[go: up one dir, main page]

JPS62161761A - N−フエニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤組成物 - Google Patents

N−フエニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤組成物

Info

Publication number
JPS62161761A
JPS62161761A JP61068734A JP6873486A JPS62161761A JP S62161761 A JPS62161761 A JP S62161761A JP 61068734 A JP61068734 A JP 61068734A JP 6873486 A JP6873486 A JP 6873486A JP S62161761 A JPS62161761 A JP S62161761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
compound
agricultural
lower alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61068734A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshida
博 吉田
Shizuo Shimano
静雄 島野
Kenji Konishi
小西 憲二
Seiji Mochizuki
望月 清司
Kengo Koike
謙吾 小池
Taizo Nakagawa
中川 泰三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to US06/905,133 priority Critical patent/US4690934A/en
Priority to CN198686106552A priority patent/CN86106552A/zh
Priority to KR1019860008017A priority patent/KR870003073A/ko
Publication of JPS62161761A publication Critical patent/JPS62161761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/24Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D213/44Radicals substituted by doubly-bound oxygen, sulfur, or nitrogen atoms, or by two such atoms singly-bound to the same carbon atom
    • C07D213/53Nitrogen atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なN−フェニルスルホニルイソニコチン酸
アミド誘導体に関し、該誘導体は、水田、畑地又は果樹
園などにおける農園芸用殺菌剤として用いることができ
る。
〔従来の技術〕
従来の農業用殺菌剤には、抗生物質剤、有機リン剤、有
機合成殺菌剤等がある0また米国特許2,270,20
1号は成心’)−coNHsoz%cHsの化合物を開
示しており、この化合物が球菌感染の治療薬として有用
であると述べている。しかしこの化合物がイネいもち病
防除剤などの農園芸用殺菌剤として有用であるとの記載
はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の農園芸用殺菌剤はイネいもち病やイネ白葉枯病キ
ュウリ斑点細菌病などの細菌病に対し効力が不十分であ
ったり、薬剤耐性菌が問題となったり、作物に薬害を生
じたり、また経済性に問題があるなどの欠点を有する。
本発明はこれら欠点をおぎなう有用な農園芸用殺菌剤を
提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
示 本発明者は、下記式(1) ツクれるN−フェールスル
ホニルイソニコチン酸アミド誘導体を利用することによ
り、従来の農園芸用殺菌剤の欠点をおぎない、高い防除
効果が得られ、植物体に薬害などの悪影響を及ぼさない
ことを見い出し本発明を完成するに至った。
〔式中、X、 Yは同−又は異なってもよい水素原子又
は塩素原子な示し、Rは水素原子、低級アルキル基又は
アリル基を示し、Zは水素原子、低級アルキル基、)・
ロゲン原子、ニトロ基又はメトキシ基、メチルチオ基、
メチルスルホニル基、トリフルオロメチル基、フェニル
基、フェノキシ基、C0OR基(Rはメチル基又はエチ
ル基を示す)を示す。nは1〜3の整数を示す。〕本発
明の式(1)の化合物は以下の方法によって創造できる
(81式 %式%(2) (式中、R,Z、 nは前記と同じ意味を有する。)で
表わされるベンゼンスルホンアミド化合物を、式 (式中、X、 Yは前記と同じ意味を有する。)で表わ
されるイソニコチン酸クロライドと、場合により脱酸剤
の存在下、溶媒の存在下に反応させることにより得られ
る。
ここにいう脱酸剤としてはたとえばアルカリ金属の水酸
化物(NaOH,KOHなど)、アルカリ土類金属の水
酸化物(Ca (OH)2. Mg(OH)2など)、
アルカリ金属アルコラード(ナトリウムアルコラードな
ど)、アルカリ金属水素化物(水素化ナトリウムなど)
、アルカリ金属フッ化物(フッ化セシウムなど)、アル
カリ金属炭酸塩(ソーダ灰など)ナトリ、ラムアミド、
トリアルキルアミン(トリエチルアミンなど)、ジアル
キルアニリン(ジメチルアニリン、ジエチルアニリンな
ど)、ヒリジンなどの脂肪族、芳香族第3アミンなどの
塩基があげられる。
また脱酸剤としては上記のような塩基の他に金属銅も使
用できる。
また溶媒としては有機溶媒、たとえばベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素、ヘキサン、ヘプタ
ン、石油ペンジンナどの脂肪族炭化水素、クロロホルム
ジクロロメタンなどのハロゲン炭化水素、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン供与
性極性溶媒、ジイソプロピルエーテル、ジエチルエーテ
ル、1.2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、
ジオキサンなどのエーテル類、アセトニトリル、プロピ
オニトリルなどのニトリル類、アセトン、ジイソプロピ
ルケトンなどのケトン類、酢酸エチルエステルなどのエ
ステル類などを用いることができる。
反応温度は室温〜180℃、好ましくは80℃〜120
℃で行い、出発物質は好ましくは当モル比で使用し、ま
れには反応成分の一方、又は他方を過剰に使用するのが
有利なこともある。
反応混合物は常法で、たとえば水を加え、かつ相を分離
させることにより得られる。粗生成物は再結晶、または
カラムクロマトグラフィーによって精製することができ
る。
(bl  式(1)の化合物は以下の方法によっても製
造(式中、X、 Y、 Z、 nは前記と同じ意味を有
する。) この方法においては、イソニコチン酸類な溶媒中マタは
、過剰のベンゼンスルホニルイソシアナート類中におい
て、このベンゼンスルホニルイソシアナートと反応させ
ることによ11)、N−フェニルスルホニルイソニコチ
ン酸アミド誘導体乞得ることができる。
溶媒としては、アセトニトリル、エーテル、トルエンの
ような炭化水素、ノ・ロゲン化された脂肪族もしくは芳
香族炭化水素、および、これらの溶媒の混合物が用いら
れる反応温度は室温〜180℃、好ましくは40’〜1
50℃で行うことができる。
(Cl  式(1)の化合物はさらに以下の方法によっ
て(式中、R“はアルキル基、アリール残基な示し、X
、 Y、’ R,Z及びnは前記と同じ意味を有する。
) この方法においては、イソニコチン酸エステル類を溶媒
存在下、または無溶媒のもとで上記、塩基存在下にベン
ゼンスルホンアミド類と反応させることにより、N−フ
ェニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導体を得るこ
とができる。
溶媒としては、アセトニトリル、アルコール等が用いら
れ反応温度は40℃〜200℃、好ましくは、60°C
〜180℃で行うことができる。また塩基としてはアル
カリ炭酸塩(炭酸カリウムなど)アルカリ金属アルコラ
ード(ナトリウムメチラートなど)が挙げろれる。
(dl  式(1)においてRが低級アルキル基又はア
リル基の場合には、式 (X、 Y、 Z及びnは前記と同じ意味をする。)で
示される化合物を溶媒の存在下、アルカリ金属水素化物
(水素化ナトリウムなど)等の塩基の存在下にR−Q(
Rは前記と同じものを意味し、Qはハロゲン原子を示す
)と反応させることによっても、得ることができる。
ここで溶媒としては、ジエチルエーテルやテトラヒドロ
フラン等のエーテル類、ジメチルスルホキシド、ジメチ
ルホルムアミドなどの非プロトン性極性溶媒が用いられ
、反応温度は一20℃〜150℃、好ましくはO℃〜1
00℃で行うことができる。
本発明化合物を農園芸用殺菌剤の有効成分として使用す
る場合、本発明化合物を1種又は2種以上使用してもよ
い。
本発明化合物を農園芸用殺菌剤として使用する場合、使
用目的に応じてそのままか、または効果を助長あるいは
安定にするために農薬補助剤を混用して、農薬製造分野
において一般に行われている方法により、粉剤、細粒剤
、粒剤、水和剤、フロアブル剤および乳剤等の製造形態
にして使用することができる。
これらの種々の製剤は実際の使用に際しては直接そのま
ま使用するか、または水で所望の濃度に希釈して使用す
ることができる。
ここに言う農薬補助剤としては担体(希釈剤)およびそ
の他の補助剤たとえば展着剤、乳化剤、湿展剤、分散剤
、固着剤、崩壊剤等をあげることができる。
液体担体としてはトルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、メタノール、ブタノール、グリコール等のアルコー
ル類、アセトン等のケトン類、ジメチルホルムアミド等
のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類
、メチルナフタレンシクロヘキサン、動植物油、脂肪酸
、脂肪酸エステル等があげられる。
固体担体としてはクレー、カオリン、タルク、珪藻土、
シリカ、炭酸カルシウム、モンモリロナイト、ベントナ
イト、長石、石英、アルミナ、鋸屑等があげられる。
また乳化剤または分散剤としては通常界面活性剤が使用
され、たとえば高級アルコール硫酸ナトリウム、ステア
リルトリメチルアンモニウムクロライド、ホリオキシェ
チレンアルキルフェニルエーテル、ラウリルベタイン等
の陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、非イ
オン系界面活性剤、両性イオン系界面活性剤があげられ
る。
展着剤としてはポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等が、湿展
剤としてはポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
、ジアルキルスルホサクシネート等が、固着剤としては
カルボキシメチルセルローズ、ポリビニルアルコール等
が、崩壊剤としてはりゲニンスルホンfl/lナトリウ
ム、ラウリル硫酸ナトリウム等があげられる。
いずれの製剤もそのまま単独で使用できるのみならず、
他の農園芸用殺菌剤、殺虫剤、植物生長調節剤、殺ダニ
剤と混合して使用することもできる。
本発明農園芸用殺菌剤における有効成分化合物含量は、
製剤形態、施用する方法、その他の条件によって種々異
なり場合によっては有効成分化合物のみでもよいが、通
常は0.5〜95%(重量)好ましくは2〜70%(重
量)の範囲である。
〔発明の効果〕
本発明の化合物は土壌施用、茎葉散布いずれの処理方法
においても、イネいもち病、イネ白葉枯病、イネもみ枯
細菌病などの水稲病害、キュウリ斑点細菌病などの細菌
病に高い防除効果を示し、薬剤耐性菌にも有効で、植物
体に薬害などの悪影響を及ぼさないlkm芸用段用殺菌
剤る。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて本発明を説明する。
合成例 合成例1゜ N−(4−メチルフェニルスルホニル)−1ソニコチン
酸アミド(化合物番号2)17)製造:イソニコチン酸
3.7gトp−トルエンスルホニルイソシアナート6g
を激しく攪拌しながら徐々に加熱し、125°−130
℃で、炭酸ガスの発泡が停止するまで反応させた。(3
0分間〜1時間)固化した粗生成物を取り出し、粉砕後
酢酸エチル39m1で洗うことにより、N−(4−メチ
ルフェニルスルホニル)−イソニコチン酸アミド6.1
g(収率73.6%)が白色結晶(m、p249°〜2
51℃)として得られた。
合成例2゜ N−(4−フルオロフェニルスルホニル)−2−クロロ
イソニコチン酸アミド(化合物番号7)の製造: 酢酸エチル20m1中にp−フルオロベンゼンスルホン
アミド1.75gを溶解させ、トリエチルアミン1.1
gを加える。この溶液に室温下で2−クロロイソニコチ
ン酸クロライド1.76 gの酢酸エチル溶液を滴下し
、滴下終了後、室温下でさらに1時間借拌した。続いて
キシレン20m1を加え、4.5時間加熱還流させた。
冷却した後、水を加え、析出した無機塩を除き、有機層
を乾燥後、濃縮すると、粗生成物の結晶2.74gが得
られた。これを酢酸エチルから再結晶させることにより
、N−(4−フルオロフェニルスルホニル)−2−10
ロイソニコチン酸アミド2.09g(収率66.5%)
が白色結晶(m、p195〜197℃)として得られた
合成例3゜ N −7!Jシル−−フェニルスルホニルー2.6−ジ
クロロイソニコチン酸アミド(化合物番号16)の製造
: ベンゼン30m1中に60%水素化ナトリウム0.3g
を加え、ここにN−アリルベンゼンスルホンアミド1.
47gのベンゼン溶液を室温下で滴下する。しばらく攪
拌した後2.6−ジクロロイソニコチン酸クロライド1
.56 gのベンゼン溶液を室温下部下してゆき、滴下
終了後さらに2時間攪拌した。水を加え、食塩を除き有
機層を希塩酸水溶液、希塩酸水溶液で洗浄し、乾燥した
後、溶剤を減圧留去すると、粗生成物の結晶2.7.3
gが得られた。これをベンゼンより再結晶して、N−ア
リル−N−フェニルスルホニル−2,6−ジクロロイソ
ニコチン酸アミド2.15g(収率78.2%)が白色
結晶(m、p118.5〜119℃)として得られた。
合成例1〜3の方法により、さらに本発明化合物が合成
された。
それらの代表的なものを第1表に示した。
合成例4゜ N−(2−ピフェニルスルホニル)−2−クロロイソニ
コチン酸アミド(化合物番号20)の合成; 2−クロロイソニコチン酸3−7’チルフェニルエステ
ル2.4 g (0,01モル)、2−ピフェニルスル
ホンアミド2.3 g (0,01モル)と無水炭酸カ
リウム1.4 g (0,01モル)を120〜130
℃で攪拌溶融する。30分間〜1時間後、炭酸ガスの発
生が止んだら水5Qmlを加え、更に濃塩酸を滴下し、
酸性を示すまで加える。酢酸エチルで抽出し、有機層を
乾燥後、濃縮すると、粗結晶が得られる。これをn−ヘ
キサン、酢酸エチルの混合溶媒より再結晶することによ
り、N−(2−ピフェニルスルホニル)−2−クロロイ
ソニコチン酸アミド1.6g(収率42.9%)が白色
結晶として得られる。
合成例5゜ N−(4−メチルスルホニルフェニルスルホ= yv 
) −2−クロロイソニコチン酸アミド(化合物歯22
)の合成: ヒリシン20mt中に4−メチルスルホニルベンゼンス
ルホンアミド2.3 g (0,01モル)全溶解させ
、室温下で、2−クロロイソニコチン酸クロライド1.
7 g (0,01モル)を滴下していきさらに室温で
2時間攪拌する。塩酸水溶液を加え、酸性とし、析出物
を酢酸エチルで抽出する。
有機層を乾燥した後、iIlImシ、析出した粗結晶を
n−ヘキサン−酢酸エチルより再結晶するこ、!−KJ
:す、N−(4−メチルスルホニルフェニルスルホニル
)−2−10ロイソニコチン酸アミド2.8g(収率7
4.7%)が白色結晶として得られる。
合成例6゜ N−(4−クロロ−2−) IJフルオロメチルフェニ
ルスルホニル)−2−10ロイソニコチン酸アミド(化
合物宛31)の合成: ピリジン20m1中に、4−クロロ−2−トリフルオロ
メチルベンゼンスルホンアミド2.6g(0,01モ/
l/)を溶解させ、室温下で、2−クロロイソニコチン
酸クロライドを滴下する。滴下終了後、さらに室温で2
時間攪拌する。塩酸水溶液を加え、酸性とし、析出物を
酢酸エチルで抽出する。有機層を乾燥した後、濃縮し、
析出した粗結晶なn−ヘキサン−酢酸エチル混合溶媒か
ら再結晶することにより、N−(4−クロロ−2−ト!
Jフルオロメチルフェニルスルホニル)−2−クロロイ
ソニコチン酸アミド3.4g(収率85.1%)が白色
結晶として得られる。
合成例4〜6の方法により、さらに本発明化合物が合成
された。
それらの代表的なものを第1表に示す。
第   1   表 製剤例 以下に製剤例を示すが農薬補助剤の種類および混合比率
はこれらのみに限定されることなく広い範囲で使用可能
である。なお「部」とあるのは「重量部」を意味する。
製剤例1.粉 剤 flZ合物11号4  N−アリル−N−フェニルスル
ホニル−2−クロロイソニコチン酸アミド2部とクレー
98部を混合粉砕し、粉剤とする。
製剤例2.水和剤 化合物番号13 N−フェニルスルホニル−2、6−ジ
クロロイソニコチン酸アミド20部とカオリン75部と
高級アルコール硫酸ナトリウム3部およびリグニンスル
ホン酸ナトリウム2部とを混合粉砕し水和剤とする。
製剤例33粒 剤 化合物番号7 N−(4−フルオロフェニルスルホニル
)−2−クロロイソニコチン酸アミド8部、珪藻±36
部、ベントナイト24部、タルク30部および崩壊剤2
部を混合した後、水18部を加え、均等に湿潤させ、次
に射出成形機を通して押し出し、造粒し、整粒機で整粒
した後、乾燥し粒径0.6#〜1wnの粒剤とする。
製剤例4部微粒剤 化合物番号3 N−フェニルスルホニル−2−クロロイ
ソニコチン酸アミド5部をポリビニルアルコール1部お
よびクレー14部を均一に混合粉砕し、濃厚粉状物とな
す。別に74〜105μの油井吸収性の鉱物質粗粉80
部を適当な混合機に入れ回転しながら水15部を加え湿
らせ、上記濃厚粉状物を添加し被覆せしめ乾燥し微粒剤
とする〇 製剤例5.乳 剤 化合物番号2N−(4−メチルフェニルスルホニル)−
インニコチン酸アミド30部をキシレン52部に溶解し
、これにアルキルフェノールエチレンオキシド縮合物と
アルキルベンゼンスルホン酸カルシウムの混合物(8:
2)18部を混合溶解して乳剤とする。
本則は水で薄めて、乳濁液として使用する。
次に本発明の有効成分化合物が各種の農園芸用作物病害
に対しすぐれた防除効果を有していることを実験例によ
り説明する。
実験例 実験例工、 イネいもち病防除試験(土壌施用)たて1
1crn、よこ5crn、高さ10c!nのプラスチッ
ク製のポットに2週間イネ(品種:埼玉もち10号)を
生育させ、このイネに製剤例3の方法で作成した本発明
化合物を有効成分とする水和剤を所定量土壌施用し、7
日後にイネいもち病菌(Pyricularia or
yzae )の胞子懸濁液を噴霧接種し、23℃の温室
に2日間保った後、温室内で発病させ、接種10日後に
発病程度を調査し、下記式により防除価を算出した。結
果は第2表の通りである。なお対照薬剤としてIBP粒
剤(有効成分:S−ベンジルジイソプロビルホスホロチ
オレート)を用いた。
0:病斑が全く認められない。
1:病斑がわずかに認められる。
発病程度 2:病斑が多数認められる。
3:病斑きわめて多く枯死葉がわずかに認められる。
4:枯死葉が多く認められる。
5:枯死葉がきわめて多く認められる。
第2表 イネいもち病防除試1験(土壌施用)実験例2
. イネいもち病防除試験(茎葉散布)たて11crn
、よこ1Qcrn、高さ10crr1のプラスチック製
のポットに2週間、イネ(品種:埼玉もち10号)を生
育させ、このイネに裂剤例2の方法で作成した本発明化
合物を有効成分とする水和剤を稀釈して得た所定濃度の
薬液な茎葉散布した。風乾後、イネいもち病菌 (Pyricularia oryzae)の胞子懸濁
液を噴霧接種し23℃の温室に2日間保った後、温室内
で発病させ、接種10日後に発病程度を調査し、下記式
により防除価を算出した。結果は第3表の通りである。
なお対照薬剤としてIBP乳剤(有効成分:S−ベンジ
ルジイソプロビルホスホロチオレート)を用いた。
0:病斑が全く認められない。
1;病斑がわずかに認められる。
2:病斑が多数認められる。
発病程度 3:病斑きわめて多く枯死葉がわずかに認め
られる。
4:枯死葉が多く認められる。
5:枯死葉がきわめて多く認められる。
第3表 イネいもち病防除試験(茎葉散布)実験例3.
 イネ白葉枯病防除試験(土壌施用)たて15crn1
よこ5crn1高さ10crnのプラスチックポットに
1ケ月半、イネ(品種:ムサシコカネ)を生育させた。
このイネに製剤例3の方法で製剤した本発明化合物の粒
剤を所定量土壌施用し、2日後イネの葉にイネ白葉枯病
菌(Xanthomonas campestris 
p−v−oryzae )を前葉接種し30℃の温室に
24時間保って感染させ、引き続き温室内で発病させた
。接種21日後に病斑艮を調査した。
結果は第4表の通りである。なお対照薬剤としてプロベ
ナゾール粒剤(有効成分:1.2−ベンズイソチアゾー
ル−3−オン−1,1−ジオキシド)を用いた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中X、Yは同一又は異なってもよい水素原子又は塩
    素原子を示し、Rは水素原子、低級アルキル基又はアリ
    ル基を示し、Zは水素原子、低級アルキル基、ハロゲン
    原子、ニトロ基、メトキシ基、メチルチオ基、メチルス
    ルホニル基、トリフルオロメチル基、フェニル基、フェ
    ノキシ基又はCOOR基(Rはメチル基又はエチル基を
    示す)を示す。nは1〜3の整数を示す。ただし、X、
    Y、Rが同時に水素原子であり、Zがメチル基である場
    合は除く。〕で表わされるN−フェニルスルホニルイソ
    ニコチン酸アミド誘導体。
  2. (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中X、Yは同一又は異なってもよい水素原子又は塩
    素原子を示し、Rは水素原子、低級アルキル基又はアリ
    ル基を示し、Zは、水素原子、低級アルキル基、ハロゲ
    ン原子、ニトロ基、メトキシ基、メチルチオ基、メチル
    スルホニル基、トリフルオロメチル基、フェニル基、フ
    ェノキシ基又はCOOR基(Rはメチル基又はエチル基
    を示す)を示す。nは1〜3の整数を示す。〕で表わさ
    れるN−フェニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導
    体を有効成分とする農園芸用殺菌剤組成物。
JP61068734A 1985-09-25 1986-03-28 N−フエニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤組成物 Pending JPS62161761A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/905,133 US4690934A (en) 1985-09-25 1986-09-09 N-phenylsulfonylisonicotinamide derivatives and their use as fungicides or bactericides
CN198686106552A CN86106552A (zh) 1985-09-25 1986-09-24 N-苯磺酰基异烟酰胺衍生物和它们作为杀真菌剂和杀菌剂的用途
KR1019860008017A KR870003073A (ko) 1985-09-25 1986-09-25 N-페닐술포닐이소니코틴아미드 유도체

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60-210097 1985-09-25
JP21009785 1985-09-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62161761A true JPS62161761A (ja) 1987-07-17

Family

ID=16583763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61068734A Pending JPS62161761A (ja) 1985-09-25 1986-03-28 N−フエニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS62161761A (ja)
KR (1) KR870003073A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004529852A (ja) * 2000-09-20 2004-09-30 アボット・ラボラトリーズ N−アシルスルホンアミド系アポトーシス促進剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004529852A (ja) * 2000-09-20 2004-09-30 アボット・ラボラトリーズ N−アシルスルホンアミド系アポトーシス促進剤

Also Published As

Publication number Publication date
KR870003073A (ko) 1987-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61126071A (ja) 農園芸用殺菌剤
US4804762A (en) N-cyanoalkylisonicotinamide derivatives
JPH0256464A (ja) アクリル酸モルホリド類,その製造法及び製剤
JP2530071B2 (ja) イソチアゾ―ルカルボン酸誘導体およびこれらを有効成分とするイネいもち病防除剤
JPS63301868A (ja) N−(2−クロロイソニコチノイル)アミノ酸誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
CN114539180B (zh) 一种含异噁唑啉的双酰胺类化合物及其制备方法和用途
US4690934A (en) N-phenylsulfonylisonicotinamide derivatives and their use as fungicides or bactericides
JPS62161761A (ja) N−フエニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤組成物
CN110590653B (zh) 一种烟酸酯类化合物、其制备方法及应用
JPS62181261A (ja) N−フエニルスルホニルニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌組成物
JPS6357570A (ja) N−フエニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤組成物
JPS6127905A (ja) 除草剤
JPS6345264A (ja) 新規ピラゾ−ル誘導体、その製造法およびそれらを含有する農園芸用殺菌剤
JPS63275566A (ja) N−(2−クロロイソニコチノイル)アミノ酸誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH02229161A (ja) 2―クロロイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
AU598256B2 (en) Fungicidal pyridyl cyclopropane carboxamides
JP3283069B2 (ja) 置換アルケニルケトン誘導体及び殺虫剤
JPH02229164A (ja) N―(2―クロロイソニコチノイル)イミノ誘導体、それを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH01131146A (ja) アリールオキシ尿素類、その製造法およびそれを有効成分として含有する除草剤
EP0120480A1 (en) 4H-3,1-benzoxazine derivatives, process for producing the same and agricultural or horticultural fungicide containing the same
JPH0363266A (ja) アラルキルアミン誘導体、その製法及び殺菌、殺虫剤
JPS62265265A (ja) N−シアノアルキルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPS63130582A (ja) N−シアノメチルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH02229163A (ja) N―(2―クロロイソニコチノイル)誘導体またはそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH04164072A (ja) オキシピリミジン誘導体、その製法及び有害生物防除剤