JPS6221268Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221268Y2 JPS6221268Y2 JP1982159369U JP15936982U JPS6221268Y2 JP S6221268 Y2 JPS6221268 Y2 JP S6221268Y2 JP 1982159369 U JP1982159369 U JP 1982159369U JP 15936982 U JP15936982 U JP 15936982U JP S6221268 Y2 JPS6221268 Y2 JP S6221268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing machine
- signal
- pattern
- embroidery
- pattern selection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、複数の模様中から選択された所望の
模様を形成可能なミシン本体と刺しゆう装置とを
組合せて成る刺しゆう可能な電子ミシンに関する
ものである。
模様を形成可能なミシン本体と刺しゆう装置とを
組合せて成る刺しゆう可能な電子ミシンに関する
ものである。
従来技術
従来より、模様選択装置により複数の模様中か
ら選択された所望の模様を予めROM等に記憶し
た縫目模様データに基づいて形成可能な所謂電子
ミシンが供されているが、斯かる電子ミシンにあ
つては、その構造上の制約から実際に形成可能な
模様の大きさに限度がある。このため近時におい
て、大なる模様を形成すべく、布を挾持可能に設
けた刺しゆう枠を予め記憶した刺しゆう形成信号
に基づいてX軸方向及びY軸方向(前後及び左右
方向)に移動させる機能を有した刺しゆう装置を
設け、必要に応じて上記刺しゆう装置をその刺し
ゆう枠が電子ミシンの針に対応するようにしてミ
シン本体に装着し、斯る装着状態にて刺しゆう枠
を前記刺しゆう形成信号に基づき且つ針の上下動
に同期させて移動させる構成とした刺しゆう可能
な電子ミシンが供されている。しかしながら、電
子ミシンにより形成可能な複数の模様の中には、
その模様が選択された状態で刺しゆう動作を行な
うと正常な刺しゆう模様を形成できないものが数
多く含まれており、従つて、従来の刺しゆう可能
な電子ミシンにおいては、刺しゆう装置をミシン
本体に装着する毎に模様選択装置により複数の模
様中から刺しゆうに適した特定の模様を選択する
という煩雑な操作を必要とする不具合があつた。
しかも、上記の如き特定の模様の選択操作は往々
にして忘れられることがあり、斯ような場合には
刺しゆう模様が崩れてしまうことになる。
ら選択された所望の模様を予めROM等に記憶し
た縫目模様データに基づいて形成可能な所謂電子
ミシンが供されているが、斯かる電子ミシンにあ
つては、その構造上の制約から実際に形成可能な
模様の大きさに限度がある。このため近時におい
て、大なる模様を形成すべく、布を挾持可能に設
けた刺しゆう枠を予め記憶した刺しゆう形成信号
に基づいてX軸方向及びY軸方向(前後及び左右
方向)に移動させる機能を有した刺しゆう装置を
設け、必要に応じて上記刺しゆう装置をその刺し
ゆう枠が電子ミシンの針に対応するようにしてミ
シン本体に装着し、斯る装着状態にて刺しゆう枠
を前記刺しゆう形成信号に基づき且つ針の上下動
に同期させて移動させる構成とした刺しゆう可能
な電子ミシンが供されている。しかしながら、電
子ミシンにより形成可能な複数の模様の中には、
その模様が選択された状態で刺しゆう動作を行な
うと正常な刺しゆう模様を形成できないものが数
多く含まれており、従つて、従来の刺しゆう可能
な電子ミシンにおいては、刺しゆう装置をミシン
本体に装着する毎に模様選択装置により複数の模
様中から刺しゆうに適した特定の模様を選択する
という煩雑な操作を必要とする不具合があつた。
しかも、上記の如き特定の模様の選択操作は往々
にして忘れられることがあり、斯ような場合には
刺しゆう模様が崩れてしまうことになる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、刺しゆう装置のミシン本体に対
する装着の都度に模様選択装置によつて複数の模
様中から特定の模様を選択するという煩雑な操作
を不要になし得て取扱いの簡単化を図ることがで
き、しかも模様選択装置による模様選択の誤りに
起因した刺しゆう模様の崩れを惹起する虞がない
刺しゆう可能な電子ミシンを提供するにある。
り、その目的は、刺しゆう装置のミシン本体に対
する装着の都度に模様選択装置によつて複数の模
様中から特定の模様を選択するという煩雑な操作
を不要になし得て取扱いの簡単化を図ることがで
き、しかも模様選択装置による模様選択の誤りに
起因した刺しゆう模様の崩れを惹起する虞がない
刺しゆう可能な電子ミシンを提供するにある。
以下、本考案の第1実施例について第1図及び
第2図を参照しながら説明する。
第2図を参照しながら説明する。
第1図において、1はミシン機枠で、これはミ
シンベツド2上にミシンアーム3を一体的に立設
することにより形成されている。ミシンアーム3
の先端部には図示しないミシン主軸の回転に連動
して上下往復運動すると共に必要に応じて横方向
揺動運動する針棒4が設けられており、この針棒
4には針5が装着されている。また、ミシンアー
ム3の先端部には布押え6が針5に対応して設け
られている。ミシンアーム3先端部における針棒
4の近傍位置には、ミシンの縫目形成動作を開始
させ且つ停止させるための自動復帰のスタートス
トツプスイツチ7が配置されている。ミシンベツ
ド2には、前記針5に対応して針板及び加工布に
送り運動を付与するための送り調節器(いずれも
図示せず)が設けられている。ミシンアーム3の
前面上部には、模様表示部8及び模様選択スイツ
チ9を備えた周知構成の模様選択装置10が設け
られている。また、ミシン機枠1特にはミシンア
ーム3の立設基部の前面には、縫製速度を例えば
「高」、「中」、「低」の3段階に設定するためのピ
アノタツチ式速度選択スイツチ11,12,13
及び電源を投入及びしや断するためのピアノタツ
チ式電源スイツチ14が夫々配設されている。以
上述べたミシン機枠1、模様選択装置10等によ
つてミシン本体15が構成されており、斯かるミ
シン本体15に対して刺しゆう装置16を着脱可
能に装着し得るようになつている。上記刺しゆう
装置16は、ミシン本体15に対する装着状態時
において針5と対応される刺しゆう枠17を有
し、この刺しゆう枠17を後述のようにX軸方向
及びY軸方向(前後及び左右方向)に移動させる
機能を備えている。
シンベツド2上にミシンアーム3を一体的に立設
することにより形成されている。ミシンアーム3
の先端部には図示しないミシン主軸の回転に連動
して上下往復運動すると共に必要に応じて横方向
揺動運動する針棒4が設けられており、この針棒
4には針5が装着されている。また、ミシンアー
ム3の先端部には布押え6が針5に対応して設け
られている。ミシンアーム3先端部における針棒
4の近傍位置には、ミシンの縫目形成動作を開始
させ且つ停止させるための自動復帰のスタートス
トツプスイツチ7が配置されている。ミシンベツ
ド2には、前記針5に対応して針板及び加工布に
送り運動を付与するための送り調節器(いずれも
図示せず)が設けられている。ミシンアーム3の
前面上部には、模様表示部8及び模様選択スイツ
チ9を備えた周知構成の模様選択装置10が設け
られている。また、ミシン機枠1特にはミシンア
ーム3の立設基部の前面には、縫製速度を例えば
「高」、「中」、「低」の3段階に設定するためのピ
アノタツチ式速度選択スイツチ11,12,13
及び電源を投入及びしや断するためのピアノタツ
チ式電源スイツチ14が夫々配設されている。以
上述べたミシン機枠1、模様選択装置10等によ
つてミシン本体15が構成されており、斯かるミ
シン本体15に対して刺しゆう装置16を着脱可
能に装着し得るようになつている。上記刺しゆう
装置16は、ミシン本体15に対する装着状態時
において針5と対応される刺しゆう枠17を有
し、この刺しゆう枠17を後述のようにX軸方向
及びY軸方向(前後及び左右方向)に移動させる
機能を備えている。
第2図には本考案の電気的構成のうちその要旨
に関係した部分のみが示されており、以下これに
ついて述べる。
に関係した部分のみが示されており、以下これに
ついて述べる。
まず、ミシン本体15側の電気的構成について
述べるに、18は刺しゆう装置16の装着状態を
検知するための検出器たる常開形の検知スイツチ
であり、これは刺しゆう装置16がミシン本体1
5に装着された時にその装着に応答してオン状態
を呈する構成である。この検知スイツチ18はそ
の一端がプラス電源端子+Vに接続され且つ他端
が抵抗19を介してアースされており、検知スイ
ツチ18及び抵抗19の共通接続点からは、刺し
ゆう装置16がミシン本体15に装着された状態
時に検出信号たるハイレベル信号より成る装着信
号Saが出力される。20はタイミング信号発生
器で、これはミシン本体15の動作(特にはミシ
ン主軸の回転)に同期したパルス状のミシンタイ
ミング信号Stを発生し、そのミシンタイミング信
号StをAND回路21の一方の入力端子及び後述
する信号読出回路22に与える。この時、AND
回路21の他方の入力端子には前記装着信号Sa
が与えられるようになつており、従つてタイミン
グ信号発生器20からのミシンタイミング信号St
は、刺しゆう装置16がミシン本体15に装着さ
れた刺しゆう動作状態時のみAND回路21を通
過する。前記模様選択スイツチ9はその一端がプ
ラス電源端子+Vに接続され且つ他端が抵抗23
を介してアースされており、模様選択スイツチ9
及び抵抗23の共通接続点からは該模様選択スイ
ツチ9がオン操作される毎に立上がる選択パルス
Psが出力される。24はAND回路で、その一方
の入力端子に選択パルスPsを受け且つ他方の入
力端子に前記装着信号Saをインバータ25を介
してローレベル信号として受ける状態になされて
おり、従つて選択パルスPsは、装着信号Saの非
出力時換言すれば刺しゆう装置16がミシン本体
15に装着されていない通常状態時のみAND回
路24を通過するようになる。26は模様選択装
置10の一部をなす模様選択カウンタであり、そ
のクロツク端子CKに選択パルスPsをAND回路2
4を介して受けると共にリセツト端子RTに装着
信号Saを受けるように設けられている。従つて
模様選択カウンタ26は、刺しゆう装置16がミ
シン本体15に装着されていない通常状態時にお
いて模様選択スイツチ9がオン操作される毎に選
択パルスPsを受けてカウントアツプし、且つ刺
しゆう装置16がミシン本体15に装着された刺
しゆう動作状態時において装着信号Saを受けて
リセツトされるものであり、この刺しゆう動作状
態時には装着信号Saが出力されたままとなるか
ら模様選択カウンタ26がリセツト状態(そのカ
ウント値が「0」の状態)に強制的に保持され
る。この場合、模様選択カウンタ26のカウント
値は、模様選択装置10により選択可能な複数の
模様に1対1で対応されており、特にカウント値
「0」は刺しゆうに適した特定の模様たる例えば
「直線縫目模様」に対応されている。また、上記
複数の模様を形成するために必要な縫目データは
ROM27に予め記憶されている。28は模様選択
カウンタ26のカウント値が入力される先頭アド
レスメモリであり、これは上記カウント値即ち模
様選択装置10により選択された模様に対応した
先頭アドレス信号Sbを出力して信号読出回路2
2に与える。この信号読出回路22は、ROM2
7の記憶内容(縫目データ)を先頭アドレス信号
Sbにより指定された先頭アドレスから前記ミシ
ンタイミング信号Stに応答して順次読み出し、そ
の読み出した縫目データを針5の横方向位置制御
用の模様形成信号Sc及び図示しない送り調節器
の調節位置制御用の模様形成信号Sdとして出力
させる。29は針5を横方向に揺動させるための
針揺動アクチユエータ、30は送り調節器に送り
運動を付与するための送りアクチユエータであ
る。31はROM27から模様形成信号Sc,Sdが
供給される位置制御装置たるアクチユエータ駆動
制御回路で、これはミシンタイミング信号Stに応
答して発生する上記模様形成信号Sc,Sdに基づ
いて針揺動アクチユエータ29、送りアクチユエ
ータ30を駆動することにより、針5及び送り調
節器を位置決めして縫目模様を形成せしめる。
述べるに、18は刺しゆう装置16の装着状態を
検知するための検出器たる常開形の検知スイツチ
であり、これは刺しゆう装置16がミシン本体1
5に装着された時にその装着に応答してオン状態
を呈する構成である。この検知スイツチ18はそ
の一端がプラス電源端子+Vに接続され且つ他端
が抵抗19を介してアースされており、検知スイ
ツチ18及び抵抗19の共通接続点からは、刺し
ゆう装置16がミシン本体15に装着された状態
時に検出信号たるハイレベル信号より成る装着信
号Saが出力される。20はタイミング信号発生
器で、これはミシン本体15の動作(特にはミシ
ン主軸の回転)に同期したパルス状のミシンタイ
ミング信号Stを発生し、そのミシンタイミング信
号StをAND回路21の一方の入力端子及び後述
する信号読出回路22に与える。この時、AND
回路21の他方の入力端子には前記装着信号Sa
が与えられるようになつており、従つてタイミン
グ信号発生器20からのミシンタイミング信号St
は、刺しゆう装置16がミシン本体15に装着さ
れた刺しゆう動作状態時のみAND回路21を通
過する。前記模様選択スイツチ9はその一端がプ
ラス電源端子+Vに接続され且つ他端が抵抗23
を介してアースされており、模様選択スイツチ9
及び抵抗23の共通接続点からは該模様選択スイ
ツチ9がオン操作される毎に立上がる選択パルス
Psが出力される。24はAND回路で、その一方
の入力端子に選択パルスPsを受け且つ他方の入
力端子に前記装着信号Saをインバータ25を介
してローレベル信号として受ける状態になされて
おり、従つて選択パルスPsは、装着信号Saの非
出力時換言すれば刺しゆう装置16がミシン本体
15に装着されていない通常状態時のみAND回
路24を通過するようになる。26は模様選択装
置10の一部をなす模様選択カウンタであり、そ
のクロツク端子CKに選択パルスPsをAND回路2
4を介して受けると共にリセツト端子RTに装着
信号Saを受けるように設けられている。従つて
模様選択カウンタ26は、刺しゆう装置16がミ
シン本体15に装着されていない通常状態時にお
いて模様選択スイツチ9がオン操作される毎に選
択パルスPsを受けてカウントアツプし、且つ刺
しゆう装置16がミシン本体15に装着された刺
しゆう動作状態時において装着信号Saを受けて
リセツトされるものであり、この刺しゆう動作状
態時には装着信号Saが出力されたままとなるか
ら模様選択カウンタ26がリセツト状態(そのカ
ウント値が「0」の状態)に強制的に保持され
る。この場合、模様選択カウンタ26のカウント
値は、模様選択装置10により選択可能な複数の
模様に1対1で対応されており、特にカウント値
「0」は刺しゆうに適した特定の模様たる例えば
「直線縫目模様」に対応されている。また、上記
複数の模様を形成するために必要な縫目データは
ROM27に予め記憶されている。28は模様選択
カウンタ26のカウント値が入力される先頭アド
レスメモリであり、これは上記カウント値即ち模
様選択装置10により選択された模様に対応した
先頭アドレス信号Sbを出力して信号読出回路2
2に与える。この信号読出回路22は、ROM2
7の記憶内容(縫目データ)を先頭アドレス信号
Sbにより指定された先頭アドレスから前記ミシ
ンタイミング信号Stに応答して順次読み出し、そ
の読み出した縫目データを針5の横方向位置制御
用の模様形成信号Sc及び図示しない送り調節器
の調節位置制御用の模様形成信号Sdとして出力
させる。29は針5を横方向に揺動させるための
針揺動アクチユエータ、30は送り調節器に送り
運動を付与するための送りアクチユエータであ
る。31はROM27から模様形成信号Sc,Sdが
供給される位置制御装置たるアクチユエータ駆動
制御回路で、これはミシンタイミング信号Stに応
答して発生する上記模様形成信号Sc,Sdに基づ
いて針揺動アクチユエータ29、送りアクチユエ
ータ30を駆動することにより、針5及び送り調
節器を位置決めして縫目模様を形成せしめる。
一方、32は刺しゆう装置16がミシン本体1
5に装着されたときにその装着に応動して両者間
を電気的に接続するための接続手段であり、この
接続手段32は、タイミング信号発生器20から
のミシンタイミング信号StをAND回路21を介
して受ける供給ライン33と、この供給ライン3
3を刺しゆう装置16内の信号書込読出制御回路
34に対して着脱可能に接続するコネクタ35と
により構成されている。
5に装着されたときにその装着に応動して両者間
を電気的に接続するための接続手段であり、この
接続手段32は、タイミング信号発生器20から
のミシンタイミング信号StをAND回路21を介
して受ける供給ライン33と、この供給ライン3
3を刺しゆう装置16内の信号書込読出制御回路
34に対して着脱可能に接続するコネクタ35と
により構成されている。
しかして、以下においては刺しゆう装置16側
の電気的構成について述べる。即ち、36は記憶
部たる信号入力装置で、これは刺しゆう枠17の
位置を制御するための刺しゆう形成信号Seを予
め記憶して成る着脱可能な磁気カード(第1図に
符号36aを付して示す)を含んで構成されてお
り、その磁気カード36aがセツトされたときに
セツト信号Sfを出力するようになつている。尚、
磁気カード36aは複数の刺しゆう模様に対応し
て複数枚用意されている。前記信号書込読出制御
回路34は、セツト信号Sfに基づいて磁気カード
36aがセツトされたか否か判断すると共に、
「セツト状態」と判断した場合にその磁気カード
36aに記憶された刺しゆう形成信号Seを前述
のように入力されるミシンタイミング信号Stに応
答して順次読み出し、さらに斯ように読み出した
刺しゆう形成信号Seをデータ転送用のRAM37
に順次書き込む構成である。38は信号書込読出
制御回路34と共に制御部39を構成するパルス
モータ制御回路で、これはRAM37からの刺し
ゆう形成信号S′eに基づいてパルスモータ駆動回
路40を制御する。このパルスモータ駆動回路4
0は、夫々刺しゆう枠駆動部たるX軸パルスモー
タ41及びY軸パルスモータ42を駆動し、以つ
て刺しゆう枠17をRAM37からの刺しゆう形
成信号S′eに基づいてX軸方向及びY軸方向に移
動させる。尚、X軸パルスモータ41及びY軸パ
ルスモータ42は刺しゆう枠17を前後方向及び
左右方向へ移動させるためのものであるが、各パ
ルスモータ41,42に代えてDCサーボモータ
等を用いることもできる。
の電気的構成について述べる。即ち、36は記憶
部たる信号入力装置で、これは刺しゆう枠17の
位置を制御するための刺しゆう形成信号Seを予
め記憶して成る着脱可能な磁気カード(第1図に
符号36aを付して示す)を含んで構成されてお
り、その磁気カード36aがセツトされたときに
セツト信号Sfを出力するようになつている。尚、
磁気カード36aは複数の刺しゆう模様に対応し
て複数枚用意されている。前記信号書込読出制御
回路34は、セツト信号Sfに基づいて磁気カード
36aがセツトされたか否か判断すると共に、
「セツト状態」と判断した場合にその磁気カード
36aに記憶された刺しゆう形成信号Seを前述
のように入力されるミシンタイミング信号Stに応
答して順次読み出し、さらに斯ように読み出した
刺しゆう形成信号Seをデータ転送用のRAM37
に順次書き込む構成である。38は信号書込読出
制御回路34と共に制御部39を構成するパルス
モータ制御回路で、これはRAM37からの刺し
ゆう形成信号S′eに基づいてパルスモータ駆動回
路40を制御する。このパルスモータ駆動回路4
0は、夫々刺しゆう枠駆動部たるX軸パルスモー
タ41及びY軸パルスモータ42を駆動し、以つ
て刺しゆう枠17をRAM37からの刺しゆう形
成信号S′eに基づいてX軸方向及びY軸方向に移
動させる。尚、X軸パルスモータ41及びY軸パ
ルスモータ42は刺しゆう枠17を前後方向及び
左右方向へ移動させるためのものであるが、各パ
ルスモータ41,42に代えてDCサーボモータ
等を用いることもできる。
次に上記構成の作用について説明する。今、刺
しゆう装置15がミシン本体16に装着されてい
ない通常状態では、検知スイツチ18がオフ状態
を呈するため装着信号Sa(ハイレベル信号)が
出力されない。このためAND回路24の一方の
入力端子にインバータ25を介してハイレベル信
号が与えられ、該AND回路24が模様選択スイ
ツチ9のオン操作に応じて発生する選択パルス
Psの通過を許容するようになる。この場合には
模様選択カウンタ26のリセツト端子RTに装着
信号Saが入力されないから、該模様選択カウン
タ26がリセツト状態に保持されることがなく、
従つて模様選択スイツチ9のオン操作によつて模
様選択カウンタ26のカウント値を任意に変える
ことができ、以てROM27に記憶された複数の
模様中から上記カウント値に対応した所望の模様
を選択することができる。斯ようにして所望の模
様を選択すると、その模様に対応した先頭アドレ
ス信号Sbが先頭アドレスメモリ28から出力さ
れて信号読出回路22に与えられる。この後、ス
タートストツプスイツチ7をオン操作すると図示
しないミシンモータひいてはミシン主軸が回転さ
れるようになり、そのミシン主軸の回転に同期し
たミシンタイミング信号Stがタイミング信号発生
器20から出力されるようになる。すると、信号
読出回路22によつてROM27の記憶内容が先
頭アドレス信号Sbにより指定された先頭アドレ
スからミシンタイミング信号Stに応答して順次読
み出され、前述の如く選択された模様に対応した
模様形成信号Sc,Sdがアクチユエータ駆動制御
回路31に与えられる。この結果、アクチユエー
タ駆動制御回路31が模様形成信号Sc,Sdに基
づいて針揺動アクチユエータ29及び送りアクチ
ユエータ30を駆動して針5及び送り調節器を位
置決めし、且つ針5がミシン主軸の回転に同期し
て上下動されるようになり、斯ようにして模様選
択スイツチ9により選択された所望の模様が形成
される。
しゆう装置15がミシン本体16に装着されてい
ない通常状態では、検知スイツチ18がオフ状態
を呈するため装着信号Sa(ハイレベル信号)が
出力されない。このためAND回路24の一方の
入力端子にインバータ25を介してハイレベル信
号が与えられ、該AND回路24が模様選択スイ
ツチ9のオン操作に応じて発生する選択パルス
Psの通過を許容するようになる。この場合には
模様選択カウンタ26のリセツト端子RTに装着
信号Saが入力されないから、該模様選択カウン
タ26がリセツト状態に保持されることがなく、
従つて模様選択スイツチ9のオン操作によつて模
様選択カウンタ26のカウント値を任意に変える
ことができ、以てROM27に記憶された複数の
模様中から上記カウント値に対応した所望の模様
を選択することができる。斯ようにして所望の模
様を選択すると、その模様に対応した先頭アドレ
ス信号Sbが先頭アドレスメモリ28から出力さ
れて信号読出回路22に与えられる。この後、ス
タートストツプスイツチ7をオン操作すると図示
しないミシンモータひいてはミシン主軸が回転さ
れるようになり、そのミシン主軸の回転に同期し
たミシンタイミング信号Stがタイミング信号発生
器20から出力されるようになる。すると、信号
読出回路22によつてROM27の記憶内容が先
頭アドレス信号Sbにより指定された先頭アドレ
スからミシンタイミング信号Stに応答して順次読
み出され、前述の如く選択された模様に対応した
模様形成信号Sc,Sdがアクチユエータ駆動制御
回路31に与えられる。この結果、アクチユエー
タ駆動制御回路31が模様形成信号Sc,Sdに基
づいて針揺動アクチユエータ29及び送りアクチ
ユエータ30を駆動して針5及び送り調節器を位
置決めし、且つ針5がミシン主軸の回転に同期し
て上下動されるようになり、斯ようにして模様選
択スイツチ9により選択された所望の模様が形成
される。
一方、刺しゆう動作を行なうべく刺しゆう装置
16をミシン本体15に装着した場合には、検知
スイツチ18がオンされて装着信号Saが出力さ
れ、その装着信号Saによつて模様選択カウンタ
26がリセツト状態に強制的に保持される。従つ
て、刺しゆう装置16がミシン本体15に装着さ
れた時には、模様選択カウンタ26のカウント値
「0」に対応した「直線縫目模様」即ち刺しゆう
に適した特定の模様が強制的に選択されるように
なる。また、この状態では、供給ライン33が信
号書込読出制御回路34に対してコネクタ35を
介して接続されると共に、AND回路21がその
一方の入力端子に装着信号Saを受けてタイミン
グ信号発生器20からのミシンタイミング信号St
の通過を許容するようになるから、ミシン主軸の
回転に応じてミシンタイミング信号StがAND回
路21、供給ライン33及びコネクタ35を介し
て信号書込読出制御回路34に供給されることに
なる。このように刺しゆう装置16がミシン本体
15に装着された状態において、刺しゆう枠17
に加工布43を挾持すると共に、信号入力装置3
6に複数枚の磁気カード36a中から所望の刺し
ゆう模様に対応した1枚をセツトすると、該信号
入力装置36からセツト信号Sfが出力され、この
セツト信号Sfを受けた信号書込読出制御回路34
が磁気カード36aの記憶内容を読み出し可能な
状態を呈する。この後、スタートストツプスイツ
チ7をオン操作すると、ミシン主軸が回転される
と共に、その回転に同期して発生するミシンタイ
ミング信号Stが信号書込読出制御回路34に供給
されるようになる。すると、信号書込読出制御回
路34が磁気カード36aに記憶された刺しゆう
形成信号Seをミシンタイミング信号Stに応答し
て読み出し、パルスモータ制御回路38がRAM
37からの刺しゆう形成信号S′eに基づき且つパ
ルスモータ駆動回路40を介してX軸パルスモー
タ41及びY軸パルスモータ42を駆動するよう
になり、これにより刺しゆう枠17がミシン主軸
の回転に同期して移動される。この時、ミシン本
体15側においては、前述した如く強制的に選択
された「直線縫目模様」を形成するための動作が
行なわれて、針5がその横方向位置を一定位置に
保持された状態にてミシン主軸に同期して上下動
されるようになる。このため結果的に、セツトさ
れた磁気カード36aに記憶された刺しゆう模様
が加工布43に形成される。尚、斯ようなミシン
本体15の動作時には送り歯が沈下されてその送
り運動が無効化される。
16をミシン本体15に装着した場合には、検知
スイツチ18がオンされて装着信号Saが出力さ
れ、その装着信号Saによつて模様選択カウンタ
26がリセツト状態に強制的に保持される。従つ
て、刺しゆう装置16がミシン本体15に装着さ
れた時には、模様選択カウンタ26のカウント値
「0」に対応した「直線縫目模様」即ち刺しゆう
に適した特定の模様が強制的に選択されるように
なる。また、この状態では、供給ライン33が信
号書込読出制御回路34に対してコネクタ35を
介して接続されると共に、AND回路21がその
一方の入力端子に装着信号Saを受けてタイミン
グ信号発生器20からのミシンタイミング信号St
の通過を許容するようになるから、ミシン主軸の
回転に応じてミシンタイミング信号StがAND回
路21、供給ライン33及びコネクタ35を介し
て信号書込読出制御回路34に供給されることに
なる。このように刺しゆう装置16がミシン本体
15に装着された状態において、刺しゆう枠17
に加工布43を挾持すると共に、信号入力装置3
6に複数枚の磁気カード36a中から所望の刺し
ゆう模様に対応した1枚をセツトすると、該信号
入力装置36からセツト信号Sfが出力され、この
セツト信号Sfを受けた信号書込読出制御回路34
が磁気カード36aの記憶内容を読み出し可能な
状態を呈する。この後、スタートストツプスイツ
チ7をオン操作すると、ミシン主軸が回転される
と共に、その回転に同期して発生するミシンタイ
ミング信号Stが信号書込読出制御回路34に供給
されるようになる。すると、信号書込読出制御回
路34が磁気カード36aに記憶された刺しゆう
形成信号Seをミシンタイミング信号Stに応答し
て読み出し、パルスモータ制御回路38がRAM
37からの刺しゆう形成信号S′eに基づき且つパ
ルスモータ駆動回路40を介してX軸パルスモー
タ41及びY軸パルスモータ42を駆動するよう
になり、これにより刺しゆう枠17がミシン主軸
の回転に同期して移動される。この時、ミシン本
体15側においては、前述した如く強制的に選択
された「直線縫目模様」を形成するための動作が
行なわれて、針5がその横方向位置を一定位置に
保持された状態にてミシン主軸に同期して上下動
されるようになる。このため結果的に、セツトさ
れた磁気カード36aに記憶された刺しゆう模様
が加工布43に形成される。尚、斯ようなミシン
本体15の動作時には送り歯が沈下されてその送
り運動が無効化される。
第3図は本考案の第2実施例を示すものであ
り、以下これについて前記第1実施例と異なる部
分のみ説明する。即ち、44はミシン本体15側
に設けられたマルチプレクサで、そのセレクト端
子Sにローレベル信号を受けた時に入力端子Aに
対する入力を通過させ、且つセレクト端子Sにハ
イレベル信号を受けた時に入力端子Bに対する入
力を通過させる構成である。45は刺しゆう装置
16側に設けられた模様コード設定器で、これに
はミシン本体15により形成可能な複数の模様中
の刺しゆうに適した特定の模様たる例えば「直線
縫目模様」に対応したコード「0」が記憶されて
いる。この模様コード設定器45に記憶されたコ
ード「0」は、ミシン本体15に対して刺しゆう
装置16が装着された時にコネクタ35を介して
マルチプレクサ44の入力端子Bに与えられるよ
うになつている。また、模様選択スイツチ9のオ
ン操作に応じて出力される選択パルスPsは模様
選択カウンタ26のクロツク入力端子CKに直接
与えられるようになつており、この模様選択カウ
ンタ26のカウン値はマツチプレクサ44の入力
端子Aに与えられるようになつている。さらに、
検知スイツチ18のオンに応じて発生する装着信
号Saは、前記第1実施例では模様選択カウンタ
26のリセツト端子RTに与えられる構成であつ
たが、本実施例ではマルチプレクサ44のセレク
ト端子Sに与えられる構成になされている。従つ
て、刺しゆう装置16がミシン本体15に装着さ
れた刺しゆう動作状態時には、装着信号Sa(ハ
イレベル信号)がマルチプレクサ44のセレクト
端子Sに与えられて該マルチプレクサ44が入力
端子Bに対する入力を通過させるようになるた
め、模様コード設定器45に記憶されたコード
「0」が先頭アドレスメモリ28に入力されるよ
うになり、以て該コード「0」に対応した「直線
縫目模様」即ち刺しゆうに適した特定の模様が強
制的に選択されるようになる。また、刺しゆう装
置16がミシン本体15に装着されていない通常
状態時には、マルチプレクサ44のセレクト端子
Sにローレベル信号が与えられて該マルチプレク
サ44が入力端子Aに対する入力即ち模様選択カ
ウンタ26のカウント値を通過させるようになる
から、模様選択スイツチ9のオン操作によつて模
様選択カウンタ26のカウント値を変えることに
より、ROM27に記憶された複数の模様中から
上記カウント値に対応した所望の模様を選択する
ことができる。
り、以下これについて前記第1実施例と異なる部
分のみ説明する。即ち、44はミシン本体15側
に設けられたマルチプレクサで、そのセレクト端
子Sにローレベル信号を受けた時に入力端子Aに
対する入力を通過させ、且つセレクト端子Sにハ
イレベル信号を受けた時に入力端子Bに対する入
力を通過させる構成である。45は刺しゆう装置
16側に設けられた模様コード設定器で、これに
はミシン本体15により形成可能な複数の模様中
の刺しゆうに適した特定の模様たる例えば「直線
縫目模様」に対応したコード「0」が記憶されて
いる。この模様コード設定器45に記憶されたコ
ード「0」は、ミシン本体15に対して刺しゆう
装置16が装着された時にコネクタ35を介して
マルチプレクサ44の入力端子Bに与えられるよ
うになつている。また、模様選択スイツチ9のオ
ン操作に応じて出力される選択パルスPsは模様
選択カウンタ26のクロツク入力端子CKに直接
与えられるようになつており、この模様選択カウ
ンタ26のカウン値はマツチプレクサ44の入力
端子Aに与えられるようになつている。さらに、
検知スイツチ18のオンに応じて発生する装着信
号Saは、前記第1実施例では模様選択カウンタ
26のリセツト端子RTに与えられる構成であつ
たが、本実施例ではマルチプレクサ44のセレク
ト端子Sに与えられる構成になされている。従つ
て、刺しゆう装置16がミシン本体15に装着さ
れた刺しゆう動作状態時には、装着信号Sa(ハ
イレベル信号)がマルチプレクサ44のセレクト
端子Sに与えられて該マルチプレクサ44が入力
端子Bに対する入力を通過させるようになるた
め、模様コード設定器45に記憶されたコード
「0」が先頭アドレスメモリ28に入力されるよ
うになり、以て該コード「0」に対応した「直線
縫目模様」即ち刺しゆうに適した特定の模様が強
制的に選択されるようになる。また、刺しゆう装
置16がミシン本体15に装着されていない通常
状態時には、マルチプレクサ44のセレクト端子
Sにローレベル信号が与えられて該マルチプレク
サ44が入力端子Aに対する入力即ち模様選択カ
ウンタ26のカウント値を通過させるようになる
から、模様選択スイツチ9のオン操作によつて模
様選択カウンタ26のカウント値を変えることに
より、ROM27に記憶された複数の模様中から
上記カウント値に対応した所望の模様を選択する
ことができる。
尚、上記した第1及び第2の各実施例では、刺
しゆうに適した特定の模様として「直線縫目模
様」を例に挙げたが、例えば「ジグザグ縫目模
様」を強制的に選択させる構成としても良く、或
は刺しゆうに適した複数の模様中から所望のもの
が強制的に選択される構成としても良い。また、
各実施例では、刺しゆう装置16の記憶部として
磁気カード36aを含んで成る信号入力装置36
を設けたが、この信号入力装置36に代えて、デ
ータ設定用キー及びこのキーによる入力を刺しゆ
う形成信号として記憶する回路を備えた信号入力
装置を設ける構成としても良い。
しゆうに適した特定の模様として「直線縫目模
様」を例に挙げたが、例えば「ジグザグ縫目模
様」を強制的に選択させる構成としても良く、或
は刺しゆうに適した複数の模様中から所望のもの
が強制的に選択される構成としても良い。また、
各実施例では、刺しゆう装置16の記憶部として
磁気カード36aを含んで成る信号入力装置36
を設けたが、この信号入力装置36に代えて、デ
ータ設定用キー及びこのキーによる入力を刺しゆ
う形成信号として記憶する回路を備えた信号入力
装置を設ける構成としても良い。
本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、複数の模様中から選択された所望の模様を
形成可能なミシン本体と刺しゆう装置とを組合せ
て成る刺しゆう可能な電子ミシンにおいて、刺し
ゆう装置がミシン本体に装着された時に前記複数
の模様中の刺しゆうに適した特定の模様を刺しゆ
う形成動作用として強制的に選択させる構成とし
たから、刺しゆう装置をミシン本体に装着する都
度に模様選択装置によつて複数の模様中から特定
の模様を選択するという煩雑な操作を不要になし
得て取扱いの簡単化を図ることができるものであ
り、しかも刺しゆう動作時に模様選択の誤りを犯
すことがないので従来のように刺しゆうの崩れを
惹起する虞がなくなるものである。
うに、複数の模様中から選択された所望の模様を
形成可能なミシン本体と刺しゆう装置とを組合せ
て成る刺しゆう可能な電子ミシンにおいて、刺し
ゆう装置がミシン本体に装着された時に前記複数
の模様中の刺しゆうに適した特定の模様を刺しゆ
う形成動作用として強制的に選択させる構成とし
たから、刺しゆう装置をミシン本体に装着する都
度に模様選択装置によつて複数の模様中から特定
の模様を選択するという煩雑な操作を不要になし
得て取扱いの簡単化を図ることができるものであ
り、しかも刺しゆう動作時に模様選択の誤りを犯
すことがないので従来のように刺しゆうの崩れを
惹起する虞がなくなるものである。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図は斜視図、第2図は電気的構成図
である。また、第3図は本考案の第2実施例を示
す要部の電気的構成図である。 図中、5は針、10は模様選択装置、15はミ
シン本体、16は刺しゆう装置、17は刺しゆう
枠、18は検知スイツチ(検出器)、31はアク
チユエータ駆動制御回路(位置制御装置)、32
は接続手段、33は供給ライン、36は信号入力
装置(記憶部)、39は制御部、41はX軸パル
スモータ(刺しゆう枠駆動部)、42はY軸パル
スモータ(刺しゆう枠駆動部)である。
もので、第1図は斜視図、第2図は電気的構成図
である。また、第3図は本考案の第2実施例を示
す要部の電気的構成図である。 図中、5は針、10は模様選択装置、15はミ
シン本体、16は刺しゆう装置、17は刺しゆう
枠、18は検知スイツチ(検出器)、31はアク
チユエータ駆動制御回路(位置制御装置)、32
は接続手段、33は供給ライン、36は信号入力
装置(記憶部)、39は制御部、41はX軸パル
スモータ(刺しゆう枠駆動部)、42はY軸パル
スモータ(刺しゆう枠駆動部)である。
Claims (1)
- 針の横方向位置及び送り調節器の調節位置を制
御する模様形成信号をミシンタイミング信号に応
答して発生し、その模様形成信号を位置制御装置
に供給して針及び送り調節器を位置決めし、模様
選択手段により複数の模様中から選択された所望
の模様を形成するミシン本体と、刺しゆう枠駆動
部と刺しゆう枠の位置を制御する刺しゆう形成信
号を記憶する記憶部とその駆動部及び記憶部の動
作を制御する制御部とを含む刺しゆう装置と、ミ
シン本体の動作に同期して前記記憶部から刺しゆ
う形成信号を読み出すために前記刺しゆう装置に
前記ミシンタイミング信号を供給する供給ライン
を含み前記刺しゆう装置をミシン本体に対して着
脱可能に接続する接続手段と、その接続手段によ
つて前記刺しゆう装置がミシン本体に装着された
時に検出信号を発生する検出器とを含み、前記模
様選択手段が前記検出信号に応答して前記複数の
模様中の刺しゆうに適した特定の模様を選択する
ことを特徴とする刺しゆう可能な電子ミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15936982U JPS5965684U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 刺しゆう可能な電子ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15936982U JPS5965684U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 刺しゆう可能な電子ミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5965684U JPS5965684U (ja) | 1984-05-01 |
JPS6221268Y2 true JPS6221268Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=30350839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15936982U Granted JPS5965684U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 刺しゆう可能な電子ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5965684U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224474A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Juki Corp | ミシン |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5037555A (ja) * | 1973-07-05 | 1975-04-08 | ||
JPS54104954A (en) * | 1978-02-02 | 1979-08-17 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Automaticcembroidery sewing machine |
JPS556528A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-18 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Sewing machine table with embroidering apparatus |
JPS5552790A (en) * | 1978-10-13 | 1980-04-17 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Zigzag sewing machine with embroidery sewing device |
JPS5573286A (en) * | 1979-03-14 | 1980-06-02 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Sewing machine with automatic tacking sewing device |
JPS5761755A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-14 | Aisin Seiki | Embroidering machine |
-
1982
- 1982-10-21 JP JP15936982U patent/JPS5965684U/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5037555A (ja) * | 1973-07-05 | 1975-04-08 | ||
JPS54104954A (en) * | 1978-02-02 | 1979-08-17 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Automaticcembroidery sewing machine |
JPS556528A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-18 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Sewing machine table with embroidering apparatus |
JPS5552790A (en) * | 1978-10-13 | 1980-04-17 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Zigzag sewing machine with embroidery sewing device |
JPS5573286A (en) * | 1979-03-14 | 1980-06-02 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Sewing machine with automatic tacking sewing device |
JPS5761755A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-14 | Aisin Seiki | Embroidering machine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224474A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Juki Corp | ミシン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5965684U (ja) | 1984-05-01 |
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