JPS6224528A - 回路しや断器 - Google Patents
回路しや断器Info
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- JPS6224528A JPS6224528A JP16363485A JP16363485A JPS6224528A JP S6224528 A JPS6224528 A JP S6224528A JP 16363485 A JP16363485 A JP 16363485A JP 16363485 A JP16363485 A JP 16363485A JP S6224528 A JPS6224528 A JP S6224528A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/30—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H9/34—Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
- H01H9/342—Venting arrangements for arc chutes
Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、回路しゃ断器に関するものである。
ハンドルで可動接触子をオンオフすることができるとと
もに、遠隔信号によってもオンオフすることができるリ
モートコントロール式回路しゃ断器にあって、オフ優先
機能を有するものが提案されている。すなわち、第5図
および第6図のように遠隔信号により動作する電磁石7
oで固定接触子71を制御し、ハンドル73およびバイ
メタルを例とする電流検出手段74を有する開閉・トリ
ップ機構75で可動接触子76を制御する。固定接触子
7Iがオン位置にあるときはハンドル73を操作するこ
とにより可動接触子76をオンおよびオフにできるが、
固定接触子71が可動接触子76から離れたオフ位置に
あるときは可動接触子76をオンにしても固定接触子7
1の固定接点77と可動接点78とが接触することがな
い。逆にハンドル73をオンに操作して可動接触子76
をオン位置にしているときは遠隔信号により固定接触子
71の固定接点77を可動接触子76の可動接点78に
接触する状態と離間する状態に制御できるが、ハンドル
73をオフに操作して可動接触子76をオフ位置にする
と電磁石70をいかに駆動しても可動接触子76の可動
接点78が固定接触子71の固定接点77に接触するこ
とがない。
もに、遠隔信号によってもオンオフすることができるリ
モートコントロール式回路しゃ断器にあって、オフ優先
機能を有するものが提案されている。すなわち、第5図
および第6図のように遠隔信号により動作する電磁石7
oで固定接触子71を制御し、ハンドル73およびバイ
メタルを例とする電流検出手段74を有する開閉・トリ
ップ機構75で可動接触子76を制御する。固定接触子
7Iがオン位置にあるときはハンドル73を操作するこ
とにより可動接触子76をオンおよびオフにできるが、
固定接触子71が可動接触子76から離れたオフ位置に
あるときは可動接触子76をオンにしても固定接触子7
1の固定接点77と可動接点78とが接触することがな
い。逆にハンドル73をオンに操作して可動接触子76
をオン位置にしているときは遠隔信号により固定接触子
71の固定接点77を可動接触子76の可動接点78に
接触する状態と離間する状態に制御できるが、ハンドル
73をオフに操作して可動接触子76をオフ位置にする
と電磁石70をいかに駆動しても可動接触子76の可動
接点78が固定接触子71の固定接点77に接触するこ
とがない。
ところで、このようなリモートコントロール弐回路しゃ
断器において、電路に短絡電流が流れると開閉・トリッ
プ機構75がトリ・ノブ動作して第5図から第6図のよ
うに可動接触子76が開極動作する。そのとき、可動接
点78と固定接点77との間にアークが発生すると、第
6図に一点鎖線で示す経路でアーク電流が流れ、その結
果固定接触子71が発熱する。
断器において、電路に短絡電流が流れると開閉・トリッ
プ機構75がトリ・ノブ動作して第5図から第6図のよ
うに可動接触子76が開極動作する。そのとき、可動接
点78と固定接点77との間にアークが発生すると、第
6図に一点鎖線で示す経路でアーク電流が流れ、その結
果固定接触子71が発熱する。
ところが、固定接触子71は合成樹脂製の支持体79に
保持されているため、固定接触子71の発熱により支持
体79が一部溶融したり、支持体79から大量のガスが
発生するという問題が生じ、そのため短絡しゃ断性能を
低下させるという欠点があった。
保持されているため、固定接触子71の発熱により支持
体79が一部溶融したり、支持体79から大量のガスが
発生するという問題が生じ、そのため短絡しゃ断性能を
低下させるという欠点があった。
このような欠点は、前記リモートコントロール式回路し
ゃ断器に限らず、一般の回路しゃ断器も同様である。
ゃ断器に限らず、一般の回路しゃ断器も同様である。
この発明の目的は、固定接触子の支持体の熔融やガスの
発生を低減することができる回路しゃ断器を提供するこ
とである。
発生を低減することができる回路しゃ断器を提供するこ
とである。
この発明は、電源端子と、この電a端子に接続されて合
成樹脂製の支持体に支持された固定接触子と、この固定
接触子の固定接点に接離する可動接点を有する可動接触
子と、前記電源端子に一端が接続されて中間部が前記固
定接触子に分離対向するアーク走行板と、このアーク走
行板の他端部と前記可動接触子の開極位置との間に設け
られた消弧グリッドとを備えたものである。
成樹脂製の支持体に支持された固定接触子と、この固定
接触子の固定接点に接離する可動接点を有する可動接触
子と、前記電源端子に一端が接続されて中間部が前記固
定接触子に分離対向するアーク走行板と、このアーク走
行板の他端部と前記可動接触子の開極位置との間に設け
られた消弧グリッドとを備えたものである。
この発明によれば、アーク走行板の一端を電源端子に接
続してその中間部を固定接触子に分離対向するようにし
たため、オン状態では固定接触子を電流が流れるが、ト
リップ時にアークが発生したときはアークが固定接触子
からアーク走行仮に移行することにより固定接触子にア
ーク電流が流れなくなる。その結果、固定接触子の発熱
が低く抑えられて支持体の溶融やガスの発生を低減する
ことができ、しゃ断性能が低下するのを防止することが
できる。
続してその中間部を固定接触子に分離対向するようにし
たため、オン状態では固定接触子を電流が流れるが、ト
リップ時にアークが発生したときはアークが固定接触子
からアーク走行仮に移行することにより固定接触子にア
ーク電流が流れなくなる。その結果、固定接触子の発熱
が低く抑えられて支持体の溶融やガスの発生を低減する
ことができ、しゃ断性能が低下するのを防止することが
できる。
実施例
この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。すなわち、この回路しゃ断器はリモートコント
ロール式回路しゃ断器であって、電源端子13と、この
電源端子13に接続されて合成樹脂製の支持体21に支
持された固定接触子7と、この固定接触子7の固定接点
6に接離する可動接点5を有する可動接触子2と、前記
電源端子13に一端が接続されて中間部が前記固定接触
子7に分離対向するアーク走行板11と、このアーク走
行板11の他端部と前記可動接触子2の開極位置との間
に設けられた消弧グリッド10とを備えている。
明する。すなわち、この回路しゃ断器はリモートコント
ロール式回路しゃ断器であって、電源端子13と、この
電源端子13に接続されて合成樹脂製の支持体21に支
持された固定接触子7と、この固定接触子7の固定接点
6に接離する可動接点5を有する可動接触子2と、前記
電源端子13に一端が接続されて中間部が前記固定接触
子7に分離対向するアーク走行板11と、このアーク走
行板11の他端部と前記可動接触子2の開極位置との間
に設けられた消弧グリッド10とを備えている。
以下詳細に説明すると、回路しゃ断器の全体は外郭をな
すケースにとその側面開口を閉成するカバーで構成され
る。カバーは第1図の正面側であるため図示を省略して
いる。まず電磁石9は、往復式の電磁石であって、15
は往復動作する両端に接極子15a、15bを有するプ
ランジャ、16はプランジャを摺動自在に支持するコイ
ル枠、17はコイル、18はコイル枠16の外側に配置
された第1のヨーク、19は接極子15b側に対向片を
有する第2のヨーク、20は第1のヨーク1日と第2の
ヨーク19との間に介在されて相互に異磁極を形成する
永久磁石である。プランジャ15の接極子15aが第1
図のように第1のヨーク18に吸引され、接極子15b
が第2のヨーク19に吸引されたときが無励磁の安定状
態であり、コイル17に通電することにより第3図のよ
うに接極子15bが第1のヨーク18に当接するように
プランジャ15が動作する。
すケースにとその側面開口を閉成するカバーで構成され
る。カバーは第1図の正面側であるため図示を省略して
いる。まず電磁石9は、往復式の電磁石であって、15
は往復動作する両端に接極子15a、15bを有するプ
ランジャ、16はプランジャを摺動自在に支持するコイ
ル枠、17はコイル、18はコイル枠16の外側に配置
された第1のヨーク、19は接極子15b側に対向片を
有する第2のヨーク、20は第1のヨーク1日と第2の
ヨーク19との間に介在されて相互に異磁極を形成する
永久磁石である。プランジャ15の接極子15aが第1
図のように第1のヨーク18に吸引され、接極子15b
が第2のヨーク19に吸引されたときが無励磁の安定状
態であり、コイル17に通電することにより第3図のよ
うに接極子15bが第1のヨーク18に当接するように
プランジャ15が動作する。
固定接触子7は、逆U字形をなして合成樹脂製の支持体
21に被さるとともに支持体21の溝22に摺動自在に
保持されている。支持体21はケースKに支持された固
定軸23に軸支され、固定接触子7の固定接点6の裏側
に凹部24を有して凹部24に緩衝ばね25を介在し固
定接触子8をその固定接点7が前進する方向に付勢して
いる。また支持体21の固定軸23に対して凹部24と
反対側に保合用切欠26を有し、この係合用切欠26が
前記プランジャ15の接続部27に設けた軸28に係合
している。したがって、プランジャ15が第1図の安定
状態にあるときは固定接触子7は図の姿勢にあるが、プ
ランジャ15が第3図のように動作すると軸28により
切欠26が押されて支持体21が固定軸23を中心に回
動し固定接触子7が第3図の位置に移動することとなる
。すなわち、このとき固定接点6はオン状態の可動接点
5から離間することとなる。
21に被さるとともに支持体21の溝22に摺動自在に
保持されている。支持体21はケースKに支持された固
定軸23に軸支され、固定接触子7の固定接点6の裏側
に凹部24を有して凹部24に緩衝ばね25を介在し固
定接触子8をその固定接点7が前進する方向に付勢して
いる。また支持体21の固定軸23に対して凹部24と
反対側に保合用切欠26を有し、この係合用切欠26が
前記プランジャ15の接続部27に設けた軸28に係合
している。したがって、プランジャ15が第1図の安定
状態にあるときは固定接触子7は図の姿勢にあるが、プ
ランジャ15が第3図のように動作すると軸28により
切欠26が押されて支持体21が固定軸23を中心に回
動し固定接触子7が第3図の位置に移動することとなる
。すなわち、このとき固定接点6はオン状態の可動接点
5から離間することとなる。
消弧グリッド10はケースにの底部で可動接触子2の開
極側に位置し、その背面側は排気孔29を形成している
。またケースにの消弧グリッド10と反対側に電源端子
13を置設し、その端子板30− は消弧グリッド1
0のアーク走行板11と一体に形成され、このアーク走
行板11が固定接触子7の一端部7a側に分離して相対
向するように配置されている。またアーク走行板11と
固定接触子7の他端部7b側と編組線を実施例とする可
とう電線12により接続されている。
極側に位置し、その背面側は排気孔29を形成している
。またケースにの消弧グリッド10と反対側に電源端子
13を置設し、その端子板30− は消弧グリッド1
0のアーク走行板11と一体に形成され、このアーク走
行板11が固定接触子7の一端部7a側に分離して相対
向するように配置されている。またアーク走行板11と
固定接触子7の他端部7b側と編組線を実施例とする可
とう電線12により接続されている。
開閉・トリップ機構4において、ハンドル1はケースに
の天部の近傍に固定軸32により軸支され、ケースにの
孔31よりその一部が露出している。またハンドル1の
内端部に可動接触子係合用凹部33およびリセット用脚
34を形成している。
の天部の近傍に固定軸32により軸支され、ケースにの
孔31よりその一部が露出している。またハンドル1の
内端部に可動接触子係合用凹部33およびリセット用脚
34を形成している。
35は略逆り字形をしたトリップリンクであり、一端部
がケースKに固定軸36により軸支され、中間部に反転
ばね37の一端を係止し、その近傍にリセット用突起3
8を形成し、他端部に係止用爪39を形成している。可
動接触子2はその中間部が前記反転ばね37の他端に係
止されてその引っ張り作用により第1図で上方に引き上
げられて可動接触子2の上端部が前記ハンドル1の可動
接触子係合用凹部33に係合し、また下端部に前記固定
接点6に対向する可動接点5を設けている。
がケースKに固定軸36により軸支され、中間部に反転
ばね37の一端を係止し、その近傍にリセット用突起3
8を形成し、他端部に係止用爪39を形成している。可
動接触子2はその中間部が前記反転ばね37の他端に係
止されてその引っ張り作用により第1図で上方に引き上
げられて可動接触子2の上端部が前記ハンドル1の可動
接触子係合用凹部33に係合し、また下端部に前記固定
接点6に対向する可動接点5を設けている。
40はラッチリンクであり、上端部がケース15の固定
軸41に軸支され、下端部がL字に折曲されて検出部4
2を形成し、またラッチリンク40の下端部寄りにラン
チ部43を穴または切欠により形成している。係止用爪
39がラッチ部43に係止したトリップリンク35の規
制状態ではハンドル1が第1図の位置のときがオン状態
であり、第2図の状態がオフ状態である。すなわち、反
転ばね37の上端が可動接触子2を横切るとき反転ばね
37の引っ張り作用により可動接触子2が反転動作して
前記動作が達成される。44は可動接触子2の開極状態
のストッパである。
軸41に軸支され、下端部がL字に折曲されて検出部4
2を形成し、またラッチリンク40の下端部寄りにラン
チ部43を穴または切欠により形成している。係止用爪
39がラッチ部43に係止したトリップリンク35の規
制状態ではハンドル1が第1図の位置のときがオン状態
であり、第2図の状態がオフ状態である。すなわち、反
転ばね37の上端が可動接触子2を横切るとき反転ばね
37の引っ張り作用により可動接触子2が反転動作して
前記動作が達成される。44は可動接触子2の開極状態
のストッパである。
電流検出部3はバイメタルを実施例とし、その上端部が
負荷端子14の端子板45の垂直部の上端に固着され、
下端部は前記ラッチリンク40の検出部42の内側に対
向している。電流検出部3の下端部と検出部42の位置
調節は端子板45に設けた調整ねじ46により成される
。そして電流検出部3と可動接触子2とが可とうな電線
47によ°り接続されている。ここで、この回路しゃ断
器の電路を説明すると、一方向にみて、負荷端子14一
端子板45−電流検出部3−を線47−可動接触子2−
可動接点5−固定接点6=固定接触子7−可とう′r!
l線12線端2一端子板3〇−電源端子13゜ なお、48は電磁石9の動作状態を示す発光ダイオード
を実施例とする表示灯、49はその窓、50は調整ねじ
用窓である。
負荷端子14の端子板45の垂直部の上端に固着され、
下端部は前記ラッチリンク40の検出部42の内側に対
向している。電流検出部3の下端部と検出部42の位置
調節は端子板45に設けた調整ねじ46により成される
。そして電流検出部3と可動接触子2とが可とうな電線
47によ°り接続されている。ここで、この回路しゃ断
器の電路を説明すると、一方向にみて、負荷端子14一
端子板45−電流検出部3−を線47−可動接触子2−
可動接点5−固定接点6=固定接触子7−可とう′r!
l線12線端2一端子板3〇−電源端子13゜ なお、48は電磁石9の動作状態を示す発光ダイオード
を実施例とする表示灯、49はその窓、50は調整ねじ
用窓である。
動作について、説明する。第1図はオン状態である。す
なわち、固定接点6と可動接点5とが接触しているため
、電路に前記経路で電流が流れる。
なわち、固定接点6と可動接点5とが接触しているため
、電路に前記経路で電流が流れる。
第2図はハンドル1によるオフ状態で、ハンドル1は第
1図の状態から第2図の状態へ°倒すと、可動接触子2
が反転ばね37の上端部を横切るときに反転ばね37の
引っ張り作用により可動接触子2が反転し、可動接点5
が固定接点6から離間する。可動接触子2はストッパ4
4に係止する。このオフ状態で電磁石9のコイル17に
遠隔信号を加えても固定接点6が可動接点5に接触する
ことがない。
1図の状態から第2図の状態へ°倒すと、可動接触子2
が反転ばね37の上端部を横切るときに反転ばね37の
引っ張り作用により可動接触子2が反転し、可動接点5
が固定接点6から離間する。可動接触子2はストッパ4
4に係止する。このオフ状態で電磁石9のコイル17に
遠隔信号を加えても固定接点6が可動接点5に接触する
ことがない。
第3図は電磁石9によるオフ状態であり、第1図の状態
で電磁石9に遠隔信号を加えるとプランジャ15が第1
図から第3図へ下降動作する。その結果、固定接触子7
は第1図に示すオン状態の可動接触子2から離間し、固
定接点6は可動接点5から離れる。このときも前記ハン
ドルlによるオフの場合と反対にハンドル1を操作して
も可動接点5が固定接点6に接触することがない。すな
わち、これらの動作からあきらかなようにオフ優先機能
が実現されたこととなる。なお、可動接触子2はこのと
きストッパ51に支持される。
で電磁石9に遠隔信号を加えるとプランジャ15が第1
図から第3図へ下降動作する。その結果、固定接触子7
は第1図に示すオン状態の可動接触子2から離間し、固
定接点6は可動接点5から離れる。このときも前記ハン
ドルlによるオフの場合と反対にハンドル1を操作して
も可動接点5が固定接点6に接触することがない。すな
わち、これらの動作からあきらかなようにオフ優先機能
が実現されたこととなる。なお、可動接触子2はこのと
きストッパ51に支持される。
第4図はトリップ状態である。すなわち、前記電路に過
電流が流れると、電流ヰ★出部40が図の状態に湾曲し
、そのためラッチリンク40が反時計方向に回動してラ
ッチ部43が係止用爪39から離れる。トリップリンク
35の係止用爪39が釈放されるとトリップリンク35
は規制解除状態となり、反転ばね37の引っ張り作用に
よりトリップリンク35が固定軸36を中心に図の位置
へ時計方向に回動すると同時に可動接触子2が反時計方
向に回動し、可動接点5が固定接点6から離れ、またハ
ンドル1は図のように中立位置に位置し、もってトリッ
プ状態となり、ハンドル1によりトリップ状態が表示さ
れることとなる。
電流が流れると、電流ヰ★出部40が図の状態に湾曲し
、そのためラッチリンク40が反時計方向に回動してラ
ッチ部43が係止用爪39から離れる。トリップリンク
35の係止用爪39が釈放されるとトリップリンク35
は規制解除状態となり、反転ばね37の引っ張り作用に
よりトリップリンク35が固定軸36を中心に図の位置
へ時計方向に回動すると同時に可動接触子2が反時計方
向に回動し、可動接点5が固定接点6から離れ、またハ
ンドル1は図のように中立位置に位置し、もってトリッ
プ状態となり、ハンドル1によりトリップ状態が表示さ
れることとなる。
また電路に短絡電流が流れると可動接触子2と固定接触
子7の電磁反発力により瞬時に固定接触子7がプランジ
ャ15の吸引力に抗して回動して接点開離が生じ、これ
を追い掛けるように開閉・トリップ機構4が前記のよう
にトリップ動作する。
子7の電磁反発力により瞬時に固定接触子7がプランジ
ャ15の吸引力に抗して回動して接点開離が生じ、これ
を追い掛けるように開閉・トリップ機構4が前記のよう
にトリップ動作する。
これらのトリップ動作において、リセットは中立状態の
ハンドル1をオフ側に倒すと、リセット用脚34でリセ
ット用突起38を押し、トリ、プリンク35の係止用爪
39を復帰状態のラッチリンク40のラッチ部43に係
止することにより規制状態とすることができる。
ハンドル1をオフ側に倒すと、リセット用脚34でリセ
ット用突起38を押し、トリ、プリンク35の係止用爪
39を復帰状態のラッチリンク40のラッチ部43に係
止することにより規制状態とすることができる。
またトリップ時に可動接点5と固定接点6の間にアーク
が発生したとき、可動接触子2例のアーク端は可動接触
子2の開極動作により消弧グリッド10に移行するが、
固定接触子7側のアーク端は固定接点6から固定接触子
7の一端部73よりアーク走行板11に移行して消弧グ
リッド10に走行し、これによりアークが消弧グリッド
10で消弧される。このように、アーク発生時のアーク
電流はアーク走行板11に移行することによって、固定
接触子7および可とう電線12を流れなくなるため、固
定接触子7の発熱が小さく、したがって可動枠21を過
熱することがないため、その一部を)容融したり大量の
ガスを発生させたりすることがない。
が発生したとき、可動接触子2例のアーク端は可動接触
子2の開極動作により消弧グリッド10に移行するが、
固定接触子7側のアーク端は固定接点6から固定接触子
7の一端部73よりアーク走行板11に移行して消弧グ
リッド10に走行し、これによりアークが消弧グリッド
10で消弧される。このように、アーク発生時のアーク
電流はアーク走行板11に移行することによって、固定
接触子7および可とう電線12を流れなくなるため、固
定接触子7の発熱が小さく、したがって可動枠21を過
熱することがないため、その一部を)容融したり大量の
ガスを発生させたりすることがない。
なお、この実施例において、前記電磁石9は往復式であ
るが回動式でもよい。また固定接触子7は支持体21を
介して回動自在に固定軸23に軸支されているが、プラ
ンジャ15に一体に設けられてもよい。また開閉・トリ
ップ機構4は反転ばね37を用いた速入式であるが、遅
入式でもよく、その他ハンドル1により回路しゃ断器を
開閉でき、しかも電流検出手段3によりトリップ動作す
るものであればよい。電流検出手段3もバイメタルに限
らず電磁式その他のものでもよい。さらにこの発明の回
路しゃ断器はリモートコントロール式回路しゃ断器に限
らず一般の回路しゃ断器にも適用することができる。
るが回動式でもよい。また固定接触子7は支持体21を
介して回動自在に固定軸23に軸支されているが、プラ
ンジャ15に一体に設けられてもよい。また開閉・トリ
ップ機構4は反転ばね37を用いた速入式であるが、遅
入式でもよく、その他ハンドル1により回路しゃ断器を
開閉でき、しかも電流検出手段3によりトリップ動作す
るものであればよい。電流検出手段3もバイメタルに限
らず電磁式その他のものでもよい。さらにこの発明の回
路しゃ断器はリモートコントロール式回路しゃ断器に限
らず一般の回路しゃ断器にも適用することができる。
この発明によれば、アーク走行板の一端を電源端子に接
続してその中間部を固定接触子に分離対向するようにし
たため、オン状態では固定接触子を電流が流れるが、ト
リップ時にアークが発生したときはアークが固定接触子
からアーク走行板に移行することにより固定接触子にア
ーク電流が流れなくなる。その結果、固定接触子の発熱
が低く抑えられて支持体の溶融やガスの発生を低減する
ことができ、しゃ断性能が低下するのを防止することが
できるという効果がある。
続してその中間部を固定接触子に分離対向するようにし
たため、オン状態では固定接触子を電流が流れるが、ト
リップ時にアークが発生したときはアークが固定接触子
からアーク走行板に移行することにより固定接触子にア
ーク電流が流れなくなる。その結果、固定接触子の発熱
が低く抑えられて支持体の溶融やガスの発生を低減する
ことができ、しゃ断性能が低下するのを防止することが
できるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例のオン状態のカバーを外し
た状態の正面図、第2図はハンドルによるオフ状態の正
面図、第3図は電磁石によるオフ状態の正面図、第4図
はトリップ状態の正面図、第5図は提案例のオン状態の
正面図、第6図はそのトリップ状態の正面図である。 2・・・回路しゃ断器、7・・・固定接触子、10・・
・消弧グリッド、11・・・アーク走行板、13・・・
電源端子、21・・・支持体
た状態の正面図、第2図はハンドルによるオフ状態の正
面図、第3図は電磁石によるオフ状態の正面図、第4図
はトリップ状態の正面図、第5図は提案例のオン状態の
正面図、第6図はそのトリップ状態の正面図である。 2・・・回路しゃ断器、7・・・固定接触子、10・・
・消弧グリッド、11・・・アーク走行板、13・・・
電源端子、21・・・支持体
Claims (1)
- 電源端子と、この電源端子に接続されて合成樹脂製の支
持体に支持された固定接触子と、この固定接触子の固定
接点に接離する可動接点を有する可動接触子と、前記電
源端子に一端が接続されて中間部が前記固定接触子に分
離対向するアーク走行板と、このアーク走行板の他端部
と前記可動接触子の開極位置との間に設けられた消弧グ
リッドとを備えた回路しゃ断器。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163634A JP2537486B2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | リモ−トコントロ−ル式回路しや断器 |
US06/772,912 US4604596A (en) | 1985-02-01 | 1985-09-05 | Remotely controllable circuit breaker |
DE19853535567 DE3535567A1 (de) | 1985-02-01 | 1985-10-04 | Fernsteuerbarer unterbrecher |
FR858515019A FR2577071B1 (fr) | 1985-02-01 | 1985-10-10 | Disjoncteur telecommande |
CN86100120A CN86100120B (zh) | 1985-02-01 | 1986-01-10 | 可遥控的断路器 |
US07/035,485 USRE33325E (en) | 1985-02-01 | 1987-04-07 | Remotely controllable circuit breaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163634A JP2537486B2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | リモ−トコントロ−ル式回路しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6224528A true JPS6224528A (ja) | 1987-02-02 |
JP2537486B2 JP2537486B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=15777660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60163634A Expired - Lifetime JP2537486B2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-07-24 | リモ−トコントロ−ル式回路しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537486B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01311527A (ja) * | 1988-06-09 | 1989-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | リモートコントロール式回路しゃ断器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087455U (ja) * | 1973-12-14 | 1975-07-25 | ||
JPS5395277A (en) * | 1977-01-31 | 1978-08-21 | Matsushita Electric Works Ltd | Device for extinguishing arc of circuit breaker |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP60163634A patent/JP2537486B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087455U (ja) * | 1973-12-14 | 1975-07-25 | ||
JPS5395277A (en) * | 1977-01-31 | 1978-08-21 | Matsushita Electric Works Ltd | Device for extinguishing arc of circuit breaker |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01311527A (ja) * | 1988-06-09 | 1989-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | リモートコントロール式回路しゃ断器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2537486B2 (ja) | 1996-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |