * | 1978-07-27 | 1980-02-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5819147A (ja) | 1983-02-04 |
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