JPS62281578A

JPS62281578A - 時間軸誤差補正方式

Info

Publication number: JPS62281578A
Application number: JP61125304A
Authority: JP
Inventors: Michiyuki Sugino; 道幸杉野; Soichi Iwamura; 岩村　総一; Hiromoto Katayama; 片山　浩誠
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-05-29
Filing date: 1986-05-29
Publication date: 1987-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明（産業上の利用分野）本発明は、例えばビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）の再
生時に発生する時間軸誤差の補正方式に関する。

（従来の技術）ＶＴＲの如（テープ・ヘッド系をＦＭ信号伝送路として
用いている装置では再生時に時間軸誤差（ジッタと称す
）が発生するので補正する必要がある。このジッタ補正
処理で必要となる基準位相信号は予め記録側で付加され
る。一方、近時高品位テレビの研究開発が行われており
、その中で高品位テレビの信号を帯域圧縮する方式の１
つとしてＭ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　（Ｍｕｌｔｉｐｌｅ　５ｕｂ
−Ｎｙｑｕｉｓｔ　Ｓａｍｐｌｉｎｇ　Ｅｎｃｏｄｉｎ
ｇ）方式がＮＺされている。このＭＵＳＥ信号は、輝度
・色度ライン時分割カラー伝送信号であり、輝度信号の
水平帰線期間に時間圧縮色差信号を挿入するため実効水
平同期パルス幅、水平帰線期間が著しく狭くなるという
特徴がある。このため、この種のＭＵＳＥ信号をＶＴＲ
で記録、再生する場合のジッタ補正方式は新たに考える
必要がある。

従来、ＭＵＳＥ信号に対するジッタ補正方式として以下
に示す２つの方式が発表されている。

（１）ＭＵＳＥ信号を時間圧縮して空いた期間に、水平
同期信号とバースト信号を挿入する方式（バースト挿入
部造成方式）。

（２１ＭＵＳＥ信号に小振巾・単一周波数のパイロット
信号を重畳する方式（パイロ・ノド重畳方式）。

（発明が解決しようとする問題点）しかるに、バースト挿入部造成方式は記録側にて時間圧
縮処理が必要であるので、アナログ／デジタル（Ａ／Ｄ
変換）、Ｄ／Ａ変換等の処理回路が不可欠となりコスト
アップにつながるという問題がある。一方、パイロット
重畳方式ではパイロット信号とＭＵＳＥ信号との重畳記
録のため、両信号の振幅制限が必要となり、ＭＵＳＥ再
生信号のＳ／Ｎ比の低下をきたす。特に、再生時にパイ
ロット信号のＳ／Ｎ比が充分にとれないので、基準位相
の検出時に時間軸誤差が発生しやすく、残留ジッタが増
えるという問題がある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、再生時に発生する時間軸誤差を補正するため
の方式であって、記録映像信号の水平ブランキング間開
の一部若しくは全部を同期信号に置換した後に周波数変
調して得たビデオＦＭ信号の前記水平ブランキング期間
内に基準位相バースト信号を挿入して記録媒体に記録し
、再生時前記基準位相バースト信号を抽出し、この基準
位相バースト信号をもとに時間軸誤差補正用制御パルス
を発生する方式である。

（実施例）以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図及び第４図は、本発明に係る時間軸誤差補正方式
をＭＵＳＥ信号を記録、再生するＶＴＲに適用した場合
を説明する図であり、第６図及び第７図はＭＵＳＥ信号
を取扱わない一般のＶＴＲにおいて、本発明に係る方式
を適用した場合の特徴を説明する図である。

第１図において、約７００ｎｓｅｃの短い水平ブランキ
ング期間（ＭＵＳＥ　　ＨＤ期間）を有するＭＵＳＥ信
号■は同期置換回路１に人力され、ここで前記水平ブラ
ンキング期間が負極性向１す１信号に置換えられる（信
号■）。この信号■はＦＭ変調回路２で変調された後（
信号■）、バースト挿入回路３によって前記水平ブラン
キング期間の一部を基準バースト信号に置換えられる（
信号■）。

この信号■は磁気ヘッド４によってビデオテープに記録
される。

一方、再生時には、磁気ヘッド４によって再生されたＦ
Ｍ信号が、ＦＭ復調回路５によって復調され（信号■）
、同門検出回路６で前記復調信号■に含まれている負極
性同期信号の立下り７が検出される。さらに、バースト
ゲート発生回路８ではＦＭ信号中に存在する前記基準バ
ースト信号を抽出するためのゲート信号が作られる（信
号■）。

また、前記立下り７を受けたウィンドウ発生回路９は、
復調映像信号を後述する時間軸誤差補正装置２０のメモ
リ２１に書込み開始の位相を指令する基準位相信号■（
書込みスタートパルス）を抽出するだめのデート信号■
を発生する。前記信号■はＡＮＤゲート１０に供給され
、Ｆ　Ｍ　（ｉ８号中の基準バースト信号が抽出され、
帯域通過形フィルタ１１及び波形整形回路１２を介して
Ｓ／Ｎ比が高められて（信号■）、前記信号■を抽出す
るためのＡＮＤゲート１３に入力されている。

第３図は、デジタル形時間軸誤差補正装置の一例を示す
ブロック図である。

同図は、第１図で説明した信号■、■を受けてジッタ補
正後の映像信号を出力する装置であり、第１図における
同期検出回路６からＡＮＤゲート１３までの構成素子を
基準位相検出回路２２として表している。

第３図において、前記再生映像信号■の１水平走査期間
（ＩＨ）毎に前記基準位相検出回路２２によって基準位
相が検出され、位相ロックループ２３でＩＨ前の基準位
相で位相同期させた書込みクロック（Ｗｃｋ）を、′八
に分周して得られる位相参照用信号（ＷＣｋ八）との位
相比較が行われ、信号■はＷＣｋによってＡ／Ｄ変換回
路２４を介してサンプリングされデジタル信号に変換さ
れて、メモリ２１に書込まれる。

メモリ２１に記憶された信号は、安定したクロック（Ｒ
ｃｋ）によって読出され、Ｄ／Ａ変換回路２５と低域通
過形フィルタ２６でもとのアナログ映像信号に変換され
て出力される。また、前記メモリ２１の書込み、読出し
のアドレスは前記基準位相信号■、Ｗｃｋ及びＲＣｋを
もとにメモリアドレスカウンタ２７によって設定されて
いる。

ところで、ＭＵＳＥ方式に用いられるＭＵＳＥＨＤ信号
は、１水平走査期間毎に異なっているので、本例では記
録時に水平ブランキング期間を全部同期信号に置換えず
に、ＨＤ信号の一部を第５図に示すようにＨＤマーカ３
０として残しており、第４図はこのＦ（Ｄマーカ３０を
もとにＭｔＪＳＥＨＤ信号の復元を行うための回路構成
を示している。

第４図は、前記メモリ２１とＤ／Ａ変換回路２５間の構
成を示している。

ＲＯＭ３１にはＭＵＳＥ　　ＨＤ信号が予め記憶されて
おり、前記メモリ２１から読出したデジタル信号のＨＤ
期間のデータは、ＨＤマーカ３０を受けてＲＯＭ３１か
らのデータと置換するように構成している。すなわち、
ＨＤマーカレベル検出回路３２は、メモリ２１からの読
出しデータ０（その内容は［相］′）中からＨＤマーカ
３０を検出し、マーカ検出信号■を発生し、この信号０
が発生されている期間（ＨＤ期間−ＨＤマーカ期間）中
は、前記ＲＯＭ３１からのデータ＠がデータセレクタ３
３からＤ／Ａ変換回路２５に人力されるように処理して
いる。この結果、Ｄ／Ａ変換回路２５からはＭＵＳＥ　
　ＨＤ信号が復元され、本来のＭＵＳＥ信号となる。

次に、第６図（ａｊ、　（ｂｌ及び第７図（ａｌ、　（
ｔｅｌを参照して本発明に係る時間軸誤差補正方式をＭ
　Ｕ　Ｓ　Ｅ信号用ＶＴＲ以外のＶＴＲに適用した場合
について説明する。

従来の方式は、バースト付加４０された後にＦＭ変調４
１され、ＦＭ伝送路であるテープ・ヘッド系４２を経て
ＦＭ復？Ａ４３されている。そして、同期信号及びバー
スト抽出はＦＭ復調後行われている。一方、本発明の方
式はＦＭ変調４１後にバーストが挿入され、ＦＭ復調４
３前にバーストが抽出される点が異なる。

このため、従来の方式でのバースト信号のＦＭ変調後の
周波数スペクトルは第７図（ｂ）のＯ印となる。同信号
を再生すると同図（ｂｌ・印の如くなり、復調後のバー
スト信号は波形歪みを受ける。この波形歪みはへ・ノド
・テープ系における位相特性や電磁変換特性によって生
じる側帯波の不平衡現象の影響を受けるからである。こ
れに対して、本方式ではＦＭ変調後に単一周波数のバー
スト信号を挿入しているので側帯波は発生せず、第７図
ｆａｒに示す如く単一のスペクトルを有することになる
。

従って、本方式を適用すればバースト信号の波形歪みの
発生を防止できる。

（発明の効果）以上述べたように、本発明によれば、ＭＵＳＥ信号など
水平ブランキング期間が極めて狭い信号を記録再生する
場合、ヘースバンドでは２〜３サイクルしか入らない基
準バーストを、ビデオＦＭ信号ではバースト周波数を２
〜３倍高くとれるので６〜８サイクル程度に増やすこと
ができる。また、バースト周波数は高域周波数になるの
で、１サイクル周期が短くなり、その結果検出精度も向
上するため、ジッタのある映像信号の基準位相を精度よ
（抽出でき、残留ジッタの少ない時間軸誤差補正装置を
提供することができる。さらに、ヘッド・テープ系で生
じる不平衡現象に起因する波形歪みが防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る時間軸誤差補正方式をＭＵＳＥ信
号を扱うＶＴＲに適用した場合のブロック図、第２図は
第１図の各部の波形を示すタイミング図、第３図はデジ
タル形時間軸誤差補正装百の一例を示すブロック図、第
４図はＨＤマーカをもとにＭＩＪＳＥ　　ＨＤ信号を復
元する処理系を示すブロック図、第５図は第４図の各部
の波形を示すタイミング図、第６図（ａ）は本発明の詳
細な説明するブロック図、第６図（ｂ）は従来の方式を
説明するブロック図、第７図（ａｌは本発明の方式を用
いた時のバースト信号のＦＭ復調後の周波数スペクトル
を示す図、第７図ｆｂ）は従来の方式を用いた時のバー
スト信号のスペクトルを示す図である。 ■・・・同期置換回路３・・・バースト挿入回路２０・・・時間軸誤差補正装置　　２１・・・メモリ２
２・・・基準位相検出回路　　　３１・・・ＲＯＭ３２
・・・ＨＤマーカレベル検出回路第４図　　　　　　　　＠５図

Claims

【特許請求の範囲】

１）再生時に発生する時間軸誤差を補正するための方式
であって、記録映像信号の水平ブランキング期間の一部
若しくは全部を同期信号に置換した後に周波数変調して
得たビデオＦＭ信号の前記水平ブランキング期間内に基
準位相バースト信号を挿入して記録媒体に記録し、再生
時前記基準位相バースト信号を抽出し、この基準位相バ
ースト信号をもとに時間軸誤差補正用制御パルスを発生
することを特徴とする時間軸誤差補正方式。