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JPS62166407A - 工作機械における図形情報のデ−タ構成 - Google Patents

工作機械における図形情報のデ−タ構成

Info

Publication number
JPS62166407A
JPS62166407A JP61008538A JP853886A JPS62166407A JP S62166407 A JPS62166407 A JP S62166407A JP 61008538 A JP61008538 A JP 61008538A JP 853886 A JP853886 A JP 853886A JP S62166407 A JPS62166407 A JP S62166407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
machining
processing
tool
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61008538A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Hirata
平田 重人
Kazuhiko Imada
今田 和彦
Shuichi Kusakabe
日下部 修一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Seiki Co Ltd filed Critical Hitachi Seiki Co Ltd
Priority to JP61008538A priority Critical patent/JPS62166407A/ja
Publication of JPS62166407A publication Critical patent/JPS62166407A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械のCAMデータ牽処理してNC加工
プログラムを作成する処理装置のための図形情報のデー
タ構成に関し、特に、図形要素を階層構造式に段階づけ
し、あらゆる加工形状に対応可能な柔軟性と実際に則し
た実用性とを備えた図形情報のデータ構成に関する。
〔従来の技術〕
近年、工作機械において、NC方式はほぼ完全に普及し
、コンピュータ援用方式、即ち、CAD/CAMもほぼ
通常の技術となってきた。但し、従来のCAD/CAM
は、加工作業を形状の一面から捕えるのみで、加工作業
の質的な面は盛り込まれていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、加工情報は単にNC工作機械の自動運転に必要
な数値データに留まらず、部品の加工をどのような構想
でいかなる加工方法で行うかの決断材料までも盛り込ま
れていなければ、現代の工業形態に適合したものとはい
えない。従って、図形情報についても、そのような見地
から見直される必要がある。
前述のような従来のCAD/CAMでは、加工検討に欠
かすことのできない動きのタイプ、切削方向、クリアラ
ンスなどの加工条件や切込み速度などの切削条件の判断
、演算、処理は作業者が行わなければならず、作業性の
向上、製品の均質化、工場の完全自動化に大きなネック
となっていた。
本発明は、このような問題点に鑑み、開発されたもので
、加工作業の形状的な要素と質的な要素とを多重構成に
した図形情報の言語を可能にするデータ構成を提供する
ことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明において、上記の問題点を解決するために講じら
れた手段は、CAMデータによりNC加工プログラムを
作成する処理装置のための図形情報のデータ構成であっ
て、その図形情報が物体の形状を示す「点」、「線分」
及び「円弧」の3つの図形要素で構成され、更にそれら
の図形要素のそれぞれが位置情報要素と複数種類の加工
要素とで構成されることを特徴とする図形情報のデータ
構成とするものである。
第1図は、本発明による図形情報の基本的なデータ構成
を示す構造ツリー図である。第1図に示すように、図形
情報は、物体の形状を示す「点」。
「線分」及び「円弧」の3つの図形要素で構成され、更
にそれらの図形要素のそれぞれが位置情報要素としての
座標値と複数種類の加工要素とで構成されている。
図形要素が1点」図形要素である場合、加工要素として
は位置公差を備えている。
図形要素が1線分」図形要素である場合、加工要素とし
ては変位公差、精度及び面粗度を備えている。
図形要素が「円弧」図形要素である場合、加工要素とし
ては位置・半径公差、精度及び面粗度を備えている。
座標値、公差、精度などの具体的な内容については、そ
れぞれの図形要素で異なり、第1図に示されるように設
定されるものとする。
〔作用〕
本発明において提案される図形情報のデータ構造とは、
単に形状的な位置情報に加工要素の情報を付記して伝送
する(例えば、部品図面の輪郭線に黒皮マー々を添えて
表示できるデータ)というような形式上の技術を意味す
るのではなく、加工作業における形状要素と加工要素と
は切り離すことのできない表裏一体の、まさに同等同質
なものであるとする技術思想を意味するのである。例え
ば、第1図における「点」は、幾何学における如き単な
る位置ではなく、座標値と公差とから成る加工作業上の
許容位置なのである。本発明では、NCプログラムやC
AD/CAMに使用する図形情報をそのような本質的な
データ構造で処理するものとしていて、当然、処理装置
側もそのような技術思想に基づくものでなければならず
、本発明の出願人は下記の先順により該当する技術思想
の装置を既に提案している。
イ)特願昭 6O−268097 0)特願昭 6(1−279902 ハ)特願昭 60−279903 二)特願昭 60−280240 ホ)特願昭 60−280241 へ)特願昭 60−280242 ト)特願昭 60−280243 チ)特願昭 6(1281704 ワ)特願昭 60−281705 ヌ)特願昭 60’281706 ル)特願昭 601281707 ヲ)特願昭 6(1−281708 〔実施例〕 第2図は、本発明による図形情報を扱う装置の好適なm
−として加工情報作成装置の概略構成を示すブロック図
である。第2図において、加工情報作成装置は4つの処
理部門に大別される。第1の処理部門101は加工設計
処理とよぷもので、0、ADで作成された部品図、材料
図をデータ入力し、CAM用の加工図、素材図、領域図
、工程図、段取り案データを作成する。第2の処理部門
102は加工方法処理とよぶもので、工程図1段取り案
データを入力し、加工方法の設定、工具の設定。
工具の統合、工具の検索を行ない加工標準書としてデー
タを出力する。第3の処理部門103は段取り面処理と
よぶもので、加工設計処理で得られた段取り案、素材図
データ、加工方法処理で得られたデータによって、複数
の加工部品の段取り組合わせ、治具部品の配置、工具干
渉チェックを行い、段取り図データを作成する。第4の
処理部門104は加工技術処理とよぶもので、段取り図
データによって、加工順序、加工領域、加工条件。
切削条件の決定を行ない、作業指示書としてデータを出
力する。そして、得られたデータは、加工データ変換処
理によってパートプログラムに変換される。次にNCデ
ータ自動作成装置によってパートプログラムからNCデ
ータを作成する。
第2図においてC、P U 1に種々の処理データやコ
マンドが画面付キーボード2から入出力装置2aを介し
て入出力される。
CAD装置Mから入力される図面データは製品として設
計された部品図データMaと加工される部品の材料図デ
ータMbとの2種類であり、夫々について形状データお
よび付加データ等が入力される。
基準データ・ファイル3は各段で説明するように、各処
理部で処理をする時の基準となる種々の基準データがフ
ァイルされる。機械データ・ファイル4には設備される
機械の機械名、仕様等の機械データ、治具データ・ファ
イル5にはワークを取付け、固定するための治具データ
、工具データ・ファイル6には使用する工具の工具名、
工具径等の工具データおよび切削条件基準データ・ファ
イル7には切削条件を決めるための切削条件基準データ
がファイルされている。
CAD装置Mで作成された部品図データMaおよび材料
図データMbをもとにして、CAMデータとして処理可
能なデータに変換する。加工図データ、素材図データ、
領域図データ、工程図データおよび段取り案データを作
成(これらの処理工程を加工設計とよぶ)し処理する。
部品図データは部品図座標系設定処理部8に取り込まれ
部品図の座標系設定が行なわれる。部品図の座標系には
部品座標系、加工面座標系、形状座標系および断面座標
系の4つの座標系が設定される。
断面座標系は形状座標系に、形状座標系は加工面座標系
に加工面座標系は部品座標系にと、それぞれの座標系は
部品座標系に従属し、変換データを有して互いに関連し
リンクされている。部品図座標系設定処理部8で設定さ
れた4つの座標系に基づいて加工形状処理部9では加工
形状を面加工。
溝加工、側面加工、ポケット加工、穴加工および段穴加
工の夫々に集約し形状分類される。各種座標系をもとに
処理された加工形状データは、加工図データとしてメモ
リ18に記憶され出力される。
材11図データは材料図座標系設定処理部10に取り込
まれ、材料図の座標系設定が行なわれる。
材料図の座標系設定は部品図の座標系設定と同様である
。材料図座標系設定処理部10で設定された座標系上に
基づいて素材形状処理部11では素材形状を面、溝、側
面、ポケット、穴および段穴の夫々に形状分類され素材
図データとしてメモリ19に記憶され出力される。
加工図データと素材図データは、これらを合成する加工
領域処理部12に取り込まれる。加工図データと素材図
データとが合成されることによって、1削りとるべき部
分の領域作成処理が行われ、さらに領域図修、正処理部
13で研磨化あるいは精密仕上代などの領域修正処理が
行われて、加工の領域図データがメモリ20に記憶され
出力される。
個々の領域図データ呼、加工領域分割処理部14に取り
込まれて、荒・中・仕上領域の自動分割を行なう加工領
域の分割は、部品を1工程(同一部品において機械を複
数台使用して、異なる加工を行う場合や、パレット上の
部品の配置や取付け固定の仕方を変更(段取り替え)し
て加工する場合の工程である)で加工しない場合、すな
わち、複数工程に分割して荒・中仕上加工を行なう場合
に処理される。加工領域を分割処理し、分割処理したデ
ータと機械データ・ファイル4の機械データが工程図処
理部15に取り込まれ、使用する機械を指示し、指示さ
れた機械において、段取り(部品をパレットに取付は固
定する作業をいう)1回で加工する。いわゆる1工程で
の自動加工が可能な加工形状を集めて工程図データを作
成しメモリ20に記憶される。
工程図データ、素材図データおよび治具データは段取り
藁処理部16に取り込まれて治具ベースを選択し工程図
(工程ごとの領域図データ)および素材図(ワーク)、
治具部品(ストッパ、締め板およびボルトなど)の配置
を行なう処理がなされる。さらに工具干渉チェック処理
部17で機械原点や工具を表示して異動することにより
干渉チェックを行なって1工程における部品および治具
の適正な配置と各形状のデータや各座標系を連結する変
換データを得る。段取り案データはメモリ22に記憶さ
れ出力される。
以上の処理を1部品の各工程毎に行ない、加工図データ
・メモリ18、素材図データ・メモリ19、領域図デー
タ・メモリ20.工程図データ・メモリ21および段取
り案データ・メモリ22に記憶された夫々のデータを1
工程分として逐一作業ファイル(1154にファイルさ
れる。
以後、連続して工程毎に処理がなされるが、工程毎終了
信号でゲート56が開き、作業ファイル(1154にフ
ァイルされたすべてのデータが加工設計ファイル59に
ファイルされる。1部品が終了すると、次の部品図の処
理が行なわれる。上記の手順を、各部品毎、且つ工程毎
に行なうことにより、加工設計の処理が成される。
次に、上述した加工設計ファイル59にファイルされて
いる各データと基準データ等をもとにして以下に詳述す
る加工方法の処理がなされる。
加工設計ファイル59にファイルされた必要なデータと
基準データ・ファイ・ル3にファイルされている必要な
基準データが加工方法毎頭域処理部23に取り込まれて
前記6種の加工方法(面、溝。
穴1段穴、ポケット、側面)についてそれらの加工方法
毎に領域を分割する処理がなされ、加工方法毎領域デー
タがメモリ30に記憶されて出力される。加工方法毎の
領域処理は、加工方法優先指示や加工方法において分割
すべき判別データなどの基準データを基に行なわれる。
加工方法毎領域データは必要な基準データとともに加工
方法毎加工内容処理部24に取り込まれて、加工内容毎
に加工内容データ例えば加工径。
加工深さ等が処理されて作成され加工方法毎加工内容デ
ータがメモリ31に記憶されて出力される。
基準データは、加工方法コードの決定用データ。
工具コード毎の工具径や工具長さデータ、仕上げ程度の
決定用データ、工具コードの決定用データなどである。
加工方法毎領域データ・メモリ30に記憶されている加
工方法毎領域データ、加工方法毎加工内容データ・メモ
リ31に記憶されている加工方法毎加工内容データおよ
び必要な基準データは、工具毎領域処理部25に取り込
まれて、加工方法に対する工具コード(フェイスミルカ
ッタやエンドミルカッタなど)を設定し、工具毎に荒・
中・仕上加工等の分割処理を行って工具毎領域データを
作成しメモリ32に記憶されて出力される。工具毎領域
データは、荒・中仕上げ加工あるいは荒・中・仕上加工
の分割基準データに基づいて、工具コード毎に加工領域
を設定する。工具毎領域データは必要な基準データとと
もに工具毎加工内容処理部26に取り込まれ、工具コー
ド(フェイスミルカッタやエンドミルカッタなど)毎の
加工径や加工深さなどが処理されて工具毎加工内容デー
タがメモリ33に記憶されて出力される。基準データは
工具毎の工具径や工具長さなどの設定データである。
工具毎加工内容データと必要な基準データは統合指示処
理部27に取り込まれて工具毎領域から共通領域のもの
例えば同一工具で切削可能な共通領域を統合して指示せ
しめるように処理して作成され、統合指示データがメモ
リ34に記憶されて出力される。基準データは工具コー
ド毎のメモリテーブルに加工可能深さなどが用意されて
いる。
また、工具径や工具中の範囲を荒・中・仕上げ加工毎に
設定している。
工具毎加工内容データ、統合指示データ、工具データ・
ファイル6にファイルされている工具データ、機械デー
タおよび必要な基準データは工具検索処理部28に取り
込まれて工具の検索を行ない使用工具を決定する処理が
なされる。作成された使用工具データは使用工具データ
・メモリ35に記憶され出力される。
加工方法毎領域データ・メモリ30.加工方法毎加工内
容データ・メモリ31.工具毎領域データ・メモリ32
.工具毎加工内容データ・メモリ33および統合指示デ
ータ・メモリ34に夫々記憶されたデータに基づいて加
工標準書作成処理部29に取り込まれて、工具毎の工具
径、仕上程度。
加工面などの加工内容をリスト表示する加工標準書が作
成処理されて加工標準書出力データがメモリ36に記憶
され出力される。
これらのメモリ30〜36に記憶された出力データは1
部品の工程別に作業ファイル+2155に逐一ファイル
される。工程毎の処理が行なわれてその部品についての
加工標準書データが作成されると、部品毎終了信号がゲ
ート58を開き、作業ファイル+2155にファイルさ
れた各データが加工方法ファイル60にファイルされる
。1部品の各工程毎の処理が終了すると、次の部品のデ
ータをCAD装WMから人力し、第1の処理部門101
および第2の処理部門102の処理が繰り返される。
次に、加工設計ファイル59.および加工方法ファイル
60に基づいて、以下に詳述する段取り図処理と加工技
術処理が成される。
加工設計ファイル59にファイルされた段取り案データ
、基準データ・ファイル3にファイルされている必要な
基準データ、治具データ・ファイル5にファイルされて
いる治具データ、工具データ・ファイル6にファイルさ
れている工具データおよび加工方法ファイル60にファ
イルされている各データが段取り組合わせ処理部37に
取り込まれて、各座標系の連結に基づいて複数個の部品
配置による段取りの組合わせ、治具部品の配置および工
具干渉チェックを行う処理がなされる。さらに優先指示
処理部38では部品、加工面、工具の優先指定をし、優
先指示により加工順序を制御する処理がなされて段取り
図データがメモリ44に記憶され出力される。
段取り図データ・メモリ44に記憶された段取り図デー
タは作業ファイル(3)61に逐一ファイルされる。段
取り回毎の終了信号によりゲート62が開き段取り図、
加工技術ファイル63に段取り図データはファイルされ
る。段取り図データ、工具毎加工内容データ、必要な基
準データが工具毎加工順序処理部39に取り込まれ、前
記優先指示に従い加工順序決定テーブルに基づいて工具
毎の加工順序を決める処理がなされて工具毎加工順序デ
ータがメモリ45に記憶され出力される。
必要な基準データ、工具毎領域データ、工具毎加工内容
データおよび使用工具データが加工領域処理部40に取
り込まれて、面加工領域の統合。
すなわち、工具毎の加工領域のうち、同一加工面で同一
工具での面加工が複数ある場合に統合が行なわれる。溝
、側面、ポケット加工の側面部および底面部などの加工
分割すなわち、決定された工具毎の加工領域に対し、複
数回の加工によって行なわれる場合に基準データに従っ
て分割が行なわれ、最終の加工領域を作成する処理がさ
れて加工領域データがメモリ46に記憶される。
基準データは、1回の深さ方向切込量や底面の余裕量、
工具毎の側面の径方向シフト量、ポケットの径方向シフ
ト量などである。必要な基準データ、加工領域データ、
工具毎加工内容データおよび工具データが加工条件処理
部41に取り込まれて、動きのタイプ(直線9円弧、ド
リル加工のサイクルなど)動きのパラメータ、 (切削
方向、切込半径、逃げ量など)クリアランス(早送りの
余裕見積り)およびクーラントの有無等の加工条件を決
める処理がなされて加工条件データがメモリ47に記憶
される。工具コード、仕上程度、深さ方向切込み、径方
向切込み、材料別切削速度、送り速度が設定された切削
条件テーブルを有する切削条件基準データ、工具毎加工
内容データ、工具データ、段取り図データおよび加工条
件データが切削条件処理部42に取り込まれて、切込み
、切削速度、送り速度の切削条件を決める処理がなされ
て、切削条件データが切削条件データ・メモリ48に記
憶される。
工具毎加工順序データ、加工条件データ、切削条件デー
タ、工具データおよび工具毎加工内容データが作業指示
書作成処理部43に取り込まれて第6図に示す如き加工
順序毎に工具データ、回転数、送り速度および加工面等
の作業指示リストを表示する処理がなされて作業指示書
出力データがメモリ49に記憶されて出力表示される。
メモリ44〜メモリ49に記憶された各データは逐一作
業ファイル+316’ 1にファイルされる。
段取り図処理および加工技術の処理がなされ、段取り回
毎加工技術終了信号によってゲート62が開き、作業フ
ァイル+3161にファイルされた各データが段取り図
・加工技術ファイル63にファイルされる。
パートプログラム変換に必要な1tlliデータ、加工
方法ファイル602段取り図、加工技術ファイル63の
夫々にファイルされている各データ、および機械データ
が加工データ変換処理部50に取り込まれてパートプロ
グラムに変換処理されて変換データがメモリ51に記憶
される。変換データはNCデータ自動作成装置52に取
り込まれてNCプログラムが作成され、指定された機械
の加工用NCテープ53として出力される。またNCプ
ログラムデータはNCデータ・ファイル64にファイル
される。
第3図は、上記のような装置において図形情報が如何に
処理されるかを示すブロック図である。
第3図において、中央処理袋W1は上位装置の中央処理
装置lであり、メインバスに入出力手段2及びそのイン
ターフェイス2aを備えている。図中3〜7はデータ・
ファイルであり、71〜73は大容量RAMである。8
1〜91はレジスタであって、「点」、「線分」及び「
円弧」の3つの図形要素処理手段92〜94へ入力する
情報データを一旦保留する。点・図形要素処理手段92
へは、座標値81と位置公差82を入力され、線分・図
形要素処理手段93へは、座標値83と変位公差84.
精度85及び面粗度86を入力され、円弧・図形要素処
理手段94へは、座標値87と位置公差88、半径公差
89.精度90及び面粗度91を入力される。各図形要
素処理手段92〜94で処理された図形情報は、前記加
工情報作成装置96で使用されることになる。
第4図は、レジスタに登録される各図形要素を示す座標
図で、図(イ)は点・図形要素が点Aという2軸座標値
と2軸方向の位置公差82で構成されることを示し、図
(ロ)は線分・図形要素が始点S及び終点Eという2つ
の2軸座標値とそれらを結ぶ線分の変位公差84とに、
前記精度85及び面粗度86を盛り込んだもので構成さ
れることを示し、図(ハ)は円弧・図形要素が中心点0
の2軸座標値と2軸方向の位置公差88と半径分差89
とに、前記精度90及び面粗度91を盛り込んだもので
構成されることを示している。
これらの図形情報データが前記加工情報作成装置96へ
入力されて、どのように使用されるか、例えば第2図の
加工条件処理部41の場合によって示すことにする。
加工条件処理装置は、点・線分・円弧の形状要素に基づ
く領域データと、加工精度・加工方法を含む加工内容デ
ータとを備えた加工領域データとを工具の種類毎に検討
し、加工条件を設定するもので、自動加工機の機械デー
タ、自動加工機の工具データ、工具の動きのタイプ・パ
ラメータ・クリアランスを含む基準データなどにより、
動きのタイプとそのパラメニタ、黒皮、加工済みの加工
点におけるクリアランス、クーラントの要否、径・位瞳
補正番号などの加工条件データを加工領域単位に決定す
る。
真円・領域・輪郭の動きとしてのタイプを決定し、穴あ
けは標準サイクルと特殊サイクルのいずれかの動きのタ
イプになる。動きのパラメータは、ドウエル量・1回あ
たりの切り込み量・逃げ量・引き戻し量・シフト量・入
口部の切削量・出口部の切削量、さらに、切削方向・開
始近点・切り込み半径が決定される。クリアランスは、
開始点・終了点・Z方向・中途点・座ぐり(あるいは加
工中余裕量)に対して設定し、黒皮表面と加工済み表面
の両方のデータを作成する。
基準データは、工具コード・仕」二程度(最小、最大)
・工具径(最小、最大)・加工領域の状態フラグ・被削
材材質・動きのタイプ・動きのパラメータの動作関係の
ものと、工具コード・仕上げ程度・工具径・タイプ(穴
、穴以外の区別)・黒皮あるいは加工済みのクリアラン
ス関係のものがある。
第5図(イ)〜(ホ)は、加工領域の分割を順次示した
ものであるが、その仕上状態は自動的に判定されるよう
になっている。
例えば座部径方向取り代が、主切刃中より小さく、径方
向切り込みより大きいとき、座ぐりと判断し処理する(
第5図(ニ))。座ぐり加工として入口切り込み深さ、
出口切り込み深さを決定する。クリアランスは、黒皮あ
るいは加工済み部よりの高さで指示されている。径方向
取り代と座部径方向取り代がほぼ等しいときは、底面よ
りのクリアランスとする。
座部径方向取り代が、径方向取り込みの半分より大きい
とき、ドウエルを必要とする。この時、ドウエル付切削
不良と判断し処理する(第5図(ハ))。
第6図(イ)〜(ハ)は、上記の各加工領域を形成する
線分に面粗度が何故含まれなければならないかを示す説
明図であって、図(イ)に示されるようにワークWの上
表面の面粗度が黒皮マークの場合は、工具Tが上方から
接近して停止又は速度変更するためのクリアランスCD
はやや大きめに設定され、図(ロ)に示されるようにワ
ークWの上表面の面粗度が加工マークの場合は、工具T
が上方から接近して停止又は速度変更するためのクリア
ランスCDは小さめに設定されてよい。また、図(ハ)
に示されるようにワークWの側面の面粗度の加工マーク
が途中で2つから1つに変わる場合は、工具の送り速度
がそこで変更される、という具合に、面粗度が加工条件
や切削条件を自動的に変更するデータとして使用される
からである。
第7図(イ)〜(ハ)は、上記の加工条件や切削条件の
自動的な設定の各側を示す図で、加工要素を含む線分デ
ータと前記工具データとを対照することによって、クリ
アランスCDl−CD5、送り1〜送り4(主切削速度
又は副切削速度)及び早送りのように加工条件や切削条
件を自動的にかつ詳細に設定できるようにするものであ
る。
第8図(イ)〜(ハ)は、線分の公差として、シフト量
とシフト方向が含まれる必要を説明する図であって、ワ
ークを中ぐりする工具の刃先を検討する場合を示し、図
(イ)に示されるように、3つで示される加工領域の直
径φが1000、直径公差が外側で太き(+ 2wm、
 −1mであるとすると、この加工領域を、図(ロ)に
示されるように、図中左方へ0.25nシフトさせ、直
径φが100.5mm、直径公差が内外均等に±1.5
Nであるように設定する。そこで、初めて工具の検討が
可能となり、図(ハ)に示されるように、直径公差が:
!:l、511(半径効果が±0 、5 mN)である
ので、例えば工具径φが100.5ni、直径公差が内
外均等に±1.01l(半径公差が±0 、5 am 
)の工具であれば選定可能と判定するわけである。
このように本発明による図形情報のデータ構造を使用す
れば、例えば第9図の加工図は第10図の如<CRT画
面に出力することができる。
また、第11図に示す図形を綴る文として、従来文は下
記Aの如き文であったが、下記Bの本発明文の如く各図
形情報に加工情報を結びつけるので短い情報ですむこと
、また、各図形情報に加工情報が対応しているので加工
情報作成者が理解しやすい。更に図面と本発明文とは対
応関係があるのでチェックしやすいものに書き替えるこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり、本発明によれば、量情報中で加
工作業の形状的な要素と質的な要素を一体的に構成して
、加工条件や切削条件の設を自動的に行うことを可能に
し、作業性の向上製品の均質化、工場の完全自動化に寄
与する図情報のデータ構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な構造図、第2図及び第3図は
本発明の実施例のブロック図、第4図は座標値と公差の
説明図、第5図〜第8図は加工条件及び切削条件の説明
図、第9図〜第11図は情報文の説明図である。 1:中央処理装置、 72 : CAMデータ・メモリ、 73:図形情報メモリ、 81〜91:レジスタ、 92:点・図形要素処理手段、 93:線分・図形要素処理手段、 94:円弧・図形要素処理手段、 96:加工情報作成装置。 特 許 出 願 人    日立精機株式会社矛6図 (イ)            (ロ)・□ 矛7図 、、  (/%) へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)CAMデータによりNC加工プログラムを作成する
    処理装置のための図形情報のデータ構成であって、その
    図形情報が物体の形状を示す「点」、「線分」及び「円
    弧」の3つの図形要素で構成され、更にそれらの図形要
    素のそれぞれが位置情報要素と複数種類の加工要素とで
    構成されることを特徴とする図形情報のデータ構成。 2)図形要素の1つである「点」図形要素が位置情報要
    素としての座標値と、加工要素としての位置公差を備え
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    図形情報のデータ構成。 3)図形要素の1つである「線分」図形要素が位置情報
    要素としての座標値と、加工要素としての変位公差、精
    度及び面粗度を備えていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項及び第2項のいずれかに記載の図形情報のデ
    ータ構成。 4)図形要素の1つである「円弧」図形要素が位置情報
    要素としての座標値と、加工要素としての位置・半径公
    差、精度及び面粗度を備えていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項から第3項までのいずれかに記載の図
    形情報のデータ構成。
JP61008538A 1986-01-18 1986-01-18 工作機械における図形情報のデ−タ構成 Pending JPS62166407A (ja)

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