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JPS6231507A - 車両用ヒ−トポンプ式空気調和装置 - Google Patents

車両用ヒ−トポンプ式空気調和装置

Info

Publication number
JPS6231507A
JPS6231507A JP17199785A JP17199785A JPS6231507A JP S6231507 A JPS6231507 A JP S6231507A JP 17199785 A JP17199785 A JP 17199785A JP 17199785 A JP17199785 A JP 17199785A JP S6231507 A JPS6231507 A JP S6231507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
heating
cooling
vehicle
cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17199785A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Kimata
充 木全
Noriyoshi Nakajima
中嶋 則義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP17199785A priority Critical patent/JPS6231507A/ja
Publication of JPS6231507A publication Critical patent/JPS6231507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両用エンジンの冷却水を暖房サイクル時に
熱源とする車両用ヒートポンプ式空気調和装置冴に関す
る。
[従来の技術] 従来の車両用エンジンの冷却水を暖房サイクル時に熱源
とする車両用ヒートポンプ式空気調和装置は、第7図に
示すごとく、冷房サイクルと暖房サイクルの切換方法と
して、す°イクルの各構成要素間を連結する冷tJl循
環用管路110内を循ITSする冷媒の流れを変換する
変換手段として電磁四方弁190が使用されている。こ
の従来の車両用に−トポンプ式空気調和装置の伯動を第
7図に基づき説明する。
イ)冷房サイクル時 冷媒圧縮1iooにより圧縮され、吐出された気相冷媒
は、冷房サイクル側に切換っている電磁四方弁190を
通過し、逆止弁161に阻止され、電磁弁163が開弁
しているので車室外熱交換器120に流入しファン12
1により車室外空気を吹き付けられて冷却液化する。そ
して逆止弁162を通過し、冷房用減圧装置であるオリ
フィス、管口径の小さいキャピラリチューブ、ノズルな
どの固定絞り130を通過して、冷媒は、減圧霧化され
、逆止弁161が閉しているので固定絞り170に流入
せず、車室内熱交換器150に流入する。そして冷媒は
ファン151により空気を吹ぎ付けられ、熱交換をして
気化することにより車室内を冷房する。車室内熱交換器
150により気化した冷媒は、電磁四方弁190を通過
し、気液分離器であるアキ1−ムレータ140に流入す
る。アキュームレータ140では冷媒を気相冷媒と液相
冷媒に分離し、気相冷媒のみが冷媒圧縮機100に吸入
される。
0)暖房サイクル時 冷媒圧縮機100により圧縮され、1を出された気相冷
媒は、暖房サイクル側に切換っている電磁四方弁190
を通過し、車室内熱交換器150に流入する。そしてフ
ァン151により、冷媒は冷却され、液化すると同時に
車室内を暖房する。そして冷媒は、逆止弁162に阻止
されて、暖房用減圧装置であるオリフィス、管口径の小
さいキャピラリチューブ、ノズルなどの固定絞り170
を通過することによりM ff: ”rA化される。さ
らに冷媒は、エンジンEの冷却水を熱源とする加熱用熱
交換器180に流入し、エンジンEの冷却水の保有熱に
より冷媒は気化する。そして逆止弁161を通過し、さ
らに電磁四方弁190を通過してアキュームレータ14
0に流入する。そしてアキュームレータ140より気相
冷媒のみが冷媒圧縮機100に吸入される。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のごとき一般的構造を備えた従来の車両用ヒートポ
ンプ式空気調和装置は、冷房サイクルと暖)刀サイクル
の切換えを電磁四方弁190を用いて行うことを前提と
して設計されているが、電磁四方弁190は4個の電磁
弁を組合わせた構造と同等の作動を備えており、その作
動がデリケートなので車両用の空気調和装置に使用する
場合には、車の振動による影響や、冷媒圧縮機100の
運転オン−オフが極めて頻繁に行われることの影響など
を受けて作動不良を来たす可能性が高く、現在の技術水
準のもとでは採用し難い。また、電磁四方弁190には
、最低作動圧力があるため、勺イクルの起動条件によっ
ては、いつまでたっても冷房サイクルにも暖房サイクル
にも切りかわらない不具合も生ずる。仮に作動信頼性の
高い四方弁が開発されたとしても、この弁を組み込むこ
とによって冷媒循環用管路には第7図にみられるように
多数個の逆止弁を配置することが必要となり、配管も複
雑化せざるを得なかった。このような配管の複雑さは当
然に管路の作成および組立コストの1胃を招くし、また
従来の普通の冷暖房機能を備えた空気調和装置を装備し
た自動車の所有者が暖房能力と即効性を向上させるため
ヒートポンプ機能を付加したいと考えた場合、第7図の
ような冷媒回路だと配管が極めて複雑化してしまうので
結局新規に車両用ヒートポンプ式空気調和装置を購入せ
ざるを1!?なくなる。
本発明は、冷房り゛イクルと暖房サイクルの切換用四方
弁を使用することを要Uず、冷媒循環用管路が111純
化されたエンジン冷却水を熱源とした車両用ヒートポン
プ式空気調和装置を提供することをに1的と覆る。
E問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明の車両用ピー1−ポ
ンフ式空気調和装置は、冷媒圧縮機と、該冷媒圧縮機の
冷媒吐出口と冷媒吸入口を連結する冷媒循環用管路内に
前記冷媒吐出口から前記冷媒吸入口へ向って順次配され
た、冷房サイクル時冷媒を冷IJI液化する車室外熱交
換器、冷房用減圧装置、冷房サイクルrXi冷媒を気化
し、暖房サイクル時冷媒を冷却液化する車室内熱交換器
、暖房用減圧装置および暖房サイクル時冷媒に前記エン
ジンの冷却水の保有熱を吸熱さける加熱用熱交換器と、
前記冷媒循環用管路内の所定の位置に配された冷房サイ
クルと暖房サイクルを切換える少なくとも1つの開閉弁
とからなり、車両用エンジンの冷却水を暖房サイクル時
に熱源とする構成を採用した。
[作用] 上記構成の本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置
は、Ti電磁四方弁使用することなく、冷房サイクルと
暖房サイクルとの切換えを少なくとも1つの開閉弁で行
なうことにより、電磁四方弁を車両用の空気調和装置に
使用する場合に、車の振動による影響や、冷媒圧縮機の
運転オン−オフが極めて頻繁に行われることの影響など
を受けて生ずる作動不良を防止し、また電磁四方弁には
、最低作動圧力があるため、サイクルの起動条1′1に
よって生ずるいつまでたっても冷房サイクルにも暖房サ
イクルにも切りかわらない不具合も防止する。
[発明の効果] 本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置は、次の効
果を秦する。
イ)電磁四方弁を使用することなく、冷房ナイクルと1
5房リイクルとの切換えを少なくとも1つの開閉弁で行
なうことにより冷房サイクルと暖房サイクルとの切換え
を確実にす速く行なうことができる。
口)冷媒循環用管路が単純化されているので、配管の単
純化は管路の作成および組立コストの低下を可能とする
ハ)冷媒循環用管路が単純化されているので、冷房のみ
可能なサイクルと暖房のみ可能なサイクルとがどもらも
簡単に取付けることができ、また普通の冷暖房装置(ク
ーラおよび温水ヒータ)に暖房能力と即効性を向上させ
たヒートポンプ機能を付加することが可能となる。
二)冷房サイクルの冷媒の流れ方向と暖房サイクルの冷
媒の流れ方向とが一方向のみのため、クーラからヒート
ポンプあるいは逆の作動を急激に行ってら逆止弁等に与
える衝撃が小さい。
[実施例] 本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置mを図に示
す実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の
第1実施例の冷媒回路図、第2図は第1図のシステムを
作動さける電気回路図の一例を示す。
1は冷媒圧縮機であり、小両用エンジンEに締結して設
けられた後記する電磁クラッチ11を介してエンジンE
の回転出力が断続的に伝達され、気相冷媒を圧縮して高
温高圧の気相冷媒を吐出する。
2は車室外熱交換器であり、一般にエンジンEの前方に
設けられ、冷媒凝縮器として働く。21は車室外熱交換
器2に車室外空気(以下外気と略1)を吹きつけるため
の外気吸入用ファンである。3は、減圧装置である冷房
用固定絞りであり、冷房用固定絞り3は、オリフィス、
管口径の小さいキャピラリチューブ、ノズルなどからな
り、液相冷媒を減圧して低圧、低温とされた霧状冷媒と
する。
4は気液分離器であるアキュームレータであり、冷媒を
気相冷媒と液相冷媒とに分離する。5は車室内熱交換器
であり、冷房サイクル時、冷tR蒸発器として働き、暖
房サイクル時、冷媒凝縮器として働き、ファン51によ
り空気を吹きつけられる。
61は逆止弁である。62.63は電磁弁であり、冷房
qイクル時開弁し、暖房サイクル時閉弁する。64は電
磁弁であり、冷房り゛イクル時閉弁し、暖房サイクル時
間弁する。7は、減圧装置である暖房用固定絞りであり
、暖房用固定絞り7はオリフィス、管口径の小さいキャ
ピラリチューブ、ノズルなどからなり、液相冷媒を減圧
して低圧、低温とされた霧状冷媒とする1、8は冷媒の
加熱用熱交換器であり、エンジンEの冷却用のウォータ
ージャケット内の暖められた冷却水がその′gi環用耐
用配管812を経て′f&環供給される。
10は、冷媒循環用管路であり、冷媒圧縮l11の冷媒
吐出口12と冷媒吸入口13を連結する。
冷媒循環用管路10は、冷房用管路14.15と暖房用
管路16.17を有する。
冷房用管路14は、車室外熱交換器2の上流に電磁弁6
2を設けている。冷房用管路15は、電磁弁63を車室
外熱交換器2の上流に設けており、暖房用管路17から
冷媒を迂回させる1、暖房用管路16は、電磁弁64を
設けており、冷房用管路14から冷媒を迂回させる。暖
房用管路17は、加熱用熱交換器8および暖房用固定絞
り7を設けている。
図中の実線矢印と破線矢印はそれぞれ冷房ナイクル時と
、暖房シイクル時の冷媒の流路を示している。
第2図は第1図に示された装置の作動用電気回路図の一
例であって、62a 、 63a 、 G4aはそれぞ
れ電磁弁62.664の電磁コイルであって、これら3
つの電磁弁62.664はいずれも通電時に開弁される
常閉タイプである。21aと51aはそれぞれファン2
1または51の駆動用モータ、90は車両用バッテリ、
91はファン51の作動Aン〜オフ用スイッチ、92は
空調モードの切替用スイッチ、11は冷媒圧縮機1の作
動オン−オフり電磁クラッヂ、11aはその電磁コイル
、93と94は逆電流阻止用ダイオードである。
本実施例の作動を説明する。
イ)冷房サイクル時 車室内熱交換器5のファン51を作動させるためにスイ
ッチ91を接点91aから91bに切台えることにより
車室内熱交換器5のファン51が始動する。
同時に空調モード切苔スイッチ92を冷房用接点92a
に接続さUることによって車室外熱交換器2のファン2
1も始動すると共に冷媒圧縮機1の作動オン−オフり電
磁クラツヂ11の電磁コイル11aにもダイオード94
を経て通電され、冷房サイクルへの冷媒供給が開始され
る。この時電磁弁64はダイオード93の存在に阻まれ
て通電を受けず閉弁相持されるが、電磁弁62.63に
は通電が行われて量弁維持される。
冷媒圧縮[1の運転により圧縮され、冷媒吐出口12か
ら吐出された高温、高圧の気相冷媒が、電磁弁64が開
弁しており電磁弁62が開弁しているので、冷房用管路
14へ流れ、車室外熱交換器2に流入する。そして冷媒
は、冷!凝縮器として働く車室外熱交換器2により外気
をファン21で吹きつけられ、熱交換させられて冷却さ
れ、高圧の液相冷媒に凝縮される。液相冷媒は、逆止弁
61を通過して冷房用固定絞り3により減圧され、低温
、低圧の霧状冷媒となり、車室内熱交換器5に流入する
冷媒は車室内熱交換器5で゛ファン51により空気を吹
き付けられて蒸発し、この時、気化熱により、周囲の空
気を冷却し、車室内を冷rAする。車室内熱交換器5で
蒸発し、低圧蒸気となった気相冷媒は電磁弁63が開弁
しているためと暖房用固定絞り7と加熱用熱交換器8の
圧力旧失のためほとんど冷房用管路15へ流れ、電磁弁
63を通過し、アキュームレータ4へ流出する(完全に
加熱用熱交換器8に旅人させないようにするには、加熱
用熱交換器8前後と三方分岐配管の間に電磁弁を設けれ
ば良い)。アキュームレータ4で冷媒は気相冷媒と液相
冷媒に分離され、気相冷媒のみが冷媒圧縮機1の冷媒吸
入口13に吸入されて高温、高圧の気相冷媒に圧縮され
る。上記サイクルを繰り返づことによって車室内が冷房
される。
口> 11房リ−ビクル時 冷房り゛ビクル時と同様にスイッチ91を接点91bに
接続させて車室内熱交換器5のファン51を作動させる
と共に空調モード切替スイッチ92を暖房用接点92b
に接続することによって電磁弁64に通電が行われ+た
れを開弁維持させると共に、ダイオード93を通過した
電流によって冷媒圧縮1幾1の作動オン−オフり電磁ク
ラッチ11にも通電されて暖房サイクルへの冷媒の循環
供給態勢が整えられる。
他方、電磁弁62.63および車室外熱交換器2のファ
ン21の駆動モータ21aへの通電はダイオード94に
阻まれて行われず、電磁弁62と63は閉弁維持される
したがって冷媒圧縮111で圧縮され、冷媒吐出口12
より吐出された高温、高圧の気相冷媒は電磁弁62が1
1弁され、電磁弁64が開弁しているので、暖房用管路
16へ流れ、電磁弁64を通過して直接車室内熱交換器
5に流入する。車室内熱交換器5でファン51により空
気を吹き付けられ、熱交換して冷却され、高圧の液相冷
媒に凝縮される。この時、凝縮熱により周囲の空気を加
熱して、車室内を暖房する。凝縮された液相冷媒は、電
磁弁63が閉弁しているので暖房用管路17へ流れ、全
て暖房用固定絞り1に流入する。[!J房用固定絞り7
で減圧され、低温、低圧の霧状冷媒となる。この霧状冷
媒は、加熱用熱交換器8に流入し、エンジンEの冷却水
の保有熱を吸熱することによって暖房用熱エネルギーを
蓄えた気相冷媒となる。この気相冷媒は、アキュームレ
ータ4に流入し、気相冷媒と液相冷媒とが分離され、気
相冷媒のみが冷媒圧縮機1の冷媒吸入口13へ吸込まれ
る。上記サイクルを繰り返すことによって車室内が暖房
される。
このように本実施例の如く、冷媒回路を配置にすれば、
第7図に示す従来の冷媒回路を構成する部品の四方弁1
個、電磁弁1個、逆止弁2個が本実施例では電磁弁3個
、逆止弁1個となるが四方弁と同等の機能をさせるには
電磁弁4個が必要であり、本実施例ではその電la弁が
2f[lil相当になっているため電磁弁を減少覆るこ
とができる。しから逆止弁1個分ち減少している。まI
こ配管も第7図の従来例に比べて、非常に簡略化されて
いる。
また、車両特有の冷凍サイクルのあと付けということか
らも本実施例は非常によい利点を有している。それは、
第1図に示した一点破線A部を取り除き車室内熱交換器
5とアキ1−ムレータ4をただの配管でつなぎ、一点破
線B部を取り除き、車室外熱交換器2と冷媒圧縮機1を
配管でつなぎ、そして車室外熱交換器2と車室内熱交換
器5との間に固定絞り3を入れ配管で連結すると冷房ナ
イクルのみとなる。このように、冷房のみできるサイク
ルと冷暖房もできるり゛イクルがどららでも簡単に取り
f」けることができるので従来の普通の冷暖房機能を備
えた空気調和装置を装備した自動車の所有者が暖房能力
と即効性を向上させるためヒートポンプ機能を付加した
いと考えた場合AおよびBを付加することによって望み
がかなえられる。
第3図は本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の
′52実施例の冷媒回路図を示す。
〈以下第1実施例と同−機能物は同番弓を符す)本実施
例は、第1実施例の電磁弁62.64の代わりに冷房用
管路14と暖房用管路16との間の3方分岐配管に三方
弁65を設けている(三方弁65を用いることで電磁弁
を2g用いるよりもサイクル起動時の切換え性能は多少
低下する)18本実施例のサイクルは、第1実施例と電
磁弁62.64の代わりに3万分岐配管に3個の電磁弁
を組合わせた構造と同等の作動を備えた三り弁65を設
けた他に変更個所はないので省略する。このシステムを
作動させる電気回路は、第1実施例から電磁弁62、G
4を取除き、三方弁65の回路を電磁弁62を取除いた
場所に設けて、三方弁65に通電時に冷媒を車室外熱交
換器2のみに流入するように作動させれば良い。
第4図は本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の
第3実施例の冷媒回路図を示す。
本実施例は、第1実施例の冷房用管路14内の逆止弁6
1および電磁弁62を取除いている。本実施例の冷房サ
イクルは、第1実施例と逆止弁61および電磁弁62を
取除いた他に変更個所はないので省略し、暖房サイクル
のみ説明する。このシステムを作動させる電気回路は、
第1実施例から電磁弁62の回路を取除いたものになる
本実施例のn動を説明する。
イ)冷房サイクル時 省略 口)暖房サイクル時 冷媒圧縮51で圧縮され、冷媒吐出口12より吐出され
た高温、高圧の気相冷媒は電磁弁64が開弁じており、
冷房用固定絞り3と車室外熱交換器2との圧力損失のた
め、暖房用管路16へ流れ、電磁弁64を通過して直接
車室内熱交換器5に流入する(また車室外熱交換器2に
流入した冷媒は、ファン21が非通電のため停止してい
るが、車速があるため、熱交換するので、暖房サイクル
全体の暖房能力は第1実施例より劣る)。車室内熱交換
器5でファン51により空気を吹ぎ付けられ、熱交換し
て冷却され、高圧の液相冷媒に凝縮される。この時、凝
縮熱により周囲の空気を加熱して、車室内を暖房する。
、凝縮された液相冷媒は、電磁弁63が閉弁しているの
で全て暖房用管路11へ流れ、暖房用固定絞り7に流入
する1、暖房用固定絞り7で減圧され、低温、低圧の霧
状冷媒となる。この賞状冷媒は、加熱用熱交換器8に流
入し、エンジンEの冷u1水の保有熱を吸熱することに
よって暖房用熱エネルギーを蓄えた気相冷媒となる。こ
の気相冷媒は、アキュームレータ4に流入し、気相冷媒
と液相冷媒とに分画され、気相冷媒のみが冷媒圧縮機1
の冷媒吸入口13へ吸込まれる。上記サイクルを繰り返
すことによって車室内が暖房される。
第5図は本発明の車両用ヒー]〜ポンプ式空気調和装置
の第4実施例の冷媒回路図を示1.。
本実施例は、第3実施例のサイクルを単純化したもので
あり、暖房能力は第3実施例と比較して多少大る。
18は冷房用管路であり、冷房用固定絞り3を設けてい
る619は暖房用管路であり、電磁弁64を設けている
このシステムを作動させる電気回路は、第3実施例と同
一のため省略する。
本実施例の作動を説明する。
イ)冷房サイクル時 冷媒圧縮機1の運転により圧縮され、冷媒吐出口12か
ら吐出された高温、高圧の気相冷媒は、車室外熱交換器
2に流入する。そして冷媒は、冷媒凝縮器として働く車
室外熱交換器2により外気をファン21で吹きつけ、熱
交換させて冷却し、高圧の液相冷媒に凝縮される。液相
冷媒は、電磁弁64が1ツ1弁しているので冷房用管路
18へ流れ、冷房用固体絞り3により減圧され、低温、
低圧の霧状冷媒どなり、車室内熱交換器5に流入する。
冷媒は車室内熱交換器5でファン51により空気を吹き
付けられて、蒸発し、この時、気化熱により、周囲の空
気を冷却し、車室内を冷房する。車室内熱交換器5で蒸
発し、蒸気となった気相冷媒は電磁弁63が開弁してい
るため暖房用固定絞り7と加熱用熱交換器8の圧力損失
のためほとんど冷房用管路15へ流れ、電磁弁63を通
過し、アキュームレータ4へ流出する(完全に加熱用熱
交換器8に流入させないようにするには、加熱用熱交換
器8の前または後と三方分岐配管との間に電磁弁を設け
れば良い)。アキュームレータ4で気相冷媒と液相冷媒
とに分離され、気相冷媒のみが冷媒圧縮機1の冷媒吸入
口13に吸入されて高温、高圧の気相冷媒に圧縮される
。上記サイクルを繰り返すことによって車室内が冷房さ
れる。
口)暖房力イクル時 冷媒圧縮機1で圧縮され、冷媒吐出口12より吐出され
た高温、高圧の気相冷媒は、車室外熱交換器2に流入す
る(また車室外熱交換器2に流入した冷媒は、ファン2
1が非通電のため停止しているが、車速かあるため、熱
交換するので、暖房リーイクル仝体の暖房能力は第3実
施例と比較して劣る)。電磁弁64が開弁しているので
、冷房用固定絞り3の圧力損失のため、暖房用管路19
へ流れ、電磁弁64を通過して0接車室内熱交換器5に
流入する。
中室内熱交換器5でファン51により空気を吹ぎ1=3
けられ、熱交換して冷却され、高圧の液相冷媒に凝縮さ
れる。この時、凝縮熱により周囲の空気を加熱して、車
室内を暖房する。凝縮されI、:液相冷媒は、電磁弁6
3が開弁しているので全て暖房用管路11へ流れ、暖房
用固定絞り7に流入づる。暖房用固定絞り7で減圧され
、低温、低圧の霧状冷媒となる。この霧状冷媒は、加熱
用熱交換器8に流入し、エンジンEの冷却水の保有熱を
吸熱することによって暖房用熱エネルギーを番えた気相
冷媒となる。この気相冷媒は、アキュームレータ4に流
入し、気相冷媒と液相冷媒とに分離され、気相冷媒のみ
が冷媒圧縮機1の冷媒吸入口13へ吸込まれる。上記サ
イクルを繰り返すことによって車室内が暖房される。
第6図は本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の
第5実施例の冷媒回路図を示す。
本実施例は、エンジンEの冷却水の循環用配管82にウ
ォーターバルブ83が設けられ、冷房暖房能力が第1実
施例と比較して多少劣るが非常に冷媒サイクルが単純と
なり、冷房用固定絞り3および暖房用固定絞り7が必要
なくなる。また66.67はオリフィス付電磁弁である
。68は冷房用減圧装置であるオリフィスを示し、69
は暖房用減圧装置であるオリフィスを示す。
オリフィス付電磁弁6G、67は、弁体自身にオリフィ
ス68.69が開口しており、弁体が閉弁した時は、冷
媒がそのオリフィス68.69を通過し、弁体が開弁し
ている時は、オリフィス68.69および開いた通路を
冷媒が通過する。このシステムを作動させる電気回路は
、第1実施例中の電磁弁62の回路を取除ぎ、電磁弁6
4がオリフィス付電磁弁66に置き換り、電磁弁63が
オリフィス付電磁弁67に置き換り、どちらも通電すれ
ば弁体が開弁じ、非通電1れば弁体が閉弁する1、また
、第1実施例中の電磁弁62の回路のかわりにウォータ
ーバルブ83を作動させるコイルを入れる1、ただし、
このウォーターバルブ83は、通電時閉じ非通電時は開
いている。したがって本実施例の電気回路は、上記のよ
うに第1実施例を変更すれば作OJは同一のため説明は
省略する。
本実施例の0動を説明する。
イ)冷房サイクル時 冷媒圧縮機1の運転により圧縮され、冷媒吐出口12か
ら財出された高温、高圧の気相冷tR4よ、車室外熱交
換器2に流入する。そして冷媒は、冷媒凝縮器どして働
く車室外熱交換器2にJ:り外気をファン21で吹き付
けられ、熱交換させて冷却し、高圧の液相冷媒に凝縮さ
れる。、液相冷媒は、オリフィスイ」電磁弁66に流入
し、ここでオリフィス付電磁弁66は口1弁しているの
で弁体に開けられたオリフィス68のみ冷媒は流れ、オ
リフィス68により急激に減圧され、低温、低圧の霧状
冷媒となり、車室内熱交換器5に流入する。冷媒は車室
内熱交換器5でファン51により9気を吹き付けられて
蒸発し、この時、気化熱により、周囲の空気を冷却し、
車室内を冷房する。車室内熱交換器5で蒸発し、蒸気と
なった気相冷媒はオリフィス付電磁弁67が開弁してい
るので、オリフィス69および開いた通路との両方を冷
媒が通過する。この時、ウォーターバルブ83は閉して
いるので、加熱用熱交換器8でエンジンEの冷却水との
熱交換は行なわずに、アキュームレーク4へ流出する(
ここで加熱用熱交ltJ!器8に冷媒を流入させるため
、圧力損失が大きくなり、冷房能力は第1実施例と比較
して劣る)。アキュームレータ4で気相冷媒と液相冷媒
とに分離され、気相冷媒のみが冷媒圧縮機1の冷媒吸入
口13に吸入されて高温、高圧の気相冷媒に圧縮される
。上記サイクルを繰り返すことによって車室内が冷房さ
れる。
口)暖房サイクル時 冷媒圧縮機1で圧縮され、冷媒吐出口12より吐出され
た高温、高rfの気相冷媒は、車室外熱交換器2を通過
する(また車室外熱交換器2に流入した冷媒は、ファン
21が非通電のため停止しているが、車速があるため、
熱交換するので、暖房サイクル全体の暖房能力は第1実
施例と比較して多少劣る)。オリフィス付電磁弁66が
開弁しているので、オリフィス68および開いた通路と
の両方を冷媒が通過して車室内熱交換器5に流入する。
車室内熱交換器5でファン51により空気を吹き付けら
れ、熱交換して冷却され、高圧の液相冷媒に凝縮される
。この時、凝縮熱により周囲の空気を加熱して、車室内
を暖房する。凝縮された液相冷媒は、オリフィス付電磁
弁67が閉弁しているので弁体に開けられたオリフィス
69のみ冷媒は流れ、オリフィス69により急激に減圧
され、低温、低圧の霧状冷媒となる。この霧状冷媒は、
加熱用熱交換器8に流入する。この時、ウォーターバル
ブ83は開いているので、エンジンEの冷却水が循環用
配管81.82に流れており、冷媒は、加熱用熱交換器
8でエンジンEの冷却水の保有熱を吸熱することによっ
て暖房用熱エネルギーを蓄えた気相冷媒となる。
この気相冷媒は、アキュームレータ4に流入し、気相冷
媒と液相冷媒とに分離され、気相冷媒のみが冷媒圧縮機
1の冷媒吸入口13へ吸込まれる。上記サイクルを繰り
返すことによって車室内がII房される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の
第1実施例の冷媒回路図、第2図は第1図のシステムを
作動させる電気回路図、第3図は本発明の車両用ヒート
ポンプ式空気調和装置の第2実施例の冷媒回路図、第4
図は本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の第3
実施例の冷媒回路図、第5図は本発明の車両用ヒートポ
ンプ式空気調和装置の第4実施例の冷媒回路図、第6図
は本発明の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の第5実
施例の冷媒回路図、第7図は従来の車両用ヒートポンプ
式空気調和装置の冷媒回路図である。 図中 1・・・冷媒圧縮P32・・・車室外熱交換器3
・・・冷房用固定絞り(減圧装置)  4・・・アキュ
ームレータ(気液分l!ili器)  5・・・車室内
熱交換器7・・・暖房用固定絞り(減圧装置)  8・
・・加熱用熱交換器 10・・・冷媒循環用管路 12
・・・冷媒吐出口13・・・冷媒吸入口 14.15.
18・・・冷房用管路 16.11.19・・・暖房用
管路 61・・・逆止弁 62.664・・・電磁弁(
開閉弁)65・・・三方弁 E・・・車両用エンジン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) a)冷媒圧縮機と、 b)該冷媒圧縮機の冷媒吐出口と冷媒吸入口を連結する
    冷媒循環用管路内に前記冷媒吐出口から前記冷媒吸入口
    へ(←カタカナ)向って順次配された、冷房サイクル時
    冷媒を冷却液化する車室外熱交換器、冷房用減圧装置、
    冷房サイクル時冷媒を気化し、暖房サイクル時冷媒を冷
    却液化する車室内熱交換器、暖房用減圧装置および暖房
    サイクル時冷媒に前記エンジンの冷却水の保有熱を吸熱
    させる加熱用熱交換器と、 c)前記冷媒循環用管路内の所定の位置に配された冷房
    サイクルと暖房サイクルを切換える少なくとも1つの開
    閉弁とからなり、 車両用エンジンの冷却水を暖房サイクル時に熱源とする
    車両用ヒートポンプ式空気調和装置。 2)前記冷媒循環用管路は、暖房サイクル時に冷媒を前
    記車室外熱交換器を設けた冷房用管路から迂回させる暖
    房用管路を設けていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の車両用ヒートポンプ式空気調和装置。 3)前記冷媒循環用管路は、暖房サイクル時に冷媒を前
    記冷房サイクル用減圧装置を設けた冷房用管路から迂回
    させる暖房用管路を設けていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の車両用ヒートポンプ式空気調和装
    置。 4)前記暖房用管路は、前記開閉弁を配置しており、該
    開閉弁は、暖房サイクル時に開弁することを特徴とする
    特許請求の範囲第2項または第3項記載の車両用ヒート
    ポンプ式空気調和装置。 5)前記冷媒循環用管路は、前記加熱用熱交換器および
    暖房用減圧装置を設けた暖房用管路から迂回させる冷房
    用管路を設けていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の車両用ヒートポンプ式空気調和装置。 6) 前記冷房用管路は、前記間閉弁を配置しており、
    該開閉弁は、冷房サイクル時に開弁することを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載の車両用ヒートポンプ式空
    気調和装置。 7) 前記開閉弁は、オリフィス付電磁弁であり、該電
    磁弁の弁体自身にオリフィスが開口しており、弁体が閉
    弁した時は、冷媒がそのオリフィスを通過し、弁体が開
    弁している時は、オリフィスおよび開いた通路を冷媒が
    通過することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    車両用ヒートポンプ式空気調和装置。 8) 前記冷房用管路と暖房用管路との間に三方弁を設
    け、該三方弁は、前記冷房用管路と暖房用管路とを切換
    えることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の車両
    用ヒートポンプ式空気調和装置。
JP17199785A 1985-08-05 1985-08-05 車両用ヒ−トポンプ式空気調和装置 Pending JPS6231507A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6604576B2 (en) * 1996-11-15 2003-08-12 Calsonic Kansei Corporation Automotive air conditioning system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6604576B2 (en) * 1996-11-15 2003-08-12 Calsonic Kansei Corporation Automotive air conditioning system

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