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JPS62184228A - 車両用クラツチのオ−トアジヤスタ機構 - Google Patents

車両用クラツチのオ−トアジヤスタ機構

Info

Publication number
JPS62184228A
JPS62184228A JP61025359A JP2535986A JPS62184228A JP S62184228 A JPS62184228 A JP S62184228A JP 61025359 A JP61025359 A JP 61025359A JP 2535986 A JP2535986 A JP 2535986A JP S62184228 A JPS62184228 A JP S62184228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
plate
pressure plate
lock plate
lifter body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61025359A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Osono
耕平 大薗
Yoshihiro Yoshida
圭宏 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP61025359A priority Critical patent/JPS62184228A/ja
Priority to US07/011,777 priority patent/US4787493A/en
Publication of JPS62184228A publication Critical patent/JPS62184228A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/02Automatic clutches actuated entirely mechanically
    • F16D43/04Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
    • F16D43/14Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
    • F16D43/18Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members with friction clutching members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D47/00Systems of clutches, or clutches and couplings, comprising devices of types grouped under at least two of the preceding guide headings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
    • F16D2023/123Clutch actuation by cams, ramps or ball-screw mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/02Automatic clutches actuated entirely mechanically
    • F16D43/04Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
    • F16D43/14Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
    • F16D2043/145Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members the centrifugal masses being pivoting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、車両用クラッチにおいてクラッチプレッシャ
プレートのリフト量が常に適宜値と成るよう自動的に調
整することができるオートアジャスタ機構に関するもの
である。
「従来の技術」 従来、多板式クラッチとして種々のものが知られている
が、第1図にその一例を示す。
このクラッチについて該略説明すると、符号1は原動機
の出力軸であり、この出力軸lの動力は遠心式の発進ク
ラッチ2およびこのクラッチ2に連設されたチェンジク
ラッチ3を介して被駆動軸4に伝達される。発進クラッ
チ2は原動機の回転数が設定値以上となったときのみ動
力伝達を行い、出力軸1の動力を後段のチェンジクラッ
チ3側に伝達するしのであり、まL1チェンジクラッチ
3はギアをヂエンジするとき等において、クラッチレバ
−6により操作されて「入」、「切」切り替えられろも
のである。
すなわち、ヂエンジクラッチ3を「切」の状態とするに
は、クラッチレバ−6を操作して所定方向へ付勢回動ず
れば、クラッチカム7の移動側7Aをカムボール7B、
固定側7Cを介して図中左方に移動させる。それに伴い
移動側7Aに係合しているリフターボディ8、タラッヂ
リフタ9、ベアリングIO、ピン11が一体となって移
動し、プレッシャプレートI2をクラッチスプリングI
3の付勢力に抗して図中左方向へ移動させてプレッシャ
プレートI2とクラッチセンタI4との間での、クラッ
チプレート15およびクラッチディスクI6の押圧を解
除する。これが、ヂエンジクラッチ3の「切」状態とな
る。また、同りラッヂ3を「人」状態とするには、クラ
ッチレバ−6の付勢力を解除することによりクラッチレ
バー6は前述とは逆方向に回動されて、プレッシャープ
レート12、クラッチカムの移動側7Aおよび他の叩品
を、スプリング13.17の作用によっておのおの元の
位置に戻すことにより行う。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、この種クラッヂにおいては、クラッチディス
ク16の表面に貼着しているフェーシング等が摩耗、熱
膨張等により、プレッシャプレート12が所期の位置よ
り図中左方あるいは右方へ大きくずれることがある。こ
の場合、これまでのクラッチにあっては、それを補償す
る場合外部に設けられる手動式の調整手段7Dの他には
適当な調整手段が設けられておらず、これを用いない限
りプレッシャープレート12がリフトビン11を介して
クラッチカム7に突き当たってしまい、半クラツチ状態
を生じたり、調整手段7Dを用いナツト7Eをゆるめリ
フタボディ7Fを調整しなければならない等の不具合が
あった 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、クラッチ
ディスクのフェーシングが摩耗したりして、プレッシャ
ープレートが所期の位置からずれる場合であっても、そ
れを自動的に補償することができる車両用クラッチにお
ける新規なオートアジャスタ機構を提供することを目的
とする。
「問題を解決するための手段」 本発明では、上記目的を達成するために、プレッシャー
プレートの移動方向に平行して延びる軸に摺動自在に外
嵌されかつプレッシャープレート側へ移動される際該プ
レッシャープレートを移動させてクラッチを「切」状態
にする円筒状のリフターボディと、該リフターボディの
外周に遊嵌されたリンク状のロックプレートと、前記ロ
ックプレートを前記プレッシャプレート側に押圧移動さ
U“るロックプレート押圧部材と、該ロックプレート押
圧部材の[)1j記ロツクプレートに相対する面に設け
られ該押圧部材が前記プレッシャプレート側に移動され
る際ロックプレートを傾倒させてリフターボディに一体
的に係合させる突起と、前記ロックプレートを前記ロッ
クプレート押圧部材側に付勢するリターンスプリングと
を備えた構成と成っている。
1作用」 本発明に係わる車両用クラッチのオートアジャスタ機構
は、プレッシャープレートが所期位置からずれる場合で
も、それに応じてロックプレート押圧部材とロックプレ
ートとの係合位置が自動的に変化することでそれを補償
するため、プレッシャープレートのリフト量をその所期
位置からのずれに応じて常に一定の値に保つことができ
る。
「実施例」 以下、本発明を第2図〜第5図に示す好適な一実施例に
基づき詳細に説明する。
第2図は本発明に係るオートアジャスタ機構を備えた車
両用クラッチの断面図であり、図中符号20はクラッチ
を示す。
クラッチ20の概略について説明すると、クラッチ20
は、原動機(図示略)の回転情況に応じて動力の伝達お
よびその遮断をなす発進クラッチ21と、該発進クラッ
チ2Iに連設されクラッヂレハー22の操作によって動
力の伝達(ずなわら、「入」の状態)およびその遮断(
すなわち、「切」の状態)をなすチェンジクラッチ23
とを備えており、それら発進クラッチ21およびチェン
ジクラッチ23は被駆動軸24に同軸上に配設されてい
る。
チェンジクラッチ23は、被駆動軸24に回転自在に取
り付けられたクラッチアウタ25と、前記被駆動軸24
に一体に取り付けられたクラッチセンタ26と、該クラ
ッチセンタ26と前記クラッチアウタ25との間に介装
されたクラッチディスク27Aおよびクラッチプレート
27Bを押圧して面記りラッヂセンタ2゛6とクラッチ
アウタ25との動力伝達をなすプレッシャープレート2
8とから成っている。また、発進クラッチ21は、前記
クラッチアウタ25とプレッシャープレート28との間
に設けられかつ被駆動軸24に回転自在に取り付けられ
たサブクラッチアウタ29と、前記クラッチアウタ25
に揺動自在に取り付けられ該クラッチアウタ25の回転
に伴って前記サブクラッチアウタ29へ圧接させられろ
クラッチンユー30とから成り、かつ、1可記ザブクラ
ツチアウタ29とブレッンヤープレート28との間には
、両者の回転差に基ついて前記プレッシャープレート2
8をクラッチセンタ26へ向けて押圧するカム機構31
が設けられている。
次いでこれらについて詳しく説明すると、前記クラッチ
アウタ25は、第2図に示すように、有底筒状に形成さ
れており、前記被駆動軸24にカラー32を介して回動
自在に取り付けられ、その−側面すなわち第2図中の左
側でクラッチ20の外方側の側面には、入力用のドリブ
ンギヤ33が同軸上に緩衝用のコイルスプリング34を
介して取り付けられている。そして、該ドリブンギヤ3
3は、前記被駆動軸24と平行に配設されている出力軸
35に設けられたドライブギヤ36へ噛合され、前記出
力軸35の回転に伴ってクラッチアウタ25が回転され
るようになっている。
また、クラッチセンタ26は、前記被駆動軸24に、そ
の外周に形成されたスプライン37を介して一体回転可
能に取り付けられている。そして、該クラッチセンタ2
6は、前記クラッチアウタ25の開口部へ挿入されると
ともに、外周部がクラッチアウタ25の開口部近傍の内
周面に対向するように位置させられ、クラッチアウタ2
5とクラッチセンタ26との間に、前記クラッチディス
ク27A、クラッチプレート27Bが配備されている。
クラッチディスク27Aは、外方に延びる突起が前記ク
ラッチアウタ25に設けられたd4に嵌入されることで
、クラッチアウタ25と一体的に回転するように構成さ
れ、他方、クラッチプレート27I3は、クラッチセン
タ26に設けられる溝に嵌入されることで、クラッチセ
ンタ26と一体的に回転するように構成されている。
また、38は被駆動軸24と同軸状に配されたリフター
ボディ支持軸で、この輔38にはスリーブ39を介して
リフターボディ40が軸線方向に摺動自在に配されてい
る。リフターボディ40の図中左側端部にはクラッチリ
フター41に当接し、クラッチリフター41にはベアリ
ング42が外在されている。ベアリング42は前記クラ
ッチセンタ26の被駆動軸24の端部より外方へ突出す
る中心部にその回転軸線に沿って摺動自在に配されてい
る。
また、リフターボディ40にはリング状のロックプレー
ト43が若干の隙間をもって外嵌されており、このロッ
クプレート43の図中右側にはカム機構44が配設され
ている。
カム機構44は、クラッチレバ−22が操作されること
により、ロックプレート43を傾倒させてリフターボデ
ィ40に一体的に係合さU゛、この状態でロックプレー
ト43およびリフターボディ40を図中左側へ移動さU
゛るものである。
すなわち、このカム機構44はクラッチレバー22に回
転操作される固定側プレート45と、該固定側プレート
45に対向配置され、かつストッパ46によってその回
転を規制されるとともに、前記リフターボディ40の外
周に嵌合された筒状スペーサ47の外周に摺動自在に設
けられた移動側プレート48と、両プレート45.48
間に周方向に互いに周方向に間隔をおいて介装された複
数(例えば3個)のカムボール4つと、これら複数のカ
ムポール49同士の相対的な位置関係を規制−4−るス
ペーサ50とから成っている。
そして、前記固定側プレート45の移動側プレート、4
8との対向面には、第2図および第3図に示すように、
周方向に沿って漸次浅くなるカム溝51が形成され、他
方、移動側プレート48には、+iij記ガイF”tl
i51に対向して同形状のカムd452が形成されてい
て、両溝51.52に前記カムボール49が転動可能に
装着されている。したがって、固定側プレート45と移
動側プレート48との間にF目射回転が生じた場合、前
記カムボール49か両カムMt51.52内を転動さ什
られてそのf曳い部分に移動させられることにより、固
定側45と移動側プレート48とが離反する方向へ向け
て押圧され、これによって、移動側プレート48がプレ
ッシャプレート28側へ押圧移動される。
移動側プレート48のロックプレート43と相対する側
面には突起53が周方向に偏って設けられ、この突起5
3により移動側プレート48がプレッシャプレート28
側へ移動される際、ロックプレート43を傾倒させてく
−さびの作用によりリフターボディ40と一体的に係合
させる。
また、54はリフターボディの左端に設けられたつばと
ロックプレート43との間に介装されノ“ニスプリング
であり、これにより、ロックプレート43が図中右方に
付勢されている。そして、同ロックプレート43はクラ
ッチ「入ヨの状態の時、前記スプリング54に付勢され
ることで前記スペーサ47の左端に当接し、もって傾倒
されることなくリフターボディ40に対して同軸状に配
される。
よって、前記リフターボディ40、ロックプレート43
およびカム機構44等は、クラッチプレッシャプレート
28をリフトさせるリフト機構を構成するとともに、プ
レッシャプレート28のリフト量が常に一定の値に成る
よう自動的に調整するアジャスタ機構を構成している。
一方、前記クラッチアウタ25の底部には、第2図およ
び第4図に示すように、円弧状のクラブヂンコー30が
周方向に沿ってほぼ環状に設置されている。そして、各
クラッチシュ−30の一端部は、クラッチアウタ25に
突設されたピン61よって揺動自在に支持され、また、
クラッチシュー30の長さ方向の中間部とクラッチアウ
タ25との間には、クラッチシュ−30を常時クラッチ
アウタ25の回転中心へ向けて弾発するシューリターン
スプリング62が張架されている。
曲記すブクラッヂアウタ29は、被駆動軸24に取り付
けられたベアリング63を介して被駆動軸24に支持さ
れ、かつ、前記各クラッチシュー30を覆うように設け
られている。
また、前記発進クララチク2I内に配備される前記カム
機構3Iは、前記アジャスタ機構に組み例けられたカム
機構と同様な構成と成っている。
すなわち、このカム機構31は、プレッシャープレート
28のサブクラッチア、ウタ29側に対向配置された移
動側プレート64と、前記ザブクラッチアウタ29に相
対回動が拘束された状態で取り付けられた固定側プレー
ト65と、両プレート64.65間に回動方向に間隔を
おいて介装された複数のカムボール66と、該複数のカ
ムボール66の相対的な位置関係を拘束するスペーサ6
7と、前記固定側プレート65とサブクラッチアウタ2
9との間に介装され固定側プレート65を前記移動側プ
レート64へ向けて弾発するクラッチスプリング68と
から構成されている。
そして、前記移動側プレート64のカムプレート65と
の対向面には、前記カム機構44と同様周方向に沿って
漸次浅くなるカム溝が形成され、また、固定側プレート
65にも該カム′iII!に対向してカム溝カム溝か形
成されていて、両カム溝の間に前記カムボール66が転
勤可能に装着されている。したがって、サブクラッチア
ウタ29とプレッシャープレート28との間に相対回転
が生じた場合、前記カムボール66がカム溝内を転動さ
せられてその浅い部分に移動させられることにより、移
動側プレート64と固定側プレート65とが離反する方
向へ向けて押圧され、これによって、サブクラッチアウ
タ29を支持部材としてプレッシヤープレート28が移
動側プレート64を介してクラッチセンタ26へ向かっ
てクラッチスプリング68により押圧されるとともに、
クラッチディスク27Aとクラッチプレート27Bとが
圧接させられて、クラッチアウタ25とクラッチセンタ
26との接続が行なわれるようになっている。
さらに、本実施例では、クラッチアウタ25とザブクラ
ッチアウタ29との間に、ワンウェイクラッヂ71が設
けられており、クラッチアウタ25の回転がザブクラッ
チアウタ29の回転よりも速い場合には両者間の連結を
解除し、また、逆の場合には両者を連結して一体回転し
得るようになされている。また、前記クラッチセンタ2
6とプレッシャープレート28との間には、両者を離反
させる方向へ弾発するプリセットスプリング72が設け
られている。さらに、クラッチリフター41が取り付け
られたベアリング42と移動側プレート64との間には
、ベアリング64a介してクラッチセンタ26を摺動自
在に貫通したりフトピン73が介装されていて、前記ク
ラッチリフター4Iの作動を前記移動側48に直接伝達
するようになっている。
次に、以上のように構成されたクラッチの作用について
説明する。
まず、原動機がアイドリング状態等の極めて低い回転状
態に保たれている場合、原動機の回転は出力軸35、ド
ライブギヤ36、ドリブンギヤ33を経てクラッチアウ
タ25へ伝達されろ。しかしながら、前記回転が設定値
以下であると、クラッチアウタ25に支持されているク
ラッヂンユー30に作用する遠心力よりもシューリター
ンスプリング62の弾発力の方が強いために、クラッチ
シュー30がサブクラッチアウタ29から離反した位置
に保持され、これによって、サブクラッチアウタ29へ
の動力の伝達が遮断された状態となされる。
そして、サブクラッチアウタ29の回転か停止させられ
た状態においては、該サブクラッチアウタ29とプレッ
シャープレート28との相対回転、すなわち、カム機構
31の固定側プレート65と移動側プレート64との相
対回転も同様に停止させられているから、該カム機構3
1によるプレッシャプレート28の押圧力が発生せず、
もって、クラッチアウタ25とクラッチセンタ26との
接続が解除された状態となり、出力軸35の被駆動軸2
4への動力伝達が遮断される。なお、プリセットスプリ
ングによりプレッシャプレート28とクラッチセンタ2
6とは離反状態が保持されている。
一方、原動機の回転が上昇して設定値以上に達すると、
クラッチシュー30へ作用する遠心力が増加し、該遠心
力がシューリターンスプリング62の弾発力よりも勝っ
た時点で、該クラッチシュー30がザブクラッチアウタ
29へ向かって回動するととらに該サブクラッチアウタ
29へ接触し、クラッチアウタ25とザブクラッチアウ
タ29との動力接続を行う。そして、サブクラッチアウ
タ29が回動することによって、移動側プレート64と
固定側プレート65との間にt目射回動が生じ、カムボ
ール66がカム溝の浅い部分に乗り上げることで、移動
側プレート64がプレッシャープレート28をクラッチ
センタ26へ向けてクラッチスプリング68により押圧
移動させる。このようなプレッシャープレート28の移
動により、クラッチアウタ25とクラッチセンタ26と
の間に介装されているクラッチディスク27Aおよびク
ラッチプレート27Bが圧接されて、前記クラッチアウ
タ25とクラッチセンタ26とが接続されることになり
、この結果、前記出力軸35の回転すなわち動力が被駆
動軸24へ伝達される。
このような、動力伝達の過程で、原動機の出力が増加す
るにつれて、カム機構31における移動側プレート64
と固定側プレート65との間の相対回転量が増加する傾
向にあるから、原動機からの出力が増加するにしたがっ
て、プレッシャプレート28へ作用する押圧力ら増加し
て、クラッチ全体としての伝達可能な最大動力が増加す
る。
次に、チェンジクラッヂ23によって出力軸35と被駆
動軸24との間の動力伝達を遮断する場合について説明
すると、まず、操作ロッド74を回動さU−ることによ
って、クラッチレバ−22を介して固定側プレート45
を所定方向へ回動さU−ろ。ずろと、固定側プレート4
5と移動側プレート48との間に+11対回動が生じ、
カムポール119がカム’tb¥52の浅い箇所に乗り
上げることにより、移動側プレート48を第2図中左方
へ移動さける。
これに伴い移動側プレート48に設けた突起53がロッ
クプレート43を押圧して傾倒させ、該ロックプレート
43をリフターボディ40に一体的(こ(係合させる。
そして、操作ロッド74がさらに回動操作されることに
伴い、移動側プレート48が前記ロックプレート43を
リフターボディ40に一体的に係合させた時点からさら
に図中左方へ移動し、ロックプレート43およびこのロ
ックプレート43に一体的に係合したりフタボディ40
、クラッチリフター41を介してベアリング42を同方
向へ移動させる。ベアリング42の移動は、リフトピン
73、ベアリング64aを介して移動側プレート64へ
1云わり、プリセットスプリング72によりプレッシャ
プレート28は図中左方へ移動する。
この結果、クラッチディスク27Aとクラッチプレート
27Bとを摩擦係合が解かれ、らって、出力軸35の回
転が被駆動軸24へ伝速されなくなる。
このような操作によりヂエンジクラッチ23を「切」の
状態にさせることができるが、再び「入ヨ・に状態にす
るには、操作ロッド74の付勢力を解除すればよい。
すなわち、クラッチレバ−22を元の位置に戻すと、カ
ムボール49か再びガイド溝51に最深部に位置する事
となり、プレッシャプレート28、ベアリング42、ク
ラッチリフター41およびリフターボディ40等は、ク
ラッチスプリング68の作用により元の位置に戻る。ま
た、ロックプレート43はリターンスプリング54の作
用によりスペーサ50の左端部に当接するよう図中右方
へ押圧され、その傾倒が解かれるとともにリフターボデ
ィ40との係合も解かれる。
また、上述したクラッチにおいては、クラッチディスク
27Aの表面に貼着したフェーシングの摩耗等によって
プレッシャプレート28の図中左右位置が所期の位置よ
りずれる場合であっても、そのずれと等しい量だけ、ロ
ックプレート43とリフターボディ40との係合位置が
ずれることとなり、ひいては、操作ロッド74の回動に
伴うプレッシャプレート28のリフト量を常にほぼ一定
の値にすることができる。
以上説明したように上記アジャスタ機構によれば、操作
ロッド74の回動に伴うプレッシャプレート28のリフ
ト量を常にほぼ一定の値にすることかできるが、これは
、ロックプレート43を傾倒させてリフタボディ40に
係合させるまでの移動側プレート48の移動量(ストロ
ーク)がほぼ一定であることが前提となっている。
これについて第5図を参照しながら詳細に説明すると、
W、L、Fをそれぞれ下記のように定め、W・・・ロッ
クプレート43がカムプレート48の突起53から受け
る押圧力、 L・・・リフターボディ40の中心軸線から突起53の
押圧作用点までの距離、 F・・・抗力、 また、θいθ2、Qをそれぞれ図で示すように定めると
、モーメントのつり合いから下記の式が成り立つ。
WL=FQsin(θ、十〇、) そして、上記式を変形すると W = F Q 5in(θ、+02)/Lこのように
なる。
そして、上記式にμ (摩擦係数)を導入した場合、 F u/W−11L/125in(θ1+θ2)≧1の
関係が成り立つとき始めてロックプレート43はリフタ
ーボディ40に一体的に係合することとなる。
ここで、移動側プレート48のロックプレート43をロ
ックさU−るのに必要なストロークは、Dld、L、t
の値から定まり、これらの値は任意に設定可能である。
このため、D、d、L、tを適宜値に定めれば、ロック
プレート43を傾倒させてリフターボディ40に一体に
係合させるのに必要な移動側プレート48のストローク
を任念に定めろことができる。
なお、上記実施例ではカム機構を支持する輔38を出力
軸25に対して同軸状としているが、必ずしムその必要
はなく、例えば第6図に示す如く、一端が回動自在とさ
れたレバー81を介して出力軸35に対してオフセット
さけて配してもよい。
また、前記実施例において示した各構成印材の諸形状あ
るいは寸法等は一例であって、設計要求や適用する原動
機あるいは車両等の種類に応じて適宜変更可能であるこ
とはもちろんである。
また、上記実施例では、ロックプレート43をプレッシ
ャプレート28側へ移動させろ機構としてカム機構44
を用いているが、なんらカム機構に限定されるものでは
ない。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係わる車両用クラッチの
オートアジャスタによれば、以下の優れた効果を奏する
■クラッチディスクの摩耗によって、ブレッノヤプレー
トの位置が所期位置よりずれろ場合であっても、ロック
プレートとりフタボディとの係合位置か自動的に変化し
そのずれ分をNn償するため、プレッシャプレートのリ
フト量の安定化か図れる。
■上述のようにそれ自体に調整機+r、yを内蔵してい
るから、クラッチ「切」の状態におけるプレッシャプレ
ートとクラッチディスクとの間のクリアランス調整を不
要とすることができる。
■前述したようにプレッシャプレートのリフト量の安定
化が図れることから、クラッチの「切れ」が良好と成り
、引きずり現象を押さえることができるとともに、チェ
ンジフィーリングの向上か図れ、さらにギヤチェンジミ
スを減少させるこ七ができる。
■さらに、プレッシャプレートを移動操作する際、従来
のようにリフト量が変化するのを見込んで予め多くリフ
トさせるといった必要がなくなることから、実質的なプ
レッシャプレートのリフト量の軽減が図れ、ひいてはク
ラッチ操作荷重の軽減が図れることとなる。
【図面の簡単な説明】
図面中、第1図は従来のクラッチ装置の一構造例を示す
横断面図、第2図〜第4図は本発明の一実施例を示すも
ので、第2図は横断面図、第3図は第2図のIII−I
II線に沿う断面図、第4図は第2図のIV−IV線に
沿う断面図、第5図はクラッチの作用説明図、第6図は
他の実施例を示す横断面図である。 20・・・・・・クラッチ装置、21・・・・・・発進
クラッチ22・・・・・・クラッチレバ−123・・・
・・・チェンジクラヂ、24・・・・・・被駆動軸、2
5・・・・・クラッチアウタ26・・・・・・クラッチ
センタ、27A・・・・・クラッチディスク、27B・
・・・・・クラッチプレート、28・・・・・・・・・
・・プレッシャープレート、2つ・・・・・・ザブクラ
ッチアウタ、35・・・・・・出力軸、38・・・・・
・リフターボディ支持軸、40・・・・・・リフタープ
レート、41・・・・・クラッチリフター、43・・・
・・・ロックプレート、44・・・・・カム機構、53
・・・・・突起、54・・・・・リタツ 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 交互に複数枚重ねられたクラッチプレートとクラッチデ
    ィスクとを、クラッチセンタと該クラッチセンタ側に付
    勢されるプレッシャプレートとで押圧挾持することによ
    りクラッチ「入」の状態とし、プレッシャープレートを
    クラッチセンタとは反対側に移動させることでクラッチ
    「切」の状態とされる車両用クラッチにおいて、前記プ
    レッシャープレートの移動方向に平行して延びる軸に摺
    動自在に外嵌されかつプレッシャープレート側へ移動さ
    れる際該プレッシャープレートを移動させてクラッチを
    「切」状態にする円筒状のリフターボディと、該リフタ
    ーボディの外周に遊嵌されたリング状のロックプレート
    と、前記ロックプレートを前記プレッシャプレート側に
    押圧移動させるロックプレート押圧部材と、該ロックプ
    レート押圧部材の前記ロックプレートに相対する側面に
    設けられ該押圧部材が前記プレッシャプレート側に移動
    される際ロックプレートを傾倒させてリフターボディに
    一体的に係合させる突起と、前記ロックプレートを前記
    ロックプレート押圧部材側に付勢するリターンスプリン
    グとを備えて成る車両用クラッチのオートアジャスタ機
    構。
JP61025359A 1986-02-07 1986-02-07 車両用クラツチのオ−トアジヤスタ機構 Pending JPS62184228A (ja)

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