JPS62152920A - 自動車の車体パネルおよびその製造方法 - Google Patents
自動車の車体パネルおよびその製造方法Info
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- JPS62152920A JPS62152920A JP29437085A JP29437085A JPS62152920A JP S62152920 A JPS62152920 A JP S62152920A JP 29437085 A JP29437085 A JP 29437085A JP 29437085 A JP29437085 A JP 29437085A JP S62152920 A JPS62152920 A JP S62152920A
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- JP
- Japan
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- panel
- panels
- edges
- welding
- composite
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 5
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Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a、 産業上の利用分野
本発明は自動車の車体パネルとその製造方法に係り、特
に一対の金属板の間に樹脂・が挟み込まれた複合板をパ
ネル材として使用した車体パネルにおいて、アウタパネ
ルとインナパネルとの溶接部分が車体パネルの内側に隠
れるようにした車体パネルとその製造方法に関する。
に一対の金属板の間に樹脂・が挟み込まれた複合板をパ
ネル材として使用した車体パネルにおいて、アウタパネ
ルとインナパネルとの溶接部分が車体パネルの内側に隠
れるようにした車体パネルとその製造方法に関する。
b、 従来の技術
自動車の車体パネルは、例えばドアパネル1を例にとる
と通常は第5図に示すように鋼製のアウタパネル1aと
インナパネル1bを所定の間隙を隔てて互いに対向させ
、これら両パネルla、 lbの縁部をヘミング加工に
おいて互いに重ね合わせたままプレスにて内側に折返し
、こうして4重に重なった部分をスポット溶接して一体
形の車体パネル1を形成している。
と通常は第5図に示すように鋼製のアウタパネル1aと
インナパネル1bを所定の間隙を隔てて互いに対向させ
、これら両パネルla、 lbの縁部をヘミング加工に
おいて互いに重ね合わせたままプレスにて内側に折返し
、こうして4重に重なった部分をスポット溶接して一体
形の車体パネル1を形成している。
ところで、近年車体の軽量化のために車体パネルを複合
板で構成することが提案されている。この複合板は、互
いに対向した一対の金属板の間に樹脂を挟み込んで接合
したものであって、従来の鋼板パネルに比べてかなりの
重量軽減を図ることができる。
板で構成することが提案されている。この複合板は、互
いに対向した一対の金属板の間に樹脂を挟み込んで接合
したものであって、従来の鋼板パネルに比べてかなりの
重量軽減を図ることができる。
C0発明が解決しようとする問題点
しかし、上述した複合板2を例えば第6図に示すように
ドアパネル1のアウタパネル1aとして用い、これをイ
ンナパネル1bとしての普通鋼板3とスポット溶接する
と、溶接部4における複合板2の内部の樹脂5が溶接部
4の周囲に押出され、この押出された樹脂によって複合
板2の外側金属板6が圧迫されて環状に隆起してしまう
。このような環状の溶接打痕7は体裁上好ましくないの
で、車体パネルにおける複合板2の利用箇所は外観上目
だたない部分に事実上限定され、車体重量の軽減化には
限界があった。
ドアパネル1のアウタパネル1aとして用い、これをイ
ンナパネル1bとしての普通鋼板3とスポット溶接する
と、溶接部4における複合板2の内部の樹脂5が溶接部
4の周囲に押出され、この押出された樹脂によって複合
板2の外側金属板6が圧迫されて環状に隆起してしまう
。このような環状の溶接打痕7は体裁上好ましくないの
で、車体パネルにおける複合板2の利用箇所は外観上目
だたない部分に事実上限定され、車体重量の軽減化には
限界があった。
本発明は上述した問題点を有効に解決すべく創案するに
至ったものであって、その目的は溶接打痕が目立たない
複合板使用の車体パネルとその製造方法を提供すること
にある。
至ったものであって、その目的は溶接打痕が目立たない
複合板使用の車体パネルとその製造方法を提供すること
にある。
d9問題点を解決するための手段
本発明は上述した問題点を解決するために、7ウタパネ
ルおよび/またはインナパネルを複合板によって構成す
るとともに、上記両パネルの縁部を互いに重ね合わせた
まま内側に折、返し、この内側に折返した部分に限定し
て上記両パネルの縁部を互いに溶接したものである。ま
た本発明はアウタパネルおよび/またはインナパネルを
複合板によって構成し、上記両パネルの縁部を互いに重
ね合わせて溶接した後、この溶接した縁部を内側に折返
すようにしたものである。
ルおよび/またはインナパネルを複合板によって構成す
るとともに、上記両パネルの縁部を互いに重ね合わせた
まま内側に折、返し、この内側に折返した部分に限定し
て上記両パネルの縁部を互いに溶接したものである。ま
た本発明はアウタパネルおよび/またはインナパネルを
複合板によって構成し、上記両パネルの縁部を互いに重
ね合わせて溶接した後、この溶接した縁部を内側に折返
すようにしたものである。
e、 作用
上述の如く構成された本発明においては、アウタパネル
とインナパネルの縁部の溶接部が車体パネルの内側に隠
れるので、車体パネルにおける複合板の利用箇所が体裁
上の理由によって制約されず、このため複合板の大幅採
用によって車体重量の軽減化が達成される。
とインナパネルの縁部の溶接部が車体パネルの内側に隠
れるので、車体パネルにおける複合板の利用箇所が体裁
上の理由によって制約されず、このため複合板の大幅採
用によって車体重量の軽減化が達成される。
f、実施例
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図〜第3図は本発明をドアパネル1に適用した一実施例
を示したものでる。このドアパネル1のインナパネル1
bは第3図に示す如く普通鋼板3で構成されているが、
アウタパネル1aは複合板2で構成されている。両パネ
ルla、 lbは所定の間隙を隔てて互いに対向し、パ
ネルla、 lb相互の溶接は第2図および第3図に示
す如く内側に折返されたパネルla、 lbの縁部に限
定して行なわれている。従って複合板2の溶接打痕7は
ドアパネル1の内側には現れるが、表側にはまったく現
れない。
図〜第3図は本発明をドアパネル1に適用した一実施例
を示したものでる。このドアパネル1のインナパネル1
bは第3図に示す如く普通鋼板3で構成されているが、
アウタパネル1aは複合板2で構成されている。両パネ
ルla、 lbは所定の間隙を隔てて互いに対向し、パ
ネルla、 lb相互の溶接は第2図および第3図に示
す如く内側に折返されたパネルla、 lbの縁部に限
定して行なわれている。従って複合板2の溶接打痕7は
ドアパネル1の内側には現れるが、表側にはまったく現
れない。
上述したドアパネルの組立は、まず第1図に示す如くア
ウタパネル1aとインナパネル1bの縁部を互いに重ね
合せてスポット溶接し、その後この溶接した縁部を第2
図に示す如くヘミング加工においてドアパネル1の内側
に折返す。このように、本発明は従来の車体パネルの製
造方法におけるヘミング加工から溶接工程という作業流
れを、溶接工程からヘミング加工という作業流れに変更
するだけでよいから、比較的低コストで実施可能である
。
ウタパネル1aとインナパネル1bの縁部を互いに重ね
合せてスポット溶接し、その後この溶接した縁部を第2
図に示す如くヘミング加工においてドアパネル1の内側
に折返す。このように、本発明は従来の車体パネルの製
造方法におけるヘミング加工から溶接工程という作業流
れを、溶接工程からヘミング加工という作業流れに変更
するだけでよいから、比較的低コストで実施可能である
。
以上、本発明の一実施例につき説明したが本発明は上記
実施例に限定されることなく種々の変更が可能である。
実施例に限定されることなく種々の変更が可能である。
例えば上記実施例は本発明をドアパネル1に適用したが
、第4図に示すようなフードパネル8やその他の車体パ
ネルにも適用可能である。また複合板2をアウタパネル
1aに使用する場合の他、インナパネル1bに使用する
場合、さらにはアウタパネル1aとインナパネルの両方
に使用する場合のいずれにも本発明を適用可能である。
、第4図に示すようなフードパネル8やその他の車体パ
ネルにも適用可能である。また複合板2をアウタパネル
1aに使用する場合の他、インナパネル1bに使用する
場合、さらにはアウタパネル1aとインナパネルの両方
に使用する場合のいずれにも本発明を適用可能である。
g0発明の効果
本発明は上述の如く、複合板を使用した車体パネルにお
いてアウタパネルとインナパネルの縁部を互いに重ね合
わせたまま内側に折返し、この内側に折返した部分に限
定して上記両パネルの縁部を互いに溶接したものである
から、複合板のいわゆる溶接打痕が車体パネルの外側に
はまったく現れない。このため、従来のように体裁上の
理由によって複合板の採用箇所が制限されるといった不
具合がなく、複合板の大幅採用による車体重量の軽減化
に太き(貢献できるものである。また、本発明はアウタ
パネルとインナパネルの両縁部を互いに重ね合わせて溶
接した後、この溶接した縁部を内側に折返すだけでよい
から、特殊な治具等をまったく必要とせず、従来の作業
工程順序を一部入換えるだけで簡単かつ低コストで実施
することが可能である。
いてアウタパネルとインナパネルの縁部を互いに重ね合
わせたまま内側に折返し、この内側に折返した部分に限
定して上記両パネルの縁部を互いに溶接したものである
から、複合板のいわゆる溶接打痕が車体パネルの外側に
はまったく現れない。このため、従来のように体裁上の
理由によって複合板の採用箇所が制限されるといった不
具合がなく、複合板の大幅採用による車体重量の軽減化
に太き(貢献できるものである。また、本発明はアウタ
パネルとインナパネルの両縁部を互いに重ね合わせて溶
接した後、この溶接した縁部を内側に折返すだけでよい
から、特殊な治具等をまったく必要とせず、従来の作業
工程順序を一部入換えるだけで簡単かつ低コストで実施
することが可能である。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示したものであっ
て、第1図および第2図はドアパネルの断面図、第3図
は第2図のA部拡大図、第4図はフードパネルの断面図
である。また第5図および第6図は従来のドアパネルに
おける第2図、第3図に対応した断面図である。 1・・・ドアパネル、 1a・・・アウタパネル、
1b・・・インナパネル、 2・・・複合板、3・・
・普通鋼板、 4・・・溶接部、5・・・樹脂、
7・・・溶接打痕。 第1図 1゜ 第2図 第3図
て、第1図および第2図はドアパネルの断面図、第3図
は第2図のA部拡大図、第4図はフードパネルの断面図
である。また第5図および第6図は従来のドアパネルに
おける第2図、第3図に対応した断面図である。 1・・・ドアパネル、 1a・・・アウタパネル、
1b・・・インナパネル、 2・・・複合板、3・・
・普通鋼板、 4・・・溶接部、5・・・樹脂、
7・・・溶接打痕。 第1図 1゜ 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)アウタパネルとインナパネルを所定の間隙を隔て
て互いに対向させ、上記両パネルの縁部を相互に連結し
て構成される自動車の車体パネルにおいて、上記アウタ
パネルおよび/またはインナパネルを、互いに対向した
一対の金属板の間に樹脂を挟み込んで接合した複合板に
よって構成するとともに、上記両パネルの縁部を互いに
重ね合わせたまま内側に折返し、この内側に折返した部
分に限定して上記両パネルの縁部を互いに溶接したこと
を特徴とする自動車の車体パネル。 - (2)アウタパネルとインナパネルを所定の間隙を隔て
て互いに対向させ、上記両パネルの縁部を相互に連結し
て構成される自動車の車体パネルにおいて、上記アウタ
パネルおよび/またはインナパネルを、互いに対向した
一対の金属板の間に樹脂を挟み込んで接合した複合板に
よって構成し、上記両パネルの縁部を互いに重ね合わせ
て溶接した後、この溶接した縁部を内側に折返すように
したことを特徴とする自動車の車体パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29437085A JPS62152920A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 自動車の車体パネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29437085A JPS62152920A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 自動車の車体パネルおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152920A true JPS62152920A (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=17806833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29437085A Pending JPS62152920A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 自動車の車体パネルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62152920A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6460914B2 (en) * | 2000-07-13 | 2002-10-08 | Compagnie Plastic Omnium | Assembly of bodywork parts, at least one of them including an overmolded film |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29437085A patent/JPS62152920A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6460914B2 (en) * | 2000-07-13 | 2002-10-08 | Compagnie Plastic Omnium | Assembly of bodywork parts, at least one of them including an overmolded film |
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