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JPS62277382A - インド−ル誘導体、その製造法及び用途 - Google Patents

インド−ル誘導体、その製造法及び用途

Info

Publication number
JPS62277382A
JPS62277382A JP26980386A JP26980386A JPS62277382A JP S62277382 A JPS62277382 A JP S62277382A JP 26980386 A JP26980386 A JP 26980386A JP 26980386 A JP26980386 A JP 26980386A JP S62277382 A JPS62277382 A JP S62277382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
hydrogen atom
lower alkyl
different
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26980386A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Hosoi
正明 細井
Kenji Matsuyama
松山 研治
Hiroshi Takeshita
寛 竹下
Kenji Niiyama
健治 新山
Susumu Nakagawa
晋 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MSD KK
Original Assignee
Banyu Phamaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Banyu Phamaceutical Co Ltd filed Critical Banyu Phamaceutical Co Ltd
Publication of JPS62277382A publication Critical patent/JPS62277382A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Li上二皿里遣ヱ 本発明は医薬の分野、さらに詳細には哺乳動物の胃又は
−二指腸潰瘍の治療剤として有用な新規インドール誘導
体、それらの製造法及び胃又は十二指腸潰瘍の治療剤と
しての用途に関するものである。
従来伎術 胃腸疾患、特に胃及び−二指腸の潰瘍の治療法の一つと
して、胃酸分泌抑制作用を有する薬剤を投与することが
行われている。その際に使用ざ机る薬剤としてはヒスタ
ミンH2受容体拮抗剤であるシメチジン(Cimeti
dine)  [メルク・インデックス()4erck
 Index)第10版 )1onograph No
、 2254参照1等が挙げられている。また近年、胃
壁細胞において、カリウムイオンで活性化される性質を
有するH” 、K”−ATPascが胃酸分泌を司って
いることが見いだされ、この酵素の阻害剤も又有用な胃
酸分泌抑制剤となり(ηることが明らかにされた。[医
学のあゆみ、第128巻、296頁(1984年);最
新医学、第37巻、481頁(1982年)参照]この
H” 、K”−ATPasc阻害作用を有する化合物と
してはオメプラゾール(Omeprazole)に代表
されるベンズイミダゾール誘導体[特開昭54−141
783号公報参照]が挙げられる。また該ベンズイミダ
ゾール誘導体のあるものは胃腸細胞保護作用を有するこ
とが知られている〔特開昭57−53406号公報参照
]。
発明が解決しようとする問題点 シメチジンに代表されるヒスタミンH2受容体拮抗剤及
びオメブラゾールに代表されるH+K  −A T P
 ase阻害剤は強い胃酸分泌抑制作用を有するがゆえ
に、すぐれた治療効果を示す。しかし、完治により該薬
物の投与をやめると、潰瘍が再発する傾向が強く、抗潰
瘍剤として十分であるとはいえない。
問題点を解決するための手段 そこで本発明者らは、再発防止効果を有し、かつ長期投
与の可能な抗潰瘍剤を開発すべくインドール誘導体に注
目して鋭意研究した結果、後記の薬理試験例で示される
如く、胃酸分泌抑制作用と胃腸細胞保護作用を併せもつ
インドール誘導体を見い出し、本発明を完成した。
本発明は、一般式 [式中、R1は同−又は異なってもよく、水素原子、水
酸基、アミノ基、カルボキシル基、ニトロ基、アルカノ
イル基、低級アルコキシ基又はヒドロキシ低級アルキル
基、R2は水素原子、アラルキル基又はアロイル基、R
3は式ニーNRaRbで表される基(但し、R及びRb
は同−又は異なってもよく、水素原子、低級アルキル基
又はアラルキル基、更には、両者が豆いに結合して隣接
する窒素原子と共に5ないし7員環を形成してもよい)
、R4は同−又は異なってもよく、水素原子又は低級ア
ルキル基、pは1.2.3又は4の整数、qは1.2又
は3の整数をそれぞれ示す]で表される化合物又はその
塩、その製造法及び該化合物を有効成分とする抗潰瘍剤
に関する。
次に本明細書中に記載された各種用語について説明する
低級アルキル基とは、例えばメチル基、イソブチル基、
5ec−ブチル基、℃−ブチル基、ペンチル基、イソペ
ンチル基、ヘキシル基等の1ないし6個の炭素原子から
なる直鎮状又は分校状のアルキル基である。
低級アルコキシ基とは、例えばメトキシ基、エトキシ基
、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソ
ブトキシ基、5ec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、ペ
ントキシ基等の1ないし6個の炭素原子からなる直鎖状
又は分枝状のアルコキシ基である。
アラルキル基とは、例えばベンジル基、フJ、ネチル基
、(1−ナフチル)メチル7i R5の7ないし12個
の炭素原子からなるアラルキル基である。
アルカノイル基とは、例えばアセチル基、プロピオニル
基、ブチリル基等の2ないし6個の炭素原子からなるア
ルカノイル基である。
アロイル基とは、例えばベンゾイル基又はトルオイル基
等である。
びRbは同−又は異なってもよく、水素原子、低級アル
キル基又はアラルキル基、更には、両者が互いに結合し
て隣接する窒素原子と共に5ないし7員環を形成しても
よい)とは、例えばアミノ基、メチルアミノ基、ジメチ
ルアミノ基、イソプロピルアミノ基、プロピルアミノ基
、ブチルアミノ基、t−ブチルアミノ基、エチルアミノ
基、ジエチルアミノ基等のモノ及びジー低級アルキルア
ミノ基、ベンジルアミノ基、フェネチルアミノ基、フェ
ニルプロピルアミン基、N−メチルベンジルアミノ基、
N−エチルベンジルアミノ基、N−メチルフェネチルア
ミノ基、N−エチルフ丁ネチルアミノ基、N−プロピル
フェネチルアミノ基、ジベンジルアミノ基、シフTネチ
ルアミノ基等のアラルキルアミノ基、低級アラルキルア
ミノ基及びジアラルキルアミノ基並びにビ0リジノ基、
ピペリジノ基、ベルヒドロアゼピニル基等の5ないし7
員環の環式アミンである。
一般式[II[]及び[V]においてX 及び×2で表
される脱難性基としては、例えば塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子等のハロゲン原子、例えばベンゼンスルホニ
ルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基等のアリ
ールスルホニルオキシ基、例えばメタンスルホニルオキ
シ基等のアルキルスルホニルオキシ基等が挙げられる。
但し、一般式[V]においてR5がアロイル基の場合に
は、×2:よハロゲン原子に限る。
本発明化合物の塩としては、医薬上許容される適当な酸
との酸付加塩が挙げられる。かかる酸付加塩における酸
としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝
酸等の無機酸;例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、コハ
ク酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、マレイン酸、フェニル酢酸、安息香酸、サリチル酸
、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸等の有R酸;例えばアスパラギン酸、グルタミ
ン酸等のアミノ酸が挙げられる。
本発明により提供される一般式[IIの化合物の具体例
を挙げれば以下のものがある。
1.2−[(5−メチル−4−ピペリジノ−2−ピリジ
ル)メチルチオ]−5−二トロインドール2.2−[(
5−メチル−4−ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチ
オコー6一二トロインドール3.5−アミノ−2−[(
5−メチル−4−ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチ
オコインドール4.6−アミノ−2−[(5−メチル−
4−ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチ第1インドー
ル5.5−アセチル−2−[(5−メチル−4−ピペリ
ジノ−2−ピリジル)メチルチオコインドール 6.6−アセチル−2−[(5−メチル−4−ピペリジ
ノ−2−ピリジル)メチルチ第1インドール 7.5−ヒドロキシメチル−2−[(5−メチル−4−
ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチ第1インドール 8.6−ヒドロキシメチル−2−[(5−メチル−4−
ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチ第1インドール 9.5−ヒドロキシ−2−[(5−メチル−4−ピペリ
ジノ−2−ピリジル)メチルチ第1インドール 10.6−ヒドロキシ−2−[(5−メチル−4−ピペ
リジノ−2−ピリジル)メチルチ第1インドール IL 5.6−シメトキシー2−[(5−メチル−4−
ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチオコインドール 12、N−ベンジル−2−[(5−メチル−4−ピペリ
ジノ−2−ピリジル)メチルチオコインドール 13、N−ベンゾイル−2−[(5−メチル−4−ピペ
リジノ−2−ピリジル)メチルチオコインドール 14.2− ([4−(N−メチルベンジルアミノ)−
2−ピリジル]メチルチオ)インドール15.3− (
[4−(N−メチルベンジルアミノ)−2−ピリジル]
メチルチオ)インドール16−2− ([4−(1−ベ
ルヒドロアゼピニル)−1−ピリジル]メチルチオ)イ
ンドール17、3− ([4・−(1−ベルヒト[]ア
ゼピニル)−1−ピリジル]メチルチオ)インドール次
に本発明化合物の製造法を詳述する。
本発明の化合物[II又はその塩は、 一般式 4I [式中、R1は同−又は異なってもよく、水素原子水酸
基、アミノ基、カルボキシル基、ニトロ基、アルカノイ
ル基、低級アルコキシ基又はヒドロキシ低級アルキル基
、pは1.2.3又は4の整数をそれぞれ示す1で表さ
れる化合物又はその塩を一般式 [式中、R3ハ式ニーNRaR”t’表サすルJ3 (
(tlし、R8及びRbは同−又は異なってもよく、水
素原子、低級アルキル基又はアラルキル基、更には、両
者が互いに結合して隣接する窒素原子と共に5ないし7
員環を形成してもよい)、R4は同−又は異なってもよ
く、水素原子又は低級アルキル基、×1は脱離性基、q
は1.2又は3整数をそ、 れぞれ示す]で表される化
合物またはその塩と反応させ、 一般式[rV] [式中、R1、R3、R4、p及びqは前記の意味を有
する] とし、更に要すれば、 一般式゛ [式中、R5はアラルキル基又はアロイル基、×2は脱
離性基を示す1で表される化合物を反応さゼすることに
より、製造することができる。
化合物[IT]と化合物[I[I]を縮合させる反応は
、例えばメタノール、エタノール、アセトン、テトラヒ
ドロフラン、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等の群から選ばれる親水性有機溶媒中ある
いはこれらの親水性有機溶媒と水との混合溶媒中、0℃
ないし150’C1好ましくは室温ないし100’Cの
温度範囲で塩基の存在下で行うことが好ましい。この際
に使用される塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、例えば炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、例えばトリエチ
ルアミン、ピリジン等の有機アミン等が挙げられる。
この反応により得られる化合物[rV]は、更に要すれ
ば単離若しくは単離することなくそのまま、化合物[V
]と縮合させることができる。その反応条件は化合物[
I[]と化合物[I[[1との縮合反応の反応条件に準
じて行う。
反応終了後、反応液から本発明化合物[I]又はその塩
を単離精製するには、溶媒抽出、再結晶、クロマトグラ
フィー等公知の分離手段により行うことができる。
本発明の原料である化合物 [式中、R1及びpは前記の意味を有する]で表される
化合物は次の方法により製造することができる。
即ち、一般式 [式中、R1及びpは前記の意味を有する1で表される
化合物は5tol le’の方法(Ber、 、第47
巻、2120頁(1914年)又はP、 G、 GaS
Smanらの方法(J、A+++。
chem、 soc、 、第95巻、2718頁(19
73年)二同第96巻、5508頁(1974年)参照
1に従って、アニリン類から製造されたオキシインドー
ル類と、例えば五硫化リン等とを、ベンゼン、トルエン
、ピリジン、テトラヒドロフラン等の溶媒中20ないし
100℃で反応させることによって得られる。なお、中
性溶媒を用いる場合、適当な塩基、例えばトリエチルア
ミン等を反応系に添加することは、反応を速やかに完結
させる上で非常に有効である。
又一般式 [式中、R1及びpは前記の意味を有する1で表される
化合物はP、 G、 cassmanらの方法[J、 
Am、 chem。
SOC,、第96巻、5495頁(1974年)参照]
に従って、アニリン類より製造されたインドール類を用
い、R,L、 N、Harrisonらの方法[TQt
rahedrOn LQtterS 。
4465頁(1965年)参照]により製造することが
できる。また別法として、3−へ〇ゲノインドール類と
チオウレアと反応させ、得られたイソチウ[1ニウム塩
をアルカリで分解するか又は硫化ナトリウム等を反応さ
せることによって61@られ、又反応系内において生成
させ、単雛することなく次の反応に用いることもできる
次に本発明化合物の薬理作用について説明する。
薬理作用 本発明化合物の胃酸分泌抑制作用及び胃腸細胞保護作用
を以下の薬理試験により測定した。
ウサギ胃腸をホモジナズし、超遠心分離によりミクロソ
ームを得た。さらにこのミクロソームを37%ショ糖に
F!451.て遠心分離することにより、低比重の膜画
分を分離し、H” 、K” −ATPaseを得た。こ
のH、K”−ATPase画分ヲ用いて本発明化合物及
びオメブラゾールのH+。
K”−ATPase活性に及ぼす影響を調べた。
その結果は表工に示す。
(以下余白) 表工 SO系雄性ラう1〜(体重200〜2209 )を使用
し、1群8匹として実験する。RObertらの方法[
Ga5troentero+oqy、第77巻、 43
3〜443頁(1979年)参照Jに従いラットを24
時間絶食19時間絶水する。
被験薬物を0.5xカルボキシメチルセル〔1−スに懸
濁し経口投与する。投与30分後に0,2N塩酸=50
 %エタノール(lnj!/rat)を経口投与する。
工タノール塩酸投与1時間後にラットを層殺し、胃を摘
出後食道下部をクリップではさみ十二指腸より1xホル
マリン12.0idを注入後十二指腸をクリップではさ
む。1%ホルマリン中に約10分間固定した後、胃を大
背に沿って切開水洗し、腺背部および幽門部に生じた出
血性びらんの長さをm単位で解剖顕微鏡下に測定する。
上記の方法によって測定した試験結果から各々の被験薬
のED5o(50x有効f!りを算出し、表■に示す。
表■ 上記結果から明らかなように、本発明の化合物は胃酸分
泌抑制作用及び強い胃腸10胞保護作用を示す化合物で
あることが明らかである。
本発明の化合物は抗Wi瘍剤としてヒトその他の吐乳動
物に対する治療のために経口又は非経口投与(たとえば
筋注、静注、皮下投与、直腸投与、経皮投与など)、好
ましくは経口投与することができる。本発明の化合物は
薬剤として用いる場合、経口または非経口投与に適した
種々の形態に製剤することができる。たとえば、本発明
の化合物は、この種の薬剤に通常使用される試形剤、結
合剤、滑沢剤、崩壊剤、防腐剤、等張化剤、安定化剤、
分散剤、酸化防止剤、着色剤、香味剤、緩衝剤等の添加
物を使用して製剤することができる。これらの薬剤はそ
の用途に応じて、固形形態(たとえば錠剤、硬カプセル
剤、軟カプセル剤、顆粒剤、散剤、細粒剤、乳剤、トロ
ーチ錠など)、半固体形態(たとえば坐剤、軟膏など)
及び液体形態(たとえば注射剤、乳剤、懸濁剤、シロッ
プなど)のいずれかの製剤形態に調製することができる
また、使用し得る無毒性の上記添加物としては、たとえ
ば乳糖、果糖、ブドウ糖、でん粉、ゼラチン、炭酸マグ
ネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ケ
イ酸アルミニウム、無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸
マグネシウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース又はその塩、アラビアゴム、ポリエチレングリ
コール、p−ヒドロキシ安息香酸アルキルエステル、シ
[]ツブ、エタノール、プロピレングリコール、ワセリ
ン、カーボワックス、グリセリン、塩化ナトリウム、亜
硫酸ソーダニリン酸ナト1月りム、クエン酸などが挙げ
られる。、薬剤中における本発明の化合物の含有格はそ
の剤形に応じて異なるが、一般に固体及び半固体形態の
場合には5〜100il!1%の濃度で、そして液体形
態の場合には0.1〜10ffl量xの濃度で本発明化
合物を含有していることが望ましい。本発明化合物の投
与量は対象とするヒト、吐乳動物の種類、投与経路、症
状の軽重などにより変えることができるが、通常1日当
り0.01ないし20m97に’lとすることができる
。しかし患者の症状の軽重及び医者の診断に応じて投与
量を軽減することも可能である。
上記投与量は1日1回又は数回に分けて投与することが
できる。
次に実施例により、本発明を更に詳説するが、本発明は
、これにより限定されるものではない。
(以下余白) !−」L−土 実施例1 5.6−シメトキシー2− [(5−メチル−4−ピペ
リジノ−2−ピリジル)メチルチオコインドールの製造 2−メルカプト−5,6−シメトキシインドール42I
rtg(0,20mmo l e )及び2−クロロメ
チル−5−メチル−4−ピペリジノビリジンmF112
52m9(0,20mmole)を含むエタノール溶液
2.0dに水冷下で2N−水酸化ナトリウム水溶液0.
20 mを加えた後、室温にて1時間撹拌した。減圧下
に溶媒を留去した後、残留物に飽和食塩水を加え、クロ
ロホルムで抽出した。有i層を硫酸マグネシウムで乾燥
した後、減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[クロロホルム−メタノール(50:1)
で溶出]により分離wI製して標記化合物76mg(収
率95%)を結晶として得た。
m、 p、:  102〜104℃ rR(にBr、cm −’) : 2938.1596
.1506.1467゜1323、1221.1197
.1143NMR(CDCI3δppm):  1,3
0〜1.80(6H,m)。
2.16(3H,s)、2.60〜3.00(4N、m
)。
3、81 (611,s)、 3.97(2tl、 s
)、 6.39(IH,m)。
6、78(18,s)、6.90(IH,s)、8.2
1(IH,s)。
10.40(ill、br  s) 実施例2〜11 実施例1の方法に準じて、化合物(2)〜(9)を得た
(2)5−ヒドロキシ−2−[(5−メチル−4−ピペ
リジノ−2−ピリジル)メチルチオコインドール m、 p、 :  161〜163℃ I R(KBr、cm”) : 2938.15’l)
9.1503.1446゜1383、1251.122
1.1161NMR(CDCI3.δppm) :  
1.30〜1.80 (6H,+n)。
2.11(311,s)、2.50〜3.00(411
,m)、4.00(28,s)、 6.31(IH,s
)、 6.47(IH,s)、 6.70(IH,dd
、 J=1.8.9.0112)、 6.90(1N、
 d、 J−1,8Hz)、7.00(1H,d、J−
9,0Hz)、7.45(IH。
br s) 、8.12(IH,s)、9.65(IH
,br 5)(3)5−ヒドロキシメチル−2−[(5
−メチル−4−ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチ第
1インドール m、 p、:134〜135℃ 1R(KBr、cm  ) :2938,1599,1
380,1227.1023NMR1023N  、δ
ppm):  1.30〜1.90(6H,m)。
2、15(3H,s)、 2.50〜3.00(4H,
m)、4.00(211,s)、 4.69(211,
s)、 6.47(1tl、m)、 6.53(IN、
s)、6.90〜7.40(2H,m)、7.43(1
H。
s)、 8.18(1fl、 s)、 10.90(I
II、 br 5)(4)5−アセチル−2−[(5−
メチル−4−ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチ第1
インドール m、  p、 :  141〜143℃r R(KBr
、cm−1) : 2944.1671.1602.1
506゜1359.1344,1311.1248NM
R(CDCI   、  δI)Dm):  1.30
 〜2.00(611,m)。
2.20(3H,s)、2.60(3tl、s)、2.
70〜3.10(4H,ml、4.04(2H,s)、
6.59(2N、s)、7.32(111,d、J=9
.6Hz)、7.78(IN、dd、J=1.2゜9、
6Hz)、 8.12 (IH,d、 J=1.2Hz
) 、 8.25(1tl、s)、12.00(1tl
、br 5)(5)5−カルボキシ−2−[(5−メチ
ル−4−ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチオコイン
ドール m、 O,: 220〜222℃ I R(KBr、cm”) : 2965.1B15.
1570.1400゜1360、1270.1245 N M R(D)4SO−d6.δI)I)m) : 
 1.20〜1.80(6N、m)、2.10(3H,
s)、2.50 〜3.0O(4H,m)、4.20(
2H,s)、6.39(1H,s)。
6、46(IH,s)、 7.32(111,d、 J
=9.0Hz)。
7.65  (IH,dd、J−1,8,9,0Hz)
、  8.03(2H,s)、11.95(ill、b
r  5)(6)5−アミノ−2−[(5−メチル−4
−ピペリジノ−2−ピリジル)メチルチオコインドール
m、p、:  158〜160℃ I R(KBr、cm−1) : 2932.1600
.1590.1500゜1449、1419.1254
.1173NMR(D)IsO−d  、δppm):
  1.30〜1.90(6H,m)、2.16(3N
、s)、2.40〜3゜00(4H,m)、3.61(
2tl、s)、4.01(2N、s)、8.19(IH
,III)、 6.41(IH,S)、 6.40〜6
.70(2H,m)、 7.07(1N、 d、 J=
8.411z)。
8.11(18,s)、10.30(1N、br 5)
(7)2− [(5−メチル−4−ピペリジノ−2−ピ
リジル)メチルチオ]−5−二トロインドールm、p、
:  188〜190℃ I R(KBr、cm”) : 2938.1602.
1524.1503゜1476、1455.1335.
1251NMR(0880−d  、δ1)l)III
) :  1.30〜1.806H,m)、2.10(
31h、s)、2.50〜2.90(4H,m)、 4
.20(2N、 s)、 6.55(IH,s)、6.
67(IH,S)、 7.41(IH,d 、J−9,
0112)、 7.94(IH,dd、J=1.8.9
.0Hz)、8.08 (IH,s)。
8.38(1H,d、J−1,8tlz)、12.25
(IH,br 5)(8)2− ([4−(N−メチル
ベンジルアミノ)〜2−ピリジルコメチルチオ)インド
ール油状物 I R(C)IC+3 、 Cm−1) : 3070
.2926.1641.1551゜1458.1407 NMR<CDCl  、  δpalll) :  2
.88(3H,s)、3.95(2H,s)、  4.
39(2tl、s)、6.30〜6.50(3)1.m
)、  6.90〜7.65(9H,m)、8.20(
IH,d) (9)2−[[5−メチル−4−(1−ベルヒト1]ア
ゼピニル)−2−ピリジル]メチルチオ]インドール m、  p、:  186〜189℃ I R(KBr、Cl1l−1) : 2926.28
60.2806.1644゜160g、 1533.1
497.1449NMR(CDCI  、 δI)I)
In):  1.45〜1.88(8N、m)。
2.18(3tl、 s)、3.00〜3.40(4H
,m)、 3.97(2H,s)、 6.44(IH,
s)、 6.47(IH,s)、 6.90〜7.60
(4H,1re)、  a、 09(11I、 s)実
施例10 3−[[4−(N−メチルベンジルアミノ)−2−ピリ
ジル]メチルチオ]インドールの製造5−(3−インド
リル)イソチウ[]ニウム・ヨード塩488Itg(1
,5釦mole)及び2−クロロメチル−4−(N−メ
チルベンジルアミノ)とリジン塩酸塩350mg(1,
27mmole)を含むエタノール溶液3.0!dに水
冷下で2N−水酸化ナトリウム水溶液2、lIn1を加
えた後、室温にて2時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し
た後、クロロホルムで抽出した。
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し、
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロ0
ホルム−メタノール−(50:1)で溶出]により精製
して標記化合物234■(収率51x)を油状物として
得た。
油状物 I R(CHCI  、 cm−1) : 3070.
2926.1641.1551゜1458、1407 NMR(CDCI  、δppm) : 2.76(3
11,s)、 3.81(2H,s)、 4.27(2
11,s)、 6.05(1M、 d。
J=3Hz)、 6.30(1N、dd、J=36Hz
)、6.756.75 (10H,m)、7.97(1
11,d、J=6tlz)。
9、95(IH,s) 実施例11 実施例10の方法に準じて、3−[[5−メチル−4−
(1−ベルヒドロアゼピニル)−2−ピリジルコメチル
チオコインドールを得た。
m、 p、:  204〜209℃ I R(KBr、cm’) : 3226.2938.
1644.1608゜1536、1500.1455 NMR(CDCl3.δpaw):  1.34〜1.
60(8tlm)。
2.10(3H,S)、 2.80〜3.20(4N、
m)。
3.95(211,s)、 5.95(2tl、s)。
6.90〜7.60(4H,m)、7.80(IH,m
)。
実施例12 N−ベンジル−2−[(5−メチル−4−ピペリジノ−
2−ピリジル)メチルチ第1インドール・2塩酸塩の製
造 2−[(5−メチル−4−ピペリジノ−2−ピリジル)
メチルチオコインドール204m5 (0,06mmo
le)のN、N−ジメチルホルムアミド3ml溶液に5
5 %油性水素化ナトリウム4’5IIFjを加え、至
高で10分間撹拌した。次にベンジルブロマイド123
g1g(0,72mmole )を滴下し、さらに1時
間撹拌した。反応液を水で希釈し、酢酸S1チルで抽出
した。
有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した後、減圧濃縮した。この濃縮残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(クロ[1ホルム溶出)により
精製し、目的物を油状物の遊離塩基として得た。この油
状物をエーテルに溶解し、塩化水素エタノール溶液で処
理することにより標記化合物1751rtg(収率58
x)を結晶として得た。
m、p、:  170℃ r R(KBr、cm−’) : 3412.2938
.1635.1533゜1449、1335.1275
.1161. 855. 699NMR(CDCI3.
δpDm):  1.02〜1.80(6H,l1l)
2.10(38,s)、2.30〜2.90(4H,m
)、 3.80(2H,s)、 5.23(’)l、 
s)、 6.17(IH,s)。
6.65(IH,s)、6.80〜7.70(9H,m
)。
8、13(IH,S) 実施例13 N−ベンゾイル−2−[(5−メチル−4−ピペリジノ
−2−ピリジル)メチルチ第1インドール・2塩酸塩の
製造 2− [(5−メチル−4−ピペリジノ−2−ピリジル
)メチルチオコインドール68■(0,20mmole
)のN、N−ジメチルホルムアミド1d溶液に55X油
性水素化ナトリウム15Itgを加え、空温で15分間
撹拌した。次にベンゾイルクロリド351r1g(0,
25mmo+e )を氷冷下に加え、同温で1時間撹拌
した後、反応液を水C希釈し、酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー[クロロホルム−メタノール(50:1)で
溶出]により稍製し、目的物を油状の遊離塩基として得
た。この油状物をエーテルに溶解し、塩化水素エタノー
ル溶液で処理することにより標記化合物35/119 
(収率36x)を結晶として得た。
m、 り、  :92〜94℃ r R(KBr、cm−1) : 3350.2932
.1689.1608゜1500、1362.1302
.1206. 90ONMR(CDCI  、δpl)
Ill) :  1.10〜1.130(6H,m)。
2.10(3H,s)、 2.50〜3.30(4H,
m)。
4.04(2H,s)、6.53(111,s)、6.
63(IH,s)。
6.08 〜7.80(9H,m)、8.09(IH,
s)発明の効果 本発明化合物は胃酸分泌抑制作用及び胃腸細胞保護作用
を兼ね備えていることから、既存の抗潰瘍剤の治療の場
合に見られる、投与中止侵の潰瘍再発といった副作用の
ない抗潰瘍剤として期待されるものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [ I ] [式中、R^1は同一又は異なってもよく、水素原子、
    水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ニトロ基、アルカ
    ノイル基、低級アルコキシ基又はヒドロキシ低級アルキ
    ル基、R^2は水素原子、アラルキル基又はアロイル基
    、R^3は式:−NR^aR^bで表される基(但し、
    R^a及びR^bは同一又は異なってもよく、水素原子
    、低級アルキル基又はアラルキル基、更には、両者が互
    いに結合して隣接する窒素原子と共に5ないし7員環を
    形成してもよい)、R^4は同一又は異なってもよく、
    水素原子又は低級アルキル基、pは1、2、3又は4の
    整数、qは1、2又は3の整数をそれぞれ示す]で表さ
    れる化合物又はその塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[II] 〔式中、R^1は同一又は異なってもよく、水素原子、
    水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ニトロ基、アルカ
    ノイル基、低級アルコキシ基又はヒドロキシ低級アルキ
    ル基、pは1、2、3又は4の整数をそれぞれ示す〕で
    表される化合物又はその塩を、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[III] [式中、R^3は式:−NR^aR^bで表される基(
    但し、R^a及びR^bは同一又は異なってもよく、水
    素原子、低級アルキル基又はアラルキル基、更には、両
    者が互いに結合して隣接する窒素原子と共に5ないし7
    員環を形成してもよい)、R^4は同一又は異なっても
    よく、水素原子又は低級アルキル基、X^1は脱離性基
    、qは1、2又は3の整数をそれぞれ示す]で表される
    化合物またはその塩と反応させ、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] [式中、R^1、R^3、R^4、p及びqは前記の意
    味を有する] とし、更に要すれば、 一般式 X^2−R^5[V] [式中、R^5はアラルキル基又はアロイル基、X^2
    は脱離性基をそれぞれ示す]で表される化合物と反応さ
    せることを特徴とする 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、R^2は水素原子、アラルキル基又はアロイル
    基、R^1、R^3、R^4、p及びqは前記の意味を
    有する]で表される化合物又はその塩の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、R^1は同一又は異なってもよく、水素原子、
    水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ニトロ基、アルカ
    ノイル基、低級アルコキシ基又はヒドロキシ低級アルキ
    ル基、R^2は水素原子、アラルキル基又はアロイル基
    、R^3は式:−NRaRbで表される基(但し、R^
    a及びR^bは同一又は異なってもよく、水素原子、低
    級アルキル基又はアラルキル基、更には、両者が互いに
    結合して隣接する窒素原子と共に5ないし7員環を形成
    してもよい)、R^4は同一又は異なってもよく、水素
    原子又は低級アルキル基、pは1、2、3又は4の整数
    、qは1、2又は3の整数をそれぞれ示す]で表される
    化合物又はその塩を有効成分とする抗潰瘍剤。
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