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JPS6232027Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6232027Y2
JPS6232027Y2 JP4649182U JP4649182U JPS6232027Y2 JP S6232027 Y2 JPS6232027 Y2 JP S6232027Y2 JP 4649182 U JP4649182 U JP 4649182U JP 4649182 U JP4649182 U JP 4649182U JP S6232027 Y2 JPS6232027 Y2 JP S6232027Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
flexible
heating
diffusion plate
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4649182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58150731U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4649182U priority Critical patent/JPS58150731U/ja
Publication of JPS58150731U publication Critical patent/JPS58150731U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6232027Y2 publication Critical patent/JPS6232027Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気ソフトアンカ、電気座布団等、い
わゆる可撓性クツシヨン材中に発熱体を介在して
なる可撓性電熱採暖器具に関するものである。
従来の可撓性電熱採暖器具の構造は第2図に示
す通りであつた。
すなわちこの第2図において、1,1は可撓性
クツシヨン材であり、この可撓性クツシヨン材
1,1中に、可撓性シート上にコード式発熱線3
をジグザグ状に配して構成した発熱ユニツトを介
在して構成したものである。またこの図におい
て、4はサーモスタツトあるいは温度ヒユーズか
らなる安全装置で、この安全装置によつて前記発
熱線3の育常温度上昇を防いでいる。
この従来構造のものにあつては採暖器具の全体
に発熱線が配されることから、その安全性を考え
れば、多数の安全装置4を配置しなければ部分的
な異常温度上昇を防ぐことができず、大変危険で
ある。しかしこのような可撓性採暖器具にあつて
はなるべく異物感が少く設計されるため、その安
全装置の数および、その配置位置は限られ、普通
この第2図の通り2個位設けられるのが常識で、
安全性という面からみれば大変危険な商品といえ
るものであつた。
本考案は上記に関してなされたもので、安全性
の高い可撓性電熱採暖器具を提供することを目的
とし、その目的達成のため、発熱体ユニツトとし
て、熱良導体の可撓性熱拡散板をそれより柔軟性
のない熱不良導体のシート状フイルムに複数個の
放熱孔を設けたもので挾合し、熱拡散板の局部に
発熱体を密着した発熱ユニツトを用い、採暖器具
全体に発熱線を配さない構成としたものである。
このようにすれば、熱拡散板の局部に設けた発
熱体近傍にのみ安全装置を配すればその安全性は
保たれ、極めて信頼性の高い商品となると同時に
発熱線を採暖器具全体に配さず、採暖面の温度分
布を均一にすることが可能となる。
以下第1図に従つて本考案の一実施例について
説明する。5は熱良導体の可撓性を有する熱拡散
板で、例えば銅あるいはアルミニユームの薄板を
積層するかまたは銅箔帯あるいはアルミ箔帯を編
組した薄板からなるものである。6は熱拡散板5
より充分小さい面積の発熱体で、基板7を介して
熱拡散板5の局部に密着されている。8は熱拡散
板5より柔軟性のないシート状フイルム、例えば
ナイロンフイルムやポリプロピレンフイルム等で
このシート状フイルム8で熱拡散板5全体を覆い
又熱拡散板5の一部に無フイルム箇所を設け、同
所に該発熱体6を金属箔に直接接触させている。
シート状フイルム8には周辺部分の単位面積当
りの面積が、発熱体附近の単位面積当りの面積よ
り大きくした複数個の円形の放熱孔9を設けてあ
る。この放熱孔の大きさと個数は採暖面の温度分
布を均一なものにするために種々の組合せが選ば
れる。また、シート状フイルム8は、熱拡散板5
より柔軟性のないものを用い、発熱ユニツトに曲
げ力が加わつた際の熱拡散板5の曲げ半径を大き
くすることにより熱拡散板5の疲労を軽減すると
共に永久的な曲がりが残存するのを防止してい
る。4は発熱体6近傍の基板7上に設けられたサ
ーモスタツトあるいは温度ヒユーズ等の安全装
置、10は発熱体6および安全装置4を覆うカバ
ーである。11は発熱体6に通電するため電源コ
ードで、基板7の一端折曲部よりコードアーマ1
2を介して引き出されている。そして上記発熱ユ
ニツトおよび安全装置4は可撓性クツシヨン材
1,1の間に介在されることで可撓性電熱採暖具
を構成している。尚図中13は表面カバーであ
る。
本考案は上記の通りの構成であり、発熱体6の
通電により発熱体6は発熱し、その熱は熱拡散板
5により拡散される。熱拡散板5の温度は発熱体
6の近傍は温度が高く、熱拡散板5の周辺にいく
に従つて温度が低下する傾向があるが、熱拡散板
5を挾合しているシート状フイルム8に設けた放
熱孔の面積が熱拡散板の周辺にいくに従つて大き
くなつているため、それぞれの放熱孔より放熱さ
れ、クツシヨン材を通して採暖面に到達する熱量
は均一となり、採暖面の温度は均一となる。これ
によりあたかも発熱体6が全体に配されているよ
うな使用感の可撓性電熱採暖器具となる。
そして本考案によれば、発熱体6は熱拡散板5
の極一部に配置され、安全装置4も極一部に配さ
れることから、異物感は全くないし、発熱体6が
異常加熱状態となつても、その近傍には安全装置
4が配されているため、その安全装置4は確実に
動作し大変安全で使用感の良い可撓性電熱採暖器
具となる。さらに本考案によれば従来の採暖器具
のように発熱線が全体に配されるものではないこ
とから、屈曲によつて断線という問題も生じない
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による可撓性電熱採
暖器具の一部切欠き斜視図、第2図は従来の同採
暖器具の一部切欠き斜視図である。 1…可撓性クツシヨン材、5…熱拡散板、6…
発熱体、8…シート状フイルム、9…放熱孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性熱良導体でなる熱拡散板5をそれより柔
    軟性のない熱不良導体のシート状フイルム8にて
    挾合し、熱拡散板5の局部に発熱体6を密着せし
    め、前記シート状フイルム8には周辺部分の単位
    面積当りの放熱孔面積が、発熱体6附近の単位面
    積当りの放熱孔面積より大きくした複数個の放熱
    孔9を設け、これらの発熱体ユニツトを可撓性ク
    ツシヨン材1中に介在して構成した可撓性電熱採
    暖器具。
JP4649182U 1982-03-31 1982-03-31 可撓性電熱採暖器具 Granted JPS58150731U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4649182U JPS58150731U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 可撓性電熱採暖器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4649182U JPS58150731U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 可撓性電熱採暖器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58150731U JPS58150731U (ja) 1983-10-08
JPS6232027Y2 true JPS6232027Y2 (ja) 1987-08-17

Family

ID=30057483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4649182U Granted JPS58150731U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 可撓性電熱採暖器具

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JP (1) JPS58150731U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58150731U (ja) 1983-10-08

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