JPS6228679Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6228679Y2 JPS6228679Y2 JP1982111684U JP11168482U JPS6228679Y2 JP S6228679 Y2 JPS6228679 Y2 JP S6228679Y2 JP 1982111684 U JP1982111684 U JP 1982111684U JP 11168482 U JP11168482 U JP 11168482U JP S6228679 Y2 JPS6228679 Y2 JP S6228679Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- idle
- adjustment needle
- idle adjustment
- needle
- backward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 3
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、気化器の改良に関するものである。
最近オートバイにおいては機関及びその周辺部
のコンパクト化が要求され、そのため気化器も機
関本体に接近した位置に艤装されるようになつて
きているが、その場合例えば第１図に示した如く
アイドルアジヤストスクリユ１の位置及び進退方
向を性能重視の観点だけから設定すると、機関本
体２等が邪魔になりアイドルアジヤストスクリユ
１の調整が不可能となつてしまうことが起こり易
すかつた。
のコンパクト化が要求され、そのため気化器も機
関本体に接近した位置に艤装されるようになつて
きているが、その場合例えば第１図に示した如く
アイドルアジヤストスクリユ１の位置及び進退方
向を性能重視の観点だけから設定すると、機関本
体２等が邪魔になりアイドルアジヤストスクリユ
１の調整が不可能となつてしまうことが起こり易
すかつた。
本考案は、上記問題点に鑑み、気化器本体に進
退可能に嵌挿され且つスプリングにより後退習性
が付与されたアイドル調整針と、気化器本体に該
アイドル調整針とは異なる方向に進退可能に螺着
されていると共にテーパー部の側面が該アイドル
調整針の後端面に載置されたボールに当接せしめ
られたアジヤストスクリユとを具備していて、前
記アイドル調整針の進退方向とは異なる方向から
アイドル調整針の調整を円滑且つ軽快に行い得る
ようにした気化器を提供せんとするものである
が、以下第２図に示した一実施例に基づきこれを
説明すれば、１１は気化器本体、１２は吸気胴、
１３はメインノズル、１４はスロツトルバルブ、
１５はバイパス通路、１６はバイパスホール、１
７はアイドルポート、１８は気化器本体１１に進
退可能に嵌挿されていてそのテーパー状の先端部
１８ａによりアイドルポート１７の開口面積を調
整すると共に後端面に半球状の凹部１８ｂが設け
られたアイドル調整針、１９はアイドル調整針１
８に後方への移動習性を付与しているスプリン
グ、２０は気化器本体１１にアイドル調整針１８
とは異なる方向例えば90゜の方向に進退可能に螺
着されていると共にテーパー部２０ａを有するア
ジヤストスクリユ、２１はアジヤストスクリユ２
０を後方へ弾圧しているガタとり用のスプリン
グ、２２はアイドル調整針１８の凹部１８ｂとア
ジヤストスクリユ２０の先端部２０ａの側面との
間に介置されたボールである。尚、アイドル調整
針１８の位置及び進退方向は性能重視の観点から
設定されているものとする。
退可能に嵌挿され且つスプリングにより後退習性
が付与されたアイドル調整針と、気化器本体に該
アイドル調整針とは異なる方向に進退可能に螺着
されていると共にテーパー部の側面が該アイドル
調整針の後端面に載置されたボールに当接せしめ
られたアジヤストスクリユとを具備していて、前
記アイドル調整針の進退方向とは異なる方向から
アイドル調整針の調整を円滑且つ軽快に行い得る
ようにした気化器を提供せんとするものである
が、以下第２図に示した一実施例に基づきこれを
説明すれば、１１は気化器本体、１２は吸気胴、
１３はメインノズル、１４はスロツトルバルブ、
１５はバイパス通路、１６はバイパスホール、１
７はアイドルポート、１８は気化器本体１１に進
退可能に嵌挿されていてそのテーパー状の先端部
１８ａによりアイドルポート１７の開口面積を調
整すると共に後端面に半球状の凹部１８ｂが設け
られたアイドル調整針、１９はアイドル調整針１
８に後方への移動習性を付与しているスプリン
グ、２０は気化器本体１１にアイドル調整針１８
とは異なる方向例えば90゜の方向に進退可能に螺
着されていると共にテーパー部２０ａを有するア
ジヤストスクリユ、２１はアジヤストスクリユ２
０を後方へ弾圧しているガタとり用のスプリン
グ、２２はアイドル調整針１８の凹部１８ｂとア
ジヤストスクリユ２０の先端部２０ａの側面との
間に介置されたボールである。尚、アイドル調整
針１８の位置及び進退方向は性能重視の観点から
設定されているものとする。
本考案による気化器は上述の如く構成されてい
るから、アジヤストスクリユ２０を右旋させて前
進せしめれば、そのテーパー部２０ａの大径部分
がボール２２と接触するようになるのでボール２
２がアイドル調整針１８の後端面を押す方向に移
動し、その結果アイドル調整針１８はスプリング
１９に抗して前進せしめられてアイドルポート１
７の開口面積を小さくする。又、アジヤストスク
リユ２０を左旋させて後退せしめれば、テーパー
部２０ａの小径部分がボール２２と接触するよう
になるのでボール２２がアイドル調整針１８の後
端面により押動され得るようになり、その結果ア
イドル調整針１８はスプリング１９の作用により
後退せしめられてアイドルポート１７の開口面積
を大きくする。かくして、アイドル調整針１８の
進退方向とは異なる方向からアイドル調整針１８
の調整が可能となる。従つて、アイドル調整針１
８の後退方向に機関本体２３等が存在していて調
整の邪魔になつたとしても、アジヤストスクリユ
２０の進退方向を適当に選定してやればアイドル
調整針１８の調整は可能である。又、この調整機
構においては、アイドル調整針１８の後端面とア
ジヤストスクリユ２０のテーパー部２０ａの側面
との間にボール２２を介置せしめているので、摩
擦低抗が減少して作動が円滑になつている。
るから、アジヤストスクリユ２０を右旋させて前
進せしめれば、そのテーパー部２０ａの大径部分
がボール２２と接触するようになるのでボール２
２がアイドル調整針１８の後端面を押す方向に移
動し、その結果アイドル調整針１８はスプリング
１９に抗して前進せしめられてアイドルポート１
７の開口面積を小さくする。又、アジヤストスク
リユ２０を左旋させて後退せしめれば、テーパー
部２０ａの小径部分がボール２２と接触するよう
になるのでボール２２がアイドル調整針１８の後
端面により押動され得るようになり、その結果ア
イドル調整針１８はスプリング１９の作用により
後退せしめられてアイドルポート１７の開口面積
を大きくする。かくして、アイドル調整針１８の
進退方向とは異なる方向からアイドル調整針１８
の調整が可能となる。従つて、アイドル調整針１
８の後退方向に機関本体２３等が存在していて調
整の邪魔になつたとしても、アジヤストスクリユ
２０の進退方向を適当に選定してやればアイドル
調整針１８の調整は可能である。又、この調整機
構においては、アイドル調整針１８の後端面とア
ジヤストスクリユ２０のテーパー部２０ａの側面
との間にボール２２を介置せしめているので、摩
擦低抗が減少して作動が円滑になつている。
上述の如く、本考案による気化器は、アイドル
調整針の進退方向とは異なる方向からでもアイド
ル調整針を円滑且つ軽快に調整することができ、
アイドル調整針の位置及び進退方向を性能重視の
点だけから設定し得且つ艤装上の問題も解決し得
るという実用上重要な利点を十分に発揮させるこ
とができる。
調整針の進退方向とは異なる方向からでもアイド
ル調整針を円滑且つ軽快に調整することができ、
アイドル調整針の位置及び進退方向を性能重視の
点だけから設定し得且つ艤装上の問題も解決し得
るという実用上重要な利点を十分に発揮させるこ
とができる。
第１図は従来の気化器の縦断面図、第２図は本
考案による気化器の縦断面図である。 １１……気化器本体、１２……吸気胴、１５…
…バイパス通路、１７……アイドルポート、１８
……アイドル調整針、１９……スプリング、２０
……アジヤストスクリユ、２１……スプリング、
２２……ボール。
考案による気化器の縦断面図である。 １１……気化器本体、１２……吸気胴、１５…
…バイパス通路、１７……アイドルポート、１８
……アイドル調整針、１９……スプリング、２０
……アジヤストスクリユ、２１……スプリング、
２２……ボール。
Claims (1)
- 気化器本体に進退可能に嵌挿され且つスプリン
グにより後退習性が付与されたアイドル調整針
と、気化器本体に該アイドル調整針とは異なる方
向に進退可能に螺着されていると共にテーパー部
の側面が該アイドル調整針の後端面に載置された
ボールに当接せしめられたアジヤストスクリユと
を具備して成る気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11168482U JPS5917252U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11168482U JPS5917252U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 気化器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5917252U JPS5917252U (ja) | 1984-02-02 |
| JPS6228679Y2 true JPS6228679Y2 (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=30259207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11168482U Granted JPS5917252U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917252U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS501726U (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-09 | ||
| JPS6040854Y2 (ja) * | 1979-05-10 | 1985-12-10 | 株式会社デンソー | 燃料噴射ノズルのホルダ装置 |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP11168482U patent/JPS5917252U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5917252U (ja) | 1984-02-02 |
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