JPS62265664A - シ−トフイルム用包装体 - Google Patents
シ−トフイルム用包装体Info
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- JPS62265664A JPS62265664A JP10925086A JP10925086A JPS62265664A JP S62265664 A JPS62265664 A JP S62265664A JP 10925086 A JP10925086 A JP 10925086A JP 10925086 A JP10925086 A JP 10925086A JP S62265664 A JPS62265664 A JP S62265664A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C3/00—Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシートフィルム用包装体に関し、一層詳細には
、シートフィルムを収納するトレー台からこのトレー台
のフィルム取出用開口部を被覆する遮光部材を容易に且
つ確実に剥離するよう構成したシートフィルム用包装体
に関する。
、シートフィルムを収納するトレー台からこのトレー台
のフィルム取出用開口部を被覆する遮光部材を容易に且
つ確実に剥離するよう構成したシートフィルム用包装体
に関する。
人体等の被写体に放射線を照射してX線フイルムに放射
線画像を記録し、これを医療上の診断等に役立てるX線
撮影装置が従来から広汎に用いられている。この場合、
X線フィルムを前記X線撮影装置内に遮光状態で装填し
、このフィルムの乳剤面に直接X線を照射して前記被写
体の画像を記録している。
線画像を記録し、これを医療上の診断等に役立てるX線
撮影装置が従来から広汎に用いられている。この場合、
X線フィルムを前記X線撮影装置内に遮光状態で装填し
、このフィルムの乳剤面に直接X線を照射して前記被写
体の画像を記録している。
と、ころで、最近、蓄積性螢光体(輝尽性螢光体)を用
いて被写体の放射線透過像を得る放射線画像記録再生シ
ステムが開発され、特に、前記のような医療分野に広汎
に普及しつつある。
いて被写体の放射線透過像を得る放射線画像記録再生シ
ステムが開発され、特に、前記のような医療分野に広汎
に普及しつつある。
ここで、蓄積性螢光体とは、放射線(X線、α線、β線
、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線
エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射
することにより蓄積されたエネルギに応じた輝尽発光光
を生ずる螢光体をいう。
、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線
エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射
することにより蓄積されたエネルギに応じた輝尽発光光
を生ずる螢光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性螢光体
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を一旦蓄積
性螢光体からなる層を有するシートに蓄、積記録し、こ
の蓄積性螢光体シートをレーザ光等の励起光で走査して
輝尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に
読み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感
光材料等の記録材料、CRT等に可視像として出力させ
るものである。
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を一旦蓄積
性螢光体からなる層を有するシートに蓄、積記録し、こ
の蓄積性螢光体シートをレーザ光等の励起光で走査して
輝尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に
読み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感
光材料等の記録材料、CRT等に可視像として出力させ
るものである。
ここで、記録材料に画像を記録する場合には、画像記録
装置、例えば、画像出力レーザプリンタ装置が採用され
ている。この装置は記録材料である感光性シートフィル
ムをマガジン等を介して収納し、このフィルムを吸着盤
等を含む枚葉機構により1枚ずつ取り出した後、蓄積性
螢光体シートから得られた画像信号に基づいて変調され
たレーザ光を前記フィルムに照射して前記シートに蓄積
記録された画像を露光記録するものである。そして、こ
のフィルムは自動現像装置内に搬送され、現像工程を経
た後、所定の場所に保管されあるいは直接診断等に供さ
れる。
装置、例えば、画像出力レーザプリンタ装置が採用され
ている。この装置は記録材料である感光性シートフィル
ムをマガジン等を介して収納し、このフィルムを吸着盤
等を含む枚葉機構により1枚ずつ取り出した後、蓄積性
螢光体シートから得られた画像信号に基づいて変調され
たレーザ光を前記フィルムに照射して前記シートに蓄積
記録された画像を露光記録するものである。そして、こ
のフィルムは自動現像装置内に搬送され、現像工程を経
た後、所定の場所に保管されあるいは直接診断等に供さ
れる。
ところで、前記画像出力レーザプリンタ装置では、前述
した従来のX線撮影装置と同様に、フィルムを当該装置
内に装填する際前記フィルムに外光が照射されてはなら
ない。フィルムが露光してしまうからである。従って、
一般的に画像記録装置等にフィルムを装填するに際して
は、暗室内で行わなければならないという不都合がある
。
した従来のX線撮影装置と同様に、フィルムを当該装置
内に装填する際前記フィルムに外光が照射されてはなら
ない。フィルムが露光してしまうからである。従って、
一般的に画像記録装置等にフィルムを装填するに際して
は、暗室内で行わなければならないという不都合がある
。
そこで、操作性を向上させるために明室内でのフィルム
の装填が強く望まれ、これを可能にする種々の明室装填
方法が提案されている。実開昭56−5141号にこの
明室装填方法の一例が開示されている。これを第1図に
示す。
の装填が強く望まれ、これを可能にする種々の明室装填
方法が提案されている。実開昭56−5141号にこの
明室装填方法の一例が開示されている。これを第1図に
示す。
すなわち、第1図aは画像記録装置に供給されるフィル
ム包装体1の断面図を示したものであり、このフィルム
包装体lは開口部2aを有する筐体状の遮光容器2を含
み、前記遮光容器2内には当て祇3によって保護された
状態で複数枚の未露光フィルムFが収納されている。ま
た、遮光容器2には開口部2aを光密に閉塞するように
可撓性遮光部材4が貼着され、未露光フィルムFを外光
より保護している。この場合、前記可撓性遮光部材4の
一端部は鉛直方向上方にI旨向して湾曲しており、この
一端部に係止用孔部4aが穿設されている。
ム包装体1の断面図を示したものであり、このフィルム
包装体lは開口部2aを有する筐体状の遮光容器2を含
み、前記遮光容器2内には当て祇3によって保護された
状態で複数枚の未露光フィルムFが収納されている。ま
た、遮光容器2には開口部2aを光密に閉塞するように
可撓性遮光部材4が貼着され、未露光フィルムFを外光
より保護している。この場合、前記可撓性遮光部材4の
一端部は鉛直方向上方にI旨向して湾曲しており、この
一端部に係止用孔部4aが穿設されている。
このように構成されるフィルム包装体lは第1図すに示
すマガジン5に収納され、格納部6によって位置決めさ
れる。ここで、マガジン5にはシャッタ一部材7が設け
られており、シャッタ一部材7の一端部に植設された係
止用突部8に可撓性遮光部材4の孔部4aを係着した後
、マガジン5は図示しない画像記録装置に装填される0
次いで、シャッタ一部材7の他端部がマニュアル操作に
よってマガジン5より引き出される。その結果、可撓性
遮光部材4は孔部4aに係着する係止用突部8の変位に
よって遮光容器2より剥離され、開口部2aが画像記録
装置内において開放される。次いで、この開口部2aを
介して未露光フィルムFが真空吸引器9によって吸着さ
れ、所定の撮影位置に搬送される。
すマガジン5に収納され、格納部6によって位置決めさ
れる。ここで、マガジン5にはシャッタ一部材7が設け
られており、シャッタ一部材7の一端部に植設された係
止用突部8に可撓性遮光部材4の孔部4aを係着した後
、マガジン5は図示しない画像記録装置に装填される0
次いで、シャッタ一部材7の他端部がマニュアル操作に
よってマガジン5より引き出される。その結果、可撓性
遮光部材4は孔部4aに係着する係止用突部8の変位に
よって遮光容器2より剥離され、開口部2aが画像記録
装置内において開放される。次いで、この開口部2aを
介して未露光フィルムFが真空吸引器9によって吸着さ
れ、所定の撮影位置に搬送される。
然しなから、前記の従来技術では、フィルム包装体を収
納するために専用マガジンを使用しなければならない。
納するために専用マガジンを使用しなければならない。
この専用マガジンは繰り返しの着脱に耐え得るように強
固に製造される必要があり、このため、専用マガジン自
体が相当な重量を有することになる。従って、作業者に
とってこの専用マガジンの着脱作業が煩わしいものとな
る欠点が生ずる。しかも、前記専用マガジンはシャッタ
ー機構等を設けているために、かなり高価なものとなっ
てしまう。特に、サイズの異なる種々のフィルムを用い
る場合、夫々のサイズのフィルムに対応する専用マガジ
ンを用意しなければならず、製造コストが大幅に上昇し
て、実際上、経済的に容認され難いという不都合が指摘
される。
固に製造される必要があり、このため、専用マガジン自
体が相当な重量を有することになる。従って、作業者に
とってこの専用マガジンの着脱作業が煩わしいものとな
る欠点が生ずる。しかも、前記専用マガジンはシャッタ
ー機構等を設けているために、かなり高価なものとなっ
てしまう。特に、サイズの異なる種々のフィルムを用い
る場合、夫々のサイズのフィルムに対応する専用マガジ
ンを用意しなければならず、製造コストが大幅に上昇し
て、実際上、経済的に容認され難いという不都合が指摘
される。
さらにまた、フィルムを装置内に装填するために、遮光
部材の端部をシャッタ一部材に係着し、前記マガジンを
装置に装填して後、前記シャッタ一部材を引き出す作業
が必要とされる。
部材の端部をシャッタ一部材に係着し、前記マガジンを
装置に装填して後、前記シャッタ一部材を引き出す作業
が必要とされる。
結局、このようなフィルムの装填作業が煩雑で且つ相当
に時間がかかるものとなる欠点が露呈する。
に時間がかかるものとなる欠点が露呈する。
本出願人は前記の不都合に鑑み、専用マガジンを用いる
ことなく明室内における装置へのフィルムの装填を可能
にしたシートフィルム用包装体を提案した(特願昭第6
1−50038号)。すなわち、この発明によれば、複
数枚のフィルムを積層収納するトレー台に剥離可能に可
撓性のカバー部材を固着すると共に、前記カバー部材は
前記トレー台の一端部で折曲されて前記トレー台を装置
内に装填する際に前記カバー部材の端部が装置の外部に
露呈するようにその長さを選択して構成している。
ことなく明室内における装置へのフィルムの装填を可能
にしたシートフィルム用包装体を提案した(特願昭第6
1−50038号)。すなわち、この発明によれば、複
数枚のフィルムを積層収納するトレー台に剥離可能に可
撓性のカバー部材を固着すると共に、前記カバー部材は
前記トレー台の一端部で折曲されて前記トレー台を装置
内に装填する際に前記カバー部材の端部が装置の外部に
露呈するようにその長さを選択して構成している。
このような構成においては明室内で前記装置内にトレー
台を装填し、遮光した状態でトレー台からカバー部材を
引張剥離することにより、トレー台にフィルム取出用開
口部を画成することが可能となる。結局、簡単な構造で
、しかも、従来使用されていた専用マガジンを不要とす
る軽量で廉価なシートフィルム用包装体を提供すること
が可能となった。
台を装填し、遮光した状態でトレー台からカバー部材を
引張剥離することにより、トレー台にフィルム取出用開
口部を画成することが可能となる。結局、簡単な構造で
、しかも、従来使用されていた専用マガジンを不要とす
る軽量で廉価なシートフィルム用包装体を提供すること
が可能となった。
本発明はこの種のシートフィルム用包装体についてなさ
れたものであって、シートフィルムを収納するトレー台
と、このトレー台のフィルム取出用開口部を被覆する遮
光部材と、前記トレー台と遮光部材との間に介装されて
前記開口部の剥離開始先端側を閉塞する中カバーとから
包装体を構成し、前記中カバーと遮光部材との接合部分
を剥離当初において剥離力が集中するように形成し、こ
れによって、遮光部材の剥離作業を容易とし、前記開口
部を確実に開放することが可能なシートフィルム用包装
体を提供することを目的とする。
れたものであって、シートフィルムを収納するトレー台
と、このトレー台のフィルム取出用開口部を被覆する遮
光部材と、前記トレー台と遮光部材との間に介装されて
前記開口部の剥離開始先端側を閉塞する中カバーとから
包装体を構成し、前記中カバーと遮光部材との接合部分
を剥離当初において剥離力が集中するように形成し、こ
れによって、遮光部材の剥離作業を容易とし、前記開口
部を確実に開放することが可能なシートフィルム用包装
体を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は複数枚のシート
フィルムを積層して収納するトレー台と、前記トレー台
のフィルム取出用開口部を閉塞して前記シートフィルム
を光密に保持する剥離可能な可撓性の第1のカバー部材
と、前記トレー台と第1カバー部材との間にあって前記
第1カバー部材の剥離開始先端側に固着されて前記開口
部の一部を閉塞する第2のカバー部材とからなり、前記
第1カバー部材を剥離する際に、少なくとも剥離当初に
当該’JIB力を集中させる接合点を形成するように前
記第2カバー部材と第1カバー部材とを接合したことを
特徴とする。
フィルムを積層して収納するトレー台と、前記トレー台
のフィルム取出用開口部を閉塞して前記シートフィルム
を光密に保持する剥離可能な可撓性の第1のカバー部材
と、前記トレー台と第1カバー部材との間にあって前記
第1カバー部材の剥離開始先端側に固着されて前記開口
部の一部を閉塞する第2のカバー部材とからなり、前記
第1カバー部材を剥離する際に、少なくとも剥離当初に
当該’JIB力を集中させる接合点を形成するように前
記第2カバー部材と第1カバー部材とを接合したことを
特徴とする。
次に、本発明に係るシートフィルム用包装体について好
適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
第2図において、参照符号10は本発明に係るシートフ
ィルム用包装体を示す、この場合、シートフィルム用包
装体10は複数枚のシート状のフィルムFを収納するト
レー台12と、このトレー台12の開口部14の一部を
被覆する中カバー16と、前記中カバー16並びにトレ
ー台12に一体的に固着して前記フィルムFを光密に保
持する剥離可能な可撓性の遮光用カバー部材18とから
基本的に構成される。
ィルム用包装体を示す、この場合、シートフィルム用包
装体10は複数枚のシート状のフィルムFを収納するト
レー台12と、このトレー台12の開口部14の一部を
被覆する中カバー16と、前記中カバー16並びにトレ
ー台12に一体的に固着して前記フィルムFを光密に保
持する剥離可能な可撓性の遮光用カバー部材18とから
基本的に構成される。
トレー台12は開口部14を有する矩形状の筐体であり
、前記開口部14の周縁部には、斜線で示すように、中
カバー16並びにカバー部材18を、例えば、溶着する
ための固着部分20が形成されている。また、トレー台
12の一端部には当該包装体10を把持するための把持
部22が形成される。
、前記開口部14の周縁部には、斜線で示すように、中
カバー16並びにカバー部材18を、例えば、溶着する
ための固着部分20が形成されている。また、トレー台
12の一端部には当該包装体10を把持するための把持
部22が形成される。
一方、中カバー16はトレー台12の一端部側、すなわ
ち、カバー部材18の剥離先端部側に溶着される。前記
中カバー16の下面部にはその外端縁に沿って第2図の
破線で示すようなコ字状の固着部分24が形成される。
ち、カバー部材18の剥離先端部側に溶着される。前記
中カバー16の下面部にはその外端縁に沿って第2図の
破線で示すようなコ字状の固着部分24が形成される。
中カバー16の上面部にはカバー部材18を溶着するた
めの固着部分26を設けており、この場合、前記固着部
分26は所定の幅員を有し剥離先端部側から両側方向に
いくに従って剥離方向に指向して鋭角的に傾斜形成され
ている。なお、固着部分26の頂部26aは固着部分2
4から内方に設けられている。
めの固着部分26を設けており、この場合、前記固着部
分26は所定の幅員を有し剥離先端部側から両側方向に
いくに従って剥離方向に指向して鋭角的に傾斜形成され
ている。なお、固着部分26の頂部26aは固着部分2
4から内方に設けられている。
さらにまた、カバー部材18はトレー台12の剥離方向
の長さの2倍よりもやや大きめに形成された可撓性遮光
部材で構成される。カバー部材18の下面部にはトレー
台12の固着部分20に剥離可能に溶着するコ字状の第
1の固着部分28と、中カバー16の固着部分26に剥
離可能に溶着する屈曲形状の第2の固着部分30とが形
成される。
の長さの2倍よりもやや大きめに形成された可撓性遮光
部材で構成される。カバー部材18の下面部にはトレー
台12の固着部分20に剥離可能に溶着するコ字状の第
1の固着部分28と、中カバー16の固着部分26に剥
離可能に溶着する屈曲形状の第2の固着部分30とが形
成される。
そして、カバー部材18は第2固着部分30に沿って端
部にいくに従って幅狭となっており、カバー部材18の
端部には所定の幅員を有する把持部31が形成されてい
る。
部にいくに従って幅狭となっており、カバー部材18の
端部には所定の幅員を有する把持部31が形成されてい
る。
本実施態様のシートフィルム用包装体は基本的には以上
のように構成されるものであり、次にその作用並びに効
果について説明する。
のように構成されるものであり、次にその作用並びに効
果について説明する。
そこで、先ず、当該包装体10の製造工程について説明
する。
する。
すなわち、中カバー16とカバー部材18とを夫々の固
着部分26並びに30を一致させて位置決めし、前記固
着部分26と30とを溶着する。次いで、複数枚のシー
トフィルムFを積層収納したトレー台12の固着部分2
0に中カバー16のコ字状固着部分24とカバー部材1
8のコ字状固着部分28とを整合させる。そして、カバ
ー部材18を中カバー16の先端側で折り返し、さらに
、その端部をトレー台12の把持部22から離間する方
向に折り返して前記カバー部材18の把持部31を固着
部分20の内方に収納しておく。そこで、中カバー16
、カバー部材18の固着部分24.28とトレー台12
の固着部分20とを一体的に溶着すれば、前記トレー台
12内に収納されるシートフィルムFは中カバー16並
びにカバー部材18を介して完全に遮光されることにな
る。
着部分26並びに30を一致させて位置決めし、前記固
着部分26と30とを溶着する。次いで、複数枚のシー
トフィルムFを積層収納したトレー台12の固着部分2
0に中カバー16のコ字状固着部分24とカバー部材1
8のコ字状固着部分28とを整合させる。そして、カバ
ー部材18を中カバー16の先端側で折り返し、さらに
、その端部をトレー台12の把持部22から離間する方
向に折り返して前記カバー部材18の把持部31を固着
部分20の内方に収納しておく。そこで、中カバー16
、カバー部材18の固着部分24.28とトレー台12
の固着部分20とを一体的に溶着すれば、前記トレー台
12内に収納されるシートフィルムFは中カバー16並
びにカバー部材18を介して完全に遮光されることにな
る。
この場合、カバー部材18に幅狭な把持部31を形成し
てこの把持部31を固着部分20の内方に収納し、さら
にカバー部材18と中カバー16との接合部分先端に相
当する頂部26a、30aが前記トレー台12の固着部
分20の内方に設けられるため、当該包装体lOの製造
時に前記カバー部材18の不必要な部分がこのトレー台
12に溶着されることがない。
てこの把持部31を固着部分20の内方に収納し、さら
にカバー部材18と中カバー16との接合部分先端に相
当する頂部26a、30aが前記トレー台12の固着部
分20の内方に設けられるため、当該包装体lOの製造
時に前記カバー部材18の不必要な部分がこのトレー台
12に溶着されることがない。
このようにして製造される包装体lOにおいて、カバー
部材18を剥離する作業について以下に詳細に説明する
。
部材18を剥離する作業について以下に詳細に説明する
。
当該包装体10を、例えば、図示しない画像記録装置内
に装填し、前記装置内を遮光した状態で、第3図に示す
ように、カバー部材18の把持部31を把持してこれを
矢印A方向に引張する。
に装填し、前記装置内を遮光した状態で、第3図に示す
ように、カバー部材18の把持部31を把持してこれを
矢印A方向に引張する。
この場合、カバー部材18を引き抜く引張力は前記カバ
ー部材18と中カバー16の溶着部位並びに前記中カバ
ー16とトレー台12の溶着部位に負荷される。ここで
、トレー台12と中カバー16との溶着部位、すなわち
、固着部分20と24とはカバー部材18の引張力向(
矢印A方向)に直交する方何に指向して延在しており、
一方、カバー部材18と中カバー16との溶着部位、す
なわち、固着部分30と26とは前記カバー部材18の
引張方向に直交する方向に対して傾斜している。従って
、前記カバー部材18への引張力はこのカバー部材18
と中カバー16との先端頂部30a、26aの一点に集
中することになる。結局、カバー部材18を剥離する引
張力は固着部分26と30との先端頂部26a、30a
に十分集中して負荷されるため、前記カバー部材18は
些程大きな引張力を必要とすることなく剥離されること
が出来る。
ー部材18と中カバー16の溶着部位並びに前記中カバ
ー16とトレー台12の溶着部位に負荷される。ここで
、トレー台12と中カバー16との溶着部位、すなわち
、固着部分20と24とはカバー部材18の引張力向(
矢印A方向)に直交する方何に指向して延在しており、
一方、カバー部材18と中カバー16との溶着部位、す
なわち、固着部分30と26とは前記カバー部材18の
引張方向に直交する方向に対して傾斜している。従って
、前記カバー部材18への引張力はこのカバー部材18
と中カバー16との先端頂部30a、26aの一点に集
中することになる。結局、カバー部材18を剥離する引
張力は固着部分26と30との先端頂部26a、30a
に十分集中して負荷されるため、前記カバー部材18は
些程大きな引張力を必要とすることなく剥離されること
が出来る。
次いで、固着部分26からの剥離工程を開始した後のカ
バー部材18をさらに引張すれば、前記固着部分26が
鋭角的に傾斜しているため剥離作業が一層容易に達成さ
れる。すなわち、カバー部材18は前記固着部分26並
びにトレ7一台12の固着部分20から容易に剥離され
るに至る。
バー部材18をさらに引張すれば、前記固着部分26が
鋭角的に傾斜しているため剥離作業が一層容易に達成さ
れる。すなわち、カバー部材18は前記固着部分26並
びにトレ7一台12の固着部分20から容易に剥離され
るに至る。
このようにして、トレー台12のフィルム取出用開口部
14を図示しない装置内で開成した後、第4図に示すよ
うに、枚葉機構32が駆動される。
14を図示しない装置内で開成した後、第4図に示すよ
うに、枚葉機構32が駆動される。
このため、包装体10内に収納されているフィルムFは
開口部14に臨む枚葉機構32の吸着盤によって吸引さ
れ、ローラ34a、34bを含む搬送機構を介して所定
の記録部へと搬送される。
開口部14に臨む枚葉機構32の吸着盤によって吸引さ
れ、ローラ34a、34bを含む搬送機構を介して所定
の記録部へと搬送される。
ところで、本実施態様のシートフィルム用包装体lOで
は、カバー部材18と中カバー16との固着部分30並
びに26を先端頂部30a、26aから両側方向にいく
に従って剥離方向に指向して傾斜して形成しているが、
前記固着部分30.26の形状は種々に選択可能である
。この他の実施態様を第5図に示す。
は、カバー部材18と中カバー16との固着部分30並
びに26を先端頂部30a、26aから両側方向にいく
に従って剥離方向に指向して傾斜して形成しているが、
前記固着部分30.26の形状は種々に選択可能である
。この他の実施態様を第5図に示す。
この場合、中カバー16に形成される固着部分36には
前記中カバー16の一側部側に先端頂部36aが設けら
れ、前記頂部36aからカバー部材18の欝1離方向(
矢印A方向)に直交する方向に対して傾斜している。一
方、前記カバー部材18には、前記固着部分36に対応
する固着部分38が形成され、その頂部38aは前記頂
部36aに一致するよう構成されている。
前記中カバー16の一側部側に先端頂部36aが設けら
れ、前記頂部36aからカバー部材18の欝1離方向(
矢印A方向)に直交する方向に対して傾斜している。一
方、前記カバー部材18には、前記固着部分36に対応
する固着部分38が形成され、その頂部38aは前記頂
部36aに一致するよう構成されている。
このような構成において、カバー部材18を矢印A方向
に引張すれば、この引張力は前述した第1の実aL、様
と同様に夫々の頂部36a、38aの一点に集中し、比
較的小さな引張力であってもこのカバー部材18は中カ
バー16から容易に剥離されることが可能となる。
に引張すれば、この引張力は前述した第1の実aL、様
と同様に夫々の頂部36a、38aの一点に集中し、比
較的小さな引張力であってもこのカバー部材18は中カ
バー16から容易に剥離されることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、シートフィルムを収納
するトレー台とこのトレー台のフィルム取出用開口部を
被覆する遮光部材との間にこの遮光部材の剥離開始側に
位置して中カバーを介装し、前記遮光部材と中カバーと
の接合部分が前記遮光部材の剥離方向と直交する方向に
対して傾斜するように構成している。このため、前記遮
光部材をトレー台から#I#する際に、その引張力が接
合部分の一部に集中し、より少ない引張力で極めて容易
に遮光部材を剥離することが出来る。しかも、中カバー
を設けるためにトレー台の形状等に影響されることなく
遮光部材の接合部位を好適に傾斜させることが可能とな
り、種々の異なる包装体であっても前記遮光部材を簡易
に’JJI離してフィルム取出用開口部を確実に開成す
るこが出来る効果が得られる。
するトレー台とこのトレー台のフィルム取出用開口部を
被覆する遮光部材との間にこの遮光部材の剥離開始側に
位置して中カバーを介装し、前記遮光部材と中カバーと
の接合部分が前記遮光部材の剥離方向と直交する方向に
対して傾斜するように構成している。このため、前記遮
光部材をトレー台から#I#する際に、その引張力が接
合部分の一部に集中し、より少ない引張力で極めて容易
に遮光部材を剥離することが出来る。しかも、中カバー
を設けるためにトレー台の形状等に影響されることなく
遮光部材の接合部位を好適に傾斜させることが可能とな
り、種々の異なる包装体であっても前記遮光部材を簡易
に’JJI離してフィルム取出用開口部を確実に開成す
るこが出来る効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではな(、
例えば、遮光用カバー部材と中カバーとの固着部分は前
記カバー部材の剥離方向に直交する方向に対して傾斜す
るならば如何なる形状を呈していてもよい等、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の
変更が可能なことは勿論である。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではな(、
例えば、遮光用カバー部材と中カバーとの固着部分は前
記カバー部材の剥離方向に直交する方向に対して傾斜す
るならば如何なる形状を呈していてもよい等、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の
変更が可能なことは勿論である。
第1図aおよびbは従来技術に係るシートフィルム用包
装体の一部省略縦断面図、 第2図は本発明に係るシートフィルム用包装体の構成を
示す分解斜視図、 第3図は本発明に係るシートフィルム用包装体から遮光
用カバー部材を剥離する際の斜視図、第4図は本発明に
係るシートフィルム用包装体からシートフィルムを枚葉
する際の概略構成断面図、 第5図は本発明に係るシートフィルム用包装体の他の実
施態様を示す一部省略斜視図である。
装体の一部省略縦断面図、 第2図は本発明に係るシートフィルム用包装体の構成を
示す分解斜視図、 第3図は本発明に係るシートフィルム用包装体から遮光
用カバー部材を剥離する際の斜視図、第4図は本発明に
係るシートフィルム用包装体からシートフィルムを枚葉
する際の概略構成断面図、 第5図は本発明に係るシートフィルム用包装体の他の実
施態様を示す一部省略斜視図である。
Claims (3)
- (1)複数枚のシートフィルムを積層して収納するトレ
ー台と、前記トレー台のフィルム取出用開口部を閉塞し
て前記シートフィルムを光密に保持する剥離可能な可撓
性の第1のカバー部材と、前記トレー台と第1カバー部
材との間にあって前記第1カバー部材の剥離開始先端側
に固着されて前記開口部の一部を閉塞する第2のカバー
部材とからなり、前記第1カバー部材を剥離する際に、
少なくとも剥離当初に当該剥離力を集中させる接合点を
形成するように前記第2カバー部材と第1カバー部材と
を接合したことを特徴とするシートフィルム用包装体。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の包装体において、第
1カバー部材と第2カバー部材との接合部分は前記第2
カバー部材の剥離方向と直交する方向に対して傾斜した
状態に形成してなるシートフィルム用包装体。 - (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の包装体
において、第1カバー部材と第2カバー部材との接合部
分を前記第1カバー部材とトレー台の接合部分の内方に
設けると共に、前記第1カバー部材の非接合部分を両側
から切り欠いて把持部を形成し、前記把持部を折曲して
前記第1カバー部材および第2カバー部材とトレー台の
接合部分の内方に収納可能に構成してなるシートフィル
ム用包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10925086A JPS62265664A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | シ−トフイルム用包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10925086A JPS62265664A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | シ−トフイルム用包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62265664A true JPS62265664A (ja) | 1987-11-18 |
Family
ID=14505417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10925086A Pending JPS62265664A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | シ−トフイルム用包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62265664A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02216142A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-29 | Minolta Camera Co Ltd | プリンタのマガジン装填装置 |
US5473400A (en) * | 1991-02-19 | 1995-12-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Resealable film cartridge for a laser imager |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP10925086A patent/JPS62265664A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02216142A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-29 | Minolta Camera Co Ltd | プリンタのマガジン装填装置 |
US5473400A (en) * | 1991-02-19 | 1995-12-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Resealable film cartridge for a laser imager |
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