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JPS62154981A - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

Info

Publication number
JPS62154981A
JPS62154981A JP60292900A JP29290085A JPS62154981A JP S62154981 A JPS62154981 A JP S62154981A JP 60292900 A JP60292900 A JP 60292900A JP 29290085 A JP29290085 A JP 29290085A JP S62154981 A JPS62154981 A JP S62154981A
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JP
Japan
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vertical
signal line
solid
signal
switch
Prior art date
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Granted
Application number
JP60292900A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2532374B2 (ja
Inventor
Toshibumi Ozaki
俊文 尾崎
Shinya Oba
大場 信弥
Masaaki Nakai
中井 正章
Haruhisa Ando
安藤 治久
Hajime Akimoto
肇 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60292900A priority Critical patent/JP2532374B2/ja
Publication of JPS62154981A publication Critical patent/JPS62154981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2532374B2 publication Critical patent/JP2532374B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、高感度、低スメア、高解像度を実現するのに
好適なMO8型固体撮像素子に関4−るものである。
〔発明の背景〕
従来、2次′元固体撮像素子の代表的な−・種としてM
O8型固体撮像素子が知ら才している(M、 Aoki
et al: アイニスニスシーシー・ダイジエス1−
・オブ・テクニカル・ペーパーズ、p26、Fold、
 l ’J、1980)。上記素子は第6図に示すよう
な回路構成によっている。第6図において、1は2次元
状に配置されて光電変換を行うホトダイオード、2は各
行を選択する垂直走査回路、:3は−1−1記垂直走査
回路からの選択信号を各垂直スイッチに導く垂直ゲート
線、4は一ヒ記垂直走査回路からの選1ノ(信号により
開閉する垂直スイッチ、5は各行の選υ(を行う水平走
査回路、6は水平走査回路からの選択信号により開閉す
る水平スイッチ、7は素子外部の増幅回路、8は垂直信
号線である。上記回路は3一 つぎの動作を行う。まず、水平ブランキング期間中に、
垂直走査回路2により選択された行の垂直ゲート線3の
電圧が高くなり、垂直スイッチ4が開き、信号電荷がホ
トダイオード1から垂直信号線8に送られる。その後、
水平走査期間においては、水平走査回路5が動作し水平
スイッチ6が順次開閉し、信号電荷は順次素子外部の増
幅器7により増幅され出力される。
上記のMO8型固体撮像素子は、他の代表的な2次元固
体撮像素子の一種であるCCD型固体撮像素子に較べ、
ホトダイオード1と垂直スイッチ4よりなる受光部の構
造が簡単であるために、光利用率が高く、かつ高い歩留
りが得られる。しかしながら、雑音が大きく、信号対雑
音比(以下S/N比という)が低い。
一方、全ての固体撮像素子は、明るい被写体を写したと
きに再生画の上下に白く尾を引く垂直スメア現象が生じ
、高照度における画像劣化の要因になる。
また、テレビジョンシステムは今後高精細化の=4一 方向をとり、その−例として走査線数が1125本で、
画面の縦横比が3対4の方式が注[1されている。
上記方式を用いたシステムには、信号41V域幅がO〜
30 M Hzのテレビジョンカメラを使用する必要が
ある(熊田:テレビジョン学会、1982年全国大会S
 P 1.−1、p、373)、−上記カメラに用いら
オしる固体撮像素子には60MHz以−にの走査速度が
要求され、従来のMOS型素子やCCT)型素子では、
実験の結果、現状技術で実現するのが困髪である。
〔発明の目的〕
本発明は、MO3型固体撮像素子の高いイr1号利用率
と高歩留りを保ちながら、雑音およびスメアの低減をは
かり、高速走査が可能な信号読出し方法を実現し、高S
/Nで高解像度を有する固体撮像素子を得ることを目的
とする。
〔発明の概要〕 発明者等の検討によれば、MO8型固体撮像素子の主雑
音源の1つは、水平スイッチの熱雑音により発生するk
TC雑音である6−に記雑音は、水平スイッチが開閉す
る際に、水平スイッチの熱雑音により垂直信号線のリセ
ット電位がゆらぐことによって発生ずる。kTC雑音は
CCD型固体撮像素子の出力部において発生するリセッ
ト雑音と同種のものである。COD素子においては、上
記雑音を低減するために、相関2重サンプリング法(M
、 H,WHITE et al、 :ジャーナル・オ
ブー’/リッドステイh ・サーキット、vol、 5
C−9、No、1゜pi−12、Feb、 1974)
が広く用いられテイル。本発明は上記相関2重サンプリ
ング法を行う回路をMO3型固体撮像素子の各垂直信号
線ごとに設け、水平スイッチの熱雑音により発生するk
TC雑音を抑圧するものである。このため本発明は、同
一半導体基板上に、2次元状に配列された光電変換素子
と、該光電変換素子を選択するための垂直走査回路なら
びに水平走査回路と、上記垂直走査回路の選択信号によ
り開閉し、一端が上記光電変換素子に接続される垂直ス
イッチと、該垂直スイッチの一端をつなぐ垂直信号線よ
りなる固体撮像素子において、上記垂直信号線ごとに該
垂直信号線をリセットするリセットスイッチを備え、リ
セット後の空の上記垂直信号線電位と、信号がある場合
の上記垂直信号線電位との差を検知する手段を設けたこ
とにより、まず垂直信号線をリセット雑音てkTC雑音
だけを出力し、つぎに(i1号・電荷をホトダイオード
より垂直信号線に送り、k 7丁’ C雑音が重畳さ九
た信号を出力し、上記2つの差をとることにより真の信
号を出力するものである。
ところで、MO8型固体撮像素子の垂直スメアは、1水
平走査期間中に光の漏れ込み等により垂直信号線に余分
な電荷が発生し、信号電荷に混入するために生じる。上
記の本発明による素子においては、垂直信号線のリセッ
ト後にp号電荷をホトダイオードから垂直信号線に送る
ために、スメアの信号が混入する時間は、従来に比し1
/2o〜1/60に低減することができ、したがってス
メアを減少させることができる。
一方、垂直スメアを低減する非常に有効な手段として、
小沢他の1984984年テレビジボン国大会予稿集、
3−15、pp67に記載されているスメア差動方式が
ある。本発明のもう−っの主旨は1.lニア− 記スメア差動方式を行う回路を各垂直信号線ごとに設け
ることにある。このため、まず垂直スメアだけを出力し
、つぎに垂直スメアの重畳された信号電荷を読み出し、
これら2つの差をとることにより信号電荷を出力する。
上記本発明の素子を実現するためには、各垂直信号線の
電位を検知増幅する増幅回路が不可欠となる。しかし、
各垂直信号線に設けられる増幅器の利得は、半導体製造
工程におけるばらつきのために各垂直信号線ごとに均一
にならない。その結果、固定バタン雑音といわれる縦筋
状の雑音が発生し、高S/Nを得ることが困難になる。
上記固定バタン雑音を抑圧するために、本発明の素子で
は各列ごとにA/Dコンバータを設け、A/D変換に際
して各垂直信号線ごとに利得の補正を行う。
さらに、各列ごとにA/Dコンバータを設けた結果、各
垂直信号線ごとの信号出力はデジタル値として出力バッ
ファメモリに蓄えられる。素子外部への信号出力は、上
記出力がバッファメモリを順次アクセスしてなされるが
、デジタル系であるために容易に高速化が図れ、高速走
査に適し、ている。
〔発明の実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による固体撮像素子の一実施例を示す回
路構成図、第2図は上記実施例のダブルサンプリング回
路とスメア差動回路おJ:びA / I)変換回路を示
す回路図、第3図は上記各回路の1駆動パルスタイミン
グ図、第4図は上記実施例の出力がバッファおよび利得
補正回路を示す回路図、第5図は上記回路の駆動パルス
タイミング図である。
なお、説明を簡単にするために第1図は3×4のホトダ
イオ−ヒマ1−リツクスだけを示し、第2図および第4
図には例えば第1−図に破線で囲む]4列分の回路だけ
を示し、また素子外部への出力信号は3ビツト、補正信
号は2ビツトの場合を示している。
第1図において、1は2次元状に配置したホトダイオー
ド、2は各行を選択する垂直走査回路、3は垂直ゲート
線、4は垂直スイッチ、5は各列の選択を行う水平走査
回路、8は垂直(rt号線、21ばに、 T Cの雑音
抑圧を行うダブルサンプリング回路とスメア抑圧を行う
スメア差動回路、22はA/D変換回路、23は出力バ
ッファと利得補正回路である。上記2Iおよび22の詳
細図である第2図において、Aは垂直信号線8に接続さ
れ、B、C,Dは上記23の詳細図である第4図のE、
F、Gにそわぞれ接続される6第2図における31は垂
直信号線電位をリセットするためのリセットスイッチ、
32は垂直信号線8の電位変動を検知増幅するための増
幅器で、33.37.39はそれぞれ増幅器を示し、3
4.38.40はそれぞれ増幅器33.37.39を自
己バイアスするためのスイッチ、35.41はバッファ
増幅器、36はバッファ増幅器35の入力にA/D変換
のための参照電圧を与えるスイッチ、42および43は
第4図に示す利得補正回路からの信号により開閉するス
イッチ、45.46.47.48はそれぞれ信号を伝達
するための容量、49.50は利得補正のため参照電圧
を伝達する容量をそれぞれ示している。
」二記各増幅器32.33.37.39.41の利得を
それぞれG1、G2、G3、G4、G9、G、とする。
第3図の駆動パルスタイミング図の(a)〜(、j)に
示す各記号は、第2図における各端子の記号に対応して
おり、HBLは水平ブランキング期間を示す。
水平ブランキング期間に入ると、まずスメア信号の読み
出しが行われる。S〕〜S5の電位が高くなり、スイッ
チ31.34.36.38.40が開く。この時、スメ
ア等の垂直信号線8に蓄えらJl、た擬似信号はスイッ
チ31を通じて素子外部に掃き出され、垂直信号線8は
端子Rにかかる電圧Vvにリセットされる。また、増幅
器35の入力端子は参照電圧V REFPにリセットさ
れる(第3図、し=鬼、1)。
つぎにスイッチ31が閉じ、kTC雑音により垂直信号
線電位はVnだけゆらぐ(第71図、1:=12)。
この後ある時間遅れののちスイッチ3/Iが閉じ、増幅
器33が活性化され、この時刻以降の重l直信号線の電
位変動が増幅器33の出力端に(E 、 G 2倍され
て表われる(第3図、1=1.)。この後’、Ir s
−+だけ時間が経過したのちスイッチ36が閉じ、増幅
器35が活性化され、この時刻以降の増幅器:(3の出
力端の電位変動が増幅器33の出力端にG□倍されて表
われる。一方、時刻も、以降の垂直信号線電位変動は、
スメア電荷の発生による電位変動だけである。
したがってスイッチ36が閉じた時点においては、増幅
器33の出力端の電位変動Δ■2は(1)式になる。
ΔV2=G1GzVsnTs□・・’−・・== (1
)ここにvSnは単位時間当りのスメア電荷による垂直
信号線電位変動を示す。すなわち、kTC雑音が混入し
ないスメア信号だけを得ることができ、ダブルサンプル
が達成されていることになる(第3図、1=14)。
つぎに同様にして信号電荷の読み出しが行われる。すな
わち、スイッチ31が再び開閉して垂直信号線がリセッ
トされ、その後スイッチ34が閉じたのち、ある垂直ゲ
ート線(第1図、3)の電位が高くなり、ホトダイオー
ド(第1図、1)より垂直信号線8に信号電荷が送られ
る。スイッチ34が閉じて時間Ts□を経たのちスイッ
チ38が閉じ、増幅器37が活性化され、この時刻以降
の増幅器35の出力端子の電位変動が04倍されて増幅
器37の出刃端子に表われる。この後ある時間遅れてス
イッチ40が閉じ、増幅器39も活性化される。
スイッチ38が閉じた時点における増幅器33の出力端
子の電位変動Δ■、′は(1)式と同様にっぎのように
なる。
ΔV2’ = G、、 02 (V smT g□十V
 J ・・・(2)ここにVsは信号電荷による垂直(
Pi号綿線電位変動示す。すなわち、kTC雑音が混入
しない信号電荷にスメア電荷が加えられた信号が得られ
ることになる。この結果、時折電、4でスイッチ36が
閉じてからの増幅器35の出力端の電位変動Δv3は、
つぎに示す(3)式になる。
Δv3=GiG2G3(vsI、1(Ts□−Ts、)
→−v*)=−(3)ここでT s1= T G2とす
れば増幅器35の出力端の電位変動Δv3は(4)式の
ようになる。
ΔV a ” G t G 2 G 3 V *  ・
・・・・・・・・・・・・・・(4)すなわち、kTC
雑音もスメア信号も混入しない真の信号成分を増幅する
ことができ、スメア差動が達成されていることになる(
第3図、l;=t、)。
その後、水平走査期間に入るとA/D変換が実行される
。まず、増幅器32.33が非動作状態になる。こ訊は
各増幅器32.33の電源を低レベルにすることにより
達成される。その後、S3端子にかかる電圧が高レベル
となり、スイッチ36が開きRE F1端子に参照電圧
V REFPがかかりスイッチ36が閉じる(第3図、
1=1G)。この時、増幅器35の出力端の電位は信号
読み出し終了時点(第3図、t=t、)に比し、 01
G 2 G 3 V sだけ変化する。この結果、増幅
器41の出力端子の出力はG 4.02 G 3G 4
0 s G 6V sだけ変化する。その後、REFP
端子にかかる参照電位をV REFPより階段波状にA
VREFPずつ上げてゆくと、増幅器41の出力電位変
動へv6は(5)式となる。
Δve=G3a4asab(nΔVREFp−GtGz
Vs)−(5)ここにnはREF 1端子にかかる電圧
がVREFPのときを0とし、以降階段波の1ステップ
ごとに1ずつ増加する整数である。したがって、03G
465G6の値が十分に高ければ、つぎに示す(6)式
の時に、増幅器41の出力は高レベルから低レベルに変
化する。
この信号を検知し、nのデジタル値をバッファメモリに
入れることにより、A / i)変換が完rする。
第4図において、51はハ/D変換冊からのイ1i号に
より開閉するスイッチ、52はAl1)変換の結果によ
り開閉するスイッチ、53はAl1)変換の結果をメモ
リ容量54に転送するためのゲー1−155は水平走査
回路5の選択信号により開閉しメモリ容置52の情報を
信号線56に読み出すためのスイッチ、57は信号線の
電位を検知し、メモリ容量中の情報の1.0を判別する
ためのセンスアンプ、58は信号線をリセットするため
のプリチャージスイッチで、57.58は各行に1つず
つ設けられる。また59はゲイン補正用情報を第2図中
のスイッチ42.43に伝達するためのスイッチ、60
はノートとの電圧をリセットするためのスイッチである
第5図において、D1〜D 3.1゛G1、i’ G 
2、PCI、PC2は第4図中の各対応する端子を、φ
3、φ2は水平走査回路の走査パルス、R1REF P
は第2図に対応する端子を示す。水平走査期間に入り、
A/D変換の動作が始まると、まずREF端子に参照電
圧V REFがかかる。この時、増幅器41の出力は高
電圧となっており、スイッチ51は開の状態となってお
り、端子D1、D2、D3が低電圧となっているので、
ノードXはすべて低電位になる(第5図(a)t=t、
)。この後、端子REFPにかかる電圧が階段波状に変
化するとともに、端子D1、D2、D3の電圧が階段波
のステップに応じて高低になる。なお、Dlは最小ビッ
トを、D2が次のビットを、D3が最大ビットを示して
いる。階段波のステップ数nが(6)式になると、増幅
器41の出力が高電圧から低電圧になり、スイッチ51
が閉じる。この結果、ノードXにはこの時の端子D1、
D2、D3の高低の電圧が保持されることになる(第5
図(a)t=t7)。この時刻以降、REFPの電圧は
増加し、また端子D1、D2の電圧を変化し続けるが、
増幅器41の出力は低電圧のままであるので、スイッチ
51は閉じたままになる。この結果、A/D変換の結果
がノードXの高低の電圧としてt;)らKることになる
。このA/D変換の結果はっぎの水平走査期に入る前に
転送ゲート53が開き、メモリ容−:hf:54に転送
される。すなわち端子Vccには高電圧ががかっている
ので、ノードXの電圧が高電圧の時にはスイッチ52が
開き、メモリ容には高電圧どなる(第6図(a)t=t
、)。つぎの走査期間には、メモリ容量54に保持され
た情報が順次読み出される。すなわち、水平走査回路5
のパルスφ□に同期して選択信号が送られ、ある列のス
イッチ55が開き、メモリ容量中の信号電荷が信号線5
6に読み出されるとともに、メモリ容量54が低電圧に
リセットされる。信号線に読み出された電荷はセンスア
ンプ57により検知され、素子外部に読み出される。こ
の後、水平走査回路の他のパルスφ、に同期して、スイ
ッチ58が開き44号線が端子■、。の電圧にプリチャ
ージされ、つぎの信号読み出しが可能な状態になる(第
5図(a) 1; = t;、)。
上記で光信号を読み出ずための動作が終了するが、つぎ
に利得補正のための動作について述べる。
光信号のデジタル値を示すnの数は(6)式で与えられ
る。従って、利得G1、G2がばらつくと同一のVsで
あってもnの数が異なる結果になり、縦縞状の固定バタ
ン雑音といわれる雑音が生じる。
そこで参照電圧のステップの大きさを各列ごとに変化さ
せることにより、このゲインの補正を行い、固定バタン
雑音を抑圧する。このため、第2図における42.43
のスイッチ、49.50の容量ならびに第4図における
59.60のスイッチが付加される。
垂直ブランキング期間において、まず、PC2端子に高
電圧がかかり、スイッチ60が開き、ノードYがV s
 sの低い電圧になる(第5図(b)t=tJ。つぎに
第3図と同様な動作が生じる。しかし、この時に光信号
を読み出すかわりに、信号読み出し時に、R端子の電圧
をスメア読み出し時の電圧vvに比しΔRだけ変化させ
る(第5図(b)+: = 1 、。)。R端子の変動
は光信号と同様に増幅器により増減され、A/D変換が
なされる。この時A/D変換に際しては変換のはじめの
REF端子にかかる参照電圧をVREFP+NΔV R
EFPとする。
ここにNはA/D変換の最大ステップ数夕示ず。
PビットのA/D変換を行う場合には2Fどなる(第5
図(b) t=j、1)。以降VREFI’がΔVRE
FPだけづつ階段波状に増加し、A / T、)変換が
なさ]ル(7)式で示すmの値を得る。
すなわち、ΔRの増幅された信号G 1. G 7Δ1
くの参照電圧の最大変化値NΔV REFpの差を電圧
きざみΔVREFPで割ったものが得られる。今、ΔR
をmが0になるように(8)式のように選ぶ。
この時、ある列の利得がdG、、c102だζづ他の列
に比し大きいとすると、(9)式の利11)補正信号m
を得ることができる。
A/D変換が終了すると、mの値はノードXの電圧の高
低としてデジタル値で保持されている。この値を端子T
G2の電圧を高くすることにより、ゲート59を開きノ
ードYに転送する。この結果。
利得補正信号mの値に応じ、スイッチ42.43が開く
か閉じるかすることになり、利得補正の準備が完了する
(第5図(b) j;=t、2)。
さてこの状態で、信号のA/D変換が行われる時に、R
EFPの電圧ばかりでなく、REFI、RE F 2(
7)電圧も同時ニA VREF2、ΔV REF3だけ
階段波状に変化させる。この電圧変動は容量49.50
を介して増幅器37の入力端子電圧の変化となって顕さ
れる。この結果、増幅器41の出力電位変動Δv6′は
(10)式となる。
G、cP ΔV、’=G4.G、、GG(h(□ΔVREFFcp
+Σaici iモ1 cp+、E aIc; cP6 a;c+ ここでC2は容量47の値、cB(i=1.2)は容量
49.50の値、a; (i=1.2)はmのデジター
20= ル値により1かOの値をとる。従って得られるn′の値
は(11)式となる。
利得のばらつきがない場合にはn+=o(,1=1−q
)であるから(11)式は(6)式と同じでてば利得の
ばらつきによらず、正しいΔ/D変換の結果を得ること
ができる。
一方、(9)式より(13)式が成立する。
従って、各参照電圧を増幅器37の入力端に入力する容
量粘ならびに参照電圧のステップAV RE F i間
ならびに利得G2の間に(14)式の関係が成立てば、
利得補正ができることになる。
すなわち、容量ciをcPの2′1だけ小さくするが、
参照電圧ΔVREFiをΔVREFP(7) 2 ’−
p  だけ小さくするか、G3を2′−1倍とするかの
3つのうちいずれか、もしくはその組合わせにより(1
4)式を成立させればよいことになる。なお、以上の利
得補正は、ゲインが正方向にばらついた場合だけしか実
現できないが、R端子にかける電圧を十分に大きくとり
、利得01G2が最小である列について(8)式が成立
つようにすれば、常に可能である。また、正、負のどち
らのばらつきも補正するようにすることもできる。
上記実施例は列ごとにダブルサンプリング回路を設ける
ことにより、垂直信号線のリセットによるkTC雑音が
信号に混入せず、高感度となり、また、列ごとにスメア
差動回路を設けることにより、スメアは信号に混入せず
低スメアになる。さらに列ごとにA/D変換回路を設け
ているために、デジタル値を読み出すことができ、高速
走査に適し、高解像度化が容易である。さらにまた、列
ごとに増幅器を設け、ランダム雑音を低減できる反面、
逆に問題点となる増幅器の利′41)ばに、つきを、A
/D変換の際の参照電圧のステップをデジタル的に補正
することにより、この利1!トばらつきに補正すること
が可能である。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による固体IR像素−r−は、同一
半導体基板上に、2次元状に配列さ」した光電変換素子
と、該光電変換素子を選択するための垂直走査回路なら
びに水平走査回路と、1−記屯直走査回路の選択信号に
より開閉し、一端が−(−記>’t;it変換素子に接
続さ九る垂直スイッチと、該東面スイッチの一端をつな
ぐ垂直イ、−1号・線よりなる固体撮像素子において、
」二記垂直借り)線ごとに該垂直信号線をリセットする
りセッI〜スイッチを備え、リセット後の空の上記垂直
信号線電位と、イti号・がある場合の上記垂直信号線
電位との差を検知する手段を設け、また、−に記垂直信
号線ごどにスメア信号と該スメア信号が混入した信号と
の差を検知する手段を設け、さらに、上記垂直(M綿線
ごとにアナログ信号をデジタル信号に変換する回路を設
けたことによって、MO8型固体撮像素子の受光部の構
成を変えることなく、雑音を低減し、スメアを原理的に
なくし、またデジタル値を走査して高速走査が可能とな
るので、高S/Nで低スメア、かつ高解像度である固体
撮像素子を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による固体撮像素子の一実施例を示す回
路構成図、第2図は上記実施例のダブルサンプリング回
路とスメア差動回路およびA/D変換回路を示す回路図
、第3図は上記各回路の駆動パルスタイミング図、第4
図は上記実施例の出カバソファおよび利得補正回路を示
す回路図、第5図は上記回路の駆動パルスタイミング図
、第6図は従来のMO8型固体撮像素子の回路構成図で
ある。 1・・・光電変換素子   2・・・垂直走査回路3・
・・垂直ゲート線   4・・・垂直スイッチ5・・・
水平走査回路   8・・・垂直信号線21・・・ダブ
ルサンプリング回路 22・・・A/D変換回路  23・・・出力バッファ
31・・・リセットスイッチ 32.33.37.39
・・・増幅器35.41・・・バッファ増幅器 34.36.38.40.43.51.52.58.6
o・・・スイッチ57・・・センスアンプ   59・
・・ゲート代理人弁理士  中 村 純之助 t1図 1:光1【変換車)  2:章直尭i回路  3:垂直
゛デ斗恥腎4:垂直又イ、・す5:永平貝ビ虹回了各 
8:垂直石1号−L!   21:タ゛プル1;ブリシ
ブ°目子各22 : A/c変埃回路  23:阻カバ
い、フ7   31’に一斗スイッチ32.33.37
.39:↓會幅奏  35.41バ、、フ、ゼW+晶A
艮34.36.38.40.43.51.52,58.
60:又イ、、4− 5’7:でシス冗7デ59:テー
ト矛2図 24 図 矛5図 (Q)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一半導体基板上に、2次元状に配列された光電
    変換素子と、該光電変換素子を選択するための垂直走査
    回路ならびに水平走査回路と、上記垂直走査回路の選択
    信号により開閉し、一端が上記光電変換素子に接続され
    る垂直スイッチと、該垂直スイッチの一端をつなぐ垂直
    信号線とによりなる固体撮像素子において、上記垂直信
    号線ごとに該垂直信号線をリセットするリセットスイッ
    チを備え、リセット後の空の上記垂直信号線電位と、信
    号がある場合の上記垂直信号線電位との差を検知出力す
    る手段を備えたことを特徴とする固体撮像素子。
  2. (2)同一半導体基板上に、2次元状に配列された光電
    変換素子と、該光電変換素子を選択するための垂直走査
    回路ならびに水平走査回路と、上記垂直走査回路の選択
    信号により開閉し、一端が上記光電変換素子に接続され
    る垂直スイッチと、該垂直スイッチの一端をつなぐ垂直
    信号線とによりなる固体撮像素子において、上記垂直信
    号線ごとにスメア信号とスメア信号の混入した信号との
    差を検知し出力する手段を設けたことを特徴とする固体
    撮像素子。
  3. (3)同一半導体基板上に、2次元状に配列された光電
    変換素子と、該光電変換素子を選択するための垂直走査
    回路ならびに水平走査回路と、上記垂直走査回路の選択
    信号により開閉し、一端が上記光電変換素子に接続され
    る垂直スイッチと、該垂直スイッチの一端をつなぐ垂直
    信号線とによりなる固体撮像素子において、上記垂直信
    号線ごとにアナログ信号をデジタル信号に変換する回路
    を設けたことを特徴とする固体撮像素子。
  4. (4)上記デジタル信号は、上記アナログ信号を逐次階
    段波状の参照電圧と比較することにより、変換するもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載し
    た固体撮像素子。
  5. (5)上記垂直信号線は、垂直信号線ごとの電位変動を
    検知増幅する増幅器を設けたものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載
    した固体撮像素子。
  6. (6)上記垂直信号線は、与えられた比較電位差により
    、上記比較電位差の増幅後の出力を出力側の比較電位差
    と比較することにより、上記増幅器の利得ばらつきを検
    知し、検知結果にもとづき上記利得ばらつきを補正する
    手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第5項に
    記載した固体撮像素子。
  7. (7)上記利得ばらつきは、上記垂直線ごとにアナログ
    出力を逐次階段波状の参照電圧と比較することにより、
    デジタル変換する回路を設け、上記階段波の1ステップ
    を利得ばらつきの検知結果をもとに、垂直信号線ごとに
    変化させて補正したものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項に記載した固体撮像素子。
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