JPS62235359A - 退色の抑制されたポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物 - Google Patents
退色の抑制されたポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物Info
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- JPS62235359A JPS62235359A JP7677686A JP7677686A JPS62235359A JP S62235359 A JPS62235359 A JP S62235359A JP 7677686 A JP7677686 A JP 7677686A JP 7677686 A JP7677686 A JP 7677686A JP S62235359 A JPS62235359 A JP S62235359A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はポリフェニレンエーテル系樹脂、アミン系化合
物、及びカルボン酸および/またはその無水物を含有す
る退色の抑制されたポリフェニレンエーテル系樹脂組成
物に関する。
物、及びカルボン酸および/またはその無水物を含有す
る退色の抑制されたポリフェニレンエーテル系樹脂組成
物に関する。
ポリフェニレンエーテル系樹脂は米国特許330687
4号明細書、3306875号明細書、3257357
号明細書、3257358号明細書、4011200号
明細書および特開昭50−126800号公報等種々の
公知文献に開示されている公知の樹脂である。
4号明細書、3306875号明細書、3257357
号明細書、3257358号明細書、4011200号
明細書および特開昭50−126800号公報等種々の
公知文献に開示されている公知の樹脂である。
ポリフェニレンエーテル系樹脂は耐熱性の優れた樹脂で
あるが、それだけに高温での押出および成形加工が必要
である。高温での押出および成形加工はポリフェニレン
エーテル系樹脂の劣化を招き、その結果、ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂が本来備えている優れた性能を損うこ
とになる。また、ポリフェニレンエーテル系樹脂の耐衝
撃強度は小さく、そのままで使用するには不充分である
。ポリフェニレンエーテル系樹脂のこのような欠点を同
時に改善する方法として、米国特許3183435号明
細書にはポリフェニレンエーテル系樹脂とビニル芳香族
炭化水素樹脂とを含有する樹脂組成物が開示されている
。ビニル芳香族炭化水素樹脂とポリフェニレンエーテル
系樹脂とをブレンドすることにより、押出および成形加
工に必要な温度を低下させることが可能である。また、
ビニル芳香族炭化水素樹脂としてゴム変性ポリスチレン
を使用すれば、樹脂組成物の耐衝撃強度も向上する。
あるが、それだけに高温での押出および成形加工が必要
である。高温での押出および成形加工はポリフェニレン
エーテル系樹脂の劣化を招き、その結果、ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂が本来備えている優れた性能を損うこ
とになる。また、ポリフェニレンエーテル系樹脂の耐衝
撃強度は小さく、そのままで使用するには不充分である
。ポリフェニレンエーテル系樹脂のこのような欠点を同
時に改善する方法として、米国特許3183435号明
細書にはポリフェニレンエーテル系樹脂とビニル芳香族
炭化水素樹脂とを含有する樹脂組成物が開示されている
。ビニル芳香族炭化水素樹脂とポリフェニレンエーテル
系樹脂とをブレンドすることにより、押出および成形加
工に必要な温度を低下させることが可能である。また、
ビニル芳香族炭化水素樹脂としてゴム変性ポリスチレン
を使用すれば、樹脂組成物の耐衝撃強度も向上する。
ゴム変性ポリスチレン樹脂の割合の増加と共に組成物中
のゴム含有量が増加するので、耐衝撃強度向上の度合も
大きくなるが、それでも耐衝撃強度の改善は、要求に対
して、不充分な場合がある。
のゴム含有量が増加するので、耐衝撃強度向上の度合も
大きくなるが、それでも耐衝撃強度の改善は、要求に対
して、不充分な場合がある。
耐衝撃強度を向上させる手段と1−で種々の樹脂組成物
が提案されている。例えば、米国特許3660531号
明細書にはポリフェニレンオキシド(ポリフェニレンエ
ーテルと同義語)、ポリスチレンおよびゴムを含有する
樹脂組成物、3994856号明細書にはポリフェニレ
ンオキシド、ポリスチレンおよびA −B −A’型ブ
ロック共重合体を含有する樹脂組成物、4128602
号明細書にはポリフェニレンオキシド、ポリスチレンお
よびゴムを含有し、樹脂組成物中に分散したゴムの最大
平均直径(maximummean diameter
)が2μである様な樹脂組成物が開示されている。又
、ビニル芳香族炭化水素樹脂を含まない樹脂組成物も提
案されている。
が提案されている。例えば、米国特許3660531号
明細書にはポリフェニレンオキシド(ポリフェニレンエ
ーテルと同義語)、ポリスチレンおよびゴムを含有する
樹脂組成物、3994856号明細書にはポリフェニレ
ンオキシド、ポリスチレンおよびA −B −A’型ブ
ロック共重合体を含有する樹脂組成物、4128602
号明細書にはポリフェニレンオキシド、ポリスチレンお
よびゴムを含有し、樹脂組成物中に分散したゴムの最大
平均直径(maximummean diameter
)が2μである様な樹脂組成物が開示されている。又
、ビニル芳香族炭化水素樹脂を含まない樹脂組成物も提
案されている。
例えば、特開昭56−95969号公報にはポリフェニ
レンエーテル樹脂と水素化ラジアルテレブロック共重合
体を含有する樹脂組成物、公表紹57−500025号
会報にはポリフェニレンエーテル樹脂、水素化ラジアル
テレブロック共重合体および可塑剤を含有する樹脂組成
物、会表昭57−500152号公報にはポリフェニレ
ンエーテル樹脂、水素化あるいは不胞和N−B −A’
型ブロック共重合体および可塑剤を含有する樹脂組成物
が開示されている。
レンエーテル樹脂と水素化ラジアルテレブロック共重合
体を含有する樹脂組成物、公表紹57−500025号
会報にはポリフェニレンエーテル樹脂、水素化ラジアル
テレブロック共重合体および可塑剤を含有する樹脂組成
物、会表昭57−500152号公報にはポリフェニレ
ンエーテル樹脂、水素化あるいは不胞和N−B −A’
型ブロック共重合体および可塑剤を含有する樹脂組成物
が開示されている。
更に、ポリフェニレンエーテル系樹脂の成形加工性のみ
が改良された樹脂組成物も提案されている。例えば、特
開昭52−90559号会報および特開昭52−905
96号公報にはポリフェニレンエーテル樹脂および可塑
剤を含有する樹脂組成物が開示されている。
が改良された樹脂組成物も提案されている。例えば、特
開昭52−90559号会報および特開昭52−905
96号公報にはポリフェニレンエーテル樹脂および可塑
剤を含有する樹脂組成物が開示されている。
これらの樹脂組成物は、耐衝撃性および/または成形加
工性の面では、改善されているものの、他の面から未だ
不充分である場合がある。
工性の面では、改善されているものの、他の面から未だ
不充分である場合がある。
それらの一つが樹脂組成物の表面色の可視光に依る退色
である。即ち、蛍光燈光の様な可視光に樹脂組成物を曝
すと、短時間で表面の黄色味が減少し、全体と17で白
色化する。樹脂組成物の調色を行うに際し、これは甚だ
不都合な現象である。
である。即ち、蛍光燈光の様な可視光に樹脂組成物を曝
すと、短時間で表面の黄色味が減少し、全体と17で白
色化する。樹脂組成物の調色を行うに際し、これは甚だ
不都合な現象である。
〔発明の目的]
これまでに公知のポリフェニレンエーテル系樹脂組成物
において、蛍光燈光の様な可視光に曝されても表面色が
退色[7ない(即ち、白色化しない)様に改良された樹
脂組成物を見い出すことが本発明の目的である。
において、蛍光燈光の様な可視光に曝されても表面色が
退色[7ない(即ち、白色化しない)様に改良された樹
脂組成物を見い出すことが本発明の目的である。
本発明者らは上記の目的を達成すべく鋭意検討した結果
、アミン系化合物、カルボン酸および/またはその無水
物、更に所望により黄色染顔料および/またはカーボン
ブラックを含有するポリフェニレンエーテル系樹脂組成
物においては、可視光による表面色の退色が抑制されて
いることを見い出し、本発明の目的を達成した。
、アミン系化合物、カルボン酸および/またはその無水
物、更に所望により黄色染顔料および/またはカーボン
ブラックを含有するポリフェニレンエーテル系樹脂組成
物においては、可視光による表面色の退色が抑制されて
いることを見い出し、本発明の目的を達成した。
即ち、本発明の第一の樹脂組成物はfa)ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂単独、あるいはポリフェニレンエーテ
ル系樹脂とビニル芳香族炭化水素樹脂との混合物を主体
とした樹脂成分、(b)一般式(r)および/または(
璽)で表わされるアミン系化合物、および(c)カルボ
ン酸および/またはその無水物、を含有する退色の抑制
されたポリフェニレンエーテル系樹脂組成物である。又
、本発明の第二の樹脂組成物は(a)ポリフェニレンエ
ーテル系樹脂単独、あるいはポリフェニレンエーテル系
樹脂とビニル芳香族炭化水素樹脂との混合物を主体とし
た樹脂成分、1bl一般式rTlおよび/またはrll
で表わされるアミン系化合物、(C)カルボン酸および
/またはその無水物、および(dt黄色染顔料および/
またはカーボンブラック、を含有する退色の抑制された
ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物である。
ンエーテル系樹脂単独、あるいはポリフェニレンエーテ
ル系樹脂とビニル芳香族炭化水素樹脂との混合物を主体
とした樹脂成分、(b)一般式(r)および/または(
璽)で表わされるアミン系化合物、および(c)カルボ
ン酸および/またはその無水物、を含有する退色の抑制
されたポリフェニレンエーテル系樹脂組成物である。又
、本発明の第二の樹脂組成物は(a)ポリフェニレンエ
ーテル系樹脂単独、あるいはポリフェニレンエーテル系
樹脂とビニル芳香族炭化水素樹脂との混合物を主体とし
た樹脂成分、1bl一般式rTlおよび/またはrll
で表わされるアミン系化合物、(C)カルボン酸および
/またはその無水物、および(dt黄色染顔料および/
またはカーボンブラック、を含有する退色の抑制された
ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物である。
H(R1およびR2は6〜12ケ
R1−N−R2の炭素原子を有する芳香原炭IT)
化水素基あるいはそれらの誘導体) (R3およびR5は1〜20ケの炭素原子を有する炭化
水素基あるいはそれらの誘導体であり、R4は1〜20
ケの炭素原子を有する2価の炭化水素基であり、これら
のうち少くとも1つは芳香族炭化水素基である。) 本発明の樹脂組成物に(al成分として用いられるポリ
フェニレンエーテル系樹脂とは、一般式(式中、R6は
炭素数1〜3の低級アルキル基、R7およびR8は水素
原子または炭素数1〜3の低級アルキル基である。) の一種以上を酸化的に重縮合して得られるポリフェニレ
ンエーテル;このポリフェニレンエーテルにビニル芳香
族化合物をグラフト重合して得られる根幹にポリフェニ
レンエーテルを有するグラフト共重合体を包含する。こ
のポリフェニレンエーテルは、単独重合体であっても共
重合体であってもよい。さらに、本発明におけるポリフ
ェニレンエーテル系樹脂という定義は、前記ポリフェニ
レンエーテルと他の樹脂成分および/またはエラストマ
ー成分(これらの成分の詳細については後述する。)を
混合]7て得られる組成物をも包含する。
化水素基あるいはそれらの誘導体) (R3およびR5は1〜20ケの炭素原子を有する炭化
水素基あるいはそれらの誘導体であり、R4は1〜20
ケの炭素原子を有する2価の炭化水素基であり、これら
のうち少くとも1つは芳香族炭化水素基である。) 本発明の樹脂組成物に(al成分として用いられるポリ
フェニレンエーテル系樹脂とは、一般式(式中、R6は
炭素数1〜3の低級アルキル基、R7およびR8は水素
原子または炭素数1〜3の低級アルキル基である。) の一種以上を酸化的に重縮合して得られるポリフェニレ
ンエーテル;このポリフェニレンエーテルにビニル芳香
族化合物をグラフト重合して得られる根幹にポリフェニ
レンエーテルを有するグラフト共重合体を包含する。こ
のポリフェニレンエーテルは、単独重合体であっても共
重合体であってもよい。さらに、本発明におけるポリフ
ェニレンエーテル系樹脂という定義は、前記ポリフェニ
レンエーテルと他の樹脂成分および/またはエラストマ
ー成分(これらの成分の詳細については後述する。)を
混合]7て得られる組成物をも包含する。
前記一般式(ν)で示される単環式フェノールとしては
、例えば、2.6−ジエチルフェノール、2.6−ジエ
チルフェノール、2.6−ジプロピルフェノール、2−
メチル−6−エチルフェノール、2−メチル−6−プロ
ピルフェノール、2−エチル−6−プロピルフェノール
、m−クレゾール、2.3−ジメチルフェノール、2゜
3−ジエチルフェノール、2.3−ジプロピルフェノー
ル、2−メチル−3−エチルフェノール、2−メチル−
3−プロピルフェノール、2−エチル−3−メチルフェ
ノール、2−エチル−3−プロピルフェノール、2−プ
ロピル−3−メチルフェノール、 2−フロピルー3
−エチルフェノール、2,5.6−ドリメチルフエノー
ル、2,3.6−1−ジエチルフェノール、2゜5.6
−ドリプロビルフエノール、2.6−シメチルー3−エ
チルフェノール、2.6−’)メチル−3−プロピルフ
ェノール等が挙ケられる。
、例えば、2.6−ジエチルフェノール、2.6−ジエ
チルフェノール、2.6−ジプロピルフェノール、2−
メチル−6−エチルフェノール、2−メチル−6−プロ
ピルフェノール、2−エチル−6−プロピルフェノール
、m−クレゾール、2.3−ジメチルフェノール、2゜
3−ジエチルフェノール、2.3−ジプロピルフェノー
ル、2−メチル−3−エチルフェノール、2−メチル−
3−プロピルフェノール、2−エチル−3−メチルフェ
ノール、2−エチル−3−プロピルフェノール、2−プ
ロピル−3−メチルフェノール、 2−フロピルー3
−エチルフェノール、2,5.6−ドリメチルフエノー
ル、2,3.6−1−ジエチルフェノール、2゜5.6
−ドリプロビルフエノール、2.6−シメチルー3−エ
チルフェノール、2.6−’)メチル−3−プロピルフ
ェノール等が挙ケられる。
そして、これらの単環式フェノールの一種以上の1′i
縮合により得られるポリフェニレンエーテル、’−1,
では、例えば、ポリ(2,6−シメチルー1,71−フ
ェニレン)エーテル、ポリ(2゜6−ジエ千ルー1.4
−)1二しン)エーテル、ホI3 (2、6−ジプロビ
ルー1.4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル
−6−エチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(
2−メチル−6−ブロビルー1.4−フェニレン)エー
テル、ポIJ(2−エチル−6−プロピル−1,4−フ
ェニレン)エーテル、2.6−シメチルフエノール/2
.3.6−)リメチルフェノール共重合体、2.6−シ
メチルフエノール/2,3.6−ドリエチルフエノール
共重合体、2.6−ジエチルフェノール/2,3.6−
ドリメチルフエノール共重合体、2.6−ジプロビルフ
エノール/2,3.6−)リメチルフェノール共重合体
、ポリ(2,6−シメチルー1゜4−フェニレン)エー
テルにスチレンラフラフト重合したグラフト共重合体、
2.6−シメチルフエノール/2.’5.6−)リメチ
ルフェノール共重合体にスチレンをグラフト重合17た
グラフト共重合体等が挙げられる。特に、ポリ(2,6
−シメチルー1.4−フェニレン)エーテル、2.6−
ジメチルフェノール/2 、3゜6−ドリメチルフエノ
ール共重合体、および前二者にそれぞれスチレンをグラ
フト重合したグラフト共重合体が本発明に用いるポリフ
ェニレンエーテル系樹脂と1−1で好ましいものである
。
縮合により得られるポリフェニレンエーテル、’−1,
では、例えば、ポリ(2,6−シメチルー1,71−フ
ェニレン)エーテル、ポリ(2゜6−ジエ千ルー1.4
−)1二しン)エーテル、ホI3 (2、6−ジプロビ
ルー1.4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル
−6−エチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(
2−メチル−6−ブロビルー1.4−フェニレン)エー
テル、ポIJ(2−エチル−6−プロピル−1,4−フ
ェニレン)エーテル、2.6−シメチルフエノール/2
.3.6−)リメチルフェノール共重合体、2.6−シ
メチルフエノール/2,3.6−ドリエチルフエノール
共重合体、2.6−ジエチルフェノール/2,3.6−
ドリメチルフエノール共重合体、2.6−ジプロビルフ
エノール/2,3.6−)リメチルフェノール共重合体
、ポリ(2,6−シメチルー1゜4−フェニレン)エー
テルにスチレンラフラフト重合したグラフト共重合体、
2.6−シメチルフエノール/2.’5.6−)リメチ
ルフェノール共重合体にスチレンをグラフト重合17た
グラフト共重合体等が挙げられる。特に、ポリ(2,6
−シメチルー1.4−フェニレン)エーテル、2.6−
ジメチルフェノール/2 、3゜6−ドリメチルフエノ
ール共重合体、および前二者にそれぞれスチレンをグラ
フト重合したグラフト共重合体が本発明に用いるポリフ
ェニレンエーテル系樹脂と1−1で好ましいものである
。
本発明の樹脂組成物にfat成分の一部と1.てポリフ
ェニレンエーテル系樹脂と混合して使用されるビニル芳
香族炭化水素樹脂とは、下記一般式fffl ■ (式中、R9は水素原子または低級アルキル基、2はハ
ロゲン原子または低級アルキル基を示1〜、pは0また
は1〜3の正の整数である。)で示される構造単位をそ
の重合体中に少なくさも255重量部上含有する樹脂で
あり、例えば、ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン(
耐衝撃性ポリスチレン)、ポリ−p−メチルスチレン、
ゴム変性ポリ−p−メチルスチレン、スチレン−ブタジ
ェンコポリマー、スチレン−ブタジェン−アクリロニト
リルコポリマー、スチレン−アクリル酸ゴム−アクリロ
ニトリルコポリマー、スチレン−α−メチルス千しンコ
ポリマー、スチレン−ブタジェンブロックコポリマー等
が挙げられ、これらは2種以上混合(、て用いてもよい
。
ェニレンエーテル系樹脂と混合して使用されるビニル芳
香族炭化水素樹脂とは、下記一般式fffl ■ (式中、R9は水素原子または低級アルキル基、2はハ
ロゲン原子または低級アルキル基を示1〜、pは0また
は1〜3の正の整数である。)で示される構造単位をそ
の重合体中に少なくさも255重量部上含有する樹脂で
あり、例えば、ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン(
耐衝撃性ポリスチレン)、ポリ−p−メチルスチレン、
ゴム変性ポリ−p−メチルスチレン、スチレン−ブタジ
ェンコポリマー、スチレン−ブタジェン−アクリロニト
リルコポリマー、スチレン−アクリル酸ゴム−アクリロ
ニトリルコポリマー、スチレン−α−メチルス千しンコ
ポリマー、スチレン−ブタジェンブロックコポリマー等
が挙げられ、これらは2種以上混合(、て用いてもよい
。
本発明の樹脂組成物の(a)成分上してポリフェニレン
エーテル系樹脂とビニル芳香族炭化水素樹脂とを混合し
て使用する場合の両者の比率は10/90〜90/10
、好ましくは20/80〜80/20である。
エーテル系樹脂とビニル芳香族炭化水素樹脂とを混合し
て使用する場合の両者の比率は10/90〜90/10
、好ましくは20/80〜80/20である。
本発明の樹脂組成物にfbl成分きして用いられる一般
式(丁)または(m)で表わされるアミン系化合物とは
、具体的には、ジフェニルアミン、N−フェニル−α−
ナフ千ルアミン、N−フェニル−β−ナフチルアミン、
N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジ
アミン、N、N’−ジフェニル−p−7二二レンジアミ
ン、N +Nμβ−ナフチルーp−フェニレンジアミン
、N、N−σ−ナフチルーp−フェニレンジアミンおよ
びN、N’−ジフェニルエチレンジアミン、N−フェニ
ル−N’−1,3−ジメチルブチル−p−フェニレンジ
アミン、等が挙げられる。
式(丁)または(m)で表わされるアミン系化合物とは
、具体的には、ジフェニルアミン、N−フェニル−α−
ナフ千ルアミン、N−フェニル−β−ナフチルアミン、
N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジ
アミン、N、N’−ジフェニル−p−7二二レンジアミ
ン、N +Nμβ−ナフチルーp−フェニレンジアミン
、N、N−σ−ナフチルーp−フェニレンジアミンおよ
びN、N’−ジフェニルエチレンジアミン、N−フェニ
ル−N’−1,3−ジメチルブチル−p−フェニレンジ
アミン、等が挙げられる。
本発明の樹脂組成物中に占めるfbl成分の割合は樹脂
成分100重食部に対して0.0005〜0.1重量部
、好ましくはo、oos〜0.05重量部である。下限
量以下では退色の抑制に効果がなく、上限量以上では着
色の糧度が大きくなり過ぎる。
成分100重食部に対して0.0005〜0.1重量部
、好ましくはo、oos〜0.05重量部である。下限
量以下では退色の抑制に効果がなく、上限量以上では着
色の糧度が大きくなり過ぎる。
本発明の樹脂組成物に(c)成分として用いられるカル
ボン酸とは、具体的にはプロピオン酸、酪酸、吉草酸、
カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、
カプリン酸、ウンデシル酸、ラウリル酸、トリデシル酸
、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプ
タデシル酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸
、等の一価の飽和脂肪酸;アクリル酸、クロトン酸、イ
ソクロトン酸、ウンデシル酸、オレイン酸、エライジン
酸、リノール酸、アラキドン酸、等の一価の不飽和脂肪
酸;マロン看、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、等
の二価の脂肪族飽和カルボン酸;マレイン酸、フマール
酸、等の二価の脂肪族不飽和カルボン酸;安息香酸、ト
ルイル酸、等の一価の芳香族カルボン酸;フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、等の二価の芳香族カルボン
酸;桂皮酸、等の不飽和芳香族カルボン酸;トリメリッ
ト酸、等の三価のカルボン酸;ピロメリット酸、等の四
価のカルボン酸である。
ボン酸とは、具体的にはプロピオン酸、酪酸、吉草酸、
カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、
カプリン酸、ウンデシル酸、ラウリル酸、トリデシル酸
、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプ
タデシル酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸
、等の一価の飽和脂肪酸;アクリル酸、クロトン酸、イ
ソクロトン酸、ウンデシル酸、オレイン酸、エライジン
酸、リノール酸、アラキドン酸、等の一価の不飽和脂肪
酸;マロン看、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、等
の二価の脂肪族飽和カルボン酸;マレイン酸、フマール
酸、等の二価の脂肪族不飽和カルボン酸;安息香酸、ト
ルイル酸、等の一価の芳香族カルボン酸;フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、等の二価の芳香族カルボン
酸;桂皮酸、等の不飽和芳香族カルボン酸;トリメリッ
ト酸、等の三価のカルボン酸;ピロメリット酸、等の四
価のカルボン酸である。
本発明の樹脂組成物に(cl成分として用いられるカル
ボン酸無水物とは上記のカルボン酸2分子が水1分子を
失って縮合した化合物であって、一般式 (R,Co)
20 で表わされる化合物である。コハク酸、グルタ
ル酸、フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、等
の多価カルボン酸では同一分子内の2個のカルボキシル
基から水が失なわれて、一般式 几(トで表わされる環
状の酸無水物となる。
ボン酸無水物とは上記のカルボン酸2分子が水1分子を
失って縮合した化合物であって、一般式 (R,Co)
20 で表わされる化合物である。コハク酸、グルタ
ル酸、フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、等
の多価カルボン酸では同一分子内の2個のカルボキシル
基から水が失なわれて、一般式 几(トで表わされる環
状の酸無水物となる。
本発明の樹脂組成物中に占める(cl成分の割合は樹脂
成分100重量部に対[7てo、oos〜2.0重量部
、好ましくは0.05〜1.51量部である。下限量以
下では退色の抑制に効果がなく、上限量以上では添加量
に相当する程の効果が認められないのみならず、樹脂組
成物の性能の低下という望ましくない現象が生じる。
成分100重量部に対[7てo、oos〜2.0重量部
、好ましくは0.05〜1.51量部である。下限量以
下では退色の抑制に効果がなく、上限量以上では添加量
に相当する程の効果が認められないのみならず、樹脂組
成物の性能の低下という望ましくない現象が生じる。
本発明の樹脂組成物に(dl成分として用いられる黄色
染顔料とはプラスチックスの黄色化に一般的に使用され
る黄色の染料または顔料である。
染顔料とはプラスチックスの黄色化に一般的に使用され
る黄色の染料または顔料である。
具体的には、バーント・アンバー、黄色酸化鉄、ニッケ
ルチタネート、ミーディラム・クロム・イエロー、ジン
グ舎イエロー、カドミウム・イエロー、チタン・イエロ
ー、等の無機顔料;ジクロロベンジディンeイエロー、
ハンザ−イエロー、グラマー・イエロー、等の有機顔料
;ナフトール・イエローS、オイル串イエローA。
ルチタネート、ミーディラム・クロム・イエロー、ジン
グ舎イエロー、カドミウム・イエロー、チタン・イエロ
ー、等の無機顔料;ジクロロベンジディンeイエロー、
ハンザ−イエロー、グラマー・イエロー、等の有機顔料
;ナフトール・イエローS、オイル串イエローA。
B、等の有機染料である。
本発明の樹脂組成物に(d)成分上して用いられるカー
ボンブラックとはプラスチックスに一般的に使用される
ものであればいずれでもさしつかえない。カーボンブラ
ックには製法の違いによりチャンネルブラックとファー
ネスブラックとがある。
ボンブラックとはプラスチックスに一般的に使用される
ものであればいずれでもさしつかえない。カーボンブラ
ックには製法の違いによりチャンネルブラックとファー
ネスブラックとがある。
本発明の樹脂組成物中に占める黄色顔料の割合は樹脂成
分100を置部に対して0.05〜1重量部、好ましく
は0.1〜0.5重量部であるOまた・カーボンブラッ
クの場合に1マ0゜0005〜Q、002部、好ましく
は0.001〜0.01部である。下限量以下では退色
の抑制に効果がなく、上限量以上では、樹脂組成物を所
望の色に調色するに際して困難が生じるので望ましくな
い。
分100を置部に対して0.05〜1重量部、好ましく
は0.1〜0.5重量部であるOまた・カーボンブラッ
クの場合に1マ0゜0005〜Q、002部、好ましく
は0.001〜0.01部である。下限量以下では退色
の抑制に効果がなく、上限量以上では、樹脂組成物を所
望の色に調色するに際して困難が生じるので望ましくな
い。
本発明の樹脂組成物においては、上記成分以外の他の成
分も使用可能であり、その一つとしてエラストマーが挙
げられる。ここでの1ラストマーとは一般的な意味での
エラストマーであり、例えば、A 、V 、 Tobo
lskv著“Propertiesand 5truc
tures of Polymers″(JohnWT
IJY & 5ons、 Tnc、、 1960年)7
1〜7日、 ページに採用された定義を引用でき、エ
ラストマーとは常温におけるヤング富が10〜10 d
vnes7cm2(o 、 1〜1020h/crnz
)である重合体を意味する。エラストマーの具体例と
しては、A−B−A’型型子ラストマー状ブロック共重
合体ポリブタジェン部分の二重結合が水素添加されたA
−B −A’型型子ラストマー状ブロック共重合体ポ
リブタジェン、ポリイソプレン、ジエン化合物とビニル
化合物上の共重合体、ラジアルテレブロック共重合体、
ニトリルゴム、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)、−f−
tコールゴム、ポリスルフィドゴム、アクリル酸ゴム、
ポリウレタンゴム、ブチルゴムとポリエチレンとのグラ
フト共重合体、ポリエステルエラストマー、ポリアミド
エラストマー、ポリウレタンエラストマー等が挙げられ
る。とりわけ、A −B −A’型型子ラストマー状ブ
ロック共重合体望ましい。このブロック共重合体の末端
ブロック人および八°は重合されたビニル芳香族炭化水
素ブロックであり、Bは重合された共役ジエンブロック
あるいは二重結合の大部分が水素添加された共役ジエン
ブロックであり、Bブロツりの分子量はAおよびA1ブ
ロックの組み合わされた分子量より大である。末端ブロ
ックAおよびAoは同一でも異なってもよく、且つ該ブ
ロックは、芳香族部分が単環でも多環でもよいビニル芳
香族炭化水素から誘導された熱可塑性単独重合体または
共重合体である。かかるビニル芳香族炭化水素の例はス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニル
キシレン、エチルビニルキシレン、ビニルナフタレンお
よびそれらの混合物が挙げられる。中央ブロックBは共
役ジエン系炭化水素、例えば、1.3−ブタジェン、2
.3−ジメチルブタジェン、イソプレン、1.3−ペン
タジェンおよびそれらの混合物から誘導されたエラスト
マー状重合体である。各末端ブロック人およびAoの分
子量は、好ましくは約2,000〜約100,000の
範囲であり、1方、中央ブロックBの分子量は、好まし
くは約25,000〜約1,000,000の範囲であ
る。
分も使用可能であり、その一つとしてエラストマーが挙
げられる。ここでの1ラストマーとは一般的な意味での
エラストマーであり、例えば、A 、V 、 Tobo
lskv著“Propertiesand 5truc
tures of Polymers″(JohnWT
IJY & 5ons、 Tnc、、 1960年)7
1〜7日、 ページに採用された定義を引用でき、エ
ラストマーとは常温におけるヤング富が10〜10 d
vnes7cm2(o 、 1〜1020h/crnz
)である重合体を意味する。エラストマーの具体例と
しては、A−B−A’型型子ラストマー状ブロック共重
合体ポリブタジェン部分の二重結合が水素添加されたA
−B −A’型型子ラストマー状ブロック共重合体ポ
リブタジェン、ポリイソプレン、ジエン化合物とビニル
化合物上の共重合体、ラジアルテレブロック共重合体、
ニトリルゴム、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)、−f−
tコールゴム、ポリスルフィドゴム、アクリル酸ゴム、
ポリウレタンゴム、ブチルゴムとポリエチレンとのグラ
フト共重合体、ポリエステルエラストマー、ポリアミド
エラストマー、ポリウレタンエラストマー等が挙げられ
る。とりわけ、A −B −A’型型子ラストマー状ブ
ロック共重合体望ましい。このブロック共重合体の末端
ブロック人および八°は重合されたビニル芳香族炭化水
素ブロックであり、Bは重合された共役ジエンブロック
あるいは二重結合の大部分が水素添加された共役ジエン
ブロックであり、Bブロツりの分子量はAおよびA1ブ
ロックの組み合わされた分子量より大である。末端ブロ
ックAおよびAoは同一でも異なってもよく、且つ該ブ
ロックは、芳香族部分が単環でも多環でもよいビニル芳
香族炭化水素から誘導された熱可塑性単独重合体または
共重合体である。かかるビニル芳香族炭化水素の例はス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニル
キシレン、エチルビニルキシレン、ビニルナフタレンお
よびそれらの混合物が挙げられる。中央ブロックBは共
役ジエン系炭化水素、例えば、1.3−ブタジェン、2
.3−ジメチルブタジェン、イソプレン、1.3−ペン
タジェンおよびそれらの混合物から誘導されたエラスト
マー状重合体である。各末端ブロック人およびAoの分
子量は、好ましくは約2,000〜約100,000の
範囲であり、1方、中央ブロックBの分子量は、好まし
くは約25,000〜約1,000,000の範囲であ
る。
エラストマー以外にも、本発明の樹脂組成物には、目的
1こ応じて各種添加剤、充填材等の他の成分を配合する
ことが可能である。例えば、立体障害性フェノール、有
機ホスファイト、ホスフォナイト、ホスフォナス酸、環
状ホスフォナイト、ヒドラジン誘導体、一般式mおよび
mで表わされる以外のアミン誘導体、カーバメイト誘導
体、千オニーチル、ホスフォリックトリアミド、ベンゾ
オキサゾール誘導体、金属の硫化物、等の安定剤;ベン
ゾトリアゾール誘導体、ベンゾフェノン誘導体、サリシ
レート誘導体、立体障害性アミン、シュウ酸ジアミド誘
導体、有機ニッケル錯体等の紫外線吸収剤;ポリエチレ
ンワックス或いはポリプロピレンワックス等に代表され
る滑剤としてのオレフィンワックス;トリフェニルホス
フェート、トリクレジルホスフェート、クレジルジフェ
ニルホスフェート、イソプロピルフェノールとフェノー
ルとの混合物より得られるホスフェート、タレジルジフ
ェニルホスフェートの二量体等に代表されるホスフェー
ト系難燃可塑剤;デカブロモビフェニル、ペンタブロモ
トルエン、デカブロモビフェニルエーテル、臭素化ポリ
スチレン等に代表される臭素系難燃剤;酸化チタン、酸
化亜鉛、カーボン・ブラック等に代表される紙料;ガラ
ス繊維、ガラスピーズ、アスベスト、ウオラストナイト
、マイカ、タルク、クレイ、炭酸カルシウム、シリカ等
に代表される無機充填材:銅、ニッケル、アルミニウム
、亜鉛等のフレークに代表される金属フレーク;アルミ
ニウム繊維、アルミニウム合金繊維、黄銅繊維、ステン
レス繊維に代表される金属繊維;炭素繊維、芳香族ポリ
アミド繊維に代表される有機充填材等が挙げられる。
1こ応じて各種添加剤、充填材等の他の成分を配合する
ことが可能である。例えば、立体障害性フェノール、有
機ホスファイト、ホスフォナイト、ホスフォナス酸、環
状ホスフォナイト、ヒドラジン誘導体、一般式mおよび
mで表わされる以外のアミン誘導体、カーバメイト誘導
体、千オニーチル、ホスフォリックトリアミド、ベンゾ
オキサゾール誘導体、金属の硫化物、等の安定剤;ベン
ゾトリアゾール誘導体、ベンゾフェノン誘導体、サリシ
レート誘導体、立体障害性アミン、シュウ酸ジアミド誘
導体、有機ニッケル錯体等の紫外線吸収剤;ポリエチレ
ンワックス或いはポリプロピレンワックス等に代表され
る滑剤としてのオレフィンワックス;トリフェニルホス
フェート、トリクレジルホスフェート、クレジルジフェ
ニルホスフェート、イソプロピルフェノールとフェノー
ルとの混合物より得られるホスフェート、タレジルジフ
ェニルホスフェートの二量体等に代表されるホスフェー
ト系難燃可塑剤;デカブロモビフェニル、ペンタブロモ
トルエン、デカブロモビフェニルエーテル、臭素化ポリ
スチレン等に代表される臭素系難燃剤;酸化チタン、酸
化亜鉛、カーボン・ブラック等に代表される紙料;ガラ
ス繊維、ガラスピーズ、アスベスト、ウオラストナイト
、マイカ、タルク、クレイ、炭酸カルシウム、シリカ等
に代表される無機充填材:銅、ニッケル、アルミニウム
、亜鉛等のフレークに代表される金属フレーク;アルミ
ニウム繊維、アルミニウム合金繊維、黄銅繊維、ステン
レス繊維に代表される金属繊維;炭素繊維、芳香族ポリ
アミド繊維に代表される有機充填材等が挙げられる。
これらのその他成分の添加量は用いる化合物の種類或い
は添加の目的によって異なる。
は添加の目的によって異なる。
本発明のポリフェニレンエーテル系樹脂組成物を調製す
るに際しては従来公知の方法が採用されればよく、例え
ば、各成分をターンプルミキサーやヘンシヱルミキサー
等のブレンジーで混合1.た後、押出機、バンバリーミ
キサ−、ロール等で混練する方法が適宜選択される。
るに際しては従来公知の方法が採用されればよく、例え
ば、各成分をターンプルミキサーやヘンシヱルミキサー
等のブレンジーで混合1.た後、押出機、バンバリーミ
キサ−、ロール等で混練する方法が適宜選択される。
以下、実施例および比較例により本発明の樹脂組成物を
具体的に説明するが、樹脂組成物の各構成成分の使用量
は、特別のことわりがない限り、it基準で表わされて
いる。
具体的に説明するが、樹脂組成物の各構成成分の使用量
は、特別のことわりがない限り、it基準で表わされて
いる。
実施例1および比較例1.2.3
クロロホルムを溶媒として25℃で測定された固有粘度
が0 、52 di/9の2.6−シメチルフエノール
/2.5.6−ドリメチルフエノール共11合体(2,
3,6−)ジメチルフェノールの占める割合は5モル鴫
) 50部、耐衝撃性ポリスチレン(25℃でクロロホ
ルムを溶媒として測定されたポリスチレンマトリックス
の固有粘度がo 、 e o al/11. メチル
エチルケトン−アセトン混合溶媒を溶媒として分析され
たゲル含有量が17.2重量%) 46部、ポリスチレ
ン−ポリブタジェン−ポリスチレンブロック共重合体(
ポリスチレン部分とポリブタジェン部分との重量比が5
0/70であり、かつ当咳共重合体の20%)ルエン溶
液のプルツクフィールドモデルRVT粘度計を用いて2
50Cで測定された粘度が1500 (psである。)
5部、二手しンープロピレン共重合体(デカリンを溶媒
として濃度0 、1 g/l 00ml、温度135℃
で測定された還元比粘度が2.0、ガラス転移点が一4
9℃) 1部、トリフェニルフォスフェート 15部、
酸化チタン 5部、テトラキス(2,4−ジーtert
−ブチルフェニル)−4,4’−ビフエニレンジホスフ
オナイト(商品名[サンドスターブ p−EPQJ・・
・サンド) 0.3部、2.6−シーtcrt−ブチル
−4−メチルフェノール(商品名「アンチゲンB HT
J・・・住友化学) 0.3部、N−フェニル−α−
ナフチルアミン(商品名「アンチゲンPAJ・・・住友
化学) 0.06部およびフマール酸 1.21部を
ヘンシェルミキサーを用いて混合した。得られた混合物
をシリンダーの最高温度が290℃のA3−50二軸押
出機(中容機械)でストランド状に押出した。ストラン
ドの適当量を採取し、ストランドが熱い間にプレートで
圧縮1−で板状の試験片を作製した。
が0 、52 di/9の2.6−シメチルフエノール
/2.5.6−ドリメチルフエノール共11合体(2,
3,6−)ジメチルフェノールの占める割合は5モル鴫
) 50部、耐衝撃性ポリスチレン(25℃でクロロホ
ルムを溶媒として測定されたポリスチレンマトリックス
の固有粘度がo 、 e o al/11. メチル
エチルケトン−アセトン混合溶媒を溶媒として分析され
たゲル含有量が17.2重量%) 46部、ポリスチレ
ン−ポリブタジェン−ポリスチレンブロック共重合体(
ポリスチレン部分とポリブタジェン部分との重量比が5
0/70であり、かつ当咳共重合体の20%)ルエン溶
液のプルツクフィールドモデルRVT粘度計を用いて2
50Cで測定された粘度が1500 (psである。)
5部、二手しンープロピレン共重合体(デカリンを溶媒
として濃度0 、1 g/l 00ml、温度135℃
で測定された還元比粘度が2.0、ガラス転移点が一4
9℃) 1部、トリフェニルフォスフェート 15部、
酸化チタン 5部、テトラキス(2,4−ジーtert
−ブチルフェニル)−4,4’−ビフエニレンジホスフ
オナイト(商品名[サンドスターブ p−EPQJ・・
・サンド) 0.3部、2.6−シーtcrt−ブチル
−4−メチルフェノール(商品名「アンチゲンB HT
J・・・住友化学) 0.3部、N−フェニル−α−
ナフチルアミン(商品名「アンチゲンPAJ・・・住友
化学) 0.06部およびフマール酸 1.21部を
ヘンシェルミキサーを用いて混合した。得られた混合物
をシリンダーの最高温度が290℃のA3−50二軸押
出機(中容機械)でストランド状に押出した。ストラン
ドの適当量を採取し、ストランドが熱い間にプレートで
圧縮1−で板状の試験片を作製した。
40Wの蛍光ランプ2本がセットされた蛍光燈下20c
rn(光エネルギーと17で35〜36μW/cm2)
にこの試験片を放置し、東京電色製の色差計TC−15
00MCで放置後の試験片の表面色(UO3系り、a、
b)を測定1−た(実施例1)。
rn(光エネルギーと17で35〜36μW/cm2)
にこの試験片を放置し、東京電色製の色差計TC−15
00MCで放置後の試験片の表面色(UO3系り、a、
b)を測定1−た(実施例1)。
実施例1において、N−フェニル−α−ナフチルアミン
およびフマール酸を用いることな〈実施例1の操作を繰
り返した(比較例1)。
およびフマール酸を用いることな〈実施例1の操作を繰
り返した(比較例1)。
実施例1において、フマール酸を用いることな〈実施例
1の操作を繰り返した(比較例2)。
1の操作を繰り返した(比較例2)。
実施例1において、N−フェニル−α−ナフチルアミン
を用いることな〈実施例1の操作を繰り返した(比較例
5)。
を用いることな〈実施例1の操作を繰り返した(比較例
5)。
上記の結果から明らかな様に、実施例においては退色の
抑制効果が大である。
抑制効果が大である。
実施例 2
実施例1において、N−フェニル−α−−1−7チルア
ミンおよびフマール酸の量を変化させて実施例1の操作
を繰り返した。
ミンおよびフマール酸の量を変化させて実施例1の操作
を繰り返した。
実施例3.4.5および比較例1.4.5.6.7実施
例1において、N−フェニル−α−ナフチルアミンの量
を0.03部とし、アジピン酸0.01部(実施例3)
、フタル酸 0.01部(実施例4)、テレフタル酸
0.01部(実施例5)とする以外は実施例1の操作を
繰り返した。
例1において、N−フェニル−α−ナフチルアミンの量
を0.03部とし、アジピン酸0.01部(実施例3)
、フタル酸 0.01部(実施例4)、テレフタル酸
0.01部(実施例5)とする以外は実施例1の操作を
繰り返した。
実施例3〜5において、各種カルボン酸を使用するこ七
な〈実施例3〜5の操作を繰り返した(比較例A)。
な〈実施例3〜5の操作を繰り返した(比較例A)。
実施例3において、N−フェニル−α−ナフチルアミン
を使用することな〈実施例3の操作を繰り返した(比較
例5)。
を使用することな〈実施例3の操作を繰り返した(比較
例5)。
実施例4において、N−フェニル−α−ナフチルアミン
を使用することな〈実施例4の操作を繰り返した(比較
例6)。
を使用することな〈実施例4の操作を繰り返した(比較
例6)。
実施例5において、N−フェニル−α−ナフチルアミン
を使用することな〈実施例5の操作を繰り返した(比較
例7)。
を使用することな〈実施例5の操作を繰り返した(比較
例7)。
実施例 6
実施例1において、フマール酸に代えて無水マレイン酸
、コハク酸を使用し、N−フェニル−α−ナフチルアミ
ンおよび無水マレイン酸或いはコハク酸を以下の量使用
して実施例1を繰り返した。
、コハク酸を使用し、N−フェニル−α−ナフチルアミ
ンおよび無水マレイン酸或いはコハク酸を以下の量使用
して実施例1を繰り返した。
実施例においては、樹脂組成物の退色が抑制されている
ことが明らかである。
ことが明らかである。
実施例 7
実施例1において、N−フェニル−α−ナフチルアミン
を0.01部、無水マレイン酸を1゜2部とすると共に
黄色顔料と1−でチタンイエローを併用I、たへこの時
、樹脂組成物の黄色味をチタンイエローが存在しない場
合とほぼ同等にするために、酸化チタンの量を実施例1
の場合より多くした。尚、実施例1ゐは異なり、射出成
形により試験片を作製した。
を0.01部、無水マレイン酸を1゜2部とすると共に
黄色顔料と1−でチタンイエローを併用I、たへこの時
、樹脂組成物の黄色味をチタンイエローが存在しない場
合とほぼ同等にするために、酸化チタンの量を実施例1
の場合より多くした。尚、実施例1ゐは異なり、射出成
形により試験片を作製した。
表から明らかな様に、黄色顔料を併用することにより、
更に退色が抑制されていることが明らかである。
更に退色が抑制されていることが明らかである。
実施例 8
実施例1において、N−フェニル−α−ナフチルアミン
に代えてN 、 N’−ジフェニル−p−フェニレンジ
アミン、或いはN−フェニル−N’−イソプロピル−p
−フェニレンジアミンを用実施例 9 実施例7において、チタンイエローに代えて、カーボン
ブラック(三菱カーボンブラック #1000・・・三
菱化成製のファーネスブラック)を以下の貴併用した。
に代えてN 、 N’−ジフェニル−p−フェニレンジ
アミン、或いはN−フェニル−N’−イソプロピル−p
−フェニレンジアミンを用実施例 9 実施例7において、チタンイエローに代えて、カーボン
ブラック(三菱カーボンブラック #1000・・・三
菱化成製のファーネスブラック)を以下の貴併用した。
又、実施例7とは異なり酸化チタンの量は5部とした。
4時間後のΔE
カーボンブラック 0.003部 1.33o
、oo6部 0.51 〔効 果〕 蛍光燈光の様な可視光に樹脂組成物を曝した時に生ずる
退色が抑制された樹脂組成物が得られる。
、oo6部 0.51 〔効 果〕 蛍光燈光の様な可視光に樹脂組成物を曝した時に生ずる
退色が抑制された樹脂組成物が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)ポリフェニレンエーテル系樹脂単独、あるい
はポリフェニレンエーテル系樹脂とビニル芳香族炭化水
素樹脂との混合物を主体とした樹脂成分、(b)一般式
( I )および/または(II)で表わされるアミン系化
合物、および(c)カルボン酸および/またはその無水
物を含有する退色の抑制されたポリフェニレンエーテル
系樹脂組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (R_1およびR_2は6〜12ヶの炭素原子を有する
芳香族炭化水素基あるいはそれらの誘導体) (R_3およびR_5は1〜20ヶの炭素原子を有する
炭化水素基あるいはそれらの誘導体であり、R_4は1
〜20ヶの炭素原子を有する2価の炭化水素基であり、
これらのうち少くとも1つは芳香族炭化水素基である) 2 (a)ポリフェニレンエーテル系樹脂単独、あるい
はポリフェニレンエーテル系樹脂とビニル芳香族炭化水
素樹脂との混合物を主体とした樹脂成分、(b)一般式
( I )および/または(II)で表わされるアミン系化
合物、(c)カルボン酸および/またはその無水物、お
よび(d)黄色染顔料および/またはカーボンブラック
を含有する退色の抑制されたポリフェニレンエーテル系
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61076776A JPH0629364B2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 | 退色の抑制されたポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61076776A JPH0629364B2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 | 退色の抑制されたポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62235359A true JPS62235359A (ja) | 1987-10-15 |
JPH0629364B2 JPH0629364B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=13614992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61076776A Expired - Lifetime JPH0629364B2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 | 退色の抑制されたポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629364B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02142851A (ja) * | 1988-11-24 | 1990-05-31 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 無臭化ポリフエニレンエーテル系樹脂組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4916535A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-14 |
-
1986
- 1986-04-04 JP JP61076776A patent/JPH0629364B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4916535A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02142851A (ja) * | 1988-11-24 | 1990-05-31 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 無臭化ポリフエニレンエーテル系樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0629364B2 (ja) | 1994-04-20 |
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