JPS62291568A - マイクロカプセルの保存方法 - Google Patents
マイクロカプセルの保存方法Info
- Publication number
- JPS62291568A JPS62291568A JP13371586A JP13371586A JPS62291568A JP S62291568 A JPS62291568 A JP S62291568A JP 13371586 A JP13371586 A JP 13371586A JP 13371586 A JP13371586 A JP 13371586A JP S62291568 A JPS62291568 A JP S62291568A
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- JP
- Japan
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- microcapsule
- osmotic pressure
- solution
- substance
- microcapsules
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/127—Synthetic bilayered vehicles, e.g. liposomes or liposomes with cholesterol as the only non-phosphatidyl surfactant
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はマイクロカプセルの保存方法に関し。
更に詳しくは保存液の浸透圧を変化させた保存方法に関
する。
する。
(従来の技術)
本発明者らは、先に特願昭58−224509号におい
て、表面に親水性の抗原又は抗体を固定化し、内部に親
水性の標識物質を封入したマイクロカプセルであるリポ
ソーム試薬を用いた免疫分析試薬及び免疫分析方法を開
示した。この方法では、まず前述したリポソーム試薬が
試料中の抗原または抗体及び別に加えられた補体ととも
に反応して破壊されて、封入していた標識物質が流出す
る。この流出した標識物質の量がある濃度範囲における
試料中の被検物質の量と対応関数にあるため、流出した
標識物質を定量することにより被検物質の定量分新が行
なえろ。この免疫分析方法によれば短時間で簡便に試料
中の被検物質が定量できる。
て、表面に親水性の抗原又は抗体を固定化し、内部に親
水性の標識物質を封入したマイクロカプセルであるリポ
ソーム試薬を用いた免疫分析試薬及び免疫分析方法を開
示した。この方法では、まず前述したリポソーム試薬が
試料中の抗原または抗体及び別に加えられた補体ととも
に反応して破壊されて、封入していた標識物質が流出す
る。この流出した標識物質の量がある濃度範囲における
試料中の被検物質の量と対応関数にあるため、流出した
標識物質を定量することにより被検物質の定量分新が行
なえろ。この免疫分析方法によれば短時間で簡便に試料
中の被検物質が定量できる。
(発明が解決しようとする問題点)
前述のリポソーム試薬を用いれば短時間で簡便に試料中
の被検物質が定量できる。しかし、このリポソーム試薬
は、封入物質が徐々に流出してしまう為、試薬としての
保存安全性に欠けさらに感度の劣化が生ずるという問題
が残っていた。よって、ある程度の保存期間を経てから
測定に使用する場合には、リポソーム試薬としてのバッ
クグランドが高くなってしまう為、遠心して洗浄、再懸
乞 濁してバックグランドを低下させ使用せざる劣えなかっ
た。そして、このような作業を繰り返すと感作されてい
る抗源又は抗体の機能は十分保持しているのに、封入物
質の濃度が低くなり、感度が低下するという問題が生じ
るのである。
の被検物質が定量できる。しかし、このリポソーム試薬
は、封入物質が徐々に流出してしまう為、試薬としての
保存安全性に欠けさらに感度の劣化が生ずるという問題
が残っていた。よって、ある程度の保存期間を経てから
測定に使用する場合には、リポソーム試薬としてのバッ
クグランドが高くなってしまう為、遠心して洗浄、再懸
乞 濁してバックグランドを低下させ使用せざる劣えなかっ
た。そして、このような作業を繰り返すと感作されてい
る抗源又は抗体の機能は十分保持しているのに、封入物
質の濃度が低くなり、感度が低下するという問題が生じ
るのである。
本発明は、以上のような問題点について鑑みなされたも
のであり、安定に長期間保存できる保存方法を提供する
ことを「1的とする。
のであり、安定に長期間保存できる保存方法を提供する
ことを「1的とする。
(間雇点を解決するための手段)
本発明は、封入部材を有するマイクロカプセルを封入部
材の浸透圧より3〜50%高い浸透圧を有する保存液中
に保持することを特徴とするマイクロカプセルの保存方
法である。
材の浸透圧より3〜50%高い浸透圧を有する保存液中
に保持することを特徴とするマイクロカプセルの保存方
法である。
本発明におけるマイクロカプセルは、半透膜的な性質を
有する少なくとも一層以上の膵で構成された小胞体であ
れば何であってもよく、例えば、リン脂質及び/又は糖
脂質とコレステロールから構成されるリポソームや赤血
球等が挙げられる。
有する少なくとも一層以上の膵で構成された小胞体であ
れば何であってもよく、例えば、リン脂質及び/又は糖
脂質とコレステロールから構成されるリポソームや赤血
球等が挙げられる。
また、封入部材は何であってもよく、格別に限定される
ものではないが親水性の物質であることが好ましい。例
えば、吸光物質、蛍光物質、酸素、基質等が挙げられる
。
ものではないが親水性の物質であることが好ましい。例
えば、吸光物質、蛍光物質、酸素、基質等が挙げられる
。
本発明の保存液は、マイクロカプセル中の封入部材の浸
透圧より3〜50%高い浸透圧を有するものであれば何
であってもよく、格別に限定されるものでない。例えば
次の如<:amする。リン酸緩衝液、ペナール緩衝液、
ゼラチンベロナール緩衝液、トリス塩酸緩衝液、ヘペス
緩衝液、グリシン緩衝液などの緩衝液にNa”、に−阿
g”、Ca”、Ca−などを適量添加することにより保
存液を調製する1本発明の保存液の浸透圧は封入部材の
浸透圧より3〜50%好ましくは3〜30%高く、一般
的には278〜416IIIO9!l1oQである。尚
、浸透圧の値は氷点降下法により決定する。
透圧より3〜50%高い浸透圧を有するものであれば何
であってもよく、格別に限定されるものでない。例えば
次の如<:amする。リン酸緩衝液、ペナール緩衝液、
ゼラチンベロナール緩衝液、トリス塩酸緩衝液、ヘペス
緩衝液、グリシン緩衝液などの緩衝液にNa”、に−阿
g”、Ca”、Ca−などを適量添加することにより保
存液を調製する1本発明の保存液の浸透圧は封入部材の
浸透圧より3〜50%好ましくは3〜30%高く、一般
的には278〜416IIIO9!l1oQである。尚
、浸透圧の値は氷点降下法により決定する。
氷点降下法とは以下のような原理に基づいているもので
ある。
ある。
溶液の浸透圧はモル濃度に比例し、モル濃度は氷点降下
桶に比例するので、浸透圧と氷点降下度は比例関数にあ
る。浸透圧は03M0Lの単位で108M0Lの浸透圧
をもつ溶液の氷点降下度は、−1,858℃となる為、
ある溶液の氷点を精確に測定することによって、その溶
液の浸透圧が得られるのである。
桶に比例するので、浸透圧と氷点降下度は比例関数にあ
る。浸透圧は03M0Lの単位で108M0Lの浸透圧
をもつ溶液の氷点降下度は、−1,858℃となる為、
ある溶液の氷点を精確に測定することによって、その溶
液の浸透圧が得られるのである。
本発明のマイクロカプセルの保存方法を用いた一例を次
に示す。
に示す。
リン脂質とコテステロールで蛍光物質に封入され、抗体
は又は抗体の一部あるいは抗源が感作された免疫分析用
のリポソームを調整する。封入されている蛍光物質の浸
透圧を測定して蛍光物質の浸透圧の値より10%高い浸
透圧を有する緩衝液をNa(4を添加することにより!
8整しリポソームを;4遊させて4℃にて保存する。こ
の保存方法にて長期間安定で再現性のある測定が行なえ
るリポソーム免疫分析試薬が得られるのである。尚測定
には従来使用していた緩衝液を使用する為、測定のつど
浸透圧調整をしなくてもよい。
は又は抗体の一部あるいは抗源が感作された免疫分析用
のリポソームを調整する。封入されている蛍光物質の浸
透圧を測定して蛍光物質の浸透圧の値より10%高い浸
透圧を有する緩衝液をNa(4を添加することにより!
8整しリポソームを;4遊させて4℃にて保存する。こ
の保存方法にて長期間安定で再現性のある測定が行なえ
るリポソーム免疫分析試薬が得られるのである。尚測定
には従来使用していた緩衝液を使用する為、測定のつど
浸透圧調整をしなくてもよい。
(作 用)
マイクロカプセルは、従来までは、封入されている部材
と等張な溶液に保存していた。しかし。
と等張な溶液に保存していた。しかし。
本発明では封入されている部材よりも3〜50%高い浸
透圧に保存することにより、マイクロカプセル内の部材
がわずかな浸透圧差で安定に内部1こ保たれ保存安定性
が等張な多溶液に保存するよりも5倍以上向上させるこ
とができる。
透圧に保存することにより、マイクロカプセル内の部材
がわずかな浸透圧差で安定に内部1こ保たれ保存安定性
が等張な多溶液に保存するよりも5倍以上向上させるこ
とができる。
(実 施 例)
以下実施例により本発明の詳細な説明するが。
これらの実施例は1本発明の範囲を何ら制限するもので
はない。
はない。
[実施例1]
ヒトA、 F P分析用リポソーム免疫分析試薬の保存
安定性 ((A))リポソーム免疫分析試薬の調整コレステロー
ル、ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン(
DPPE)、およびジチオトレイトール(DTT)はシ
グマ社製のものを用いた。N−サクシンイミジル3−(
2−ピリジルジチオ)プロピオネート(SPDP)およ
びセファデックスG−25フアインはファルマシア社よ
り購入した。他の試薬は市販器(特級)を精製せずに使
用した。なお、水は全てイオン交換水を用いた。
安定性 ((A))リポソーム免疫分析試薬の調整コレステロー
ル、ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン(
DPPE)、およびジチオトレイトール(DTT)はシ
グマ社製のものを用いた。N−サクシンイミジル3−(
2−ピリジルジチオ)プロピオネート(SPDP)およ
びセファデックスG−25フアインはファルマシア社よ
り購入した。他の試薬は市販器(特級)を精製せずに使
用した。なお、水は全てイオン交換水を用いた。
■ 固定化リポソームの調製
a)DPPPE−ジチオピリジネート(Dl’PE−D
TP)の調製 密栓付三角フラスコに70BのDPPEを分取し、25
mQのクロロホルム/メタノール(5:1)溶液に溶解
し、60μlのトルエタノールアミン及び50曹gの5
PDPを添加後窒素置換した。室温で1時間反応させた
後、ロータリエポレーターで溶媒を除去した。乾燥物を
5m9のクロロホルム/メタノール(10:1)に溶解
させ、シリカゲルカラムをよ 用いて精製した。生成物面分を回収し、エバポレーター
で約5mRまで浸縮した。収率は80〜95%であった
。保存は窒素封入F−20℃で行った。
TP)の調製 密栓付三角フラスコに70BのDPPEを分取し、25
mQのクロロホルム/メタノール(5:1)溶液に溶解
し、60μlのトルエタノールアミン及び50曹gの5
PDPを添加後窒素置換した。室温で1時間反応させた
後、ロータリエポレーターで溶媒を除去した。乾燥物を
5m9のクロロホルム/メタノール(10:1)に溶解
させ、シリカゲルカラムをよ 用いて精製した。生成物面分を回収し、エバポレーター
で約5mRまで浸縮した。収率は80〜95%であった
。保存は窒素封入F−20℃で行った。
b)リポソームの調製
使用する脂質はすべてのクロロホルムまたはクロロホル
ム/メタノール(2/1)に溶解した。
ム/メタノール(2/1)に溶解した。
まず、5 mQM D P P C(200u Q)
、1061Mコレステロール(100μQ)及び1鱈1
)PPE−DTP (50μQ)を1ONQのナス型フ
ラスコに入れ、更に2m12のクロロホルムを加えて良
く混合した。水溶中(約50℃)でロータリーエバポレ
ーターにより溶媒を除去した。再び2mgのクロロホル
ムを添加し、十分撹拌後、再度ロータリーエバポレータ
ーにより溶媒を蒸発させた。この操作を数回繰り返すと
、フラスコ壁面に薄膜が形成された。フラスコをナシケ
ータ−中に移し真空ポンプで約1時間吸収し、溶媒を完
全に除去した1次に、100μ2の0.2Mカルボキシ
フルオレセイン(以下、CFとする:イーストマン・コ
ダック社製、pH7,4)を添加し、フラスコ内部を窒
素で置換した後に密栓して60℃程度の水浴中に約1分
間浸漬した。続いて、Vor−texミキサーを用い、
壁面の脂質薄膜が完全に消失するまでフラスコを激しく
振とうした。この操作により、リポソームWA濁液が調
製された。これに0.OIM HEPESI1m液(0
,85%NaCf1含有、PH7,45、以下J(B
Sと略記)少量添加して、リポソーム懸潤液を完全に遠
心チューブに移し、4℃、15 、000rpmで20
分間遠心する操作を数回繰り返した。
、1061Mコレステロール(100μQ)及び1鱈1
)PPE−DTP (50μQ)を1ONQのナス型フ
ラスコに入れ、更に2m12のクロロホルムを加えて良
く混合した。水溶中(約50℃)でロータリーエバポレ
ーターにより溶媒を除去した。再び2mgのクロロホル
ムを添加し、十分撹拌後、再度ロータリーエバポレータ
ーにより溶媒を蒸発させた。この操作を数回繰り返すと
、フラスコ壁面に薄膜が形成された。フラスコをナシケ
ータ−中に移し真空ポンプで約1時間吸収し、溶媒を完
全に除去した1次に、100μ2の0.2Mカルボキシ
フルオレセイン(以下、CFとする:イーストマン・コ
ダック社製、pH7,4)を添加し、フラスコ内部を窒
素で置換した後に密栓して60℃程度の水浴中に約1分
間浸漬した。続いて、Vor−texミキサーを用い、
壁面の脂質薄膜が完全に消失するまでフラスコを激しく
振とうした。この操作により、リポソームWA濁液が調
製された。これに0.OIM HEPESI1m液(0
,85%NaCf1含有、PH7,45、以下J(B
Sと略記)少量添加して、リポソーム懸潤液を完全に遠
心チューブに移し、4℃、15 、000rpmで20
分間遠心する操作を数回繰り返した。
C)抗ヒトAFT抗体の修飾
抗体ヒトAFP (マウス曲乗)2n+g/2mQを■
(BSにて希釈して10μ2の10+oM N−サクシ
ンイミジル3−(2−ピルジルジチオ)プロピオネート
(SPDP/エタノール溶液)を添加し、窒M置換後室
温で30分間反応させた9反応後、予め0.1M酢酸緩
衝液(0,85%NaCj!含有、 pH4,5)で平
衝化したセファデックスG−25フアインカラム(ゲル
体積:約15mN)を用いて、タンパク質分画のみ分取
した。
(BSにて希釈して10μ2の10+oM N−サクシ
ンイミジル3−(2−ピルジルジチオ)プロピオネート
(SPDP/エタノール溶液)を添加し、窒M置換後室
温で30分間反応させた9反応後、予め0.1M酢酸緩
衝液(0,85%NaCj!含有、 pH4,5)で平
衝化したセファデックスG−25フアインカラム(ゲル
体積:約15mN)を用いて、タンパク質分画のみ分取
した。
この分画に約2011gのジチオトレイトール(DTT
)を加え、窒*X!換後室温で20分間反応させた。再
び、HBSで平衡化したセチファデックスG−25ファ
インカラムによるゲル濾過で未反応のDTTを除去し、
タンパク賀分画を分収した。
)を加え、窒*X!換後室温で20分間反応させた。再
び、HBSで平衡化したセチファデックスG−25ファ
インカラムによるゲル濾過で未反応のDTTを除去し、
タンパク賀分画を分収した。
d)抗ヒトAEP抗体固定化リポソームの調整前述のよ
うにして得られたリポソーム!@渕液1m1134℃1
500rpmで20分遠心したリポソーム沈査と修飾し
た抗ヒトAFP抗体溶液(0,1gタンパク貿/+aQ
) 2mgを混合し窒素置換後、密栓した20℃でゆっ
くり振とうしながら一晩反応させた。
うにして得られたリポソーム!@渕液1m1134℃1
500rpmで20分遠心したリポソーム沈査と修飾し
た抗ヒトAFP抗体溶液(0,1gタンパク貿/+aQ
) 2mgを混合し窒素置換後、密栓した20℃でゆっ
くり振とうしながら一晩反応させた。
反応後HBS、次いでゼラチンベロナール籾衝液(GV
B−と略す)で4℃、 15000rp@で20分間の
遠心を3回繰り返し洗浄した。さらに、このようにして
得られたリポソーム試薬に封入されているCFの浸透圧
を測定したところ305m OsmoQであったので保
存用のGVB−は、最終浸透圧330ツ○qtmoQに
なるようにNaCffで調整した。前記のようにし°C
洗浄したリポソーム沈査に2@Qの保存用のGVB−及
び20μ瞳の10%NaN3を添加して十分に撹拌した
後、4℃にて保存した。
B−と略す)で4℃、 15000rp@で20分間の
遠心を3回繰り返し洗浄した。さらに、このようにして
得られたリポソーム試薬に封入されているCFの浸透圧
を測定したところ305m OsmoQであったので保
存用のGVB−は、最終浸透圧330ツ○qtmoQに
なるようにNaCffで調整した。前記のようにし°C
洗浄したリポソーム沈査に2@Qの保存用のGVB−及
び20μ瞳の10%NaN3を添加して十分に撹拌した
後、4℃にて保存した。
さらに、比較例として、同様に調整したリポツム試薬を
従来使用している未調整のGVB−溶液211Nに懸濁
し、20μQの10%NaN、を添加して十分に撹拌し
た後、4℃にて保存した。
従来使用している未調整のGVB−溶液211Nに懸濁
し、20μQの10%NaN、を添加して十分に撹拌し
た後、4℃にて保存した。
((B)) リポソーム免疫分析試薬を用いたヒトA
FP分析と保存安定性 ■ ヒト血清中AFP分析 前記、抗ヒトAFP抗体固定化リポソームを用いてウサ
ギ−抗ヒトAFP抗体を用いたサンドイッチアッセイで
ヒト血清中AFPを第2図の検量線を用いて10検体の
ヒト血清を測定したところ第1表のようになった。
FP分析と保存安定性 ■ ヒト血清中AFP分析 前記、抗ヒトAFP抗体固定化リポソームを用いてウサ
ギ−抗ヒトAFP抗体を用いたサンドイッチアッセイで
ヒト血清中AFPを第2図の検量線を用いて10検体の
ヒト血清を測定したところ第1表のようになった。
この値は、浸透圧を調整した保存液に保存した試薬(以
下のと略す)と未調整の保存液に保存した試薬(以下■
と略す)とでは差はなかった。
下のと略す)と未調整の保存液に保存した試薬(以下■
と略す)とでは差はなかった。
■ リポソーム免疫分析試薬の保存安定性の試薬と■試
薬の保存安定性を検討する為、最初の測定から10.2
0.30.50.80日後のそれぞれの検量線を測定し
たところ、第1図のようになった。
薬の保存安定性を検討する為、最初の測定から10.2
0.30.50.80日後のそれぞれの検量線を測定し
たところ、第1図のようになった。
第1図から明らかなように本発明によるの試薬は、
第 1 表
ヒト血清中AFP量
■ 試料より検量線が80日以上経ても最初の感度を維
持しており、非常に安定であった。
持しており、非常に安定であった。
[実施例2コ
マイクロカプセル試薬の保存安定性
((A))マイクロカプセル試薬の!%1整と保存安定
性クロロホルム:メタノール=2:1に溶解した5 m
MD P P C(200μQ)と同溶媒に溶解した1
゜を10m12のナシ型フラスコに入れ、更に2mj2
のクロロホルムを加えて良く混合した。45℃の水溶中
でロータリーエバポレータにより溶媒を除去し、フラス
コ壁面に薄膜を形成せしめた。このフラスコをデシケー
タ−中で約1時間吸収ポンプにより真空にて溶媒を除去
した。
性クロロホルム:メタノール=2:1に溶解した5 m
MD P P C(200μQ)と同溶媒に溶解した1
゜を10m12のナシ型フラスコに入れ、更に2mj2
のクロロホルムを加えて良く混合した。45℃の水溶中
でロータリーエバポレータにより溶媒を除去し、フラス
コ壁面に薄膜を形成せしめた。このフラスコをデシケー
タ−中で約1時間吸収ポンプにより真空にて溶媒を除去
した。
次に、このフラスコに100μ2の0.1Mキシレノー
ルオレンジ(XO)(同位研究所製)を添加し、密栓し
て約60℃の水溶中に1分間浸漬した。続いてVort
exミキサーを用いて、壁面の脂’ff薄膜が完全に消
失するまでフラスコを激しく振とうした。
ルオレンジ(XO)(同位研究所製)を添加し、密栓し
て約60℃の水溶中に1分間浸漬した。続いてVort
exミキサーを用いて、壁面の脂’ff薄膜が完全に消
失するまでフラスコを激しく振とうした。
この操作によって、マイクロカプセルMii[が調整さ
れた。これに0.01.MI(B Sを少量添加して、
マイクロカプセル!@濁液を完全に遠心チューブに移し
、4℃、15000rpmで15分間遠心する操作を3
回繰り返して洗浄した。そしてマイクロカプセルに封入
されているXOの浸透圧を測定したところ296復○5
IaoI2であったのでHB SにNac+!を適当添
加洗浄の終った前記マイクロカプセル試薬沈儒をHBS
の保存液2+a12に懸濁して室温で保存した。
れた。これに0.01.MI(B Sを少量添加して、
マイクロカプセル!@濁液を完全に遠心チューブに移し
、4℃、15000rpmで15分間遠心する操作を3
回繰り返して洗浄した。そしてマイクロカプセルに封入
されているXOの浸透圧を測定したところ296復○5
IaoI2であったのでHB SにNac+!を適当添
加洗浄の終った前記マイクロカプセル試薬沈儒をHBS
の保存液2+a12に懸濁して室温で保存した。
比較として、浸透圧の未調整のHBS2mQに同様にし
て′I!4整したマイクロカプセル試薬を懸濁して室温
で保存した。
て′I!4整したマイクロカプセル試薬を懸濁して室温
で保存した。
第3図にマイクロカプセル試薬から漏出してきたXOの
濃度の経時的変化を示した。第3図から明らかなように
、本発明による保存液の方が、漏出はほとんどなく、安
定なマイクロカプセル試薬の保存液であることが証明さ
れた。
濃度の経時的変化を示した。第3図から明らかなように
、本発明による保存液の方が、漏出はほとんどなく、安
定なマイクロカプセル試薬の保存液であることが証明さ
れた。
本発明によれば、マイクロカプセルが長期に渡って安定
に保存できるマイクロカプセルの保存方法を提供するこ
とができる。
に保存できるマイクロカプセルの保存方法を提供するこ
とができる。
第1図は保存安定性を表わすグラフ、第2図はAFP検
量線、第3図は他の実施例の保存安定性を表わすグラフ
である。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 竹 花 喜久男 (日) 第3図
量線、第3図は他の実施例の保存安定性を表わすグラフ
である。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 竹 花 喜久男 (日) 第3図
Claims (4)
- (1)封入部材を有するマイクロカプセルを封入部材の
浸透圧より3〜50%高い浸透圧を有する保存液中に保
持することを特徴とするマイクロカプセルの保存方法 - (2)前記マイクロカプセルがりん脂質及び/又は糖脂
質とコレステロールから成るリポソームであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のマイクロカプセル
の保存方法 - (3)前記保存液の浸透圧がマイクロカプセル中の封入
部材の浸透圧より3〜30%高いことを特徴とする特許
請求の範囲1第1項又は第2項記載のマイクロカプセル
の保護方法 - (4)前記封入部材が親水性の吸光物質あるいは蛍光物
質であることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
2項又は第3項記載のマイクロカプセルの保存方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13371586A JPS62291568A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | マイクロカプセルの保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13371586A JPS62291568A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | マイクロカプセルの保存方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62291568A true JPS62291568A (ja) | 1987-12-18 |
Family
ID=15111206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13371586A Pending JPS62291568A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | マイクロカプセルの保存方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62291568A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0753340A3 (en) * | 1995-07-10 | 1997-01-22 | M Technique Co., Ltd. | Microcapsule manufacturing method using phospholipid |
US7764419B2 (en) | 2007-02-13 | 2010-07-27 | Seiko Epson Corporation | Preservation method of microcapsules for electrophoretic display devices and its applications |
-
1986
- 1986-06-11 JP JP13371586A patent/JPS62291568A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0753340A3 (en) * | 1995-07-10 | 1997-01-22 | M Technique Co., Ltd. | Microcapsule manufacturing method using phospholipid |
US7764419B2 (en) | 2007-02-13 | 2010-07-27 | Seiko Epson Corporation | Preservation method of microcapsules for electrophoretic display devices and its applications |
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