JPS6234913Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234913Y2 JPS6234913Y2 JP1982037529U JP3752982U JPS6234913Y2 JP S6234913 Y2 JPS6234913 Y2 JP S6234913Y2 JP 1982037529 U JP1982037529 U JP 1982037529U JP 3752982 U JP3752982 U JP 3752982U JP S6234913 Y2 JPS6234913 Y2 JP S6234913Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- letter
- conical roller
- changing device
- direction changing
- apex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、方向転換装置、特に、長手方向(書
状の長さ方向)に搬送されて来た書状を短手方向
(書状の幅方向)の搬送に90゜搬送方向を転換す
る方向転換装置に関する。
状の長さ方向)に搬送されて来た書状を短手方向
(書状の幅方向)の搬送に90゜搬送方向を転換す
る方向転換装置に関する。
従来の方向転換装置は、頂点が書状の搬入方向
と平行な搬送基準面上に位置する円錐形ローラ
と、外周が前記円錐形ローラの外周に接し前記円
錐形ローラの回転に追従して回転し前記書状を予
め定められた角度だけ方向転換して送出するため
のピンチローラとを含んで構成される。
と平行な搬送基準面上に位置する円錐形ローラ
と、外周が前記円錐形ローラの外周に接し前記円
錐形ローラの回転に追従して回転し前記書状を予
め定められた角度だけ方向転換して送出するため
のピンチローラとを含んで構成される。
次に、従来の方向転換装置について、図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第1図a,b,cはそれぞれ従来の方向転換装
置の一例を示す正面図、平面図および側面図であ
る。
置の一例を示す正面図、平面図および側面図であ
る。
第1図a,b,cに示す方向転換装置は、円錐
形ローラ1と、ピンチローラ2とを含んで構成さ
れる。
形ローラ1と、ピンチローラ2とを含んで構成さ
れる。
以下に、第2図a,b,cに示す方向転換装置
の動作を詳細に説明する。
の動作を詳細に説明する。
書状イは図示していない供給装置から長手方向
に搬送されて来る。この書状イは回転する円錐形
ローラ1とこれに外周を接し追従して回転するピ
ンチローラ2とが接してできる接線4に、書状ロ
の状態で先端が搬入方向aから進入する。この
時、上記円錐形ローラ1の頂点5は搬送基準面3
上に位置しており、頂点5の外周速度は“0”で
あるから、書状ロは長手方向bの直進運動が止ま
り、同時に頂点5を回転中心として方向転換を開
始する。90゜回転すると書状ハの状態になり、末
端が接線4から切り離されるので回転力を失い、
方向転換を終了して図示していない次の搬送路へ
短手方向cにて送り出される。
に搬送されて来る。この書状イは回転する円錐形
ローラ1とこれに外周を接し追従して回転するピ
ンチローラ2とが接してできる接線4に、書状ロ
の状態で先端が搬入方向aから進入する。この
時、上記円錐形ローラ1の頂点5は搬送基準面3
上に位置しており、頂点5の外周速度は“0”で
あるから、書状ロは長手方向bの直進運動が止ま
り、同時に頂点5を回転中心として方向転換を開
始する。90゜回転すると書状ハの状態になり、末
端が接線4から切り離されるので回転力を失い、
方向転換を終了して図示していない次の搬送路へ
短手方向cにて送り出される。
しかし、書状は本来形状、紙質とも色々であ
り、封書では中身が封書全体に均一に入つておら
ず末端に片寄つて入つた状態で方向転換装置へ搬
送されてくる場合がある。例えば郵便番号自動読
取区分機では、時間当りの書状処理数を増すため
に、方向転換中の書状と後続書状が重ならないよ
うに円錐形ローラ1とピンチローラ2は高速で回
転しており、上記封書が方向転換を開始する場
合、先端は直進運動を停止し回転運動を始めて
も、末端の運動を先端に伴つて直進運動から回転
運動に変える力に耐える強度が先端付近にないた
めに、第2図aに示すようにここで折れ曲がつた
り封書が破れることがある。いつたん折れ曲がつ
た書状はピンチローラ2で押え付けられて傷むば
かりか、接線4から切り離されるのは第2図bに
示すような状態となり、このときに、すでに搬送
基準面3に接すべき書状の縁は搬送基準面3を越
えて90゜以上回転しているため、方向転換後の搬
送基準面の乱れ原因となり、良好な方向転換がで
きないという欠点があつた。
り、封書では中身が封書全体に均一に入つておら
ず末端に片寄つて入つた状態で方向転換装置へ搬
送されてくる場合がある。例えば郵便番号自動読
取区分機では、時間当りの書状処理数を増すため
に、方向転換中の書状と後続書状が重ならないよ
うに円錐形ローラ1とピンチローラ2は高速で回
転しており、上記封書が方向転換を開始する場
合、先端は直進運動を停止し回転運動を始めて
も、末端の運動を先端に伴つて直進運動から回転
運動に変える力に耐える強度が先端付近にないた
めに、第2図aに示すようにここで折れ曲がつた
り封書が破れることがある。いつたん折れ曲がつ
た書状はピンチローラ2で押え付けられて傷むば
かりか、接線4から切り離されるのは第2図bに
示すような状態となり、このときに、すでに搬送
基準面3に接すべき書状の縁は搬送基準面3を越
えて90゜以上回転しているため、方向転換後の搬
送基準面の乱れ原因となり、良好な方向転換がで
きないという欠点があつた。
すなわち、従来の方向転換装置は、書状の傷み
が発生するとともに方向転換が正確でないという
欠点があつた。
が発生するとともに方向転換が正確でないという
欠点があつた。
本考案の目的は書状の傷みを減少し方向転換を
正確にできる方向転換装置を提供することにあ
る。
正確にできる方向転換装置を提供することにあ
る。
すなわち、本考案の目的は、方向転換時に発生
する書状の折れ曲がり、破れを防止し、書状の傷
みを減少すると共により正確に90゜回転可能な方
向転換装置を提供することにある。
する書状の折れ曲がり、破れを防止し、書状の傷
みを減少すると共により正確に90゜回転可能な方
向転換装置を提供することにある。
本考案の方向転換装置は、頂点が書状の搬入方
向と平行な搬送基準面上に位置する円錐形ローラ
と、外周が前記円錐形ローラの外周に接し前記円
錐形ローラの回転に追従して回転し前記書状を予
め定められた角度だけ方向転換して送出するため
のピンチローラと、前記搬送基準面と平行な底面
と前記書状の厚さよりもわずかに幅広な溝をなす
両壁とを有し前記底面の先端が前記頂点の近傍に
位置するガイドとを含んで構成される。
向と平行な搬送基準面上に位置する円錐形ローラ
と、外周が前記円錐形ローラの外周に接し前記円
錐形ローラの回転に追従して回転し前記書状を予
め定められた角度だけ方向転換して送出するため
のピンチローラと、前記搬送基準面と平行な底面
と前記書状の厚さよりもわずかに幅広な溝をなす
両壁とを有し前記底面の先端が前記頂点の近傍に
位置するガイドとを含んで構成される。
すなわち、本考案の方向転換装置は、書状の搬
送基準面上を頂点とする位置に配置された回転す
る円錐形ローラと、前記円錐形ローラの外周に外
周を接し追従して回転するピンチローラと、前記
円錐形ローラと前記ピンチローラとが接してでき
る接線と接線への書状搬入路間の円錐形ローラ頂
点近傍に搬送基準面を底面とし書状厚さよりわず
かに幅広の溝をなす両壁を持つガイドとを含んで
構成される。
送基準面上を頂点とする位置に配置された回転す
る円錐形ローラと、前記円錐形ローラの外周に外
周を接し追従して回転するピンチローラと、前記
円錐形ローラと前記ピンチローラとが接してでき
る接線と接線への書状搬入路間の円錐形ローラ頂
点近傍に搬送基準面を底面とし書状厚さよりわず
かに幅広の溝をなす両壁を持つガイドとを含んで
構成される。
次に、本考案の実施例について、図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第3図a,bはそれぞれ本考案の一実施例を示
す正面図および平面図である。
す正面図および平面図である。
第3図に示す方向転換装置は図示していない供
給装置から搬入方向aと平行な長手方向bに書状
イが搬送されて来る。この書状イは、搬送基準面
3を底面とし書状ロ′の厚さよりわずかに幅広の
溝をなす両壁を持つガイド6を通り、搬送基準面
3上を頂点5とする位置に配置され回転する円錐
形ローラ1とこれに外周を接し追従して回転する
ピンチローラ2とが接してできる接線4に書状
ロ′のように進入すると、長手方向bの直進運動
が止まり、同時に頂点5を回転中心として方向転
換を開始する。90゜回転すると書状ハ′の状態に
なり、末端が接線4から切り離されるので回転力
を失い、方向転換を終了した書状ハは図示してな
い次の搬送路へ短手方向cにて送り出される。
給装置から搬入方向aと平行な長手方向bに書状
イが搬送されて来る。この書状イは、搬送基準面
3を底面とし書状ロ′の厚さよりわずかに幅広の
溝をなす両壁を持つガイド6を通り、搬送基準面
3上を頂点5とする位置に配置され回転する円錐
形ローラ1とこれに外周を接し追従して回転する
ピンチローラ2とが接してできる接線4に書状
ロ′のように進入すると、長手方向bの直進運動
が止まり、同時に頂点5を回転中心として方向転
換を開始する。90゜回転すると書状ハ′の状態に
なり、末端が接線4から切り離されるので回転力
を失い、方向転換を終了した書状ハは図示してな
い次の搬送路へ短手方向cにて送り出される。
次に上記構成にもとづく本考案の作用について
説明する。
説明する。
長手方向bに送られて来た書状ロ′の先端が接
線4に達し直進運動を停止し頂点5を回転中心と
して方向転換を開始する。このとき、末端の運動
を先端に伴つて直進運動から回転運動に変える力
に耐える強度が先端付近に不足していると、末端
の直進運動を維持しようとする慣性力のために先
端の近傍が第3図aに示す書状ロ′の状態にたわ
み、ガイド6の壁面を押すことになる。つまり、
ここでガイド6は曲がろうとする書状ロ′を伸ば
すように作用し、末端には直進運動のブレーキと
して働くと共に回転運動に変える力として働き、
折れ曲がり防止体の役目をするわけである。従つ
て中身が封書全体に均一に入つておらず末端に片
寄つて入つた状態で方向転換装置へ搬送されて来
た封書でも、ガイド6の働きによつて方向転換開
始時に発生する封書の折れ曲がりや破れを大幅に
減少でき、従来よりも高速で正確に90゜方向転換
できるものである。
線4に達し直進運動を停止し頂点5を回転中心と
して方向転換を開始する。このとき、末端の運動
を先端に伴つて直進運動から回転運動に変える力
に耐える強度が先端付近に不足していると、末端
の直進運動を維持しようとする慣性力のために先
端の近傍が第3図aに示す書状ロ′の状態にたわ
み、ガイド6の壁面を押すことになる。つまり、
ここでガイド6は曲がろうとする書状ロ′を伸ば
すように作用し、末端には直進運動のブレーキと
して働くと共に回転運動に変える力として働き、
折れ曲がり防止体の役目をするわけである。従つ
て中身が封書全体に均一に入つておらず末端に片
寄つて入つた状態で方向転換装置へ搬送されて来
た封書でも、ガイド6の働きによつて方向転換開
始時に発生する封書の折れ曲がりや破れを大幅に
減少でき、従来よりも高速で正確に90゜方向転換
できるものである。
本考案の方向転換装置は、ガイドを追加するこ
とにより、書状のたわみを抑制して、書状の折れ
曲りや破損を防止できるので、書状の傷みを減少
するとともに方向転換を正確にできるという効果
がある。
とにより、書状のたわみを抑制して、書状の折れ
曲りや破損を防止できるので、書状の傷みを減少
するとともに方向転換を正確にできるという効果
がある。
第1図a,b,cはそれぞれ従来の方向転換装
置の一例を示す正面図、平面図および側面図、第
2図a,bはそれぞれ第1図a,b,cに示す従
来例における書状の方向転換中に発生する書状の
折れ曲がり状態を示す平面図、第3図a,bはそ
れぞれ本考案の方向転換装置の一実施例を示す正
面図、平面図である。 1……円錐形ローラ、2……ピンチローラ、3
……搬送基準面、4……接線、5……頂点、6…
…ガイド、イ,ロ,ロ′,ハ,ハ′……書状、a…
…搬入方向、b……長手方向、c……短手方向。
置の一例を示す正面図、平面図および側面図、第
2図a,bはそれぞれ第1図a,b,cに示す従
来例における書状の方向転換中に発生する書状の
折れ曲がり状態を示す平面図、第3図a,bはそ
れぞれ本考案の方向転換装置の一実施例を示す正
面図、平面図である。 1……円錐形ローラ、2……ピンチローラ、3
……搬送基準面、4……接線、5……頂点、6…
…ガイド、イ,ロ,ロ′,ハ,ハ′……書状、a…
…搬入方向、b……長手方向、c……短手方向。
Claims (1)
- 頂点が書状の搬入方向と平行な搬送基準面上に
位置する円錐形ローラと、外周が前記円錐形ロー
ラの外周に接し前記円錐形ローラの回転に追従し
て回転し前記書状を予め定められた角度だけ方向
転換して送出するためのピンチローラとを有する
方向転換装置において、前記搬送基準面と平行な
底面と前記書状の厚さよりわずかに幅広な溝をな
す両壁とを有し前記底面の先端が前記頂点の近傍
に位置するガイドを含んで成る方向転換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3752982U JPS58140934U (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 方向転換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3752982U JPS58140934U (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 方向転換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58140934U JPS58140934U (ja) | 1983-09-22 |
JPS6234913Y2 true JPS6234913Y2 (ja) | 1987-09-05 |
Family
ID=30048911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3752982U Granted JPS58140934U (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 方向転換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58140934U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5126134U (ja) * | 1974-08-20 | 1976-02-26 | ||
JPS5320374U (ja) * | 1976-07-28 | 1978-02-21 | ||
JPS5520972A (en) * | 1978-08-01 | 1980-02-14 | Sanyo Electric Co Ltd | Flow passage changeover valve |
-
1982
- 1982-03-17 JP JP3752982U patent/JPS58140934U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5126134U (ja) * | 1974-08-20 | 1976-02-26 | ||
JPS5320374U (ja) * | 1976-07-28 | 1978-02-21 | ||
JPS5520972A (en) * | 1978-08-01 | 1980-02-14 | Sanyo Electric Co Ltd | Flow passage changeover valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58140934U (ja) | 1983-09-22 |
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