JPS6238959B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238959B2 JPS6238959B2 JP54014263A JP1426379A JPS6238959B2 JP S6238959 B2 JPS6238959 B2 JP S6238959B2 JP 54014263 A JP54014263 A JP 54014263A JP 1426379 A JP1426379 A JP 1426379A JP S6238959 B2 JPS6238959 B2 JP S6238959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- converters
- converter
- power supply
- thyristor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数個の電源側変換器および電動機変
換器により1台の同期電動機を駆動する多相サイ
リスタモータの制御装置に係り、特に直流リアク
トルを小形化可能にした制御装置に関する。
換器により1台の同期電動機を駆動する多相サイ
リスタモータの制御装置に係り、特に直流リアク
トルを小形化可能にした制御装置に関する。
第1図は従来の多相サイリスタモータ装置の回
路構成図を示す。1は△,Yの2つの2次巻線を
もつ電源変圧器、2,3は3相全波形の電源側変
換器、4は直流リアクトル、5は30度位相が異な
る2つの3相巻線をもつ同期電動機、6,7は該
3相巻線のそれぞれに可変周波数の交流を供給す
る3相全波形の電動機側変換器である。
路構成図を示す。1は△,Yの2つの2次巻線を
もつ電源変圧器、2,3は3相全波形の電源側変
換器、4は直流リアクトル、5は30度位相が異な
る2つの3相巻線をもつ同期電動機、6,7は該
3相巻線のそれぞれに可変周波数の交流を供給す
る3相全波形の電動機側変換器である。
この構成において、変換器2と3は30度の位相
差をもつて転流が行なわれ、また変換器6,7は
電動機5の回転子軸端に取付けられた位置検出器
(図示せず)の信号に従い30度の位相差をもつて
転流が行なわれる。その詳細な動作は周知であり
詳細な説明は省略するが、多相型でないものに比
し次のような利点を有する。
差をもつて転流が行なわれ、また変換器6,7は
電動機5の回転子軸端に取付けられた位置検出器
(図示せず)の信号に従い30度の位相差をもつて
転流が行なわれる。その詳細な動作は周知であり
詳細な説明は省略するが、多相型でないものに比
し次のような利点を有する。
(1) 比較的低次(5次、7次)の電源高調波の発
生を防止できる。
生を防止できる。
(2) 電動機が発生するトルクリプルを低減でき
る。
る。
(3) 各変換器が直列接続されているため、変換器
の電流リプルを低減でき直流リアクトルを小形
化できる。
の電流リプルを低減でき直流リアクトルを小形
化できる。
しかしながら、1つの欠点が残されている。す
なわち始動時の如く電動機5の誘起々電力が十分
でない条件下では、誘起々電力によつて変換器
6,7の転流を行なわせることができないため、
変換器2,3の点弧制御によつて周知のように同
変換器の出力電流を断続制御せしめ変換器6,7
の転流を行なわせている。この場合、電動機電流
が同時に断続するためトルクリプルが生じる。
なわち始動時の如く電動機5の誘起々電力が十分
でない条件下では、誘起々電力によつて変換器
6,7の転流を行なわせることができないため、
変換器2,3の点弧制御によつて周知のように同
変換器の出力電流を断続制御せしめ変換器6,7
の転流を行なわせている。この場合、電動機電流
が同時に断続するためトルクリプルが生じる。
第2図はこれを解決するために提案された装置
の回路構成図である。1〜3,5〜7は第1図の
同一番号のものと同一物である。8,9は直流の
アクトルである。この装置の特徴は、変換器の2
と3、および変換器の6と7の接続点間を互いに
接続し、変換器6の転流時期に合わせて変換器2
の出力電流を断続させ、変換器7の転流時期に合
わせて変換器3の出力電流を断続制御するように
したことにあり、その結果変換器6および7から
供給される電動機電流は同時には断となることが
ないため、トルクリプルの発生が低減される。
の回路構成図である。1〜3,5〜7は第1図の
同一番号のものと同一物である。8,9は直流の
アクトルである。この装置の特徴は、変換器の2
と3、および変換器の6と7の接続点間を互いに
接続し、変換器6の転流時期に合わせて変換器2
の出力電流を断続させ、変換器7の転流時期に合
わせて変換器3の出力電流を断続制御するように
したことにあり、その結果変換器6および7から
供給される電動機電流は同時には断となることが
ないため、トルクリプルの発生が低減される。
しかしこのものでは次のような欠点が新たに生
じる。すなわち、第1図のものでは、変換器の2
と3、および変換器の6と7がそれぞれ直列接続
されており、その結果、電源側および電動機側変
換器が出す整流リプル電圧の基本波分(電源周波
数の6倍周波成分および電動機誘起々電力周波数
の6倍周波成分)の発生が抑制されていたのに対
し、第2図のものではこれら基本波分は打消され
ずに直流リアクトルの8と9に印加されるため、
リアクトルが大形化する欠点がある。
じる。すなわち、第1図のものでは、変換器の2
と3、および変換器の6と7がそれぞれ直列接続
されており、その結果、電源側および電動機側変
換器が出す整流リプル電圧の基本波分(電源周波
数の6倍周波成分および電動機誘起々電力周波数
の6倍周波成分)の発生が抑制されていたのに対
し、第2図のものではこれら基本波分は打消され
ずに直流リアクトルの8と9に印加されるため、
リアクトルが大形化する欠点がある。
本発明の目的は、前記従来装置における欠点を
無くし、直流リアクトルの小形化を可能にする装
置並びに運転方法を提供するにある。
無くし、直流リアクトルの小形化を可能にする装
置並びに運転方法を提供するにある。
本発明の特徴とするところは、電源側変換器
2,3の接続点および電動機側変換器6,7の接
続点間を逆並列サイリスタまたはリアクトル等の
オンオフ可制御要素または限流要素を介して接続
したことにある。
2,3の接続点および電動機側変換器6,7の接
続点間を逆並列サイリスタまたはリアクトル等の
オンオフ可制御要素または限流要素を介して接続
したことにある。
第3図に、本発明の一実施例を示す多相サイリ
スタモータ装置の回路構成図を示す。1〜3,5
〜9は第2図のものと同一物である。10,11
は交流スイツチの働きをする逆並列サイリスタ回
路である。サイリスタ10,11には電動機5の
回転速度が所定値より低い場合のみゲート信号が
与えられる。
スタモータ装置の回路構成図を示す。1〜3,5
〜9は第2図のものと同一物である。10,11
は交流スイツチの働きをする逆並列サイリスタ回
路である。サイリスタ10,11には電動機5の
回転速度が所定値より低い場合のみゲート信号が
与えられる。
まず、回転速度が所定値より低い場合の動作か
ら説明する。このときサイリスタの10または1
1のいずれかが電流の向きに応じてオン状態とな
り、回路条件では第2図と等価になる。そして第
2図の説明で述たように変換器の2と3の出力電
流が交互に断続制御され、変換器6,7の転流が
行なわれる。変換器6,7が転流期間でない間
は、変換器の2と3の出力電流は同一に制御され
るため、サイリスタの10,11を流れる電流は
零であるが、転流期間では片方の変換器の出力電
流が零となるため、サイリスタ10,11にはも
う一方の変換器の出力電流が流れる。以上のよう
にして始動(低速運転)が行なわれる。
ら説明する。このときサイリスタの10または1
1のいずれかが電流の向きに応じてオン状態とな
り、回路条件では第2図と等価になる。そして第
2図の説明で述たように変換器の2と3の出力電
流が交互に断続制御され、変換器6,7の転流が
行なわれる。変換器6,7が転流期間でない間
は、変換器の2と3の出力電流は同一に制御され
るため、サイリスタの10,11を流れる電流は
零であるが、転流期間では片方の変換器の出力電
流が零となるため、サイリスタ10,11にはも
う一方の変換器の出力電流が流れる。以上のよう
にして始動(低速運転)が行なわれる。
次に回転速度が所定値より高い場合の動作につ
いて述べる。この場合は、電動機の誘起々電力が
変換器6,7の転流を行なわせるに十分であつ
て、もはや前述のように電流断続制御によつて転
流を行なわせる必要がない状態に対応する。
いて述べる。この場合は、電動機の誘起々電力が
変換器6,7の転流を行なわせるに十分であつ
て、もはや前述のように電流断続制御によつて転
流を行なわせる必要がない状態に対応する。
このときサイリスタ10,11のゲート信号は
遮断され、同サイリスタはオフ状態となる。なお
同サイリスタには変換器の整流リプル分(交流電
圧)が常時印加されるため、ターンオフは速やか
に完了する。以上のようにして回路条件は第1図
と等価になり、動作についても同様となる。な
お、直流リアクトルは本例の場合2個であるが、
それぞれのインダクタンスは第1図におけるもの
の半分づつでよく、直流リアクトルの小形化に対
する効果が失なわれることはない。
遮断され、同サイリスタはオフ状態となる。なお
同サイリスタには変換器の整流リプル分(交流電
圧)が常時印加されるため、ターンオフは速やか
に完了する。以上のようにして回路条件は第1図
と等価になり、動作についても同様となる。な
お、直流リアクトルは本例の場合2個であるが、
それぞれのインダクタンスは第1図におけるもの
の半分づつでよく、直流リアクトルの小形化に対
する効果が失なわれることはない。
また、回転速度が低い場合においては、普通電
動機側変換器の制御進み角βを零度に設定して運
転するため、高速時に比べて整流リプル電流が増
加することはなく、リプル電流による損失増加も
起らない。
動機側変換器の制御進み角βを零度に設定して運
転するため、高速時に比べて整流リプル電流が増
加することはなく、リプル電流による損失増加も
起らない。
したがつて本発明によれば、直流リアクトルの
小形化が可能な多相サイリスタモータ装置を提供
できる。
小形化が可能な多相サイリスタモータ装置を提供
できる。
第4図は本発明の他の実施例を示し、3台の電
源側変換器2〜4と電動機側変換器9〜11を有
する多相形サイリスタモータ装置に本発明を適用
した場合を示す。1は3つの3相2次巻線をもつ
電源変圧器、8は3つの3相電機子巻線をもつ同
期電動機、12〜15はサイリスタである。この
ものにおいても、第3図のものと同様に低速回転
時ではサイリスタ12〜15にゲート信号を供給
しこれらをオン状態にし、逆に高速回転時にはこ
れらをオフ状態として運転する。動作は前述のも
のと同様であつてまた同様の効果が得られる。
源側変換器2〜4と電動機側変換器9〜11を有
する多相形サイリスタモータ装置に本発明を適用
した場合を示す。1は3つの3相2次巻線をもつ
電源変圧器、8は3つの3相電機子巻線をもつ同
期電動機、12〜15はサイリスタである。この
ものにおいても、第3図のものと同様に低速回転
時ではサイリスタ12〜15にゲート信号を供給
しこれらをオン状態にし、逆に高速回転時にはこ
れらをオフ状態として運転する。動作は前述のも
のと同様であつてまた同様の効果が得られる。
第1,2図は従来の多相形サイリスタモータ装
置の一実施例回路構成図、第3,4図は本発明の
一実施例を示す同装置の回路構図である。 1…電源変圧器、2,3…電源側変換器、4…
直流リアクトル、5…同期電動機、6,7…電動
機側変換器、8,9…直流リアクトル、10,1
1…サイリスタ。
置の一実施例回路構成図、第3,4図は本発明の
一実施例を示す同装置の回路構図である。 1…電源変圧器、2,3…電源側変換器、4…
直流リアクトル、5…同期電動機、6,7…電動
機側変換器、8,9…直流リアクトル、10,1
1…サイリスタ。
Claims (1)
- 1 直流側を直列接続された複数台の電源側変換
器と、これら電源側変換器から直流電力が供給さ
れ、直流側で直列接続されている複数台の電動機
側変換器と、これら電動機側変換器により駆動さ
れる複数組の電機子巻線を有する同期電動機とか
らなる多相サイリスタモータにおいて、前記電源
側変換器間の直流側接続点と前記電動機側変換器
の直流側接続点と間をスイツチング素子で接続
し、電源側変換器の出力電流を断続制御させる低
速領域において前記スイツチング要素子をオン状
態にすることを特徴とする多相サイリスタモータ
の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1426379A JPS55109187A (en) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | Polyphase thyristor motor controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1426379A JPS55109187A (en) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | Polyphase thyristor motor controller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55109187A JPS55109187A (en) | 1980-08-22 |
JPS6238959B2 true JPS6238959B2 (ja) | 1987-08-20 |
Family
ID=11856198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1426379A Granted JPS55109187A (en) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | Polyphase thyristor motor controller |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55109187A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5819186A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-04 | Fuji Electric Co Ltd | 可変電圧可変周波電源装置による電動機制御方式 |
JP5915614B2 (ja) * | 2013-10-09 | 2016-05-11 | 株式会社安川電機 | 電流形インバータ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141403A (en) * | 1974-10-05 | 1976-04-07 | Gangoji Butsukyo Minzoku Shiry | Shutsudomokuzaino hyomenshoriho |
-
1979
- 1979-02-13 JP JP1426379A patent/JPS55109187A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141403A (en) * | 1974-10-05 | 1976-04-07 | Gangoji Butsukyo Minzoku Shiry | Shutsudomokuzaino hyomenshoriho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55109187A (en) | 1980-08-22 |
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