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JPS62215130A - 発進制御装置 - Google Patents

発進制御装置

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Publication number
JPS62215130A
JPS62215130A JP61055367A JP5536786A JPS62215130A JP S62215130 A JPS62215130 A JP S62215130A JP 61055367 A JP61055367 A JP 61055367A JP 5536786 A JP5536786 A JP 5536786A JP S62215130 A JPS62215130 A JP S62215130A
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JP
Japan
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hydraulic pressure
clutch
starting
solenoid valve
hydraulic
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Application number
JP61055367A
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English (en)
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JPH0737816B2 (ja
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Makoto Yoshida
吉田 良
Masao Shimamoto
雅夫 嶋本
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPS62215130A publication Critical patent/JPS62215130A/ja
Publication of JPH0737816B2 publication Critical patent/JPH0737816B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D48/00External control of clutches
    • F16D48/06Control by electric or electronic means, e.g. of fluid pressure
    • F16D48/066Control of fluid pressure, e.g. using an accumulator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D48/06Control by electric or electronic means, e.g. of fluid pressure
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    • F16D2500/51Relating safety
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D2500/704Output parameters from the control unit; Target parameters to be controlled
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動変速機に使用される発進制御装置、特に遠
心式発進クラッチを使用した発進制御装置に関するもの
である。
従来技術とその問題点 従来、自動変速機の発進クラッチとしては、例えば特開
昭58−149458号公報に記載のようにクラッチド
ラムの内部にクラッチ板と重錘と重錘の遠心荷重により
軸方向に移動してクラッチ板を圧接させる遠心クラッチ
ピストンとを備えた構造のものが知られている。
上記構造の遠心式発進クラッチの場合、重錘の遠心荷重
は入力軸が回転している聞書に発生しているので、ニュ
ートラル状態を構成することが困難であり、また重錘の
遠心荷重は入力軸の回転速度の二乗に比例するため、回
転速度が増大するとクラッチ板はその二乗に比例して増
大し、クラッチ板に過大な圧接力が作用してクラッチ板
の寿命を損う欠点があった。
このような欠点を解消するために、本出願人は、一般の
湿式クラッチに遠心クラッチ機構を追加し、重錘の遠心
荷重によってクラッチ油圧またはクラッチ板の圧接力を
調整し、重錘の遠心荷重又は油圧による荷重のうち小さ
い方の荷重に応じた係合トルクを発生するようにした発
進クラッチを提案した(特願昭60−192248号、
特願昭60−259510号)。この場合には、油圧室
に導かれる油圧を0N10FF制御するのみで極めてス
ムーズな発進性を実現でき、重錘に遠心荷重が作用して
いても油圧室に導かれた油圧を抜けば容易にニュートラ
ル状態を構成でき、かつクラッチ板の最大圧接力は油圧
で制御できるので、クラッチの設計が極めて容易となる
といった利点を有している。
ところが、上記の遠心式発進クラッチにおいても、リタ
ーンスプリングのバネ力のバラツキやクラッチ板の摩擦
係数のバラツキなど部品バラツキによって発進特性が一
定しないという問題があり、常時使用される発進クラッ
チとしては必ずしも好ましくない。
一方、近年ソレノイドバルブのデユーティ制御によって
油圧を自在に制御することが可能となり、この技術を利
用して湿式クラッチを発進クラッチとして使用する可能
性が生まれてきた。ところが、ソレノイドバルブにはハ
ーネスの断線などの電気系統の故障により動作不良とな
る恐れがあり、一旦ソレノイドバルブが動作不良を起こ
すと発進が不可能となる。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、正常時には特性バラツキのないスムーズな発
進を行い、電気系統の故障時にも正常時と遜色のない緊
急発進が可能な発進制御装置を提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、重錘の遠心荷重
及び油圧による荷重のうち小さい方の荷重に応じた係合
トルクを発生する遠心式発進クラッチと、該発進クラッ
チと油圧源との間に直列に配置され、電子回路からの制
御信号に基づいて発進クラッチへの油圧を制御する常開
ソレノイドバルブとを備えたものである。
すなわち、電気系統が故障していない正常時には常開ソ
レノイドバルブを電子制御することにより発進クラッチ
への油圧を調節し、所望の発進特性によって発進を行い
、電気系統が故障した時にはソレノイドバルブが常開、
つまり油圧源から油圧をそのまま発進クラッチに導いて
いるので、発進クラッチが重錘の遠心荷重により入力軸
の回転速度の二乗に比例した特性で緊急発進を行うこと
ができる。
実施例の説明 第1図は本発明の発進制御装置の第1実施例を示し、入
力軸1に設けたスプライン1aに遠心式発進クラッチ2
のクラッチドラム3が結合されており、クラッチドラム
3内には複数のクラッチ板4.5と、これらクラッチ板
4.5を係合させる油圧ピストン6と、油圧ピストン6
を右方へ復帰付勢するリターンスプリング7とが配置さ
れ、油圧ピストン6とクラッチドラム3の間には油圧室
8が形成されている。クラッチドラム3とクラッチ板4
,5を介して断続されるタラソチハブ9は、入力軸1上
に軸受10を介して回転自在に支持されており、タラフ
チハブ9上には出力ギヤ11がスプライン結合されてい
る。
上記油圧ピストン6には半径方向に1個又は複数個の有
底孔12が形成されており、この有底孔1灸の外周側開
口にはテーパ状の弁口13aを有する弁座13が嵌着固
定され、有底孔12の内部には上記弁口13aを開閉す
る球形の重錘14と重錘14をばね受は部材15を介し
て外径方向に付勢するスプリング16とが収容されてい
る。上記スプリング16は重錘14に遠心荷重が全く作
用しなくても油圧室8にリターンスプリング7と釣り合
うようなりラッチ油圧を発生させるものである。上記油
圧ピストン6の右側部には油圧室8から上記弁座13の
弁口13aへ通じる連通孔17が形成され、左側部には
重錘14を収容した室からクラッチ板4.5側へ通じる
排油孔18とスプリング16を収容した室を外気に開放
する通気孔19とが形成されている。上記弁口13aか
ら漏れ出た油は排油孔18を通ってクラッチ板4.5を
潤滑している。
入力軸1はケーシング20により軸受21を介して回転
支持されており、このケーシング20には上記油圧室8
に油圧を導くための油路22が形成されている。上記油
路22と図示しない油圧源との間には、ワンウェイオリ
フィス機構23と常開ソレノイドバルブ26とが直列に
配置されている。ワンウェイオリフィス機構23はオリ
フィス24と一方弁25とを並列配置したもので、発進
クラッチ2を係合さゼる時にはオリフィス24を介して
油圧を導き、クラッチの係合ショックを和らげる一方、
発進クラッチ2を切る時には一方弁25を介して早急に
排油し、クラッチの切れ性能を向上させている。
常開ソレノイドバルブ26は、非磁性体からなるバルブ
ボデー27に油圧源へ通しる入力ボート28とワンウェ
イオリフィス機構23へ通じる出力ポート29とドレン
ボート30とを形成してなり、中央の弁室31に入力ポ
ート28とドレンボート30とを選択的に開閉する磁性
体からなるボール状弁体32を収容しである。コイル3
3に励磁電流が流れていない状態(OF F時)では、
入カポート2日に油圧源から油圧(例えばライン圧PL
)が導かれると弁体32はドレンボート30を閉じ、出
力ポート29から油圧をそのまま出力し、コイル33に
励磁電流が流れると(ON時)、弁体32が入力ボート
28を閉して出力ポート29をドレンさせるようになっ
ている。
電子回路34には入力軸1の入力回転数、出力ギヤ11
の出力回転数などが入力され、運転状態に応じて常開ソ
レノイドバルブ26のコイル33に制御信号を出力して
いる。制御信号としては、一般の0N10 F F信号
の他、デユーティ制御信号を使用してもよい。ここで、
デユーティ制御とはON時間とOFF時間とを含む所定
周期のパルス信号のうち、ON時間(又は○FF時間)
の周期に対する比(これをデユーティ比という)を変化
させることにより、デユーティ比に比例した出力油圧を
発生させる制御をいう。
つぎに、上記構成の発進制御装置の動作を説明する。ま
ず、正常時には電子回路34の制御信号に基づいてソレ
ノイドバルブ26は出力油圧を調整し、この出力油圧は
オリフィス24を介して発進クラッチ2の油圧室8に導
かれる。出力油圧が零又は低い時には油圧ピストン6が
リターンスプリング7のばね力に打ち勝つことができな
いため、第1図上半分に示すように油圧ピストン6は右
端位置にあり、たとえ入力軸1が高速回転してもクラッ
チ板4,5は係合せず、完全なニュートラル状態を実現
できる。
出力油圧を上昇させると、油圧ピストン6は第1図下半
分に示すようにリターンスプリング7に抗して左方へ移
動し、クラッチ板4.5を係合させる。出力油圧が重錘
14とばね受は部材15との遠心荷重とスプリング16
のばね力との和より低い時には、弁口13aから油が漏
れないので、出力油圧に応じた荷重でクラッチ板4.5
が係合する。一方、出力油圧が重錘14とばね受り部材
15との遠心荷重とスプリング16のばね力との和より
高くなると、弁口13aから油が漏れ出し、油圧室8の
内部油圧は上記遠心荷重とスプリング16のばね力との
和と釣り合う油圧に調圧される。つまり、クラッチ板4
,5の係合トルクは、ソレノイドバルブ26の出力油圧
と、重錘14とばね受は部材15との遠心荷重とスプリ
ング16のばね力との和とのうち、常に低い方の荷重に
釣り合うように調整されるため、穏やかでスムーズな発
進を実現できる。
入力回転数が一定値を越え、かつ出力油圧が最大(ライ
ン圧PL)となると、重錘14とばね受は部材15との
遠心荷重とスプリング16のばね力との和がライン圧P
Lより大きくなるため、弁口13aからの油漏れがなく
なり、ライン圧PLに応した最大係合トルクを発生する
。すなわち、入力回転数がいかに上昇してもクラッチ板
4.5の最大係合力はライン圧P、によって規制される
ため、クラッチ板4,5の寿命を損うことがない。
万一ソレノイドバルブ26のハーネス断線など電気系統
が故障を起こすと、油圧室8への油圧を制御できないの
で、発進不能となる恐れがある。しかしながら、ソレノ
イドバルブ26は常開バルブであるため、OFF時と同
様に油圧室8にはライン圧P、がそのまま導かれ、この
状態で入力回転数が徐々に上昇すると、重錘14とばね
受は部材15とに働く遠心荷重とスプリング16のばね
力との和によって重錘14が弁口13aを閉しるので、
油圧室8の内部油圧が徐々に高くなり、内部油圧の上昇
につれて油圧ピストン6がリターンスプリング7に抗し
て左方へ移動し、クラッチ板4.5を係合させる。クラ
ッチ板4,5の係合トルクは回転速度の二乗に比例して
上昇するため、電子制御による発進と比べてやや大きな
係合トルクを発生するものの、何ら遜色のないスムーズ
な緊急発進が可能である。
第2図は上記発進制御装置の発進特性を示し、図中実線
はソレノイドバルブ26の電子制御による特性曲線であ
り、破線は電気系統の故障時における緊急発進の特性曲
線である。すなわち、緊急発進時の特性は遠心クラッチ
の特性と同様であり、入力回転数の二乗に比例した係合
トルクを発生する。発進が完了すると、係合トルクはラ
イン圧による最大係合トルクT、に維持され、以後入力
回転数が如何に増加してもT0以上の係合トルクは発生
しない。また、電子制御による特性は、ソレノイドバル
ブ26で出力油圧を調整するため、常に緊急発進時の特
性に比べて低くなる。電子制御による係合トルクは緊急
発進時の係合トルクを上限としてあらゆる制御が可能で
あり、第2図は実線の特性曲線が破線の特性曲線と類似
した一例を示したに過ぎない。また、破線では所望のク
リープ特性を得るために係合トルクが入力回転数零の時
から徐々に発生するようにしたが、これはスプリング1
6によって重錘14に初期荷重を与えたためであって、
スプリング16を排除すればリターンスプリング7によ
って係合トルクが全体的に低下し、クリープ力を解消す
ることもできる。
第3図は本発明の遠心式発進クラッチ40の第2実施例
を示し、入力軸41と出力軸42にはそれぞれクラッチ
ドラム43とクラッチハブ44とがスプライン結合され
ている。クラッチドラム43とクラッチハブ44との間
には複数のクラッチ板45.46が配置され、クラッチ
ドラム43内には油圧ピストン47が軸方向に移動自在
に配置されている。油圧ピストン47とクラッチドラム
43との間には油圧室48が形成され、この油圧室48
に油圧を導くことにより油圧ピストン47はその先端が
第1ストツパ49に当接する位置まで作動し得るように
なっている。上記油圧室48への油圧は、第1図と同様
に油圧源から両開ソレノイドバルブ(図示せず)、ワン
ウェイオリフィス機構およびケーシング50に形成した
油路51を介して導かれる。
上記油圧ピストン47は断面コ字形をなしており、その
内部には球形または円柱形の重錘52と、油圧ピストン
47に対して軸方向に移動自在な遠心クラッチピストン
53とが設けられている。そして、クラッチドラム43
の回転に伴い重錘52に遠心荷重が作用すると、重錘5
2が遠心クラッチピストン53のテーバ面53aを押し
、遠心クラッチピストン53はリターンスプリング54
に抗して左方へ移動し、クラッチ板45.46どおしを
係合させるようになっている。油圧ピストン47の内周
面には第2ストツパ55が取付られており、このストッ
パ55は遠心クラッチピストン53のクラッチ板45.
46方向への動きを規制している。
上記構造の遠心式発進クラッチ40の動作を説明する。
まず油圧室48に油圧を導かない状態で入力軸41を回
転させると、油圧ピストン47は第3図上半分に示すよ
うに右端部に位置し、遠心クラッチピストン53は重錘
52の遠心荷重により左方へ押さ゛れる。しかし、遠心
クラッチピストン53は第2ストツパ55に当接して左
方への移動を規制されているので、遠心クラッチピスト
ン53はクラッチ板45.46と接触せず、ニュートラ
ル状態を維持する。
いま入力軸410回転数を上げながら油圧室48に徐々
に油圧を導くと、油圧ピストン47が第1ストッパ49
に当接するまで左方へ移動し、遠心クラッチピストン5
3は重錘52の遠心荷重により油圧ピストン47に対し
て相対的に左方へ移動し、第3図下半分に示すようにク
ラッチ板45.46を係合させる。
入力軸41の回転数の増大につれて重錘52の遠心荷重
は回転速度の二乗に比例して増大するため、クラッチ板
45.46の係合力も回転速度の二乗に比例して増大す
る。しかしながら、クラッチ板45.46の係合力が油
圧ピストン47に作用する油圧以上になると係合力の反
力で油圧ピストン47が右方へ退避するため、クラッチ
板45.46の係合力は油圧室48の油圧以上にはなら
ない。つまり、入力回転数が如何に上昇しても、クラッ
チ板45.46には油圧ピストン47に作用する油圧以
上の係合力は作用しない。
上記発進クラッチ40の場合は、緊急発進時に第1実施
例のように油圧室の内部油圧を自動調圧して係合トルク
を制御するものではなく、重錘52の遠心荷重によって
油圧ピストン47と遠心クラッチピストン53とに働く
反力により係合トルクを自動制御するものであるが、そ
の特性は第2図と同様である。
なお、本発明において、常開ソレノイドバルブの構造は
、実施例のようなボール状弁体を有するもののほか通常
のニードル式ソレノイドバルブを使用することも可能で
あるが、ニードル式の場合には大流量を制御できずデユ
ーティ周波数をあまり上げられないのに対し、ポール状
弁体を有する3ボ一ト式ソレノイドバルブの場合は比較
的大流量を制御できるとともに、弁体はバルブポデーに
対し摺動しないのでデユーティ周波数の上限を上げるこ
とが可能であり、より高精度なデユーティ制御が可能と
なる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば正常時に
は常開ソレノイドバルブを電子制御することにより発進
クラッチへの油圧を調節し、所望の発進特性によって発
進を行い、電気系統が故障した時にはソレノイドバルブ
が常開、つまり油圧源から油圧をそのまま発進クラッチ
に導いているので、重錘の遠心荷重により入力軸の回転
速度の二乗に比例した特性で緊急発進を行うことができ
る。したがって、緊急発進時にも正常時と遜色のないス
ムーズな発進が可能となり、安全性の高い発進制御装置
を得ることができる。
また、発進クラッチは重錘の遠心荷重及び油圧による荷
重のうち小さい方の荷重に応じた係合トルクを発生する
ので、入力回転数が如何に上昇しても最大係合トルクが
油圧によって規制され、過大な荷重がクラッチ板に作用
することなく、クラッチ板の寿命向上を実現できる。
さらに、重錘に遠心荷重が作用していても、油圧室の油
圧を抜けばクラッチ板の保合を完全に遮断できるので、
ニュートラル状態を容易に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる発進制御装置の第1実施例の構
成図、第2図は上記発進制御装置の動作特性図、第3図
は発進クラッチの第2実施例の断面図である。 1.41・・・入力軸、2.40・・・発進クラッチ、
3.43・・・クラッチドラム、4.’  5,45.
46・・・クラッチ板、6.47・・・油圧ピストン、
7.54・・・リターンスプリング、8.48・・・油
圧室、9,44・・・クラッチハブ、14.52・・・
重錘、26・・・常開ソレノイドバルブ、34・・・電
子回路。 出 願 人  ダイハツ工業株式会社 代 理 人  弁理士 筒井 秀隆 手続補正書 昭和61年 7月12日 昭和61年特許願第55367号 2、発明の名称 発進制御装置 3.7ili正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  大阪府池田市ダイハツ町1番1号名 称  
(296)ダイハツ工業株式会社代表者 江 口 友 
跋 4、代理人 〒550 住 所  大阪市西区西木町1−13−38新興産ビル
自発補正 7、補正の内容 (1)明細書第2頁第9行において、「クラッチ板」と
あるのを、「クラッチ係合力」に訂正する。 (2)明細書第7頁第6行において、「非磁性体からな
る」とあるのを削除する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重錘の遠心荷重及び油圧による荷重のうち小さい
    方の荷重に応じた係合トルクを発生する遠心式発進クラ
    ッチと、該発進クラッチと油圧源との間に直列に配置さ
    れ、電子回路からの制御信号に基づいて発進クラッチへ
    の油圧を制御する常開ソレノイドバルブとを備えたこと
    を特徴とする発進制御装置。
JP61055367A 1986-03-13 1986-03-13 発進制御装置 Expired - Lifetime JPH0737816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61055367A JPH0737816B2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13 発進制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61055367A JPH0737816B2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13 発進制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62215130A true JPS62215130A (ja) 1987-09-21
JPH0737816B2 JPH0737816B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=12996511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61055367A Expired - Lifetime JPH0737816B2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13 発進制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737816B2 (ja)

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