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JPS62234002A - 増粘油剤 - Google Patents

増粘油剤

Info

Publication number
JPS62234002A
JPS62234002A JP7569486A JP7569486A JPS62234002A JP S62234002 A JPS62234002 A JP S62234002A JP 7569486 A JP7569486 A JP 7569486A JP 7569486 A JP7569486 A JP 7569486A JP S62234002 A JPS62234002 A JP S62234002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil agent
polyisobutylene
weight
solvent
hydrocarbon solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7569486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0219801B2 (ja
Inventor
Kazunobu Shiozawa
塩澤 計信
Seisaku Kashiwazaki
柏崎 清作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSHII PUREZAABINGU KK
Koshii Preserving KK
Original Assignee
KOSHII PUREZAABINGU KK
Koshii Preserving KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOSHII PUREZAABINGU KK, Koshii Preserving KK filed Critical KOSHII PUREZAABINGU KK
Priority to JP7569486A priority Critical patent/JPS62234002A/ja
Publication of JPS62234002A publication Critical patent/JPS62234002A/ja
Publication of JPH0219801B2 publication Critical patent/JPH0219801B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業Eの利用分野) 本発明は、散布作業時の衛生性、安全性を向上できる防
虫用、防腐用または防虫・防腐用の増粘油剤に圓するも
のである。
(従来技術) 一般に、防虫用または防腐用の油剤においては、それに
含まれる防虫剤または防腐剤にmFJの強いものが多く
、家屋の床下の土壌処理、木部1a理として加圧下で噴
霧吹付けして散布する場合、粘度が小さいため床下空間
の空気中に拡散して臭気を発散させたり、散布作業者が
吸込んだりして散布作業時の衛生性、安全性に問題があ
った。
このため、その油剤の比重を増大させたりまたは増粘化
することも考えられるが、防虫用または防腐用の油剤に
おいては、その大部分を占める溶媒を経済性、安全性の
観点から炭化水素系溶剤を使用しており、この炭化水素
系溶剤に直接的に溶解して油剤を増粘化できる増粘剤と
してはなく、従来から定性的には高分子化合物のなかで
も直鎖を有するパラフィン炭化水素、ポリブチレン、ポ
リイソブチレン等が水に対するよりも油系の上記炭7化
水素系溶剤に溶けやすいことが知られるが、油剤の増粘
化に適用の可能性だけで具体的に特定されるには至って
なかった。
そして、従来は、増粘剤として水溶性の高分子物質をい
、つたん水に溶かして粘稠液をつくり、この粘稠液を殺
虫用等の薬剤を配合した乳化水溶液に混合して増粘化す
ることが行なわれていたが、その均一な溶解のために機
械的な撹拌手段や溶解のだめの時間を要していた。
(発明の目的) 本発明は、上記の状況に鑑み、防虫用または防腐用の油
剤をはじめから直接的に増粘化しておいて、その油剤を
加圧散布するに際し、微細な霧状にならず粗い8!28
ii状となって、作業空間の空気中に拡散しにククシた
増粘油剤を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明は、芳香族炭化水素系溶剤または脂肪族炭化水素
系溶剤またはこれらの混合溶剤を溶媒とした油剤におい
て、その油剤中に10000から100000の分子量
を有するポリイソブチレンを1重1%から5重量%の範
囲で含ませて構成したらのである。
上記構成においては、油剤を増粘化させるために用いる
ポリイソブチレンとして上記の分子量のものを上記の含
有量に設定すれば、油剤の大部分を占める炭化水素系溶
剤に直接的によく溶解して粘度を増大させ、かつ加圧散
布性も維持できる増粘油剤を得ることができる。
(実施例) 実施例として、防虫剤等を配合して防虫、防腐用に加圧
散布される増粘油剤について説明する。
この増粘油剤は、例えば防虫剤1重量%、防腐剤1!1
ia1%、ポリイソブチレンを1重石%から5重量%、
炭化水素系溶剤93重量%から977重量の配合で構成
される。
ここで使用される防虫剤、防腐剤としては、芳香族炭化
水素系もしくは脂肪族炭化水素系の溶剤またはこれらの
混合溶剤に対して可溶性を有するものならば適用でき、
その薬剤が固体の場合は適当な有機溶剤に溶解した状態
で使用できる。
具体的には、防虫剤として、り【1ルデン、ディルドリ
ン、アルドリン等の塩素系防虫剤や、ホキシム、クロル
ピリホス、テトラク[Iルピンホス等の有機リン系防虫
剤等から選択し、防腐剤として、IFlooO(長瀬化
成株式会社製品名)、ギシリゲンアルミ、キシラザンB
(いずれも武田薬品株式会社製品名)等を使用する。
溶剤としては、本発明では芳香族炭化水素系。
脂肪族炭化水素系の溶剤をそれぞれ単独で、または混合
して使用するもので、芳香族炭化水素系として例えばト
ルエン、ベンゼン、キシレン等が、脂肪族炭化水素系と
して例えばケロシン、ガソリン、リグロイン、ミネラル
ターペン等が使用でき、通常はケロシンが使用される。
ポリイソブチレンとしては、本発明では10000から
100000の範囲の分子mを有するものを使用し、例
えば分子[130000のナトラックス3T、分子86
0000のテトラックス6T(いずれも日本石油株式会
社製品名)等が使用できる。
ここで、分子a110000より低ければ、例えば分子
115000のポリイソブチレンでは油剤を増粘化する
に至らず、分子f1100000より高ければ、例えば
分子ff1150000のポリイソブチレンでは油剤の
炭化水素系溶媒に溶けにくくなり増粘剤としての橢能を
発揮しなくなる。
つぎに、これらを配合した具体例として提案される三個
の増粘油剤について説明する。
第一実施例は、防虫剤としてり[Iルデンを1重量%、
防腐剤として前記IF100Oを1重間%。
ポリイソブチレンとして前記テトラックス3Tを1ff
lff1%、脂肪族炭化水素系溶剤としてケロシンを9
7重量%の配合で構成した。
第二実施例は、防虫剤としてクロルピリホスを1重量%
、防腐剤として前記IF1000を1重量%、ポリイソ
ブチレンとして前記テトラックス6Tを3重量%、脂肪
族炭化水素系溶剤としてケロシンを95重量%の配合で
構成した。
第三実施例は、防虫剤としてホキシムを1手涜%、防腐
剤として前記IF1000を1ffiffi%。
ポリイソブチレンとして前記テトラックス6Tを51m
%、N肪族炭化水素系溶剤としてケロシンを93重量%
の配合で構成した。
これら第一、第二、第三実施例の増粘油剤について、密
閉空間内にプランジャポンプによる加圧下で2O2分の
割合で5分間散布した際に、その密閉空間内の空気をL
Q/分の割合で同じく5分問吸引し、その吸引空気中に
含有する有機リンの量を測定した。
その結果、第一実施例の場合では0.26#F/−の有
機リンが、第二実施例の場合では0.20η/11の有
機リンが、第三実施例の場合では0゜10■/1tの有
機リンが検出された。
そして、これらの実施例の場合では、散布時に霧化しに
クク、粗い液滴状であった。
これに反して、防虫剤としてホキシムを1重量%、防腐
剤として前記IF1000を19!1%。
ボ゛リイソブチレンとして前記・アトラックス6−「を
0.5重a%、脂肪族炭化水素系溶剤としてケロシンを
97.5ffiffi%の配合で構成した第一比較例で
は、増粘化が不足し、散布時に著しく霧化し強い臭気を
発生させるものであった。
この場合の吸引空気中には、7.20ay/1Lの有機
リンが測定され、前記の実施例と比較して概略30倍〜
70倍の有毒物質が空気中に漂っており、作業安全性に
かけるものであった。
また、防虫剤としてクロルピリホスを1重量%。
防腐剤として前記IF1000を1重は%、ポリイソブ
チレンとして前記アトラックス6Tを10重1%、脂肪
族炭化水素系溶剤としてケロシンを88重量%の配合で
構成した第二比較例では、粘度が高くなりすぎてプラン
ジャポンプによる加圧散布時にそのポンプに詰って散布
作業不能となった。
このように、増粘剤としてi ooooから10000
0の分子量を有するポリイソブチレンを、炭化水素系溶
剤を溶媒として使用する防虫・防腐用油剤に対して、第
一、第二、第三実施例のように1重量%から5重量%の
配合比率で含有させれば、その油剤を増粘化でき、ポン
プによる加圧散布時において散布性を維持しつつ散布作
業における衛生性、安全性を向上できる。
(発明の効果) 本発明の増粘油剤によれば、油剤を増粘化させるために
i ooooから100000の分子量を有するポリイ
ソブチレンを、その油剤に対し1重1%から5重通%の
笥囲の含有量に設定すれば、油剤の大部分を占める炭化
水素系溶剤に直接的によく溶解して粘度を増大させ、そ
の油剤を加圧散布するに際し、微細な霧状にならず粗い
液滴状となって、作業空間の空気中に拡散しにくくでき
るとともに加圧散、布性も維持できる。
したがって、防虫用、防腐用または防虫・防腐用油剤と
して本発明の増粘油剤を使用すれば、その増粘油剤のポ
ンプによる加圧散布時において、散布性を維持しつつ散
布作業における衛生性、安全性を向上できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、芳香族炭化水素系溶剤または脂肪族炭化水素系溶剤
    またはこれらの混合溶剤を溶媒とした油剤において、そ
    の油剤中に10000から100000の分子量を有す
    るポリイソブチレンを1重量%から5重量%の範囲で含
    ませたことを特徴とする増粘油剤。
JP7569486A 1986-04-01 1986-04-01 増粘油剤 Granted JPS62234002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7569486A JPS62234002A (ja) 1986-04-01 1986-04-01 増粘油剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7569486A JPS62234002A (ja) 1986-04-01 1986-04-01 増粘油剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62234002A true JPS62234002A (ja) 1987-10-14
JPH0219801B2 JPH0219801B2 (ja) 1990-05-07

Family

ID=13583569

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7569486A Granted JPS62234002A (ja) 1986-04-01 1986-04-01 増粘油剤

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JPH03110101U (ja) * 1990-02-28 1991-11-12

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JPH0219801B2 (ja) 1990-05-07

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