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JPS62282003A - 使い捨ておむつ用バックシートの製造方法 - Google Patents

使い捨ておむつ用バックシートの製造方法

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Publication number
JPS62282003A
JPS62282003A JP61123265A JP12326586A JPS62282003A JP S62282003 A JPS62282003 A JP S62282003A JP 61123265 A JP61123265 A JP 61123265A JP 12326586 A JP12326586 A JP 12326586A JP S62282003 A JPS62282003 A JP S62282003A
Authority
JP
Japan
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sheet
stretching
weight
parts
stretched
Prior art date
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Application number
JP61123265A
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Inventor
金子 新吾
俊一 中村
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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Publication of JPS62282003A publication Critical patent/JPS62282003A/ja
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  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (発明の技術分野) 本発明は特に柔軟性、引張・引裂き強度に優れた蒸気透
過性かつ液不透過性の使−捨ておむつ用バックシート及
びその製造方法に関する。
(従来稗術)       。
近年、主に液透過性シート、液吸収体および液不透過性
のバックシートより構成された使い捨てお9つは、手軽
で増り扱いが容易なことから、その普及が著しい。この
ような使い捨ておむつ用、バックシートとしては、#不
透蝉性かつ蒸気透過性を有することは勿論、そf?ti
か透湿性、柔軟性、引張・引裂強度などの機能が要求さ
れる。従来、使い捨ておむつのバックシートに関しては
、例えばポリオレフィンと硫酸バリウムよりなる樹脂組
成物を溶融して製膜後に延伸したシート(特開昭60−
185803号)、ポリオレフィンと充填剤および液状
またはワックス状の炭化水素重合体よりなる組成物のフ
ィルムを延伸して微細孔を生じせしめたフィルム1M昭
58−14930′5号)、或いは形状および物性を特
定したシート(%開閉57−205505号、実開昭5
9−69906号)等が提案されている。
しかしながら、上記の如き提案された使い捨ておむつの
バックシートも、その要求される全ての機能を満足する
ものではない。%に柔軟性を付与した使い捨ておむつの
バックシートは、一般に引張および引裂強度が相対的に
弱くなるため、実用上におりて破損する問題を有する。
(発明が解決しようとする課題) したがって、本発明の目的は上記した問題点に鑑み、液
不透過性かつ蒸気透過性や柔軟性と共に強度等の物性、
特に幅方向に対する引裂強度に優れた多孔性シートであ
る使い捨ておむつ用バックシートを提供することにある
(151題を解決するための手段) 本発明者等は上記課題を解決するために鋭意検討した結
果、特定したポリオレフィン樹脂組成物のシート状物を
2軸延伸して得られる多孔性シートが、使い捨ておむつ
用バックシートとして好適な所望の物性を有することを
見い出し、本発明を提案するに至った。即ち、本発明は
通気度500〜5000秒/1oocc、透湿度100
0〜600011/d・24 hr *引張強度5O−
400Kf/d、引裂強度50〜250# 、柔軟度2
0〜60■および厚さ20〜80μであるポリオレフィ
ン製の2軸延伸シートよりなる使す捨ておむつ用バック
シートである。このような本発明の使い捨ておむつ用バ
ックシートはポリオレフィン樹脂100重量部、充填剤
50〜400重量部およびシリコーン油及び/又はポリ
グリセリン脂肪酸エステル界面活性剤0.1〜10重量
部よりなる組成物をシート状に成形後、それぞれ延伸倍
率1,1〜2,5倍で1軸および2軸方向に延伸する方
法により得ることが小乗る。
本発明の使い捨ておむつ用バックシートは、詳しくはJ
IS P8117法に基づ〈通気度が500〜5000
秒/100cc、好ましくは600〜3000秒/10
0CC,’  J’l8Z0208 法に基づ゛〈温度
40℃および相対湿度90%での透湿度が1006〜6
oooy/rr? ・2’4 hr 、好ましくは50
0’0二500011’/m”24hr、’JIB F
8115法に基づく引張強度が50〜AOtJKI/a
11.好ましく′はし0〜380Kgン一、 JI8L
1085A−1法に基づく引裂強度゛が5〇二2509
.好ましくは70〜230#、JIB L1079 ク
ラーク法に基づく柔軟度が20〜60博、好ましくは2
0〜50■および厚さが20〜80μ、好ましくは20
〜60μであることが重要である。即ち、使込捨ておむ
つ用バックシートとして、該シートの通気曜が500.
0秒/1ooccより大きいか、透湿度が100011
/nl・24 hrより小さb場合では、使す捨ておむ
つ装着時におけるむれの防止が不十分であり、また通気
度が500秒/1ooccより小さいか、透湿度が60
00II/−・24hr  より大き込場合では液漏れ
が懸念されるし、同時に引裂強度等の物性が低下して好
ましくない。また、引張強度が50に#/cdより小さ
いか、引裂強度が50Iより小さい場合では破れ易く、
逆に引張強度および引裂強度は高す方が望ましいが、引
張強度が400−/−より大きいか、引裂強度bt25
01より太き“い場合では、透湿性が低下するとと41
に柔゛軟性を損うため装着時kj?e−する肌へのフイ
ット性が低下する。本発明の使い捨ておむつ用バックシ
ートは、特に1軸及び2軸方向の引張強度および引裂強
度がそれぞれ50Kf/−および50g以上であること
が該バックシートに付着させるテープの剥離性が改良さ
れるため好適である。また1本発明のシートは柔軟度が
201mより小さい場合には、強度低下が著しく、破れ
易い等の欠陥が発生し易く、また柔軟度が60−より大
きい場合にはごわごわとした感じがして、装着時のフィ
ツト性が低下して好ましくない。さらK、本発明のシー
トは厚さが20μより薄いと強度が劣り、逆に80μよ
り厚(なると柔軟性に乏しくなり、使い捨ておむつ用バ
ックシートとして適さな(なる。その他の物性としては
、JIBL1092  法による耐水圧が500011
@H20以上であることが好ましbo 上記した物性を有する本発明の使い捨ておむつ用バック
シートは、ポリオレフィン樹脂と充填剤およびシリコー
ン油及び/又はポリグリセリン脂肪酸エステル系界面活
性剤よりなる組成物をシート状に成形後、2軸延伸する
方法により好適に得られる。
本発明に用いるポリオレフィン樹脂としてハ、エチレン
、フロピレン、ブテン−1等、オレフィン類の単独重合
体あるいは共重合体が特に制限なく用いられるが、中で
も中密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンが好ま
しく、特に密度が0.910〜0.940.9/−でメ
ルトフローインデックス(MFI)#to、1〜10j
l/10分、好ましくは0.1〜5Ii/10分の線状
低密度ポリエチレンが好ましく用いられる。また1本発
明においては。
上記した線状低密度ポリエチレンに1例えば高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1等の1種以
上を少量添加、混合することも可能で、該添加、混合に
より得られる延伸シートの厚さが調整でき、特に引張・
引数強度、柔軟性等の物性を任意に調節することが出来
る。      。
本発明KJfl込る充填剤は特に制限されないが、通常
ゴム又はプラスチック中に混合される充填剤1例えば炭
酸カルシウム、石膏、亜硫酸カルシウム、りん酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、硫
酸マグネシウム、水和珪酸、無水珪酸、ンーダ灰、塩化
ナトリウム、硫酸バリウム、クレー。
各種セメント、火山灰、シラス、酸化チタン。
酸化鉄、カーボンブラック、種々の金属粉。
その他の無機物または無機物を主体とする有機物金属塩
等であり、一般に5μ以下、49に0.1〜3μ程変の
平均粒径を有する粉粒体として用いる。この平均粒径が
大きすぎる充填剤を用いた場合には、得られる延伸シー
トの孔の緻密性が低下し耐水性が劣る。また平均粒径が
小さすぎる充填剤を用いた場合には、延伸ムラを生じゃ
すぐ良好な多孔性シートが得られない。充填剤の配合割
合は、ポリオレフィン樹脂100重量部に対して50〜
400重量部、好ましくは60〜300重量部であす、
50重量部より少ない場合には得られる多孔性シートの
連通孔が少なくなるため透湿性が小さくなるし、また4
00重量部以上ではシート状物の成形および延伸が困難
になる。
本発明に用いられるシリコーン油は、一般にポリオレフ
ィン樹脂の溶融温度で揮発しない程度の耐熱性を有する
本のであれば特に制限されないが、中でも粘度が50〜
50QOOOセンナストローク(cat)、好ましくは
500〜100.000cstのものが好適で、例えば
ポリジメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサ
ンなどが好ましく用いられる。また、ポリグリセリン脂
肪酸エステル系界面活性剤としては、グリセリンの脱水
綜合によって得られたポリグリセリンと脂肪酸のエステ
ル化合物であり、通常グリセリンの縮合度が3〜10で
あり、高級脂肪酸例えば自2〜CI7のカルボン酸と部
分乃至全部エステル化された本のをいい、HLBが6以
下、好ましくは3以下の4のが良好なる揮発性を得るた
め好ましく使われる。
本発明においては、上記したシリコーン油。
ポリグリセリン脂肪酸エステル系界面活性剤のうち少な
(とも1種を前記1−九樹脂と充填剤とに配合すること
により、均一な所定の厚みを有する延伸シートを良好に
得ることが出来、ひいては所望の物性を有するシートを
得ることが出来る。かかるシリコーン油及び/又はポリ
グリセリン脂肪酸エステル系界面活性剤の配合量は、ポ
リオレフィン樹脂io。
重量部に対して0.1〜10重量部、%に1〜5重量部
が好ましく、0.1重量部より少ない場合には1軸延伸
時において均一に白化しない、いわゆる延伸ムラが発生
し、また10重量部より多い場合には押出成形性が不均
一となるため均一な厚みのシート状物を得ることが困難
である。
本発明において、ポリオレフィン樹脂組成物の調製は一
般にヘンシェルミキサー等の高速攪拌(混合)機を用い
て、充填剤にシリコーン油及び/又はポリグリセリン脂
肪酸エステル系界面活性剤を添加・混合後、これらの混
合物とポリオレフィン樹脂の粉末又はペレット状物を混
合するか、あるいは上記混合機を用いて、ポリオレフィ
ン樹脂の粉末またはベレット状物と充填剤との混合物に
シリコーン油及び/又はポリグリセリン脂肪酸エステル
系界面活性剤を添加・混合した後、ミキシングロールや
スクリュー押出機により混練して行う。かかる調製にお
いて、少量の安定剤。
顔料あるいは流動性を付与するためのステアリン酸およ
びその金属塩等を同時に或いは別途に混合することも出
来る。
上記したポリオレフィン樹脂組成物をシート状に成形後
、2軸延伸する方法は、例えばインフレーション成形法
やティダイ又は環状ダイを用いる押出し成形法によりシ
ート状物を成形し、次いで例えばロール延伸法により1
軸延伸後、引続きテンター延伸機、エヤーインフレーシ
ョン法、マンドレル延伸法等により2軸延伸する方法等
が特に制限な(用いられる。その中でポリオレフィン樹
脂組成物をエヤーインフレーション法によす筒状シート
に成形後、該シートをロール延伸法により1軸(縦長さ
)方向に延伸し、次かでマンドレル延伸法により2軸(
横)方向に延伸する方法は、 (1)未延伸原反シートの製造方法として、インフレー
ション法による筒状シートの製造方法の方が、T−ダイ
法に比べ厚み精度は着干劣るものの、簡便なダイの回転
により、最終製品の巻姿が良好なものが得られ、かつ、
エツジロスも少ない。
(2)2軸延伸方法として筒状による延伸法の方が、テ
ンタ一方式に比べ設備費が安く、ユーティリティも小さ
くなる等経済的メリットが大きい。
の2点がより%に好適に採用される。
1軸延伸はポリオレフィン樹脂の軟化点以下で1.1〜
2.5倍、好ましくは1.2〜2倍延伸する。マンドレ
ル延伸法は、延伸温度がポリオレフィン樹脂の軟化点以
下の温度で、1.1〜2.5倍、好ましくは1.2〜2
倍延伸する。
このように2軸延伸されたシートはそのま\スリットし
て巻取るか、熱処理によって寸法安定性を向上させた後
スリットして巻取る。
(効果) このようにして得られたシートは、 通気度 500〜5000  秒/100CC透湿度 
1000〜60001/nl 24hr引張強度  5
0に4/cIA〜40ロー/−引裂強度  509〜2
501 柔軟度 20■〜60■ の性質を有する本ので、厚さが20〜80μのものが、
通気性、透湿性、耐水性が良好で柔軟にして縦(MD)
、横(TD)方向とも引張強度、引裂強度に優れたシー
トであり、使い捨ておむつ用バックシートとして好適な
亀のである。
(実施例) 以下、実施例および比較例を示すが、これらの物性測定
は以下に示す方法によって行なったものである。
■ 引張強度および伸度:JIS P8113に準拠し
て測定 (引張速度200m/■)■ 引裂強度:JI
S  L1085  A−1法に準拠して測定 ■ 透湿度;40℃、相対湿度90%で、JIS  Z
0208 に準拠して測定■ 耐水性;JIS L10
92B法(静水圧法)に準拠して測定 ■ 通気度:JIS  P8117 に準拠して測定 ■ 柔軟度:JIS L1079法(クラーク剛軟度試
験法)に準拠して測定 ■ テープ剥離性;シートに巾19mのセロテープをM
D 、TD方向のそれぞれに貼り、すばや〈引剥がした
時の剥れの状態を次の基準で判定した。
■ おむつ装着テスト;成人用おむつ(市販品)のバッ
クシートを第1図のように切り取り、その跡にそれぞれ
サンプルシートを溶着させて、むれ性のテストを行なっ
た。
(評 価) 成人3人にそれぞれ装着し、むれ感が あるかどうか無孔バンクシートを基準として感覚で次の
ように評価した。
実施例1及び比較例1.2 線状低密度ポリエチレン(住友化学■製。
、xjカーkyL FA201−0.MFI=2 )1
00重量部に重質炭酸カルシウム(白石カルシウム■製
、ホヮイトン5sB(赤)、粒径1.2μ)120重量
部およびシリコーンオイル(東芝シリコン■製、T8F
−451。
粘度10000cst)3重量部より成る組成物をスー
パーミキサーで混合し、次いで二軸押出機でベレットと
した。このベレットラスクリユー径50■φ、ダイ径1
50■φのインフレーション押出機を用b、下記の条件
で厚さ50μ、折径380%の筒状シートを成形した。
(押出条件) ・シリンダ一温度 160.170.175℃・アダプ
ター I  180℃ ・ダイ     l  180℃ ・スクリュー回転数 60rpm ・引取速度    10m/m1n 次いで、折りたたまれたシートをロール延伸機を用いて
60℃で1.4倍に一軸延伸した。
更に、この−軸延伸シートを次の構造から成る2軸延伸
機で二輪延伸した。すなわち、2CIPI) 軸延伸装置として繰入れロールによって予熱部及び拡巾
延伸部が1体となったマンドレルが懸垂され、該マンド
レルがエヤリングにより外部加熱され、更に延伸された
シートを引取る引取ロールより成るものである。
この2軸延伸装置により一軸延伸後の折径350■のシ
ートを横方向に80℃で1.4倍に延伸し、冷却して巻
き取った。得られたシートは厚さ40μであり、シート
の実質延伸倍率は1.4 X 1.3倍であった。
また、比較例1.2においてダイリップの厚さを変化さ
せ、比較例1においては厚さ20μ、比較例2Vcおり
ては120μの厚さのインフレーション原反シートを同
様に一軸、二輪延伸した。得られたシートの性質を測定
した結果を表−1に示した。
比較例3,4 実施例1と同じ組成物を実施例1と同じ条件でインフレ
ーション押出した後、それぞれ1.4倍及び2.6倍に
一軸延伸した後、180倍で二軸延伸して巻取った。得
られたシート巾は1.4倍の場合に550■、2,6倍
の場合に315■であった。得られたシートの性質を表
−1に示した。
比較例5.6 市販されている通気性を有する紙おむつ用バックシート
及び無孔性の紙おむつ用バックシートの物性をそれぞれ
表−1に示した。
実施例1及び比較例1〜6の結果より、実施例1は市販
の通気性バックシート(比較例5)に比べ横方向の引張
強度、縦方向の引裂強度に優れ、テープ剥離テストを実
施したところ、比較例5は縦方向に容易にテープ剥離試
験により引き裂れたが、実施例1はシートが伸びるだけ
でテープとシートが剥れ裂けることはなかった。また、
実施例1は比較例6及び比較例3に比べおむつ装着試験
におりてあきらかにムレ防止効果があった。また、比較
例1.2においてシートの厚さが薄しと強度低下が認め
られ、厚いと柔軟性に劣った。
比較例4では高延伸倍率であるため、テープ剥離性に劣
った。
実施例2,3.4および比較例7,8 線状低密度ポリエチレン(住人化学■製。
スミカセンL−FA201−0.MFR=2 ’)10
0重量部に重質炭酸カルシウム(白石カルシウム■製、
ホワイトン5sB(赤)、粒径1.2μ)の量を変化さ
せた本のにシリコーンオイル(東芝シリコーン■1ll
j、’r8F−451、粘度6000cst )5重量
部をそれぞれ加え、実施例1と同様にして60℃で縦延
伸した後、筒杖のま\マンドレルに沿わせて80℃で1
.4倍に横延伸した。
得られた結果を表〜2に示す。
実施例5.6.7および比較例9,10線状低密度ポリ
エチレン(住友化学■製。
スミカセンL、VFR=2)90重量部と高密度ポリエ
チレン(昭和電工■製、ショーレックスN5008 、
MFR=0.9 )10重量部の樹脂混合物100重量
部に重質炭酸カルシウム(白石カルシウム■製、ホワイ
トン5SB(赤)1.2μ)100重量部及びシリコー
ンオイル(東芝シリコーン■製、T8F−433,粘度
450cst)5重量部より成る組成物を実施例1と同
様にして造粒し、押出シートを成形後に一軸延伸倍率を
変化させ、更に実施例1と同様に二軸延伸した。得られ
た結果を表−3に示した。
得られた結果より、比較例9では得られた延伸シートは
厚み精度がや\劣り、透湿性も低かった。実施例5.6
.7ではいずれも良好なる強度、透湿性を有1−ていた
。比較例10は引裂強度に劣りテープ剥離性に劣った。
実施例8.9および比較例11.12 実施例5と同じ配合割合で同様に押出成形後、60℃で
一軸延伸を1.5倍に一定にした後、筒状マンドレルの
予熱部の径を一定圧して、マンドレル拡中部の最大波中
部の比を16倍、2,2倍、5.4倍にして、横延伸を
行なった。結果を表−3に示す。実施例8.9では良好
なる性質を有する延伸シートが得られたが、比較例12
の6.4倍のマンドレルでは延伸が困難ですぐに破断し
た。また比較例11は一軸延伸だけのシートで、このシ
ートは通気性および透湿性が低かった。
実施例10〜14および比較例16〜15線状低密度ポ
リエチレン(住人化学■製。
スミカセンL、FA−201−0,MFR=2)100
重量部に対1.、炭酸カルシウム(白石カルシウム■製
、ホワイトンssB、粒径1.2μ)120Ji量部を
加え、更にシリコーンオイル(東芝シリコーン■lft
、TSF451i0000)、デカグリセリルデカイン
ステアレー ト(日光ケミカルズ■製、デカグリン1O
−Is)の添加量を変化させて実施例1と同様にして二
軸延伸した。結果を表−4に示した。比較例13は、−
軸延伸において延伸ムラが大きく均一に白化したシート
が得られなかった。また、比較例14.15は、押出に
おいて厚み精度が悪く、二軸延伸部で破断が起こり二軸
延伸シートが得られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、おむつ装着テストに用するおむつの概略図を
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)通気度500〜5000秒/100c.c.、透湿
    度1000〜6000g/m^2・24hr、引張強度
    50〜400Kg/cm^2、引裂強度50〜250g
    、柔軟度20〜60mmおよび厚さ20〜80μである
    ポリオレフィン製の2軸延伸シートよりなる使い捨てお
    むつ用バックシート 2)ポリオレフィン樹脂100重量部、充填剤50〜4
    00重量部およびシリコーン油及び/又はポリグリセリ
    ン脂肪酸エステル系界面活性剤0.1〜10重量部より
    なる組成物をシート状に成形後それぞれ延伸倍率1.1
    〜2.5倍で1軸および2軸方向に延伸することを特徴
    とする使い捨ておむつ用バックシートの製造方法 3)筒状シートに成形後、該シートを縦(長さ)方向に
    1.1〜2.5倍に延伸し、次いでマンドレル延伸法に
    より横方向に1.1〜2.5倍延伸した特許請求の範囲
    第2項記載の使い捨ておむつ用バックシートの製造方法
JP61123265A 1986-05-30 1986-05-30 使い捨ておむつ用バックシートの製造方法 Granted JPS62282003A (ja)

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