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JPS62184654A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JPS62184654A
JPS62184654A JP2662986A JP2662986A JPS62184654A JP S62184654 A JPS62184654 A JP S62184654A JP 2662986 A JP2662986 A JP 2662986A JP 2662986 A JP2662986 A JP 2662986A JP S62184654 A JPS62184654 A JP S62184654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
magnetic tape
head
track
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2662986A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuro Saito
悦朗 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2662986A priority Critical patent/JPS62184654A/ja
Publication of JPS62184654A publication Critical patent/JPS62184654A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
に産業上の利用分野】 本発明は記録再生装置に係り、特にテープ状記録媒体を
ヘッドドラムの円周方向に一致するように巻付けるとと
もに、回転ヘッドによってテープ状記録媒体の長さ方向
に複数本のトラックを形成するようにした記録再生装置
に関する。
【発明の概要】
本発明は、テープ状記録媒体を巻付けて記録および/ま
たは再生を行なうためのヘッドドラムの両端にそれぞれ
テープガイドを設け、これらのテープガイドによってテ
ープ状記録媒体の幅方向の両側の規制を行なうようにし
たものであって、これによってテープ状記録媒体の表面
に正確にトラックを形成するようにしたものである。 K従来の技術】 従来のアナログ記録方式のVTRにおいては、ヘッドド
ラムに磁気テープを斜めに巻付けてトラックを形成する
ヘリカルスキャニング方式が採用されている。このよう
なヘリカルスキャニング方式によれば、テープパスを同
一平面に形成することができず、テープバスが複雑にな
る。さらに斜めに磁気テープがガイドに掛るために、ガ
イドを回転式にすることができないという欠点がある。 さらには磁気テープの表面と裏面の両面に記録すること
ができず、記録容量が少なくなってカセットの小型化が
妨げられるでいる。さらには往復記録が不可能であるた
めに、アクセスタイムに時間を要し、しかもリワインド
の操作を行なわなければならない欠点がある。
【発明が解決しようとする問題点】
このような欠点を克服するために、例えば米国特許40
40109号には、パラレルスキャニング方式のVTR
が提案されている。このような方式によって記録再生を
行なうとともに、信号処理をデジタル化し、時間軸の処
理を行なうようにすると、機械系と信号系との間の有機
的な結合をもたせることが可能になり、従来の問題点を
カバーすることが可能になる。ところがこのようなヘリ
カルスキャニング方式において、磁気テープがヘッドド
ラムの軸線方向に対して正しく位置規制されない場合に
は、トラックの形成される位置に誤差を生ずることにな
る。従ってこのような場合には、1〜ラツクとトラック
との間の間隔を広りシナければならず、高密度の記録を
行なえなくなり、あるいはまた磁気テープの記録密度が
低下するという欠点を生ずる。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、パラレルスキャニング方式において、テープ状記録
媒体がその幅方向に正しく位置規制された状態でその上
にトラックを形成するようにした記録再生装置を提供す
ることを目的とするものである。 K問題点を解決するための手段】 本発明は、テープ状記録媒体をヘッドドラムの円周方向
に一致するように巻付けるとともに、回転ヘッドによっ
て前記テープ状記録媒体の長さ方向に複数本のトラック
を形成するようにした装置において、前記ヘッドドラム
の両端にそれぞれテープガイドを設け、これらのテープ
ガイドによって前記テープ状記録媒体の幅方向の両側の
規制を行なうようにしたものである。 K作用】 従って本発明によれば、テープ状記録媒体の幅方向の両
側がそれぞれヘッドドラムの両端に設けられたテープガ
イドによって規制されることになり、これによってテー
プ状記録媒体がその幅方向に対して位置ずれを起すこと
がなくなり、幅方向に正しく位置規制された状態でトラ
ックを形成することが可能になる。従ってトラックとト
ラックとの間の間隔を狭くし、高密度記録を行なうこと
が可能になる。 K実施例】 以下本発明を図示の実施例によって説明する。 第1図は本発明の実施例に係るパラレルスキャニング方
式のVTRを示すものであって、このVTRは、磁気テ
ープ10を巻装して収納したテープカセット11を用い
るようになっている。磁気テープ10は、供給側リール
12と巻取り側リール13とにそれぞれ両端を止着され
た状態において、これらのリール12.13に巻装され
ている。そして磁気テープ10はテープカセット11の
ケーシングから引出されるとともに、ヘッドドラム15
.16に架装されるようになっている。そしてこの架装
を可能にするために、テープガイド17〜21が用いら
れている。 上記一対のヘッドドラム15.16に架装された磁気テ
ープ10のたるみを除去するために、コイルばね23.
24によって引っばられているテンションレバー25.
26が用いられるようになっており、これらのレバー2
5.26の先端部に支持されているテープガイド27.
28によって磁気テープ10のゆるみを防止するように
している。さらに磁気テープ10は、一定の速度で回転
するキャプスタン29に対してピンチローラ30で圧着
されるようになっている。 第1図の装置は2つのヘッドドラム15.16を備える
ようになっているが、1ドラムにすることも可能である
。すなわち第2図に示すように、ヘッドドラム16のみ
を用いて記録再生を行なうことも可能になる。この場合
にはヘッドドラム15およびテープガイド17を省略す
ればよい。2つのドラム15.16を用いる場合には、
磁気テープ10の表面および妻面の記録再生が可能にな
るが、1ドラムの場合には、磁気テープ10の表面のみ
の記録再生を行なうことになる。 つぎにヘッドドラム15.16の構造について説明する
と、第3図および第4図に示されるように、例えばヘッ
ドドラム16は上下のフランジガイド31.32によっ
て挾まれるように配されるようになっており、しかもヘ
ッドドラム16は回転軸33に固着されるようになって
いる。この回転軸33はモータ34の出力軸を兼ねてお
り、そのケーシング35に取付けられたベアリングによ
って回転可能に支持されている。ケーシング35内には
ステータコイル36が配されるとともに、回転軸33に
はロータコア37が固着されるようになっており、これ
によって回転軸33を介してヘッドドラム16を回転駆
動するようになっている。 ヘッドドラム15.16の回りに巻付けられた磁気テー
プ10の幅方向の両側の位置規制を行なうためのフラン
ジガイド31.32について説明すると、下側のフラン
ジガイド32はモータ34のケーシング35に固着され
ている。そしてこのフランジガイド32の上面には、第
3図および第4図において右端に固定ステー93が固着
されている。そしてこの固定ステー93を介して上側の
フランジガイド31が取付けられるようになっている。 固定ステー93に設けられている位置と反対側の位置に
は、可動ステー94が上下のフランジガイド31,32
の間に挿入さ机るようになっている。この可動ステー9
4は図外の移動手段によって挿入されるようになってお
り、この状態において上側のフランジガイド31の上部
が押圧レバー95によって押されるようになっている。 このレバー95は第4図に示すように、支点ビン96に
よって回動可能に支持されるとともに、連結リンク97
を介してプランジャ9日のロッド99に連結されるよう
になっている。 従ってプランジャ98によって押圧レバー95を回動さ
せ、その先端部に設けられている突起によってフランジ
ガイド31の上面を押圧し、上下のフランジガイド31
.32を可動ステー94によって正しい間隔に規制する
ことが可能になる。 さらに可動ステー94とは反対側の部分は固定ステー9
3によって正しい間隔に規制されているために、2つの
ガイド31.32によって磁気テープ10の幅方向の両
側を正しく位置規制することが可能になる。 従ってこのような構造によれば、磁気テープ10の表面
にこの磁気テープ10の幅方向に対して位置ずれを生ず
ることなく正しくトラックを形成することが可能になる
。しかも磁気テープ1oはヘッドドラム16の円周方向
に一致するように巻付けられているために、磁気テープ
1oの走行方向やあるいは走行速度にかかわらず正しく
幅方向に位置規制することが可能になる。そして磁気チ
ー110を案内するテープガイド17〜22は、これら
のフランジガイド31.32を基準として取付けられる
ようになっている。またフランジガイド31,32のエ
ツジの部分には、第3図に示すように面取りが行われて
おり、これによって傾斜面100が形成されている。従
ってこのような構造によれば、一対のフランジガイド3
1.32間に円滑に磁気テープ10を案内して導入する
ことが可能になる。 なお磁気テープ10の幅方向の両側を規制するためのテ
ープガイドとしては、第3図および第4図に示す構造の
ものに限定されることになく、第5図および第6図に示
す変形例のような構造としてもよい。この変形例におい
ては、上側のフランジガイド31が直接磁気テープ10
と接触することなく、このフランジガイド31に切込み
102を設けるようにしており、この切込み1Q2内に
上側のテープガイド103を配するようにしている。そ
してテープガイド103は切込み102内に収納された
ばね104の先端部に取付けられるようになっており、
しかもその下方への移動がストッパ105によって規制
されるようになっている。 従ってこのような構成によれば、テープガイド103は
磁気テープ10の幅方向に移動しながら磁気テープ10
を弾性的に押圧してその規制を行なうようになる。従っ
て磁気テープ10の幅に誤差がある場合にも、この誤差
をテープガイド103の移動によって吸収することが可
能になる。従ってこの場合には、フランジガイド32の
上面を基準面としてテープガイド10を幅方向に規制す
ることになる。なおテープガイド103は、例えばセラ
ミック等の材料から構成されることが好ましい。 ヘッドドラム16内には第3図および第4図に示される
ように、リニアモータを構成するコイル38が配されて
おり、ステータコア39に巻装されている。そしてこの
ステータコア39に対して移動可能に可動子40が配さ
れており、直線運動を取出すようになっている。そして
この可動子40には上下に1列に4つの磁気ヘッド41
〜44が支持されている。すなわち4つのヘッド41〜
44はヘッドドラム16の軸線方向に配されるとともに
、リニアモータ38によって軸線方向に移動し得るよう
になっている。そして上側の2つの磁気ヘッド41.4
2が接合されてアジマスペアヘッドを構成しており、同
様に下側の2つのヘッド43.44もアジマスペアヘッ
ドを構成するようになっている。 このヘッドドラム16内には上下に一対の回路基板45
.46が配されている。上側の回路基板45は上記磁気
ヘッド41〜44と接続されるとともに、パラレル信号
とシリアル信号の変換回路を形成するようになっている
。これに対して下側の回路基板46は、リニアモータ3
8の駆動回路を形成するようになっている。 また回転軸33の中心部には導光体からなる光力プリン
グ47が設けられており、ビデオ信号の伝送を行なうよ
うになっている。そしてこのカプリング47の上下には
それぞれプリズム48.49が配されるようになってお
り、しかもプリズム48に臨むように発光素子50と受
光素子51とが設けられている。同様にプリズム49に
ついても、これに近接して発光素子52と受光素子53
とが設けられている。そしてこれらの素子52.53は
それぞれアンプ54.55と接続されている。また上記
回路基板45.46上の回路を駆動し、あるいはりニア
モータ38を駆動するための電力を供給するスリップリ
ング56が回転軸33の下端に設けられており、このス
リップリング56を通してヘッドドラム16内に電力を
供給するようにしている。 ヘッドドラム16内の回路を便宜上ブロック的に示すと
、第7図に示すようになる。すなわち受光素子51は記
録用の光変調器59を介してシリパラ変換器60と接続
されており、この変換器60の出力は4つのアンプ61
および対応するフィールドスイッチ62を介して4つの
ヘッド41〜44と接続されるようになっている。ざら
に4つのヘッド41〜44は、フィールドスイッチ42
の再生側の固定接点を介して、再生用のアンプ63にそ
れぞれ接続されるとともに、アンプ63の出力がバラシ
リ変換器64によってシリアル信号に変換されるように
なっている。そしてこの変換器64は光変調器65を通
して発光素子50と接続されている。また上記スイッチ
62、シリパラ変換器60、バラシリ変換器64、およ
びヘッド用モータ38を制御するためのコントローラ6
6が設けられている。 つぎにこのVTRの記録用回路をより具体的に示すと第
8図のようになる。ビデオ信号の入力端子67はローパ
スフィルタ38およびA/D変換器69を介してシリパ
ラ変換器60に接続されるようになっている。そしてこ
のシリパラ変換器60の出力側は、各ヘッド41〜44
に対応するエラー補正回路70と接続されるとともに、
各エラー補正回路70は対応する一対のメモリ71.7
2と切換えスイッチ73を介して接続されるようになっ
ており、さらにメモリ71.72の出力側は切換えスイ
ッチ74を介して変調器75と接続されるようになって
いる。そしてこの変調器75の出力がイコライザ76お
よびアンプ61を通してヘッド41〜44にそれぞれ供
給されるようになっている。 そして上記メモリ71.72にクロック信号を供給する
ためのクロックジェネレータ89が設けられるとともに
、このクロックジェネレータ89で形成される周波数の
異なる複数のクロックの内の1一つを選択するためのセ
レクタ90が設けられており、このセレクタ90によっ
て選択されたクロック信号によってメモリ71,72の
書込みあるいは読出しが行なわれるようになっている。 つぎに再生用回路は第9図に示されるようになっており
、4つのヘッド41〜44は、それぞれ対応するアンプ
63、イコライザ78、復調器79、およびエラー補正
回路80を介して対応する1対のメモリ81.82に接
続されている。そして一対のメモリ81.82の切換え
を行なうための切換えスイッチ83が設けられるととも
に、メモリ81.82からの読出しを制御するための切
換えスイッチ84を介して、一対のメモリ81.82の
ペアはパラシリ変換器64と接続サレテイる。そしてこ
の変換器64の出力がD/A変換器85およびローパス
フィルタ86を通してビデオ信号の出力端子87と接続
されるようになっており、この端子87によって再生さ
れなビデオ信号を取出し得るようにしている。またこの
再生回路においても、メモリ81.82のN込みおよび
読出しの時間軸補正を行なうためのクロックジェネレー
タ89とセレクタ90とが設けられている。 これらは記録用回路と共通に用いられている。 つぎに以上のような構成になるパラレルスキャニング方
式のVTRの動作について説明する。第1図に示すよう
に、テープカセット11内の磁気テープ10を引出すと
ともに、一対のヘッドドラム15.16に架装する。こ
の場合において、磁気テープ10はヘリカルではなくま
っすぐに、すなわちヘッドドラム15.16の円周方向
と一致するように巻付ける。するとドラム16内のヘッ
ドは磁気テープ10の表面を、またドラム15のヘッド
は磁気テープ10の裏面をそれぞれ走査することになる
。第3図に示すように、ヘッド41〜44はドラム16
の回転軸33と平行な方向に配列されており、全体が同
一のキャリッジ40にマウントされ、これによって第1
0図に示すように、1走査ごとに回転軸方向に移動する
ようになっている。 磁気ヘッド41〜44の軸線方向の移動は、磁気テープ
10がドラム15.16内のヘッド41〜44と対設さ
れない区間、すなわちヘッドドラム15.16の回転角
において約90°の間に行なう。ドラム15.16は1
/60秒、すなわち16.6mm5ecで一回転するよ
うになっており、従ってドラム15.16が906回転
する時間は4.15mm5ecである。これに対してヘ
ッド41〜44の移動は約2mm5ecで完了するから
、ヘッド41〜44は余裕をもって移動することが可能
になる。 第10図に示すトラックパターンにおいて、アジマスベ
アヘッドを構成する下側の2つのヘッド43.44はま
ずNo、1のトラックを形成し、そして間欠的にドラム
16の軸線方向に上方に移動することによって、以下類
に実線で示すようにNo、2、N003、NO34のト
ラックを形成する。そしてN004のトラックを形成し
た後に、今度はヘッド43.44は軸線方向下方に移動
することになり、これによって点線で示すようなNO6
5、N006、No、7のトラックを順次形成するよう
になっている。そして磁気ヘッド43.44の上方ある
いは往動方向の移動の際に形成される実線で示すトラッ
クの間に、ヘッド43.44が下方へ復動するときの点
線で示すトラックパターンNo、5〜No、7が形成さ
れるようになっている。なお上側のヘッド41.42も
同杜のトラックを形成する。 第3図および第10図から明らかなように、上側の一対
のヘッド41.42および下側の一対のヘッド43.4
4はそれぞれアジマスペアヘッドから構成されているた
めに、第10図において実線または点線で示されるトラ
ックパターンは、実際には近接して互いに平行に形成さ
れる2つのトラックから構成されることになる。このよ
うなトラックパターンの形成によって、磁気テープ1゜
に高密度に記録を行なうことが可能になる。 そしてこのときの磁気テープ10の送りとヘッド41〜
44の軸線方向の移動の関係は第12図に示されており
、テープ10は一定の速度で連続走行するようになって
いる。これに対してヘッド41〜44は、上述の如く磁
気テープ10と対接されない、ヘッドドラム15.16
の回転角において約90’の区間に間欠的にドラム15
.16の軸線方向に移動するようになっている。 なお磁気テープ10を間欠送りする場合には、第13図
に示すようになり、磁気テープ10はヘッド41〜44
と対接されている場合には静止されるようになり、ヘッ
ド41〜44と対接されない期間に間欠的に移動するよ
うになる。また第1図に示すように2つのドラム15.
16を用いる場合には、第14図に示すように2つのド
ラム15.16によって交互に信号の記録あるいは再生
を行なうとともに、信号の記録あるいは再生を行なわな
い期間にヘッド41=44のステップ状の移動を行なう
ようにすることも可能である。 つぎにこの種のVTRにおいて、往19記録を11なう
場合のトラックパターンの形成方法については、磁気テ
ープ10の片面で行なう方式と両面で行なう方式の双方
が可能である。片面方式の特徴は、第2図に示すシング
ルドラム16による対応が可能になり、機構が簡単にな
る利点をもたらす。 さらに片面コー1−の磁気テープ10を使用することが
可能になる。これに対して両面方式の特徴は、1つのヘ
ッドで形成するトラックの面積が大きくなり、テープ1
0の速度を小さくすることが可能になるとともに、コン
トロールが容易になる。またシングルドラムの使用の場
合よりも長時間の記録を行なうことができる。 第11図はこのVTRによる往復記録の場合のトラック
のパターンを示しており、磁気テープ10の幅方向に半
分ずつ順方向のトラックと逆方向のトラックを形成する
エリアを設けるようにしいる。そして第11図にJ5い
て実線または点線からなるトラックの最初あるいは最後
の部分が、順方向のトラックと逆方向のトラックとでテ
ープ10の長さ方向に対して互いに一致するようになっ
ている。従って往復記録の場合における磁気テープ10
の途中での方向の切換えの際に、トラックの最初あるい
は最後の一致した位置で切換えを行なうことによって、
映像の乱れをなくすことが可能になる。 さらに往復記録の場合には、第11図において順方向送
りで最後に形成されるトラックN014の次に逆方向送
りの最初のトラックNo、5を形成するようにしている
。しかもここで、順方向の最後のトラックNo、4と逆
方向の最初のトラックNo、5とは、磁気テープ10の
長さ方向に対して同一の位置に形成されるようにしてい
る。このような構成によって、磁気テープの10の走行
方向の変換の際に時間的余裕を与えるようにし、あるい
はキャプスタン29のサーボコントロールを容易にして
いる。従ってこのようなトラックパターンの形成によっ
て、テープ10の方向転換の際の信号の乱れををなくす
ことが可能になる。 つぎに磁気テープ10の走行方向あるいは走行速度とヘ
ッドドラム16の回転方向の関係について考察するに、
磁気テープ10の走行方向とヘッドドラム16の回転方
向が同じ場合には、第15図に示す位置でトラックの形
成が開始される。そして磁気ヘッド41は約2706回
転し、第16図に示す位置でトラックの形成を終了する
。この場合において、磁気テープ10はヘッドドラム1
6の回転方向と同一方向に移動することになり、このた
めにヘッドドラム16の円周πDの3/4の長さのトラ
ックを形成する場合には、270゜よりもφに相当する
角度だけ余分に記録を行なうことになる。 つぎに磁気テープ100走行方向とヘッドドラム16の
回転方向とが逆の場合には、第17図に示す位置でトラ
ックの形成を開始するとともに、第18図に示す位置で
記録を終了する。磁気テープ10の走行方向とヘッドド
ラム16の回転方向が逆の場合には、ヘッドドラム16
が3/4回転する間に、磁気テープ10はφに相当する
角度だけ逆方向に移動するために、270°よりもφの
角度だけ少ない位置で記録を終了しなければならず、こ
れによってヘッドドラム16の円周πDの3/4の長さ
のトラックが形成されることになる。 つぎにスヂルの場合、すなわち磁気テープ10か走行し
ない場合、あるいは間欠送りであってヘッド41と対接
されている場合には磁気テープ10が静止している場合
には、第19図に示す位置で記録を開始し、270°回
転した第20図に示す位置で記録を終了する。これによ
ってヘッドドラム16の円周の長さπDの3/4の長さ
の1〜ラツクが形成されることになる。 このように磁気テープ10の走行方向あるいは走行速度
に応じて記録を終了する位置を調整することにより、い
かなる場合にも同一の長さのトラックを形成することが
可能になる。なお磁気テープ10の順方向送りであって
N倍速の場合には、φをNφに置換えればよい。そして
この値が磁気テープ10のラップアングルθを規制する
ことになる。また磁気テープ10の逆方向送りであって
N倍速の場合には、270’ −Nφがラップアングル
θになる。 つぎに上記補正角φとトラックの長さ℃の関係について
考察するに、第10図に示すようにトラックの良さを

としトラックのステップ長をSとすると、 S =t /n となる。なおここでnは1つの磁気ヘッドが1サイクル
で形成するトラックの本数であって、第10図の場合に
はn=7となる。つぎにトラック長[は、 1=(πD−s)・θ/360 また s =v /60 とすると φ=360s /πD となる。なおVおよびDは磁気テープ1oの走行速度お
よびヘッドドラム15.16の直径を表わす。 第10図に示すようなトラックを形成するためのビデオ
信号は、第3図および第7図に示す光力プリング47を
通してドラム16側へ転送されるようになっている。そ
して回路基板45上に形成されている変換回路によって
パラレル信号に変換されるようなっており、この信号を
リニアモータ38によって駆動される4つのヘッド41
〜44に分配して供給するようにしている。光力プリン
グ47はさらにリニアモータ38の制御信号をも転送す
るようになっており、この信号は回路基板46上の回路
によって分離され、リニアステップモータ38を駆動す
るようになっている。そしてステップモータ38によっ
て、ヘッドキャリヤ40にマウントされているヘッド4
1〜44をドラム16の軸線方向に移動させるようにし
ている。 なお回路基板45.46に対する電源の供給およびリニ
アモータ38の駆動用の電力は、スリップリング56を
通して固定側から回転側へ供給されるようになっている
。 回路基板45上の変換回路の動作についてさらに詳細に
説明すると、第8図に示す記録用回路においては、各ヘ
ッド41〜44と対応するエラー補正回路70の出力が
、一対のメモリ71.72の一方、例えばメモリ71に
書込まれる。同時にこのときに、先に書込まれているメ
モリ72の内容が、圧縮された状態で取出され、変調器
75およびイコライザ76を通してヘッド41〜44に
加えられるようになっている。従ってこの場合にはメモ
リ71へは標準のクロック信号がセレクタ90によって
選択され、クロックジェネレータ8つから送られるよう
になっている。これに対してメモリ72へは、周波数が
高いクロック信号が選択されて供給されるようになって
いる。このときの周波数は、磁気テープ10の速度およ
びヘッドドラム16に対する走行方向によって決定され
るようになっており、補正角φにかかわらず常に一定の
長さのトラックを形成するようにしている。 つぎに再生用回路においては、第9図に示すように、ヘ
ッド41〜44によって読出されたパラレル信号をアン
プ63、イコライザ78、復調器79、およびエラー補
正回路80を通して一対のメモリ81.82のうちの一
方、例えばメモリ81に書込むようにしている。そして
このときの書込みのタイミングを決定するクロック信号
は、セレクタ90によって選択されるようになっており
、これによって所定の時間内にメモリ81へのデータの
書込みを可能としている。これに対して他方のメモリ8
2からの信号の読出しは、リアルタイムで行なわれるよ
うになっており、標準のクロックパルスがこのメモリ8
2に供給されるようになっている。 このような本実施例に係るVTRにおいては、磁気テー
プ10をヘッドドラム15.16の円周方向と一致する
ように巻付けることが可能になり、テープバスを同一平
面上に実現でき、テープ走行系が簡素化されるとともに
、すべてのテープガイドを回転式にすることが可能にな
る。さらにはデジタル信号を記録するようになるために
、記録再生のビットレイトが変化しても画像に影響を及
ぼすごとがなく、正逆J3よび静止に完全に対応するこ
とが可能になる。またヘッドドラム15.16への信号
伝達にシリアル転送を採用でき、この信号に磁気ヘッド
41〜44の移動のためのドライブ信号をも壬畳するこ
とが可能になる。 またこのようなVTRは、第1図に示すダブルドラム方
式と、第2図に示すシングルドラム方式のいずれにも通
用可能であって、互換性を有するようになる。またマル
チヘッドドラムとすることによって、磁気テープ10の
両面記録の実現が容易になり、カセット化に有利になる
とともに、アクセスの点でも便利になる。さらには磁気
テープ10の正方向と逆方向送りの両方の走行が可能に
なるために、トリックプレーも可能になる。またこのこ
とからアクセスタイムが短縮化されるようになる。さら
には往復記録の場合のトラックパターンの最初の部分と
最後の部分とを一致させることによって、正逆の転換の
際における画像の乱れを完全になくすことが可能になる
。 さらに本実施例に係るVTRは、磁気ヘッド41.42
および43.44がそれぞれアジマスペアヘッドから構
成されており、これらのヘッド41〜44をドラム15
.16の軸線方向に往動させるときのトラックの間に、
復動させる時のトラックを形成するようにしている。従
って磁気テープ10の表面を有効に利用して高密度に信
号の記録を行なうことが可能になり、これによって長時
間記録を可能にするとともに、テープカセット11の小
型化を達成することが可能になる。 K発明の効果】 以上のように本発明は、ヘッドドラムの両端にそれぞれ
テープガイドを設け、これらのテープガイドによってテ
ープ状記録媒体の幅方向の両側の規制を行なうようにし
たものである。従ってこのような構成によれば、ヘッド
ドラムに巻付けられたテープ状記録媒体がその幅方向に
対して位置ずれを起すことがなくなり、回転ヘッドによ
ってこのドラムの円周方向に正しくトラックを形成する
ことが可能になるとともに、トラックがテープ状記録媒
体の幅方向に位置ずれを起すことを防止することが可能
になる。これによってトラックとトラックとの間を間隔
を狭くし、高密度記録を行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るVTRの要部平面図、第
2図は1ドラムの場合の要部平面図、第3図はヘッドド
ラムの縦断面図、第4図は同横断面図、第5図は変形例
のテープガイドを示す要部平面図、第6図は同縦断面図
、第7図は変換回路のブロック図、第8図は記録用回路
の構成を示すブロック図、第9図は再生用回路の構成を
示すブロック図、第10図は磁気テープ上に形成される
トラックパターンを示す平面図、第11図は往復記録の
場合のトラックパターンを示す平面図、第12図はテー
プの連続送りの場合の動作を示すグラフ、第13図はテ
ープの間欠送りの場合の動作を示すグラフ、第14図は
2ドラムによってテープの間欠送りを行なう場合の動作
を示すグラフ、第15図〜20図は磁気テープの走行方
向および走行速度の差による記録時間の修正動作を示す
要部平面図である。 なお図面に用いた符号において、 10・・・磁気テープ 15.16・・・ヘッドドラム 41〜44・・・磁気ヘッド 93・・・固定ステー 94・・・可動ステー 95・・・押圧レバー 98・・・プランジャ 102・・・切込み 103・・・テープガイド 104・・・ばね である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テープ状記録媒体をヘッドドラムの円周方向に一致する
    ように巻付けるとともに、回転ヘッドによって前記テー
    プ状記録媒体の長さ方向に複数本のトラックを形成する
    ようにした装置において、前記ヘッドドラムの両端にそ
    れぞれテープガイドを設け、これらのテープガイドによ
    って前記テープ状記録媒体の幅方向の両側の規制を行な
    うようにしたことを特徴とする記録再生装置。
JP2662986A 1986-02-07 1986-02-07 記録再生装置 Pending JPS62184654A (ja)

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JP2662986A JPS62184654A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 記録再生装置

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ID=12198742

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JP2662986A Pending JPS62184654A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 記録再生装置

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