JPS6214744A - 二重乳化組成物およびその製造法 - Google Patents
二重乳化組成物およびその製造法Info
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- JPS6214744A JPS6214744A JP60153350A JP15335085A JPS6214744A JP S6214744 A JPS6214744 A JP S6214744A JP 60153350 A JP60153350 A JP 60153350A JP 15335085 A JP15335085 A JP 15335085A JP S6214744 A JPS6214744 A JP S6214744A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、低温において硬度が低く、展延性を有するが
、高温においても保形性を有し、10℃および30℃に
おける硬度差の少ない二重乳化組成物に関し、この二重
乳化組成物は、例えば製菓製パン用素材、スプレッド、
各種の食品素材およびマーガリンなどに利用することが
できる。
、高温においても保形性を有し、10℃および30℃に
おける硬度差の少ない二重乳化組成物に関し、この二重
乳化組成物は、例えば製菓製パン用素材、スプレッド、
各種の食品素材およびマーガリンなどに利用することが
できる。
これまでに、パターまたはマーガリンの低温における硬
度および展延性の低下(以下において「低温特性」と記
載することがある)を改良するソフト・パターまたはソ
フト・マーガリンの製仏技術として、種々の油脂の配合
、高融点油脂の分別除去、油脂の硬化の程度の調節およ
び油脂のエステル交換などの物理的、化学的方法、なら
びにこれらの方法に乳化剤の種類および量の選択または
その使用方法に工夫をこらした製法が提案されている。
度および展延性の低下(以下において「低温特性」と記
載することがある)を改良するソフト・パターまたはソ
フト・マーガリンの製仏技術として、種々の油脂の配合
、高融点油脂の分別除去、油脂の硬化の程度の調節およ
び油脂のエステル交換などの物理的、化学的方法、なら
びにこれらの方法に乳化剤の種類および量の選択または
その使用方法に工夫をこらした製法が提案されている。
しかしながら、これらの方法では、油脂Φ!m泪傅牲ル
改橢すArンはで浅ても、これまでのパターやマーガリ
ンが保有する高温における保形性等の性状(以下「高温
特性」と記載することがある)が失なわれることが多く
、高温および低温の双方において良好な性状を兼ねそな
えたものは未だに開発されていない。
改橢すArンはで浅ても、これまでのパターやマーガリ
ンが保有する高温における保形性等の性状(以下「高温
特性」と記載することがある)が失なわれることが多く
、高温および低温の双方において良好な性状を兼ねそな
えたものは未だに開発されていない。
本発明者等は従来品における上記のような問題点を解決
すべく多くの研究を重ねたが、この研究において、油脂
の固体脂比率を低減させることなしに、安定なペースト
状の特別の性質を有する水中油型乳化物を油脂中に分散
させることにより、パター等の何する高温特性を失なう
ことなしに、良好な低温特性を有する二重乳化組成物が
得られることを見出し、この知見に基づいて本発明に到
達した。
すべく多くの研究を重ねたが、この研究において、油脂
の固体脂比率を低減させることなしに、安定なペースト
状の特別の性質を有する水中油型乳化物を油脂中に分散
させることにより、パター等の何する高温特性を失なう
ことなしに、良好な低温特性を有する二重乳化組成物が
得られることを見出し、この知見に基づいて本発明に到
達した。
本発明の目的は、高温において良好な保形性および展延
性を有するとともに低温においてもすぐれた展延性を有
する新規な二重乳化組成物を提供することにある。
性を有するとともに低温においてもすぐれた展延性を有
する新規な二重乳化組成物を提供することにある。
本発明は、分散油相が水相に分散している水中油型乳化
物相が連続油相に分散している二重乳化組成物において
、a) fi&終製品の55〜35%(重量)の水中油
型乳化物相が最終製品の45〜65%(重量)の連続油
相に分散していること、b)水中油型乳化物相が、水中
油型乳化物相の40〜55%(重量)の量であって、分
散油相の0.4〜5%(重fl)のレシチンを含有し、
その平均粒径が1μ以下である分散油相、および水中油
型乳化物相の60〜45%(重量)の量であって、水相
の5〜11%(重量)の蛋白質を含有する水相からなり
、そして少なくとも2.500 cpの温度および8.
23 のすり速度において測定した粘度、0.05以
下の非ニュートン粘性値および少なくとも95%の構蒔
粘性の回復率を有すること、C)連続油相が、30℃を
超える上昇融点法で測定した融点を何する油脂からなる
こと、およびd)二重乳化組成物が、12.8以下のl
OoCおよび30℃における硬度比を有することを特徴
とする30℃における保形性の良好な二重乳化組成物で
ある。
物相が連続油相に分散している二重乳化組成物において
、a) fi&終製品の55〜35%(重量)の水中油
型乳化物相が最終製品の45〜65%(重量)の連続油
相に分散していること、b)水中油型乳化物相が、水中
油型乳化物相の40〜55%(重量)の量であって、分
散油相の0.4〜5%(重fl)のレシチンを含有し、
その平均粒径が1μ以下である分散油相、および水中油
型乳化物相の60〜45%(重量)の量であって、水相
の5〜11%(重量)の蛋白質を含有する水相からなり
、そして少なくとも2.500 cpの温度および8.
23 のすり速度において測定した粘度、0.05以
下の非ニュートン粘性値および少なくとも95%の構蒔
粘性の回復率を有すること、C)連続油相が、30℃を
超える上昇融点法で測定した融点を何する油脂からなる
こと、およびd)二重乳化組成物が、12.8以下のl
OoCおよび30℃における硬度比を有することを特徴
とする30℃における保形性の良好な二重乳化組成物で
ある。
本発明の二重乳化組成物は、油脂に、0.4〜5%(重
量)のレシチンを加え、溶融して分散油相成分を調製し
、これとは別に水に5〜11%(重量)の占白賀を溶解
して、水相成分を調製し、最終製品の60〜45%(重
量)の水相成分に、最終製品の40〜55%(重量)の
分散油相成分を混合し、得られた混合物を高圧において
均質乳化して、分散油相の平均粒径が1μ以下であって
、少なくとも2.500 cpの15℃の温度および8
.23 のすり速度において測定した粘度、0.05
以下の非ニュートン粘性値および少なくとも95%の構
造粘性の回復率を有する水中油型乳化物を調製し、最終
製品の55〜35%(重量)の水中油型乳化物を最終製
品の45〜65%(重f!k)の30℃を超える上昇融
点法で測定した融点を有する油脂に混合し、乳化して、
12.8以下の10℃および30℃における硬度比を何
する二重乳化組成物を調製することによって製造される
。
量)のレシチンを加え、溶融して分散油相成分を調製し
、これとは別に水に5〜11%(重量)の占白賀を溶解
して、水相成分を調製し、最終製品の60〜45%(重
量)の水相成分に、最終製品の40〜55%(重量)の
分散油相成分を混合し、得られた混合物を高圧において
均質乳化して、分散油相の平均粒径が1μ以下であって
、少なくとも2.500 cpの15℃の温度および8
.23 のすり速度において測定した粘度、0.05
以下の非ニュートン粘性値および少なくとも95%の構
造粘性の回復率を有する水中油型乳化物を調製し、最終
製品の55〜35%(重量)の水中油型乳化物を最終製
品の45〜65%(重f!k)の30℃を超える上昇融
点法で測定した融点を有する油脂に混合し、乳化して、
12.8以下の10℃および30℃における硬度比を何
する二重乳化組成物を調製することによって製造される
。
本発明において、水中油型乳化物の調製に使用する分散
油相成分の油脂は、10℃における固体脂比率が40%
(重f!k)以下のものを使用することができ、水相成
分の調製に使用するの白質は、カゼイン、カゼインのア
ルカリ塩、脱塩脱脂乳、脱塩脱側粉乳、バターミルク、
バターミルクa縮物、粉末バターミルク、これらの酵素
分解物またはこれらの混合物を使用することができ、ま
た連続油相成分の油脂は、10’Cにおける固体脂比率
が15%(重量)以上のものを使用することができる。
油相成分の油脂は、10℃における固体脂比率が40%
(重f!k)以下のものを使用することができ、水相成
分の調製に使用するの白質は、カゼイン、カゼインのア
ルカリ塩、脱塩脱脂乳、脱塩脱側粉乳、バターミルク、
バターミルクa縮物、粉末バターミルク、これらの酵素
分解物またはこれらの混合物を使用することができ、ま
た連続油相成分の油脂は、10’Cにおける固体脂比率
が15%(重量)以上のものを使用することができる。
本明細書における「水中油型乳化物相」は、本発明の二
重乳化組成物の連続油相に分散している水中油型乳化物
の相であって、油中水型乳化構造における水相に相当し
、「分散油相」は水中油型乳化物相の水相に分散してい
る油相であり、また「連続油相」は、本発明の二重乳化
組成物において、水中油型乳化物相を分散している油相
であって、油中水型乳化構造における油相に相当する。
重乳化組成物の連続油相に分散している水中油型乳化物
の相であって、油中水型乳化構造における水相に相当し
、「分散油相」は水中油型乳化物相の水相に分散してい
る油相であり、また「連続油相」は、本発明の二重乳化
組成物において、水中油型乳化物相を分散している油相
であって、油中水型乳化構造における油相に相当する。
本発明の二重乳化組成物は、分散油相が水相に分散して
いる水中油型乳化物相が連続油相に油中水型乳化IMに
おいて分散しているという二重の乳化分散構造を有する
乳化組成物である。
いる水中油型乳化物相が連続油相に油中水型乳化IMに
おいて分散しているという二重の乳化分散構造を有する
乳化組成物である。
本明細書における分散油相の平均粒径は、遠心式粒度分
布測定装置(堀場製作所製、CAPA−500型)を使
用し、3.00Or、p、m、の遠心速度および0.5
μの粒子間隔の条件において、水中油型乳化物相中の粒
径が0.5〜0.8μの範囲の分散油相の粒度分布を測
定し、その累積粒度分布が50%に達したときの粒径で
ある。
布測定装置(堀場製作所製、CAPA−500型)を使
用し、3.00Or、p、m、の遠心速度および0.5
μの粒子間隔の条件において、水中油型乳化物相中の粒
径が0.5〜0.8μの範囲の分散油相の粒度分布を測
定し、その累積粒度分布が50%に達したときの粒径で
ある。
本明細書における水中油型乳化物の非ニュートン粘性値
は、15℃の温度において、8.2s’ l のずり速度における粘度および1640 s のす
り速度における粘度を測定し、これらの測定値から次式
によって計算した数値である。
は、15℃の温度において、8.2s’ l のずり速度における粘度および1640 s のす
り速度における粘度を測定し、これらの測定値から次式
によって計算した数値である。
非ニュートン粘性値=
すり速度1640 s における粘度本明細書にお
ける水中油型乳化物の構造粘性の回復率は、フエランテ
イ (Ferranti )型の粘度計において、3分
間ですり速度をOから1640s’まで直線的に上昇さ
せ、その後直ちに3分間ですり速度を1640 s
からOまで下降させる条件の下で、すり速度の上昇時
および下降時のずり速度820S における粘度を
測定し、これらの測定値から次式によって計算した数値
である。
ける水中油型乳化物の構造粘性の回復率は、フエランテ
イ (Ferranti )型の粘度計において、3分
間ですり速度をOから1640s’まで直線的に上昇さ
せ、その後直ちに3分間ですり速度を1640 s
からOまで下降させる条件の下で、すり速度の上昇時
および下降時のずり速度820S における粘度を
測定し、これらの測定値から次式によって計算した数値
である。
構造粘性の回復率(%)=
本明細書における二重乳化組成物の10℃における硬度
と30℃における硬度の硬度比は、テキスチュロメータ
ー(全研社製)を使用し、10℃における硬度および3
0℃における硬度を測定し、これらの測定値から次式に
よって計算した数値である。
と30℃における硬度の硬度比は、テキスチュロメータ
ー(全研社製)を使用し、10℃における硬度および3
0℃における硬度を測定し、これらの測定値から次式に
よって計算した数値である。
30℃における硬度
本発明の二重乳化組成物は、以下に説明する方法によっ
て製造される。
て製造される。
10℃における固体脂比率が40%(重量)以下の油脂
に、その0・4〜5%(重量)のレシチンを加え、撹拌
しながら加熱溶融し、70〜80℃に保持して、水中油
型乳化物の分散油相成分を調製する。
に、その0・4〜5%(重量)のレシチンを加え、撹拌
しながら加熱溶融し、70〜80℃に保持して、水中油
型乳化物の分散油相成分を調製する。
これとは別に、水に、その5〜11%(重量)の蛋白質
を加え、撹拌しながら加熱溶解し、70〜80℃に保持
して、水中油型乳化物の水相成分を調製する。
を加え、撹拌しながら加熱溶解し、70〜80℃に保持
して、水中油型乳化物の水相成分を調製する。
水相成分の調製において、↓白質を溶解する時に、少量
のリン酸塩を加えることができる。このリン酸塩は、食
品の加工に使用されるものであれば、いかなるものであ
っても、これを使用することができる。
のリン酸塩を加えることができる。このリン酸塩は、食
品の加工に使用されるものであれば、いかなるものであ
っても、これを使用することができる。
この水相成分に上記の分散油相成分を混合し、得られた
混合物を常法(例えば、スーパーミキサーによる激しい
撹拌)によって、予備乳化し、必要に応じて殺菌した後
、予備乳化液を70〜80℃の温度に保持し、高圧均質
機を使用して、高圧(例えば、400〜900 Kg
/ cIA)において均質乳化して、分散油相の平均粒
径を1μ以下に調整し、得られた乳化物を10’C:に
急冷して、水中油型乳化物を得る。
混合物を常法(例えば、スーパーミキサーによる激しい
撹拌)によって、予備乳化し、必要に応じて殺菌した後
、予備乳化液を70〜80℃の温度に保持し、高圧均質
機を使用して、高圧(例えば、400〜900 Kg
/ cIA)において均質乳化して、分散油相の平均粒
径を1μ以下に調整し、得られた乳化物を10’C:に
急冷して、水中油型乳化物を得る。
最終製品の45〜65%(重量)に相当する量の油脂を
25〜40’Cの温度に保持し、これに、最終製品の5
5〜35%(重量)に相当する量の前記の水中油型乳化
物を予め25〜50’Cの温度に保持したものを混合し
、撹拌する。得られた混合物を、例えばシュレーダー(
5chri5der )社製のコンビネータ−を使用し
て乳化し、二重乳化組成物を得る。
25〜40’Cの温度に保持し、これに、最終製品の5
5〜35%(重量)に相当する量の前記の水中油型乳化
物を予め25〜50’Cの温度に保持したものを混合し
、撹拌する。得られた混合物を、例えばシュレーダー(
5chri5der )社製のコンビネータ−を使用し
て乳化し、二重乳化組成物を得る。
水中油型乳化物の分散油相成分の調製において使用する
油脂は、10℃における固体脂比率が40%(重量)以
下であれば、いかなるものであっても、これを使用する
ことができる。例えば、通常の食用動植物油脂、それら
の混合油脂などである。
油脂は、10℃における固体脂比率が40%(重量)以
下であれば、いかなるものであっても、これを使用する
ことができる。例えば、通常の食用動植物油脂、それら
の混合油脂などである。
油脂の固体脂比率は、杉磁気共鳴スペクトル分ソサイエ
テイ (B、L、Madison and R,C,H
lll、J。
テイ (B、L、Madison and R,C,H
lll、J。
Am、Oll Chemist’ s Soe、 )第
55巻第3号第328酉(1978年)〕によって容易
に測定することができる。
55巻第3号第328酉(1978年)〕によって容易
に測定することができる。
水中油型乳化物の分散油相成分の調製において使用する
レシチンは、市販のいかなるものであっても、これを使
用することができる。
レシチンは、市販のいかなるものであっても、これを使
用することができる。
水中油型乳化物の水相成分の調製において使用する蛋白
質は、レンネット・カゼインまたは酸カゼイン等のカゼ
イン、カゼイン・ナトリウム系のカゼインアルカリ塩、
脱塩脱脂乳、脱塩脱側粉乳、バターミルク、バターミル
クのam物、粉末バターミルク、これらの酵素分解物、
またはこれらの混合物を使用することができる。水中油
型乳化物を分散する連続油相成分の油脂は、固体脂比率
が10℃において15%(重量)以上で、上昇融点法で
測定した融点が30℃以上であれば、いかなるものであ
っても、これを使用することができる。
質は、レンネット・カゼインまたは酸カゼイン等のカゼ
イン、カゼイン・ナトリウム系のカゼインアルカリ塩、
脱塩脱脂乳、脱塩脱側粉乳、バターミルク、バターミル
クのam物、粉末バターミルク、これらの酵素分解物、
またはこれらの混合物を使用することができる。水中油
型乳化物を分散する連続油相成分の油脂は、固体脂比率
が10℃において15%(重量)以上で、上昇融点法で
測定した融点が30℃以上であれば、いかなるものであ
っても、これを使用することができる。
例えば、通常の食用動植物油脂、それらの混合油脂など
である。
である。
前記のように調製された本発明の二重乳化組成物は、l
OoCおよび30℃の温度において、テキスチュロメー
ターを使用して、その硬度を測定し、その硬度比を計算
すると12.8以下であり、30℃における保形性が良
好であった。
OoCおよび30℃の温度において、テキスチュロメー
ターを使用して、その硬度を測定し、その硬度比を計算
すると12.8以下であり、30℃における保形性が良
好であった。
この時の水中油型乳化物は、15℃の温度において、フ
ェランティ (Ferranti )型粘度計を使−! 用して粘度を測定すると、すり速度8.2Sにおける粘
度が2,500 cp以上であり、非ニュートン粘性値
が0.05以下であり、さらに構造粘性の回復率が95
%以上であった。
ェランティ (Ferranti )型粘度計を使−! 用して粘度を測定すると、すり速度8.2Sにおける粘
度が2,500 cp以上であり、非ニュートン粘性値
が0.05以下であり、さらに構造粘性の回復率が95
%以上であった。
以下において、試験例を示して本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
試験例1
水中油型乳化物の分散油相含量と二重乳化組成物の特性
の関係を試験した。
の関係を試験した。
(1)試料の調製
10℃における固体脂比率が24%(重量)(10℃に
おける核磁気共鳴スペクトル法で測定した数値)の市販
の乳脂肪を使用し、最終製品の全油脂含量を80%(重
量)とし、水中油型乳化物の分散油相含量を水中油型乳
化物に対して30〜60%(重f!k)としたこと以外
は、実施例1と同様にして、二重乳化組成物を調製し、
これを試料とした。また、比較試料として、市販のバタ
ー、マーガリン、ソフトマーガリン等を用いた。
おける核磁気共鳴スペクトル法で測定した数値)の市販
の乳脂肪を使用し、最終製品の全油脂含量を80%(重
量)とし、水中油型乳化物の分散油相含量を水中油型乳
化物に対して30〜60%(重f!k)としたこと以外
は、実施例1と同様にして、二重乳化組成物を調製し、
これを試料とした。また、比較試料として、市販のバタ
ー、マーガリン、ソフトマーガリン等を用いた。
(2)試験方法
■水中油型乳化物の脂肪球(分散油相)の粒度分布の測
定 試料を蒸留水により500〜2000倍に希釈し、遠心
式自動粒度分布分析機(Iff場製作所製)を使用して
、脂肪球(分散油相)の粒度分布を測定した。
定 試料を蒸留水により500〜2000倍に希釈し、遠心
式自動粒度分布分析機(Iff場製作所製)を使用して
、脂肪球(分散油相)の粒度分布を測定した。
■水中油型乳化物の粘度特性の測定
試料の温度を15℃にvR整し、フエランティ(Fer
ranti )型粘度計を使用して、すり速度−!−1 8,25および1640 g において粘度を測定
した。
ranti )型粘度計を使用して、すり速度−!−1 8,25および1640 g において粘度を測定
した。
試料の非ニュートン粘性の程度は、すり速度8.25
における粘度とずり速度1640 s−’ l における粘度の比から非ニュートン粘性値を次式によっ
て計算した。
における粘度とずり速度1640 s−’ l における粘度の比から非ニュートン粘性値を次式によっ
て計算した。
非ニュートン粘性値=
ずり速度1640 !; における粘度 l
またすり速度を0から164OS に直線的に3分
間で上昇させ、その後直ちに3分間で0まで下降させる
条件において、すり速度の上昇時の820 s に
おける粘度と下降時の82O3における粘度の比から構
造粘性の回復率を次式によってit算した。
間で上昇させ、その後直ちに3分間で0まで下降させる
条件において、すり速度の上昇時の820 s に
おける粘度と下降時の82O3における粘度の比から構
造粘性の回復率を次式によってit算した。
構造粘性の回復率(%)=
■二重乳化組成物の硬度の測定
上記の試料の調製において、コンビネータ−〔シュレー
ダー(5chriSder )社製〕の処理工程直後の
試料を外径90IIII11厚さ13朋の円筒形容器に
充填し、10℃で24時間保存後の試料および30℃で
24時間保存後の試料を各々の温度下でテキスチュロメ
ーター(全研社製)の試料台に固定1、 lNa
IQ wmM? 11.R−?’+ 7.A
、As1lll−?4 −J:ン セ−を用い、貫入深
度10m、そしゃくスピード毎分6回およびチャート速
度760 myr / winでテキスチャー・プロフ
ィルを直ちに測定し、硬度を次式から求めた。
ダー(5chriSder )社製〕の処理工程直後の
試料を外径90IIII11厚さ13朋の円筒形容器に
充填し、10℃で24時間保存後の試料および30℃で
24時間保存後の試料を各々の温度下でテキスチュロメ
ーター(全研社製)の試料台に固定1、 lNa
IQ wmM? 11.R−?’+ 7.A
、As1lll−?4 −J:ン セ−を用い、貫入深
度10m、そしゃくスピード毎分6回およびチャート速
度760 myr / winでテキスチャー・プロフ
ィルを直ちに測定し、硬度を次式から求めた。
入力電圧(ボルト)
硬度比:
硬度比は次式から求めた。
30℃における硬度(K9)
■二重乳化組成物の30℃における保形性コンビネータ
−処理直後の試料を100−ガラスビーカーに充填後、
判定試トとした。判定基準は、下記のとおり実施した。
−処理直後の試料を100−ガラスビーカーに充填後、
判定試トとした。判定基準は、下記のとおり実施した。
良:油脂の分離および水相の分離がほとんど肉眼では認
められず、良好な組織を保っているもの、不良:油脂の
分離および水相の分層の一万または両方がはげしく認め
られるもの、 (3)試験結果 試験結果は第1表に示すとおりであった。
められず、良好な組織を保っているもの、不良:油脂の
分離および水相の分層の一万または両方がはげしく認め
られるもの、 (3)試験結果 試験結果は第1表に示すとおりであった。
第1表から朗らかなように、水中油型乳化物の分散油相
含量が40%(重量)未満の水中油型乳化物からなる試
料は、10℃における硬度が高く、展延性が不良であり
、硬度比も22.2と高く、バターと特性が近似してい
て、水中油型乳化物の添加効果を示さず、また水中油型
乳化物の分散油相含量が55%(重量)を団える水中油
型乳化物からなる試料は、水中油型乳化物の組織が不安
定であって、保形性に難点があり、さらに硬度比も24
.0と高かった。−力水中油型乳化物の分散油相含量が
40〜55%(重量)の水中油型乳化物を用いた試料は
、100Cにおける硬度が3.28〜4.32 (K
9)とバターにくらべて低く、30℃における硬度はバ
ターの硬度に近く、硬度比10.6〜12.7であって
保形性も良好であった。その時の水中油型乳化物は、す
り速度8.23 における粘度が7120 cp以上
でペースト状を示し、ずり速g 1640 s に
おける粘度が低く、非ニュートン粘性値も0.05以下
で良好な展延性を示し、また構造粘性の回復率も95%
以上であった。
含量が40%(重量)未満の水中油型乳化物からなる試
料は、10℃における硬度が高く、展延性が不良であり
、硬度比も22.2と高く、バターと特性が近似してい
て、水中油型乳化物の添加効果を示さず、また水中油型
乳化物の分散油相含量が55%(重量)を団える水中油
型乳化物からなる試料は、水中油型乳化物の組織が不安
定であって、保形性に難点があり、さらに硬度比も24
.0と高かった。−力水中油型乳化物の分散油相含量が
40〜55%(重量)の水中油型乳化物を用いた試料は
、100Cにおける硬度が3.28〜4.32 (K
9)とバターにくらべて低く、30℃における硬度はバ
ターの硬度に近く、硬度比10.6〜12.7であって
保形性も良好であった。その時の水中油型乳化物は、す
り速度8.23 における粘度が7120 cp以上
でペースト状を示し、ずり速g 1640 s に
おける粘度が低く、非ニュートン粘性値も0.05以下
で良好な展延性を示し、また構造粘性の回復率も95%
以上であった。
この試験および予備試験の結果から、良好な物性を有す
る二重乳化組成物は、水中油型乳化物の非ニュートン粘
性値が0.05以下、構造粘性の回1率が95%以上、
すり速度8・2s における粘度が2,500 cp
以上である水中油型乳化物を用いたときに得られ、この
場合の二重乳化組成物の硬度比は12.8以下であった
。
る二重乳化組成物は、水中油型乳化物の非ニュートン粘
性値が0.05以下、構造粘性の回1率が95%以上、
すり速度8・2s における粘度が2,500 cp
以上である水中油型乳化物を用いたときに得られ、この
場合の二重乳化組成物の硬度比は12.8以下であった
。
試験例2
最終製品の水中油型乳化物相含量と二重乳化組成物の特
性の関係を試験した。
性の関係を試験した。
(1)試料の調製
分散油相含量50%(重量)の水中油型乳化物を怨終製
品に対して30〜60%(重fl)に変えたこと以外は
、実施例1と同様にして、二重乳化組成物を調製し、こ
れを試料とした。
品に対して30〜60%(重fl)に変えたこと以外は
、実施例1と同様にして、二重乳化組成物を調製し、こ
れを試料とした。
(2)試験方法
脂肪球(分散油相)の粒度分布および分散性の測定、お
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30’Cにおける保形性の測定は試験例1と同一の方
法により行なった。
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30’Cにおける保形性の測定は試験例1と同一の方
法により行なった。
(3)試験結果
結果は第2表に示すとおりであった。
(以下余白)
第2表から明らかなように、最終製品に対する水中油型
乳化物相含量が35%(重量)未満の二重乳化組成物は
、10℃における硬度が6.78 (K9)と高くな
り、展延性が不良となり、硬度比も19と高く、バター
に近い特性を示し、水中油型乳化物相含量が60%(重
量)以上の二重乳化組成物は、水中油型乳化物の組織が
不安定であって、30℃における硬度が低くなり、保形
性も不良となり、硬度比は26.5と高くなった。一方
、水中油型乳化物相含量が35〜55%(重量)の二重
乳化組成物は、10℃における硬度が3.2〜4.18
(Kg)とバターにくらべ低く、また30℃におけル硬
度は0.30〜0.34%とバターの硬度に近く、硬度
比は10.6〜12.3で保形憔も良好であった。
乳化物相含量が35%(重量)未満の二重乳化組成物は
、10℃における硬度が6.78 (K9)と高くな
り、展延性が不良となり、硬度比も19と高く、バター
に近い特性を示し、水中油型乳化物相含量が60%(重
量)以上の二重乳化組成物は、水中油型乳化物の組織が
不安定であって、30℃における硬度が低くなり、保形
性も不良となり、硬度比は26.5と高くなった。一方
、水中油型乳化物相含量が35〜55%(重量)の二重
乳化組成物は、10℃における硬度が3.2〜4.18
(Kg)とバターにくらべ低く、また30℃におけル硬
度は0.30〜0.34%とバターの硬度に近く、硬度
比は10.6〜12.3で保形憔も良好であった。
試験例3
最終製品中の連続油相の油脂の融点と二重乳化組成物の
特性の関係を試験した。
特性の関係を試験した。
(1)試料の調製
水中油型乳化物相を分散する連続油相の油脂の融点ヲ’
25〜37℃に変えたこと以外は、実施例1と同様にし
て、二重乳化組成物を調製し、これを試料とした。
25〜37℃に変えたこと以外は、実施例1と同様にし
て、二重乳化組成物を調製し、これを試料とした。
(2)試験方法
脂肪球(分散油相)の粒度分布および分散性の測定、お
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
(3)試験結果
結果は第3表に示すとおりであった。
(以下余白)
第3表から明らかなように、水中油型乳化物相を分散す
る連続油相の油脂の融点が30℃以下のものは、30℃
における硬度が市販のソフトマーガリンに近似しており
、保形性は不良であった。
る連続油相の油脂の融点が30℃以下のものは、30℃
における硬度が市販のソフトマーガリンに近似しており
、保形性は不良であった。
一方、融点が30℃を超えるものは、10’Cにおける
硬度が2.40〜3.85 (Kg)で、硬度比は1
0.8〜12.8で、保形性は良好であった。
硬度が2.40〜3.85 (Kg)で、硬度比は1
0.8〜12.8で、保形性は良好であった。
試験例4
最終製品中の連続油相の油脂の10’Cにおける固体脂
比率と二重乳化組成物の特性の関係を試験した。
比率と二重乳化組成物の特性の関係を試験した。
(1)試料の調製
水中油型乳化物を分散する連続油相の油脂の10’Cに
おける固体脂比率を8〜39%(重量> に変えたこと
以外は、実施例1と同様にして、二重乳化組成物を調製
し、これを試料とした。
おける固体脂比率を8〜39%(重量> に変えたこと
以外は、実施例1と同様にして、二重乳化組成物を調製
し、これを試料とした。
(2)試験方法
脂肪球(分散油相)の粒度分布および分散性の測定、お
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
(3)試験結果
結果は第4表に示すとおりであった。
(以下余白)
第4表から明らかなように、水中油型乳化物を分散する
連続油相の油脂のlOoCにおける固体脂比率が15%
(重fit)未満のものは、30℃における硬度がソフ
ト・マーガリンに近似しており、保形性は不良であった
。一方、106Cにおける固体脂比率が15%(重量)
以上のものは、lOoCにおける硬度が2.lO〜4゜
30 (Kg)であり、硬度比は10.2〜11.3
であり、また保形性は良好であった。
連続油相の油脂のlOoCにおける固体脂比率が15%
(重fit)未満のものは、30℃における硬度がソフ
ト・マーガリンに近似しており、保形性は不良であった
。一方、106Cにおける固体脂比率が15%(重量)
以上のものは、lOoCにおける硬度が2.lO〜4゜
30 (Kg)であり、硬度比は10.2〜11.3
であり、また保形性は良好であった。
試験例5
水中油型乳化物の水相の出口質含量と二重乳化組成物の
特性の関係を試験した。
特性の関係を試験した。
(1)試料の調製
水相における侶白質含量を3〜1396(重量)に変化
させたことおよびレシチンを分散油相に対して3%(重
量)を加えたこと以外は、実施例1と同様にして、二重
乳化組成物を調製し、これを試料とした。
させたことおよびレシチンを分散油相に対して3%(重
量)を加えたこと以外は、実施例1と同様にして、二重
乳化組成物を調製し、これを試料とした。
占白質は、市販のカゼイン・ナトリウムにュージーラン
ド産)を使用した。
ド産)を使用した。
(2)試験方法
脂肪球(分散油相)の粒度分布および分散性の測定、お
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
(3)試験結果
結果は第5表に示すとおりであった。
(以下余白)
第5表から明らかなように、水相における蛋白質含攬が
3%(重IJ1)の試料は、10℃における硬度がパタ
ーの硬度に近く、硬度比は43.6であって、保形性は
不良であった。また水相における侶白質含Utが13%
(重量)の試料は、10℃における硬度がバターに近く
、硬度比は34・4と高く、保形性も不良であった。一
方、水相における■白質含IAが5〜11%(重量)の
試料は、lOoCにおける硬度が3.45〜3.65
(K9)であり、硬度比は10.8〜12.2であり
、保形性は良好であった。こ l の時の水中油型乳化物は、すり速度8.25 におけ
る粘度が2,540 cp以上であってペースト状を示
し、非二ニー1−ン粘性値が0.05以下であり、構浩
粘性の回復率も95%以上であった。
3%(重IJ1)の試料は、10℃における硬度がパタ
ーの硬度に近く、硬度比は43.6であって、保形性は
不良であった。また水相における侶白質含Utが13%
(重量)の試料は、10℃における硬度がバターに近く
、硬度比は34・4と高く、保形性も不良であった。一
方、水相における■白質含IAが5〜11%(重量)の
試料は、lOoCにおける硬度が3.45〜3.65
(K9)であり、硬度比は10.8〜12.2であり
、保形性は良好であった。こ l の時の水中油型乳化物は、すり速度8.25 におけ
る粘度が2,540 cp以上であってペースト状を示
し、非二ニー1−ン粘性値が0.05以下であり、構浩
粘性の回復率も95%以上であった。
尚、油脂の種類および試料の油脂含量を変更して同様の
試験を行なったが、いずれの場合も同様な結果が得られ
た。
試験を行なったが、いずれの場合も同様な結果が得られ
た。
試験例6
水中油型乳化物の分散油相のレシチン含量と二重乳化組
成物の特性の関係を試験した。
成物の特性の関係を試験した。
(1)試料の調製
レシチン含量を分散油相に対して帆2〜5.4%(重1
!t)としたこと、および2白質の量を水相に対して8
%(重量)にしたこと以外は、実施例1と同様にして、
二重乳化組成物を調製し、これを試料とした。
!t)としたこと、および2白質の量を水相に対して8
%(重量)にしたこと以外は、実施例1と同様にして、
二重乳化組成物を調製し、これを試料とした。
(2)試験方法
脂肪球(分散油相)の粒度分布および分散性の測定、お
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
(3)試験結果
結果は第6表に示すとおりであった。
(以下余白)
第6表から明らかなように、水中油型乳化物の分散油相
の油脂に対するレシチンの割合が0.2%(重量)の試
tは、水中油型乳化物の組繊が不安定であって、10℃
における硬度は、パターに近くなり、硬度比は28.4
と高く、保形性は不良であった。また分散油相の油脂に
対するレシチンの割合が5.4%(重量)の試料は同様
に10℃における硬度がパターに近く、硬度比は43.
9と高く、保形性も不良であった。一方、分散油相成分
の油脂に対するレシチンの割合が0.4〜5.0%(重
量)の試料は、1O0Cにおける硬度が3.48〜3.
60(Kg)とパターにくらべて低く、硬度比は11.
0〜12.0で、保形性も良好であった。この時の水中
油型乳化物は、すり速度8.23 における粘度が7
.250 cp以上であってペースト状を示し、非ニュ
ートン粘性値が0.05以下であり、構Δ粘性の回復率
が95%以上のものであった。
の油脂に対するレシチンの割合が0.2%(重量)の試
tは、水中油型乳化物の組繊が不安定であって、10℃
における硬度は、パターに近くなり、硬度比は28.4
と高く、保形性は不良であった。また分散油相の油脂に
対するレシチンの割合が5.4%(重量)の試料は同様
に10℃における硬度がパターに近く、硬度比は43.
9と高く、保形性も不良であった。一方、分散油相成分
の油脂に対するレシチンの割合が0.4〜5.0%(重
量)の試料は、1O0Cにおける硬度が3.48〜3.
60(Kg)とパターにくらべて低く、硬度比は11.
0〜12.0で、保形性も良好であった。この時の水中
油型乳化物は、すり速度8.23 における粘度が7
.250 cp以上であってペースト状を示し、非ニュ
ートン粘性値が0.05以下であり、構Δ粘性の回復率
が95%以上のものであった。
尚、油脂の抑類、試料の油脂含量および蛋白質含量を変
更して、同様の試験を行なったが、いずれの場合も同様
な結果が得られた。
更して、同様の試験を行なったが、いずれの場合も同様
な結果が得られた。
試験例7
水中油型乳化物の分散油相の油脂のIO’Cにおける固
体脂比率と二重乳化組成物の特性の関係を試験した。
体脂比率と二重乳化組成物の特性の関係を試験した。
(1)試料の調製
0%(重量)および52.5%(重fil)の10’C
)、:おける固体脂比率(核磁気共鳴スペクトル法で測
定した数M)の市販のナタネ油およびヤシ油を混合して
、10℃における固体脂比率が0〜52・5%(重量)
の油脂を調製した。これらの油脂を使用し、水中油型乳
化物の分散油相含量を40%(重量)としたこと、およ
びレシチンを分散油相に対して8%(重量)にしたこと
以外は、実厖例1と同様にして、二重乳化組成物を調製
し、これを試料とした。
)、:おける固体脂比率(核磁気共鳴スペクトル法で測
定した数M)の市販のナタネ油およびヤシ油を混合して
、10℃における固体脂比率が0〜52・5%(重量)
の油脂を調製した。これらの油脂を使用し、水中油型乳
化物の分散油相含量を40%(重量)としたこと、およ
びレシチンを分散油相に対して8%(重量)にしたこと
以外は、実厖例1と同様にして、二重乳化組成物を調製
し、これを試料とした。
(2)試験方法
脂肪球(分散油相)の粒度分布および分散性の測定、お
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
(3)試験結果
結果は第7表に示すとおりであった。
(以下余白)
第7表から朗らかなように、分散油相の油脂の10℃に
おける固体脂比率が52.5%(重量)の試料は、10
℃における硬度がバターに近く、硬度比は390で、保
形性は不良であった。一方、分散油相成分のm脂の10
℃における固体脂比率が40%(重量)以下の試料は、
10℃における硬度が3.58〜3.62 (K9)
で、硬度比は11.2〜11.9であり、保形性も良好
であった。この時の水中油型乳化物は、非ニュートン粘
性値が0.05以下であり、1lll造粘性の回復率が
95%以上であった。
おける固体脂比率が52.5%(重量)の試料は、10
℃における硬度がバターに近く、硬度比は390で、保
形性は不良であった。一方、分散油相成分のm脂の10
℃における固体脂比率が40%(重量)以下の試料は、
10℃における硬度が3.58〜3.62 (K9)
で、硬度比は11.2〜11.9であり、保形性も良好
であった。この時の水中油型乳化物は、非ニュートン粘
性値が0.05以下であり、1lll造粘性の回復率が
95%以上であった。
尚、油脂の種類および試料の油脂含量を変更して同様の
試験を行なったが、いずれの場合も同様な結果が得られ
た。
試験を行なったが、いずれの場合も同様な結果が得られ
た。
試験例8
水中油型乳化物の脂肪球(分散油相)の平均粒径と二重
乳化組成物の特性の関係を試験した。
乳化組成物の特性の関係を試験した。
(1)試料の調製
均質圧を200〜9ooKg/c++!に変更して、水
中油型乳化物の脂肪球(分散油相)の平均粒径を0.7
9〜1.35μに調整したこと、さらにレシチンを分散
油相に対して3%(mヱ)の訓令で添加したこと、およ
び%白質の量を水相に対して9%(重量)の割合で添加
したこと以外は、実施例1と同様にして、二重乳化組成
物を調製し、これを試料とした。
中油型乳化物の脂肪球(分散油相)の平均粒径を0.7
9〜1.35μに調整したこと、さらにレシチンを分散
油相に対して3%(mヱ)の訓令で添加したこと、およ
び%白質の量を水相に対して9%(重量)の割合で添加
したこと以外は、実施例1と同様にして、二重乳化組成
物を調製し、これを試料とした。
(2)試験方法
脂肪球(分散油相)の粒度分布および分散性の測定、お
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
よび粘度特性および二重乳化組成物の硬度の測定、およ
び30℃における保形性の測定は試験例1と同一の方法
により行なった。
(3)試験結果
結果は第8表に示すとおりであった。
(以下余白)
第8表から明らかなように、脂肪球(分散油相)の平均
粒径が1μを団える試料は、10℃における硬度がバタ
ーに近く、硬度比は35.9〜41.4と高く、保形性
も不良であった。一方、脂肪球(分散油相)の平均粒径
が1μ以下の試しは、lOoCにおける硬度が3.42
〜3゜61とバターにくらべて低く、硬度比は10.7
〜12゜0で、保形性も良好であった。この時の水中油
型乳化物は、すり速度8.25 における粘度が5.
988 cp以上でペースト状を呈し、非ニュートン粘
性値も0.05以下であり、構造粘性の回復率も95%
以上であった。
粒径が1μを団える試料は、10℃における硬度がバタ
ーに近く、硬度比は35.9〜41.4と高く、保形性
も不良であった。一方、脂肪球(分散油相)の平均粒径
が1μ以下の試しは、lOoCにおける硬度が3.42
〜3゜61とバターにくらべて低く、硬度比は10.7
〜12゜0で、保形性も良好であった。この時の水中油
型乳化物は、すり速度8.25 における粘度が5.
988 cp以上でペースト状を呈し、非ニュートン粘
性値も0.05以下であり、構造粘性の回復率も95%
以上であった。
尚、油脂の種類、試料の油脂含量および乳化剤の含量を
変更して、同様の試験を行なったが、いずれも同様な結
果が得られた。
変更して、同様の試験を行なったが、いずれも同様な結
果が得られた。
以下において、本発明の実施の一例を示すが、本発明は
、これらの実施例に限定されるものではない。
、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
水中油型乳化物の油脂(分散油相)含量が50%(重量
)であり、水中油型乳化物を分散させる連続油相の油脂
が60部(重@)に対して水中油型乳化物が40部(重
りであり、最終製品の全油脂含量が80%(重量)であ
る二重乳化組成物を製造した。
)であり、水中油型乳化物を分散させる連続油相の油脂
が60部(重@)に対して水中油型乳化物が40部(重
りであり、最終製品の全油脂含量が80%(重量)であ
る二重乳化組成物を製造した。
バターオイル〔ニューシーラント産、lOoCにおける
固体脂比率:24%(重量)、脂肪率:100%)25
Kliにレシチン〔味の素(株)社製〕0.5に9(分
散油相に対して約2%(重量)に相当する〕を加え、8
0℃に加温し、撹拌溶解し、水中油型乳化物の分散油相
成分を調製し、これをその温度に保持した。
固体脂比率:24%(重量)、脂肪率:100%)25
Kliにレシチン〔味の素(株)社製〕0.5に9(分
散油相に対して約2%(重量)に相当する〕を加え、8
0℃に加温し、撹拌溶解し、水中油型乳化物の分散油相
成分を調製し、これをその温度に保持した。
これとは別に、水21.85に9にカゼイン・ナトリウ
ムにュージーランド産)2.5Kg〔水相に対して約l
O%(重量)に相当する〕、ヘキサメタリン酸ナトリウ
ムO,15Kg(水相に対して約0.6%(重量)に相
当する〕を加え、80℃に加温して、撹拌溶解し、その
温度に保持して水中油型乳化物の水相成分を調製した。
ムにュージーランド産)2.5Kg〔水相に対して約l
O%(重量)に相当する〕、ヘキサメタリン酸ナトリウ
ムO,15Kg(水相に対して約0.6%(重量)に相
当する〕を加え、80℃に加温して、撹拌溶解し、その
温度に保持して水中油型乳化物の水相成分を調製した。
この水相成分に前記水中油型乳化物の分散油相成分を加
え、混合物をT、に、ホモミキサー(特殊機化工業社製
)によつて、80℃において、10分間撹拌して予備乳
化し、次に85℃において、+5分間加熱殺菌し、得ら
れた混合物を高圧型均質機(三九機械工業社製)により
80℃の温度および900 Kg / caの圧力にお
いて均質化し、その直後にio″Gに急冷し、水中油型
乳化物45Kgを得た。
え、混合物をT、に、ホモミキサー(特殊機化工業社製
)によつて、80℃において、10分間撹拌して予備乳
化し、次に85℃において、+5分間加熱殺菌し、得ら
れた混合物を高圧型均質機(三九機械工業社製)により
80℃の温度および900 Kg / caの圧力にお
いて均質化し、その直後にio″Gに急冷し、水中油型
乳化物45Kgを得た。
バターオイル60Kgを30℃に加温し、これに40℃
に加温した前記水中油型乳化物40に9を加え、混合物
を調製した。
に加温した前記水中油型乳化物40に9を加え、混合物
を調製した。
この混合物をT、 K、ホモミキサー(特殊機化工業社
製)により撹拌し、均一に分散させた。
製)により撹拌し、均一に分散させた。
この混合物をコンビネータ−〔シュレーダー(5chr
iider )社製〕を使用し、油中水中油型に乳化さ
せて92Kgの二重乳化組成物を製造した。
iider )社製〕を使用し、油中水中油型に乳化さ
せて92Kgの二重乳化組成物を製造した。
この二重乳化組成物の物性および30℃における保形性
を試験例1と同様にして試験した。
を試験例1と同様にして試験した。
その結果は、硬度比が1O09で30℃において良好な
保形性を示した。
保形性を示した。
実施例2
水中油型乳化物の油脂(分散油相)含量が55%(重重
)であり、水中油型乳化物を分散させる連続油相の油脂
が55.6部(重量)に対して水中油型乳化物が44,
4部(重f:Ik)であり、最終製品の全油脂含量が約
80%(重量)である二重乳化組成物を製造した。
)であり、水中油型乳化物を分散させる連続油相の油脂
が55.6部(重量)に対して水中油型乳化物が44,
4部(重f:Ik)であり、最終製品の全油脂含量が約
80%(重量)である二重乳化組成物を製造した。
ナタネ硬化油〔太陽油脂(株)社製、上昇融点:36℃
,,1O6Cにおける固体脂比率: 35N) 27.
5Kgに、レシチン〔味の素(株)社製)0.83Kg
〔油相に対して約3%(重量)に相当する〕を加え、8
0℃に加温し、撹拌溶解し、水中油型乳化物の分散油相
成分を調製し、これをその温度に保持した。
,,1O6Cにおける固体脂比率: 35N) 27.
5Kgに、レシチン〔味の素(株)社製)0.83Kg
〔油相に対して約3%(重量)に相当する〕を加え、8
0℃に加温し、撹拌溶解し、水中油型乳化物の分散油相
成分を調製し、これをその温度に保持した。
これとは別に、水20.1に9にカゼイン・ナトリウム
にュージーランド産)1.5KgC水相に対して約7%
(重量)に相当する〕、ヘキサメタリン酸ナトリウム0
.07に9(水相に対して0.3%(重量)に相当する
〕を加え、80℃に加温して、撹拌溶解し、その温度に
保持して水中油型乳化物の水相成分を調製した。この水
相成分に前記水中油型乳化物の分散油相成分を加え、°
混合物をT、K。
にュージーランド産)1.5KgC水相に対して約7%
(重量)に相当する〕、ヘキサメタリン酸ナトリウム0
.07に9(水相に対して0.3%(重量)に相当する
〕を加え、80℃に加温して、撹拌溶解し、その温度に
保持して水中油型乳化物の水相成分を調製した。この水
相成分に前記水中油型乳化物の分散油相成分を加え、°
混合物をT、K。
ホモミキサー(特殊機化工業社製)によって80℃にお
いて、10分間撹拌して予備乳化し、次に85℃におい
て15分間加熱殺菌し、得られた混合物を高圧型均質機
(三九機械工業社製)により、80℃の塩度および60
0に9/Cdの圧力において均質化し、その直後に、1
0℃に急冷し、水中油型乳化物約45Kgを得た。
いて、10分間撹拌して予備乳化し、次に85℃におい
て15分間加熱殺菌し、得られた混合物を高圧型均質機
(三九機械工業社製)により、80℃の塩度および60
0に9/Cdの圧力において均質化し、その直後に、1
0℃に急冷し、水中油型乳化物約45Kgを得た。
ナタネ硬化油〔太陽油脂(株)社製、上昇融点:37℃
、10℃における固体脂比率:39%) 55.6Kg
を40℃に加温し、これに45℃に加温した前記水中油
型乳化物を44.4Kg加え、混合物を調製した。
、10℃における固体脂比率:39%) 55.6Kg
を40℃に加温し、これに45℃に加温した前記水中油
型乳化物を44.4Kg加え、混合物を調製した。
この混合物をT、に、ホモミキサー(特殊機化工業社製
)により、撹拌し均一に分散させた。この混合物をコン
ビネータ−〔シュレーダー(5chr8der )社製
〕を使用し、油中水中油型に乳化させて、95Kgの二
重乳化組成物を製造した。
)により、撹拌し均一に分散させた。この混合物をコン
ビネータ−〔シュレーダー(5chr8der )社製
〕を使用し、油中水中油型に乳化させて、95Kgの二
重乳化組成物を製造した。
この二重乳化組成物の物性および306Cにおける保形
性を試験例1と同様にして試験した。
性を試験例1と同様にして試験した。
好な保形性を示した。
本発明の二重乳化組成物は、低温において良好な展延性
を有する。
を有する。
本発明の二重乳化組成物は、高温においても良好な保形
性を有する。
性を有する。
本発明の二重乳化組成物は、10’Cにおける硬度と3
0℃における硬度の変化が少ない。
0℃における硬度の変化が少ない。
Claims (8)
- (1)分散油相が水相に分散している水中油型乳化物相
が連続油相に分散している二重乳化組成物において、 a)最終製品の55〜35%(重量)の水中油型乳化物
相が最終製品の45〜65%(重量)の連続油相に均一
に分散していること、 b)水中油型乳化物相が、水中油型乳化物相の40〜5
5%(重量)の量であって、分散油相の0.4〜5%(
重量)のレシチンを含有し、その平均粒径が1μ以下で
ある分散油相、および水中油型乳化物相の60〜45%
(重量)の量であって、水相の5〜11%(重量)の蛋
白質を含有する水相からなり、そして少なくとも2,5
00cpの15℃の温度および8.2s^−^1のずり
速度において測定した粘度、0.05以下の非ニュート
ン粘性値および少なくとも95%の構造粘性の回復率を
有すること、 c)連続油相が、30℃を超える上昇融点法で測定した
融点を有する油脂からなること、およびd)二重乳化組
成物が、12.8以下の10℃および30℃における硬
度比を有すること、 を特徴とする30℃における保形性の良好な二重乳化組
成物。 - (2)分散油相の油脂が、40%(重量)以下の10℃
における固体脂比率を有するものであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の30℃における保形性
の良好な二重乳化組成物。 - (3)水中油型乳化物相の水相に含まれる蛋白質が、カ
ゼイン、カゼインのアルカリ塩、脱塩脱脂乳、脱塩脱側
粉乳、バターミルク、バターミルク濃縮物、粉末バター
ミルク、これらの酵素分解物およびこれらの混合物から
なる群より選択されたものであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項または第2項に記載の30℃における
保形性の良好な二重乳化組成物。 - (4)連続油相の油脂が、15%(重量)以上の10℃
における固体脂比率を有するものであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
の30℃における保形性の良好な二重乳化組成物。 - (5)a)油脂に、その0.4〜5%(重量)のレシチ
ンを加え、溶融して、分散油相成分を調製すること、水
に、その5〜11%(重量)の蛋白質を溶解して、水相
成分を調製すること、60〜45%(重量)の水相成分
に40〜55%(重量)の分散油相成分を混合し、得ら
れた混合物を高圧において均質乳化して、分散油相の平
均粒径が1μ以下であって、少なくとも2,500cp
の15℃の温度および8.2s^−^1のずり速度にお
いて測定した粘度、0.05以下の非ニュートン粘性値
および少なくとも95%の構造粘性の回復率を有する水
中油型乳化物を調製すること、およびb)45〜65%
(重量)の30℃を超える上昇融点法で測定した融点を
有する油脂に55〜35%(重量)の水中油型乳化物を
混合し、乳化して、12.8以下の10℃および30℃
における硬度比を有する二重乳化組成物を調製すること
を特徴とする30℃における保形性の良好な二重乳化組
成物の製造法。 - (6)水中油型乳化物の調製に使用する油脂が、40%
(重量)以下の10℃における固体脂比率を有するもの
であることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の
30℃における保形性の良好な二重乳化組成物の製造法
。 - (7)水相成分の調製に使用する蛋白質が、カゼイン、
カゼインのアルカリ塩、脱塩脱脂乳、脱塩脱脂粉乳、バ
ターミルク、バターミルク濃縮物、粉末バターミルク、
これらの酵素分解物およびこれらの混合物からなる群よ
り選択されたものであることを特徴とする30℃におけ
る保形性の良好な二重乳化組成物の製造法。 - (8)水中油型乳化物を分散する連続油相成分の油脂が
、15%(重量)以上の10℃における固体脂比率を有
するものであることを特徴とする特許請求の範囲第5項
ないし第7項のいずれかに記載の30℃における保形性
の良好な二重乳化組成物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153350A JPS6214744A (ja) | 1985-07-13 | 1985-07-13 | 二重乳化組成物およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153350A JPS6214744A (ja) | 1985-07-13 | 1985-07-13 | 二重乳化組成物およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214744A true JPS6214744A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15560546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60153350A Pending JPS6214744A (ja) | 1985-07-13 | 1985-07-13 | 二重乳化組成物およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214744A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04228051A (ja) * | 1990-02-05 | 1992-08-18 | Pfizer Inc | 低カロリー脂肪代替物 |
JP2003213290A (ja) * | 2002-01-25 | 2003-07-30 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 二重乳化油脂組成物およびその製造法 |
EP1516662A1 (de) * | 2003-08-28 | 2005-03-23 | Mibelle AG | Zubereitung bestehend aus mindestens zwei Nanoemulsionen |
JP2019170214A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 株式会社明治 | 二重乳化油脂組成物及びその製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5816736A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-01-31 | Hitachi Cable Ltd | 金属管の波付け加工方法 |
JPS58152445A (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-10 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 多相エマルジヨン型油脂組成物 |
JPS59216628A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-06 | Kao Corp | 二重乳化油脂組成物 |
JPS6091940A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-23 | Yoshihara Seiyu Kk | 固型調理用油脂製品 |
-
1985
- 1985-07-13 JP JP60153350A patent/JPS6214744A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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