JPS62270463A - 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 - Google Patents
炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法Info
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〈産業」二の利用分野〉
この発明は高性能を有する炭素繊維強化炭素複合材料の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
〈従来の技術とその問題点〉
炭素IIi維強化炭素複合材料(以下CFRCという)
は主として気相化学蒸着法、液相含浸法によりfil造
されている。
は主として気相化学蒸着法、液相含浸法によりfil造
されている。
CVD法は高温に熱した炭素繊維基材上に減圧下で炭化
水素ガスを接触させ、炭素原子を基材上に沈積させる方
法であり、液相含浸法は炭素繊維基材に液状レジンまた
は溶融ピッチ等の71−リックス材料を含浸させ炭化焼
成する。この時マトリックス材料の揮発成分が抜けるこ
とにより、微細な空孔を生じるため、材料強度を上げる
ためには含浸焼成をくり返す必要がある。
水素ガスを接触させ、炭素原子を基材上に沈積させる方
法であり、液相含浸法は炭素繊維基材に液状レジンまた
は溶融ピッチ等の71−リックス材料を含浸させ炭化焼
成する。この時マトリックス材料の揮発成分が抜けるこ
とにより、微細な空孔を生じるため、材料強度を上げる
ためには含浸焼成をくり返す必要がある。
CVD法、含浸法いずれにおいても複雑かつ長期の工程
を要し、このことがCFRCの高価格の原因の一つとな
っている。このためCFRCは高温強度、化学的安定性
など、すぐれた材質特性があるにも拘らず、現在実用化
されているのは経済的制約の少ない宇宙航空産業の分野
等に限られている。
を要し、このことがCFRCの高価格の原因の一つとな
っている。このためCFRCは高温強度、化学的安定性
など、すぐれた材質特性があるにも拘らず、現在実用化
されているのは経済的制約の少ない宇宙航空産業の分野
等に限られている。
一方、最近繊維強化を行なわない通常の炭素材料におい
ては、液状マトリックス材料を用いずに炭素微粉末を直
接、炭化焼成することにより簡単に炭素材料を製造する
ことが行なわれるようになった。
ては、液状マトリックス材料を用いずに炭素微粉末を直
接、炭化焼成することにより簡単に炭素材料を製造する
ことが行なわれるようになった。
この方法は既に熱処理を行なったマトリックス材料を用
いるために、マトリックスの揮発分が少ないため短時間
の焼成にて高密度の炭素材料を得ることができるという
利点がある。この炭素微粉末を炭素4I維基材に混入し
焼成をすれば、直ちに簡便なるCFRCが製造できるこ
とは誰しも期待するところであるが、実際には炭素1i
1i1Mt基材に炭素粉末を均一に混合することが非常
に困難であり、良好なCFRCを作ることができない。
いるために、マトリックスの揮発分が少ないため短時間
の焼成にて高密度の炭素材料を得ることができるという
利点がある。この炭素微粉末を炭素4I維基材に混入し
焼成をすれば、直ちに簡便なるCFRCが製造できるこ
とは誰しも期待するところであるが、実際には炭素1i
1i1Mt基材に炭素粉末を均一に混合することが非常
に困難であり、良好なCFRCを作ることができない。
このにうな観点から本発明者らは、さきに電気泳動沈積
(電着)を利用して炭素複合材料を製造する方法(特開
昭60−54974号)や、該方法において担体として
熱硬化性樹脂を用いること(特開昭61−21973号
)を提案した。しかしながらこれら上記の方法は炭素1
mN基材に炭素質粉末および担体を析出させる操作を1
回しか行なっていなかった。
(電着)を利用して炭素複合材料を製造する方法(特開
昭60−54974号)や、該方法において担体として
熱硬化性樹脂を用いること(特開昭61−21973号
)を提案した。しかしながらこれら上記の方法は炭素1
mN基材に炭素質粉末および担体を析出させる操作を1
回しか行なっていなかった。
このような従来の方法では炭素41!li維基月に炭素
質粉末および担体を多量かつ均一に析出させるには時間
がかかり、また析出量および均一性には限界があり、両
立させることは不可能である。
質粉末および担体を多量かつ均一に析出させるには時間
がかかり、また析出量および均一性には限界があり、両
立させることは不可能である。
なぜならば、多量に炭素質粉末および担体を析出さぜる
ためには炭素質粉末に対する担体の量を少なくする必要
があり、均一に析出させるためには炭素質粉末に対する
担体の吊を多くする必要があるため、1回の電着て吊お
よび均一性を両立させるような配合系を見出すことは困
難なためである。
ためには炭素質粉末に対する担体の量を少なくする必要
があり、均一に析出させるためには炭素質粉末に対する
担体の吊を多くする必要があるため、1回の電着て吊お
よび均一性を両立させるような配合系を見出すことは困
難なためである。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明者らは上記した従来の炭素111i維強化炭素複
合材料の製造法におCプる欠点を解消すべく、炭素質粉
末および担体を炭素繊維基材上に多量にかつ均一に析出
させることを検討の結果、この発明に至ったものである
。
合材料の製造法におCプる欠点を解消すべく、炭素質粉
末および担体を炭素繊維基材上に多量にかつ均一に析出
させることを検討の結果、この発明に至ったものである
。
即ち、この発明は炭素質の微粉末に液体中でイオン化し
うる担体を吸着させたのち、液体中に分散さ氾、その後
炭素繊維基材と対向電極とを該分散液に浸漬し、炭素繊
維基材と対向電極との間に直流電圧を印加して炭素質粉
末および担体を炭素41i維基材上に析出させて被覆物
を得、この被覆物を乾燥、加熱成形、熱処理および炭化
焼成する炭素繊維強化炭素複合材料の製造法において、
被覆物を臀る際にまず炭素質粉末に対する担体の重量比
が比較的大きなものを析出させ、2回目以降には前回析
出させたものの重量比よりも担体の占める割合が少なく
なっているものを析出させることを特徴とする炭素繊維
強化炭素複合材料の製造方法を提供するものである。
うる担体を吸着させたのち、液体中に分散さ氾、その後
炭素繊維基材と対向電極とを該分散液に浸漬し、炭素繊
維基材と対向電極との間に直流電圧を印加して炭素質粉
末および担体を炭素41i維基材上に析出させて被覆物
を得、この被覆物を乾燥、加熱成形、熱処理および炭化
焼成する炭素繊維強化炭素複合材料の製造法において、
被覆物を臀る際にまず炭素質粉末に対する担体の重量比
が比較的大きなものを析出させ、2回目以降には前回析
出させたものの重量比よりも担体の占める割合が少なく
なっているものを析出させることを特徴とする炭素繊維
強化炭素複合材料の製造方法を提供するものである。
〈作用〉
要するに、この発明は最初に炭素質粉末に対する担体の
重量比が比較的大きなものを析出させ、2回目以降から
は最初に析出させたものの重量比よりも担体の占める割
合が少なくなっているものを析出させるのである。
重量比が比較的大きなものを析出させ、2回目以降から
は最初に析出させたものの重量比よりも担体の占める割
合が少なくなっているものを析出させるのである。
即ち、最初に炭素質粉末に対する担体の重量比が比較的
大きな配合系の電着用分散液を用いることによって基材
に炭素質粉末および担体を均一に析出させる。そして2
回目以降で前回の配合系に含まれる炭素質粉末と担体と
の重量比よりも担体の占める割合の小ざな配合系のもの
を析出させることによって多量なものに仕上げることが
できる。
大きな配合系の電着用分散液を用いることによって基材
に炭素質粉末および担体を均一に析出させる。そして2
回目以降で前回の配合系に含まれる炭素質粉末と担体と
の重量比よりも担体の占める割合の小ざな配合系のもの
を析出させることによって多量なものに仕上げることが
できる。
また、この発明の方法は、炭素質粉末および担体を基材
に均一に析出させることと、多量に析出させることの役
割を夫々の配合系のものに分担させているため、均一か
つ多量に析出させるのに従来の方法より短時間でかつ正
確に行なうことができるのである。
に均一に析出させることと、多量に析出させることの役
割を夫々の配合系のものに分担させているため、均一か
つ多量に析出させるのに従来の方法より短時間でかつ正
確に行なうことができるのである。
〈実施例〉
以下、この発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1
(1) 自己焼結性炭素質粉末とテ乏焼コークス粉末
を重量比で2=1の割合で混合し、平均粒径5 μ η
t と し ノこ 。
を重量比で2=1の割合で混合し、平均粒径5 μ η
t と し ノこ 。
(2)上記粉末をポリアクリロニトリル−アクリル酸系
電着用樹脂および溶剤とよく混練りしたのち水に分散さ
せ、いわゆるアニオン系塗料分散液状態とした。この状
態で炭素粉末と樹脂の比率を重量比で1:5.1:1 5:1の3種類とした。
電着用樹脂および溶剤とよく混練りしたのち水に分散さ
せ、いわゆるアニオン系塗料分散液状態とした。この状
態で炭素粉末と樹脂の比率を重量比で1:5.1:1 5:1の3種類とした。
(3)次にポリアクリロニトリル系炭素繊維布を用意し
、これを陽極とし、対向する陰極どしてステンレス鋼板
を用い、まず炭素粉末:樹脂−1:5の分散液に浸漬し
、単材と被覆物の重量比が1:1となるように約50V
の電圧をよく撹拌混合しながら印加した。その後、炭素
粉末:樹脂−1:1.5:1の分散液で夫々基材:被覆
物−1:2.1:3となるように電着を行なった。電着
時間は金側で10分間であった。
、これを陽極とし、対向する陰極どしてステンレス鋼板
を用い、まず炭素粉末:樹脂−1:5の分散液に浸漬し
、単材と被覆物の重量比が1:1となるように約50V
の電圧をよく撹拌混合しながら印加した。その後、炭素
粉末:樹脂−1:1.5:1の分散液で夫々基材:被覆
物−1:2.1:3となるように電着を行なった。電着
時間は金側で10分間であった。
(4) 上記電着体を100枚積層し、温度200℃
、血圧力20Kg4で10分間加圧成形した。
、血圧力20Kg4で10分間加圧成形した。
(5) このあと、成形体の厚みを保持しながら大気
中で250°C1280℃の各温度で夫々3時間加熱し
、不融化した。
中で250°C1280℃の各温度で夫々3時間加熱し
、不融化した。
(6) この不融化体を不活性雰囲気中で500Kf
iJの血圧下で30℃/hrの昇温速度で1000℃ま
で昇温し、その後100℃/hrの昇温速度で2000
℃まで背温して炭素繊維強化炭素複合材料を得 lこ
。
iJの血圧下で30℃/hrの昇温速度で1000℃ま
で昇温し、その後100℃/hrの昇温速度で2000
℃まで背温して炭素繊維強化炭素複合材料を得 lこ
。
実施例2
(1) ポリアクリロニ1−リル系炭素l1ilfフ
ィラメント糸を用意し、実施例1で用いた炭素粉末:樹
脂−1:5.5:1の電着用分散液中に連続的に供給浸
漬し、これを陽極どし、ステンレス板を陰極として15
0■の電圧を印加し、よく撹拌しながら電着した。電着
後の糸は乾燥機を通過し、80℃の雰囲気で乾燥した。
ィラメント糸を用意し、実施例1で用いた炭素粉末:樹
脂−1:5.5:1の電着用分散液中に連続的に供給浸
漬し、これを陽極どし、ステンレス板を陰極として15
0■の電圧を印加し、よく撹拌しながら電着した。電着
後の糸は乾燥機を通過し、80℃の雰囲気で乾燥した。
基材と被覆物との重量比は1:4であった。
(2)電着された基材糸を10〜50市に切断し、金型
内に充填して温度200°C1面圧力200結べて10
分間加圧成形した。
内に充填して温度200°C1面圧力200結べて10
分間加圧成形した。
(3)その後の不融化、加圧焼成は実施例1と同条件で
行ない、炭素繊維強化炭素複合材料をヤ11こ 。
行ない、炭素繊維強化炭素複合材料をヤ11こ 。
比較例1
(1)実施例1で用いた炭素粉末:樹脂−1:1の電着
用分散液に実施例1で用いたポリアクリロニトリル系炭
素繊維布を浸漬し、実施例1と同条件で電着を行なった
。しかしながら、基I:被覆材−1: 2.sの被覆
物が限界で、時間も30分以上かかった。
用分散液に実施例1で用いたポリアクリロニトリル系炭
素繊維布を浸漬し、実施例1と同条件で電着を行なった
。しかしながら、基I:被覆材−1: 2.sの被覆
物が限界で、時間も30分以上かかった。
(2)上記電着体を115枚積層し、実施例1と同条件
で加圧成形した。
で加圧成形した。
(3)その後の不融化、加圧焼成は実施例1と同条件で
行ない、実施例1と同寸法、同性能の炭素繊維強化炭素
複合材料を得た。
行ない、実施例1と同寸法、同性能の炭素繊維強化炭素
複合材料を得た。
比較例2
(1)比較例1で用いた電着用分散液に、実施例2で用
いたポリアクリロニトリル系炭素vanフィラメント糸
を浸漬し、実施例2と同条件で電着を行なった。
いたポリアクリロニトリル系炭素vanフィラメント糸
を浸漬し、実施例2と同条件で電着を行なった。
しかしながら、実施例2と同じ通電時間では基材と被覆
物との重量比が1:2.6のものしか冑られなかった。
物との重量比が1:2.6のものしか冑られなかった。
そのため実施例2と同小吊の電着された基材糸を得るの
に実施例2の144倍の時間を費した。
に実施例2の144倍の時間を費した。
(2)得られた基材糸を10〜50mmに切断し、金型
内に充填して実施例2と同条件で加圧成形した。
内に充填して実施例2と同条件で加圧成形した。
(3) その後の不融化、加圧焼成は実施例2と同条
件で行ない、実施例2と同寸法、同性能の炭素繊維強化
炭素複合材料を育だ。
件で行ない、実施例2と同寸法、同性能の炭素繊維強化
炭素複合材料を育だ。
〈発明の効果〉
以上の通り、この弁明は基材に対する電着を多段で行な
うことによって、炭素繊維基材に炭素質粉末、および担
体を短時間に多量かつ均一に析出させることが出来た。
うことによって、炭素繊維基材に炭素質粉末、および担
体を短時間に多量かつ均一に析出させることが出来た。
Claims (3)
- (1)炭素質の微粉末に液体中でイオン化しうる担体を
吸着させたのち、液体中に分散させ、その後炭素繊維基
材と対向電極とを該分散液に浸漬し、炭素繊維基材と対
向電極との間に直流電圧を印加して炭素質粉末および担
体を炭素繊維基材上に析出させて被覆物を得、この被覆
物を乾燥、加熱成形、熱処理および炭化焼成する炭素繊
維強化炭素複合材料の製造方法において、被覆物を得る
際にまず炭素質粉末に対する担体の重量比が比較的大き
なものを析出させ、2回目以降には前回析出させたもの
の重量比よりも担体の占める割合が少なくなつているも
のを析出させることを特徴とする炭素繊維強化炭素複合
材料の製造方法。 - (2)炭素繊維基材が単繊維を束ねたひも状のもの、あ
るいは織布、ペーパー不織布の何れかであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の炭素繊維強化炭素複
合材料の製造方法。 - (3)担体がポリアクリロニトリル樹脂誘導体もしくは
熱硬化性樹脂誘導体を改質し、電着可能な樹脂としたも
のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61111295A JPS62270463A (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61111295A JPS62270463A (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62270463A true JPS62270463A (ja) | 1987-11-24 |
Family
ID=14557595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61111295A Pending JPS62270463A (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62270463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018076502A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-17 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 | 炭素繊維強化プラスチックの製造方法 |
-
1986
- 1986-05-14 JP JP61111295A patent/JPS62270463A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018076502A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-17 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 | 炭素繊維強化プラスチックの製造方法 |
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