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JPS62208281A - クレアチナ−ゼの製造法 - Google Patents

クレアチナ−ゼの製造法

Info

Publication number
JPS62208281A
JPS62208281A JP61048247A JP4824786A JPS62208281A JP S62208281 A JPS62208281 A JP S62208281A JP 61048247 A JP61048247 A JP 61048247A JP 4824786 A JP4824786 A JP 4824786A JP S62208281 A JPS62208281 A JP S62208281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
creatinase
dna
strain
culture
manufactured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61048247A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Koyama
泰二 小山
Eiichi Nakano
中野 衛一
Satoru Kitao
北尾 悟
Hideko Yamamoto
秀子 山本
Masaru Suzuki
勝 鈴木
Yasuhiko Nakajima
中嶋 康彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NODA SANGYO KAGAKU KENKYUSHO
Kikkoman Corp
Original Assignee
NODA SANGYO KAGAKU KENKYUSHO
Kikkoman Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NODA SANGYO KAGAKU KENKYUSHO, Kikkoman Corp filed Critical NODA SANGYO KAGAKU KENKYUSHO
Priority to JP61048247A priority Critical patent/JPS62208281A/ja
Priority to DE19873707172 priority patent/DE3707172C2/de
Publication of JPS62208281A publication Critical patent/JPS62208281A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/78Hydrolases (3) acting on carbon to nitrogen bonds other than peptide bonds (3.5)

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クレアチナーゼの製造法に関する。
クレアチナーゼ(creatinase)  (クレア
チン・アミジノヒドロラーゼ(creatine am
idinohydrolase )とも呼ばれている〕
は、クレアチンに作用して尿素とザルコシン(5arc
osine )に加水分解する酵素であり、その反応式
は次のとおりである。
クレアチナーゼ クレアチン+H20 尿素+ザルコシン そしてこのクレアチナーゼは、血清、尿中等のクレアチ
ン含有物中のクレアチン定量用酵素として極めて有用な
ものである。
〔従来の技術〕
従来、クレアチナーゼは、例えばフラポパクテリウA 
(Flavobacterium)属に属し、クレアチ
ナーゼ生M能を有スる菌株を、クレアチニン、クレアチ
ン、またはこれらの混合物の存在下で培養し、培養物よ
りクレアチナーゼを採取することにより製造されている
(特公昭52−8395号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のクレアチナーゼの製造法によるときには
、培地中に高価なりレアチニン、クレアチン等を添加す
ることが必須要件であるため、上記のクレアチナーゼ製
造法は、経済的に不利であり、また製造操作も煩雑にな
る等の問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、上記の問題点を解決すべく種々
検討した結果、クレアチナーゼをフードする遺伝子を含
有するDNAをベクターDNAに挿入した組み換え体D
NAを得、この組み換え体をエッシェリシア(Esch
erichia)属に属する菌株に含ませたクレアチナ
ーゼ生産能を有する菌株を培地に培養すると、培地中に
、クレアチニン、クレアチン、またはこれらの混合物を
全く添加することなしに、効率よくクレアチナーゼが生
産されること等の知見を得、本発明を完成した。
即ち、本発明はクレアチナーゼをコードする遺伝子を含
有するDNAをベクターDNAに挿入した組み換え体D
NAを含み、クレアチナーゼ生産能を有するエッシェリ
シア属に属する菌株を、培地に培養し、培養物よりクレ
アチナーゼを採取することを特徴とするクレアチナーゼ
の製造法である。
以下、本発明について詳細に説明する。
先ず、クレアチナーゼをコードする遺伝子を含有するD
NAの調製について述べる。
フラボバクテリウムU−188[微工研菌寄第2922
号(FERM  P−NL2922)コ株を、特公昭5
2−8395号公報記載の方法と全く同様にして培養し
、培養物を得る。この培養物を、例えば3000 r、
p、m、以上、好ましくは8000〜10000 r、
p、m、で5分以上、好ましくは10〜15分間遠心分
離してフラボバクテリウムU−188株+7)菌体を得
る。
この菌体より、例えば斎藤、三浦の方法[バイオケム、
バイオフィズ、アクタ、 (Biochem、Biop
hys。
ACta、)、第72巻、第619頁(1963年)コ
、ケー・ニス・カービー(K、S、Kirby )の方
法ロバイオケム、ジェイ、  (Biochem、J、
) 、第64巻、第405頁(1956年)コ等の方法
により染色体DNAを得ることができる。
ついで、この染色体DNAに、突出末端を生じさせる制
限酵素、例えば5au3AI(東洋紡績社製)を、温度
30″C以上、好ましくは37°C1酵素濃度1〜10
ユニツ)/dで20分以上、好ましくは1〜2時間作用
させて消化し、種々の染色体DNA断片混合物を得る。
このようにして得たDNA断片混合物から、例えば通常
の7ガロースゲル電気泳動法によりDNA断片混合物を
得、更に例えばフェノール抽出等の精製手段により精製
し、また更に例えばエタノール沈殿法等の濃縮手段によ
り濃縮し、純化されたDNA断片混合物(この中にクレ
アチナーゼをコードする遺伝子を含有するDNA断片が
含まれる)を得る。
一方、本発明において用いることのできるベクターDN
Aとしては、如何なるものでもよく、例えばプラスミド
ベクターDNA、バクテリオファージベクターDNA等
が挙げられるが、具体的には例えばプラスミドpBR3
22DNA [ベセスダ・リサーチ・ラボラトリーズ(
BethesdaResearch Laborato
ries)社製]などが好ましい。
上記ベクターDNAに、突出末端を生じさせる制限酵素
、例えばBam  Hl  (宝酒造社製)を、温度3
0°C以上、好ましくは37℃、酵素濃度10〜100
0ユニツ) / atで1時間以上、好ましくは2〜3
時間作用させて消化し、切断されたベクターDNAを得
る。
ついで、上記のようにして得たフラボバクテリウムU−
188由来で、クレアチナーゼをコードする遺伝子を含
有するDNA断片混合物と、切断されたベクターDNA
を混合し、これに例えば大腸菌DNAリガーゼ(二ニー
・イングランド・バイオ・ラプス社製) 、T4DNA
!+ガーゼ(べ−リンガ−・マンハイム社製)など、好
ましくはT4DNAリガーゼを、温度4〜37°C1好
ましくは4〜16°C1酵素濃度1〜100ユニットで
1時間以上、好ましくは6〜24時間作用させて組み換
え体DNAを得る。
この組み換え体DNAを用いて、例えば大腸菌に−12
、好ましくは大腸菌HBIOI (ATCC33694
) 、大腸菌DHI (ATCC33849) 、大腸
菌χ−1776(ATCC31244) 、などを形質
転換あるいは形質導入してそれぞれの菌株を得る。この
形質転換はディー・エム・モーリソ7 (D、M、Mo
rrison)の方法[メソヅ・インeエンザイモロジ
−(Methods in Enzymology )
 、第68巻、第326〜331頁(1979年)コに
より行なうことができる。また形質導入はビー・ホーン
(B、Hohn )の方法ロメソゾ・イン・エンザイモ
ロジー第68巻、第299〜309頁(1979年)]
によって1行なうことができる。
そして、上記菌株よりクレアチナーゼ生産能を有する菌
株なスクリーニングすることにより、クレアチナーゼを
コードする遺伝子を含有するDNAをベクターDNAに
挿入した組み換え体DNAを含み、クレアチナーゼ生産
能ヲ有スルエツ’7zリシア属に属する菌株を得ること
ができる。
このようにして得られた菌株より純化された新規な組み
換え体DNAを得るには、例えばビー・グーリー(P、
Guerry )等の方法[ジェイ、バクテリオロジ−
(J、Bacteriology )第116巻、第1
064〜1066頁(1973年)]、デー・ビー・ク
レウ−k (D、B、Clewe11 )の方法[ジエ
ー、バクテリオロジー第110巻、第667〜676頁
(1972年)]などにより得ることができる。
上記のようにして得られたクレアチナーゼをコードする
遺伝子を含有するDNAをベクターDNAに挿入した組
み換え体DNAを含み、クレアチナーゼ生産能を有する
エッシェリシア属に属する菌株を用いてクレアチナーゼ
を生産するには、この菌株を通常の固体培養法でt培養
してもよいが、なるべく液体培養法を採用して培養する
のが好ましい。
また、上記菌株を培養する培地としては、例えハ酵ff
jエキス、ヘフトン、肉エキス、コーンステイープリカ
ーあるいは大豆もしくは小麦機の浸出液等の1種以上の
窒素源に、リン酸第1カリウム、リン酸第2カリウム、
硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化第2鉄、硫
酸第2鉄あるいは硫酸マンガン等の無機塩類の1種以上
を添加し、更に必要により糖質原料、ビタミン等を適宜
添加したものが用いられる。
なお、培地の初発pHは、7〜9に調整するのが適当で
ある。また培養は30〜42°C1好ましくは37゛C
前後で4〜24時間、好ましくは6〜8時間、通気撹拌
深部培養、振盪培養、静置培養等により実施するのが好
ましい。
培養終了後、該培養物よりクレアチナーゼを採取するに
は、通常の酵素採取手段を用いて得ることができる。
例えば、常法により菌体な、超音波破壊処理、磨砕処理
などするか、または、リゾチーム等の溶菌酵素を用いて
本酵素を抽出するか、またはトルエン等の存在下で振盪
もしくは放置して自己消化を行なわせ本酵素を菌体外に
排出させる。この溶液を濾過、遠心分離などして固形部
分を除去し、必要によりストレプトマイシン硫酸塩、プ
ロタミン硫酸塩あるいは硫酸マンガンにより除核酸した
のち、これに硫安、アルコール、アセトン等を添加して
分画し、沈殿物を採取し、これを水に対し透析したのち
真空乾燥して粗酵素標品な得る。
更に、クレアチナーゼの精製品を得るには、例、t ハ
D E A E−セルロース(ジ・エチル・アミノ・エ
チル・セルロース、米国ブラウン社製)、DEAE−セ
ファデックス(ジ・エチル・アミノ・エチル・セファデ
ックス、スウェーデン国)・アルマシア社製) 、QA
E−セファデックス(スウェーデン国、ファルマシア社
製)等のイオン交換物質を用いる吸着溶出法にて精製す
るか、またセファデックスG−200(スウェーデン国
、ファルイシ7社11)、セファロース6B(スウェー
デン国、ファルマシア社製)等を用いるゲル濾過法、ハ
イトロキシルアパタイト(米国バイオラッド社製、バイ
オゲルHT)を用いる吸着溶出法、ポリアクリルアミド
ゲル等を用いる電気泳動等を適宜選択、組み合わせて実
施することにより、高度に精製されたクレアチナーゼ標
品を得ることができる。
上記精製手段により得られる精製クレアチナーゼの理化
学的性質は、特公昭52−8395号公報記載のクレア
チナーゼの理化学的性質と全く同様である。
〔発明の効果〕
上述しことから明らかな如く、本発明によれば、培地に
クレアチン、クレアチニン等を添加使用することなく、
クレアチナーゼを効率よく得ることができるので、本発
明は産業上極めて有用なものである。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
実施例 (1)フラボバクテリウムU−188株の染色体DNA
の調製 フラボバクテリウムU−188(FERM  P−翫2
922)株を、T−Y培地(1%(W/V)バクトート
リプト7 (Bacto−trypton  [デイフ
x (Dirco)社製コ、0.5%(W/V)バクト
ーイースト・エキストラクト(Bacto−yeast
 extract)[ディフコ(Difco)社製コ、
0.5%(W/V)NaC1(p)(7,2) l 1
00 dに接種し、温度30℃で8時間振盪培養し、培
養物を得た。
この培養物を1000o r、p、m、で10分間常法
により遠心分離処理し、湿潤菌体0.5yを得たのち、
該菌体から斎藤、三浦の方法[バイオケム、バイオフィ
ズ、アクタ、 (Biochem、Biophys、A
cta、 ) 、第72巻、第619頁(1963年)
コにより染色体DNAを得た。
ついで、この染色体D N A 0.2 mg及び制限
酵素廻3A!  (東洋紡績社製)1.45ユニツトを
、10mM )リス塩酸緩衝液(50mM NaC1%
lomMMgs04及びl mMジチオスレイトール含
有)  (pH7,4)にそれぞれ混合し、温度37°
Cで1時間反応させた。反応終了液を常法により0.7
%(W/V)アガロースゲル(宝酒造社製)電気泳動処
理したものより、4〜8Kb(キロベースペアー)の大
きさのDNA断片を7−ル・シー・エイ・ヤング(R,
C,A、Yang )等の方法[メンズ・イン・エンザ
イモロジー(Methods in  Enzymol
ogy) 、第68巻、第176〜182頁(1979
年)コにより溶出して溶出物を得、これから常法により
フェノール抽出処理し、更にエタノール沈殿処理して5
au3A+で消化されたフラボバクテリウムU −18
8株の染色体DNA断片10μyを得た。
(2)新規な組み換え体プラスミドpKLS511DN
Aの作製 プラスミドpBR322DNA [ベセスダ・リサーチ
・ラボラトリーズ(Bethesda  Re5ear
chLaboratories )社製]10μ、S+
と制限酵素BamHI(宝酒造社製)140ユニツトを
50mM ) !Jス塩酸緩衝液(100mM NaC
1、及び10 mM Mg5O4含有)  (pH7,
4)に混合し、温度37℃で2時間反応させて消化液を
得、膣液を常法によりフェノール抽出及びエタノール沈
殿処理して、BamHIで消化されたプラスミドpBR
322DNAを得たO ついで、このBamHIで消化されたプラスミドpBR
322DNALoμ11上記(1)で得られた5au3
.AIで消化されたフラボバクテリウムU−188株の
染色体DNA断片lOμy及び2ユニツトのT4DNA
リガーゼ[ベーリンガー・マンハイム(Boehrin
ger Mannheim )社製]を6.6mMMg
C12,10mMジチオスレイトール及び10 mMA
TPを含有する66mM ) リス塩酸緩衝液(pH7
,5)に添加し、温度16°Cで10時間反応し、DN
Aを連結させた。
ついで、ディー・エム・モーリソン(D、M。
Morrison )の方法[メソヅ・イン・エンザイ
そロジ−(Methods in Enzymolog
y) 、第68巻、第326〜331頁(1979年)
コで、塩化カルシウム処理した大腸菌H8101株(A
TCC33694)を、上記のように連結させたDNA
で形質転換し、アンピシリン耐性及びテトラサイクリン
感受性の形質転換株3200株を得た。
このようにして得られた形質転換株がクレアチ  −ナ
ーゼ活性を有するか否かを以下のようにして試験した。
各菌株を、0.2%(W/V)クレアチン(シグマ社製
)及び50μl / meアンピシリンを含有スるT−
Y培地51Rtに接種し、温度30°Cで24時間培養
して培養液を得た。これを350Or、p、m、で10
分間遠心分離処理して湿潤菌体を得、該菌体を1%(W
/V)クレアチンを含有する10mMリン酸緩衝液(p
H7,0) 1 mlに懸濁し、これに、20μlトル
エンを添加し、温度37°Cで1時間反応させたのち、
温度100°Cで5分間加熱処理して反応停止液を得た
ついで、この液を常法により3500 r、p、m、で
10分間遠心分離処理して反応液を得、この反応液に0
.3ユニツト/ meザルコシンオキシy−ゼ<盛運製
薬社製) 、0.07%(W/V)4−7ミノアンチビ
リン、0.2%(W/V)2.4−ジクロロフェノール
スルホン化溶液及び70ユニツト/ meパーオキシダ
ーゼ(東洋紡績社製)をそれぞれ0、Lmtずつ添加し
、反応液が赤色に変化したものがクレアチナーゼ活性を
有する形質転換株である。
このようにして得られたクレアチナーゼ活性を有する形
質転換株である大腸菌(E、coli ) HB101
 (pKLs511)は、工業技術院微生物工業技術研
究所に微工研条寄第992号(FERM  BP−99
2)として寄託されている。
(3)組み換え体プラスミドpKLs511DNAの単
離 トリプトン1%(W/v)、酵母エキス0.5%(W/
V)、及びNaC1O,5%(W/V)からなる培地l
jに、該培地を用い温度37°Cで16〜24時間前培
養して得た大腸菌(E、coli) HB 101(p
KLs511)の培養液20 mlを接種し、温度37
°Cで3時間振盪培養したのち、培養液にクロラムフェ
ニコール0.21を添加し、更に同一温度で20時間培
養し、培養液を得た。
ついで、この培養液を、常法により10000 r、p
、m。
で10分間遠心分離処理して湿潤菌体を得、これを20
 ml ノ25%(W / V ) ショ糖を含有す6
50mMトリス塩酸緩衝液、 (pH8,0)に懸濁し
たのち、更に、これに、リゾチーム10■、0.25M
EDTA溶液(pH8,0) 8 ml及び20%(W
/V)ドデシル硫酸ナトリウム溶液8ゴをそれぞれ添加
し、温度60℃で30分間保温して溶菌し、溶菌液を得
た。
この溶菌液に、5M NaC1溶液L3dを添加し、温
度4°Cで16時間処理したものを常法により1500
0 r、p、m、で30分間遠心分離して抽出液を得、
常法によりフェノール抽出処理したのち、常法によりエ
タノール沈殿処理し、沈殿物を得た。
ついで、この沈殿物を通常の減圧乾燥処理したものを、
1mMEDTAを含有する10 mM )リス塩酸緩衝
液6 ml (pH7,5)に溶解し、更に、これに塩
化セシウム6I及び10 mg / dエチジウムブロ
マイド0.2屑lを添加したものを、常法により390
00 r、p、m、で42時間超遠心分離機を用いて平
衡密度勾配遠心処理を行ない組み換え体プラスミドpK
Ls511DNAを単離し、また、更に、ノルマルブタ
ノールを使用してエチジウムブロマイドを除去したのち
、1mMEDTAを含有する10mM ) リス塩酸緩
衝液(pH7,5)に対して透析を行ない純化された組
み換え体プラスミドpKLS511DNA950μyを
得た。
(4)大腸菌(E、coli)HBIOI (pKLs
511)によるクレアチナーゼの生産及び該酵素の分離
、精製 トリプトン1%(W/V) 、酵母エキス0.5%(W
/V)、及び食塩0.5%(W/V)からなる培地2g
を撹拌式小型培養装置(いわしや社製)の培養槽に分注
し、常法により高圧滅菌処理したものに、上記と同一組
成の培地で予め温度37°Cで24時間振盪培養した大
腸菌(E、coli) HB 101 (pKLs51
1)の培養液20 wgを接種し、温度37°Cで8時
間通気撹拌培養する操作を5回繰り返して湿潤菌体30
 gを得た。
この菌体な、1mM2−メルカプトエタノールを含有す
る0、05M リン酸緩衝液(pH8,0) 100t
xlに懸濁し、常法により超音波破壊処理したのち、1
5000 r、p、m、で30分間通常の遠心分離処理
し、クレアチナーゼの粗酵素液120 tIIl (0
,8ユニツト/ me )を得た。
このようにして得た粗酵素液に硫酸ストレプトマイシン
を用いて除核酸処理を施したものを、DEAE−セルロ
ースカラム(予め1 mM 2−メルカプトエタノール
を含有する0、05 M !Jン酸緩衝液で平衡化済み
のもの)  (2X30 cm)を通過させて非吸着区
分を得た。これを上記緩衝液で平衡化済みのDEAE−
セファデックスA−50カラム(1,4X40 cm)
に吸着させたのち、O〜1.5モルの食塩濃度勾配溶出
法で溶出することにより0.1〜0.3モルの食塩濃度
範囲でクレアチナーゼ含有溶出液を得た。
このクレアチナーゼ含有溶出液を、上記緩衝液で予め平
衡化済みのセファレース6Bカラム(2X 108 c
m )を通過させてクレアチナーゼ活性区分を分取し、
更に常法により濃縮したのち、凍結乾燥することにより
純化されたクレアチナーゼ粉末43単位を得た。なお、
収率は45%であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クレアチナーゼをコードする遺伝子を含有するD
    NAをベクターDNAに挿入した組み換え体DNAを含
    み、クレアチナーゼ生産能を有するエッシェリシア属に
    属する菌株を、培地に培養し、培養物よりクレアチナー
    ゼを採取することを特徴とするクレアチナーゼの製造法
  2. (2)クレアチナーゼをコードする遺伝子を含有するD
    NAが、フラボバクテリウムU−188株由来のDNA
    である特許請求の範囲第1項記載のクレアチナーゼの製
    造法。
  3. (3)ベクターDNAが、プラスミドpBR322DN
    Aである特許請求の範囲第1項記載のクレアチナーゼの
    製造法。
JP61048247A 1986-03-07 1986-03-07 クレアチナ−ゼの製造法 Pending JPS62208281A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61048247A JPS62208281A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 クレアチナ−ゼの製造法
DE19873707172 DE3707172C2 (de) 1986-03-07 1987-03-06 Rekombiniertes DNA-Molekül, das ein Kreatinasegen codiert, rekombinanter Vektor, der diese DNA-Sequenz umfaßt, sowie Verfahren zur Herstellung von Kreatinase unter Verwendung eines Stammes vom Genus Escherichia, der diesen rekombinanten DNA Vektor enthält

Applications Claiming Priority (1)

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JPS61162170A (ja) * 1985-01-04 1986-07-22 ベーリンガー・マンハイム・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形成する微生物及びその製法

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