JPS62184601A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JPS62184601A JPS62184601A JP61026626A JP2662686A JPS62184601A JP S62184601 A JPS62184601 A JP S62184601A JP 61026626 A JP61026626 A JP 61026626A JP 2662686 A JP2662686 A JP 2662686A JP S62184601 A JPS62184601 A JP S62184601A
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Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
に産業上の利用分野】
本発明は記録再生装置に係り、特にテープ状記録媒体を
ヘッドドラムの円周方向に一致するように巻付けるとと
もに、回転ヘッドによってテープ状記録媒体の長さ方向
に複数本の1−ラックを形成するようにした記録再生装
置に関する。
ヘッドドラムの円周方向に一致するように巻付けるとと
もに、回転ヘッドによってテープ状記録媒体の長さ方向
に複数本の1−ラックを形成するようにした記録再生装
置に関する。
本発明は、2つのヘッドドラムを設Cプ、一方のヘッド
ドラムによってテープ状記録媒体の表面に記録を行なう
とともに、他方のヘッドドラムによってテープ状記録媒
体の裏面に記録を行なうようにしたものであって、これ
によってテープ状記録媒体の表面と裏面の両面に記録を
行なうようにしたものである。 K従来の技術】 従来のアナログ記録方式のVTRにおいては、ヘッドド
ラムに磁気テープを斜めに巻付けてトラックを形成する
ヘリカルスキャニング方式が採用されている。このよう
なヘリカルスキャニング方式によれば、テープパスを同
一平面に形成することかできず、テープパスかに1雑に
なる。さらに斜めに磁気テープがガイドに1卦るために
、ガイドを回転式にすることができないという欠点があ
る。 ざらには磁気テープの表面と央部の両面に記録すること
ができず、記録容量が少なくなってカセットの小型化が
妨げられるでいる。さらには往復記録が不可能であるた
めに、アクセスタイムに時間を要し、しかもリワインド
の操作を行なわなければならない欠点がある。 X発明が解決しようとする問題点】 このような欠点を克服するために、例えば米国特許40
40109号には、パラレルスキャニング方式のVTR
が提案されている。このような方式によって記録再生を
行なうとともに、信号処理をデジタル化し、時間軸の処
理を行なうようにすると、機械系と信号系との間の有機
的な結合をもたせることが可能になり、従来の問題点を
カバーすることが可能になる。ところがこのような方式
においても、磁気テープへの記録は従来と同様に、回転
ヘッドを磁気テープの表面に対接させて行なうようにな
っているために、磁気テースの両面に記録することかで
・きない。従ってこのような方式にJ:れば、磁気テー
プ上への記録容量が少なくなるとともに、テープカセッ
トの小型化か妨げられることになる。 本発明はこのJ:うな問題点に鑑みてなされたものであ
って、テープ状記録媒体の記録容儀が増大するとともに
カセツ1〜の小型化が可能になるようにしたパラレルス
キャニング方式の記録再生装置を提供することを目的と
するものである。 K問題点を解決するための手段】 本発明は、テープ状記録媒体をヘッドドラムの円周方向
に一致するように巻付けるとともに、回転ヘッドによっ
て前記テープ状記録媒体の長さ方向に複数本のトラック
を形成するようにした装置において、2つのヘッドドラ
ムを股(プ、一方のヘッドドラムによって前記テープ状
記録媒体の表面に記録を行なうとともに、他方のヘッド
ドラムによって前記テープ状記録媒体の裏面に記録を行
なつようにしたものである。 K作用] 従って本発明によれば、2つのヘッドドラムによってテ
ープ状記録媒体の両面への記録が可能となり、これによ
って記録容聞を増大させるとともに、テープカセットを
小型化することが可能になる。 K実施例】 以下本発明を図示の実施例によって説明する。 第1図は本発明の実施例に係るパラレルスキャニング方
式のVTRを示ずものであって、このVTRは、磁気テ
ープ10を巻装して収納したテープカセット11を用い
るようになっている。磁気テープ10は、供給側リール
12と巻取り側リール13とにそれぞれ両端を止着され
た状態においてこれらのリール12.13に巻装されて
いる。そして磁気テープ10はテープ力セツ1〜11の
ケーシングから引出されるとともに、ヘッドドラム15
.16に架装されるようになっている。そしてこの架装
を可能にするために、テープガイド17〜21が用いら
れている。 上記一対のヘッドドラム15.16に架装された磁気テ
ープ1oのたるみを除去するために、コイルばね23.
24によって引っばられているテンションレバー25.
26が用いられるようになっており、これらのレバー2
5.26の先端部に支持されているテープガイド27.
28によって磁気テープ10のゆるみを防止するように
している。さらに磁気デーブ10は、一定の速度で回転
するキャプスタン29に対してピンチローラ30で圧着
されるようになっている。 第1図の装置は2つのヘッドドラム15.16を備える
ようになっているが、1ドラムにすることも可能である
。すなわち第2図に示すように、ヘッドドラム16のみ
を用いて記録再生を行なうことら可能になる。この場合
にはヘッドドラム15およびテープガイド17を省略す
ればよい。2つのドラム15.16を用いる場合には、
磁気テ−プ10の表面および裏面の記録再生が可能にな
るが、1ドラムの場合には、磁気テープ10の表面のみ
の記録再生を行なうことになる。 つぎにヘッドドラム15.16の構造について説明する
と、例えばヘッドドラム16は上下のフランジガイド3
1.32によって挾まれるように配されるようになって
おり、しかもヘッドドラム16は回転軸33に固着され
るようになっている。 この回転軸33はモータ34の出力軸を兼ねており、そ
のケーシング35に取付けられたベアリングによって回
転可能に支持されている。ケーシング35内にはステー
タコイル36が配されるとともに、回転軸33にはロー
タコア37が固着されるようになっており、これによっ
て回転軸33を介してヘッドドラム16を回転駆動する
ようになっている。 ヘッドドラム16内にはりニアモータを構成するコイル
38が配されており、ステータコア39に巻装されてい
る。そしてこのステータコア39に対して移動可能に可
動子40が配されており、直線運動を取出すにうになっ
ている。そしてこの可動子40にはF下に1列に4つの
磁気ヘッド41〜44が支持されている。すなわち4つ
のヘッド41〜44はヘッドドラム16の軸線方向に配
されるとともに、リニアモータ38によって軸線方向に
移動し得るようになっている。そして上側の2つの16
気ヘツド41.42が接合されてアジマスペアヘッドを
構成しており、同様に下側の2つのヘッド43.44も
アジマスペアヘッドを構成するようになっている。 このヘッドドラム16内には上下に一対の回路基板45
.46が配されている。上側の回路基板45は上記磁気
ヘッド41〜44と接続されるとともに、パラレル信号
とシリアル信号の変換回路を形成するようになっている
。これに対して下側の回路基板46は、リニアモータ3
8の駆動回路を形成するJ:うになっている。 また回転軸33の中心部には導光体からなる光力プリン
グ47が設けられており、ビデオ信号の伝送を行なうよ
うになっている。そしてこのカプリング47の上下には
それぞれプリズム48.49が配されるようになってお
り、しかもプリズム48に臨むように発光素子50と受
光素子51とが設けられている。同様にプリズム49に
ついても、これに近接して発光素子52と受光素子53
とが設けられている。そしてこれらの素子52.53は
それぞれアンプ54.55と接続されている。また上記
回路基板45.46上の回路を駆動し、あるいはリニア
モータ38を駆動するための電力を供給するスリップリ
ング56が回転軸33の下端に設けられており、このス
リップリング56を通してヘッドドラム16内に電力を
供給するようにしている。 ヘッドドラム16内の回路を便宜上ブロック的に示すと
、第5図に示すようになる。すなわち受光素子51は記
録用の光変調器59を介してシリパラ変換器60と接続
されており、この変換器60の出力は4つのアンプ61
および対応するフィールドスイッチ62を介して4つの
ヘッド41〜44と接続されるようになっている。さら
に4つのヘッド41〜44は、フィールドスイッチ42
の再生側の固定接点を介して、再生用のアンプ63にそ
れぞれ接続されるとともに、アンプ63の出力がパラシ
リ変換器64によってシリアル信号に変換されるように
なっている。そしてこの変換器64は光変調器65を通
して発光素子50と接続されている。また上記スイッチ
62、シリパラ変換器60、パラシリ変換器64、およ
びヘッド用モータ38を制御するためのコントローラ6
6が設けられている。 つぎにこのVTRの記録用回路をより具体的に示すと第
6図のようになる。ビデオ信号の入力端子67はローパ
スフィルタ38およびA/D変換器6つを介してシリパ
ラ変換器60に接続されるようになっている。そしてこ
のシリパラ変換器60の出力側は、各ヘッド41〜44
に対応するエラー補正回路70と接続されるとともに、
各エラー補正回路70は対応する一対のメモリ71.7
2と切換えスイッチ73を介して接続されるようになっ
ており、さらにメモリ71.72の出力側は切換えスイ
ッチ74を介して変調器75と接続されるようになって
いる。そしてこの変調器75の出力がイコライザ76お
よびアンプ61を通してヘッド41〜44にそれぞれ供
給されるようになっている。 そして上記メモリ71.72にクロック信号を供給する
ためのクロックジェネレータ8つが設けられるとともに
、このクロックジェネレータ89で形成される周波数の
異なる複数のクロックの内の1つを選択するためのセレ
クタ90が設けられており、このセレクタ90によって
選択されたクロック信号によってメモリ71.72の書
込みあるいは読出しが行なわれるようになっている。 つぎに再生用回路は第7図に示されるようになっており
、4つのヘッド41〜44は、それぞれ対応するアンプ
63、イコライザ78、復調器79、およびエラー補正
回路80を介して対応する1対のメモリ81.82に接
続されている。そして一対のメモリ81.82の切換え
を行なうための切換えスイッチ83が設(ブられるとと
もに、メLす81.82からの読出しを制御するための
切1負えスイッチ84を介して、一対のメモリ81.8
2のペアはパラシリ変換器64と接続されでいる。そし
てこの変換器64の出力がD/A変換器85、Bよびロ
ーパスフィルタ86を通してビデΔ信号の出力端子87
と接続されるようになっており、この端子87によって
再生されたビデオ信号を取出し得るようにしている。ま
たこの再生回路においても、メモリ81.82の古込み
および読出しの時間軸補正を行なうためのクロックジェ
ネレータ89とセレクタ90とが設けられている。 これらは記録用回路と共通に用いられている。 つぎに以−トのような構成になるパラレルスキA7ニン
グ方式のVTRの動作について説明する。第1図に示す
ように、テープカセット11内の磁気テープ10を引出
すとともに、一対のヘッドドラム15.16に架装する
。この場合において、磁気テープ10はヘリカルではな
くまっすぐに、すなわちヘッドドラム15.16の円周
方向と一致するようにW (dける。するとドラム16
内のヘッドは磁気テープ10の表面を、またドラム15
のヘッドは磁気テープ10の裏面をそれぞれ走査するこ
とになる。第3図に示すように、ヘッド41〜44はド
ラム16の回転軸33と平行な方向に配列されており、
全体が同一のキャリッジ40にマウン1−され、これに
よって第8図に示すように、1走査ごとに回転軸方向に
移動するにうになっている。 磁気ヘッド41〜44の軸線方向の移φカは、磁気テー
プ10がドラム15.16内のヘッド41〜44と対設
されない区間、すなわちヘッドドラム15.16の回転
角において約90’の間に行なう。ドラム15.16は
1/60秒、すなわち16.6龍SaCで一回転するよ
うになっており、従ってドラム15.16が90°回転
する時間は4.15mm5ecである。これに対してヘ
ッド41〜44の移動は約2mm5ecで完了するから
、ヘッド41〜44は余裕をもって移動することが可能
になる。 第8図に示すトラックパターンにおいて、アジマスベア
ヘッドを構成する下側の2つのヘッド43.44はまず
No、1のトラックを形成し、そして間欠的にドラム1
6の軸線方向に上方に移動することによって、以下類に
実線で示すようにNO,2、N013、No、4のトラ
ックを形成する。そしてNo、4のトラックを形成した
後に、今度はヘッド43.44は軸線方向下方に移動す
ることになり、これによって点線で示すようなN085
、No、6、N007のトラックを順次形成するように
なっている。そして磁気ヘッド43.44°の上方ある
いは往動方向の移動の際に形成される実線で示す1−ラ
ックの間に、ヘッド43.44が下方へ復動するときの
点線で示すトラックパターンNo、5〜No、7が形成
されるようになっている。なお上側のヘッド41.42
も同様のトラックを形成する。 第3図および第8図から明らかなように、上側の一対の
ヘッド41.42および下側の一対のヘッド43.44
はそれぞれアジマスペアヘッドから構成されているため
に、第8図において実線または点線で示されるトラック
パターンは、実際には近接して互いに平行に形成される
2つのトラックから構成されることになる。このような
トラックパターンの形成によって、磁気テープ10に高
密度に記録を行なうことが可能になる。 そしてこのときの磁気テープ10の送りとヘッド41〜
44の軸線方向の移動の関係は第10図に示されており
、テープ10は一定の速度で連続走行するようになって
いる。これに対してヘッド41〜44は、上述の如く磁
気テープ10と対接されない、ヘッドドラム15.16
の回転角において約90°の区間に間欠的にドラム15
.16の@線方向に移動するようになっている。 なお磁気テープ10を間欠■りづる場合には、第11図
に示すようになり、磁気テープ10はヘッド41〜44
と対接されている場合には静止されるようになり、ヘッ
ド41〜44と対接されない期間に間欠的に移動するよ
うになる。また第1図に示すように2つのドラム15.
16を用いる場合には、第12図に示すように2つのド
ラム15.16によって交互に信号の記録あるいは再生
を行なうとともに、信号の記録あるいは再生を行なわな
い期間にヘッド41〜44のステップ状の移動を行なう
ようにすることも可能である。 つぎにこの種のVTRにおいて、往復記録を行なう場合
の!−ラックパターンの形成方法については、磁気テー
プ10の片面で行なう方式と両面で行なう方式の双方が
可能である。片面方式の特徴は、第2図に示すシングル
ドラム16による対応が可能になり、機構が簡単になる
利点をもたらす。 さらに片面コー1への磁気テープ10を使用することが
可能になる。これに対して両面方式の特徴は、1つのヘ
ッドで形成するトラックの面積が大きくなり、テープ1
0の速度を小さくすることが可能になるとともに、コン
トロールが容易になる。またシングルドラムの使用の場
合よりも長時間の記録を行なうことができる。 第9図はこのVTRによる往復記録の場合″のトラック
のパターンを示しており、磁気テープ10の幅方向に半
分ずつ順方向のトラックと逆方向のトラックを形成する
エリアを設りるようにしいる。 そして第9図において実線または点線からなるトラック
の最初あるいは最後の部分が、順方向のトラックと逆方
向のl・ラックとでテープ10の長さ方向に対して互い
に一致するようになっている。 従って往復記録の場合における磁気テープ1oの途中で
の方向の切換えの際に、トラックの最初あるいは最後の
一致した位置で切換えを行なうことによって、映像の乱
れをなくすことが可能になる。 ざらに往復記録の場合には、第9図において順方向送り
で最後に形成されるトラックNo、4の次に逆方向送り
の最初のトラックNo、5を形成するようにしている。 しかもここで、順方向の最後の1〜ラックNo、4と逆
方向の最初のトラックNo、5とは、磁気テープ10の
長さ方向に対して同一の位置に形成されるようにしてい
る。このような構成によって、磁気テープの10の走行
方向の変換の際に時間的余裕を与えるようにし、あるい
はキi・ブスタン2つのサーボコントロールを容易にし
ている。従ってこのような1〜ラツクバターンの形成に
よって、テープ10の方向転換の際の信号の乱れををな
くすことが可能になる。 つぎに磁気テープ10の走行方向あるいは走行速度とヘ
ッドドラム16の回転方向の関係について考察するに、
磁気テープ10の走行方向とヘッドドラム16の回転方
向が同じ場合には、第13図に示す位置でトラックの形
成が開始される。そして磁気ヘッド41は約270°回
転し、第14図に示す位置で1〜ラツクの形成を終了す
る。この場合において、磁気テープ10はヘッドドラム
1Gの回転方向と同一方向に移動することになり、この
ためにヘッドドラム16の円周πDの3/4の良さの1
〜ラツクを形成する場合には、270゜よりもφに相当
する角度だけ余分に記録を行なうことになる。 つぎに磁気テープ10の走行方向とヘッドドラム16の
回転方向とが逆の場合には、第15図に示す位置で1〜
ラツクの形成を開始1Jるとともに、第16図に示す位
置で記録を終了する。磁気テープ10の走行方向とヘッ
ドドラム16の回転方向が逆の場合には、ヘッドドラム
16が3/4回転する間に、磁気テープ10はφに相当
する角度だけ逆方向に移動するために、270°よりも
φの角度だけ少ない位置で記録を終了しなければならず
、これによってヘッドドラム16の円周πDの3/4の
長さのトラックが形成されることになる。 つぎにメチルの場合、すなわち磁気テープ10か走行し
ない場合、あるいは間欠送りであってヘッド41と対接
されている場合には磁気テープ10が静止している場合
には、第17図に示す位置で記録を開始し、270°回
転した第18図に示す位置で記録を終了する。これによ
ってヘッドドラム16の円周の長さπDの3/4の長さ
のトラックが形成されることになる。 このように…ステープ100走行方向あるいは走行速成
に応じて記録を終了する位置を調整することにより、い
かなる場合にも同一の長さのトラックを形成することが
可能になる。なお磁気テープ10の順方向送りであって
N倍速の場合には、φをNφに置換えればよい。そして
この値が磁気テープ10のラップアングルθを規制する
ことになる。また陽気テープ10の逆方向送りであって
N (i1m速の場合には、270°−Nφがラップア
ングルθになる。 つぎにト記補正角φとトラックの長さ[の関係について
考察づるに、第8図に示すようにトラックの艮ざを
ドラムによってテープ状記録媒体の表面に記録を行なう
とともに、他方のヘッドドラムによってテープ状記録媒
体の裏面に記録を行なうようにしたものであって、これ
によってテープ状記録媒体の表面と裏面の両面に記録を
行なうようにしたものである。 K従来の技術】 従来のアナログ記録方式のVTRにおいては、ヘッドド
ラムに磁気テープを斜めに巻付けてトラックを形成する
ヘリカルスキャニング方式が採用されている。このよう
なヘリカルスキャニング方式によれば、テープパスを同
一平面に形成することかできず、テープパスかに1雑に
なる。さらに斜めに磁気テープがガイドに1卦るために
、ガイドを回転式にすることができないという欠点があ
る。 ざらには磁気テープの表面と央部の両面に記録すること
ができず、記録容量が少なくなってカセットの小型化が
妨げられるでいる。さらには往復記録が不可能であるた
めに、アクセスタイムに時間を要し、しかもリワインド
の操作を行なわなければならない欠点がある。 X発明が解決しようとする問題点】 このような欠点を克服するために、例えば米国特許40
40109号には、パラレルスキャニング方式のVTR
が提案されている。このような方式によって記録再生を
行なうとともに、信号処理をデジタル化し、時間軸の処
理を行なうようにすると、機械系と信号系との間の有機
的な結合をもたせることが可能になり、従来の問題点を
カバーすることが可能になる。ところがこのような方式
においても、磁気テープへの記録は従来と同様に、回転
ヘッドを磁気テープの表面に対接させて行なうようにな
っているために、磁気テースの両面に記録することかで
・きない。従ってこのような方式にJ:れば、磁気テー
プ上への記録容量が少なくなるとともに、テープカセッ
トの小型化か妨げられることになる。 本発明はこのJ:うな問題点に鑑みてなされたものであ
って、テープ状記録媒体の記録容儀が増大するとともに
カセツ1〜の小型化が可能になるようにしたパラレルス
キャニング方式の記録再生装置を提供することを目的と
するものである。 K問題点を解決するための手段】 本発明は、テープ状記録媒体をヘッドドラムの円周方向
に一致するように巻付けるとともに、回転ヘッドによっ
て前記テープ状記録媒体の長さ方向に複数本のトラック
を形成するようにした装置において、2つのヘッドドラ
ムを股(プ、一方のヘッドドラムによって前記テープ状
記録媒体の表面に記録を行なうとともに、他方のヘッド
ドラムによって前記テープ状記録媒体の裏面に記録を行
なつようにしたものである。 K作用] 従って本発明によれば、2つのヘッドドラムによってテ
ープ状記録媒体の両面への記録が可能となり、これによ
って記録容聞を増大させるとともに、テープカセットを
小型化することが可能になる。 K実施例】 以下本発明を図示の実施例によって説明する。 第1図は本発明の実施例に係るパラレルスキャニング方
式のVTRを示ずものであって、このVTRは、磁気テ
ープ10を巻装して収納したテープカセット11を用い
るようになっている。磁気テープ10は、供給側リール
12と巻取り側リール13とにそれぞれ両端を止着され
た状態においてこれらのリール12.13に巻装されて
いる。そして磁気テープ10はテープ力セツ1〜11の
ケーシングから引出されるとともに、ヘッドドラム15
.16に架装されるようになっている。そしてこの架装
を可能にするために、テープガイド17〜21が用いら
れている。 上記一対のヘッドドラム15.16に架装された磁気テ
ープ1oのたるみを除去するために、コイルばね23.
24によって引っばられているテンションレバー25.
26が用いられるようになっており、これらのレバー2
5.26の先端部に支持されているテープガイド27.
28によって磁気テープ10のゆるみを防止するように
している。さらに磁気デーブ10は、一定の速度で回転
するキャプスタン29に対してピンチローラ30で圧着
されるようになっている。 第1図の装置は2つのヘッドドラム15.16を備える
ようになっているが、1ドラムにすることも可能である
。すなわち第2図に示すように、ヘッドドラム16のみ
を用いて記録再生を行なうことら可能になる。この場合
にはヘッドドラム15およびテープガイド17を省略す
ればよい。2つのドラム15.16を用いる場合には、
磁気テ−プ10の表面および裏面の記録再生が可能にな
るが、1ドラムの場合には、磁気テープ10の表面のみ
の記録再生を行なうことになる。 つぎにヘッドドラム15.16の構造について説明する
と、例えばヘッドドラム16は上下のフランジガイド3
1.32によって挾まれるように配されるようになって
おり、しかもヘッドドラム16は回転軸33に固着され
るようになっている。 この回転軸33はモータ34の出力軸を兼ねており、そ
のケーシング35に取付けられたベアリングによって回
転可能に支持されている。ケーシング35内にはステー
タコイル36が配されるとともに、回転軸33にはロー
タコア37が固着されるようになっており、これによっ
て回転軸33を介してヘッドドラム16を回転駆動する
ようになっている。 ヘッドドラム16内にはりニアモータを構成するコイル
38が配されており、ステータコア39に巻装されてい
る。そしてこのステータコア39に対して移動可能に可
動子40が配されており、直線運動を取出すにうになっ
ている。そしてこの可動子40にはF下に1列に4つの
磁気ヘッド41〜44が支持されている。すなわち4つ
のヘッド41〜44はヘッドドラム16の軸線方向に配
されるとともに、リニアモータ38によって軸線方向に
移動し得るようになっている。そして上側の2つの16
気ヘツド41.42が接合されてアジマスペアヘッドを
構成しており、同様に下側の2つのヘッド43.44も
アジマスペアヘッドを構成するようになっている。 このヘッドドラム16内には上下に一対の回路基板45
.46が配されている。上側の回路基板45は上記磁気
ヘッド41〜44と接続されるとともに、パラレル信号
とシリアル信号の変換回路を形成するようになっている
。これに対して下側の回路基板46は、リニアモータ3
8の駆動回路を形成するJ:うになっている。 また回転軸33の中心部には導光体からなる光力プリン
グ47が設けられており、ビデオ信号の伝送を行なうよ
うになっている。そしてこのカプリング47の上下には
それぞれプリズム48.49が配されるようになってお
り、しかもプリズム48に臨むように発光素子50と受
光素子51とが設けられている。同様にプリズム49に
ついても、これに近接して発光素子52と受光素子53
とが設けられている。そしてこれらの素子52.53は
それぞれアンプ54.55と接続されている。また上記
回路基板45.46上の回路を駆動し、あるいはリニア
モータ38を駆動するための電力を供給するスリップリ
ング56が回転軸33の下端に設けられており、このス
リップリング56を通してヘッドドラム16内に電力を
供給するようにしている。 ヘッドドラム16内の回路を便宜上ブロック的に示すと
、第5図に示すようになる。すなわち受光素子51は記
録用の光変調器59を介してシリパラ変換器60と接続
されており、この変換器60の出力は4つのアンプ61
および対応するフィールドスイッチ62を介して4つの
ヘッド41〜44と接続されるようになっている。さら
に4つのヘッド41〜44は、フィールドスイッチ42
の再生側の固定接点を介して、再生用のアンプ63にそ
れぞれ接続されるとともに、アンプ63の出力がパラシ
リ変換器64によってシリアル信号に変換されるように
なっている。そしてこの変換器64は光変調器65を通
して発光素子50と接続されている。また上記スイッチ
62、シリパラ変換器60、パラシリ変換器64、およ
びヘッド用モータ38を制御するためのコントローラ6
6が設けられている。 つぎにこのVTRの記録用回路をより具体的に示すと第
6図のようになる。ビデオ信号の入力端子67はローパ
スフィルタ38およびA/D変換器6つを介してシリパ
ラ変換器60に接続されるようになっている。そしてこ
のシリパラ変換器60の出力側は、各ヘッド41〜44
に対応するエラー補正回路70と接続されるとともに、
各エラー補正回路70は対応する一対のメモリ71.7
2と切換えスイッチ73を介して接続されるようになっ
ており、さらにメモリ71.72の出力側は切換えスイ
ッチ74を介して変調器75と接続されるようになって
いる。そしてこの変調器75の出力がイコライザ76お
よびアンプ61を通してヘッド41〜44にそれぞれ供
給されるようになっている。 そして上記メモリ71.72にクロック信号を供給する
ためのクロックジェネレータ8つが設けられるとともに
、このクロックジェネレータ89で形成される周波数の
異なる複数のクロックの内の1つを選択するためのセレ
クタ90が設けられており、このセレクタ90によって
選択されたクロック信号によってメモリ71.72の書
込みあるいは読出しが行なわれるようになっている。 つぎに再生用回路は第7図に示されるようになっており
、4つのヘッド41〜44は、それぞれ対応するアンプ
63、イコライザ78、復調器79、およびエラー補正
回路80を介して対応する1対のメモリ81.82に接
続されている。そして一対のメモリ81.82の切換え
を行なうための切換えスイッチ83が設(ブられるとと
もに、メLす81.82からの読出しを制御するための
切1負えスイッチ84を介して、一対のメモリ81.8
2のペアはパラシリ変換器64と接続されでいる。そし
てこの変換器64の出力がD/A変換器85、Bよびロ
ーパスフィルタ86を通してビデΔ信号の出力端子87
と接続されるようになっており、この端子87によって
再生されたビデオ信号を取出し得るようにしている。ま
たこの再生回路においても、メモリ81.82の古込み
および読出しの時間軸補正を行なうためのクロックジェ
ネレータ89とセレクタ90とが設けられている。 これらは記録用回路と共通に用いられている。 つぎに以−トのような構成になるパラレルスキA7ニン
グ方式のVTRの動作について説明する。第1図に示す
ように、テープカセット11内の磁気テープ10を引出
すとともに、一対のヘッドドラム15.16に架装する
。この場合において、磁気テープ10はヘリカルではな
くまっすぐに、すなわちヘッドドラム15.16の円周
方向と一致するようにW (dける。するとドラム16
内のヘッドは磁気テープ10の表面を、またドラム15
のヘッドは磁気テープ10の裏面をそれぞれ走査するこ
とになる。第3図に示すように、ヘッド41〜44はド
ラム16の回転軸33と平行な方向に配列されており、
全体が同一のキャリッジ40にマウン1−され、これに
よって第8図に示すように、1走査ごとに回転軸方向に
移動するにうになっている。 磁気ヘッド41〜44の軸線方向の移φカは、磁気テー
プ10がドラム15.16内のヘッド41〜44と対設
されない区間、すなわちヘッドドラム15.16の回転
角において約90’の間に行なう。ドラム15.16は
1/60秒、すなわち16.6龍SaCで一回転するよ
うになっており、従ってドラム15.16が90°回転
する時間は4.15mm5ecである。これに対してヘ
ッド41〜44の移動は約2mm5ecで完了するから
、ヘッド41〜44は余裕をもって移動することが可能
になる。 第8図に示すトラックパターンにおいて、アジマスベア
ヘッドを構成する下側の2つのヘッド43.44はまず
No、1のトラックを形成し、そして間欠的にドラム1
6の軸線方向に上方に移動することによって、以下類に
実線で示すようにNO,2、N013、No、4のトラ
ックを形成する。そしてNo、4のトラックを形成した
後に、今度はヘッド43.44は軸線方向下方に移動す
ることになり、これによって点線で示すようなN085
、No、6、N007のトラックを順次形成するように
なっている。そして磁気ヘッド43.44°の上方ある
いは往動方向の移動の際に形成される実線で示す1−ラ
ックの間に、ヘッド43.44が下方へ復動するときの
点線で示すトラックパターンNo、5〜No、7が形成
されるようになっている。なお上側のヘッド41.42
も同様のトラックを形成する。 第3図および第8図から明らかなように、上側の一対の
ヘッド41.42および下側の一対のヘッド43.44
はそれぞれアジマスペアヘッドから構成されているため
に、第8図において実線または点線で示されるトラック
パターンは、実際には近接して互いに平行に形成される
2つのトラックから構成されることになる。このような
トラックパターンの形成によって、磁気テープ10に高
密度に記録を行なうことが可能になる。 そしてこのときの磁気テープ10の送りとヘッド41〜
44の軸線方向の移動の関係は第10図に示されており
、テープ10は一定の速度で連続走行するようになって
いる。これに対してヘッド41〜44は、上述の如く磁
気テープ10と対接されない、ヘッドドラム15.16
の回転角において約90°の区間に間欠的にドラム15
.16の@線方向に移動するようになっている。 なお磁気テープ10を間欠■りづる場合には、第11図
に示すようになり、磁気テープ10はヘッド41〜44
と対接されている場合には静止されるようになり、ヘッ
ド41〜44と対接されない期間に間欠的に移動するよ
うになる。また第1図に示すように2つのドラム15.
16を用いる場合には、第12図に示すように2つのド
ラム15.16によって交互に信号の記録あるいは再生
を行なうとともに、信号の記録あるいは再生を行なわな
い期間にヘッド41〜44のステップ状の移動を行なう
ようにすることも可能である。 つぎにこの種のVTRにおいて、往復記録を行なう場合
の!−ラックパターンの形成方法については、磁気テー
プ10の片面で行なう方式と両面で行なう方式の双方が
可能である。片面方式の特徴は、第2図に示すシングル
ドラム16による対応が可能になり、機構が簡単になる
利点をもたらす。 さらに片面コー1への磁気テープ10を使用することが
可能になる。これに対して両面方式の特徴は、1つのヘ
ッドで形成するトラックの面積が大きくなり、テープ1
0の速度を小さくすることが可能になるとともに、コン
トロールが容易になる。またシングルドラムの使用の場
合よりも長時間の記録を行なうことができる。 第9図はこのVTRによる往復記録の場合″のトラック
のパターンを示しており、磁気テープ10の幅方向に半
分ずつ順方向のトラックと逆方向のトラックを形成する
エリアを設りるようにしいる。 そして第9図において実線または点線からなるトラック
の最初あるいは最後の部分が、順方向のトラックと逆方
向のl・ラックとでテープ10の長さ方向に対して互い
に一致するようになっている。 従って往復記録の場合における磁気テープ1oの途中で
の方向の切換えの際に、トラックの最初あるいは最後の
一致した位置で切換えを行なうことによって、映像の乱
れをなくすことが可能になる。 ざらに往復記録の場合には、第9図において順方向送り
で最後に形成されるトラックNo、4の次に逆方向送り
の最初のトラックNo、5を形成するようにしている。 しかもここで、順方向の最後の1〜ラックNo、4と逆
方向の最初のトラックNo、5とは、磁気テープ10の
長さ方向に対して同一の位置に形成されるようにしてい
る。このような構成によって、磁気テープの10の走行
方向の変換の際に時間的余裕を与えるようにし、あるい
はキi・ブスタン2つのサーボコントロールを容易にし
ている。従ってこのような1〜ラツクバターンの形成に
よって、テープ10の方向転換の際の信号の乱れををな
くすことが可能になる。 つぎに磁気テープ10の走行方向あるいは走行速度とヘ
ッドドラム16の回転方向の関係について考察するに、
磁気テープ10の走行方向とヘッドドラム16の回転方
向が同じ場合には、第13図に示す位置でトラックの形
成が開始される。そして磁気ヘッド41は約270°回
転し、第14図に示す位置で1〜ラツクの形成を終了す
る。この場合において、磁気テープ10はヘッドドラム
1Gの回転方向と同一方向に移動することになり、この
ためにヘッドドラム16の円周πDの3/4の良さの1
〜ラツクを形成する場合には、270゜よりもφに相当
する角度だけ余分に記録を行なうことになる。 つぎに磁気テープ10の走行方向とヘッドドラム16の
回転方向とが逆の場合には、第15図に示す位置で1〜
ラツクの形成を開始1Jるとともに、第16図に示す位
置で記録を終了する。磁気テープ10の走行方向とヘッ
ドドラム16の回転方向が逆の場合には、ヘッドドラム
16が3/4回転する間に、磁気テープ10はφに相当
する角度だけ逆方向に移動するために、270°よりも
φの角度だけ少ない位置で記録を終了しなければならず
、これによってヘッドドラム16の円周πDの3/4の
長さのトラックが形成されることになる。 つぎにメチルの場合、すなわち磁気テープ10か走行し
ない場合、あるいは間欠送りであってヘッド41と対接
されている場合には磁気テープ10が静止している場合
には、第17図に示す位置で記録を開始し、270°回
転した第18図に示す位置で記録を終了する。これによ
ってヘッドドラム16の円周の長さπDの3/4の長さ
のトラックが形成されることになる。 このように…ステープ100走行方向あるいは走行速成
に応じて記録を終了する位置を調整することにより、い
かなる場合にも同一の長さのトラックを形成することが
可能になる。なお磁気テープ10の順方向送りであって
N倍速の場合には、φをNφに置換えればよい。そして
この値が磁気テープ10のラップアングルθを規制する
ことになる。また陽気テープ10の逆方向送りであって
N (i1m速の場合には、270°−Nφがラップア
ングルθになる。 つぎにト記補正角φとトラックの長さ[の関係について
考察づるに、第8図に示すようにトラックの艮ざを
【と
しトラックのステップ長をSとすると、 s = t / n となる。なJ3ここでnは1つの磁気ヘッドが11ナイ
クルで形成するトラックの本数であって、第8図の場合
にはn=7となる。つぎにトラック長[は、 1=(πD−3)・θ/360 また S =V /60 とすると φ=360S/πD となる。なおVおよびDは陽気テープ10の走行速度お
よびヘッドドラム15.16の直径を表わす。 第8図に示すようなトラックを形成するためのビデオ信
号は、第3図および第5図に示す光力プリング47を通
してドラム16側へ転送されるようになっている。そし
て回路基板45上に形成されている変換回路によってパ
ラレル信号に変換されるようなっており、この信号をリ
ニアモータ38によって駆動される4つのヘッド41〜
44に分配して供給するようにしている。光力プリング
47はさらにリニアモータ38の制御信号をも転送する
ようになっており、この信号は回路基板46上の回路に
よって分離され、リニアステップモータ38を駆動する
ようになっている。そしてステップモータ38によって
、ヘッドキセリャ40にマウントされているヘッド41
〜44をドラム16の軸線方向に移動させるようにして
いる。なお回路基板45.4Gに対する電源の供給およ
びリニアモータ38の駆動用の電力は、スリップリング
56を通して固定側から回転側へ供給されるようになっ
ている。 回路雄板45上の変換回路の動作についてさらに詳細に
説明すると、第6図に示す記録用回路においては、各ヘ
ッド41〜44と対応するエラー補正回路7oの出力が
、一対のメモリ71.72の一方、例えばメモリ71に
書込まれろ。同時にこのときに、先に書込まれているメ
モリ72の内容が、圧縮された状態で取出され、変調器
75およびイコライザ76を通してヘッド41〜44に
加えられるようになっている。従ってこの場合にはメモ
リ71へは標準のクロック信号がセレクタ90によって
選択され、クロックジェネレータ89から送られるよう
になっている。これに対してメモリ72へは、周波数が
高いクロック信号が選択されて供給されるようになって
いる。このときの周波数は、磁気テープ1oの速度およ
びヘッドドラム16に対する走行方向によって決定され
るようになっており、補正角φにかかわらず常に一定の
長さのトラックを形成するようにしている。 つぎに再生用回路においては、第7図に示すように、ヘ
ッド41〜44によって読出されたバラレル信号をアン
プ63、イコライIf 78 、復調器7つ、およびエ
ラー補正回路80を通して一対のメモリ81.82のう
ちの一方、例えばメモリ81に書込むようにしている。 そしてこのときの書込みのタイミングを決定するクロッ
ク信号は、セレクタ90によって選択されるようになっ
てJ′−3つ、これによって所定の時間内にメモリ81
へのデータのm込みを可能としている。これに対して他
方のメモリ82からの信号の読出しは、リアルタイムで
行なわれるようになっており、標準のクロックパルスが
このメモリ82に供給されるようになっている。 このような本実施例に係るVTRにおいては、磁気テー
プ10をヘッドドラム15.16の円周方向と一致する
ように巻付けることが可能になり、テープパスを同一平
面上に実現でき、テープ走行系が簡素化されるとともに
、すべてのテープガイドを回転式にすることが可能にな
る。さらにはデジタル信号を記録するようになるために
、記録再生のビットレイ1〜が変化しても画像に影響を
及ぼすごとがなく、正逆および静止に完全に対応するこ
とが可能になる。またヘッドドラム15.16への信号
伝)ヱにシリアル転送を採用でき、この信号に磁気ヘッ
ド41〜44の移動のためのドライブ信号をも重畳する
ことが可能になる。 またこのようなVTRは、第1図に示すダブルドラム方
式と、第2図に示すシングルドラム方式のいずれにも適
用可能であって、互換性を有するようになる。またマル
チヘッドドラムとすることによって、磁気テープ10の
両面記録の実現が容易になり、カセット化に有利になる
とともに、アクセスの点でも便利になる。ざらには磁気
テープ10の正方向と逆方向送りの両方の走行が可能に
なるために、トリックプレーも可能になる。またこのこ
とからアクセスタイムが短縮化されるようになる。ざら
には往復記録の場合のトラックパターンの最初の部分と
最後の部分とを一致させることによって、正逆の転換の
際にJ3ける画像の乱れを完全になくすことが可能にな
る。 さらに本実施例に係るVTRは、磁気ヘッド41.42
および43.44がそれぞれアジマスペアヘッドから構
成されており、これらのヘッド41〜44をドラム15
.16の軸線方向に往動させるときのトラックの間に、
復動させる時のトラックを形成するようにしている。従
って磁気テープ10の表面を有効に利用して高密度に信
号の記録を行なうことが可能になり、これによって長時
間記録を可能にするとともに、テープカセット11の小
型化を達成することが可能になる。 K発明の効果】 以上のように本発明は、2つのヘッドドラムを設け、一
方のヘッドドラムによってテープ状記録媒体の表面に記
録を行なうとともに、他方のヘッドドラムによってテー
プ状記録媒体の裏面に記録を行なうようにしたものであ
る。従ってこのような方式によれば、テープ状記録媒体
に高密度に記録を行なうことが可能になり、これによっ
て記録密度を高め、このテープ状記録媒体をカセット化
する場合におけるテープカセットの小型化を図ることが
可能になる。
しトラックのステップ長をSとすると、 s = t / n となる。なJ3ここでnは1つの磁気ヘッドが11ナイ
クルで形成するトラックの本数であって、第8図の場合
にはn=7となる。つぎにトラック長[は、 1=(πD−3)・θ/360 また S =V /60 とすると φ=360S/πD となる。なおVおよびDは陽気テープ10の走行速度お
よびヘッドドラム15.16の直径を表わす。 第8図に示すようなトラックを形成するためのビデオ信
号は、第3図および第5図に示す光力プリング47を通
してドラム16側へ転送されるようになっている。そし
て回路基板45上に形成されている変換回路によってパ
ラレル信号に変換されるようなっており、この信号をリ
ニアモータ38によって駆動される4つのヘッド41〜
44に分配して供給するようにしている。光力プリング
47はさらにリニアモータ38の制御信号をも転送する
ようになっており、この信号は回路基板46上の回路に
よって分離され、リニアステップモータ38を駆動する
ようになっている。そしてステップモータ38によって
、ヘッドキセリャ40にマウントされているヘッド41
〜44をドラム16の軸線方向に移動させるようにして
いる。なお回路基板45.4Gに対する電源の供給およ
びリニアモータ38の駆動用の電力は、スリップリング
56を通して固定側から回転側へ供給されるようになっ
ている。 回路雄板45上の変換回路の動作についてさらに詳細に
説明すると、第6図に示す記録用回路においては、各ヘ
ッド41〜44と対応するエラー補正回路7oの出力が
、一対のメモリ71.72の一方、例えばメモリ71に
書込まれろ。同時にこのときに、先に書込まれているメ
モリ72の内容が、圧縮された状態で取出され、変調器
75およびイコライザ76を通してヘッド41〜44に
加えられるようになっている。従ってこの場合にはメモ
リ71へは標準のクロック信号がセレクタ90によって
選択され、クロックジェネレータ89から送られるよう
になっている。これに対してメモリ72へは、周波数が
高いクロック信号が選択されて供給されるようになって
いる。このときの周波数は、磁気テープ1oの速度およ
びヘッドドラム16に対する走行方向によって決定され
るようになっており、補正角φにかかわらず常に一定の
長さのトラックを形成するようにしている。 つぎに再生用回路においては、第7図に示すように、ヘ
ッド41〜44によって読出されたバラレル信号をアン
プ63、イコライIf 78 、復調器7つ、およびエ
ラー補正回路80を通して一対のメモリ81.82のう
ちの一方、例えばメモリ81に書込むようにしている。 そしてこのときの書込みのタイミングを決定するクロッ
ク信号は、セレクタ90によって選択されるようになっ
てJ′−3つ、これによって所定の時間内にメモリ81
へのデータのm込みを可能としている。これに対して他
方のメモリ82からの信号の読出しは、リアルタイムで
行なわれるようになっており、標準のクロックパルスが
このメモリ82に供給されるようになっている。 このような本実施例に係るVTRにおいては、磁気テー
プ10をヘッドドラム15.16の円周方向と一致する
ように巻付けることが可能になり、テープパスを同一平
面上に実現でき、テープ走行系が簡素化されるとともに
、すべてのテープガイドを回転式にすることが可能にな
る。さらにはデジタル信号を記録するようになるために
、記録再生のビットレイ1〜が変化しても画像に影響を
及ぼすごとがなく、正逆および静止に完全に対応するこ
とが可能になる。またヘッドドラム15.16への信号
伝)ヱにシリアル転送を採用でき、この信号に磁気ヘッ
ド41〜44の移動のためのドライブ信号をも重畳する
ことが可能になる。 またこのようなVTRは、第1図に示すダブルドラム方
式と、第2図に示すシングルドラム方式のいずれにも適
用可能であって、互換性を有するようになる。またマル
チヘッドドラムとすることによって、磁気テープ10の
両面記録の実現が容易になり、カセット化に有利になる
とともに、アクセスの点でも便利になる。ざらには磁気
テープ10の正方向と逆方向送りの両方の走行が可能に
なるために、トリックプレーも可能になる。またこのこ
とからアクセスタイムが短縮化されるようになる。ざら
には往復記録の場合のトラックパターンの最初の部分と
最後の部分とを一致させることによって、正逆の転換の
際にJ3ける画像の乱れを完全になくすことが可能にな
る。 さらに本実施例に係るVTRは、磁気ヘッド41.42
および43.44がそれぞれアジマスペアヘッドから構
成されており、これらのヘッド41〜44をドラム15
.16の軸線方向に往動させるときのトラックの間に、
復動させる時のトラックを形成するようにしている。従
って磁気テープ10の表面を有効に利用して高密度に信
号の記録を行なうことが可能になり、これによって長時
間記録を可能にするとともに、テープカセット11の小
型化を達成することが可能になる。 K発明の効果】 以上のように本発明は、2つのヘッドドラムを設け、一
方のヘッドドラムによってテープ状記録媒体の表面に記
録を行なうとともに、他方のヘッドドラムによってテー
プ状記録媒体の裏面に記録を行なうようにしたものであ
る。従ってこのような方式によれば、テープ状記録媒体
に高密度に記録を行なうことが可能になり、これによっ
て記録密度を高め、このテープ状記録媒体をカセット化
する場合におけるテープカセットの小型化を図ることが
可能になる。
第1図は本発明の実施例に係るVTRの要部平面図、第
2図は1ドラムの場合の要部平面図、第3図はヘッドド
ラムの縦断面図、第4図は同横断面図、第5図は変換回
路のブロック図、第6図は記録用回路の構成を示すブロ
ック図、第7図は再生用回路の構成を示すブロック図、
第8図は磁気テープ上に形成されるトラックパターンを
示す平面図、第9図は往復記録の場合の1−ラックパタ
ーンを示す平面図、第10図はテープの連続送りの場合
の動作を示すグラフ、第11図はテープの間欠送りの場
合の動作を示すグラフ、第12図は2ドラムによってテ
ープの間欠送りを行なう場合の動作を示すグラフ、第1
3図〜18図は磁気テープの走行方向および走行速度の
差による記録時間の修正動作を示す要部平面図である。 なお図面に用いた符号において、 1o・・・磁気テープ 15.16・・・ヘッドドラム 38・・・コイル(リニアモータ) 40・・・可動子 41〜44・・・磁気ヘッド である。
2図は1ドラムの場合の要部平面図、第3図はヘッドド
ラムの縦断面図、第4図は同横断面図、第5図は変換回
路のブロック図、第6図は記録用回路の構成を示すブロ
ック図、第7図は再生用回路の構成を示すブロック図、
第8図は磁気テープ上に形成されるトラックパターンを
示す平面図、第9図は往復記録の場合の1−ラックパタ
ーンを示す平面図、第10図はテープの連続送りの場合
の動作を示すグラフ、第11図はテープの間欠送りの場
合の動作を示すグラフ、第12図は2ドラムによってテ
ープの間欠送りを行なう場合の動作を示すグラフ、第1
3図〜18図は磁気テープの走行方向および走行速度の
差による記録時間の修正動作を示す要部平面図である。 なお図面に用いた符号において、 1o・・・磁気テープ 15.16・・・ヘッドドラム 38・・・コイル(リニアモータ) 40・・・可動子 41〜44・・・磁気ヘッド である。
Claims (1)
- テープ状記録媒体をヘッドドラムの円周方向に一致する
ように巻付けるとともに、回転ヘッドによつて前記テー
プ状記録媒体の長さ方向に複数本のトラックを形成する
ようにした装置において、2つのヘッドドラムを設け、
一方のヘッドドラムによつて前記テープ状記録媒体の表
面に記録を行なうとともに、他方のヘッドドラムによっ
て前記テープ状記録媒体の裏面に記録を行なうようにし
たことを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61026626A JPS62184601A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61026626A JPS62184601A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184601A true JPS62184601A (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=12198666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61026626A Pending JPS62184601A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62184601A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05210803A (ja) * | 1991-08-31 | 1993-08-20 | Samsung Electron Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
DE19932004B4 (de) * | 1999-07-02 | 2005-08-25 | Karl Stern | Wellenkraftwerk |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP61026626A patent/JPS62184601A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05210803A (ja) * | 1991-08-31 | 1993-08-20 | Samsung Electron Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
DE19932004B4 (de) * | 1999-07-02 | 2005-08-25 | Karl Stern | Wellenkraftwerk |
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