JPS6236875B2 - - Google Patents
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- JPS6236875B2 JPS6236875B2 JP4452579A JP4452579A JPS6236875B2 JP S6236875 B2 JPS6236875 B2 JP S6236875B2 JP 4452579 A JP4452579 A JP 4452579A JP 4452579 A JP4452579 A JP 4452579A JP S6236875 B2 JPS6236875 B2 JP S6236875B2
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- Japan
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- type
- pulse
- printing
- frequency
- time
- Prior art date
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 3
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 30
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000003116 impacting effect Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印刷装置の周波数変動補正方法に関
し、特に電源周波数の変動による生ずる印刷装置
の走行速度の変化の検出を活字パルスの検出によ
り行なう場合、それに含まれるジツタ成分を相殺
するようにして、上記電源周波数の変動量のみを
割出すようにした周波数変動補正方法に関するも
のである。
し、特に電源周波数の変動による生ずる印刷装置
の走行速度の変化の検出を活字パルスの検出によ
り行なう場合、それに含まれるジツタ成分を相殺
するようにして、上記電源周波数の変動量のみを
割出すようにした周波数変動補正方法に関するも
のである。
例えばフライング・ハンマ方式の印刷装置のよ
うに、走行する活字体をハンマ等で衝撃すること
により印刷を行なう印刷装置において、活字走行
体が同期電動機や誘導電動機の如き交流電動機に
より駆動されている場合に、その交流電源周波数
が変動すれば、該交流電動機の回転速度に変化が
生ずる。
うに、走行する活字体をハンマ等で衝撃すること
により印刷を行なう印刷装置において、活字走行
体が同期電動機や誘導電動機の如き交流電動機に
より駆動されている場合に、その交流電源周波数
が変動すれば、該交流電動機の回転速度に変化が
生ずる。
フライング・ハンマ式のベルトタイプの印刷装
置では第1図に示す如く、多数の活字1が設けら
れた活字ベルト2が駆動プーリ3により矢印方向
に駆動されている。該駆動プーリ3は同期電動機
により構成された駆動電動機4により駆動され
る。そして特定のマグネツトコイル5を励磁する
とハンマ6が用紙7を叩く。これによりインクリ
ボン8を介して用紙7が選択された活字1上を叩
くことになる。活字ベルト2の内側にはプラテン
9が配置され、活字ベルト2を押えることになる
のでかくして所定の文字・記号等が用紙7上に印
刷されることになる。
置では第1図に示す如く、多数の活字1が設けら
れた活字ベルト2が駆動プーリ3により矢印方向
に駆動されている。該駆動プーリ3は同期電動機
により構成された駆動電動機4により駆動され
る。そして特定のマグネツトコイル5を励磁する
とハンマ6が用紙7を叩く。これによりインクリ
ボン8を介して用紙7が選択された活字1上を叩
くことになる。活字ベルト2の内側にはプラテン
9が配置され、活字ベルト2を押えることになる
のでかくして所定の文字・記号等が用紙7上に印
刷されることになる。
そして各活字1の下部には各活字1の位置を検
出するための活字パルス体10が設けられてい
る。そして該活字パルス体10は活字パルス体検
出器11により検出され、このパルス体10によ
り所定の活字を選出するように構成されている。
このためこの活字パルス体検出器11から検出さ
れた活字パルスにより、活字ベルト2の駆動速度
が規定通りか否かを判断し、これに対応してマグ
ネツトコイル5の励磁開始時間を制御することが
要求されている。
出するための活字パルス体10が設けられてい
る。そして該活字パルス体10は活字パルス体検
出器11により検出され、このパルス体10によ
り所定の活字を選出するように構成されている。
このためこの活字パルス体検出器11から検出さ
れた活字パルスにより、活字ベルト2の駆動速度
が規定通りか否かを判断し、これに対応してマグ
ネツトコイル5の励磁開始時間を制御することが
要求されている。
しかしながら、上記ハンマ6がマグネツトコイ
ル5により駆動され、用紙7を叩くとき、活字ベ
ルト2に対して振動を生じ、このため、活字パル
ス体検出器11から発生された活字パルスには上
記活字ベルト2の活字パルス間の製造上の精度や
プーリ3の偏心等にもとづくジツタ成分が含まれ
るため、上記活字パルスを検出するのみではハン
マ6の駆動時刻を正確に制御できず、このため
に、周知の如くハンマ6を活字1の幅よりかなり
大きく定めていても印字品質の良好なプリンタを
提供することができない欠点がある。
ル5により駆動され、用紙7を叩くとき、活字ベ
ルト2に対して振動を生じ、このため、活字パル
ス体検出器11から発生された活字パルスには上
記活字ベルト2の活字パルス間の製造上の精度や
プーリ3の偏心等にもとづくジツタ成分が含まれ
るため、上記活字パルスを検出するのみではハン
マ6の駆動時刻を正確に制御できず、このため
に、周知の如くハンマ6を活字1の幅よりかなり
大きく定めていても印字品質の良好なプリンタを
提供することができない欠点がある。
したがつて本発明はこのようなジツタの存在に
よる問題点を改善した印字品質の良好なプリンタ
を提供することができる周波数変動補正方法を提
供することを目的とする。そしてこの目的を達成
するために本発明の印刷装置における周波数変動
補正方法では、商用周波数により付勢される交流
電動機により駆動されて一定軌道上を走行する活
字体と、該活字体と一体に設けられた活字パルス
体と、該活字パルス体の通過を検出する活字パル
ス体検出手段と、該活字パルス体検出手段から得
られた活字パルスを複数の所定個計数する活字パ
ルス計数手段と基準速度を示す標準時間信号が出
力される標準時間設定手段と、上記活字パルス計
数手段が所定個の活字パルスを計数する時間と上
記設定手段の標準時間とを比較して差の時間を検
出する走行速度差検出手段と、該検出された差の
時間にもとづき誤差の時間分だけ上記活字パルス
をおくらせる手段と該おくらせる手段でおくらせ
た活字パルスにもとづき印字機構を駆動制御する
ことにより照合印字を行う印字制御部を有し、商
用周波数の+2%〜−4%の周波数変動に応動し
て印字位置補正を行うことを特徴とするものであ
る。
よる問題点を改善した印字品質の良好なプリンタ
を提供することができる周波数変動補正方法を提
供することを目的とする。そしてこの目的を達成
するために本発明の印刷装置における周波数変動
補正方法では、商用周波数により付勢される交流
電動機により駆動されて一定軌道上を走行する活
字体と、該活字体と一体に設けられた活字パルス
体と、該活字パルス体の通過を検出する活字パル
ス体検出手段と、該活字パルス体検出手段から得
られた活字パルスを複数の所定個計数する活字パ
ルス計数手段と基準速度を示す標準時間信号が出
力される標準時間設定手段と、上記活字パルス計
数手段が所定個の活字パルスを計数する時間と上
記設定手段の標準時間とを比較して差の時間を検
出する走行速度差検出手段と、該検出された差の
時間にもとづき誤差の時間分だけ上記活字パルス
をおくらせる手段と該おくらせる手段でおくらせ
た活字パルスにもとづき印字機構を駆動制御する
ことにより照合印字を行う印字制御部を有し、商
用周波数の+2%〜−4%の周波数変動に応動し
て印字位置補正を行うことを特徴とするものであ
る。
まず本発明において、活字パルスに含まれるジ
ツタ成分除去手段について簡単に説明する。
ツタ成分除去手段について簡単に説明する。
上記の如く、活字パルスに含まれるジツタ成分
は、ハンマ6が駆動したときの活字ベルト2の振
動や、前記した製造上、構造上の問題に起因す
る。したがつて、活字ベルトの振動によりあると
きはジツタ成分が正に現われ、次のサイクルでは
ジツタ成分が負に現われる。そして実験の結果、
このジツタ成分の正負の大きさは平均的にほぼ等
しいことが判明した。換言すれば上記振動に起因
するジツタ成分はある活字パルス間におけるジツ
タ量が+Jを持つと、次の活字パルス間において
はほぼ−Jのジツタ量を持つ。したがつて該ジツ
タ成分の影響を取除くためには、活字パルスを複
数個計数することにより、その影響が無視できる
ことが判明した。
は、ハンマ6が駆動したときの活字ベルト2の振
動や、前記した製造上、構造上の問題に起因す
る。したがつて、活字ベルトの振動によりあると
きはジツタ成分が正に現われ、次のサイクルでは
ジツタ成分が負に現われる。そして実験の結果、
このジツタ成分の正負の大きさは平均的にほぼ等
しいことが判明した。換言すれば上記振動に起因
するジツタ成分はある活字パルス間におけるジツ
タ量が+Jを持つと、次の活字パルス間において
はほぼ−Jのジツタ量を持つ。したがつて該ジツ
タ成分の影響を取除くためには、活字パルスを複
数個計数することにより、その影響が無視できる
ことが判明した。
次に本発明の周波数変動補正原理について第2
図にもとづき説明する。
図にもとづき説明する。
第2図は横軸が時間軸tであり、縦軸が印字位
置lを示す。
置lを示す。
第2図で直線ν1は交流電源の周波数変動が0
のときの活字ベルトの速度を示し、直線ν2は周
波数変動が−4%のときの速度を示し、直線ν3
は周波数変動が+2%のときの速度を示す。一般
に交流電源では周波数変動が+2%及至−4%の
範囲での変化が認められているものである。
のときの活字ベルトの速度を示し、直線ν2は周
波数変動が−4%のときの速度を示し、直線ν3
は周波数変動が+2%のときの速度を示す。一般
に交流電源では周波数変動が+2%及至−4%の
範囲での変化が認められているものである。
いまマグネツト・コイルの励磁が開始されてハ
ンマが押叩するまでの時間、即ちフライトタイム
をTfとすると、交流周波数変動が0のとき、マ
グネツト・コイルの励磁開始後Tfにてハンマが
押叩し、l0の位置に印字を行なうことになる。し
かし駆動モータの電源周波数が−α2%変動した
とすれば、マグネツト・コイルの励磁開始後Tf
にてハンマが押叩する位置はl1となりl0−l1=△
lだけ手前の位置に印字することになる。しかし
ながらこの場合マグネツト・コイルの励磁開始後
Tf+△t1のときにハンマが押叩するように制御で
きるものとすれば、周波数変動のないときの位置
l0にて印字することができる。したがつてこのよ
うなことが可能になれば電源周波数がα%低下し
ても印字品質の良好なプリンタを得ることができ
る。このとき l0=ν0(Tf)=(1−α)ν0(Tf+△t1) △t1=α/1−αTf …………(1) となる。
ンマが押叩するまでの時間、即ちフライトタイム
をTfとすると、交流周波数変動が0のとき、マ
グネツト・コイルの励磁開始後Tfにてハンマが
押叩し、l0の位置に印字を行なうことになる。し
かし駆動モータの電源周波数が−α2%変動した
とすれば、マグネツト・コイルの励磁開始後Tf
にてハンマが押叩する位置はl1となりl0−l1=△
lだけ手前の位置に印字することになる。しかし
ながらこの場合マグネツト・コイルの励磁開始後
Tf+△t1のときにハンマが押叩するように制御で
きるものとすれば、周波数変動のないときの位置
l0にて印字することができる。したがつてこのよ
うなことが可能になれば電源周波数がα%低下し
ても印字品質の良好なプリンタを得ることができ
る。このとき l0=ν0(Tf)=(1−α)ν0(Tf+△t1) △t1=α/1−αTf …………(1) となる。
また、活字ベルトに形成された活字のうち、一
番最初の活字からn番目の活字(n桁目の活字)
をプリントするために、TfよりTnおくれた時刻
TNで励磁を開始したときの補正時間△tnは ln=ν0(Tf+Tn) =(1−α)ν0(Tf+To+△to) △to=α/1−αTf+α/1−αTn =(Tf+Tn)α/1−α …………(2) いまハンマの桁数をnとしその1/2のところを
標準的に固定して補正時間△tnを決定するものと
すれば、上記(2)式は、 △to=(Tf+Tn/2)(α/1−α) ≒(Tf+Tn/2)(α) ………(3) (〓αはマイクロセコンドオーダなのでα/1−α≒ 1) 逆に電源周波数が+α3%(α3=2)変動し
たときTfにてハンマが押叩されるものとすれ
ば、プリント位置はl2となるので、この場合にTf
−△t2の時刻にハンマが押叩するように制御でき
るならば、このような周波数変動の場合でも印字
品質の良好なものを得ることができる。
番最初の活字からn番目の活字(n桁目の活字)
をプリントするために、TfよりTnおくれた時刻
TNで励磁を開始したときの補正時間△tnは ln=ν0(Tf+Tn) =(1−α)ν0(Tf+To+△to) △to=α/1−αTf+α/1−αTn =(Tf+Tn)α/1−α …………(2) いまハンマの桁数をnとしその1/2のところを
標準的に固定して補正時間△tnを決定するものと
すれば、上記(2)式は、 △to=(Tf+Tn/2)(α/1−α) ≒(Tf+Tn/2)(α) ………(3) (〓αはマイクロセコンドオーダなのでα/1−α≒ 1) 逆に電源周波数が+α3%(α3=2)変動し
たときTfにてハンマが押叩されるものとすれ
ば、プリント位置はl2となるので、この場合にTf
−△t2の時刻にハンマが押叩するように制御でき
るならば、このような周波数変動の場合でも印字
品質の良好なものを得ることができる。
しかしながら電源周波数が+α%(α≦2)ま
で変動したとき、フライトタイムTfよりも△t2だ
け早い時刻にハンマが押叩するように構成するこ
とは制御が複雑になるので、本発明では電源周波
数が+2%変動した速度ν3を基準速度(公称速
度)と設定し、これに対して−6%までの周波数
変動があつた場合に補正を行なうという基本的な
考え方に立脚して周波数変動補正を行なうもので
ある。以下本発明の一実施例を第3図及び第4図
にもとづき説明する。
で変動したとき、フライトタイムTfよりも△t2だ
け早い時刻にハンマが押叩するように構成するこ
とは制御が複雑になるので、本発明では電源周波
数が+2%変動した速度ν3を基準速度(公称速
度)と設定し、これに対して−6%までの周波数
変動があつた場合に補正を行なうという基本的な
考え方に立脚して周波数変動補正を行なうもので
ある。以下本発明の一実施例を第3図及び第4図
にもとづき説明する。
図中、20は活字パルス個数カウンタ、21は
補正用パルスカウンタ、22は公称値設定タイ
マ、23はレジスタ、24は補正時間設定カウン
タ、25は照合回路、26はJ−Kフリツプフロ
ツプ、27はマグネツトコイル制御部である。活
字パルス個数カウンタ20は活字パルスを偶数
個、例えば160個計数する毎にクリアされるよう
に構成されている。なおここでいう活字パルスと
は活字パルス体検出器11から発生されたそのま
まの波形のものではなく、適当に整形されたもの
である。また公称値設定タイマ22は、駆動電動
機4が公称速度で回転しているとき、即ち電源周
波数が標準周波数より+2%上昇したときの回転
速度で活字ベルト2が駆動されているとき活字パ
ルスが160個発生する時間毎に信号を発生するよ
うにセツトされている。この信号が基準速度を示
す標準時間信号である。
補正用パルスカウンタ、22は公称値設定タイ
マ、23はレジスタ、24は補正時間設定カウン
タ、25は照合回路、26はJ−Kフリツプフロ
ツプ、27はマグネツトコイル制御部である。活
字パルス個数カウンタ20は活字パルスを偶数
個、例えば160個計数する毎にクリアされるよう
に構成されている。なおここでいう活字パルスと
は活字パルス体検出器11から発生されたそのま
まの波形のものではなく、適当に整形されたもの
である。また公称値設定タイマ22は、駆動電動
機4が公称速度で回転しているとき、即ち電源周
波数が標準周波数より+2%上昇したときの回転
速度で活字ベルト2が駆動されているとき活字パ
ルスが160個発生する時間毎に信号を発生するよ
うにセツトされている。この信号が基準速度を示
す標準時間信号である。
いまプリンタが駆動すると上記活字パルスが発
生し、これが活字パルス個数カウンタ20、補正
用パルスカウンタ21及び補正時間設定カウンタ
24に伝達される。このとき、補正用パルスカウ
ンタ21の最初の出力パルスにより上記公称値設
定タイマ22が動作を開始する。このとき公称値
設定タイマ22の設定値Tkは次のようにして決
定される。
生し、これが活字パルス個数カウンタ20、補正
用パルスカウンタ21及び補正時間設定カウンタ
24に伝達される。このとき、補正用パルスカウ
ンタ21の最初の出力パルスにより上記公称値設
定タイマ22が動作を開始する。このとき公称値
設定タイマ22の設定値Tkは次のようにして決
定される。
駆動電動機4が標準周波数で回転していると
き、即ち、第2図のν1にしたがつて回転してい
るとき発生される活字パルスの発生時間tcc=
1000μsとし、フライトタイムTf=1200μsと
し、また活字の1桁目からn桁目までの励磁開始
までの時間TnをTn=800μsとすれば、周波数
変動が+2%におけるときの補正時間△tは、 △t=(1200+800/2)×(−0.02)=−32μs となる。即ち周波数が規定値より+2%高くなれ
ば、通常の場合よりも32μsだけ早く押叩しなけ
ればならなくなる。
き、即ち、第2図のν1にしたがつて回転してい
るとき発生される活字パルスの発生時間tcc=
1000μsとし、フライトタイムTf=1200μsと
し、また活字の1桁目からn桁目までの励磁開始
までの時間TnをTn=800μsとすれば、周波数
変動が+2%におけるときの補正時間△tは、 △t=(1200+800/2)×(−0.02)=−32μs となる。即ち周波数が規定値より+2%高くなれ
ば、通常の場合よりも32μsだけ早く押叩しなけ
ればならなくなる。
それ故、周波数が+2%上昇したときの、即ち
α=+2%のときの速度を規準に考える場合に
は、(標準周波数の場合には)補正時間を32μs
と定め、周波数が標準周波数より−4%変化した
ときには補正時間は96μsと定めることができ
る。
α=+2%のときの速度を規準に考える場合に
は、(標準周波数の場合には)補正時間を32μs
と定め、周波数が標準周波数より−4%変化した
ときには補正時間は96μsと定めることができ
る。
そしてα=+2%のときの活字パルスを160個
計数する時間tkはtk=(1−α)mtccとなる。
計数する時間tkはtk=(1−α)mtccとなる。
ここでm=160、α=2% tcc=1000μsであ
るので、tk=156800μsとなる。かくして上記公
称値設定タイマ22は156800μsで出力パルスが
発生するように構成されている。
るので、tk=156800μsとなる。かくして上記公
称値設定タイマ22は156800μsで出力パルスが
発生するように構成されている。
したがつて、いま電源周波数が−4%の状態で
駆動電動機4が駆動しているとき、活字パルスは
1000μs×1.04=1040μsの周期で発生すること
になる。そしてジツタ成分の影響を取除くため活
字パルスを偶数個、例えば160個計数する必要が
ある。それ故、第4図に示す如くこの活字パルス
が活字パルス個数カウンタ20により160個計数
されるときには、 1040(μs)×160=166400(μs) の時間が必要とされる。ところが、上記の如く公
称値設定タイマ22には設定値Tkが156800μs
となるようにセツトされており、該公称値設定タ
イマ22は、活字パルスが補正用パルスカウンタ
21に伝達されたとき該補正用パルスカウンタ2
1から出力される信号によりセツトされ、156800
μs後に該補正用パルスカウンタ21をクリアす
るように動作する。しかも該補正用パルスカウン
タ21は1μsの標準パルスCL1でカウントする
如く構成されているので、第4図に示す如く、該
補正用パルスカウンタ21は、最初の活字パルス
が伝達されたときに計数を開始し、156800計数し
たとき上記公称値設定タイマ22からの信号によ
り一且クリアされる。そして再び計数を開始する
ので、結局活字パルス個数カウンタ20が活字パ
ルスを160個計数したとき上記補正用パルスカウ
ンタ21には 166400(μs)−156800(μs)=9600(μs) が計数され、この数字9600がレジスタ23に記入
されることになる。
駆動電動機4が駆動しているとき、活字パルスは
1000μs×1.04=1040μsの周期で発生すること
になる。そしてジツタ成分の影響を取除くため活
字パルスを偶数個、例えば160個計数する必要が
ある。それ故、第4図に示す如くこの活字パルス
が活字パルス個数カウンタ20により160個計数
されるときには、 1040(μs)×160=166400(μs) の時間が必要とされる。ところが、上記の如く公
称値設定タイマ22には設定値Tkが156800μs
となるようにセツトされており、該公称値設定タ
イマ22は、活字パルスが補正用パルスカウンタ
21に伝達されたとき該補正用パルスカウンタ2
1から出力される信号によりセツトされ、156800
μs後に該補正用パルスカウンタ21をクリアす
るように動作する。しかも該補正用パルスカウン
タ21は1μsの標準パルスCL1でカウントする
如く構成されているので、第4図に示す如く、該
補正用パルスカウンタ21は、最初の活字パルス
が伝達されたときに計数を開始し、156800計数し
たとき上記公称値設定タイマ22からの信号によ
り一且クリアされる。そして再び計数を開始する
ので、結局活字パルス個数カウンタ20が活字パ
ルスを160個計数したとき上記補正用パルスカウ
ンタ21には 166400(μs)−156800(μs)=9600(μs) が計数され、この数字9600がレジスタ23に記入
されることになる。
一方、補正時間設定カウンタ24には10nsの
基準パルスCL2が印加されている。該補正時間設
定カウンタ24は上記レジスタ23に上記9600が
記入されたときに印加される活字パルスにより計
数動作が開始され、上記基準パルスCL2を計数す
る。そしてこれを9600計数したとき、照合回路2
5がレジスタ23に記入された数字と上記補正時
間設定カウンタ24に計数した数字とが一致した
とき出力信号を発生し、これをJ−Kフリツプ・
フロツプ26に伝達してマグネツトコイル制御部
27を制御することになる。
基準パルスCL2が印加されている。該補正時間設
定カウンタ24は上記レジスタ23に上記9600が
記入されたときに印加される活字パルスにより計
数動作が開始され、上記基準パルスCL2を計数す
る。そしてこれを9600計数したとき、照合回路2
5がレジスタ23に記入された数字と上記補正時
間設定カウンタ24に計数した数字とが一致した
とき出力信号を発生し、これをJ−Kフリツプ・
フロツプ26に伝達してマグネツトコイル制御部
27を制御することになる。
このとき、補正時間設定カウンタ24には
10nsの基準パルスCL2が印加されているので、こ
れを9600個計数するに要する時間は 10ns×9600=96μs となり、かくして96μsの補正量が与えられるこ
とになり、電源周波数が標準周波数より−4%変
動したとき、即ち公称周波数より−6%変動した
とき、96μsだけおくれてマグネツトコイル5が
励磁されることになり、このような電源周波数の
変動があつてもほぼ正しい位置に印字することが
できる。
10nsの基準パルスCL2が印加されているので、こ
れを9600個計数するに要する時間は 10ns×9600=96μs となり、かくして96μsの補正量が与えられるこ
とになり、電源周波数が標準周波数より−4%変
動したとき、即ち公称周波数より−6%変動した
とき、96μsだけおくれてマグネツトコイル5が
励磁されることになり、このような電源周波数の
変動があつてもほぼ正しい位置に印字することが
できる。
そしてレジスタ23に記入される値は活字パル
スを160個計数する毎にそのときの周波数変動量
αに応じた補正量△t′に更新される。
スを160個計数する毎にそのときの周波数変動量
αに応じた補正量△t′に更新される。
しかも一般の商用交流電源の周波数変動は+2
%乃至−4%程度であつて、その変動周期は交流
電源の周期と比較して非常に大きく、急激な変化
をすることはない。このために、レジスタ23の
リサイクルタイムは上記電源周波数変動量αに追
従することができる様な、短すぎず、長すぎない
適当な時間に設定する必要がある。上記の如く活
字パルスの個数及び各クロツクの時間関係はその
適例の一つである。勿論活字パルスの個数は上記
の如く160個に限定されるものではなく、他の適
当な個数に選定することができる。また基準パル
スも上記の如く1μsと10nsにのみ限定される
ものでもない。
%乃至−4%程度であつて、その変動周期は交流
電源の周期と比較して非常に大きく、急激な変化
をすることはない。このために、レジスタ23の
リサイクルタイムは上記電源周波数変動量αに追
従することができる様な、短すぎず、長すぎない
適当な時間に設定する必要がある。上記の如く活
字パルスの個数及び各クロツクの時間関係はその
適例の一つである。勿論活字パルスの個数は上記
の如く160個に限定されるものではなく、他の適
当な個数に選定することができる。また基準パル
スも上記の如く1μsと10nsにのみ限定される
ものでもない。
また本発明は活字ベルト式のプリンタについて
説明したが、ドラム式プリンタ等他の形式のもの
でも適用することができる。
説明したが、ドラム式プリンタ等他の形式のもの
でも適用することができる。
以上説明の如く、本発明によれば活字パルスを
偶数個計数することによりジツタによる影響を除
いた状態を作り出し、その上で電源周波数変動に
対する補正を行なうことができるので、印字品質
のきわめてすぐれたプリンタを提供することが可
能になる。
偶数個計数することによりジツタによる影響を除
いた状態を作り出し、その上で電源周波数変動に
対する補正を行なうことができるので、印字品質
のきわめてすぐれたプリンタを提供することが可
能になる。
第1図はプリンタの部分的機構説明図、第2図
はその動作説明図、第3図は本発明の一実施例構
成図、第4図はその動作説明図である。 図中、1は活字、2は活字ベルト、3は駆動プ
ーリ、4は駆動電動機、5はマグネツトコイル、
6はハンマ、7は用紙、8はインクリボン、9は
プラテン、10は活字パルス体、11は活字パル
ス体検出器、20は活字パルス個数カウンタ、2
1は補正用パルスカウンタ、22は公称値設定タ
イマ、23はレジスタ、24は補正時間設定カウ
ンタ、25は照合回路、26はJ−Kフリツプ・
フロツプ、27はマグネツトコイル制御部をそれ
ぞれ示す。
はその動作説明図、第3図は本発明の一実施例構
成図、第4図はその動作説明図である。 図中、1は活字、2は活字ベルト、3は駆動プ
ーリ、4は駆動電動機、5はマグネツトコイル、
6はハンマ、7は用紙、8はインクリボン、9は
プラテン、10は活字パルス体、11は活字パル
ス体検出器、20は活字パルス個数カウンタ、2
1は補正用パルスカウンタ、22は公称値設定タ
イマ、23はレジスタ、24は補正時間設定カウ
ンタ、25は照合回路、26はJ−Kフリツプ・
フロツプ、27はマグネツトコイル制御部をそれ
ぞれ示す。
Claims (1)
- 1 商用周波数により付勢される交流電動機によ
り駆動されて一定軌道上を走行する活字体と、該
活字体と一体に設けられた活字パルス体と、該活
字パルス体の通過を検出する活字パルス体検出手
段と、該活字パルス体検出手段から得られた活字
パルスを複数の所定個計数する活字パルス計数手
段と基準速度を示す標準時間信号が出力される標
準時間設定手段と、上記活字パルス計数手段が所
定個の活字パルスを計数する時間と上記設定手段
の標準時間とを比較して差の時間を検出する走行
速度差検出手段と、該検出された差の時間にもと
づき誤差の時間分だけ上記活字パルスをおくらせ
る手段と該おくらせる手段でおくらせた活字パル
スにもとづき印字機構を駆動制御することにより
照合印字を行う印字制御部を有し、商用周波数の
+2%〜−4%の周波数変動に応動して印字位置
補正を行うことを特徴とする印刷装置における周
波数変動補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4452579A JPS55138184A (en) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | Correction system for frequency fluctuation of printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4452579A JPS55138184A (en) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | Correction system for frequency fluctuation of printer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55138184A JPS55138184A (en) | 1980-10-28 |
JPS6236875B2 true JPS6236875B2 (ja) | 1987-08-10 |
Family
ID=12693930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4452579A Granted JPS55138184A (en) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | Correction system for frequency fluctuation of printer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55138184A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02179577A (ja) * | 1988-12-31 | 1990-07-12 | Hitachi Ltd | 鉄道車両用台車枠 |
-
1979
- 1979-04-12 JP JP4452579A patent/JPS55138184A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02179577A (ja) * | 1988-12-31 | 1990-07-12 | Hitachi Ltd | 鉄道車両用台車枠 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55138184A (en) | 1980-10-28 |
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